JPS621162B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS621162B2 JPS621162B2 JP54004584A JP458479A JPS621162B2 JP S621162 B2 JPS621162 B2 JP S621162B2 JP 54004584 A JP54004584 A JP 54004584A JP 458479 A JP458479 A JP 458479A JP S621162 B2 JPS621162 B2 JP S621162B2
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- JP
- Japan
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- temperature
- flow rate
- spray
- steam
- attemperator
- Prior art date
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- Expired
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- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 43
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 23
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ボイラの蒸気温度制御装置に係り、
スプレ流量と給水流量との比率を一定にする制御
に関するものである。
スプレ流量と給水流量との比率を一定にする制御
に関するものである。
従来、スプレ流量／給水流量の比率一定制御と
して、第１図に示すごとく、スプレ入口蒸気温度
を制御している調節器に、給水流量に対するスプ
レ流量の比率が一定になる様な制御信号を加える
方式が用いられている。
して、第１図に示すごとく、スプレ入口蒸気温度
を制御している調節器に、給水流量に対するスプ
レ流量の比率が一定になる様な制御信号を加える
方式が用いられている。
第１図では１に給水を示し、加熱された蒸気が
減温器２にてスプレにより減温され過熱器３に至
る。調節器７は過熱器出口温度検出器６の出力に
基づいて補正した設定値と減温器出口温度検出器
５の出力とが一致するようにスプレ弁１０を制御
してスプレ流量を定めるが、減温器入口の温度は
調節器９から出力する制御信号８により制御さ
れ、さらに調節器９には減温器入口の温度設定値
を給水流量と一定の比率のスプレ量で丁度減温器
出口温度が設定値に一致するような値にする比率
一定制御信号１１が与えられるので、結局スプレ
弁１０により制御されるスプレ流量と給水流量と
の比率は一定にされる。第２図に示したのは、制
御信号８により減温器２の前段に設けた減温器２
１のスプレ流量を制御するスプレ弁３４の開度を
制御する例を示したもので、この場合３は３次過
熱器、３２は２次過熱器、３３は１次過熱器、２
は第２段減温器、２１は第１段減温器と呼ばれ、
４１は２次過熱器入口温度検出器、４２は２次過
熱器出口温度検出器である。第３図において、ス
プレ弁１０により制御されるスプレ流量と給水流
量の比率は、比率一定制御信号１１′を、２次過
熱器出口温度（＝第２段スプレの入口温度）制御
を行なう調節器９に加えている。
減温器２にてスプレにより減温され過熱器３に至
る。調節器７は過熱器出口温度検出器６の出力に
基づいて補正した設定値と減温器出口温度検出器
５の出力とが一致するようにスプレ弁１０を制御
してスプレ流量を定めるが、減温器入口の温度は
調節器９から出力する制御信号８により制御さ
れ、さらに調節器９には減温器入口の温度設定値
を給水流量と一定の比率のスプレ量で丁度減温器
出口温度が設定値に一致するような値にする比率
一定制御信号１１が与えられるので、結局スプレ
弁１０により制御されるスプレ流量と給水流量と
の比率は一定にされる。第２図に示したのは、制
御信号８により減温器２の前段に設けた減温器２
１のスプレ流量を制御するスプレ弁３４の開度を
制御する例を示したもので、この場合３は３次過
熱器、３２は２次過熱器、３３は１次過熱器、２
は第２段減温器、２１は第１段減温器と呼ばれ、
４１は２次過熱器入口温度検出器、４２は２次過
熱器出口温度検出器である。第３図において、ス
プレ弁１０により制御されるスプレ流量と給水流
量の比率は、比率一定制御信号１１′を、２次過
熱器出口温度（＝第２段スプレの入口温度）制御
を行なう調節器９に加えている。
以上のようなスプレ流量の制御方式では給水流
量に対するスプレ流量の比率を一定にする目的
で、スプレより上流側の蒸気温度を制御するため
に、スプレ流量／給水流量の比率が一定になるま
でスプレ上流の蒸気温度は変動し、この結果スプ
レ量が再度変動しこの変動から比率一定制御信号
が変化し、スプレ上流の蒸気温度が変動すること
を繰り返すための温度の収束が遅いという欠点が
あつた。
量に対するスプレ流量の比率を一定にする目的
で、スプレより上流側の蒸気温度を制御するため
に、スプレ流量／給水流量の比率が一定になるま
でスプレ上流の蒸気温度は変動し、この結果スプ
レ量が再度変動しこの変動から比率一定制御信号
が変化し、スプレ上流の蒸気温度が変動すること
を繰り返すための温度の収束が遅いという欠点が
あつた。
本発明の目的は、給水流量に対するスプレ流量
の比率を一定に制御するに際してすみやかに系が
静定するような制御装置を提供するにある。
の比率を一定に制御するに際してすみやかに系が
静定するような制御装置を提供するにある。
本発明は、第３図に示すごとくスプレ流量／給
水流量比率を一定に制御する信号１１′を、比率
一定にするスプレより下流の温度を制御している
調節器７に加えることによつて、スプレ入口蒸気
温度に対する外乱をあたえることなく、スプレ流
量／給水流量比率を一定に制御するようにしたも
のである。
水流量比率を一定に制御する信号１１′を、比率
一定にするスプレより下流の温度を制御している
調節器７に加えることによつて、スプレ入口蒸気
温度に対する外乱をあたえることなく、スプレ流
量／給水流量比率を一定に制御するようにしたも
のである。
以下、本発明の一実施例を第４図によつて説明
する。第４図において、スプレ流量調節器７は、
スプレ次段の過熱器３の出口蒸気温度を設定する
設定器４５、この設定値と検出値の差を算出する
演算器５０、この偏差を比例積分演算を施すPI制
御器４６、過熱器３の入口温度を設定する設定器
４４、この入口温度設定値に先のPI制御器の出力
を補正値として加算する加算器４７、補正された
設定値と過熱器入口温度検出器６の検出値との差
を算出する減算器４９、及びこの偏差に比例積分
演算を施してスプレ流量調節弁７を制御するPI制
御器４８から成る。したがつてこの制御装置は減
温器２の次段の過熱器出口蒸気温度を制御してい
る。スプレ流量／給水流量の比率は各負荷帯にお
ける減温器の前後の温度差を、予め決めた値に制
御すれば一定に保つことができる。そこで減温器
２の前後の温度差が減算器４０で算出され、温度
差を設定する設定器４２の出力と温度差の算出値
との偏差が減算器４１にて算出され、さらに積分
器４３により積分されて比率一定制御信号１１′
とされる。この比率一定制御信号１１′は先の演
算器５０に加えられるので、スプレ次段の温度設
定値はスプレ流量／給水流量の比率が一定になる
まで修正されて、系はすみやかに静定する。
する。第４図において、スプレ流量調節器７は、
スプレ次段の過熱器３の出口蒸気温度を設定する
設定器４５、この設定値と検出値の差を算出する
演算器５０、この偏差を比例積分演算を施すPI制
御器４６、過熱器３の入口温度を設定する設定器
４４、この入口温度設定値に先のPI制御器の出力
を補正値として加算する加算器４７、補正された
設定値と過熱器入口温度検出器６の検出値との差
を算出する減算器４９、及びこの偏差に比例積分
演算を施してスプレ流量調節弁７を制御するPI制
御器４８から成る。したがつてこの制御装置は減
温器２の次段の過熱器出口蒸気温度を制御してい
る。スプレ流量／給水流量の比率は各負荷帯にお
ける減温器の前後の温度差を、予め決めた値に制
御すれば一定に保つことができる。そこで減温器
２の前後の温度差が減算器４０で算出され、温度
差を設定する設定器４２の出力と温度差の算出値
との偏差が減算器４１にて算出され、さらに積分
器４３により積分されて比率一定制御信号１１′
とされる。この比率一定制御信号１１′は先の演
算器５０に加えられるので、スプレ次段の温度設
定値はスプレ流量／給水流量の比率が一定になる
まで修正されて、系はすみやかに静定する。
以上の本発明の一実施例について、スプレ流
量／給水流量比率一定制御信号１１′は、減温器
前後の温度差とその設定値の偏差の積分信号を用
いたが、それと同等の効果のある信号、例えば、
実スプレ流量とその設定値の偏差の積分信号や、
スプレ弁開度とその設定値の積分信号、あるいは
それぞれの比例積分信号などであつても、同様の
効果を得られることは、もちろんである。
量／給水流量比率一定制御信号１１′は、減温器
前後の温度差とその設定値の偏差の積分信号を用
いたが、それと同等の効果のある信号、例えば、
実スプレ流量とその設定値の偏差の積分信号や、
スプレ弁開度とその設定値の積分信号、あるいは
それぞれの比例積分信号などであつても、同様の
効果を得られることは、もちろんである。
第５図は本発明の他の実施例を示すもので、第
４図と同一部分は同一符号で示す。第４図と異な
るのは、スプレ制御系は、スプレ出口温度を制御
している点と、これに伴つてスプレ流量／給水流
量比率一定制御信号１１は、スプレ流量調節器７
のうち、演算器６０に加えられている点である。
この場合も、本発明の一実施例でのべた様に、ス
プレ流量／給水流量比率一定制御信号１１は、ス
プレ前後の温度差とその設定値の積分信号と同等
の効果のある信号であればよい。
４図と同一部分は同一符号で示す。第４図と異な
るのは、スプレ制御系は、スプレ出口温度を制御
している点と、これに伴つてスプレ流量／給水流
量比率一定制御信号１１は、スプレ流量調節器７
のうち、演算器６０に加えられている点である。
この場合も、本発明の一実施例でのべた様に、ス
プレ流量／給水流量比率一定制御信号１１は、ス
プレ前後の温度差とその設定値の積分信号と同等
の効果のある信号であればよい。
本発明によれば、給水流量に対するスプレ流量
の比率を一定に制御するに際して、系がすみやか
に静定するように制御することができる。
の比率を一定に制御するに際して、系がすみやか
に静定するように制御することができる。
第１図は、スプレ流量／給水流量の比率一定制
御を行う場合、従来用いられてきた方法の原理を
示す図、第２図はその具体例、第３図は本発明の
動作原理を示す系統図、第４図は本発明の一実施
例を示す図、第５図は本発明の他の実施例を示す
図である。 １……給水流量、２……減温器、３……過熱
器、４……スプレ入口蒸気温度検出器、４０……
減算器、４１……減算器、４２……スプレ前後温
度差設定器、４３……積分器、４４……減温器出
口蒸気温度設定器、４５……過熱器出口蒸気温度
設定器、４６……PI制御器、４７……加算器、４
８……PI制御器、４９……減算器、５０……演算
器。
御を行う場合、従来用いられてきた方法の原理を
示す図、第２図はその具体例、第３図は本発明の
動作原理を示す系統図、第４図は本発明の一実施
例を示す図、第５図は本発明の他の実施例を示す
図である。 １……給水流量、２……減温器、３……過熱
器、４……スプレ入口蒸気温度検出器、４０……
減算器、４１……減算器、４２……スプレ前後温
度差設定器、４３……積分器、４４……減温器出
口蒸気温度設定器、４５……過熱器出口蒸気温度
設定器、４６……PI制御器、４７……加算器、４
８……PI制御器、４９……減算器、５０……演算
器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 給水にスプレ水を注入する減温器と減温器か
らの蒸気を過熱する過熱器とが直列に配置されて
過熱器からタービンへの供給蒸気を得るボイラの
蒸気温度制御装置において、減温器の出口側温度
を設定温度に制御する調節器を設けて該調節器の
出力により前記減温器に注入するスプレ水の流量
を制御するとともに、前記減温器の入口蒸気温度
と出口蒸気温度の温度差と、その設定温度差との
偏差の積分信号によつて前記減温器の設定温度を
修正することを特徴とするボイラの蒸気温度制御
装置。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載のボイラの蒸気
温度制御装置において、減温器の出口側温度を減
温器の出口における温度としたことを特徴とする
ボイラの蒸気温度制御装置。 ３ 特許請求の範囲第１項に記載のボイラの蒸気
温度制御装置において、減温器の出口側温度を過
熱器の出口における温度としたことを特徴とする
ボイラの蒸気温度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP458479A JPS5596808A (en) | 1979-01-17 | 1979-01-17 | Boiler steam temperature controller |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP458479A JPS5596808A (en) | 1979-01-17 | 1979-01-17 | Boiler steam temperature controller |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5596808A JPS5596808A (en) | 1980-07-23 |
| JPS621162B2 true JPS621162B2 (ja) | 1987-01-12 |
Family
ID=11588080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP458479A Granted JPS5596808A (en) | 1979-01-17 | 1979-01-17 | Boiler steam temperature controller |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5596808A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4854422B2 (ja) * | 2006-07-31 | 2012-01-18 | バブコック日立株式会社 | 貫流型排熱回収ボイラの制御方法 |
| JP5276973B2 (ja) * | 2008-12-24 | 2013-08-28 | バブコック日立株式会社 | 貫流式排熱回収ボイラ |
| JP6813289B2 (ja) * | 2016-06-23 | 2021-01-13 | 株式会社東芝 | 蒸気温度制御装置、蒸気温度制御方法、および発電システム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4962801A (ja) * | 1972-10-14 | 1974-06-18 |
-
1979
- 1979-01-17 JP JP458479A patent/JPS5596808A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4962801A (ja) * | 1972-10-14 | 1974-06-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5596808A (en) | 1980-07-23 |
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