JPS6211347Y2 - - Google Patents

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JPS6211347Y2
JPS6211347Y2 JP2289878U JP2289878U JPS6211347Y2 JP S6211347 Y2 JPS6211347 Y2 JP S6211347Y2 JP 2289878 U JP2289878 U JP 2289878U JP 2289878 U JP2289878 U JP 2289878U JP S6211347 Y2 JPS6211347 Y2 JP S6211347Y2
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JP
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control valve
compressor
suction control
load
pressure
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JP2289878U
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【考案の詳細な説明】 本考案は圧縮機の負荷装置に関する。
一般にターボ圧縮機やスクリユー圧縮機におい
ては、起動時に要する馬力を少なくするために圧
縮機を無負荷状態にして起動させるようにしてい
る。
このため通常運転に至る前に負荷運転に切換え
る必要がある。
ところが、無負荷状態を得るために圧縮空気を
作動流体とし常時閉塞型の吸入制御弁と常時開放
型の放風制御弁とが設けられた圧縮機では、他に
空気源のない新工場に回転式圧縮機を設置するよ
うな場合等、他の用途の圧縮空気がないと、無負
荷状態にして起動しても負荷状態に切換ることが
できない。
このため他の用途に必要な圧縮空気も含めて
400W以上の圧縮機を別途設置して上記圧縮機に
所定の負荷を荷すようにしている。
すなわち第1図に示すように、圧縮機1の吸込
側管路2中に圧縮空気を作動流体とし、常時閉塞
型の吸入制御弁3を接続し、同吐出側管路4には
管路5が接続され、この管路5には圧縮空気を作
動流体とし常時開放型の放風制御弁6が接続され
ており、前記吸入制御弁3の作動部7および放風
制御弁6の作動部8には逆止弁9、ソレノイドバ
ルブ10を介し管路11が接続されている。
前記管路11のソレノイドバルブ10より上流
側に無負荷状態で起動後、負荷状態に切換えるた
めに必要な圧縮空気を供給する小型の圧縮機12
が逆止弁13を介し接続されている。14は吸入
フイルタである。
そして上記圧縮機1の無負荷起動(吸入制御弁
3を閉、放風制御弁6を開)後負荷を荷すには、
小型圧縮機12を起動し、ソレノイドバルブ10
を励磁して圧縮空気を吸入制御弁3および放風制
御弁6の各作動部7,8に送ることにより吸入制
御弁3を開、放風制御弁6を閉とし、圧縮機1に
負荷を荷す。
前記のようにして負荷を与えたのち、圧縮機1
自体の吐出圧力を管路11で導いて各作動部7,
8をそれぞれ開と閉に保ち、不必要となつた小型
圧縮機12は停止した状態で連続負荷運転に入
る。
このように別途設けた小型圧縮機12によつて
圧縮された空気を用いて負荷状態に切換るのであ
るが、このために必要な圧縮空気の容量は、吸入
制御弁3および放風制御弁6の各作動部7,8の
容量(通常各10程度)の合計であり、かなりの
容量となる。
特に、前記吸入制御弁3および放風制御弁6に
ポジシヨナ等が附帯されている場合などでは作動
流体の必要量が多く、しかも常時流下させた状態
とする必要があり、小型圧縮機12の容量は50
/min程度の大きさのものが必要であり、した
がつてこれに応じて400Wの圧縮機が必要とな
る。
本考案は上記の点に鑑み、従来、無負荷状態か
ら負荷状態への切換えのための圧縮空気を得るの
に用いられていた400W以上の大容量の圧縮機の
附設を不要とし、僅か40W程度のきわめて小型の
もので十分に無負荷起動後に負荷を与え得るよう
にした圧縮機の負荷装置を提供しようとするもの
で、無負荷運転状態と負荷運転状態とを切換る圧
縮流体作動式の常時開放型放風制御弁と常時閉塞
型吸入制御弁とを具えた圧縮機において、圧縮機
の吸入制御弁の作動部と吐出側管路とを結ぶ配管
系を形成し、前記吸入制御弁の作動部に至る前記
配管系に多方電磁弁を介挿し、この多方電磁弁の
前記吸入制御弁の作動部にのみ連通する弁路に前
記配管系と分岐させて蓄圧タンクおよびこれに蓄
圧させ前記吸入制御弁を負荷運転状態に切換える
ための作動流体を供給する小型の圧縮機を直列的
に接続する一方、前記放風制御弁の作動部に負荷
運転状態とされた圧縮機からの圧縮流体の一部を
供給する配管を接続したことを特徴とするもので
ある。
以下本考案の実施例を添付図面を参照し、前記
第1図と共通する部分には同一符号を付して説明
する。
本考案による圧縮機の負荷装置は、第2図に示
すように、吸入制御弁3の作動部7に圧縮空気を
導入する管路15中に三方電磁弁16が介挿さ
れ、この電磁弁16の残りの一方には、この管路
15と分岐してこの吸入制御弁3の作動部7にの
み連通するよう蓄圧タンク17と小型の圧縮機1
8が接続されている。この小型の圧縮機18は蓄
圧タンク17に蓄圧し得る程度の容量、例えば
40Wのものでよい。なお、他の構成は第1図のも
のと同様である。
このような圧縮機の負荷装置で、吸入制御弁3
が全閉で放風制御弁6が全開の無負荷状態から負
荷状態に切換るには、予め小型の圧縮機18を運
転し、蓄圧タンク17に圧力P2を保つておく。そ
して、圧縮機1を無負荷起動後、三方電磁弁16
を励磁して管路15と作動部7とが連通していた
状態から管路15を遮断しタンク17と吸入制御
弁3の作動部7のみが連通するようにする。
すると、蓄圧タンク17から前記作動部7に圧
縮空気が導入され、吸入制御弁3が開く方向に動
かされる。この場合、蓄圧タンク17から与えら
れる圧縮空気が吸入制御弁3を所定の開度、例え
ば半開とするのに充分な圧力と容量であり、かつ
放風制御弁6のCv値が必要以上に大きくなれば
圧縮機1は部分負荷状態となり、その吐出圧力は
吸入制御弁3や放風制御弁6をそれぞれ全閉から
全開あるいは全開から全閉に切換るのに必要な
2.033ata以上になることから蓄圧タンク17の容
量や放風制御弁6のCv値がこのように設定して
ある。
したがつて、吸入制御弁3の作動部7に蓄圧タ
ンク17から圧縮空気が供給され吸入制御弁3が
所定の開度あけられた圧縮機1の部分負荷状態が
得られたのち、ソレノイドバルブ10を励磁して
管路15を大気に開放していた状態から吐出側管
路4と管路15のみが連通する状態とし放風制御
弁6の作動部8に圧縮機1の吐出圧力を導入する
ことで放風制御弁6を閉じるとともに、三方電磁
弁16を消磁して管路15と作動部7のみが連通
する状態にもどし、圧縮機1の吐出圧力を吸入制
御弁3の作動部7に導くことにより吸入制御弁3
を所定開度から全開状態とし、圧縮機1を正常負
荷運転とする。
この場合、吸入制御弁3の作動部7の容量V1
(ダイヤフラム、アクチエータであると約10)、
吸入制御弁3を全開にするための必要圧力p1(通
常2.033ata)、蓄圧タンク17の容量v2、圧力p2
とするとき、三方電磁弁16が励磁され、蓄圧タ
ンク17と吸入制御弁3の作動部7が連通されて
いるときの供給された空気の圧力pは、次式で与
えられる。
p=v×p/v+v(ata) したがつて、この圧力pがp≧0.7p1となれば
吸入制御弁3を所定の開度のひとつである半開状
態として圧縮機1を部分負荷状態にでき、圧縮機
1の吐出圧力を2.033ata以上とすることができる
のでこの圧力を用いて正常負荷状態に切換ること
ができるのである。
なお、無負荷運転状態、即ち常時閉塞型吸入制
御弁が閉塞している状態で運転する場合に、サー
ジングの発生が心配されるが、通常、サージング
は吐出圧力/吸入圧力=△Pの値が大きい場合に
生ずることが知られており、本考案のように常時
開放型放風制御弁が全開で吐出圧力が大気圧程度
と低く、吸入圧力も弁体の隙間等から完全に密封
状態とならず高真空状態となり得ないことから△
Pの値は小さくサージングに到ることがない。ま
た、本考案のように無負荷運転状態を継続するこ
とを目的とせず、ごく短時間で負荷運転状態に切
換る場合には、サージングの発生を問題にするま
でもない。
第3図は第2図の変形例で、吸入制御弁3にポ
ジシヨナ20を設け、かつ作動部7をダイヤフラ
ムで構成した場合であり、第4図は三方電磁弁1
6と蓄圧タンク17との間にニードルバルブ19
またはスピードコントローラを介挿したもので、
吸入制御弁3の開く速度を制御し、負荷時にハン
チング等の発生を防止するよう考慮した場合を示
している。
いずれにおいても本考案は、圧縮機の吸入制御
弁の作動部と吐出側管路とを結ぶ配管系を有し、
前記吸入制御弁の作動部に至る前記配管系に多方
電磁弁を介挿し、この電磁弁に分岐して蓄圧タン
クおよびこれに蓄圧される小型の圧縮機を直列的
に接続し、無負荷起動後、負荷運転に切換る場合
に、吸入制御弁の作動部のみに蓄圧タンクから圧
縮空気を導入して部分負荷状態を得るようにした
ので、従来のように吸入制御弁と放風制御弁とを
同時に動作させてターボ圧縮機やスクリユー圧縮
機に負荷を荷すために400Wもの圧縮機を別途必
要としていたのに対し、40W程度のきわめて小型
の圧縮機を用いれば足りるものとなり、したがつ
て装置を著しく安価に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の負荷装置の回路構成図、第2図
は本考案による負荷装置の一実施例を示す回路構
成図、第3図および第4図は同他の変形例を示す
回路構成図である。 1……圧縮機、3……吸入制御弁、6……放風
制御弁、7,8……作動部、10……ソレノイド
バルブ、16……三方電磁弁、17……蓄圧タン
ク、18……小型の圧縮機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無負荷運転状態と負荷運転状態とを切換る圧縮
    流体作動式の常時開放型放風制御弁と常時閉塞型
    吸入制御弁とを具えた圧縮機において、圧縮機の
    吸入制御弁の作動部と吐出側管路とを結ぶ配管系
    を形成し、前記吸入制御弁の作動部に至る前記配
    管系に多方電磁弁を介挿し、この多方電磁弁の前
    記吸入制御弁の作動部にのみ連通する弁路に前記
    配管系と分岐させて蓄圧タンクおよびこれに蓄圧
    させ前記吸入制御弁を負荷運転状態に切換えるた
    めの作動流体を供給する小型の圧縮機を直列的に
    接続する一方、前記放風制御弁の作動部に負荷運
    転状態とされた圧縮機からの圧縮流体の一部を供
    給する配管を接続したことを特徴とする圧縮機の
    負荷装置。
JP2289878U 1978-02-23 1978-02-23 Expired JPS6211347Y2 (ja)

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JPS54126204U JPS54126204U (ja) 1979-09-03
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CN104235043B (zh) * 2013-06-19 2016-08-10 株式会社神户制钢所 压缩装置
JP2015014260A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 株式会社Ihi ターボ圧縮機の放風制御弁開閉装置

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JPS54126204U (ja) 1979-09-03

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