JPS6114638Y2 - - Google Patents

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JPS6114638Y2
JPS6114638Y2 JP14785876U JP14785876U JPS6114638Y2 JP S6114638 Y2 JPS6114638 Y2 JP S6114638Y2 JP 14785876 U JP14785876 U JP 14785876U JP 14785876 U JP14785876 U JP 14785876U JP S6114638 Y2 JPS6114638 Y2 JP S6114638Y2
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JP
Japan
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rotary compressor
control valve
suction
actuator
chamber
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JP14785876U
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JPS5364316U (ja
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転式圧縮機の起動負荷軽減装置に
関する。
従来、ターボ圧縮機等の回転式圧縮機(本願中
「回転式圧縮機」は「往復式圧縮機」に対する意
味で用いる。)を無負荷起動するには、無負荷起
動後負荷をかける必要があり、そのために操作用
空気を必要とするが、例えば他に空気源のない新
設工場に回転式圧縮機を配置したような場合、別
に小型の圧縮機を用意したり、あるいはガスボン
ベを用いるなどして無負荷から負荷への補助をす
るようにしている。そのため空気源のない場所に
おける起動が容易でないものとなる。
本考案は前記の点に鑑み、回転式圧縮機の起動
時に何ら附帯機器を用いることなく無負荷起動後
負荷を与えることができるようにした回転式圧縮
機の起動負荷軽減装置を提供することを目的とし
てなされたものであつて、回転式圧縮機の吸入側
配管系に介装される吸入制御弁の背後の負圧を利
用して回転式圧縮機を無負荷状態から負荷状態に
し得るようにしたものである。
以下本考案を添附図面に示す実施例を参照して
説明する。
図において1は回転式圧縮機を示し、この圧縮
機1の吸入側と吸入フイルタ2との間の配管3中
には吸入制御弁4が接続され、同吐出側の配管5
中には放風制御弁6が接続されている。なお前記
吸入制御弁4および放風制御弁6は空気圧アクチ
ユエータA,Bにより開閉される構造のものが用
いられ、吸入制御弁4は空気圧のないとき閉とな
り、放風制御弁6は同開となるものである。
前記吸入制御弁4を開閉するダイヤフラムやピ
ストンのような作動仕切板7は、シリンダ9内を
一方の室13と他方の室19に分ける。また、前
記放風制御弁6を開閉する同様の作動仕切板8
は、シリンダ10内を一方の室14と他方の室2
0に分ける。シリンダ9,10の一方の室13,
14どうしは、配管15で連通される。また、こ
の配管15と前記吸入制御弁4の下流側との間に
負圧力源としてのタンク16が接続され、このタ
ンク16の前後には電磁弁17,18が介装され
ている。11,12は復帰ばねで図示の反対側に
設けて伸張したものが復元する使い方でもよく、
他方ダイアフラムの場合は不要である。さらに、
前記シリンダ9,10の前記した他方の室19,
20は配管21で連通され、この配管21中には
電磁弁22,23が介装され、この電磁弁22,
23間と前記回転式圧縮機1の吐出側の配管5と
は配管24で連通されている。25は逆止弁を示
す。
つぎに上記実施例の作用について説明する。
回転式圧縮機1の起動前および起動中は、電磁
弁17,18,22,23はすべて非励磁で閉で
あり、また吸入制御弁4は閉、放風制御弁6は開
の状態にあつて、回転式圧縮機1は無負荷の状態
にある。すなわち、吸入制御弁4を閉とすること
により、回転式圧縮機1への空気の流入が遮断さ
れて、起動負荷が軽減される。また、このとき放
風制御弁6を開とすることにより、配管3,5や
回転式圧縮機1内に溜まつていた空気が排出され
て、起動負荷がより軽減される。
回転式圧縮機1の起動完了後においては、電磁
弁18を励磁して開とすると、吸入制御弁4の後
流側には0.1〜0.3ata程度の負圧が生ずるので、
タンク16は同程度の負圧を溜める。その後電磁
弁18を非励磁として閉とし、ついで電磁弁17
を励磁して吸入制御弁4および放風制御弁6の各
シリンダ9,10の前記した一方の室13,14
を連通状態として空気を抜く。これにより、シリ
ンダ9内の作動仕切7はばね11(ダイヤフラム
の場合はそれ自身の復元力)に抗して押し下げら
れ、吸入制御弁4を開方向に駆動する。これによ
り、回転式圧縮機1の吐出側に圧力が生じる。ま
た、シリンダ10内の作動仕切板8はばね12
(ダイヤフラムの場合はそれ自身の復元力)に抗
して押し下げられ、放風制御弁6を閉方向に駆動
する。なおこの場合、吸入制御弁4は急激には全
開とならず、また放風制御弁6も完全には閉とは
ならないが、吸入制御弁4が少しでも開けば空気
は流れるので、回転式圧縮機1の吐出側には圧力
が発生することになる。
ついで電磁弁22,23をともに励磁させ、生
じた圧力を吸入制御弁4および放風制御弁6の各
シリンダ9,10の他方の室19,20に連通さ
せ、吸入制御弁4および放風制御弁6が回転式圧
縮機の吐出側圧力によつて開閉されるようにす
る。その後においては電磁弁17は非励磁とし、
一方の室13,14は大気に連通させておく。な
お、ターボ圧縮機等の非容積形の場合は、放風制
御弁6はサージング防止用にも兼用することがで
きる。
上述のように前記吸入制御弁4および放風制御
弁6を開閉させるアクチユエータはピストン弁構
造に限らず、他にダイアフラム式の弁であつても
実施可能であり、また電磁弁17,18,22,
23の励磁タイミングのとり方あるいは吸入配管
系の容量によつてはタンク16を省略することも
できる。なお、各電磁弁とも他の方式の弁と代替
させることもできる。
以上のように本考案によれば、吸入制御弁の背
後の負圧を利用して回転式圧縮機を別途小型コン
プレツサやガスボンベ等の空気源がなくともこれ
らを必要とせずに無負荷状態から負荷状態として
起動させることができるので、該設備のない場所
であつても回転式圧縮機を容易に起動することが
できる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す回路構成図であ
る。 1……回転式圧縮機、2……吸入フイルタ、4
……吸入制御弁、6……放風制御弁、7,8……
ピストン、9,10……シリンダ、11,12…
…復帰ばね、13,14……一方の室、16……
タンク、17,18,22,23……電磁弁、1
9,20……他方の室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転式圧縮機の吸入側配管系にあつて第1の空
    気圧アクチユエータで開閉される吸入制御弁と、 前記第1のアクチユエータの作動仕切弁で仕切
    られた他方の室と前記回転式圧縮機の吐出側とを
    連通させる配管系と、 前記第1のアクチユエータの作動仕切板で仕切
    られた一方の室を前記吸入制御弁と前記回転式圧
    縮機の吸入側との間に連通する第1の配管系と、 前記回転式圧縮機の吐出側配管系にあつて第2
    の空気圧アクチユエータで開閉される放風制御弁
    と、 前記第2のアクチユエータの作動仕切板で仕切
    られた他方の室と前記回転式圧縮機の吐出側とを
    連通させる配管系と、 前記第2のアクチユエータの作動仕切板で仕切
    られた一方の室を前記吸入制御弁と前記回転式圧
    縮機の吸入側との間に連通する第2の配管系と、 前記第1、第2の配管系に介挿されて前記回転
    式圧縮機の吸入側配管系の圧力を保持する弁機構
    と、 からなり、 前記第1のアクチユエータが、空気圧の作用し
    ていないとき前記吸入制御弁を閉じ、他方の室が
    加圧されているときまたは一方の室が減圧されて
    いるとき前記吸入制御弁を開くように構成され、 前記第2のアクチユエータが空気圧の作用して
    いないとき前記放風制御弁を開き、他方の室が加
    圧されているときまたは一方の室が減圧されてい
    るとき前記放風制御弁を閉じるように構成されて
    おり、 前記弁機構が、前記回転式圧縮機の無負荷起動
    時にこの回転式圧縮機の吸入側の負圧を一旦保持
    し、この保持された負圧を前記第1、第2のアク
    チユエータの各一方の室に供給して負荷運転に切
    換えるように制御されるものであることを特徴と
    する回転式圧縮機の起動負荷軽減装置。
JP14785876U 1976-11-02 1976-11-02 Expired JPS6114638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14785876U JPS6114638Y2 (ja) 1976-11-02 1976-11-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14785876U JPS6114638Y2 (ja) 1976-11-02 1976-11-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5364316U JPS5364316U (ja) 1978-05-30
JPS6114638Y2 true JPS6114638Y2 (ja) 1986-05-07

Family

ID=28756264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14785876U Expired JPS6114638Y2 (ja) 1976-11-02 1976-11-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015014260A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 株式会社Ihi ターボ圧縮機の放風制御弁開閉装置

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Publication number Publication date
JPS5364316U (ja) 1978-05-30

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