JPS62112666A - 優れた放射線硬化性塗料 - Google Patents

優れた放射線硬化性塗料

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JPS62112666A
JPS62112666A JP24793885A JP24793885A JPS62112666A JP S62112666 A JPS62112666 A JP S62112666A JP 24793885 A JP24793885 A JP 24793885A JP 24793885 A JP24793885 A JP 24793885A JP S62112666 A JPS62112666 A JP S62112666A
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JP
Japan
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group
polymer
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radiation
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Application number
JP24793885A
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English (en)
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孝志 宇加地
啓一 別所
羽賀 桂一
松村 喜雄
ロバート イー.アンセル
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JSR Corp
DeSoto Inc
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
DeSoto Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、放射線硬化性塗料に関し、特に磁性粉を混合
して、磁気テープ、磁気ディスク等の磁気記録媒体をg
Jl′lXLする際に使用される磁性塗料として好適に
用いられる放射線硬化性塗料に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、磁気記録媒体は、ポリエステルフィルムなどの
支持体上に、磁性粉、重合体、溶剤および各種の添加剤
からなる磁性塗料を塗布して磁性層を形成したものであ
る。
近年、上記磁性塗料の71!4整に用いる重合体として
アクリル系二重結合を有する放射線硬化性重合体を用い
、これを磁性粉、溶剤等と共に混合した磁性塗料の塗膜
を放射線照射によって硬化する方法が知られている。
特開昭58−32617号公報には、ポリエステル分子
部分にスルホン酸金属塩を全カルボン酸成分に対し約0
.2〜30モル%含有しそして該分子部分がウレタン結
合を介して鎖延長された、分子両末端に二重結合を有す
る実質的に線状の且つ分子量約1万〜5万のポリエステ
ルポリウレタン樹脂から成る電子線硬化性樹脂が記載さ
れている。
上記のとおり、特開昭58−32617号公報に記載の
If Ill’lはポリエステルポリウレタン樹脂の分
子末端に二重結合を有している。
また、特開昭Go−120765号公報には、鎖伸艮削
の少なくとも一部としてポリヒドロキシポリカルボン酸
及び/又はポリヒドロキシスルホンPI2金属塩を用い
て得られ且つ重合irf能な二重結合を持つ末端基を2
ヶ以上有する不飽和ポリウレタン樹脂を放射線硬化性重
合体とする磁性塗料が開示されている。
特開昭60−120765号公報に開示された上記不飽
和ポリウレタン!Jf脂は、上記のとおり、鎖伸艮剤の
少なくとも一部とてしポリヒドロキシポリカルボン酸及
び/又はポリヒドロキシスルホン![1!金属塩を用い
ているため、ウレタン結合を介してカルボン酸成分及V
/又はスルホン酸金属塩成分を分子鎖内に有し、かつ分
子末端に重合性の二重結合を有している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記の如き従来の放射線硬化性重合体は、そ
れを用いて磁気記録媒体を製造すると、実用耐久性や電
磁変換特性において十分に満足しうるちのを与え難いと
いう解決されるべき問題点を有していた。
その理由は詳らかではないが、本発明者が本発明との関
連において考察すれば、使用する放射線硬化性重合体全
体としての分子構造、特に重合体二重結合の分布に起因
するものと考えられる。すなわち、重合性二重結合を分
子鎖中に側鎖状に導入することによって適度な硬化フィ
ルム特性を実現することが可能となり、実用耐久性にす
ぐれた磁気記録媒体を得ることができるばかりではなく
、jllll ffl状に分布する二重結合を導入する
ことによってすぐれた磁性粉分散性能を実現することが
でき、電磁変換特性にすぐれた磁気記録媒体を得ること
ができる。
それ故、本発明の目的は新規な放射線硬化性重合体を含
有して成る放射線硬化性塗料を提供することにある。
本発明の他の目的は、実用耐久性および電磁変換性特性
の優れた磁気記録媒体を与える放射線硬化性塗料を提供
することにある。
本発明のさらに他の目的は、磁性粉充填率が高く且つ表
面平滑性に優れた磁気記録媒体を与える放射線硬化性塗
料を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、増加したポットライフを有
ししかも実用耐久性の優れた磁気記録媒体を与え、のみ
ならず磁気記録媒体の製造工程の簡略化、磁性塗料を硬
化するためのエネルギー?)°1費の低減等を達成する
放射線硬化性塗料を提供rることにある。
本発明のさらに他の目的および利点は、以下の説明から
明らかとなろう。
〔問題点を解決するための手段および作用〕かかる本発
明の目的および利点は、本発明によれば、 下記式(1) ここでR1およびRI 1は同一でも異なってもよく、
水素原子又はメチル基であり、 R2及びR”は同一でも異なってよく、炭素数2〜8の
フルキレン基であり、R3は炭素数6〜20の2価の炭
化水素基であり、Xは下記式(1)−a ここでR″は炭素数2〜4のフルキレン基であり、R3
の定義は上記に同じであり mおよび田′は互に独立に1〜30の数である、で表わ
される単位、下記式(1)−b ここでR5は炭素数2〜4のフルキレン基であり、R3
の定義は上記に同じであり Mはアルカリ金属であり、 口および1は互に独立に1〜30の数であり、pは1〜
5の数である、 で表わされるIW位、下記式(1)−c・・・(1)−
c ここで、R6は→CH2CH2O←、 ここで、ZおよびZ′は互に独立に で表わされる基であり、 R7は水素原子又はメチル基であり、 R3の定義は上記に同じであり、 qは1〜20の数である、 で表わされる単位および必要に応じて下記式%式%) ここでR’は炭素数2〜4のフルキレン基であり、R′
3の定義は上記に同じであり、rは1〜30の数である
、 で表わされるJl1位、および必要に応じて下記式・・
・(1)e ここでRgおよびR1’は互に独立に炭素数2又は3の
フルキレン基であり、R3の定義は上記に同じであり、
Sおよびtは互に独立に1〜20の数である、 で表わされる単位が任意の割合でウレタン結合を形成し
ている基である、 で表わされる重合体を放射#J[硬化性重合体成分とし
て含有する放射線硬化性塗料が提供される。
上記式(1)中、R′およI/R”は水素原子又はメチ
ル基であり、同一であっても異なっていても良い。
R2およlR21は炭素数2〜8のアルキレン基であり
、同一であっても異なっていても良い。例えばエチレン
基、1t2−又は1,3−プロピレン基、テトラメチレ
ン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメ
チレン基、オクタメチレン尤等である。1(2および[
<21としては炭素数2〜3のフルキレン基が好ましい
R’は炭素数6〜20の2価の炭化水素であり、例えば
エチレン基、プロピレン基、テトラメチレン基、ヘキサ
メチレン基、フェニレン基、シクロヘキシンン基、メチ
レンビスフェニレン基、メチレンビスシクロヘキンレン
基、または構造式等で示されるC2〜C2゜、好ましく
はC2〜C+5の2価の脂肪族、脂環式または芳香族の
基を示す。
Xは上記式(1)−aで表わされる単位、(1)−1゜
で表わされる単位、(1)cで表わされる単位及び任意
に(1)−eで表わされる単位及び/又は([)−di
r表わされる単位が任意の例会でウレタン結合を形成し
ている基を表わす。
弐N)a中、R4は炭素数2〜4のフルキレン基であり
、例えばエチレン基、1.2−又は1,3−プaピレン
基、テトラメチレン基である。又、R3の定義は上記に
同じであり、lお上びl′は互に独立に1〜3oの数で
ある。
弐N)−b中、R5は炭素数2〜4のアルキレン基であ
り、例えばエチレン基、1,2−又は1.3−プロピレ
ン基、テトラメチレン基等である。Mはアルカリ金属で
あり、例えばナトリウム、カリウムである。また、R5
の定義は上記に同じであり、+1およびlは互に独立に
1〜3oの数であり、1)は1〜5の数である。
式(1)  c中、R6は R6は→CAl2Cl1.O−咄−5 ここで、2およびZ′は互に独立に 又は C表わされる基であり、qは1〜20の数である。
また、R7は水素原子又はメチル基であり、RJの定義
は上記に同じである。
式(1)−d中のR3の定義は上記に同じであり、R8
は炭素数2〜4のフルキレン基であり、例えばエチレン
基、1.2−又は1,3−プロピレン基、テトラメチレ
ン基等である。またrは1〜30の数である。
さらに、式(I)−e中、RgおよびR10は、互に独
立に炭素数又は3のアルキレン基であり、例えばエチレ
ン基、1,2−又は1.3−プロピレン基である。また
R3の定義は上記したとおりであり、Sおよび目上圧に
独立に1〜20の数である。
本発明の放射線硬化性塗料は上記式(1)で表わされる
重合体を放射線硬化性重合体成分として含有する。次い
で本発明の放射線硬化用塗料に用いる重合体の製造方法
を、具体例を挙げて説明する。
f:IS1工程としては、下記一般式(、)で表わされ
るジオール化合物 ・・・(a) ここでR4およびlit、ill’の定義は上記式(I
)−aに同じである。
と下記一般式(b)で表わされる化合物(以下特定スル
ホン酸化合物と呼」ζ) ・・・(b) ここでRlM、n、1およびpの定義は上記式%式% および、下記一般式(C)c表わされる化合*(以ド特
定ヒドロキシル化合物と呼、「) ・・・(e) ここで、R6およびR7の定義は上記式(I)−〇に同
じである、 及び必要に応じて、下記一般式(d)で表わされる化合
物 +−(0−率R’−0,,LH・ ・ ・(d)忙 R″およびrの定義は、上記式(1)−dに同じである
、 を−Iζ記式(A) OCN−R3−NCO・ ・ ・(A>ここでR:lの
定義は上記式([)に同じである、で表わされるノイソ
シアネート化合物と反応させる。
このt51工程の反応において、ノイソシアネート化合
物を化学量論的に過剰に使用して、ウレタン結合を生成
させ且つ分子末端にインシアネート基を有する重合体を
形成する。上記第1の工程において、下記一般式(e)
で表わされる化合物・・・(e) ここで、R9、RIQ、Sおよびtの定義は上記式(r
>−eに同じである、 を−緒に用いることもでき、その場合には上記式■)−
eの単位を含む重合体を形成することかできる。
重合体中において、式(1)−a、(1)−b、(1)
−〇、(N−d、(1)−eの単位は、例えばランダム
に分布しでいる。
上記(、)式で示される化合物は通常アルキレングリコ
ールを出発原料とし該アルキレングリコールの両末端水
酸基にカプロラクトンを開環付加させることによって得
ることができる。式(、)の化合物は例えばダイセル(
株)FLからプラクセルとして市販されているので、市
販品としても入手できる。
第2の工程において、上記の如くして形成した分子末端
にインシアネート基を有する重合体に、下記式(B) CH2=CCOR20H・・・(r3)ここでR1およ
びt< ’の定義は上記式(1)に同じである、 で表わされる水酸基を有するアクリル系またはメタクリ
ル系化合物を化学量論的にほぼ当量で反応させることに
よって、分子末端に上記式(B)の単位がウレタン結合
を介して結合させることによって本発明に用いる放射線
硬化性重合体を得ることができる。
上記第1工程の反応は、通常、ナフテン酸銅、ナフテン
酸コバルト、ナフテン酸亜鉛、ラウリル酸n−ブチルス
ズ、トリエチルアミン等の触媒を用いて実施される。こ
れらの触媒は、11工程に用いる出発原料の総量100
重+i部に対して0.01〜1重量部程置部いるのが好
ましい。反応温度は、通常30〜80℃とするのが好ま
し−1゜上記第2工程の反応は、上記と同様の触媒の存
在下で実施することができる。触媒は第1工程で形成さ
れた重合体100重量部に対して好ましくは0.01〜
1重量部用いられる。
第2工程の反応は、好ましくは30〜80°Cで実施さ
れる。
上記第1および第2工程の反応は各工程生成物を単離せ
ずに、逐時的に実施することができる。
各工程の反応を実施する際には、メチルエチルケトン、
シクロヘキサ7ン、テトラヒドロ7ラン、トルエン、メ
チルイソブチルケトン、ノオキサン等の反応を阻害しな
い溶媒を必要に応じて使用することがでとる。
上記第1工程で用いられるジオール化合物(a)は、カ
プロラクトンと相当するジオールとそれ自体公知の方法
に従って反応させることにより製造することができる。
また、特定スルホン酸化合物(b)は、一般式(、d)
で示されるポリエーテルノオール化合物に相当するポリ
エーテルノオール化合物とスルホイソフタルaMとを反
応させることによって1!!!造することができる。ス
ルホイソフタル酸類としては、例えば5−ナトリウム・
スルホ−イソフタル酸、5−カリウム−スルホ−イソフ
タル酸、5−ナトリウム−スルホ−イソフタル酸無水物
、5−カリツム−スルホイソフタル酸無水物、5−ナト
リウム−スルホ−イン7タル酸ジ低級アルキル例えばツ
メチル又はツメチル、5−カリウム−スルホ−イン7タ
ル酸ノ低級アルキル例えばツメチル又はシ′エチル等を
挙げることができる。
これらの反応時の原料モル数をコントロールすることに
よって、エステル化又はエステル交換による付加重合の
重合度(式(1+)中のp)をフントロールでき、特定
スルホン酸化合物中のスルホイソフタル酸類に由来する
構成単位の含有風を決めることができる。エステル化ま
たはエステル交換による付加重合の反応温度は、通常4
0〜220 ′c、好ましくは50〜180℃である。
ニストル化反応時の触媒としては、ピリジン、トリエチ
ルアミン等の塩基、または、硫酸、パラトルエンスルホ
ン酸等の酸を用いることができる。またエステル交換反
応時の触媒としては、上記エステル化反応に用いるられ
る触媒に加えて、さらに酢酸ナトリウム、酢酸マンガン
、酢酸亜鉛、酢酸カルシウム等の有機カルボン酸の塩、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水
酸化物、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート
等のアルカリ金属アルコラード、アルカリ土類金属の酸
化物または水酸化物、酸化亜鉛、酸化カドミウム、チタ
ンイソプロピレート、チタンブチラード等の有機系チタ
ン化合物等を用いることができる。
特定ヒドロキシル化合物(C)は、1分子+1弓こエポ
キシ基を2個含むノエボキシ化合物1モルに対して、カ
ルボキシル基を有するアクリル系およびメチクリル系化
合物ならびに水酸基を有するアクリル系およびメタクリ
ル系化合物から選ばれる少くとも1$1類の化合物1モ
ル以上を反応させ、反応系全体のエポキシ基が消失する
まで、付加重合することによって合成される。ここにお
けるノエポキン化合物としては例えば、ビス7エ7−ル
Aとエピクロルヒドリンとを反応させて得られる多価7
エ/−ルのグリシジルエーテル;エチレングリコール、
ポリエチレングリフール、プロピレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、テトラメチレングリコール、ポ
リテトラメチレングリコール等の多価アルコールとエピ
クロルヒドリンとを反応させて得られる多価アルコール
のグリシジルエーテル等を挙げることができる。
上記の付加m合の反応温度は通常20〜130℃、好ま
しくは40〜70℃である。反応時の触媒としては、第
3アミン類、イミダゾール類、有機酸金属塩、ルイス酸
、アミン錯塩等を用いることができる。好適にはトリエ
タ/−ルアミン、NvN、N’、N’−テトラメチルエ
チレンノアミン%NlN−ジメチルピペラジン、N−メ
チルモル7オリン、三7ツ化ホウ素エーテラートを用い
ることができる。これらの触媒の使用量は、反応原料1
00重量部に対して0.01〜5重量部である。
」二記式(d)および(e)で表わされる化合物は、市
販品として容易に人手しうる化合物である。
ジイソシアネート化合物(A)としては、2.4−トル
エンノイソシアネー)、2.6−トルニンシイソシアネ
ート、1,3−キジレンツイソシアネート、1.4−キ
シレンジイソシアネート、1.5−す7タレンノイソシ
アネート、亀−7ヱニレンノイソシアネート、p−フェ
ニレンジインシアネート、3.3’−ツメチル−4,・
t′−ノフェニルメタンノイソシアネ−)、4.4’−
ノフェニルメタンノイソシアネー)、3.3’−ノメチ
ルフェニレンノイソシアネー)、4.4’−ビフェニレ
ンツインシアネート、ヘキサメチレンジインシアネート
、インフォロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメ
タンジイソシアネート、メチレンビス(4−シクロヘキ
シルイソシアネー))k!?が挙げられる。
また、In2工程の反応で用いられる水酸基を有するア
クリル系またはメタクリル系化合物(13)としては、
例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)7クリレート、
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート等が挙げられる
かくして、上記方法によって本発明に用いる放射線硬化
性重合体を得ることができるが、ここで述べた方法に限
定されるものではない。
本発明に用いる放射線硬化重合体中における式(1)−
すで示される構成成分の割合は好ましくは、0.05〜
90重景%、置部好ましくは0.1〜70重量%である
。90重量%をこえると磁性塗料として通常使用される
トルエン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン等の汎用の溶媒に対する溶解性が低下する傾向が強く
、まjこ塗料として放射線によって硬化した後の塗膜の
吸湿性が増加し塗膜強度の低下をまねき易くなる。
本発明に用いる放射線硬化性重合体中に含まれるスルホ
ン酸アルカリ金属塩基の含有率の範囲は、好ましくは1
,0X10−′当1迂/g〜1.3X10〜3当量/ビ
であり、符に好ましくは2X10−’当量/B〜1,0
XIO−3当量/gであり、就中5xio−’〜1.0
X10−’当量/gである。
また、式(1)−cで示される構成成分の割合は、好ま
しくは95重量%以下、特に好ましくは90重量%以下
である。95重ht%を越えると塗料として放射線によ
って硬化した塗膜の柔軟性が失なわれ、好ましくない。
式(1)−a、(1)d、(1)eであられされる成分
の総量が重合体全体に対して占める割合は、4.95〜
99,5重置%が好ましく、この範囲内で各構成成分(
1)−a、 (1)−d、(1)cの占める割合は任意
にとりうることがでbる。
本発明で用いられる放射線硬化性重合体は好ましくは約
1万〜10万の数平均分子量を有している。
本発明に用いられる重合体を放射線硬化して得られる塗
膜の力学的特性は、放射線硬化条件等によっても異なる
が、通常、弾性率で10 kg/ cm2以上、破断強
度で90 kg/ cva2以上、破断伸びで7%以上
の特性である6 本発明に用いる重合体は、必要に応じて池の放射線硬化
性重合体および/または放射線硬化性不飽和結合を有す
る化合物と併用することができる。
本発明の放射線硬化性塗料を架橋、硬化するために使用
する放射線としては、電子線、γ−線、中性子線、β−
線、X4Q等を例示することができるが、特に放射Mi
ttの制御、放射線照射装置の製造工程への導入等の容
易性の見地から、電子線が好ましく、塗膜を架橋、硬化
する際に使用する電子線は透過力の面から加速電圧10
0〜750に■、好ましくは150〜300 KVの電
子線加速器を用い、塗膜の電子線の吸収線量が0.5〜
20メ〃ラツドになる様に照射するのが好ましい。
本発明の放射線硬化性塗料を磁性塗料として使用する際
に混合される磁性粉の例としては、γ−F e203、
F’eyO−1γ−Fe203とFe30nの中間の酸
化状態の酸化鉄、CO含含有−FezO−1Co含有F
e304q Co含有のγ−Fe20*とFezO4の
中間の酸化状態の酸化鉄、前記酸化鉄にさらに遷移金属
元素等の金属元素を含有させたもの、前記酸化鉄にCo
酸化物または水酸化物を主体とした被膜層を形成したも
の、CrO2、Cr O2の表面を還元処理してcr2
os)VIを形成したもの、Fe、Go、N1等の金属
もしくはこれらの合金またはこれらに典型金属元素もし
くは遷移金属元素等の金属元素を含有させたもの等を例
示することができる。
これらの磁性粉は、本発明の特徴となる重合体100重
量部に対して通常200〜700重1部使用される。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によってさらに詳細に説明するが
、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
なお、以下の実施例において、分子量は浸透圧法によっ
て求めた値である。また化合物の構造は、赤外吸収スペ
クトルおよび核磁気共鳴(NMll)スペクトルによっ
て分析した結果である。
実施例 1 (1)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容Ii
l/!の7ラスフに、5−ナトリウム−スルホ−イソフ
タル酸ツメチルエステル74g1ポリエチレングリコー
ル(平均分子fi400)400g、酢酸ナトリウム1
.Ogを加え130℃で6時間反応させた。得られた反
応生成物をNMRスペクトルによって分析したところ、
5−ナトリウム−スルホ−イソフタル酸ジメチルのメチ
ル基のプロトンによるピークが検出されないことからエ
ステル交換率はほぼ100%進行していると判断された
。さらに未反応のポリエチレングリコールが存在するこ
とも確認した。
また、反応生成物を液体クロマトグラムにより分画分収
して、N M Rスペクトルによって分析した結果、反
応生成物は下記の構造式であられされる化合物とポリエ
ステルグリコールとの混合物であり、 (式中、R13はポリエチレングリコール(平均分子量
400)の両末端OH基を除いた残基であり、nは1.
1である。) かつ、上記vt構造式示した化合物と未反応ポリエチレ
ングリコールの比は55 At 45 (重量比)であ
った。これらの混合物を特定スルホン酸化合物(1)と
する。特定スルホン酸化合物(1)の水酸基当量は3.
28X10−3当fL/gであった。
(2)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容fi
2Ilの7フスフに、4.4’−ノシクロヘキシメタル
ノイソシ7ネート1G2.1.、ノブチルスズジラウレ
ート0 、5 Hz シクロヘキサ7ンとメチルエチル
ケトンの混合溶i550gを加え、60℃に加温したの
ち滴下ロートより、系の温度が上柱しない様に注意しな
がら、ポリカプロラクトンジオール(グイセル社製プラ
クセル205AL)288.7g、ビス7エ/−ルAア
ルキレンオキサイド誘導体のアクリル酸付加物(共栄社
油脂製エポキシエステル3002A;以下特定ヒドロキ
シル化合物(1)と呼」ζ)33.5g、特定スルホン
酸化合物(1)11.4g、シクロヘキサノンとメチル
エチルケトンの混合溶媒200gを均一に混合したもの
を滴下し、滴下終了後、60°Cで4時間反応させた。
次いでこれに、2−ヒドロキシエチルアクリレ−) 4
.4.を加え60℃で4時間反応させた。反応終了後、
赤外吸収スペクトルにより系中にインシアネート基が残
存していないことを確認しjこ。
この様にして得た重合体を重合体(A)とする。
重合体(A)の分子量とスルホン酸ナトリウム塩含有量
を第1−&に示す。
実施例 2 (1)温度計、攪4′l!器および還流冷却管を備えた
容量1 iのフラスコ(こ、5−ナトリ・ンムースルホ
ーイン7タル酸ツメナルエステル78g1ポリエチレン
グリフール(IP均分子量200)422g、酢酸ナト
リウム1.0 g、酢酸亜鉛1.0gを加え、130℃
で6時間反応させた。得られた反応生成物をN M R
スペクトルによって分析したところ、5−ナトリIンム
ースルホーイソ7タル酸ジメチルのメチル基のプロトン
によるピークが検出されないことカラエステル交換率は
ほぼ100%進行していると判断された。さらに未反応
のポリエチレングリフールが存在することも確認した。
また、反応生成物を液体クロマトグラムにより分画分取
して、NMRスペクトルによって分析した結果、反応生
成物は下記のも5造式であられされる化合物とポリエス
テルグリコールとの混合物であり、 (式中、R19はポリエチレングリコール(平均分子量
200)の両末端0 )1基を除いた残基である。) 上記構造で示した化合物と未反応ポリエチレングリコー
ルの比は36対64(重量比)であった。
これらの混合物を特定スルホン酸化合物(It)とする
。特定スルホン酸化合物(II)の水酸基当量は7゜5
2X10−3当ht / gであった。
(2)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量2
βの7ラスフに、4.4’−ノシクロヘキシメタルジイ
ンシアネー)171.2ビ、ノブチルスズノラウレート
0.5 gl シクロヘキサノン500gを加え60℃
に加温したのち、滴下ロートより系の温度が上昇しない
様に注意しながら、ポリカプロラクトンジオール(グイ
セル社製プラクセル205 AL)272.7g、特定
スルホン酸化合物NJ)24.0gをシクロへキサノン
250FKに溶解混合したものをIV8下し、滴下終r
後、60°Cで4n、i間反応させた。
次いでこれに、2−ヒドロキシエチルアクリレート5.
28を加え60°Cで4時間反応させた。反応終了後、
赤外吸収スペクトルにより系中にインンアネート基が残
存していないことを確認した。
この様にして得た重合体を重合体(B)とする。
市合本(13)の分子団とスルホン酸ナトリウム塩含有
鼠を第1表に示す。
実施例 3 (1)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容jl
EL 11のフラスコ(こ、5−ナトリ電ンムースルホ
ーイソ7タル酸ジメチル148ビ、ポリエチレングリコ
ール(平均分子量400)400g、酢酸ナトリウム1
.O1?、酢酸亜鉛1.0gを加え、130℃で6時間
反応させた。得られた反応生成物をNMRスペクトルに
よって分析したところ、5−ナトリウム−スルホ−イソ
フタル酸ジメチルのメチル基のプロトンによるピークが
検出されないことがらエステル交換率はほぼ100%進
行していると祠aされた。さらに未反応ポリエチレング
リコールが存在することも確認した。さらに反応生成物
をN M itスペクトルによって詳細に分析した結果
、反応生成物は下記の構造式であられされる化合物であ
ることが判っjこ。
(式中、I<、、はポリエチレングリコール(平均分子
fi400)の両末端OH基を除いた残基である) 上記化合物を特定スルホン酸化合物(1’/)とする。
特定スルホン酸化合物(IV)の水酸基当量は、1.9
4X10−’当jil / gであった。
(2)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容1i
2Jの7ラスフに、2.4−)ルエンシイソシアネー)
55.5g、ジブチルスズノラウレート0゜5g1シク
ロヘキサ/ンとメチルエチルケトン混合溶媒550gを
加え、60℃に加温したのち、滴下ロートより系の温度
が上昇しない様に注意しながら、ポリカプロラクトンジ
オール(グイセル社製プラクセル212)279.9g
、ポリオキシエチレンビスフェノールAエーテル(8本
油1117社製DA−350 F)78.4g、エチレ
ングリコールジグリシジルエーテル誘導体のメタクリル
酸付加物(共栄社油脂製エポキシエステル40 EM:
以下特定ヒドロキシル化合物■)と呼u;)35.2g
、特定スルホン酸化合物(1’/>5.2g、シクロヘ
キサノンとメチルケトンの混合溶媒250gを均一に混
合したものを滴下し、滴下終了後、60℃で4時間反応
させた。次いでこれに、2−ヒドロキシプロピルメタク
リレート3.0gを加え60℃で4時間反応させた。反
応終了後、赤外吸収スペクトルにより系中にインシアネ
ート基が残存していないことを確認した。
この様にして得た重合体を重合体(C)とする。
重合体(C)の分子量とスルホン酸ナトリウム塩含有量
を第1表に示す。
実施例 4 (1)温聞計、攪拌器゛および還流冷却管を備えた容量
11のフラスコに、アクリル酸105,9.、ポリプロ
ピレングリフール井400ノグリシジルエーテル(共栄
社油脂製エボライ)400p)394.1gを加え、6
0℃で6時間反応させたのち、赤外吸収スペクトルによ
り反応生成物中にはエポキシ環の吸収が無いことを確認
した。この反応生成物を、特定ヒドロキシル化合物(I
IIl[)とする。
特定ヒドロキシル化合物の主たるvI造:!(C−CI
(。
ろI] (2)温度計、攪拌器および3!!流冷却管を備えた容
i21のフラスコに、インホロンシイソシアネ−) 1
32.0g、ノブチルスズジラウレート0゜5g、シク
ロヘキサノンとメチルエチルケトンの混合物溶媒500
g、を加え60°Cに加温したのち、滴下ロートより系
の温度が上昇しない様に注意しながら、ポリカプロラク
トンジオール(グイセル社製プラクセル212)330
.1g、ポリオキシエチレンビス7エ/−ルAエーテル
(日本油脂社製DA−350F)39.6g、特定ヒド
ロキシル化合物(lit )25 、7 g、特定スル
ホン酸化合物(II)3.3g、シクロヘキサノンとメ
チルエチルケトンの混合溶媒250ビを均一にi1L介
したらのを滴下し、滴下終了後、60°Cで4時間反応
させた。
次いで2−ヒドロキシプロピルメタクリレート3゜7g
を加え60℃で4時間反応させた。反応終了後、赤外吸
収スペクトルにより系中にインシアネート基が残存して
いないことを確認した。
この様にして得r:、重合体を重合体(L))とする。
重合体(D)の分子量とスルホン酸す) IJウム塩合
有蛍を!11&に示す。
実施例 5 温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量21のフ
ラスコに、2.4−)ルエンノイソシアネ−)138,
8ビ、ノブチルスズジラウレート0゜58、シクロヘキ
サノンとメチルエチルケトンの混合溶媒550gを加え
、60℃に加温したのち滴下ロートより系の温度が上昇
しない様に注意しながら、ポリカプロラクトンジオール
(グイセル社製プラクセル205 A L)196.9
g、ポリオキシエチレンビス7エ/−ルAエーテル(日
本?tl+脂製DA  350F)125.3ビ、特定
ヒドロキシ化合物(Ill)27.8g、 48定スル
ホン酸化合物(11)8.2g、シクロヘキサノンとメ
チルエチルケトンの混合溶媒200gを均一に混合した
ものを滴下し、滴下終了後60℃で4時間反応させた。
次いでこれに2−ヒドロキシプロピルメタクリレ−) 
3.Ogを加え、60°Cで4時間反応させた。
反応終了後、赤外吸収スペクトルにより系中にインシア
ネート基が残存していないことを確認したこの様にして
得た重合体を重合体(E)とする。
重合体(E)の分子量とスルホン酸ナトリウム塩含有礒
を第1表に示す。
実施例 6 温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量21の7
ラスフに、インホロンジインシアネート121.6g1
ノブチルスズノラ1ンレート0.5g。
シクロヘキサノンとメチルエチルケトンの混合溶媒55
0ビを加え、60℃に加温したのち、滴下ロートより系
の温度が上昇しない様に注意しながら、ポリカプロラク
トンジオール(グイセル社製プラクセル205 AL)
112.6FK、ポリオキシプロピレンビスフェノール
Aエーテル(日本油脂製DB−900)184.’3g
5vf定ヒドロキシル化合物日)49.5g、特定スル
ホン酸化合物<1)30.4g、シクロヘキサノンとメ
チルエチルケトンの混合溶媒200gを均一に混合した
ものを滴下し、滴下終了後60℃で4時間反応させた。
次いでこれに2−ヒドロキシプロピルメタクリレ−) 
1.6gを加え、60℃で4時間反応させた。反応終了
後、赤外吸収スペクトルにより系中にインシアネート基
が残存していないことを確認した。
この様にして得た重合体を重合体(F)とする。
重合体(F)の分子量とスルホン酸す) l)ラム塩含
有量を第1&に示す。
実施例 7 温度計、攪拌器およゾ還流冷却管を備えた容−U21の
フラスコに、4.4’−ノンクロヘキシルメタンノイソ
シアネート143.0g、ジブチルスズラウレートO、
S 、1 シクロヘキサノンとメチルエチルケトンの混
合溶媒550gを加え、60℃に加温したのち、滴下ロ
ートより系の温度が上昇しない様に注意しながら、ポリ
カプロラクトンジオール(グイセル社製プラクセル21
2)I G 2.48、ポリオキシプロピレンビスフェ
ノールAエーテル(日本油脂*DB−900)116.
9ビ、特定ヒドロキシル化合物(II)9.0tr、特
定スルホン酸化合物(If )65 、7 g、シクロ
ヘキサノンとメチルエチルケトンの混合溶媒200gを
均一に混合したものを滴下し、滴下終了後60℃で4時
間反応させた。
次いでこれに2−ヒドロキシエチルアクリレ−) 3.
Ogを加え、60℃で4時間反応させた。反応終了後、
赤外吸収スペクトルにより系中にインシアネート基が残
存していないことを確認した。
この様にして得た重合体を重合体(G)とする。
重合体(G)の分子量とスルホン酸ナトリウム塩含有量
を第1表に示す。
実施例 8 (1)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容ri
11のフラスコに、5−ナトリウム−スルホ−イソフタ
ル酸ジメチルエステル35g、ポリテトラメチレングリ
コール(デュポン社製テラタン650)465FI、酢
酸亜鉛1.0g、酢酸ナトリウム1.0gを加え130
℃で6時間反応させた。得られた反応生成物をNMRス
ペクトルによって分析したところ、5−ナトリツムース
ルホーイン7タル酸ツメチルのメチル基のプロトンによ
るピークが検出されないことからエステル交換率はほぼ
100%進行していると判断された。さらに未反応のポ
リテトラメチレングリコールが存在することも確認した
また、反応生成物を液体クロマトグラムにより分画分取
してNMRスペクトルによって分析した結果、反応生成
物は下記の構造式であられされる化合物とポリテトラメ
チレングリコールとの混合物であり、 (式中、Rl 7はポリテトラメチレングリコールの両
末端OH基を除いた残基であり、11は1゜4である。
) 上記構造で示した化合物と未反応ポリテトラメチレング
リコールの比は34対66(重量比)であった。これら
の混合物を特定スルホン酸化合物(Ill)とする。特
定スルホン酸化合物(III)の水酸基当量は2.42
X10−コ当量/gであった。
(2)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた?QJ
21のフラスコに、2.4−1−ルエンジインシアネー
) 64.7g、ノブチルスズノラウレート0゜5g1
シクロヘキサノンとメチルエチルケトンの混合溶媒50
0gを加え、60°Cに加温したのち、滴下ロートより
系の温度が上昇しない様に注意しながら、ポリカプロラ
クトンノオール(グイセル社製プラクセル212 )3
22.2g、ポリオキシプロピレンビスフェノールAエ
ーテル(日本油IJff社!!!!DB−900)9 
り、4g、特定ヒドロキシル化合物(II)6.4g、
特定スルホン酸化合物(II[)3゜0g1シクロヘキ
サ7ンとメチルエチルケトン混合溶媒250gを均一に
混合したものを滴下し、滴下終了後、60℃で4時間反
応させた。次いで2−ヒドロキシエチルアクリレート4
.3dを加え60°Cで4時間反応させた。反応終了後
赤外吸収スペクトルにより系中にインシアネート基が残
存していないことを確認した。
この様にして得た重合体を重合体(H)とする。
重合体(H)の分子量とスルホン酸ナトリウム塩含有量
をmi表に示す。
実施例 9 温度計、攪拌器および3!流冷却管を備えた容量21の
7ラスコに、4I4′−ノシクロヘキシルメタンノイソ
シアネー)233.6g、ノブチルスズノラウレー)0
.5g,シクロヘキサノンとメチルエチルケトンの混合
溶媒SOO.を加えて、60゛Cに加温したのち、滴下
ロートより系の温度が上昇しない様に注意しながら、ポ
リカプロラクトンノオール(グイセル社製プラクセル2
05AL)94、3g、特定スルホン酸化合物Nl)4
5.6g、特定ヒドロキシル化合物(l[[)1 1 
6.5g、シクロヘキサノンとメチルエチルケトンの混
合溶媒250gを均一に混合したものを滴下し、滴下終
了後、60℃で4時間反応させた。次いで、これに2−
ヒドロキシプロピルメタクリレート9.9Fiを加え6
0℃″c4時間反応させた。
反応終了後、赤外吸収スペクトルにより系中にインシア
ネート基が残存していないことを確認した。この様にし
て得た重合体を重合体(J)とする。
重合体(J)の分子量とスルホン酸す) リウム塩含有
量を第1表に示す。
実施例 10 温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量22のフ
ラスコに、4.4’−ノシクロへキシルメタンジイソシ
アネート1 3 6.4g.ジブチルスズノラウレート
0.5g、シクロヘキサノンとメチルエチルケトンの混
合溶媒500gを加え、60℃に加温したのち、滴下ロ
ートより系の温度が上昇しない様に注意しながら、ポリ
カプロラクトンノオール(グイセン社製プラクセル20
5AL)136、4ビ、特定ヒドロキシル化合物(II
)17.2g、′トチ定スルホン酸化合物(■)2 0
 4.3g、シクロヘキサノンとメチルエチルケトンの
混合溶媒250gを均一に混合したものを滴下し、滴下
終了後、60°Cで41時間反応させた。次いで、これ
に2−ヒドロキシエチルアクリレート5.8gを加え6
0℃で4時間反応させた。反応終了後、赤外吸収スペク
トルにより系中にインシアネート基が残存していないこ
とを確認した。
この様にして得た重合体を重合体(K)とする。
重合体(K)の分子量とスルホン酸ナトリウム塩含有量
を第1表に示す。
比較例 1 温度計、攪拌器および還流冷却器を備えた容量21のフ
ラスコに、ツメチルテレフタレート119。2g、ツメ
チルイソシアネート8 9.4 g、5−ナトリ′ンム
スルホイソ7タル酸ツメチル136。
5ビ、エチレングリコール148,2g,4オベンチル
グリコール2 0 3.4 、ならび(こ触媒として酢
酸亜鉛0.0 2 5 gおよび酢酸ナトリウム()。
0 (1 3 gを仕込み、180〜220°Cで3時
間エステル交換反応を行った。次いで、セバシン酸37
 G.2 gを添加して、200〜240℃で2時間反
応させた後、その反応系を30分かけて+a m Hg
まで減圧した。この反応系を更に、3〜10I611H
gの圧力下、250℃の温度で2時間線合反応を行った
。このようにして得られたポリウーテルポリオールの水
酸基当量は4.7X10−’当量/gであった。このポ
リエステルポリオールをNMRスペクトルによって分析
した結果、その組成は次の通りであった。
テレフタル酸20モル%、イソフタル酸15モル%、5
−スルホイソフタル酸ナトリウム5モル%、セバシン酸
60モル%、ウナレングリフール50モル%およびネオ
ペンチルグリコール50モル%。
次に、温度計、攪拌器および還流冷却器を(litえた
容’5j、21のフラスコに、4,4′−ノシクロヘキ
シルメタンジイソシアネー)33.8g、ノブチルスズ
ジラウレートo、sg、シクロヘキサノンとメチルケト
ンの混合溶媒550gを加え、60°Cに加温したのち
滴下ロートより系の温度が上昇しない様に注意しながら
、上記において得たポリエステルポリオール466.2
 B、シクロヘキサ7ンとメチルエチルケトンの混合溶
媒200gを均一に混合したものを滴下し、滴下終了後
、60℃で4時間反応させた。次いでこれに、2−ヒト
ミキシエチルアクリレート4゜5gを加えさらに60℃
で2時間反応させた。反応終了後、赤外吸収スペクトル
により系中にインシアネート基が残存していないことを
確認した。
この様にして得た重合体を、重合体(L)とする。
重合体(L)の分子量とスルホン酸ナトリウム塩含有祉
を第1表に示す。
参考例1 実施例1で得られた重合体へのシクロヘキサノン、メチ
ルエチルケトン混合溶液を用いて下記組成の磁性塗料を
次の要領で作製し、基体に塗布し、電子線照射により硬
化させた。
Co含含有−Fe203       80重1i1f
lK5001I11アルミ製缶に上記組成中の磁性粉、
シクロヘキサノン、メチルエチルケトンおよび3mmm
mナステンレスポール201)を入れ米国ンツドデビル
社製ペイントコンディショナーにて2時間振とうした。
次いで重合体Aのシクロヘキサノンとメチルエチルケト
ンの混合溶液を加えさらに4時間振とうした後、ステン
レスポールを取り除き磁性塗料を得た。次いで直ちに厚
さ15μ噛ポリエステルフイルム上に乾燥膜厚が6μに
なるように上記磁性塗料を塗布し、直ちに磁場配向処理
を行い、室温で一夜乾燥、エレクトロカーテンタイプ電
子線加速装置を使用し゛ζ加速電圧160キロボルト、
とし、7メがランドの吸収線量で磁性塗膜を硬化した。
同様に上記磁性塗料組成中において、磁性粉を除外し、
重合体Aを乾燥rPAJダが40〜60μm轟になるよ
うにプラス板上に塗布し、室温で一夜乾燥後加速電圧1
60キロボルトとし、5メがラッドの吸収線量で塗膜を
硬化した。
磁性塗料については、次の(1)の試験を行ない、硬化
磁性塗膜については、(2)〜(6)の試験を行なった
また、磁性粉を含まない硬化塗膜については(7)〜(
8)の試験をおこなった。
また上記とは別に硬化塗膜を作り、(9)の試験をおこ
なった。
結果を第2表に示す。
(1)t濾過テスト:平均孔径2μmを有するフィルタ
ーで磁性塗料を1分間で100%濾過できるかどうか観
察した。
(2)光σ〈:デイジタル光パ計(村上色彩技%Ij研
究所製)を使用して硬化磁性塗膜の反射角45°の光σ
〈を測定し、光υ〈が70〜90の場合を◎、50〜7
0の場合を○、30〜50の場合をΔ、30以下の場合
を×とした。
(3)表面貌寮:走査型電子顕微鏡を使用して硬化磁性
塗膜の表面観察を行った。磁性粉の凝集がみられない状
態を◎として以下○、Δ、×の鮪で表わした。
(4)接着テスト:硬化磁性塗膜の表面に粘、Jfテー
プを貼りつけ、全面に均一に接着させた後、瞬間的に引
き剥がしたときの状態を観察して行なし1、硬化磁性塗
膜が基体から完全に剥aされた場合をX、若干剥f&、
された場合をΔ、はとんど剥離されない場合をO1全く
剥離が認められないものを◎として評価した。
(5)粉落ち試験:#1000のエメリー紙」二で硬化
磁性塗膜を20回シエデイングしてその時の粉落ち量を
測定した。
(6)角形比(B r/ B +n):東英工業K K
製V S M−3型を用いて外部磁場5.000 0e
で磁気特性を測定した。残留磁束密度=Br、最大残留
磁束密度=B+a。
(7)破断強度、伸び、初期モジュラス:硬化塗膜から
短冊状のテストピースを切り出しく0.5cωXI 0
cmX4O−60μm、室温で50mm/win)の引
張り速度で測定した。
(8) テトラヒドロ7ラン(’rHF)抽出残:硬化
塗膜について、THFソックスレー抽出を24時間行な
い、抽出残の割合を測定した。
(9)屈曲試験:厚さ100μmのポリエステルフィル
ム上に、乾燥IIJ:厚が40〜50μ曽になる様に実
施例1″C得られた重合体を塗布し、室温で1夜乾燥後
、加速電圧160キロボルト、5メガラツにでクリアー
フィルムを硬化した。このクリアーフィルムを基板のポ
リエステルフィルムごと巾1cmの短ざく状に切1)、
両端を固定して中央部分から屈曲させたのちただちにも
との状態に復元する、といった屈曲試験を1秒間に20
回行ない、屈曲部位からのクリアーフィルムの剥離ある
いは破壊が起こるがどうかをみた。500時間のXiE
曲に耐えたものを優として評価した。
参考例 2 参考例1においで塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様に同様に試験をおこなった。
結果を第2′&に示す。
Co含含有−F e20 :l      8 o重量
FW+エチルケトンの混合溶媒   200重量部参考
例 3 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様に試験を行なった。結果を第2表に示す。
Co含含有−F e20 )      80重M部エ
チルケトンの混合溶媒   200重量部参考例 4 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様に試験を行なった。結果を第2人に示r0 co含右γ−Fe20.     80重、Ill:部
重合体D           17重量部(固型分換
算) トリメチロールプロパン ト リ ア り リ レー ト           
   3重−を部ンクロヘキサ/ンとメチル エチルケトンの混合溶媒  200重量部参考例 5 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様に試験をおこなった。結果を第2&に示す
co含含有−Fe203      so重fJt部エ
チルケトンの混合溶媒  200重量部参考例 6 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様に試験をおこなった。結果を第2表に示す
Co含含有−F e203     80重量部エチル
ケトンの混合溶媒  200重量部参考例 7 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様に試験を行なった。結果を第2′&に示す
Co含含有−F +! 203     801. I
It部重都市G           177重量(固
型分換算) ペンタエリスリトール ト リ アク リ レー ト            
 3重量 ?r8シクロヘキサ/ンとメチル エチルケトンの混合溶媒  200重量部参考例 8 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
考例jと同様に試験を行なった。結果を第2表に示す。
co含含有−F’e20s      ao重ias重
合体8          20重量部((61重分換
算) シクロヘキサ7ンとメチル エチルケトンの混合i8媒  200重量部参考例 9 参考゛例1において塗料の組成を次のようにした以外は
参考例1と同様に試験を行なった。結果を第2表に示す
Co含含有−)e203    80重量部エチルケト
ンの混合溶媒  200重量部参考例 10 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様に試験を行なった。結果を第2表に示す。
CO含含有−F e203     80重量部シクロ
ヘキサ7ンの混合溶媒 比較参考例 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
シ゛例1と同様に試験を行なった。結果を第2表に示す
Co含含有−FezOz      80重量部第1表 4二記実1血例1〜10における重合体(A)〜(I(
)、(J)及び(K)の≠均的なm成を、上記式(1)
のノ(ラメ−ター1こよつ−ζ示せば下記fIS:(表
tこ示したとおりである。
なお、v、vIl、x、yおよびZはそれぞれ式(1)
  u、(1)−b、(1)  c、(1)−dおよび
(1)−eの単イ立の存在個数を示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) ここでR^1およびR^1^1は同一でも異なってもよ
    く、水素原子又はメチル基であり、 R^2及びR^2^1は同一でも異なってよく、炭素数
    2〜8のアルキレン基であり、R^3は炭素数6〜20
    の2価の炭化水素基であり、 Xは下記式(1)−a ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1)−a ここでR^4は炭素数2〜4のアルキレン基であり、R
    ^3の定義は上記に同じであり mおよびm′は互に独立に1〜30の数である、で表わ
    される単位、下記式(1)−b ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1)−b ここでR^5は炭素数2〜4のアルキレン基であり、R
    ^3の定義は上記に同じであり Mはアルカリ金属であり、 nおよびlは互に独立に1〜30の数であり、pは1〜
    5の数である で表わされる単位、下記式(1)−c ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1)−c ここで、R^6は−(CH_2CH_2O)−_q、▲
    数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表
    等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、ZおよびZ′は互に独立に ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼である、 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる基であり、 R^7は水素原子又はメチル基であり、 R^3の定義は上記に同じであり、 qは1〜20の数である で表わされる単位および必要に応じて下記式(1)−d ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1)−d ここでR^8は炭素数2〜4のアルキレン基であり、R
    ^3の定義は上記に同じであり、 rは1〜30の数である、 で表わされる単位、および必要に応じて下記式(1)−
    e ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1)−e ここでR^9およびR^1^0は互に独立に炭素数2又
    は3のアルキレン基であり、R^3の定義は上記に同じ
    であり、sおよびtは互に独立に1〜20の数である、 で表わされる単位が任意の割合でウレタン結合を形成し
    ている基である、 で表わされる重合体を放射線硬化性重合体成分として含
    有する放射線硬化性塗料。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH023464A (ja) * 1988-06-13 1990-01-09 Toyobo Co Ltd 無機物の被覆用または接着用樹脂
US5187665A (en) * 1989-10-16 1993-02-16 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle equipment position control system and the method therefor

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