JPS6274915A - 分岐状ポリウレタン(メタ)アクリレ−トの製造方法 - Google Patents

分岐状ポリウレタン(メタ)アクリレ−トの製造方法

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JPS6274915A
JPS6274915A JP60214586A JP21458685A JPS6274915A JP S6274915 A JPS6274915 A JP S6274915A JP 60214586 A JP60214586 A JP 60214586A JP 21458685 A JP21458685 A JP 21458685A JP S6274915 A JPS6274915 A JP S6274915A
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JP
Japan
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meth
compound
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acrylate
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JP60214586A
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English (en)
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孝志 宇加地
啓一 別所
厚司 熊野
松村 喜雄
ロバート イー.アンセル
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JSR Corp
DeSoto Inc
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
DeSoto Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は分岐状ポリウレタン(メタ)アクリレートの製
造方法に関し、%に磁性粉を混合して、磁気テープ、磁
気ディスク等の磁気記録媒体を製造する際に使用される
放射線硬化性の磁性塗料として好適に用いられる分岐状
ポリウレタン(メタ)アクリレートの製造方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
一般に、磁気記録媒体は、ポリエステルフィルムなどの
支持体上に、磁性粉、重合体、溶剤および各種の添加剤
からなる磁性塗料を塗布して磁性層を形成したものであ
る。
近年、上記磁性塗料の調整に用いる重合体として(メタ
)アクリル系二重結合を有する放射線硬化性重合体を用
い、これを磁性粉、溶剤等と共に混合した磁性塗料の塗
膜を放射線照射によって硬化する方法が知られている。
特開昭58−32617号公報には、ポリエステル分子
部分にスルホン酸金属塩を全カルボン酸成分に対し約0
.2〜30モルチ含有しそして該分子部分がウレタン結
合を介して鎖延長された分子両末端に二重結合を有する
実質的に線状の且つ分子量約1万〜5万のポリエステル
ポリウレタン樹脂から成る電子線硬化性樹脂が記載され
ている。
上記のとおり、特開昭58−32617号公報に記載の
樹脂はポリエステルポリウレタン樹脂のポリエステル部
分にスルホン酸金属塩を有している。
また、特開昭60−120765号公報には、鎖伸長剤
の少くとも一部としてポリヒドロキシポリカルボン酸及
び/又はポリヒドロキシスルホン酸金属塩を用いて得ら
れ且つ重合可能な二重結合を持つ末端基を2ヶ以上有す
る不飽和ポリウレタン樹脂を放射線硬化性重合体とする
磁性塗料が開示されている。
特開昭60−120765号公報に開示された上記不飽
和ポリウレタン樹脂は、上記のとおり、鎖伸長剤の少く
とも一部としてポリヒドロキシカルボン酸及び/又はポ
リヒドロキシスルホン酸金属塩を用いているため、ウレ
タン結合を介してカルボン酸成分及び/又はスルホン酸
金属塩成分を分子鎖内に有している。
しかしながら、上記公開公報の例えば5頁左下欄17行
〜同右下欄11行に記載されている樹脂の製造法の記載
から理解されるとおり、鎖伸長剤の一部としてポリオー
ルを用いた場合にあってもポリオールの各水酸基部分か
ら出発する全ての分岐鎖の部分にスルホン酸金属塩を平
均して有するような不飽和ポリウレタン樹脂は開示され
ていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記の如き従来の放射線硬化性重合体は、そ
れを用いて磁気記録媒体を製造すると、実用耐久性や電
磁変換特性において十分に満足しうるものを与え帷いと
いう解決されるべき問題点を有していた。
その理由は詳さかではないが、本発明者が本発明との関
連において考察すれば、使用する放射線硬化性重合体の
全体としての分子鎖構造、分子鎖内におけるスルホン酸
金属塩の分布あるいは使用する該重合体と磁性粉を含む
磁性塗料の粘度等に起因するものと考えられる。
それ故、本発明の目的は新規な放射線硬化性重合体であ
る分岐状ポリウレタン(メタ)アクリレートの製造方法
を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は磁性粉充填密度が高く且つ表
面平滑性および電磁変換特性に優れた磁気記録媒体を与
える放射線硬化性重合体としての分岐状ポリウレタン(
メタ)アクリレートの製造方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、塗料としての粘度が低く、
増加したポットライフを有し、しかも実用耐久性の優れ
た磁気記録媒体を与え、のみならず、磁気記録媒体製造
工程の簡略化、磁性塗料を硬化するためのエネルギー消
費の低減等を達成する放射線硬化性重合体としての分岐
状ポリウレタン(メタ)アクリレートの製造方法を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的および効果は、 (A)  分子の一方の末端におよび必要に応じて側鎖
に(メタ)アクリル性二重結合を有し、そして分子の他
方の末端に、水酸基、あるいはイソシアネート基を有し
、かつ分子内にスルホン酸アルカリ金属塩基を有するウ
レタン(メタ)アクリレートプレポリマー、あるいは 上記(A)のウレタン(メタ)アクリレートプレポリマ
ーと (B)  分子の一方の末端におよび必要に応じて側鎖
に(メタ)アクリル性二重結合を有しそして分子の他方
の末端に、水酸基あるいはイソシアネート基を有し、か
つ分子内にスルホン酸アルカリ金属塩基を有さないウレ
タン(メタ)アクリレートプレポリマーの混合物を、 (C’l  上記(A)および(B)のウレタン(メタ
)アクリレートプレポリマーが分子末端にイソシアネー
ト基を有する場合には、 官能基として水酸基、第1級アミノ基および第2級アミ
ノ基から選ばれる少なくとも1種の基を3個以上有する
分子量1000以下の化合物と反応させるか、あるいは
上記(A)および(B)のウレタン(メタ)アクリレー
トプレポリマーが分子末端に水酸基を有する場合には、 官能基としてイソシアネート基を3個以上有する分子量
1000以下の化合物を反応させる ことを特徴とする分岐状ポリウレタン(メタ)アクリレ
ートの型造方法によって達成される。
本発明方法において用いられる上記(A’lのウレタン
(メタ)アクリレートプレポリマーと(B)のウレタン
(メタ)アクリレートプレポリマーとは、前者が分子内
にスルホン酸アルカリ金属塩基を必ず有するのに対し、
後者はそのような基を有さないという点で相違する。
iり、上記(A)および(B)のウレタン(メタ)アク
リレートプレポリマーは、一方の分子末端に(メタ)ア
クリル性二重結合を有し、分子の他端に水酸基又はイソ
シアネート基を有する(メタ)アクリル性二重結合は場
合によ)、分子の側鎖に有していてもよい。
上記(メタ)アクリル性二重結合は、本発明方法で得ら
れる目的物である分岐状ポリウレタン(メタ)アクリレ
ートに含有されることになシ、放射線を照射することに
よって硬化反応に関与する。
一方、上記(A)および(B)のウレタン(メタ)アク
リレートプレポリマーの他端は、水酸基又はイソシアネ
ート基であり、末端が水酸基である該プレポリマーは官
能基としてイソシアネート基を3個以上有する分子量1
000以下の化合物(C)を用いて結合せしめられ、他
方末端がイソシアネート基である該プレポリマーは官能
基として水酸基、第1級アミノ基、第2級アミノ基から
選らばれる少くとも1種の基を3個以上有する分子量1
000以下の化合物(C)を用いて結合せしめられる。
次に本発明の分岐状ポリウレタン(メタ)アクリレート
の具体的製造法を記述する。
第1の製造法(製造法人)は、第1人工程でジオール化
合物とジイソシアネート化合物とを、ジイソシアネート
化合物を過剰にm8て反応させて、両末端ジイソシアネ
ートのウレタンプレポリマーを製造し、第2人工程でこ
のウレタンプレポリマーを脂肪族水酸基を有する(メタ
)アクリル系化合物と反応させて該ウレタンプレポリマ
ーの片末端K(メタ)アクリル性二重結合を導入してウ
レタン(メタ)アクリレートプレポリマーを合成し、次
いで第3Aの工程で該プレポリマーの他端(イソシアネ
ート基)K水酸基、第1級アミノ基および第2級アミノ
基から選らばれる少くとも1種の基を3個以上有する分
子量1000以下の化合物を反応させて該プレポリマー
を分岐状に結合せしめる方法である。
以下、製造法人について詳述する。
第1A工程では、 ジオール化合物と、例えば下記一般式(a)で表わされ
る化合物(以下「特定スルホン酸化合物」と呼ぶ) ここで、R′は炭素数2〜4のアルキレン基であシ、 Mはアルカリ金属原子であり、 mおよびlは互に独立に1〜30の数 であり、 pは1〜5の数である、 と、必要に応じて例えば下記一般式(b)で表わされる
化合物(以下「特定ヒドロキシル化合物」と呼ぶ) ここで、R2は+CH,CH!0−)−、又は で表わされる基であり、qは1〜20 の数であり、 R3は水素原子又はメチル基であり、 2およびZ′は互に独立に とをジイソシアネート化合物と反応させる。
上記第1人工程で用いられるジオール化合物としては、
例えば、ポリエステルジオール、ポリエーテルジオール
、ポリカプロラクトンジオール、ポリカーボネートジオ
ール等が挙げられる。ポリエステルジオールとしては、
例えばエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
フロピレンゲリコール、ポリプロピレングリコール、テ
トラメチレングリコール、ポリテトラメチレングリコー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノールノヨうな多価
アルコールとフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、
マレイン酸、フマール酸、アジピン酸、セパチン酸のよ
うな多塩基酸とを反応して得られるポリエステルジオー
ルが挙げられる。
ポリエーテルジオールとしては例えばポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール、ビスフェノールのアルキレンオキサイド
付加物等が挙げられる。
[IAI程で用いられる特定スルホン酸化合物は上記式
(a)で表わされる化合物である。式(al中、R1は
炭素数2へ4のアルキレン基、例えばエチレン基、1.
2−又は1,3−プロピレン基、ブチレン基、テトラメ
チレン基等である。Mはアルカリ金属原子であり、例え
ばナトリウム原子、カリウム原子等である。
上記特定スルホン酸化合物は、下記一般式(d)で表わ
されるポリエーテルジオール HO−+R’ O)−H・・・・・・・・・・・・(d
)ここで、R′およびmは上記定4漬と同じである、と
、スルホフタル酸類のアルカリ金属塩とを反応させるこ
とによって製造することができる。スルホフタル酸類の
アルカリ金属塩類としては、例えば、ナトリウム−スル
ホ−イソフタル酸、カリウム−スルホ−イソフタル酸、
ナトリウム−スルホ−イソフタル酸無水物、ナトリウム
−スルホ−イソフタル酸ジ低級アルキルエステル、例え
ばジエチルエステル又はジメチルエステル、カリウム−
スルホ−イソフタル酸ジ低級アルキルエステル、例えば
ジエチルエステル又はジメチルエステル、ナトリウム−
スルホ−テレフタル酸、カリウム−スルホ−テレフタル
酸、ナトリウム−スルホ−テレフタル酸無水物、ナトリ
ウム−スルホ−テレフタル酸ジ低級アルキルエステル、
例えばジエチルエステル又はジメチルエステル、カリウ
ム−スルホ−テレフタル酸ジ低級アルキルエステル 例
えばジエチルエステル又はジメチルエステル等を挙げる
ことかできる。
ポリエーテルジオールとしては例えばポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール等を挙げることができる。
これらのポリエーテルジオールとスルホフタル酸類のア
ルカリ金属塩のモル数をコントロールするととくよって
上記エステル化、またはエステル交換による付加重合の
重合度(上記式(a)中のp)をコントロールでき、特
定スルホン酸化合物中のスルホフタル酸類に由来する構
成単位の含有量を決めることができる。エステル化、ま
たはエステル交換によみ付加重合の反応温度は、通常、
40〜220℃、好ましくは50〜180℃である。
エステル化反応時の触媒としては、ピリジン、トリエチ
ルアミン等の塩基、または、硫酸、パラトルエンスルホ
ン酸等の酸を用いることができる。
またエステル交換反応時の触媒としては、上記エステル
化に用いられる触媒に加えて、酢酸ナトリウム、酢酸マ
ンガン、酢酸亜鉛、酢酸カルシウム等の有機カルボン酸
塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金
属水酸化物、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラ
ート等のアルカリ金属アルコラード、アルカリ土類金属
の酸化物または水酸化物、酸化亜鉛、酸化カドばラム、
チタンインプロピレート、チタンブチラード等の有機系
チタン化合物等を例示することができる。
これらの触媒の使用量は、反応原料100重景部に対し
て、通常、0.001〜10重量部、好ましくは0.0
1〜1重ジな部である。
第1人工程で用いられる特定ヒドロキシル化合物は上記
式(b)で表わされるものである。
特定ヒドロキシル化合物は、1分子中にエポキシ基を2
個含むジェポキシ化合物1モルに対して、カルボキシル
基を有する(メタ)アクリル系化合物ならびに水酸基を
有する(メタ)アクリル系化合物から選ばれる少なくと
も1種類の化合物1モル以上を反応させ、反応系全体の
エポキシ基が消失するまで、付加重合することによって
合成される。ここにおけるジェポキシ化合物としては、
例えばビスフェノールAとエピクロルヒドリンとを反応
させて得られる多価フェノールのグリシジルエーテル、
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、フロピ
レンゲリコール、ホリプロピレングリコール等の多価ア
ルコールとエピクロルヒドリンとを反応させて得られる
多価アルコールのグリシジルエーテル等を挙げることが
できる。
特定ヒドロキシル化合物を製造するための上記の付加重
合の反応温度は、通常、20〜130℃、好ましくは4
0〜70℃であり、反応時の触媒としては、第3アミン
類、イミダゾール類、有機酸金属塩類、ルイス酸類、ア
ミン錯塩類等を、好適にはトリエタノールアミン、N 
、N 、N/、N/ −テトラメチルエチレンジアミン
、N、N−ジメチルピペラジン、N−メチルモルフォリ
ン、三フッ化ホウ素エーテラート等を用いることができ
る。
これらの触媒の使用量は、反応原料100重量部に対し
て、通常0.01〜5重量部である。
また、v、1人工糧で用いられるシイツクアネート化合
物としては、例えば2.4−)ルエンジイソシアネート
、2.6−)ルエンジイソシアネート、1.3−キシレ
ンジイソシアネート、1.4−キシレンジイソシアネー
ト、1,5−ナフタレンジイソシアネート、フェニレン
ジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、
3,3′−ジメチル−4,4′−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、4.4’−ジフェニルメタンジイソシア
ネート、3.3’−ジメチルフエニレンジイソシアネー
)、4.4’−ビフェニレンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、インフオロンジイソシアネ
ート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、メチ
レンビス(4−シクロヘキシルイソシアネート)等を好
ましいものとして挙げることができる。
第1人工程の反応は、ジイソシアネート化合物を、ジオ
ール化合物、特定スルホン酸化合物および場合により特
定ヒドロキシ化合物と反応させて実施するか(スルホン
酸アルカリ金属塩基を含むウレタンプレポリマーを得る
場合)、あるいはジイソシアネート化合物をジオール化
合物および場合により特定ヒドロキシ化合物と反応させ
て実施する(スルホン酸アルカリ金属塩基を含まないウ
レタンプレポリマーを得る場合)。
いずれの場合にも、第1人工程の反応は原料の反応性水
酸基よりもイソシアネート基が化学量論的に過剰に、例
えば1.7〜100当ts程度過剰になるようにジイソ
シアネート化合物を使用して実施される。
第1人工程の反応は、例えばナフテン酸銅、ナフテン酸
コバルト、ナフテン酸亜鉛、ラウリン酸n−ブチルスズ
、トリエチルアミン等の触媒を用いて実施される。これ
らの触媒は、第1人工程に用いる出発原料の総8100
重号部に対して0.01〜1重量部程度用いるのが好ま
しい。反応温度は、30〜80℃とするのが好ましい。
第1人工程の反応は上記の如く一段であるいは逐次的に
実施することもできる。逐次的に実施する場合には、例
えば、ジイソシアネート化合物とジオール化合物を化学
量論的にジイソシアネート化合物を過剰に使用してウレ
タン結合を生成させ、かつ分子末端にイソシアネート基
を有する重合体を形成したのち、上記式(a)で表わさ
れる化合物と反応させて鎖延長させ、結果として分子末
端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーを
得る。
いずれにしても、上記第1人工程によれば、分子両末端
にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーが形
成される。
第2人工程では、上記両末端にイソシアネート基を有す
るウレタンプレポリマーと下記一般式%式%() ここで、R4は水素原子又はメチル基であり、H,sは
炭素数2〜8のアルキレン基である、 で表わされる脂肪族水酸基を有する(メタ)アクリル系
化合物とを、イソシアネート基に対し脂肪族水酸基が化
学量論的にほぼ捧当債となる割合で反応させることによ
って、分子末端に上記式CC’)で示される単位がウレ
タン結合を介して結合したウレタン(メタ)アクリレー
トプレポリマーを生成せしめる。
上記式(C)において、R5は炭素数2〜8のアルキレ
ン基であり、好ましくは炭素数2〜3のアルキレン基で
ある。ここでR,S としては、例えば1fV:/基、
1 * 2−又ハ1.3−7’ロピレン基、テトラメチ
レン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタ
メチレン基、オクタメチレン基等を挙げることができる
また脂肪族水酸基を有する上記(メタ)アクリル系化合
物としては、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシオクチル(メタ)アクリレート等が
挙げられる。
上2第2AT[:程の反応は、上記第1人工糊の反応で
用いられる触媒と同様の触媒の存在下に実施することが
できる。触#は、第1人工程で形成されたウレタンプレ
ポリマー100重1部に対して、好ましくは0.01〜
1重会部重合られる。また第2人工程の反応は好ましく
は30〜80’Cで実施される。
上記第2人工程の反応により、片、末端に(メタ)アク
リル性二重結合を有するウレタン(メタ)アクリレート
プレポリマーが形成すれる。
第3人工程において、上記g2A工程で得られたウレタ
ン(メタ)アクリレートプレポリマーを、その残存イソ
シアネート基において、水酸基、第1級アミノ基および
第2級アミ7基から選ばれる少なくとも1種の基を3個
以上有する分子量1000以下の化合物と反応させ、ウ
レタン結合を介して該ウレタン(メタ)アクリレートプ
レポリマーを結合させる。水酸基、第1級アミノ基およ
び第2級アミノ基から選ばれる少なくとも1種の基を3
個以上有する化合物としては、例えばグリセリン、グリ
セリンのプロピレンオキサイドまたはエチレンオキサイ
ドの付加物、1,2.3−ペンタントリオール、1.2
.3−ブタントリオール、トリメチロールエタン、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトール、トリエタ
、/−ルアミン、エチレンジアミンのエチレンオキサイ
ドまたはプロピレンオキサイドの付加物、ポリグリセリ
ンのエチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイド付
加物、ソルビトール、ソルビトールのエチレンオキサイ
ドまたはプロピレンオキサイド付加物、多糖類、多糖類
のエチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイド付加
物の如き3官能以上のポリオール、あるいは1.2.3
−)リアミノプロパン、l、2.4−ブタントリアミン
、ジエチレントリアミン、1,3.5−トリアジン−2
,4゜6−トリアミン、インプロピルトリ(アミノエチ
ル)チタネート、H,N(CH,)、NH(CM、’)
!N)T(CH,’l!、S i(OCHs )sで表
わされる化合物、ここで、x、y、zは0−10の数で
ある、で表わされる化合物の如き3官能以上のポリアミ
ン、ちるいはジェタノールアミン、ジイソプロパ7−ル
7ミ7、)T、NC,H4NHC,H,OHテ表わされ
る化合物の如き水酸基およびアミノ基を3個以上有する
アミノアルコール化合物等を挙ることができる。
第3A工穆の反応は、上記第2人工程の反応と同様の条
件下で好まし〈実施することができる。
なお、上記第1A、第2Aおよび第3人工程の反応は、
各工程の生成物を単離せずに、遂次的に実施することが
できる。また各工程の反応を実施する際には、メチルエ
チルケトン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、
トルエン、メチルイソブチルケトン、ジオキサン等の反
応を阻害しない溶媒を必要に応じて使用することができ
る。
第2の製造法(製造法B)は、第1B工程でジオール化
合物とジイソシアネート化合物とを、ジオール化合物を
過剰に用いて反応させて、両末端水酸基のウレタンプレ
ポリマーを環遺し、第2B工程でこのウレタンプレポリ
マーをカルボキシル基、エポキシ基又は酸/1ライド基
を有する(メタ)アクリル系化合物と反応させて該ウレ
タンプレポリマーの片末端に(メタ)アクリル性二重結
合を導入してウレタン(メタ)アクリレートプレポリマ
ーを合成し、次いで第3B工程で該プレポリマーの他端
(水酸基)にイソシアネート基を3個以上有する分子[
1000以下の化合物を反応させて該プレポリマーを分
岐状に結合せしめる方法である。
以下製造法Bについて記載する。
第1B工程では、上記製造法人における第1人工程と同
様に、ジオール化合物、特定スルホン酸化合物、および
必要に応じて特定ヒドロキシ化合物とを、ジイソシアネ
ート化合物と反応させて実tl15スるか(スルホン酸
アルカリ金属塩基を含むウレタンプレポリマーを得る場
合)、あるいはジオール化合物、および必要に応じて特
定ヒドロキシ化合物とを、ジイソシアネート化合物と反
応させて実施する(スルホン酸アルカリ金属塩基を含ま
ないウレタンプレポリマーを得る場合)。第1B工程の
反応は原料のイソシアネート基よ−りも反応性水酸基が
化学り論的に過剰に、例えば1.7〜100当量%程度
過剰になるようにジイソシアネート化合物を使用して実
施される点で、上記第1人工程と異なる。
それ故、第1B工程によれば分子両末端に水酸基を有す
るウレタンプレポリマーが形成される。
第1B工程で用いられる上記の如き出発原料および触媒
種類、触媒量あるいは反応温度の如きその他の反応条件
は、第1人工程に記載したと同様のものが採用される。
また、第1B工程は逐時的に実施することもできる。
第2B工程では、上記両末端水酸基のウレタンプレポリ
マーとカルボキシル基、エポキシ基または酸ハライド基
を有する(メタ)アクリル系化合物とを、水酸基に対し
カルボキシル基、エポキシ基または酸ハライド基が化学
量論的にほぼ〃当量となる割合で反応させることによっ
て、分子末鴇に(メタ)アクリル性二重結合が結合され
たウレタン(メタ)アクリレートプレポリマーを生成せ
しめる。
カルボキシル基を有する(メタ)アクリル系化合物とし
ては、例えばアクリル酸、メタクリル酸等が挙げられる
エポキシ基を有する(メタ)アクリル系化合物としては
、例えばアクリル酸マたはメタクリル酸のグリシジルエ
ーテル等が挙げられる。
酸ハライド基を有する(メタ)アクリル系化合物として
は、例えばアクリル酸クロライド、メタクリル酸クロラ
イド、アクリル酸ブロマイド、メタクリル酸ブロマイド
等のアクリル酸ハライドおよびメタクリル酸ハライドを
例示することができる。
上記第2B工程の反応は、ピリジン、トリエチルアミン
等の塩基触媒または硫酸、パラ−トルエンスルホン酸等
の酸触媒の存在下で有利に実施される。これらの触媒は
、通常、第1B工程で形成されたウレタンプレポリマー
1003%部に対して0.01〜10重量部用いられる
。また、第2B工程の反応は好ましくは20〜120℃
で実施される。
上記第2B工程の反応により、片末端に(メタ)アクリ
ル性二重結合を有するウレタン(メタ)アクリレートプ
レポリマーが形成される。
第3B工程においてこの様にして上記第2B工程で得ら
れたウレタン(メタ)アクリレートプレポリマーを、そ
の残存水酸基において、イソシアネート基を3個以上有
する分子i11000以下の化合物を反応させ、ウレタ
ン結合を介して該プレポリマーを結合させる。
上記第3B工程で用いられるイソシアネート基を3個以
上有する化合物としてはポリメチレンポリフェニルイソ
シアネート、トリフェニルメタン4 、4’、 4“−
トリイソシアネート、4.4’、4“−トリメチル−3
,3’、3“−トリイソシアネート、2,4.6−)リ
フェニルシアヌレート、で示される化合物等の3官能以
上のポリイソシアネート化合物を挙げることができる。
第3Bの工程は、上記第2Bの工程と同様の条件下で好
まし〈実施することができる。
上記第1BS第2Bおよび第3B工程の反応も各工程の
生成物を単離せずに、逐次的に実施することができる。
また各工程の反応を実施する際には、製造法人で述べた
と同様の溶媒を必要に応じて使用することができる。本
発明で得られる分岐状ポリウレタン(メタ)アクリレー
ト中に含まれるスルホン酸アルカリ金属塩基の含有率は
、好ましくは1.OX 10−’当% / g〜1.3
 X 104当滑/ソであシ、さらて好ましくは5X1
0”−1当量/g〜1.0X10’当%/gである。従
って上記製造法人またはBにおいて使用する特定スルホ
ン酸化合物の使用量は、得られる分岐状ポリウレタン(
メタ)アクリレートに対して、好ましくは0.03〜6
5重量%、特に好ましくは0.07〜50M量チとなる
量である。65重景壬を越えると磁性塗料を調製する際
に、通常使用されるトルエン、メチルエチルケトン、メ
チルインブチルケトン等の汎用の溶剤に対する溶解性が
低下する傾向が強く、また塗料として放射線によって硬
化した後の塗膜の吸湿性が増加し塗瞑強度の低下をまね
き易くなる。また、上記製造法人およびBにおいて使用
する特定ヒドロキシル化合物の使用量は、得られる分岐
状ポリウレタン(メタ)アクリレートに対して、好まし
くは1〜75重を壬、特に好ましくは1〜70重量幅で
あり、75重量憾を越えると塗料として放射線((よっ
て硬化した後の塗膜の柔軟性が失なわれ、1重量係未満
であると放射線による硬化度および硬化した後の塗膜の
耐溶剤性の向上幅が小さくなる。
さらに、本発明で得られる分岐状ポリウレタン(メタ)
アクリレートの数平均分子量は、好ましくは1万〜10
万である。本発明で得られる分岐状ポリウレタン(メタ
)アクリレートは、上記のように放射線によって硬化す
るが、使用する放射線としては、電子線、r−線、中性
子線、β−線、x3等を例示することができるが、特に
放射紗号の制御、放射線照射装置の製造工程への導入等
の容易性の見地から、電子線が好ましく、塗膜を架橋、
硬化する際に使用する電子線は、透過力の面から加速電
圧100〜750 KV、好ましくは150〜300 
KVの電子線加速器を用い、塗膜の電子線の吸収線量が
0.5〜20メガラツドになる様に照射するのが好まし
い。本発明で得られる分115[ポリウレタン(メタ)
アクリレートを放射線硬化して得られる塗膜の力学的特
性は、放射線硬化条件等によっても異なるが、通常、弾
性率で10kl?/cIn”以上、破断強変で90に9
/cIn”以上、破断呻びで7チ以上の特性を示す。
〔実施例〕
実施fl11 (1)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容[1
4のフラスコに、5−ナトリウム−スルホ−インフタル
酸ジメチルエステル749、ポリエチレングリコール、
(平均分子量400)400gおよび酢酸ナトリウム1
.0.9を加え130℃で6時間反応させた。得られた
反応生成物をNMRスペクトルによって分析したところ
、5−ナトリウム−スルホ−インフタル酸ジメチルのメ
チル基のプロトンによるビーフが検出されなかった。こ
のことからエステル交換はほぼ100チ進行して−ると
判断された。さらに未反応のポリエチレングリコールが
存在することも確認された。
次いで、反応生成物を液体クロマトグラムにより分画分
取してNMRスペクトルπよって分析した結果、反応生
成物は下記の構造式で表わされる化合物とポリエチレン
グリコールとの混合物であることが判明した。
式中、R6はポリエチレングリコール(平均分子量40
0)の両末端OH基を除いた残基であり、 nは1.1である、 また、上記構造式で表わされる化合物とポリエチレング
リコールの比は55対45(重量比)であった。これら
の混合物を以下特定スルホン酸化合物(I)という。特
定スルホン酸化合物(1)の水酸基当量は3.2 gX
 10”−”当量/gであった。
(2)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量2
tのフラスコに4.4′−ジシクロヘキシルメタンジイ
ソシアネー)185.6L ジプチルスズジラウレート
0.5 fiおよびシクロヘキサノンとメチルエチルケ
トンの混合溶媒500gを加えて60℃に加温したのち
、滴下ロートより系の温度が上昇しないように注意しな
がら、ポリテトラメチレングリコール(デュポン社製、
テラタン650)103.6g、ビスフェノールAアル
キレンオキサイド誘導体のアクリル酸付加物(共栄社油
脂(株)製、エポキシエステル3002A;以下特定ヒ
ドロキシル化合物(1)と呼ぶ)35.2g、特定スル
ホン酸化合物m 36.0 gポリオキシエチレンビス
フェノールAエーテル(8本油脂(株)製、DA−35
0F)128.:lおよびシクロヘキサノンとメチルエ
チルケトンの混合溶媒250gを均一に混合したものを
滴下し、滴下終了後、60℃で4時間反応させた。次い
でこれに2−ヒドロキシエチルアクリレートe、sgを
加えてさらに60℃で2時間反応させたのち、4官能ア
ルコ一ル性化合物(加電化(株)製、アブカフオドロー
ル)4.3 gを加えて60℃で4時間反応させた。
反応終了後、赤外吸収スペクトルにより系中にイソシア
ネート基が残存していないことを確認した。
このようにして得た重合体を重合体(A)とする。
重合体(A)の分子量とスルホン酸ナトリウム塩基含有
量を第1表に示す。
実施例2 温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量2tのフ
ラスコに4.4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネー)208.2g、ジブチルスズジラウレー) 0.
59およびシクロヘキサノンとメチルエチルケトンの混
合溶媒500gを加え60℃に加温したのち、滴下ロー
トよシ系の温度が上昇しないように注意しながら、ポリ
テトラメチレングリコール(デュポン社製、テラタン6
50)35.8.!i’、ホリオキシエチレンとスフエ
ノールAエーテル(日本油脂(株)製、DA−350F
)170.8g、特定スルホン酸化合物(T)37.3
gおよび特定ヒドロキシ化合物(1)36.4gをシク
ロヘキサノンとメチルエチルケトンの混合溶媒250g
に溶解混合したものを滴下し、滴下終了後、60℃で4
時間反応させた。次いでこれに2−ヒドロキシエチルア
クリレ−) 7.19を加えてさらに60℃で2時間反
応させたのち、4官能アルコ一ル性化合物(旭電化(株
)製 アブカフオドロール’) 4.59を加えて60
℃で4時間反応させた。
反応終了後、赤外吸収スペクトルにより系中にイソシア
ネート基が残存していないことを確認した。
このようにして得た重合体を重合体(B)とする。
重合体(B’)の分子量とスルホン酸ナトリウム塩基含
有量を第1表に示す。
実施例3 温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量2tのフ
ラスコに2.4−トルエンジイソシアネ−)167.4
g、ジブチルスズジラウレート0.5Iおよびシクロヘ
キサノンとメチルエチルケトンの混合溶媒500gを加
えて60℃に加温したのち、滴下ロートよυ系の温度が
上昇しない様に注意しながら ポリオキシエチレンビス
フェノールAエーテル(日本油脂(株):製 DA−3
50F)112.2g、ポリエステルジオール レタン(株)製ニツポラン4009)139.4pおよ
び特定ヒドロキシ化合物(1)35.4gをメチルエチ
ルケトンとシクロヘキサノンの混合溶媒250grtc
溶解混合したものを滴下し、滴下終了後、60℃で4時
間反応させた。次いで、これに特定スルホン酸化合物(
11 3 4. 6 gを加えて60℃で2時間反応さ
せた。次に、これに2−ヒドロキシエチルアクリレ−)
 6. 7 gを加えてさらに60℃で2時間反応させ
たのち、4官能アルコ一ル性化合物(旭電化(株)製ア
デカクオドロール’14.3pを加え60℃で4時間反
応させた。反応終了後、赤外吸収スペクトルにより系中
にイノシアネート基が残存していないことを確認した。
このようにして得た重合体を重合体(C)とする。
重合体(C’lの分子二仔とスルホン酸ナトリウム塩基
含有量を第1表に示す。
実施例4 温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量2tのフ
ラスコに4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネー)186.3g、ジプチルスズジラウレート0. 
5 9およびシクロヘキサノンとメチルエチルケトンの
混合溶媒500gを加えて60℃に加温したのち、滴下
ロートより系の温度が上昇しないように注意しながら、
ポリオキシエチレンビスフェノールAエーテル(日本油
脂6株)製、DA−350F’l 152.、8Lポリ
エステルジオール(日本ポリウレタン(株)製、ニラポ
ラン4009)49.1,特定ヒドロキシ化合物(1)
65、29、およびシクロヘキサノンとメチルエチルケ
トン混合溶媒250gを均一混合したものを滴下し、滴
下終了後、60℃で4時間反応させた。
次いで、これに特定スルホン酸化合物(1133.4g
を加えて60℃で4時間反応させた。次に、これに2−
ヒドロキシエチルアクリレート6、63gを加えてさら
に60℃で2時間反応させたのち、4官能アルコ一ル性
化合物(旭電化(株)製 DG500)6.84gを加
えて60℃で4時間反応させた。反応終了後、赤外吸収
スペクトルにより系中にイソシアネート基が残存してい
ないことを確認した。
このようにして得た重合体を重合体(D)とする。
重合体(I))の分子量とスルホン酸ナトリウム塩基含
有量を第1表に示す。
実施例5 温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量2tのフ
ラスコに4.4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート16.54gジブチルスズジラウレート0.59
およびシクロヘキサノンとメチルエチルケトンの混合溶
tJt.5009を加えて60’CK加温したのち、部
下ロートより系の温度が上昇しないように注意しながら
ポリカプロラクトンジオール(ダイセン(株)製プラク
セル205AL )2 5 5. 0 9、特定ヒドロ
キシル化合物(1) 3 1.41およびシクロヘキサ
ノンとメチルエチルケトンの混合溶媒250gを均一に
混合したものを滴下し、滴下終了後、60℃で4時間反
応させた。次いで、これに特定スルホン酸化合物(1)
38.4gを加えて60℃で4時間反応させた。次に、
これに2−ヒドロキシエチルアクリレ−)6.0g加え
てさらに60℃で2時間反応させたのち、4官能アルコ
一ル性化合物(加電化(株)製アデカクオドロール)3
.8gを加え、60℃で4時間反応させた。反応終了後
、赤外吸収スペクトルによシ系中にイソシアネート基が
残存していないことを確認した。
このようにして得た重合体を重合体(E)とする。
重合体(E)の分子量とスルホン酸す) IJウム塩基
含有量を第1表に示す。
実施例6 (1)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容t1
tのフラスコに5−ナトリウム−スルホ−イソフタル酸
ジメチルエステル78g、ポリエチレングリコール(平
均分子量200)422g、酢酸ナトリウム1.0gお
よび酢酸亜鉛1.0gを加えて130℃で6時間反応さ
せた。得られた反応生成物をNMRスペクトルによって
分析したところ、5−ナトリウム−スルホ−イソフタル
酸ジメチルのメチル基のプロトンによるビーフが検出さ
nなかった。このことからエステル交換率はほぼ100
%進行していると判断された。また、未反応のポリエチ
レングリコールが存在することも確認された。次いで、
反応生成物を液体クロマトグラムによシ分画分取してN
MRスペクトルによって分析した結果、反応生成物は下
記の構造式で表わされる化合物とポリエチレングリコー
ルとの混合物であることが判明した。
R1はポリエチレングリコール(平均分子:f1200
)の両末端OH基を残いた残基である、 また、上記構造式で表わされる化合物とポリエチレング
リコールの比は36対64(重量比)であった。これら
の混合物を以下特定スルホン酸化合物(II)とする。
特定スルホン酸化合物(■)の水酸基当量は7.52 
X 10−’当量/yであった。
(2)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量2
tのフラスコに、4.4’−ジシクロヘキシルメタンジ
イソシアネート159.9,9、ジブチルスズジラウレ
ー) 0.59およびシクロヘキサノンとメチルエチル
ケトンの混合溶媒500gを加えて60℃に加温したの
ち、滴下ロートより系の温度が上昇しないように注意し
ながら、ポリカプロラクトンジオール(ダイセル(株)
製プラクセル205AL)111.9!9、ポリオキシ
プロピレンビスフェノールAエーテル(日本油脂(株)
製DB−900)183.09、特定スルホン酸化合物
(1127,0gおよびシクロヘキサノンとメチルエテ
ルケトンの混合溶Qi250gを均一に混合したものを
滴下し、滴下終了後、60℃で4時間反応させた。次い
でこれに2−ヒドロキシプロピルメタクリレ−)14.
7.9を加えて60℃で2時間反応させたのち、ペンタ
エリスリトール3.5gを加えて60℃で4時間反応さ
せた。反応終了後、赤外吸収スペクトルにより系中にイ
ンシアテート基が残存していないことを確認した。
このようにして得た重合体を重合体(0とする。
重合体(F)の分子量とスルホン酸ナトリウム塩基含有
量を第1表に示す。
実施例7 温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量2tのフ
ラスコにポリプロピレングリコール(日本油脂(株)製
ユニオールD−1200)172.31、ジプチルスズ
ジラウレート0.5g、エチレングリコールジグリシジ
ルエーテル誘導体のメタクリル酸付加物(共栄社微油脂
(株)製エポキシエステル40EM:以下特定ヒドロキ
シル化合物(11)と呼ぶ) 24.84 g、特定ス
ルホン酸化合物(II)152.89およびシクロ−\
キサノンとメチルエチルケトンの混合溶fi7509を
加えて60℃に加温したのち、滴下ロートより系の温度
が上昇しないように注意し六から、2.4−)ルエンジ
イソシアネート124.9.!9を滴下し、滴下終了後
、60℃で4時間反応させ、さらにその後メタアクリル
醒グリシジルエーテル10.29おヨヒトリエチルアミ
ン0.19を加えて60℃で2時間反応させた。次いで
、3官能インシアネ一ト化合物(日本ポリウレタン(株
)製コロネー)L)15.0g(固型分換算)を加えて
60℃で2時間反応させた。反応終了後、赤外吸収スペ
クトルにより系中にイソシアネート基が残存していない
ことを確認した。
このようにして得た重合体を重合体(G)とする。
重合体(G)の分子量ヒスルホン酸ナトリウム塩基含有
滑を第1表に示す。
実施例8 (1)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量1
tのフラスコに、5−ナトリウム−スルホ−イソフタル
酸ジメチルエステル35g、ポリテトラメチレングリコ
ール(デュポン社製テラタン650)465g、酢酸亜
鉛1.0gおよび酢酸ナトリウム1.09を加えて13
0℃で6時間反応させた。得られた反応生成物をNMR
,スペクトルによって分析したところ、5−ナトリウム
−スルホ−イソフタル酸ジメチルのメチル基のプロトン
によるビーフが検出されなかった。このことから、エス
テル交換率はほぼl0CI進行していると判断された。
また、未反応のポリテトラメチレングリコールが存在す
ることも確認された。次いで、反応生成物を液体クロマ
トグラムにより分画分取してNHRスペクトルによって
分析した結果、反応生成物は下記の構造式であられされ
る化合物とポリテトラメチレングリコールとの混合物で
あることが判明した。
R8はポリテトラメチレングリコールの両末端OH基を
残いた残基であり、 nは1.4である、 また、主計構造式で表わされる化合物とポリテトラメチ
レングリコールの比は34対66(重量比)であった。
これらの混合物を以下特定スルホン酸化合物儂)とする
。特定スルホン散化合物([1の水酸基轟量は2.42
X10”−’当量/gであった。
(2)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量1
tのフラスコにアクリル酸105.9gおよびポリプロ
ピレングリコ−ルナ400ジグリシジルエーテル(共栄
社油脂(株)製エボライト400m))394.1gを
加えて60℃で6時間反応させたのち、赤外吸収スペク
トルにより反応生成物中にはエポキシ環の吸収が無いこ
とを確認した。この反応生成物を以下特定ヒドロキシル
化合おりである: テ C−CH3 OH (3)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量2
tのフラスコに、ポリエステルジオール(日本ポリウレ
タン(株)!# ニラポラン4040)295.8g、
特定スルホン酸化合物([) 17. Og、特定ヒド
ロキシル化合物(II) 117.6 gおよびシクロ
ヘキサノンとメチルエチルケトンの混合溶媒750Sを
加えて60℃に加温したのち、滴下ロートよシ系の温度
が上昇しないように注意しながら、インホロンジイソシ
アネート70.3 gを滴下して60℃で4時間反応さ
せた。次いでこれにアクリル酸クロライド1.5gを加
えて60℃で2時間反応させたのち、3官能インシアネ
一ト化合物(日本ポリウレタン(株)へコロネートL 
) 3.4g(固型分換算)を加えて60℃で2時間反
応させた。反応終了後、赤外吸収スペクトルにより系中
にイソシアネート基が残存していないことを確認した。
このようにして得た重合体を重合体(H)とする。
重合体(H)の分子量とスルホン酸す) IJウム塩基
の含有量を第1表に示す。
実施例9 (1)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容t1
 tのフラスコに、5−ナトリウム−スルホ−イソフタ
ル酸ジメチル148g、ポリエチレングリコール(平均
分子量400 )400g、酢酸ナトリウム1.0gお
よび酢酸亜鉛1.09を加えて130℃で6時間反応さ
せた。得られた反応生成物をNMRスペクトルによって
分析したところ、5−ナトリウム−スルホ−イソフタル
酸ジメチルのメチル基のプロトンによるビーフが検出さ
れなかった。このことからエステル交換反応はほぼ10
0%進行していると判断された。また未反応のポリエチ
レングリコールが存在しないことも確認された。さらに
反応生成物をNMRスペクトルによって分析した結果、
反応生成物は下記の構造式で表わされる化合物であるこ
とが判明した。
R,はポリエチレングリコール(平均分子量400)の
両末端OH基を除いた残基である、 上記化合物を以下特定スルホ/酸化合物((V)とする
。特定スルホン酸化合物(IV)の水酸基当騎は194
 X 10−’当量/gでちった。
(2)温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量2
tの7ラスコに、ジプチルスズジラウレート0.5g、
ポリカプロラクトンジオール(ダイセル(株)製プラク
セル205AL)313.0g、特定スルホン酸化合物
(IV)29.3.9およびシクロヘキサノンとメチル
エテルケトンの混合溶媒750gを加えて60℃に加温
したのち、滴下ロートよυ系の温度が上昇しないように
注意しながら、4゜4′−ジシクロヘキシルメタンジイ
ソシアネート141.7gを滴下し、滴下終了後、60
℃で4時間反応させた。次いでこれにアクリル酸4.1
gおヨヒパラートルエンスルホン酸0. I El ヲ
加エテ60℃で4時間反応させた。さらにこれに3官能
イソシアネート化合物(日本ポリウレタン(株)製コロ
ネー)L)11.9g(固形分換算)を加えて60℃で
2時間反応させた。反応終了後、赤外吸収スペクトルに
より系中にイソシアネート基が残存していないことを確
認した。
このようにして得た重合体を重合体(J”)とする。
重合体(J)の分子量とスルホン酸す) IJウム塩基
の含有量を第1表に示す。
実施例10 温度計、攪拌器および還流冷却管を備えた容量2tのフ
ラスコK、4.4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート114.1.S’、ジプチルスズジラウレート
0.59 *−よびシクロヘキサノンとメチルエチルケ
トンの混合溶媒500.9を加えて60℃に加温したの
ち、系の温度が上昇しないように注量しながら、ポリエ
ステルジオール(日本ポリウレタン(n)、*Vニッポ
ラン4009)342、1 、q 、特定スルホン酸化
合物(lV’132.1およびシクロヘキサノンとメチ
ルエテルケトンの混合溶媒250gを同一に混合したも
のを、滴下ロートよシ滴下し、滴下終了後、60℃で4
時間反応させた。次いでこれに2−ヒドロキシエチルア
クリレート7.2gを加えてさらに60℃で2時間反応
させたのち、4官能アルコ一ル性化合物(怒気化(株)
製アデカクオドロール) 4.6.9を加えて60℃で
4時間反応させた。反応終了後、赤外吸収スペクトルに
より系中にイソシアネート基が残存していないことを確
認した。このようにして得た重合体を重合体(K)とす
る。重合体(K”)の分子量とスルホン酸ナトリウム塩
基の含有量を第1表に示す。
比較例1 温度計、攪拌器および還流冷却器を備えた容量2t(D
フラスコに、ジメチルテレフタレート119.2g、ジ
メチルイソフタレート89.4g、5−ナトリウム−ス
ルホインフタル酸ジメチル136.5g、エチレングリ
コールx48.2g、ネオペンチルグリコール203.
4L酢酸亜鉛0,03gおよび酢酸ナトリウム0.03
 gヲ加え、180〜220℃で3時間エステル交換反
応を行なった。
次いで、セバシン酸376.2gを添加して、2o。
〜240℃で2時間反応させた後、反応系を10uHg
まで減圧した。この反応系についてさらに3〜10ma
Hgで250℃の温度で2時間重縮合反応を行った。こ
のようにして得られたポリエステルポリオールの水酸基
当量は4.7X10−’当量/gであった。このポリエ
ステルポリオールをNMRスペクトルによって分析した
結果、その組成のモル比は次の通りであった。テレフタ
ル酸:20、イソフタル酸:15.5−スルホ−イソフ
タル酸ナトリウム:5、セパシン酸:60、エチレンク
リコール:50、ネオペンチルグリコール:50゜ 次に温度計、攪拌器および還流冷却器を備えた容fk2
tのフラスコに、4.4’−ジシクロヘキンルメタンジ
イノシアネート33.8g、ジブチルスズジラウレート
o、 s g bよびシクロヘキサノンとメチルエチル
ケトンの混合溶媒500.!i+を加、tて60℃に加
温したのち、系の温度が上昇しないように注意しながら
、上記で得たポリエステルポリオール466.29およ
びシクロヘキサノンとメチルエチルケトンの混合溶媒2
50gを混合溶解したものを滴下ロートより滴下し、滴
下終了後、60℃で4時間反応させた。次いで、これに
2−ヒドロキシエチルアクリレート4.5gを加えて6
0℃で2時間反応させた。反応終了後、赤外吸収スペク
トルによシ系中にイソシアネート基が残存していないこ
とを確認した。
参考例1 実施例1で得られた重合体Aのシクロヘキサノンとメチ
ルエチルケトンの混合溶液を用いて下記組成の磁性塗料
を次の要領で作製し、基体に塗布し、電子線照射により
硬化させた。
CO含有r−Fe、0. 80重量部 重合体人       20重1部 (固型分換算)5
QQa/アルミ製缶に上記組成中の磁性粉、シクロヘキ
サノンとメチルエチルケトンの混合溶媒おヨヒ3uI径
ステンレスポール(約20 II/ ) を入れ米国レ
ッドデビル社製ペイントコンディショナーにて2時間振
とうした。次いで重合偉人のシクロヘキサノンとメチル
エチルケトンの混合溶液を加え、さらに4時間振とうし
た後、ステンレスボールを取り除き磁性塗料を得た。次
いで直ちに厚さ15μmポリエステルフィルム上に乾燥
膜厚が6μmになるように上記磁性塗料を塗布し、直ち
に磁場配向処理を行い、室温で一夜乾燥後、エレクトロ
カーテンタイプ電子線加速装置を使用して加速電圧16
0キロボルトとし、7メガラツドの吸収線量で磁性塗膜
を硬化した。
同様に上記磁性塗料組成中において、磁性粉を除外し、
重合体Aを乾燥膜厚が40〜60μmになるようにガラ
ス板上に塗布し、室温で一夜乾燥後加速電圧160キロ
ボルトとし、5メガランドの吸収線量で67を硬化した
磁性塗料については、次の(1)の試験を行ない、硬化
磁性塗膜については、(2)〜(6)の試験をおこなっ
た。
また、磁性粉を含まない硬化塗膜については(7)〜(
8)の試験をおこなった。。
また上記とは別に礪化塗膜を作り、(9)の試験をおこ
なった。
結果を第2表に示す。
(1)濾過テスト:平均孔径2μmを有するフィルター
で磁性塗料を1分間でl0CI濾過てきるかどうか観察
した。
(2)光沢:デイジタル光沢針(村−ヒ色彩技術研究所
製)を使用して硬化磁性塗膜の反射角45°の光沢を測
定し、光沢が70〜90の場合を◎、50〜70の場合
を○、30〜50の場合をΔ、30以下の場合を×とし
た。
(3)表面観察:走査型電子顕微鏡を使用して硬化磁性
塗膜の表面観察を行なった。磁性粉の凝集がみられない
状態を◎として以下○、△、Xの順で表わした。
(4)接着テスト:硬化磁性塗膜の表面に粘着テープを
貼りつけ、全面に均一に接着させた後、瞬間的に引き剥
がしたときの状態を観察して行ない、硬化磁性塗膜が基
体から完全に剥離された場合を×、若干剥離された場合
をΔ、はとんど剥離されない場合を○、全く剥離が認ら
れないものを◎として評価した。
(5)粉落ち試j9:+1000のエメリー紙上で硬化
磁性塗膜を20回シエデイングしてその時の粉落ち量を
測定した。
(6)角型比(Br/8m):東英工業KK製VSM−
3型を用いて外部磁場5. OO0・Oeで磁気特性を
測定した。残留磁束密度=Br、11大残留磁束密度=
Bm0 (7)破断強度、伸び、初期モジュラス:硬化塗膜から
短冊状のテストピースを切シ出しく0.5の×10cm
X40〜60μm)、室温で50朋/ m i nの引
張シ速度で測定した。
(8)テトラヒドロフラン(THF)抽出残:硬化塗膜
について、THFソックスレー抽出を24時間行ない、
抽出残の割合を測定した。
−(9)屈曲試験:厚さ100μmのポリエステルフィ
ルム上に、乾燥膜厚が40〜50μmになる様に実施例
1で得られた重合体人を塗布し、室温で1夜乾燥後、加
速電圧160キロボルト、5メガラツドでクリアーフィ
ルムを硬化した。このクリアーフィルムを基板のポリエ
ステルフィルムごと巾10の短冊状に切り、両端を固定
して中央部分から屈曲させたのちただちにもとの状態に
復元するといった屈曲試験を1秒間に20回行い、屈曲
部位からのクリアーフィルムの剥離あるいは破壊が起こ
るかどうかをみた。500時間の屈曲に耐えたものを優
として評価した。
参考例2 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様に試験をおこなった。結果を第2表に示す
CO含有1− Fe2O3ROvt部、重合体8   
      20重1部@型分換算)、シクロへキサノ
ン   20 o”Nls、参考例3 参考例1において塗料の組成を次のよってした以外は参
考例1と同様に試験を行なった。結果を第2表に示す。
Co含有r−re、03   80重量部、重合体C1
711部(固型分換算)、 トリメチロールプロパン トリアフレリート       3重電部参考例4 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様に試験を行なった。結果を第2表に示す。
Co含有r −Fe2O,8Qii部、重合体D   
       20重量部(固型分換算)、参考%5 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様に試験をおこなった。結果を第2表に示す
CO含有r −Fe2O,8oat部、重合体E   
       20重量部(固型分換算)、シクロヘキ
サノンとメ チルエチルケトンの混 200!?を部、合溶媒 参考例6 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様だ試験をおこなった。結果を第2表に示す
CO倉有r−Fe、0.  80重量部、重合体F  
        20重量部(固型分換算)、テトラヒ
ドロ7ラン   200重量部参考例7 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様に試験を行なった1、結果を第2表に示す
CO含有r  Fe2O,BO竹g部、重合体0   
      20重量部(固型分換算)、参考例8 参考例1(でおいて塗料の組成を次のようにした以外は
参考例1と同様に試験を行なった。結果を第2表に示す
CO含有r −Fe20s    so重量部、重合体
H20重量部(固型分換算)、 参考例9 参考例1におりで塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様に試験を行なった。結果を第2表に示す。
Co含有1−Fe、0n80重量部、 重合体J          17重量部(固型分換算
)、ペンタエリスリトール トリアクリレート    3重量部、 シクロヘキサノンとメ チルエチルケトンの混  200重f1部、合溶媒 参考例10 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様に試験を行なった。結果を第2表に示す。
Co含有1− Pe5os    801吟部、重合体
K          20重量部(固型分換算)、メ
チルエチルケトンと シクロヘキサノンの混  200重陽部、合溶媒 比較糸考例1 参考例1において塗料の組成を次のようにした以外は参
考例1と同様に試験を行なった。結果を第2表に示す。
Co含有1−Fe、Og    80重号部、比較例1
で得た重合体  20重量部(固型分換算)、シクロヘ
キサノンとメ チルエチルケトンの混 合溶媒         200重量部、〔発明の効果
〕 本発明は、下記の効果を有するものである。
(1)本発明の製造方法によって得られる分岐状ポリウ
レタン(メタ)アクリレートは磁性塗料に用いた場合、
実用耐久性および電磁変換特性の優れた磁気記録媒体を
与える。
(2)本発明の製造方法によって得られる分岐状ポリウ
レタン(メタ)アクリレートは磁性塗料に用いた場合、
磁性粉充填密度が高く且つ表面平滑性に優れた磁気記録
媒体を与える。
(3)本発明の製造方法によって得られる分岐状ポリウ
レタン(メタ)アクリレートは、磁性塗料に用いた場合
、磁性塗料は、粘度が低く、増加したポットライフを有
し、しかも実用耐久性の優れた磁気記録媒体を与える。
(4)本発明ので“製造方法によって得られる分岐状ポ
リウレタン(メタ)アクリレ−トは、硬化塗膜の機械的
特性においてすぐれているだけでなく、磁気記録媒体等
の基体に対する接着性にもすぐれたものである。
(5)本発明の製造方法で得られる分岐状ポリウレタン
(メタ)アクリレートは放射線照射による架橋性にすぐ
れることによシ、低放射線照射線量で充分に架橋硬化し
、耐溶剤性にすぐれた硬化塗膜を得ることができ、塗膜
を硬化させるために要するエネルギーを低減させること
ができる。
(6)本発明の製造方法で得られる分岐状ポリウレタン
(メタ)アクリレートは放射線照射量を増加させること
Kよって架橋密度を向上させても、適度な柔軟性と表面
硬度とを有する硬化塗膜を得ることができ、磁性塗料と
して磁気記録媒体の1種である磁気テープの製造に用い
た場合に、磁気ヘッドと良好な接触状態を有し、磁性粉
の脱落が少なく、変調ノイズが少ない耐久性のすぐれた
磁気テープを得ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)分子の一方の末端におよび必要に応じて側鎖に(
    メタ)アクリル性二重結合を有し、そして分子の他方の
    末端に、水酸基、あるいはイソシアネート基を有し、か
    つ分子内にスルホン酸アルカリ金属塩基を有するウレタ
    ン(メタ)アクリレートプレポリマー、あるいは上記(
    A)のウレタン(メタ)アクリレートプレポリマーと (B)分子の一方の末端におよび必要に応じて側鎖に、
    (メタ)アクリル性二重結合を有しそして分子の他方の
    末端に、水酸基あるいはイソシアネート基を有し、かつ
    分子内にスルホン酸アルカリ金属塩基を有さないウレタ
    ン(メタ)アクリレートプレポリマーの混合物を、 (C)上記(A)および(B)のウレタン(メタ)アク
    リレートプレポリマーが分子末端にイソシアネート基を
    有する場合には、官能基として水酸基、第1級アミノ基
    および第2級アミノ基から選ばれる少なくとも1種の基
    を3個以上有する分子量1000以下の化合物、と反応
    させるか、あるいは上記(A)および(B)のウレタン
    (メタ)アクリレートプレポリマーが分子末端に水酸基
    を有する場合には、 官能基としてイソシアネート基を3個以上有する分子量
    1000以下の化合物を反応させる ことを特徴とする分岐状ポリウレタン(メタ)アクリレ
    ートの製造方法。
JP60214586A 1985-09-30 1985-09-30 分岐状ポリウレタン(メタ)アクリレ−トの製造方法 Pending JPS6274915A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1002554C2 (nl) * 1996-03-08 1997-09-09 Dsm Nv Werkwijze voor de bereiding van een hoogvertakt polymeer.
CN111057215A (zh) * 2018-10-16 2020-04-24 比亚迪股份有限公司 聚氨酯树脂组合物、纤维树脂复合材料及其制备方法和应用

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