JPS6211190A - 光電スイツチ - Google Patents

光電スイツチ

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JPS6211190A
JPS6211190A JP60151031A JP15103185A JPS6211190A JP S6211190 A JPS6211190 A JP S6211190A JP 60151031 A JP60151031 A JP 60151031A JP 15103185 A JP15103185 A JP 15103185A JP S6211190 A JPS6211190 A JP S6211190A
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JP
Japan
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signal
stability
output
level
detection
Prior art date
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Application number
JP60151031A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Fukuda
昌彦 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIIENSU KK
Keyence Corp
Original Assignee
KIIENSU KK
Keyence Corp
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Publication date
Application filed by KIIENSU KK, Keyence Corp filed Critical KIIENSU KK
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Publication of JPS6211190A publication Critical patent/JPS6211190A/ja
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光電スイッチの受光素子のレンズ表面に付
着した塵埃、水、油等のために受光素子の出力が低下し
、不安定な動作状況を惹起した場合に警報信号を出力す
るようにした光電スイッチに関する。
〔従来の技術〕
光電スイッチの受光素子には、集光のためにレンズが覆
設されている。このレンズの表面に塵埃。
水、油等が付着すると受光素子の出力が低下し、投光部
からのパルス光を受光しているにも拘わらず受光信号を
出力しないことがある。そのためフードを取り付けたり
、エアパージにより洗浄空気を吹き付けたりして塵埃等
が付着しないようにしている。しかし、これらの方法で
は、塵埃等の付着防止のための付属機器を設けねばなら
ず、そのため経費がかかり、また、光電スイッチの取り
付は場所が狭隘な場合には前記付属機器を取り付けるこ
とができないという問題点があった。
これらの問題点を解決するために、実開昭59−183
675号公報に開示されている考案がある。この考案は
第5図に示すように、受光素子より生じた受光信号Aを
弁別するために、所定の物体検出レベル■、より高い電
圧値にレベルダウン(受光素子の出力の低下)検出レベ
ルv2が設定されている。検出物体を検知した場合に生
じる受光信号Aが、物体検出レベル■、およびレベルダ
ウン検出レベルv2を越えた場合には正常とみなし、物
体検出レベル■、を越えたがレベルダウン検出レベルV
2を越えない場合には、受光素子に塵埃等が付着されて
いるとみなし警報信号Bを出力するようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、この考案には次のような2つの問題点があっ
た。第1の問題点は、検出物体が感応領域内に進入した
後に完全に感応領域内から進出せずに、検出物体の一部
が感応領域内に残存したままの状態になる場合に起きて
いた。この場合、第6図に示すように、受光信号Aが通
常のレベル■。まで下がらず、物体検出レベル■、の少
し下の位置に留まる。この状態において、前記検出物体
と比較して小さな検出物体が感応領域内に進入して来た
際に、通常はV、の電圧変化がなければ検知しないのに
、■、より小さいV、の電圧変化にも拘わらず検知して
しまい、誤動作を起こしていた。また、前記検出物体が
小さなものでなくても、正確な位置決め等の目的に光電
スイッチを使用していた場合には、感応領域内への僅か
な進入のみで物体検出レベル■1を越えるので、前記目
的を十分に達成することは不可能であった。
第2の問題点は、光電スイッチを他の光源の影響が大き
い状況下、または、複数個の光電スイッチを並置して使
用する場合に起きていた。この場合、第7図に示すよう
に、通常は検出物体が感応領域内に進入した場合に受光
信号AはレベルV。
から立ち上がる。しかし、上記の場合においては検出物
体が感応領域内に存在しない時でも、受光素子は自身の
投光部からのパルス光以外の光を受光しているので、受
光信号A゛はレベルVOより電圧値の高いレベル■8ま
でしか下がらない。したがって、この場合に第1の問題
点と同様に、小さな検出物体、正確な位置決め等の場合
に誤動作を起こしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、こ
の問題点を解決するための具体的手段は、投光素子と、
この投光素子からの光を受光する受光素子と、この受光
素子からの受光信号を所定の基準レベルで弁別して検出
物体の検知信号を出力する光電スイッチにおいて、前記
基準レベルの高レベル側に第1のスタビリテイレベルが
設定され、この第1のスタビリテイレベルを前記受光信
号が越えた時に第1スタビリテイ信号が出力されるとと
もに、前記基準レベルの低レベル側に第2のスタビリテ
イレベルが設定されていて、この第2のスタビリテイレ
ベルを越えた時に第2スタビリテイ信号が出力され、か
つ、前記検知信号が出力されている間に第1スタビリテ
イ信号が出力されない際には第1の警報信号を出力する
とともに、前記検知信号の出力が停止した後に継続して
第2スタビリテイ信号が出力される際に前記検知信号が
再度出力されると第2の警報信号を出力するようにした
ことである。
〔作  用〕
この発明は前述のような手段を採ったので、受光素子の
レンズ面の塵埃等の付着により受光素子の出力が低下し
た場合は、受光信号は検出物体の検知のための基準レベ
ルは越えるが第1のスタビリテイレベルを越えない。し
たがって、検知信号は出力されるが第1スタビリテイ信
号は出力されないので、第1の警報信号が出力される。
また、検出物体が感応領域内から完全に進出しない場合
、および、他の光源の影響が大きい状況下での使用等、
受光信号が通常のレベル(検出物体の検知信号が出力さ
れない時の設定レベル)まで下がらない場合には、受光
信号は検出物体の検知のための基準レベルは下回るが第
2のスタビリテイレベルを下回らない。したがって、検
知信号は出力されないが第2のスタビリテイ信号が継続
して出力される。この状態において、再度検知信号が出
力されると第2の警報信号が出力される。それゆえ、検
出物体の検知動作は一応行うが不安定な動作状態である
光電スイッチの状況を察知し、未然に誤動作を防ぐ作用
を行う。
〔実 施 例〕
この発明を、以下1実施例に基づいて詳細に説明する。
なお、いわゆる反射形(投光部と受光部が一体化された
もの)にこの発明を用いた場合について説明する。第1
図に示すように、投光素子駆動回路1により投光素子2
からパルス光が発光される。このパルス光が検出物体X
に反射して受光素子3に受光されると、受光素子3は受
光信号を発生する。この受光信号は増幅回路4で増幅さ
れる。増幅された受光信号は信号発生回路5に伝達され
る。信号発生回路5は、第1スタビリテイ信号発生回路
51.物体検知信号発生回路52、および、第2スタビ
リテイ信号発生回路53から構成されている。これら3
つの信号発生回路51.52.53は、プラス端子に増
幅回路4からの受光信号が入力され、マイナス端子に基
準電圧が入力されているコンパレータ510,520,
530から各々成り立っている。
この基準電圧は、第2スタビリテイ信号発生回路53、
物体検知信号発生回路52、そして、第1スタビリテイ
信号発生回路51の順で段々高くなっている。そして、
第2スタビリテイ信号発生回路53の基準電圧を第2の
スタビリテイレベルと呼び、物体検知信号発生回路52
の基準電圧を基準レベルと呼び、第1スタビリテイ信号
発生回路51の基準電圧を第1のスタビリテイレベルと
呼ぶ。
第1スタビリテイ信号発生回路51および第2スタビリ
テイ信号発生回路53からの出力信号は、スタビリテイ
信号処理回路6に伝達される。スタビリテイ信号処理回
路6は、第1スタビリテイ信号発生回路51からの出力
信号aを反転するインバータ61と、このインバータ6
1の出力信号をクリア(CL”)端子に入力し、第2ス
タビリテイ信号発生回路53からの出力信号Cをクロッ
クパルス(CP)端子に入力するFFIと、前記出力信
号Cを反転するインバータ62と、このインバータ62
の出力信号をcp端子に入力し、前記FFIのQ出力信
号dをD端子に入力するFF2と、前記インバータ62
の出力信号と前記FF2の;出力信号eを入力するNO
Rゲート63から構成されている。なお、FF1のD端
子には常にHIGH(以下“H″と記す)の信号が入力
されている。
スタビリテイ信号処理回路6からの出力信号fは、スタ
ビリテイ検出回路7に伝達される。また、スタビリテイ
検出回路7には、物体検知信号発生回路52からの出力
信号すも伝達される。スタビリテイ検出回路7は、この
出力信号すが入力される検波回路71と、前記出力信号
fが入力される検波回路72と、この検波回路72の出
力信号りをCL端子に入力するとともに検波回路71の
出力信号gをcp端子に入力するFF3と、このFF3
のQ出力信号iをD端子に入力し、インバータ73によ
り反転された前記信号gをcp端子に入力するFF4と
、この反転された信号g−t−cp端子に入力するとと
もに前記信号りをCL端子に入力するFF5と、このF
F5のQ出力信号jをD端子に入力し、検波回路71の
出力信号gをcp端子に入力するFF6と、このFF6
の回出力信号lと前記FF4のご出力信号kを入力する
NANDゲート74から構成されている。なお、FF3
およびFF5のD端子には常に“H”の信号が入力され
ている。
スタビリテイ検出回路7の出力信号mは、警報信号出力
回路8に伝達される。警報信号出力回路8は、物体検知
信号が出力されている間に第1スタビリテイ信号が出力
されないと、第1の警報信号を出力する。また、物体検
知信号の出力が停止した後に継続して第2スタビリテイ
信号が出力される際に、再度物体検知信号が出力される
と第2の警報信号を出力する。
次に、このような構成からなるこの回路の各部の動作に
ついて、第2図ないし第4図に示した動作波形図に基づ
いて説明する。
まず、第2図に基づいてこの光電スイッチが正常な状態
で動作している場合について説明する−なお、第2図に
おけるアルファベットは第1図における各信号のアルフ
ァベントに対応させている。
最初に、スタビリテイ信号処理回路6の動作について説
明する。投光素子2からのパルス光が感応領域内に進入
して来た検出物体Xに反射して、受光素子3に受光され
ると受光信号が生じる。この受光信号は、増幅回路4で
増幅されて信号発生回路5に伝達される。この時、まず
前記第2のスタビリテイレベルを受光信号が越えると、
第2スタビリテイ信号発生回路53は第2図Cに示すよ
うなパルスを出力する。次に、さらに受光信号の電圧値
が上昇し物体検知用前記基準レベルを越えると、物体検
知信号発生回路52は同図すに示すようなパルスを出力
する。次いで、さらに受光信号の電圧値が上昇し前記第
1のスタビリテイレベルを越えると、第1スタビリテイ
信号発生回路51は同図aに示すようなパルスを出力す
る。
スタビリテイ信号処理回路6のFFIは、CL端子に第
1スタビリテイ信号発生回路51の出力信号aの反転さ
れた信号が入力されているので、受光信号が第1のスタ
ビリテイレベルを越えるまでは“H”のQ出力信号dを
維持している。そして、受光信号が第1のスタビリテイ
レベルを越えると、第1スタビリテイ信号発生回路53
の出力信号aの立ち上がりとともに、FFIのQ出力信
号dは立ち下がる。しかし、FFIのCP端子に第2ス
タビリテイ信号発生回路53の出力信号Cが入力されて
いるので、この信号Cの立ち上がりとともにFF1のQ
出力信号dは立ち上がる。
この信号dをD端子に入力し、CP端子に第2スタビリ
テイ信号発生回路53の出力信号Cの反転された信号を
入力するFF2は、この信号Cの立ち下がりに前記信号
dがLOW (以下“L”と記す)の状態であると、そ
の口出力信号eは“H”になる。NORゲート63は、
この:出力信号eと前記信号Cの反転された信号が入力
されるので、その出力信号fは前記信号eが“H”にな
るまでは、前記信号Cと同一のパルスを出力する。そし
て、前記信号eが1H″になると“L”の状態を維持す
る。
検出物体Xが次第に感応領域内から進出して行くにつれ
て、受光素子3に受光される投光素子2からのパルス光
の光量が減退する。それに伴い、まず、受光信号は第1
のスタビリテイレベルを下回り、次に基準レベルを下回
り、最後に第2のスタビリテイレベルを下回る。受光信
号が第1のスタビリテイレベルを下回ると、第1スタビ
リテイ信号発生回路51の出力信号aは“L”の状態を
維持する。次に、基準レベルを下回ると、物体検知信号
発生回路52の出力信号すは“L”の状態を維持する。
最後に、第2のスタビリテイレベルを下回ると、第2ス
タビリテイ信号発生回路53の出力信号Cは“L”の状
態を維持する。
すると、FFIのQ出力信号dは、第1スタビリテイ信
号発生回路51の出力信号aが“L”の状態になった後
、前記信号Cの立ち上がりに応じて立ちあがり“H”の
状態を維持する。同様に、FF2の回出力信号eは前記
信号dが“H”の状態になった後、前記信号Cの立ち下
がりに応じて立ち下がり“L”の状態を維持する。この
信号eの“H”の状態の間、継続して“L”の状態であ
ったNORゲート63の出力信号fは、前記信号eが“
L”になった後、前記信号Cと同一のパルスの出力を再
開する。
次に、スタビリテイ検出回路7の動作を説明する。物体
検知信号発生回路52の出力信号すは、スタビリテイ検
出回路7の検波回路71に入力される。
この検波回路71の出力信号gは、前記信号すの最初の
パルスの立ち上がりより少し遅れて“H”になり、最後
のパルスの立ち下がりより少し遅れて“L”になる。一
方、スタビリテイ信号処理回路6の出力信号fは、スタ
ビリテイ検出回路7の検波回路72に入力される。この
検波回路72の出力信号りは、前記信号fの最初のパル
スの立ち上がりより少し遅れて“H″になり、最後のパ
ルスの立ち下がりより少し遅れて“L”になる。すなわ
ち、検波回路71.72は、前記信号す、fと同一の周
期でかつこれら信号す、  fより少し遅れて、出力信
号g、  hを出力するのである。
第2図に示すように、スタビリテイ信号処理回路6の出
力信号fは8個の前パルス群と4個の後パルス群を持っ
ているので、前記信号りも2つの“H”の状態を持った
波形図となる。FF3はcp端子に前記信号gを入力し
CL端子に前記信号りを入力するので、そのQ出力信号
iは信号gの立ち上がりに応じて立ち上がり、信号りの
立ち下がりに応じて立ち下がる。FF5はcp端子に前
記信号gの反転信号を入力しCL端子に前記信号りを入
力するので、そのQ出力信号jは信号gの立ち下がりに
応じて立ち上がり、信号りの立ち下がりに応じて立ち下
がる。
FF4はcp端子に前記信号gの反転信号を入力し、D
端子にFF3のQ出力信号iを入力するので、その回出
力信号には“H”の状態を維持する。
FF6はcp端子に前記信号gを入力し、D端子にFF
5のQ出力信号jを入力するので、その;出力信号lは
“H”の状態を維持する。NANDゲート74は両人力
が“H”であるので、その出力信号mは“L”の状態を
維持する。この“L”の信号mを受けて、警報信号出力
回路8はこの光電スイッチが不安定な動作状態ではない
旨の出力信号を外部に伝達する。
次に、受光素子3のレンズ面に塵埃等が付着し受光信号
の出力が低下した場合の動作について、第3図に基づい
て説明する。前述したように、受光信号が第2のスタビ
リテイレベルおよび基準レベルを越えると、それに応じ
て第2スタビリテイ信号発生回路53から出力信号C1
および、物体検知信号発生回路52から出力信号すが出
力される。
しかし、受光信号の出力低下のため第1のスタビリテイ
レベルを越えない。したがって、第1スタビリテイ信号
発生回路51からは出力信号aは出力されない。
ゆえに、FFIのCL端子には常に′H″の信号が入力
されているので、そのQ出力信号dは“H”の状態を維
持したままであり、それゆえ、FF2の;出力信号eは
“L”の状態を維持したままである。したがって、NO
Rゲート63は、第2スタビリテイ信号発生回路53の
出力信号Cと同一のパルスfを出力し続ける。
スタビリテイ検出回路7の検波回路71の出力信号gは
、前述したように、物体検知信号発生回路52の出力信
号すの最初のパルスの立ち上がりより少し遅れて“H”
になり、最後のパルスの立ち下がりより少し遅れて“L
”になる。検波回路72の出力信号りも、前述したよう
に、スタビリテイ信号処理回路6の出力信号fの最初の
パルスの立ち上がりより少し遅れて“H゛になり、最後
のパルスの立ち下がりより少し遅れて“L”になる。F
F3のQ出力信号iは前記信号gの立ち上がりに応じて
立ち上がり、前記信号りの立ち下がりに応じて立ち下が
る。FF5のQ出力信号jは前記信号gの立ち下がりに
応じて立ち上がり、前記信号りの立ち下がりに応じて立
ち下がる。
FF4の回出力信号には“H″の状態を維持しているが
、FF3のQ出力信号iが“L”から“H″になった後
、前記信号gの立ち下がりに応じて立ち下がる。FF6
の回出力信号1は“H”の状態を維持する。したがって
、NANDゲート74の出力信号mは、FF4の回出力
信号にの立ち下がりに応じて立ち上がり“H”の状態を
維持する。
この“H”の出力信号mを受けて、警報信号出力回路8
は、この光電スイッチの受光素子3のレンズ面が塵埃等
の付着により受光信号の出力が低下したため、不安定な
動作状態である旨の出力信号(第1の警報信号)を外部
に伝達する。
次いで、検出物体が感応領域内から完全に進出しない場
合、および他の光源の影響が大きい状況下での使用等、
検出物体を検知していないのにも拘わらず受光信号が通
常のレベルまで下がらない場合について、第4図に基づ
いて説明する。感応領域内に検出物体が進入すると、受
光素子3から生じた受光信号が第2のスタビリテイレベ
ルを越え、次に基準レベルを越え、最後に第1のスタビ
リテイレベルを越える動作を行う。この後、上記状況の
ため受光信号が第1のスタビリテイレベルおよび基準レ
ベルは下回るが、第2のスタビリテイレベルを下回らな
い場合には、スタビリテイ信号処理回路6の出力信号f
はパルスの出力を維持し続ける。
この状態で再び検出物体が感応領域内に進入し検知動作
が行われると、受光素子3に生じた受光信号は既に第2
のスタビリテイレベルを越えているので、スタビリテイ
検出回路7の検波回路72の出力信号りは“H”の状態
である。この“H”の信号りを受けて、FF5のQ出力
信号jはH″を維持している。
この後受光信号が基準レベルを越えると、物体検知信号
発生回路52から検知信号すが検波回路71に入力され
る。検波回路71の出力信号gはこの信号すにより、′
L″から“H″になる。この立ち上がりに応じてFF3
のQ出力信号iは立ち上がり、検波回路72の出力信号
りの立ち下がりに応じて立ち下がる。それゆえ、FF4
のご出力信号には常に“H”の状態を維持している。一
方、FF5のQ出力信号jは検波回路71の出力信号g
の立ち下がりに応じて立ち上がり、検波回路72の出力
信号りの立ち下がりに応じて立ち下がる。したがって、
FF6の回出力信号lは、検波回路71の出力信号gの
立ち上がりで“H”から“L”に立ち下がる。NAND
ゲート74の出力信号mは、この“L”の信号lを受け
て“L”から“H”になる。
警報信号出力回路8はこの“H”の信号mを受けて、感
応領域内から完全に検出物体が進出していない状態、あ
るいはこの光電スイッチが他の光源の影響が大きい状況
下に置かれている等、不安定な動作状態である旨の検出
信号(第2の警報信号)を出力する。
この実施例においては、いわゆる反射形の光電スイッチ
について説明したが、透過形(投光部と受光部が別離に
構成されたもの)の光電スイッチにこの発明を用いるこ
とももちろん可能である。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、この発明は、光電スイ
ッチの物体検知用基準レベルの高レベル側に第1のスタ
ビリテイレベルを設定し、この第1のスタビリテイレベ
ルを受光素子に生じた受光信号が越えた時に第1スタビ
リテイ信号を出力するようにし、前記基準レベルの低レ
ベル側に第2のスタビリテイレベルを設定し、この第2
のスタビリテイレベルを受光信号が越えた時に第2スタ
ビリテイ信号を出力するようにし、かつ、前記検知信号
を出力している間に第1スタビリテイ信号が出力されな
い際には第1の警報信号を出力するとともに、前記検知
信号の出力が停止した後に継続して第2スタビリテイ信
号が出力される際に、再度検知信号が出力されると第2
の警報信号を出力するようにしたので、正常に物体検知
動作を行ってはいるがその動作が不安定である状況下に
ある場合を察知し、光電スイッチの誤動作を未然に防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にがかる光電スイッチの1実施例の回
路図、第2図ないし第4図はこの回路の各部の動作波形
図、第5図ないし第7図は従来の光電スイッチの受光信
号の波形図である。 2・・・投光素子 3・・・受光素子 5・・・信号発
生回路 6・・・スタビリテイ信号処理回路 7・・・
スタビリテイ検出回路 8・・・警報信号出力回路第5
図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)投光素子と、この投光素子からの光を受光する受
    光素子と、この受光素子からの受光信号を所定の基準レ
    ベルで弁別して検出物体の検知信号を出力する光電スイ
    ッチにおいて、 前記基準レベルの高レベル側に第1のスタビリティレベ
    ルが設定され、この第1のスタビリティレベルを前記受
    光信号が越えた時に第1スタビリティ信号が出力される
    とともに、 前記基準レベルの低レベル側に第2のスタビリティレベ
    ルが設定され、この第2のスタビリティレベルを越えた
    時に第2スタビリティ信号が出力され、 かつ、前記検知信号が出力されている間に第1スタビリ
    ティ信号が出力されない際には第1の警報信号を出力す
    るとともに、 前記検知信号の出力が停止した後に継続して第2スタビ
    リティ信号が出力される際に前記検知信号が再度出力さ
    れると第2の警報信号を出力することを特徴とする光電
    スイッチ。
JP60151031A 1985-07-09 1985-07-09 光電スイツチ Pending JPS6211190A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
LT4873B (lt) 1998-03-25 2001-12-27 Igor Sergeevich Orlov Vėjo energijos įrenginys ir energijos transformavimo bei panaudojimo būdas

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
LT4873B (lt) 1998-03-25 2001-12-27 Igor Sergeevich Orlov Vėjo energijos įrenginys ir energijos transformavimo bei panaudojimo būdas

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