JP3311772B2 - 光電スイッチ及び光電スイッチ制御装置 - Google Patents

光電スイッチ及び光電スイッチ制御装置

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JP3311772B2
JP3311772B2 JP08575192A JP8575192A JP3311772B2 JP 3311772 B2 JP3311772 B2 JP 3311772B2 JP 08575192 A JP08575192 A JP 08575192A JP 8575192 A JP8575192 A JP 8575192A JP 3311772 B2 JP3311772 B2 JP 3311772B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体にパルス光を照射
し、その反射光を受光することによって物体までの距離
を求め、その距離に応じてオン,オフ信号を選択的に出
力する測距式の光電スイッチ及び光電スイッチ制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】反射型の光電スイッチは、投光素子から
パルス変調光を間欠的に投光し、このパルス変調光の検
知物体による反射光を受光し、その受光信号を上記投光
パルスと同一もしくは若干位相の遅れた同期パルスと同
期をとって出力させる構成が一般的である。
【0003】この種の光電スイッチは各種の自動化設備
などにおいては複数個用いられることが普通である。と
ころが、このように複数の光電スイッチを設置すると、
各光電スイッチの投光パルスを間欠的に投光するタイミ
ングは非常に酷似しているのが一般的であるため、光電
スイッチ相互間で投光パルスの投光タイミングが重複す
ることがある。その結果、1つの光電スイッチからの投
光パルスが他の光電スイッチで受光され、検知物体が存
在しないにもかかわらず、誤検知出力が得られるという
問題があった。
【0004】そこで、従来ではこの問題を無くすため
に、自己のパルス光による検知物体からの反射光の受光
出力が得られないタイミングで、受光出力が存在してい
るか否かを検知し、そのタイミングで受光信号が得られ
たとき、他の光電スイッチからの投光パルスが入射され
ていると判断し、自己の同期パルスの周期を変え、同期
状態を回避する方法が採られている。例えば、検知物体
の存否を判断するタイミングがパルス光の立下りである
場合、物体の存否の判断を行う判定回路によりそのパル
ス光の立上りあるいは立上りの直前における受光出力の
存在を判別して検知することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記反射式の光電スイ
ッチとしては、上述のように検知物体からの反射光の受
光量の大小で検知物体の有無を判断するもの以外に、検
知物体までの距離を測定して検知物体の有無を判断する
いわゆる測距式のものがある。この種の測距式の光電ス
イッチの場合、従来のように他の光電スイッチの投光パ
ルスによる検知物体からの反射光の光量の大小だけで誤
動作するレベルの判断をすることができない。つまり、
他の光電スイッチの投光パルスによる検知物体からの反
射光の光量が小さい場合にも、測距という点では、求め
られた検知物体が設定距離内にあるような出力が得ら
れ、検知物体が無いかあるいは設定距離よりも遠くに存
在するにもかかわらず、検知物体有りと判断する可能性
があるからである。
【0006】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、測距式の光電スイッチ
及び光電スイッチ制御装置において外部光による誤動作
を回避することができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、光量判別手段のパルス光の立上り時点
における受光手段の受光出力が最低光量以上であり、且
つ距離判別手段で予め設定された距離内に検知物体があ
ることが検知された場合に、上記パルス光の投光周期を
可変する投光周期可変手段を設けてある。
【0008】
【作用】本発明は、上述のように構成することにより、
外部光が存在し、設定距離内に検知物体有りと判断され
る恐れのあるとき、つまりは外部光の入射周期が自己の
パルス光の投光周期に同期したとき、投光周期可変手段
でパルス光の投光周期を可変してパルス光の投光周期と
外部光の入射周期との同期状態を外し、外部光による誤
動作を回避する。
【0009】
【実施例】図1乃至図5に本発明の一実施例を示す。本
実施例の測距式の光電スイッチでは、パルス光を間欠的
に投光して検知物体Xの表面に光スポットを形成する投
光手段1を、図3に示すように、投光素子12と、投光
タイミングを設定するクロックパルスを発生する発振回
路10と、この発振回路10から与えられるクロックパ
ルスに応じたパルス幅及び周期で上記投光素子12を駆
動する駆動回路11と、投光素子12から発せられる光
を光ビームPとする投光用光学系13とで構成してあ
る。
【0010】上記パルス光の検知物体Xによる反射光を
受光する受光手段2は、投光手段1から所定距離をおい
て側方に配置され検知物体Xによる光ビームPの反射光
Rを集光する受光用光学系14と、上記反射光Rを受光
し受光面上に結像されるPSDなどからなる位置検出素
子15とで構成してある。ここで、位置検出素子15で
は、受光面上に結像される光スポットの位置に対応して
比率が決まる一対の出力が得られる。具体的には、光ス
ポットの位置に対応する一対の電流信号Ia,Ibが出
力され、これら電流信号Ia,Ibは図4(a)に示す
ように距離に比例したものとなっている。
【0011】上記受光手段2の出力には信号処理部5を
設けてあり、この信号処理部5を、上記位置検出素子1
5の各出力の比から検知物体Xまでの距離を求め、この
距離が予め設定された距離内にあるか否かを判別する距
離判別手段5aと、位置検出素子15において最低限の
光量が受光さているか否かを判別する光量判別手段5b
と、上記位置検出素子15の受光量が最低光量以上であ
り、且つ距離判別手段5aで求められた距離が予め設定
された距離以内であるか否かをパルス光の投光周期に同
期して検知し、この状態が複数回連続して検知されたと
きに物体Xが存在すると判定する判定手段としての判定
回路6と、この判定結果に応じてオン,オフ信号を選択
的に出力する出力手段として出力回路7とで構成してあ
る。
【0012】上記距離判別手段5aは、位置検出素子1
5から出力される電流信号Ia,Ibを夫々増幅して電
圧信号Va,Vbに変換する受光回路21a,21b
と、これら受光回路21a,21bの出力を対数増幅す
る対数増幅回路22a,22bと、対数増幅回路22
a,22bの出力lnVa,lnVbの減算を行う減算
回路23と、減算回路23の出力{lnVa−lnVb
=ln(Va/Vb)}と距離設定用ボリュームVR1
にて設定された基準電圧とを比較し、検知物体Xが設定
距離内に存在するか否かを判断する比較回路24と、比
較回路24の出力を発振回路10の出力であるクロック
パルスに同期してラッチするラッチ回路25とで構成し
てある。なお、減算回路23の出力ln(Va/Vb)
は図4(b)に示すように距離に比例して変化する。
【0013】光量判別手段5bは、対数増幅回路22b
の出力lnVbを最低受光レベル設定用ボリュームVR
2 で設定される基準電圧と比較する比較回路29と、こ
の比較回路29の出力を発振回路10のクロックパルス
に同期してラッチするラッチ回路30とで構成してあ
る。なお、本実施例の場合には、上記ラッチ回路25,
30では、図5(a)に示す投光パルスの立下りに同期
して減算回路23及び対数増幅回路22bの出力を夫々
ラッチし、次に投光素子12から投光パルスが発せられ
るまで、比較回路24,29の出力を保持するようにし
てある。
【0014】ここで、上記光量判別手段5bを設けてあ
る理由は、位置検出素子15における受光量が小さすぎ
ると、上記距離判別手段5aにおける検知物体Xの存否
の正確な判別が行えず、例えばノイズによる誤動作を生
じるので、これを防止するために、位置検出素子15に
おいて最低限の光量が受光されているかどうかを判別す
るために設けてある。
【0015】判定回路6では、具体的には、投光パルス
の立下り時において、比較回路29で対数増幅回路22
bの出力lnVbが基準電圧以上である(位置検出素子
15の受光量が最低光量以上である)と判断され、且つ
比較回路24で減算回路23の出力ln(Va/Vb)
が基準電圧以下である(検知物体Xが距離設定用ボリュ
ームVR1 で設定された距離よりも近い距離に存在す
る)と判断された状態が、複数回(例えば4回)連続し
て検知された場合に、物体有りと判断する。なお、この
ような物体検知方式を、以下複数回連続検知方式と呼ぶ
ことにする。
【0016】ところで、この種の測距式の光電スイッチ
において、自己の投光素子12の投光パルス以外の周期
性を持った外部光が入射され、その外部光の周期が自己
の投光パルスの投光周期と重なった場合について考え
る。このような状況が発生した場合には、外部光による
受光出力により誤動作を起こす恐れがある。但し、本実
施例のように複数回連続検知方式を採用したものであれ
ば、外部光の周期が完全に投光パルスの投光周期と同期
する可能性は極めて少なく、一部が重複しても物体が有
りと判断される回数以上の誤動作を生じる可能性は少な
いと言える。そこで、本実施例のような複数回連続検知
方式を採用した測距形の光電スイッチでは、投光パルス
の投光周期と外部光の入射周期が完全に同期したときが
問題となる。
【0017】いま、外部光が存在しないとすれば、投光
パルスの立上り時点では、図5(b),(c)に示すよ
うに、対数増幅回路22bの出力及び減算回路23の出
力が共に得られない。これは、投受光に要する時間遅れ
及び回路の応答遅れなどによる。ところが、図5(d)
に示すような投光パルスの投光周期と入射周期が完全に
同期した外部光が存在すると、投光パルスの立上り時点
で、同図(e),(f)に示すように対数増幅回路22
b及び減算回路23夫々の出力が生じる。従って、この
ような状況が存在するか否かを判定回路6で判別するこ
とにより外部光の存在を検知できる。 この判定を行わ
せるために、ラッチ回路25,30で投光パルスの立上
りに同期しても減算回路23及び対数増幅回路22bの
出力をラッチさせ、判定回路6が投光パルスの立下りま
でに外部光が存在するか否かの判断を行えばよい。な
お、投光パルスの立下りに同期してもラッチ回路25,
30は減算回路23及び対数増幅回路22bの出力をラ
ッチし、このときラッチされた出力に応じて判定回路6
は上述した物体検知のための判定処理を行うことは言う
までもない。
【0018】そして、本実施例の場合にはこのようにし
て外部光が存在することが判定された場合に、投光パル
スの投光周期を変化させ、外部光と投光パルスとの同期
状態を外す。このように投光パルスの投光周期を変化さ
せる具体回路を図1に示す。この具体回路における発振
回路10は、抵抗R1 ,R2 及びコンデンサC1 からな
る充放電回路41と、この充放電回路41のコンデンサ
1 の両端電圧を夫々異なる基準電圧V1 ,V3 と比較
するコンパレータCP1 ,CP3 と、コンパレータCP
1 の出力でセットされコンパレータCP3 の出力をイン
バータI1 で反転させた出力でリセットされるRSフリ
ップフロップFF4 と、このRSフリップフロップFF
4 の出力でオン,オフ制御されるトランジスタQ1 とで
構成してある。
【0019】この発振回路10では、抵抗R1 を介して
両端電圧がコンパレータCP1 の基準電圧V1 に達する
までコンデンサC1 を充電し、コンデンサC1 の両端電
圧が基準電圧V1 に達したとき、RSフリップフロップ
FF4 をセットし、トランジスタQ1 をオンすることに
より、抵抗R2 を介してコンデンサC1 を放電し、コン
デンサC1 の両端電圧がコンパレータCP3 の基準電圧
3 に達したときに、RSフリップフロップFF4 をリ
セットし、抵抗R1 を介してコンデンサC1 を充電する
という動作を繰り返して発振動作を行う。ここで、上記
発振回路10の適宜出力を用いてラッチ回路25,30
用の同期パルスが作成される。
【0020】上記外部光が存在すると判定された場合
に、上記発振回路10の発振周期を変化させることによ
り投光パルスの投光周期を可変する投光周期可変手段8
は、基準電圧V1 ,V3 の中間値をとる基準電圧V2
コンデンサC1 の両端電圧を比較するコンパレータCP
2 と、このコンパレータCP2 の出力でセットされコン
パレータCP3 の出力をインバータI1 で反転させた出
力でリセットされるRSフリップフロップFF3 と、判
定回路6の判定出力をラッチするDフリップフロップF
7 と、このDフリップフロップFF7 の出力とRSフ
リップフロップFF3 の出力とのアンドをとるアンドゲ
ートAND2 と、このアンドゲートAND 2 の出力とR
SフリップフロップFF4 の出力とのオアをとるオアゲ
ートOR1と、コンパレータCP3 の出力をインバータ
ゲートI1 で反転した出力とDフリップフロップFF7
の出力とのナンドをとるナンドゲートNAND1 と、こ
のナンドゲートNAND1 の出力をカウントするDフリ
ップフロップFF5 ,FF6とで構成してある。
【0021】なお、判定回路6の外部光の存在を検知す
る判定入力としてその出力が用いられるラッチ回路2
5,30は、図1の具体回路では、Dフリップフロップ
FF2,FF1 を用いて構成し、判定回路6の上記判定
を行う回路部をアンドゲートAND1 で構成してある。
いま、判定回路6の判定出力としてのアンドゲートAN
1 の出力がハイレベルとなったとする(外部光が存在
する)と、この出力はDフリップフロップFF 7 でラッ
チされ、アンドゲートAND2 でそのラッチ出力とRS
フリップフロップFF3 の出力とのアンドがとられるこ
とにより、コンデンサC1 の両端電圧が基準電圧V2
達した時点で、オアゲートOR1 を通してトランジスタ
1 をオンとして、図2(a)に示すようにコンデンサ
1 の電荷を一旦放電させる。そして、その後に発振回
路10の基本発振動作(基準電圧V1 までコンデンサC
1を充電し、基準電圧V3 まで放電させる動作状態)に
戻す。つまりは、一旦コンデンサC1 の両端電圧が基準
電圧V2 になったときに、基準電圧V3 まで放電させる
ことにより、同図(b)に示すコンパレータCP1 の出
力に示すように投光パルスの投光周期を一時的に長くす
る。なお、このコンパレータCP1 の出力は発生時点は
異なるが、周期的には投光パルスの投光周期と一致する
ものである。このようにすれば、外部光との同期状態を
外すことができ、誤動作を防止できる。なお、以上の操
作でさらに投光パルスの立上り時に外部光の影響がある
場合には、上記動作を再度繰り返すことにより、外部光
の影響を除去することができる。
【0022】ここで、一旦コンデンサC1 の両端電圧が
基準電圧V2 になったときに、基準電圧V3 まで放電さ
せ、その後に発振回路10を基本発振動作に戻すため
に、上記回路は次のように動作する。ここで、この具体
例の場合には、判定回路6が上記外部光が存在するか否
かを判定するタイミングは、図2(g)に示すコンデン
サC1 の充電期間の途中になっている。従って、上記放
電によりコンパレータCP3 の出力をインバータゲート
1 で反転した出力が2回ローレベルに下がったことを
DフリップフロップFF5 ,FF6 でカウントし、その
ときのDフリップフロップFF6 の反転出力で、Dフリ
ップフロップFF7 をリセットし、発振回路10を基本
発振動作に戻す。
【0023】ところで、上述の場合には判定回路6にお
いて減算回路23の出力も外部光の存在検知の判定に用
いてあったが、少なくとも対数増幅回路22bの出力だ
けを用いて外部光が存在するか否かを判別することも可
能である。そこで、このようにする場合には、Dフリッ
プフロップFF1 の出力をそのまま判定回路6の外部光
の存否の判定出力として用いてもよい。図1の場合に
は、DフリップフロップFF1 の出力をDフリップフロ
ップFF7 に直接に入力するようにすればよい。
【0024】また、上述の場合には位置検出素子15の
受光量が最低光量以上であり、且つ検知物体Xが距離設
定用ボリュームVR1 で設定された距離よりも近い距離
に存在すると判断された状態が、複数回(例えば4回)
連続して検知された場合に、物体有りと判断していた
が、上述のように外部光の入射周期が同期した場合に投
光パルスの投光周期を長くして外部光との同期状態を外
すと、そのとき検知物体Xが存在する場合に、失報を生
じたり、物体検知速度が遅くなったりするという恐れが
ある。そこで、この点を改善するために、上述のように
投光パルスの投光周期を長くした場合には、連続検知回
数を少なくし(例えば、2回)、失報や検知速度の遅れ
が生じないようにしてもよい。
【0025】さらに、上述の場合には投光パルスの投光
周期を長くして外部光との同期状態を外していたが、逆
に投光周期を短くして外部光との同期状態を外すことも
可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述のように、光量判別手段の
パルス光の立上り時点における受光手段の受光出力が最
低光量以上であり、且つ距離判別手段で予め設定された
距離内に検知物体があることが検知された場合に、上記
パルス光の投光周期を可変する投光周期可変手段を設け
てあるので、外部光が存在し、設定距離内に検知物体有
りと判断される恐れのあるとき、つまりは外部光の入射
周期が自己のパルス光の投光周期に同期したとき、投光
周期可変手段でパルス光の投光周期を可変してパルス光
の投光周期と外部光の入射周期との同期状態を外し、外
部光による誤動作を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部の具体回路図である。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】測距形の光電スイッチの全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】(a),(b)は位置検出手段の出力及び減算
回路の出力の説明図である。
【図5】同上において外部光が同期して入射された状態
を検知する方法の説明図である。
【符号の説明】
1 投光手段 2 受光手段 5 信号処理部 5a 距離判別手段 5b 光量判別手段 6 判定回路 7 出力回路 8 投光周期可変手段 X 検知物体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺前 勝広 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 西川 正和 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 松井 真治 東京都立川市曙町3丁目5番3号 サン クス株式会社内 (72)発明者 鈴木 正則 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会 社内 (72)発明者 宮崎 正治 東京都立川市曙町3丁目5番3号 サン クス株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−202731(JP,A) 特開 平2−293686(JP,A) 特開 昭63−250215(JP,A) 特開 平4−259882(JP,A) 特開 平4−271613(JP,A) 特開 平4−349717(JP,A) 特開 平5−291923(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/78

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス光を間欠的に投光して物体の表面
    に光スポットを形成する投光手段と、上記パルス光の物
    体による反射光を受光し受光面上に結像される光スポッ
    トの位置に対応して比率が決まる一対の出力が得られる
    受光手段と、この受光手段の各出力の比から検知物体ま
    での距離を求めこの距離が予め設定された距離内にある
    か否かを判別する距離判別手段と、上記受光手段の受光
    量が距離判別手段で正常に距離を判別可能な最低光量以
    上あるか否かを判別する光量判別手段と、上記受光手段
    の受光量が最低光量以上であり、且つ距離判別手段で求
    められた距離が予め設定された距離以内であるか否かを
    パルス光の投光周期に同期して検知し、この状態が複数
    回連続して検知されたときに物体が存在すると判定する
    判定手段と、この判定結果に応じてオン,オフ信号を選
    択的に出力する出力手段とを備える測距式の光電スイッ
    チにおいて、上記光量判別手段のパルス光の立上り時点
    における受光手段の受光出力が最低光量以上であり、且
    つ上記距離判別手段で予め設定された距離内に検知物体
    があることが検知された場合に、上記パルス光の投光周
    期を可変する投光周期可変手段を設けて成ることを特徴
    とする光電スイッチ。
  2. 【請求項2】 パルス光を検知物体の表面に投光し、投
    光スポットを形成する投光手段を発光させる駆動信号を
    間欠的に出力する発光駆動手段と、投光素子から照射さ
    れた光の物体表面での反射光により形成される受光スポ
    ットの位置に対応して出力レベルの比率が決まる一対の
    位置信号に基づいて物体が予め設定された範囲内にある
    か否かを判別する距離判別手段と、受光スポットの光量
    が上記距離判別手段で正常に距離を判別可能な最低光量
    以上あるか否かを判別する光量判別手段と、上記光量が
    最低光量以上であり、且つ上記距離判別手段で求められ
    た距離が予め設定された範囲内であるか否かを上記駆動
    信号の周期に同期して検知し、この状態が複数回連続し
    て検知されたときに物体が存在することを示すオン信号
    を出力する判定手段と、上記駆動信号の立上り時点にお
    ける受光スポットの光量が最低光量以上であり、且つ上
    記距離判別手段で予め設定された範囲内に検知物体があ
    ることが検知された場合に、上記駆動周期を変化させる
    周期可変手段とを備えて成ることを特徴とする光電スイ
    ッチ制御装置。
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