JPH0637374Y2 - 焦点検出回路 - Google Patents

焦点検出回路

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JPH0637374Y2
JPH0637374Y2 JP16590987U JP16590987U JPH0637374Y2 JP H0637374 Y2 JPH0637374 Y2 JP H0637374Y2 JP 16590987 U JP16590987 U JP 16590987U JP 16590987 U JP16590987 U JP 16590987U JP H0637374 Y2 JPH0637374 Y2 JP H0637374Y2
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JP
Japan
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reference voltage
circuit
output
comparator
signal
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JP16590987U
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JPH0171709U (ja
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川島  一仁
寿行 梅津
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Omron Corp
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、投光部からの光をレンズ等の光学系を通し
て、ラインイメージセンサ等で受光する場合の焦点検出
回路に関する。
(ロ)従来の技術 ラインイメージセンサ等のフォトセンサに、投光光学系
からの光を入射させて、正確な焦点合わせを行う場合
に、従来、第3図に示す回路が使用されている。
ある投光光学系からのスポット光を、ラインイメージセ
ンサに入射すると、第4図に示す受光信号ViDが得られ
る。この受光信号ViDで最も急峻な波形部Aがスポット
受光部に相当し、この波形部Aの変化が急峻であればあ
る程、焦点(フォーカス)が正常であるといわれる。第
3図の回路は、この急峻度をチェックして正確な焦点検
出を行うものである。同図において、受光信号ViDがコ
ンパレータ21と22の、各々の一方の入力端に加えられ、
コンパレータ21の他方の入力端には、電圧Vが抵抗R1
R2で分圧される高基準電圧VHが加えられ、またコンパレ
ータ22の他方の入力端に、電圧Vが抵抗R3とR4で分圧さ
れる低基準電圧VLが加えられている。コンパレータ21
は、ViD<VHの時、出力信号を得る。つまり、出力端が
ハイレベルとなる。一方、コンパレータ22はViD>VL
時、出力信号を得る。これらコンパレータ21、22の両出
力は、アンドゲート23に入力されており、このアンドゲ
ート23は、コンパレータ21、22の出力端がハイレベルの
時、つまりLL<ViD<VHの時、出力端がハイレベルとな
る。そして、アンドゲート23の出力を受けて、そのビッ
ト数をカウンタ24がカウントし、そのカウント値が所定
値以下であると、判別回路25が正確な焦点であるとす
る。カウント値が小さいほど、VHとVL間が急峻であり、
正確な焦点であると云えるためである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 上記従来の焦点検出回路は、高基準電圧VH、低基準電圧
VLが固定であるため、受光信号ViDのレベルが変化した
場合に、フォーカススライスが一定のため、正確なフォ
ーカスチェックが行えないという問題があった。例え
ば、第4図の波形において、受光レベルが全体的に上の
方に移動すると、低基準電圧VLよりも、受光信号のピー
クが上方に上がるし、また、逆に受光信号のレベルが下
方に移動すると、基準電圧が急峻変化点を越えた点にな
り、正確なフォーカスチェックが不可能となるという問
題があった。
この考案は、上記問題点に鑑み、例え、受光信号が変化
しても、その受光信号レベルに追随して、基準電圧が変
化するようにし、常に適性に焦点検出がなし得る焦点検
出回路を提供することを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段及び作用 この焦点検出回路は、受光信号を受ける時定数回路と、
この時定数回路の出力を増幅するプリアンプと、このプ
リアンプの出力に応じた高基準電圧を発生する第1の基
準電圧発生回路と、前記プリアンプの出力に応じた低基
準電圧を発生する第2の基準電圧発生回路と、前記受光
信号と前記第1の基準電圧発生回路の高基準電圧とを入
力に受けて比較し、高基準電圧よりも受光信号が低い場
合に出力を得る第1のコンパレータと、前記受光信号と
前記第2の基準電圧発生回路の低基準電圧とを入力に受
けて比較し、低基準電圧よりも受光信号が高い場合に出
力を得る第2のコンパレータと、前記第1と第2のコン
パレータの出力を受け、両出力有で出力を出す論理回路
と、この論理回路の出力を受けてカウントするカウンタ
と、このカウンタのカウントにより焦点が正常か否かを
判別する判別回路とから構成されている。
この焦点検出回路において、高基準電圧と低基準電圧
は、第2図に示すようにそれぞれ受光信号ViDの変化に
追随し、焦点部分に相当する波形の急峻部分について
は、時定数回路を通して出力されるので、平滑された形
で第2図の高基準電圧VH及び低基準電圧VLのように変化
し、従って、例え、受光信号レベルが上下に変動して
も、これに追随して所定の比率に応じた、基準電圧VH
VLが得られるので、基準電圧VH、VLは、受光信号の急峻
波形部をクロスする形となるので、正しい正常な焦点検
出を常に行うことができる。
(ホ)実施例 以下、実施例により、この考案をさらに詳細に説明す
る。
第1図は、この考案の一実施例を示す焦点検出回路の回
路図である。同図において、受光信号ViDは抵抗R5、コ
ンデンサCからなる時定数回路7に入力され、時定数回
路7の出力は、プリアンプ6を介して、その出力が抵抗
R1、R2で分圧される。高基準電圧VHを発生し、コンパレ
ータ1に入力する一方、同じく出力圧が抵抗R3とR4で分
圧される低基準電圧VLを発生し、コンパレータ2の入力
の一端に加えられている。一方、受光信号ViDは、コン
パレータ1とコンパレータ2の他方の入力端に加えられ
ている。さらに、コンパレータ1とコンパレータ2の出
力は、アンド回路3に出力され、アンド回路3の出力は
カウンタ4に接続されている。カウンタ4には、そのカ
ウント値が所定のカウント値以内か否かを判別する判別
回路5が接続されている。
この焦点検出回路において、今、第2図に示す如き波形
の受光信号ViDが入力されると、この受光信号ViDは、時
定数回路7、さらにプリアンプ6を経て出力されるた
め、プリアンプ6の出力は、受光信号に応じて変化し、
このプリアンプ6の出力が、さらに抵抗R1とR2で分圧さ
れ、高基準電圧VHが発生される。この高基準電圧VHは分
圧比が高いので、第2図に示すように、後述する低基準
電圧VLよりも高く、しかも受光信号ViDに応じて変化す
る。一方、プリアンプ6の出力電圧は、同様に抵抗R3
R4で分圧され、しかも低基準電圧VLを発生する。この低
基準電圧VLは、抵抗R3とR4の分圧比が抵抗R1とR2の分圧
比よりも小さいので、高基準電圧VHよりも低い。その状
態を第2図に示している。
受光信号ViDが大きく変化しない状態では、そのままの
分圧割合で、受光信号ViDに応じた一定値の高基準電圧V
H及び低基準電圧VLとなるが、受光信号ViDが急峻に変化
をするA部分に至ると、この変化部分は、時定数回路7
によって平滑される形となり、受光信号ViDが大きく急
峻に変化してもこれに追随せず、第2図に示す如く変化
する。そのため、受光信号ViDが急峻に立ち下がる部
分、及び急峻に立ち上がる部分においては、それぞれ、
いずれもその急峻部分を一定の比率で高基準電圧VH、低
基準電圧VLがクロスする形となる。従って、受光信号V
iDが高基準電圧VHよりも高いレベル及び低基準電圧VL
りも低い領域では、コンパレータ1あるいはコンパレー
タ2の出力がローレベルとなるので、アンド回路3は出
力を出さない。そのため、カウンタ4は何らのカウント
もしない。しかし、受光信号ViDが高基準電圧VHよりも
小さく、低基準電圧VLよりも大きい領域においては、コ
ンパレータ1及びコンパレータ2の出力がいずれもハイ
レベルとなるため、アンド回路3は同様にハイレベル信
号を出力する。すなわち、この領域においては、受光信
号ViDを出力するイメージセンサの各ビットに応じた信
号がアンド回路3から出力されることになる。従って、
この変化部分の勾配が比較的緩やかな場合には、多くの
ビットをカウントするし、逆に非常に急峻な場合には、
僅かのビットしかカウントしないことになる。従って、
波形の焦点調整が正常になされている場合ほど、高基準
電圧VHと低基準電圧VL内におけるビット数は小さくなる
ため、カウンタ4で、そのビット数が小さいほど、焦点
が正常な状態であることを示し、判別回路は、このビッ
ト数のカンウト値が所定内であれば、焦点が正常である
ことを判別することになる。
なお、仮に受光信号ViDが全体的にハイレベルに変化
し、あるいはローレベルに変化したい場合でも、これに
応じて高基準電圧VH及び低基準電圧VLが同方向に移動す
るので、常に、この高基準電圧VH及び低基準電圧VLは、
受光信号ViDが急峻に変化する変化部分の特性をクロス
することになるので、常に正しい焦点検出をなすことが
できる。
(ヘ)考案の効果 この考案によれば、受光信号の急峻な変化部分における
変化割合、つまり勾配を検出するために、高基準電圧と
低基準電圧を設定し、その領域内におけるビット数をカ
ウントし、カウント値が所定以内にある場合に正常な焦
点であることを判別する焦点検出回路において、高基準
電圧及び低基準電圧を受光信号に追随して変化させる一
方、この基準電圧は受光信号が時定数回路を経て得られ
るので、急峻な回路に対しては緩やかに応答するため、
高基準電圧及び低基準電圧は、たとえ受光信号の全体が
レベル変化しても、常に変化過程の急峻な過程における
特性をクロスすることになるので、高基準電圧及び低基
準電圧は常に変化の急峻な変化の領域における範囲に入
り、受光信号レベルが変化しても正しい焦点検出を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す焦点検出回路の回
路図、第2図は、同焦点検出回路の動作を説明するため
の波形図、第3図は、従来の焦点検出回路を示す回路
図、第4図は、同従来の焦点検出回路の動作を説明する
ための波形図である。 1・2:コンパレータ、3:アンド回路、4:カウンタ、5:判
別回路、6:プリアンプ、7:時定数回路、VH:高基準電
圧、VL:低基準電圧、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受光信号を受ける時定数回路と、この時定
    数回路の出力を増幅するプリアンプと、このプリアンプ
    の出力に応じた高基準電圧を発生する第1の基準電圧発
    生回路と、前記プリアンプの出力に応じた低基準電圧を
    発生する第2の基準電圧発生回路と、前記受光信号と前
    記第1の基準電圧発生回路の高基準電圧とを入力に受け
    て比較し、高基準電圧よりも受光信号が低い場合に出力
    を得る第1のコンパレータと、前記受光信号と前記第2
    の基準電圧発生回路の低基準電圧とを入力に受けて比較
    し、低基準電圧よりも受光信号が高い場合に出力を得る
    第2のコンパレータと、前記第1と第2のコンパレータ
    の出力を受け、両出力有で出力を出す論理回路と、この
    論理回路の出力を受けてカウントするカウンタと、この
    カウンタのカウントにより焦点が正常か否かを判別する
    判別回路とからなる焦点検出回路。
JP16590987U 1987-10-29 1987-10-29 焦点検出回路 Expired - Lifetime JPH0637374Y2 (ja)

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JP16590987U JPH0637374Y2 (ja) 1987-10-29 1987-10-29 焦点検出回路

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Publication Number Publication Date
JPH0171709U JPH0171709U (ja) 1989-05-15
JPH0637374Y2 true JPH0637374Y2 (ja) 1994-09-28

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