JPS6211179B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6211179B2
JPS6211179B2 JP54066993A JP6699379A JPS6211179B2 JP S6211179 B2 JPS6211179 B2 JP S6211179B2 JP 54066993 A JP54066993 A JP 54066993A JP 6699379 A JP6699379 A JP 6699379A JP S6211179 B2 JPS6211179 B2 JP S6211179B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
cleaner
air cleaner
cap
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54066993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55160152A (en
Inventor
Yoshikuni Yamauchi
Yoshitaka Takabayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP6699379A priority Critical patent/JPS55160152A/ja
Publication of JPS55160152A publication Critical patent/JPS55160152A/ja
Publication of JPS6211179B2 publication Critical patent/JPS6211179B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエアクリーナ、特にケース本体の側部
開口をケースキヤツプにて覆蓋してなるエアクリ
ーナケースと、このエアクリーナケース内に収容
されるクリーナエレメントを備え、エアクリーナ
ケース内に導びかれた空気をクリーナエレメント
のケースキヤツプ側からクリーナエレメントを透
過させることにより清浄してエアクリーナケース
外に流出するようにしたエアクリーナの改良に関
する。
上記型式のエアクリーナにおいてはクリーナエ
レメントにより空気中の水滴やほこりを捕獲し、
捕獲した水分を通常ケース本体又はケースキヤツ
プに設けた排水口からエアクリーナケースの外部
へ排出するようになつている。ところで、特に自
動二輪車に使用されるエアクリーナは直接雨水や
ほこりにさらされる場合が多く、これら雨水やほ
こりが上述した排水口からエアクリーナケース内
に侵入してクリーナエレメントを一層汚染させ、
クリーナエレメントの機能を低下させてしまうと
いう問題があつた。また、前述した排水口は通常
クリーナエレメントの直近に設けられていなかつ
たため、クリーナエレメントに捕獲された水分が
排出口にまで良好に案内されずクリーナエレメン
ト又はエアクリーナケース内に滞溜してクリーナ
エレメントの清浄効率を低下させるという問題が
あつた。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、排水口からの水
の排出を良好に行なうとともにこの排水口からの
雨水やほこりの侵入を防止し、さらにはクリーナ
エレメントにまでできるだけ雨水やほこりが侵入
しないようにして、エンジンへ給送される空気の
清浄を良好に行ない得るエアクリーナを提供する
ことにある。
以下に本発明の一実施例を図面について説明す
ると、第1図には本発明によるエアクリーナ20
を組付けた自動二輪車10の側面が示されてい
て、エアクリーナ20は自動二輪車10の車体を
構成するシートレール11とシートステー12に
よつて形成した空間内に配設されている。なお、
このエアクリーナ20はサイドカバー13によつ
て覆蓋されている。
エアクリーナ20は、第2図〜第4図に示すご
とく、合成樹脂製のケース本体20Aと、このケ
ース本体20Aの側部開口を覆蓋する合成樹脂製
のケースキヤツプ20Bと、これら両ケース本体
20Aとケースキヤツプ20Bとの合わせ部20
a,20b間に配設したウレタンスポンジ等から
なる板状のクリーナエレメント21を備えてい
て、ケース本体20Aとケースキヤツプ20Bと
によりエアクリーナケースが形成されている。ケ
ース本体20Aには、第2図および第3図に示す
ごとく、外気をエアクリーナケース内に導入する
導入通路22aと、当該エアクリーナケース内に
て浄化した空気を自動二輪車10のエンジンE側
へ導出する導出通路22bが一体的に形成してあ
る。導入通路22aは、第3図に示すごとく、エ
アクリーナ20の側方に向け雨水侵入防止のため
長く筒状に延在していて、その内部には雨水等の
流入を防止する邪魔板22cが設けてある。ま
た、ケース本体20Aの開口部の外周には、第4
図に示すごとく、溝部20cが形成してあり、こ
の溝部20c内には雨水又は外気の侵入防止のた
めケースキヤツプ20Bの開口周縁部20dがシ
ール部材23を介して当接している。さらに、ケ
ースキヤツプ20Bはケース本体20Aの上部に
モールデイングしたナツト20eにボルト20f
を締着することによりケース本体20Aに固着し
てある。
しかして、当該エアクリーナ20においては、
第3図および第4図に示すごとく、ケースキヤツ
プ20Bのクリーナエレメント21側に水滴やほ
こりを阻止するため複数の通孔24a〜24aを
有するプレート24が略垂直状に配設してあり、
このプレート24はケースキヤツプ20B側に突
設した支持部201b〜201bに分解洗滌可能
とするためビス止め24b〜24bしてある。ま
た、このプレート24のクリーナエレメント21
側にはクリーナエレメント21をたるみなく保持
するため多数の円柱状の突起24c〜24cが突
設してあり、これら各突起24cはケース本体2
0A側に突設した多数の円柱状の突起201a〜
201aに対向している。従つて、このエアクリ
ーナ20においては、ケース本体20Aにケース
キヤツプ20Bを取付けたとき、クリーナエレメ
ント21の周縁部がケース本体20A、ケースキ
ヤツプ20Bの合わせ部20a,20bに挾持さ
れ、またその中央部が各突起24c,201aに
よつて保持される。これにより、エアクリーナケ
ース内にては、ケースキヤツプ20Bとプレート
24間にケース本体20Aの導入通路22aと連
通する第1空室R1が形成され、またプレート2
4とクリーナエレメント21間には第1空室R1
に各通孔24aにより連通する第2空室R2が形
成される。なお、プレート24の下端縁とケース
キヤツプ20B間には、第4図に示すごとく、僅
かな間隙24dが形成されている。
一方、ケース本体20Aの合わせ部20aの下
部中央には切欠25が形成してあり、この切欠2
5に通ずる排水路26がケース本体20Aの下面
に沿つてこれと一体的に形成してある。また、排
水路26の内端部にはケース本体20Aとケース
キヤツプ20B間に介在させたシール部材23の
両端23a,23aが臨んでいる。これにより、
排水路26は、第4図に示すごとく、シール部材
23の両端23a,23a間を通してクリーナエ
レメント21の下端部中央に面し、このクリーナ
エレメント21を介してケース本体20Aとクリ
ーナエレメント21間に形成した第3空室R3
(この第3空室R3は導出通路22bに連通する)
及び第2空室R2内に連通するとともに、図示左
端の開口26aによりエアクリーナケース外に連
通する。なお、第2図および第3図中の符号27
a〜27cは当該エアクリーナ20を自動二輪車
10の車体に取付けるためのフランジをそれぞれ
示している。
以上のように構成したエアクリーナ20におい
ては、エンジンEの吸気作用により空気が導入通
路22aから第1空室R1内に吸引され、さらに
第2空室R2からクリーナエレメント21を透過
することにより清浄されながら第3空室R3内へ
入り、導出通路22bからエンジンE側へ導出さ
れる。このとき、空気中の水滴やほこりは邪魔板
22cおよびプレート24によりその一部が除去
され、クリーナエレメント21にてその残りが捕
獲される。クリーナエレメント21に捕獲された
水分は自重によりクリーナエレメント21内を下
方に下がり、排水路26内に露出しているクリー
ナエレメント21により排水路26内に案内され
る。なお、プレート24に付着した水滴は自重で
下方に下がつて間隙24dからクリーナエレメン
ト21側へ流れ、このクリーナエレメント21か
ら上述したように排水路26内に案内される。こ
のように排水路26内に案内された水分は開口2
6aから外部へ速やかに排出される。ところで、
このエアクリーナ20においては、排水路26が
開口26aにて外部に連通しているが、この排水
路26は開口26aから内方へ長く延在している
ため、水滴やほこりがその内部に入りにくくなつ
ており、また水滴等がこの排水路26内へ仮りに
入つたとしてもシール部材23の両端23a,2
3aにて阻止されあるいはクリーナエレメント2
1に捕獲されて直接第3又は第2空室R3、R2
へ入ることは全くない。なお、エンジンE側にて
生ずる吸気騒音は、第3〜第1空室R3〜R1を順
次通過する際にそれぞれの空室にて膨張消音さ
れ、また特にプレート24により遮幣されて、外
部へ出ることはない。
従つて、このエアクリーナ20によれば、空気
中の水滴やほこりをプレート24によりクリーナ
エレメント21に到達しにくくするとともに、ク
リーナエレメント21にて捕獲された水分を排水
路26に速やかに案内して排出しやすくし、さら
には雨水やほこりを排水路26からエアクリーナ
ケース内に入らないようにすることができて、確
実に清浄した空気のみをエンジンE側へ供給する
ことができる。
なお、上記実施例においては、切欠25および
これに通ずる排水路26をエアクリーナケースを
形成するケース本体20Aに設けた例について説
明したが、これら切欠25および排水路26はケ
ースキヤツプ20Bの下部にこれと一体的に設け
て実施してもよい。
以上詳述したとおり、本発明においては、上記
実施例にて例示したごとく、ケースキヤツプ20
Bのクリーナエレメント21側に複数の通孔24
a〜24aを有するプレート24を取付けてケー
ス本体20Aとケースキヤツプ20Bとによりク
リーナエレメント21を挾持させ、一方ケース本
体20Aまたはケースキヤツプ20Bのクリーナ
エレメント21の挾持部下部に切欠25を設ける
とともに、この切欠25に通ずる排水路26をケ
ース本体20Aまたはケースキヤツプ20Bの下
面に沿つて一体的に設けて、排水路26にケース
本体20Aとケースキヤツプ20B間に介在させ
たシール部材23の両端23a,23aを臨ませ
たことにその特徴があり、これにより水滴やほこ
りが侵入しにくくしかも捕獲した水分の排水が良
好に行なえて、空気の清浄を良好に行なえるエア
クリーナを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるエアクリーナを取付けた
自動二輪車の側面図、第2図はエアクリーナの拡
大側面図、第3図は同部分破断平面図、第4図は
第3図の−線に沿つてみた縦断面図である。 符号の説明、20……エアクリーナ、20A…
…ケース本体、20B……ケースキヤツプ、20
a,20b……合わせ部、21……クリーナエレ
メント、23……シール部材、23a,23a…
…シール部材の両端、24……プレート、24a
……通孔、25……切欠、26……排水路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ケース本体の側部開口をケースキヤツプにて
    覆蓋してなるエアクリーナケースと、このエアク
    リーナケース内に収容されるクリーナエレメント
    を備え、前記エアクリーナケース内に導びかれた
    空気を前記クリーナエレメントの前記ケースキヤ
    ツプ側から前記クリーナエレメントを透過させる
    ことにより清浄して前記エアクリーナケース外に
    流出するようにしたエアクリーナにおいて、前記
    ケースキヤツプの前記クリーナエレメント側に複
    数の通孔を有するプレートを取付けて前記ケース
    キヤツプと前記ケース本体とにより前記クリーナ
    エレメントを挾持させ、一方前記ケース本体また
    は前記ケースキヤツプの前記クリーナエレメント
    挾持部下部に切欠を設けるとともに、この切欠に
    通ずる排水路を前記ケース本体またはケースキヤ
    ツプの下面に沿つてこれと一体的に設けて、前記
    排水路に前記ケース本体とケースキヤツプとの外
    側当接部に介在させたシール部材の両端を臨ませ
    たことを特徴とするエアクリーナ。
JP6699379A 1979-05-30 1979-05-30 Air cleaner Granted JPS55160152A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6699379A JPS55160152A (en) 1979-05-30 1979-05-30 Air cleaner

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JP6699379A JPS55160152A (en) 1979-05-30 1979-05-30 Air cleaner

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Publication Number Publication Date
JPS55160152A JPS55160152A (en) 1980-12-12
JPS6211179B2 true JPS6211179B2 (ja) 1987-03-11

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ID=13332030

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6073869U (ja) * 1983-10-27 1985-05-24 本田技研工業株式会社 自動二輪車のエアクリ−ナ構造
JPS62200161U (ja) * 1986-06-12 1987-12-19
WO2012038972A2 (en) * 2010-09-21 2012-03-29 Tvs Motor Company Limited Air filter assembly

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JPS55160152A (en) 1980-12-12

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