JPS62111650A - ペ−スト状ゲル化剤の製造方法 - Google Patents
ペ−スト状ゲル化剤の製造方法Info
- Publication number
- JPS62111650A JPS62111650A JP60252338A JP25233885A JPS62111650A JP S62111650 A JPS62111650 A JP S62111650A JP 60252338 A JP60252338 A JP 60252338A JP 25233885 A JP25233885 A JP 25233885A JP S62111650 A JPS62111650 A JP S62111650A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- agar
- gelling agent
- paste
- water
- sol
- Prior art date
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- Granted
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- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はペースト状ゲル化剤の製造方法に関し、とくに
医薬品、化粧品、食品等の分野に利用して効果を上げる
ことができるペースト状ゲル化剤に関する。
医薬品、化粧品、食品等の分野に利用して効果を上げる
ことができるペースト状ゲル化剤に関する。
従来、寒天等のゲル化する天然凝固剤を増粘の目的で使
用した場合、ゲル化しない程度の低濃度で使用するより
他の方法がなかった。
用した場合、ゲル化しない程度の低濃度で使用するより
他の方法がなかった。
本発明は寒天ゾルの凝固点(35℃)より低い温度でも
ペースト状を呈しているようにすることを目的とするも
のである。そのため特殊なペースト状にする製造方法を
研究し本発明に到達した。
ペースト状を呈しているようにすることを目的とするも
のである。そのため特殊なペースト状にする製造方法を
研究し本発明に到達した。
本発明は上述の目的を達成するために粉末寒天を水に対
して2〜3重偵%溶解し、これに必要に応じてロカスト
ビーンガム0.5〜1.0tlt%、またはグリセリン
を10〜20重量%を加えた組成物を寒天ゾルの凝固点
く35℃)より10℃以上低くなるまで撹拌しつつ冷却
することによってペースト状のゲル化剤とすることがで
きるものである。
して2〜3重偵%溶解し、これに必要に応じてロカスト
ビーンガム0.5〜1.0tlt%、またはグリセリン
を10〜20重量%を加えた組成物を寒天ゾルの凝固点
く35℃)より10℃以上低くなるまで撹拌しつつ冷却
することによってペースト状のゲル化剤とすることがで
きるものである。
本発明は以上の構成となっているので通常ゲル化する温
度になっても増粘剤またはペースト状として使用できる
ものである。
度になっても増粘剤またはペースト状として使用できる
ものである。
ゲル化剤は寒天の他にカラギーナン、ファーLレランな
どがあるが本発明には寒天を使用した。
どがあるが本発明には寒天を使用した。
必要に応じ添加する物質としてはロカストビーンガム、
タマリンドガム、ファーガム、アラビヤゴム等の外、グ
リセリン、プロピレングリコール、砂糖、ブドー糖など
も利用できる。
タマリンドガム、ファーガム、アラビヤゴム等の外、グ
リセリン、プロピレングリコール、砂糖、ブドー糖など
も利用できる。
〔1〕 粉末寒天90g(水に対し、3重量%)を30
00dの水にて沸騰溶解し、この溶液を撹拌しながら冷
却した。この際の撹拌速度は200〜300r、p、n
+ (ケンウ・ノド社11Hajor Hodel
A707/A>で、寒天ゾルの凝固点く35℃)より1
0℃以上低い温度になるまで上記の撹拌を続けた。この
間約50分を要した。
00dの水にて沸騰溶解し、この溶液を撹拌しながら冷
却した。この際の撹拌速度は200〜300r、p、n
+ (ケンウ・ノド社11Hajor Hodel
A707/A>で、寒天ゾルの凝固点く35℃)より1
0℃以上低い温度になるまで上記の撹拌を続けた。この
間約50分を要した。
このものの物性については下記の通りであった。
II 観 ペースト状
粘 度 1/1500cp(20℃、B型回転粘度計、
ローター6r、p、n+ ) 融 点 80℃ 粒子径 3〜5μm 〔2〕 粉末寒天72CJ(水に対し2.4重け%)を
3000mの水で沸騰溶解した。これにロカストビーン
ガム18q(水に対し0.6重ω%)を加えて溶解した
組成物を撹拌しつつ冷却した。撹拌は実施例1と同様に
寒天ゾルの凝固点(35℃)より10℃以上低くなるま
で200〜300r、 p、 +nの条件で撹拌した。
ローター6r、p、n+ ) 融 点 80℃ 粒子径 3〜5μm 〔2〕 粉末寒天72CJ(水に対し2.4重け%)を
3000mの水で沸騰溶解した。これにロカストビーン
ガム18q(水に対し0.6重ω%)を加えて溶解した
組成物を撹拌しつつ冷却した。撹拌は実施例1と同様に
寒天ゾルの凝固点(35℃)より10℃以上低くなるま
で200〜300r、 p、 +nの条件で撹拌した。
このものの物性は下記の通りであった。
概 観 ペースト状
粘 度 18000cp(上記粘度計と同じ)融 点
81℃ 粒子径 4〜6μm 〔3〕 粉末寒天90g(水に対し3重は%)を270
0−の水に沸′m溶解した。グリセリン300g(11
重量%)を加えた組成物を寒天ゾルの凝固点(35℃)
より10’C以上低い温度まで実施例1と同様FW、ヰ
しつつ冷141 シた。このものの物性は下記の通りで
あった。
81℃ 粒子径 4〜6μm 〔3〕 粉末寒天90g(水に対し3重は%)を270
0−の水に沸′m溶解した。グリセリン300g(11
重量%)を加えた組成物を寒天ゾルの凝固点(35℃)
より10’C以上低い温度まで実施例1と同様FW、ヰ
しつつ冷141 シた。このものの物性は下記の通りで
あった。
概 観 粘性ある液状
粘 度 13000C1)
融 点 80℃
粒子径 1〜3μm
〔4〕 粉末寒天90g(水に対し3重量%)を270
0dの水に沸騰溶解した。プロピレングリコール301
を加えた組成物を寒天ゾルの凝固点(35℃)より10
℃以上低い温度になるまで実施例1と同様に撹拌しつつ
冷却した。このものの物性は下記の通りであった。
0dの水に沸騰溶解した。プロピレングリコール301
を加えた組成物を寒天ゾルの凝固点(35℃)より10
℃以上低い温度になるまで実施例1と同様に撹拌しつつ
冷却した。このものの物性は下記の通りであった。
概 観 ペースト状
粘 度 1400cp
融 点 80℃
粒子径 3〜5μm
〔効 果〕
上記の実施例から見ると撹拌持続温度と、ペーストの形
状との関係は下表の如くであった。
状との関係は下表の如くであった。
凝固点以下の温度 形 状 粒子径2℃
弱いゲル化が 始まる 硬いペースト 5℃ (部分的にゲ 5〜10μmル化) 10℃ ベース1〜状 3〜5μmまた寒天濃
度とペーストの粘度については下記の通りであった。
弱いゲル化が 始まる 硬いペースト 5℃ (部分的にゲ 5〜10μmル化) 10℃ ベース1〜状 3〜5μmまた寒天濃
度とペーストの粘度については下記の通りであった。
寒天濃度 形 状 粘 度 粒子径1% 粘
性ある液状 3000cp 1〜2 a m2%
流動性あるべ 8300CD 2〜4μm−スト 3% ペースト状 14500CI) 3〜5 u
mこの様な結果を示1ペース1〜状ゲル化剤は軟介剤
、パップ剤、リニメント剤、坐剤等の基材などの医薬品
関係や、クリーム、シャンプー、等の基材として化粧品
に利用でき、またソース、ケチャツプ等の食品に便利に
利用できるという効果がある。
性ある液状 3000cp 1〜2 a m2%
流動性あるべ 8300CD 2〜4μm−スト 3% ペースト状 14500CI) 3〜5 u
mこの様な結果を示1ペース1〜状ゲル化剤は軟介剤
、パップ剤、リニメント剤、坐剤等の基材などの医薬品
関係や、クリーム、シャンプー、等の基材として化粧品
に利用でき、またソース、ケチャツプ等の食品に便利に
利用できるという効果がある。
Claims (1)
- 粉末寒天を水に対し2〜3重量%溶解し、これに、必要
に応じてロカストビーンガム0.5〜1.0重量%また
はグリセリンあるいはプロピレングリコール10〜20
重量%を加えた組成物を寒天ゾルの凝固点(35℃)よ
り10℃以上低くなるまで撹拌することを特徴とするペ
ースト状ゲル化剤の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60252338A JPS62111650A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | ペ−スト状ゲル化剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60252338A JPS62111650A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | ペ−スト状ゲル化剤の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62111650A true JPS62111650A (ja) | 1987-05-22 |
JPS6365292B2 JPS6365292B2 (ja) | 1988-12-15 |
Family
ID=17235881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60252338A Granted JPS62111650A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | ペ−スト状ゲル化剤の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62111650A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62186754A (ja) * | 1986-02-08 | 1987-08-15 | Unie Koroido Kk | 天然多糖類・多価アルコ−ル組成物 |
JPH01193216A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-03 | Fuji Kapuseru Kk | ソフトカプセル及び球状物 |
JP2004059881A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Ina Food Ind Co Ltd | ゲル素材溶液、並びにそれが含まれた食品、医薬品、医薬部外品、医療用品、化粧品、衛生用品、日用品、飼料、魚餌、ペットフード、肥料、栄養剤及び農薬 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0482889U (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-20 |
-
1985
- 1985-11-11 JP JP60252338A patent/JPS62111650A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62186754A (ja) * | 1986-02-08 | 1987-08-15 | Unie Koroido Kk | 天然多糖類・多価アルコ−ル組成物 |
JPH01193216A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-03 | Fuji Kapuseru Kk | ソフトカプセル及び球状物 |
JP2004059881A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Ina Food Ind Co Ltd | ゲル素材溶液、並びにそれが含まれた食品、医薬品、医薬部外品、医療用品、化粧品、衛生用品、日用品、飼料、魚餌、ペットフード、肥料、栄養剤及び農薬 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6365292B2 (ja) | 1988-12-15 |
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