JPS62110429A - 保護継電器の試験回路 - Google Patents

保護継電器の試験回路

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JPS62110429A
JPS62110429A JP60249994A JP24999485A JPS62110429A JP S62110429 A JPS62110429 A JP S62110429A JP 60249994 A JP60249994 A JP 60249994A JP 24999485 A JP24999485 A JP 24999485A JP S62110429 A JPS62110429 A JP S62110429A
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relay
protection relay
voltage load
high voltage
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隆 黒木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は保護継電器ならびに保護継電器回路の試験を
運転状態においてもできる保護継電器の試験回路に関す
る。
〔従来の技術〕
第5図は従来の電力系統を示す単線結線図である。第5
図において、1は変圧器、2は高圧母線受電遮断器、3
は高圧負荷遮断器、6は高圧母線。
7は高圧母線受電保護リレー用変流器(以下、[高圧母
線受電保護リレー用CTJという)、8は高圧負荷保護
リレー用CT、11は高圧母線受電過電流保護リレー、
12は高圧負荷過電流保護リレーである。前述した高圧
母線受電遮断器2は、前記変圧器1と前記高圧母線受電
保護リレー用CT7との間に配設されており、電源側と
負荷側とを断/Vtするものである。前記高圧母線受電
保護リレー用CT7は、前記高圧母線受電遮断器2と高
圧母線6との間に配設されており、電源側から変圧器l
、受電遮断器2を介して高圧母線6に向って給電される
電流の大きさを検出して出力する。
前記高圧母線受電過電流保護リレー11は、前記高圧母
線受電保護リレー用CT7から出力された電流検出値を
受けて該検出値の大きさに応じて前記高圧母線受電遮断
器2を動作させ、電源側と母線6とを遮断するようにな
っている。前述した高圧負荷遮断器3は、前記高圧母線
6に夫々並列接続されている各々の負荷毎に設けられて
おり、これら各々の負荷と前記高圧母線6とを接続して
いる夫々の配線の母vAG寄りに配設されている。前記
高圧負荷保護リレー用CT8は、前記高圧母線6に夫々
並列接続されている各々の負荷毎に設けられており、こ
れらの高圧負荷保護リレー用CT8は前述した高圧負荷
遮断器3の負荷側に配設されている。前記高圧負荷保護
リレー用CT8は高圧母線6から高圧負荷遮断器3を介
して負荷に向って給電される電流の大きさを検出して出
力するものである。
前記高圧負荷過電流保護リレー12は、前記高圧母線6
に夫々並列接続されている各々の負荷毎に設けられてい
る。前記高圧負荷過電流保護リレー12は、各々の高圧
負荷保護リレー用CT8から出力された電流検出値を受
けてこれらの検出値の大きさに応じて前記高圧負荷遮断
器3を動作させ、高圧母線6と負荷側と遮断するように
構成されている。前記高圧負荷過電流保護リレー12に
は、前述した高圧負荷保護リレー用CT8の二次側回路
を短絡するための短絡スイッチが内臓されている。
第6図は前記第5図にて図示した高圧負荷過電流保護リ
レー12の内部構成を示した図である。
第6図において、121は制御電源の正極、122は制
御電源の負極、123は過電流保護リレー、124は、
ロックアウトリレーである。前述した過電流保護リレー
123は、前記制御電源の正極121と制御電源の負極
122との間に配設されており、前記高圧負荷過電流保
護リレー12が運転状態にあるときに高圧負荷保護リレ
ー用CT8から出力される電流検出値に応じて駆動して
前記ロックアウトリレー124を励磁せしめるものであ
る。前記ロックアウトリレー124は、前記過電流保護
リレー123の駆動によって励磁され、高圧負荷遮断器
3をトリップしたり或いは所定の警報動作を行なうよう
に構成されている。
次に上述した構成の電力系統に配設されている高圧負荷
過電流保護リレーの運転動作及び該保護リレーの動作試
験を行なうに際しての手順について説明する。
前述したように、高圧負荷過電流保護リレー12が運転
状態にあるときに、高圧負荷保護リレー用CT8から出
力された電流検出値によって前記過電流保護リレー12
3が駆動すると、ロックアウトリレー124が励磁され
高圧負荷遮断器3がトリップされたり或いは所定の警報
動作がなされる。
そこで、このような高圧負荷過電流保護リレー12の動
作試験に際して、前記高圧負荷遮断器3がトリップされ
ることを防止するために、前記高圧負荷過電流保護リレ
ー12を以下に述べるような手順で系統から引き出すこ
とによって動作試験を行なっている。即ち上述したよう
な動作試験を前記第5図にて図示する高圧負荷過電流保
護リレー12のいずれか1つに対して行なうに当っては
、まず高圧負荷過電流保護リレー12に内臓されている
短絡スイッチを使用して前記高圧負荷保護リレー用CT
8の二次側回路を短絡させる。前記高圧負荷保護リレー
用CT8の二次側回路を短絡させた後は、高圧負荷過電
流保護リレー12を系統から引き出して、試験装置を用
いて前記保護リレー12の動作確認試験を実施する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の電力系統は以上のように構成されていたので、以
下に記載するような問題点があった。即ち、前述したよ
うに高圧負荷過電流保護リレー12の動作試験を行なう
に際し”ての該高圧負荷過電流保護リレー12の系統か
らの引出し作業、該引出し作業の準備作業としての高圧
負荷保護リレー用CT8の二次側回路を短絡するための
作業等の諸作業は、現場における保守員の手作業によっ
て実施されていた。そのうえ上述した動作試験に際して
は、動作試験を行なう高圧負荷過電流保護りし−12に
対応する被保護回路(負荷側)を停電させる必要がある
ために、施設管理における作業性が悪いという問題点が
あった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、高圧負荷過電流保護リレーの動作試験の実施
等、施設管理における作業性の良好な保護継電器の試験
回路を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するため手段〕
この発明に係る保護継電器の試験回路は、電力系統の電
源側に第2の電流検出手段を設け、第1の保護継電器が
運転モードから動作試験モードに切り換えられたときに
前記第2の電流検出手段から出力された検出値に基づい
て前記第1の保護継電器の動作試験を行なう保護継電器
試験回路を設け、前記第1の保護継電器が運転モードか
ら動作試験モードに切り換っているときには第1の電流
検出手段から出力された検出値を採り込んで負荷を保護
するための保護動作を行なう第2の保護継電器を設けた
ことを特徴とするものである。
〔作用〕
この発明における保護継電器の試験回路は、第1の保護
継電器が運転モードから動作試験モードに切り換えられ
たときに第2の電流検出手段から出力された検出値に基
づいて前記第1の保護継電器の動作試験を行ない、第2
の保護継電器は、前記第1の保護継電器が運転モードか
ら動作試験モードに切り換っているときには第1の電流
検出手段から出力された検出値を採り込んで負荷を保護
するための保護動作を行なうものである。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。なお
、第1図〜第4図にて図示される符号1〜3.6〜8,
11.12については、前述した第5図にて図示したも
のと同一物であるので、その説明は省略する。
第1図は、この発明の一実施例に従う電力系統の単線結
線図である。第1図において、15は保護継電器試験回
路即ち保護リレー試験回路、16は入力補正回路、17
は第2の保護継電器即ち仮設保護リレー、18は第2の
電流検出手段即ち試験用CT、19は試験切換回路であ
る。前述した保護リレー試験回路15は、前記入力補正
回路16゜仮設保護リレー17を具備しており、本実施
例においては、仮設保護リレー17が保護リレー試験回
路15に一体的に組み込まれた構成となっている。前記
試験用CT18は、前述した高圧母線受電保護リレー用
CT7と高圧母線6との間に配設されており、電源側か
ら変圧器1.高圧母線受電遮断器2.前記受電保護リレ
ー用CT7を介して高圧母線6に給電される電流の大き
さを検出して出力するものである。前記入力補正回路1
6は、前記試験用CT1Bから出力された検出値を受け
て、該入力補正回路16に内臓されている補助CT等の
タップ調整を行なうことによって動作試験を行なおうと
する高圧負荷過電流保護リレー12に対応する高圧負荷
保護リレー用CT8のCT比に見合ったCT比に調整す
るとともに、前記過電流保護リレー12のタップ調整を
も行なう。前述した仮設保護リレー17は、動作試験を
行なおうとする高圧負荷過電流保護リレー12が後述す
るように運転モードから動作試験モードに切り換えられ
たときに前記過電流保護リレー12に代って該過電流保
護リレー12によっ、て保護されるべき被保護回路の保
護を行なうようになっている。前記試験切換回路19は
、切換操作によって前述した高圧負荷過電流保護リレー
12を運転モードから動作試験モードに或いは動作試験
モードから運転モードに切り換えが自在に構成されてい
る。前記試験切換回路19は、第2図にて図示する切換
接点A−a21〜切換接点D−a24に対応するもので
ある。
第2図は、前記第1図にて図示した保護リレー試験回路
15と電力系統との関係を示した部分拡大図である。第
2図において、切換接点A−a21は、前記高圧負荷過
電流保護リレー12を運転モードから動作試験モードに
切り換えるに際して閉成されるものであり、前記保護リ
レー12に対応する高圧負荷保護リレー用CT8の二次
側回路を短絡する常開短絡接点である。前記切換接点A
−a21は、後述する切換接点C−a23が閉成された
ときには開成されるようになっている。切換接点B−b
22は、前記高圧負荷過電流保護リレー12を運転モー
ドから動作試験モードに切り換えるに際して開成される
ものであり、高圧負荷過電流保護リレー12と該保護リ
レー12に対応する高圧負荷保護リレー用CT8とを切
り離す連動構成の常閉接点である。切換接点C−a23
は、前記高圧負荷過電流保護リレー12を運転モードか
ら動作試験モードに切り換えるに際して閉成されるもの
であり、前記保護リレー12に対応する高圧負荷保護リ
レー用CT8と仮設保護リレー17とを接続する連動構
成の常閉接点である。切換接点D−a24は、前記高圧
負荷過電流保護リレー12を運転モードから動作試験モ
ードに切り換えるに際して閉成されるものであり、前記
保護リレー12と入力補正回路16とを接続する連動構
成の常閉接点である。切換接点II!−b25は、前記
高圧負荷過電流保護リレー12を運転モードから動作試
験モードに切り換えるに際して開成される試験用CT1
8の二次側回路を短絡するための常閉短絡接点である。
第3図は、前記第2図にて図示した保護リレー試験回路
15に配設されている切換接点A−a21゜切換接点B
−b22.切換接点C−a23.切換接点D−a24.
切換接点E−b25の動作タイミングを示すシーケンス
回路図である。第3図において、ラッチリレーA28.
タイマリレー下29.ラツチリレーB30.ラッチリレ
ーC31,ラッチリレーD32.タイマリレーT33.
ラッチリレーE34の各リレー及び前記高圧負荷過電流
保護リレー12の動作試験用押しボタンスイッチ35゜
前記保護リレー12の運転用押しボタンスイッチ36に
ついては、高圧負荷過電流保護リレー12を運転モード
から動作試験モードにモード切り換えを行なうに際して
駆動されるものである。一方、これに対してラッチリレ
ー8130.  ラッチリレ−C131,ラッチリレー
D132.  ラッチリレーE134の各リレー及び前
記保護リレー12の動作試験用押しボタンスイッチ13
5.前記保護リレー12の運転用押しボタンスイッチ1
36については、前記保護リレー12を動作試験モード
から運転モードにモード切り換えを行なうに際して駆動
されるようになっている。前述した動作試験用押しボタ
ンスイッチ35,135は、押しボタンスイッチ35が
閉成されて高圧負荷過電流保護リレー12が動作試験モ
ードに切り換えられたときには押しボタンスイッチ13
5が開成されるように、一方が閉成したときには他方が
開成する連動スイッチとなっている。同様に前述した運
転用押しボタンスイッチ36.136も、押しボタンス
イッチ136が閉成されて高圧負荷過電流保81ル−、
12が運転モードに切り換えられたときには押しボタン
スイッチ36が開成されるように、一方が閉成したとき
には他方が開成する連動スイッチとなっている。前記ラ
ッチリレーA2Bは、前記動作試験用押しボタンスイッ
チ35が閉成されることによって励磁されて前記第2図
にて図示した切換接点^−a21を閉成せしめ高圧負荷
保護リレー用CT8の二次側回路を短絡する。前記タイ
マリレー29は、前記ラッチリレーAが励磁されること
によって励磁されて所定時限経過後に前述したラッチリ
レーB30を励磁するようになっている。前述したラッ
チリレーB30は、前記タイマリレー729の時限動作
によって励磁されて前記切換接点A−a21が閉成され
た後所定のタイムラグをおいて、第2図にて図示した切
換接点B−b22を開成せしめ高圧負荷過電流保護リレ
ー12と高圧負荷保護リレー用CT8とを取り離すとと
もに、前記ラッチリレーC31を励磁するものである。
前記ラッチリレーC31は、前記ラッチリレー830に
よって励磁されると直ちに第2図にて図示した切換接点
C−a23を閉成せしめ仮設保護リレー17と高圧負荷
保護リレー用CTとを接続するとともに、前記ランチリ
レーD32を励磁する。前記ラッチリレーD32は、前
記ランチリレーC31によって励磁されると直ちに第2
図にて図示した切換接点D−a24を閉成せしめ試験用
CT18と高圧負荷過電流保護リレー12とを接続する
とともに、前記タイマリレーT33を励磁するようにな
っている。前述したタイマリレーT33は、前記ラッチ
リレーD32によって励磁されると所定時限経過後に前
記ラッチリレーE34を励磁するように構成されている
。前記ラッチリレー34は、前述したタイマリレーT3
3の時限動作によって励磁されて、前記切換接点D−a
 24が閉成された後所定のタイムラグをおし)で第2
図にて図示した切換接点E−b25を閉成せしめ短絡状
態におかれていた前記試験用CT18の二次側回路を開
放せしめるものである。
前記ラッチリレーE134は、前述した運転用押しボタ
ンスイッチ136が閉成されること番こよって励磁され
て前記ラッチリレーE34の励磁状態をリセットせしめ
、それまで開成していた切換接点E−b25を閉成せし
めて試験用CT1Bの二次側回路を再び短絡状態に戻す
とともに、ラッチリレーD132の励磁状態をリセット
する。前述したラッチリレーD132は、前記ラッチリ
レーE134によって励磁状態をリセットされるとそれ
まで閉成していた切換接点D−a24を開成せしめて前
記試験用CT18と高圧負荷過電流保護リレー12とを
切り離すとともに、ラッチリレー8130の励磁状態を
リセットするようになっている。前記ラッチリレーB1
30は、前記ラッチリレーD132によって励磁状態を
リセットされるとそれまで開成していた切換接点B−b
22を閉成せしめて前記高圧負荷保護リレー用CT8と
高圧負荷過電流保護リレー12とを再度接続状態に戻す
とともに、ラッチリレーC131の励磁状態をリセット
するように構成されている。前記ラッチリレーC131
は、前記ラッチリレーB130によって励磁状態がリセ
ットされるとそれまで閉成していた切換接点C−a23
を開成せしめて前記高圧負荷保護リレー用CT8と前記
仮設保護リレー17とを切り離すものである。なお、符
号26は制御電源の正極、符号27は制御電源の負極で
ある。
第4図は、前記第1図及び第2図において図示した高圧
負荷過電流保護リレー12及び仮設保護リレー17の動
作を示すシーケンス回路図である。
第4図において、運転−試験選択スイ・ノチ40は、高
圧負荷過電流保護リレー12を動作試験モードから運転
モードに或いは運転モードから動作試験モードに切り換
えが自在であり、切換操作に応じて前記第3図にて図示
した押しボタンスイッチ35□ 135,36,136
を夫々動作させるようになっている。仮設保護リレー1
7側に多数配設されている接点140は、前記運転−試
験選択スイッチ40の切換操作によって開/閉する前記
切換接点C−a23と連動して開/閉するようになって
おり、該選択スイッチ40が試験ノ・ノチ側を閉成して
いるときにのみ閉成されるように構成されている。接点
増幅補助リレー41は前記高圧負荷過電流保護リレー1
2の運転ノツチ側に配設されており、前記運転−試験選
択スイッチ40が運転ノツチ側を閉成しているときに励
磁されるものである。前記接点増幅補助リレー41は、
該補助リレー41が励磁されたときに閉成される常開接
点A−a49を有している。接点増幅補助リレー42は
前記高圧負荷過電流保護リレー12の動作試験ノツチ側
に配設されており、前記運転−試験選択スイッチ40が
動作試験ノツチ側を閉成しているときに励磁される。前
記接点増幅補助リレー42は、該補助リレー42が励磁
されたときに閉成される常開接点B−a47と該保護リ
レー42が励磁されたときに開成される常閉接点B−b
48とを有している。ロックアウトリレー39は、前記
接点増幅補助リレー42の常閉接点B−b48が閉成状
態にあるときにのみ前記高圧負荷過電流保護リレー12
からの出力信号によって励磁され、常開接点86を閉成
して高圧負荷遮断器3引外し信号を出力するようになっ
ている。保護リレーC45は、前記接点増幅補助リレー
42の常開接点B−a47が閉成状態にあるときにのみ
前記高圧負荷過電流保護リレー12からの出力信号によ
って励磁され、常開接点C−a50を閉成して前記保護
リレー12が正常に動作しているか否かの判定の根拠と
なる信号を出力するように構成されている。仮設ロック
アウトリレー43は、前述した多数の接点140が運転
−試験選択スイッチ40の試験ノソチ側への切換操作に
よって閉成しているときにのみ前記仮設保81ル−17
からの出力信号によって励磁され、常開接点86Tを閉
成して高圧負荷遮断器3引外し信号を出力するものであ
る。リセット押しボタンスイッチ46は、前述した高圧
負荷過電流保護リレー12が動作動作試験モードにある
ときに操作することによって前記高圧負荷過電流保護リ
レー12の動作状−を復帰させるようになっている。な
お、符号37は制御電源の正極、符号38は制御電源の
負極である。
次に上述した構成の動作について主に第2図。
第3図、第4図を併用して以下に説明する。
オペレータが第4図にて図示する運転−試験選択スイッ
チ40を動作試験ノツチ側に切換操作すると、該切換操
作によって第3図にて図示した動作試験用押しボタンス
イッチ35が閉成、動作試験用押しボタンスイッチ13
5が開成して高圧負荷過電流保護リレー12は動作試験
モードとなる。
前記高圧負荷過電流保護リレー12が動作試験モードと
なったことによって、接点増幅補助リレー42が励磁さ
れ高圧負荷過電流保護リレー12゜ロックアウトリレー
39からの高圧負荷遮断器3引外し信号はロックされる
こととなる。前述した動作試験用押しボタンスイッチ3
5が閉成することによってラッチリレーA28が励磁さ
れ、前記第2図にて図示した切換接点A−a21が閉成
されて高圧負荷保護リレー用CT8の二次側回路が短絡
される。前記ラッチリレーA28が励磁されることによ
りタイマリレー729が励磁され、該タイマリレーT2
9の時限動作によって前記切換接点A−a 21の閉成
動作から所定時限経過後にラフチリレーB30.ラフチ
リレー031.ラフチリレーD32.タイマリレーT3
3が夫々励磁される。これによって切換接点B−b22
が開成されて高圧負荷過電流保護リレー12と高圧負荷
保護リレー用CT8とは切り離され、切換接点C−a2
3、前記第4図にて図示した接点140が夫々閉成され
ると同時に切換接点A−a21が開成されて仮設保護リ
レー17と高圧負荷保護リレー用CT8とは接続され、
切換接点D’−a 24が閉成されて高圧負荷過電流保
護リレー12と試験用CT18とが接続されることとな
る。前述したタイマリレーT33が励磁されてから所定
時限が経過すると、該タイマリレー733の時限動作に
よってラッチリレーE34が励磁され切換接点II!−
b25を開成させて試験用CT18の二次側回路の短絡
状態を解除する。上述したようなシーケンス動作によっ
て、前述した高圧負荷過電流保護1ル−12の動作が正
常か否かを確認するための動作確認回路が形成される。
前述した第1図にて図示する高圧母線6に夫々並列接続
されている多数の負荷は、夫々負荷容量や回路構成が異
なっており、そのため各々の高圧負荷保護リレー用CT
8も個々にCT比がが異なっている。このようなCT比
の異なった高圧負荷保護リレー用CT8の全てを試験用
CTとして備えることは事実上困難である。そこで本実
施例においては前述したように受電回路に試験用CT8
を配設し、前記高圧負荷過電流保護リレー12の動作試
験に際しては前記試験用CT1Bから出力された検出値
を受けて入力補正回路16に内臓されている補助CTの
タップ調整を行なうことにより、対応する高圧負荷保護
リレー用CT8のCT比に見合ったCT比調整を行なっ
ている。
上述したようなCT比調整とともに前記人力補正回路1
6は、前記高圧負荷過電流保護リレー12を動作させる
のに必要な電流入力の調整をも行ない、これによって前
記過電流保護リレー12の動作試験を実施することとな
る。
一方、切換接点C−a23の閉成と連動する接点140
の閉成によって仮設保護リレー17.仮設ロックアウト
リレー43が励磁されるので、前記高圧負荷過電流保護
リレー12の動作試験中に該当の被保護回路に発生した
事故は前記仮設保護リレー17.仮設ロックアウトリレ
ー43の駆動によって速やかに除去される。
上述した内容とは逆に、オペレータが第4図にて図示す
る運転−試験選択スイフチ40を運転ノツチ側に切換操
作すると、該切換操作によって第3図にて図示した運転
用押しボタンスイッチ136が閉成、運転用押しボタン
スイッチ36が開成して高圧負荷過電流保護リレー12
は運転モードとなる。前記高圧負荷過電流保護リレー1
2が運転モードとなったことによって、接点増幅補助リ
レー41が励磁されるとともに、前述した接点増幅補助
リレー42.補助リレーC45の励磁状態は解除される
。前述した運転用押しボタンスイッチ136が閉成する
ことによってラッチリレーE134が励磁されると、ラ
ッチリレーD132゜ラッチリレーB130.  ラッ
チリレーC131の励磁状態が夫々リセットされる。こ
れによってそれまで開成していた切換接点E−b25が
閉成されて開放状態にあった前記試験用CT18の二次
側回路が短絡され、それまで閉成していた切換接点D−
a24が開成されて接続状態にった試験用CT18と高
圧負荷過電流保護リレー12とが切り離され、それまで
開成していた切換接点B−b22が閉成されて高圧負荷
保護リレー用CT8と高圧負荷過電流保護リレー12と
が再度接続されるとともに、それまで閉成していた切換
接点C−a23も開成されて接続状態にあった高圧負荷
保護リレー用CT8と仮設保護リレー17とが切り離さ
れることとなる。一方、前記第4図にて図示した接点1
40は、前述した切換接点C−a23の開成とともに開
成するので前記仮設保護リレー17.仮設ロックアウト
リレー43の励磁状態も解除されて、再び前記高圧負荷
過電流保護リレー12が運転を行なうための回路が形成
されることとなる。
なお、上述したこの発明に従う一実施例は、高圧配電系
統のみならず低圧配電系統にも適用が可能であるのは勿
論である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、第1の保護継電器が
運転モードから動作試験モードに切り換えられたときに
第2の電流検出手段から出力された検出値に基づいて前
記第1の保護継電器の動作試験を行ない、第2の保護継
電器は、前記第1の保護継電器が運転モードから動作試
験モードに切り換っているときには第1の電流検出手段
から出力された検出値を採り込んで負荷を保護するため
の保護動作を行なうこととしたので、高圧負荷過電流保
護リレーの動作試験の実施等の施設管理における作業性
の良好な保護継電器の試験回路が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に従う電力系統の単線結
線図、第2図は、前記第1図にて図示した保護リレー試
験回路と電力系統との関係を示した部分拡大図、第3図
は、°前記第2図にて図示した保護リレー試験回路に配
設されている各々の切換接点の動作タイミングを示すシ
ーケンス回路図、第4図は、前記第1図及び第2図にて
図示した高圧負荷過電流保護リレー及び仮設保護リレー
の動作を示すシーケンス回路図、第5図は、従来の電力
系統を示す単線結線図、第6図は、前記第5図にて図示
した高圧負荷過電流保護リレーの内部構成を示したシー
ケンス回路図である。 図において、6は高圧母線、8は高圧負荷保護リレー用
CT、12は高圧負荷過電流保護リレー。 15は保護リレー試験回路、17は仮設保護リレー、1
8は試験用CTである。 なお、各図中、同符号は同−又は相当部分を示す。 特許出願人  三菱電機株式会社 −−−m−、I 代理人 弁理士  1)澤 博 昭   1(外2名) 第1図 6:高圧母撃製 8:高圧9萄イ呆吉!1ルー用CT 12:Δf/E1.卯1riA引亀イ呆言11°ルー1
5:イ策謹ツレ−を入験回路、 17:仮醗イス鏝ルー 18:拭胃輛CT 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 母線を介して電源側と負荷側とが接続される電力系統の
    負荷側に設けられた第1の電流検出手段と、該第1の電
    流検出手段から出力された検出値に応じて負荷を保護す
    るための保護動作を行なう第1の保護継電器とを有する
    保護継電器の試験回路において、前記電力系統の電源側
    に第2の電流検出手段を設け、前記第1の保護継電器が
    運転モードから動作試験モードに切り換えられたときに
    前記第2の電流検出手段から出力された検出値に基づい
    て前記第1の保護継電器の動作試験を行なう保護継電器
    試験回路を設け、前記第1の保護継電器が運転モードか
    ら動作試験モードに切り換っているときは前記第1の電
    流検出手段から出力された検出値を採り込んで負荷を保
    護するための保護動作を行なう第2の保護継電器を設け
    たことを特徴とする保護継電器の試験回路。
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