JPS62109865A - 塗料付着防止剤 - Google Patents

塗料付着防止剤

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JPS62109865A
JPS62109865A JP24841185A JP24841185A JPS62109865A JP S62109865 A JPS62109865 A JP S62109865A JP 24841185 A JP24841185 A JP 24841185A JP 24841185 A JP24841185 A JP 24841185A JP S62109865 A JPS62109865 A JP S62109865A
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paint
adhesion
oil
paint adhesion
aluminum stearate
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JP24841185A
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Michiaki Nagamine
長峯 路明
Kotomasa Ichizaka
市坂 琴政
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KOUTO GIJUTSU KENKYUSHO KK
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KOUTO GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、塗装処理時に生ずる塗料のミストが、塗装ル
ームの壁面等に伺γtすることを防IIニするための4
才1+1着防止剤に関する。
[従来の技術] 塗装ルーム内等において塗装処理を行なう場合、スプレ
ーガンから噴射される塗料がミスト状に飛散して、被塗
装物のみならず周囲の塗装ルームの壁面等に付着する。
これによって、塗料内に含まれるh機溶剤等の作用によ
って塗料の付着した個所が劣化し、その部分の外観が損
なわれたり、 または、ス1命が短くなる等の不都合を
生ずる。
従来、このような不都合の発生を防止するために、通常
、飛散塗料の付着を防ぎたい部分に、グリースを塗布す
ることが行われていた。しかし、従来のグリースを塗料
付着防止剤として用いる場合には、以ドのような問題が
ある。
(1)従来のグリースは、1回の塗布による塗料付着防
上効果が長時間持続セず、したがって、たとえば運転時
間が500〜700時間毎に、頻繁に塗りかえる必要が
あり、耐久性が不十分であるという問題がある。
(2)しかも、従来のグリースは粘度が大きいために、
スプレーカンのような噴霧器による塗布が困難であるこ
とから、「またはヘラを用いたL作業による煩雑な塗布
操作を必要とし、したがって1作業能率が極めて低いと
いう問題がる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上述のような従来のグリースを用いた塗料付
着防止剤の有する問題点、すなわち耐久性が不充分であ
ること、および塗布操作における作業fi 4’=が低
いこと等の点を解決し、付着性、耐久性および耐水性等
の諸特性に優れ、しかもスプレーガン等の噴霧器による
塗布が可能な塗料付着防1に剤を提供することを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] 」。記問題−代は、 パラフィン系油     85〜95重琶%、ステアリ
ン酸アルミニウム 5〜15重量%、および 酸化ペトロラタム      1〜3爪量%、を含有す
ることを特徴とする塗料付着防止剤によって解決される
すなわち、未発Ij+の塗料付着防止剤は、パラフィン
系油、1−として増ちょう剤(ゲル化剤)として機能す
るステアリン酸アルミニウム、および主として防錆剤と
して機渣する酸化ペトロラタムを特定の組成割合で組み
合わせることによって、(イ)静養状態における耐水性
、防錆性、被塗4i材に対する付着性等が優れ、さらに
塗料付着防止剤の塗膜の表面状態が塗料をキャッチしや
すい状fflとなるなど、塗料付着防止剤としての特性
が大幅に改善されたばかりでなく、(ロ)スプレーガン
等の噴霧器による塗布が可能となった点に特色を有する
より具体的に説明すると、ステアリン酸アルミニウムを
用いることにより、塗料付着防止剤の被塗布材、特に金
属板に対する付着性、防錆性を高めることができ、また
、酸化ペトロラタムを比較的多量に用いることにより、
塗料付着防止剤の防錆性ならびに付着性を高めることが
できるばかりでなく、さらに塗料付着防ロー剤の塗膜表
面が適度な粗さを有するようになって塗料ミストをキャ
ッチしやすくなった。また、パラフィン系油を比較的多
量に用いることにより塗料性、η防止剤の粘度を従来の
グリースに比して小さくすることができ、その結果噴霧
器による塗布手段を採用することができ、塗り作業を高
い効率で行なうことが可能となった。
未発1]において用いられるパラフィン系油としては、
通常、炭素数が30〜40、分子端が400〜650の
パラフィ/を55重に%以−)二含有するものを用いる
ことができる。また、このパラフィン系油を特定するた
めの&fましい性状あるいは特性としては、以下のもの
を挙げることができる。
(a)比1Jj(15重4℃)0.85〜0.95(b
)粘度 80〜350csL、(40℃)8〜25 c
st、 (100℃) (C)引火点   180℃以1ニ (d)流動点    −5℃以下 (e)粘度指数   80以上 (f)全酸価  0.051g  KOH/g以f1ユ
記パラフィン系油のM1或組合は、塗ネ°l付着防lヒ
削全体に対して85〜95毛i、i%である。パラフィ
ン系油の組成、情合が85重量%未満であると、塗料付
着防止剤の粘度が大きくなりすぎ、噴霧器による塗布法
を採用することが困難となり。
塗布方法が限定されるという問題が生じ、また。
パラフィン系鉱物油の!1或割合が95毛量%を超える
と、塗料付着防止剤の粘度が小さくなり、そのため被塗
布材に対する付着性、塗膜の耐水性。
防錆性が不十分となり、さらに油分が分離しやすくなっ
て塗料付着防止剤のLそ期保存安定性か劣るという問題
が生ずる。
また、上記パラフィン系油としては、1i7述した条件
および特性を満足する限りにおいて特に限定されず、鉱
物油、合成油その他を用いることができるが、コストの
面から鉱物油が好ましい。
本発明において用いられるステアリン酸アルミニウムは
、塗料付着防止剤の耐水性、被塗布材に対する付着性、
安定性、防錆性等の特性の4入において必須であり1ま
たコスト的にも右利である。
上記ステアリン酸アルミニウムは、ベース才イルをゲル
化する増ちょう剤の機能を有し、その組成、1.1合は
、塗料付着防止剤全体の5〜151量%とされる。ステ
アリン酸アルミニウムの組成割合が5正ゆ3未満である
と、塗料付着防止剤の粘度が小さくなり、付着性、耐水
性、防錆性等の特性が不十分となり、さらに油分が分離
しやすくなって長期保存安定性が劣るという問題を生じ
、ステアリン酸アルミニウムの組成割合が151i%を
超えると、粘度が大きくなり、塗膜の性状が硬くなりす
ぎ、しかも噴霧器による塗布法を採用することが困難と
なって塗布方法が限定されるという問題を生ずる。
本発明においては、上記ステアリン酸アルミニウムのほ
かに、増ちょう剤として脂肪酸金属ル。
几体的には、)友素数が16〜18の脂肪酸のアルミニ
ウム塩、リチウム塩、カリウム塩、バリウム塩、ナトリ
ウム塩等を用いることができる。を2脂肪酸金属塩の具
体例としては、ステアリン酸リチウム、ステアリン酸バ
リウム、パルミチン酸リチウム等を例示することができ
る。
また、本発明においては、増ちょう剤として、必要に応
じて無機系のベントナイト、シリカ等を用いることがで
きる。
本発明において用いられる酸化ペトロラタムは、耐水性
、金属板に対する付着性の点で優れ、またコスト的にも
有利である。
上記酸化ペトロラタムの組*g合は、塗料付着防止剤全
体の1〜3重量%である。酸化ペトロラタムの組成割合
が1重量%未満であると防錆効果が不十分となり、酸化
ペトロラタムの使用割合が3重量%を超えると、塗膜表
面の平滑性が損なわれ、いわゆるキメが粗くなりすぎ、
塗料に対する被付着性が過大となるという問題を生ずる
本発明においては、L2醜化ペトロラタムのほかに、防
錆剤として、ソルビタンモアオレート等のエステル、ア
ルキルベンゼンスルホン酸バリウム等を用いることがで
きる。
本発明においては1以上述べた各種成分のほかに、必要
に応じて他の添加剤を加えることができる。このような
添加剤としては、酸化防止剤として、フェニルアルファ
ナフチルアミ7等のアミン類、ジターシャリ−ブチルク
レゾール等のフェノール等がある。
本発明の塗料付着防止剤の製造法は特に限定されず、通
常のグリースと同様に調製される。
具体的には、パラフィン系油、ステアリン酸アルミニウ
ム、酸化ペトロラタムおよびその他必要に応じて加えら
れる物質を所定の配合割合で混合・攪拌しながらステア
リン酸アルミニウム(脂肋耐金属Itりの融点以上に加
熱して溶融状態とすることにより、混合系を均質な状態
とした後、放冷して系をゲル状態とする。その後1通常
、室温において混練機によってミ+シングを行ない、所
定の性状に仕上げる。なお、酪化ペトロラタム等の防錆
剤は、混練機によるミキシング時に添加してもよい、ま
た、酸化防止剤等の添加剤は、パラフィン系油に溶解し
た状IEで、混練機によるミキシング時に添加すること
ができる。
本発明の塗ネ1付着防止剤は、金属板、プラスチック板
、カラス板、FRP等の強化プラスチック板等に対して
良好な伺着性を有する塗膜を形成することができ、また
この塗膜は耐水性に優れ、艮時間にわたって塗料付着防
止機能を維持することができる。しかも、本発明の塗料
付着防止剤は、粘度が通常の従来のグリースに比較して
小さく、スプレーガンのような噴霧器による塗布がI′
i丁能となり、塗布作業を極めて俺率的に行なうことか
でざる。
[実施例] 以下、末完11を実施例によりさらに詳細に説明するが
、本発明がこれらに限定されるものではない、なお、以
下の記・佐において、「%」は玉v%を表わす。
実施例1 (a)パラフィン系精製鉱物油    87%比東(1
5/4℃)  0.89 粘度(40℃)    148cst。
(100℃)     13.7cst。
引火点(COC)   261℃ 流動点      −12,5°C 色相(ユニオン)      2 粘度指数        96 (b)ステアリン酸アルミニウA    12%(C)
酸化ペトロラタム        1%以上の物質を混
合し、攪拌しながら180℃まで加熱することにより、
ステアリン酸アルミニウムと酸化ペトロラタムを溶解さ
せて系を均質状f出とした後、静置、放冷させてゲル化
させた。ついで、得られたゲル状体を混練機によってミ
キシングを行なうことにより、ペースト状の塗料付着防
止剤を調製した。
この塗料付着防止剤の特性は次のようであった・ ■混和ちょう度         332(り滴点  
            93℃(:りR油度(70℃
、2411!を間)  7.3%■水洗耐水度(38℃
、1時間) 8,1%さらに、得られた上記塗料付着防
止剤をスプレーガンによってJISG3141に定めら
れた冷間圧延鋼板に吹き付け、乾燥後のf均膜厚が98
p口の塗膜を形成した。この塗膜について、JISK2
246 4.32に定める湿潤試験を実施したところ、
4000時間以上にわたって発錆がなく、A級の基準に
達していることが確認された。
比較例1 (a)パラフィン系精製鉱物油   93%比ff1(
15/4℃)     0.88粘度(40℃)   
     121 cst。
(100℃)        11.7c3t。
引火点           248℃流動点    
     −12,5℃(b)ステアリン酸リチウム 
  6.8%(C)アルキルベンゼンスルホン酸バリウ
ム0.2% 以上の組成73合の物質を用い、実施例1と同様にして
塗料付着防止剤を調製した。
この塗料付着防止剤について、実施例1と同様な特性に
ついて調べたところ、以下のようであった。
■混和ちょう度           2831■滴点
              197℃(j) a m
l+度(100℃、24時間)   3.9%■水洗酎
木耐111: (38℃、1時間)  4,3%さらに
、得られた上記塗料付着防止剤を用い、実に例1におい
て述へたと同様の操作により、乾燥後の膜厚が1103
ILの塗膜を形成した。このIP、 I+!、!につい
て、実施例1と同様な?!11潤試験を行なったところ
、わずか384時間で発錆があり、笠級ノ、(亭でB級
であることが確;Wされた。
[発明の効果] 未発II+によれば、付着性、防錆性、耐久性および耐
水性等の諸特性に優れ、しかも噴霧器によるスプレー塗
4Iがo7能な塗料付着防止剤を提供することができる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 パラフィン系油 85〜95重量% ステアリン酸アルミニウム  5〜15重量% および酸化ペトロラタム 1〜3重量% を含有することを特徴とする塗料付着防止 剤。
JP24841185A 1985-11-06 1985-11-06 塗料付着防止剤 Expired - Lifetime JPH064783B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3190562U (ja) * 2014-02-25 2014-05-15 株式会社メイテック 塗装ロボット用保護カバー
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CN115926502A (zh) * 2022-12-29 2023-04-07 武汉苏泊尔炊具有限公司 不粘材料及其制备方法和不粘涂料

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