JPS61190594A - 防錆油組成物 - Google Patents
防錆油組成物Info
- Publication number
- JPS61190594A JPS61190594A JP60030474A JP3047485A JPS61190594A JP S61190594 A JPS61190594 A JP S61190594A JP 60030474 A JP60030474 A JP 60030474A JP 3047485 A JP3047485 A JP 3047485A JP S61190594 A JPS61190594 A JP S61190594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- rust
- lubricant
- additives
- salt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
内部に潤滑系を有する機械装置或いは部品等において、
潤滑油を規定食入れない状態で該装今 置或いは部品等を長期間保管する一芥おける内部潤滑系
の発錆の防止と油切れを防止するための防錆油組成物に
関する。
潤滑油を規定食入れない状態で該装今 置或いは部品等を長期間保管する一芥おける内部潤滑系
の発錆の防止と油切れを防止するための防錆油組成物に
関する。
エンジン、変速機等内部潤滑を必要とする機械装置、部
品等を、その内部に潤滑油を規定−一般さび上池2種、
溶剤希釈形さび止め油2゜5種及び気化性さび止め油1
種を夫々単独で又は併用して用いている。
品等を、その内部に潤滑油を規定−一般さび上池2種、
溶剤希釈形さび止め油2゜5種及び気化性さび止め油1
種を夫々単独で又は併用して用いている。
ところが、これらの方法においては、長期間にわたる防
錆が不十分であったプ、また長期保管の為歯車面、軸受
部等で油切れを起こし、潤滑油充填後の運転成いは作動
開始直後の潤滑油の循環が不十分な時期に、焼き付き等
の不具合が発生する場合がるる。
錆が不十分であったプ、また長期保管の為歯車面、軸受
部等で油切れを起こし、潤滑油充填後の運転成いは作動
開始直後の潤滑油の循環が不十分な時期に、焼き付き等
の不具合が発生する場合がるる。
また、長期間防錆の為、他のタイプの防錆油、例えばJ
XB K 2246に規定する溶剤希釈形防錆油1種或
いは4種を用いた場合には、硬質の厚い破膜を形成する
為、潤滑油通路穴等を閉塞する場合もめる。
XB K 2246に規定する溶剤希釈形防錆油1種或
いは4種を用いた場合には、硬質の厚い破膜を形成する
為、潤滑油通路穴等を閉塞する場合もめる。
本発明は、潤滑系を有する機械装置、部品で潤滑油を規
定食入れない状態で長期間保管する場合、内部潤滑系を
有効に防錆しうると共に、油切れを防止しうる防錆油組
成物を提供することを目的とする。
定食入れない状態で長期間保管する場合、内部潤滑系を
有効に防錆しうると共に、油切れを防止しうる防錆油組
成物を提供することを目的とする。
本発明は、潤滑油基油10〜50重tS、石油系溶剤1
0〜30重量%、焼付防止剤等の潤滑油添加剤0〜10
重量%及び防錆添加剤10〜50重量10なる機械装置
内部の防錆油組成物である。
0〜30重量%、焼付防止剤等の潤滑油添加剤0〜10
重量%及び防錆添加剤10〜50重量10なる機械装置
内部の防錆油組成物である。
本発明で使用する潤滑油基油としては、石油系のもの或
いは合成潤滑油基油の何れも使用しうる。また石油系溶
剤としては、直留の或いは残油等の分解により得られる
灯油或いは軽油等高沸点の′留出油を使用することがで
きる。焼付防止剤(極圧添加剤)或いは防錆剤としては
、通常使用されているものを使用する。防錆剤としては
、例えばJ工8に2246溶剤希釈形さび止め油4m又
は自動車の車体防錆剤などに用いられている石油スルフ
ォン酸及びその金属塩、脂肪酸石けん、パラフィンワッ
クス、酸化ワックス及びその金属塩、グリコールエーテ
ル類等の一種又は二種以上の混合物を用いうる。
いは合成潤滑油基油の何れも使用しうる。また石油系溶
剤としては、直留の或いは残油等の分解により得られる
灯油或いは軽油等高沸点の′留出油を使用することがで
きる。焼付防止剤(極圧添加剤)或いは防錆剤としては
、通常使用されているものを使用する。防錆剤としては
、例えばJ工8に2246溶剤希釈形さび止め油4m又
は自動車の車体防錆剤などに用いられている石油スルフ
ォン酸及びその金属塩、脂肪酸石けん、パラフィンワッ
クス、酸化ワックス及びその金属塩、グリコールエーテ
ル類等の一種又は二種以上の混合物を用いうる。
潤滑油基油、石油系溶剤、焼付防止剤、防錆油添加剤の
配合割合は、要求される油切れ防止性、防錆能力及び被
防錆装置・部品の形状、防錆油塗工方法等により、前記
範囲内で任意の割合で混合される。
配合割合は、要求される油切れ防止性、防錆能力及び被
防錆装置・部品の形状、防錆油塗工方法等により、前記
範囲内で任意の割合で混合される。
防錆添加剤を50%以上配合すると、機械作動時に充填
する例えばギヤ油中での防錆添加剤の分散・浮遊量が大
となシ、オイル通路穴等を閉塞することがあるので好ま
しくない。
する例えばギヤ油中での防錆添加剤の分散・浮遊量が大
となシ、オイル通路穴等を閉塞することがあるので好ま
しくない。
石油系溶剤を全く含まない場合、或いはその配合割合が
少ない場合には(1(1111%未満の場合)、防錆軟
質膜形成までの時間が長く、この間に油分のたれ落ちが
生じ、付着油分が減少してしまう。また溶剤を30重量
%以上配合する場合には、防錆油自身の粘度低下が著し
く、初期の付着油分が低下してしまい好ましくない。
少ない場合には(1(1111%未満の場合)、防錆軟
質膜形成までの時間が長く、この間に油分のたれ落ちが
生じ、付着油分が減少してしまう。また溶剤を30重量
%以上配合する場合には、防錆油自身の粘度低下が著し
く、初期の付着油分が低下してしまい好ましくない。
運転初期においては、摩耗防止の為には最低でもI Q
97m”程度の油分付着量が必要でおり、また防錆
性においても10サイクル程度までの防錆性能が要求さ
れる。しかるに、通常のギヤ油では60℃の雰囲気では
100時間以内に10f/mZ以下の油分付着量となる
が、本発明の防錆油では200時間以上充分な油分保持
が可能である。
97m”程度の油分付着量が必要でおり、また防錆
性においても10サイクル程度までの防錆性能が要求さ
れる。しかるに、通常のギヤ油では60℃の雰囲気では
100時間以内に10f/mZ以下の油分付着量となる
が、本発明の防錆油では200時間以上充分な油分保持
が可能である。
以下、ギヤ油について防錆性能及び油膜切れ防止性能に
ついての実験結果を示す。
ついての実験結果を示す。
1、 配合例
潤滑油基油:パラフィン系精裏鉱油(40℃の動粘度I
B 2 mm”/ 8 )を使用。
B 2 mm”/ 8 )を使用。
石油系溶剤二市販の高沸点灯油を使用。
潤滑油添加剤としてμ、市販のリン−イオウ系極圧剤(
りン:イオク比1:28)と市販のアミン系酸化防止剤
を2:1の比率に混合したものを使用。
りン:イオク比1:28)と市販のアミン系酸化防止剤
を2:1の比率に混合したものを使用。
防錆添加剤としては、石油スルフォン散及びそのカルシ
ウム塩、酸化ワックスのカルシウム塩、酸化ワックス、
脂肪族カルボン酸カルシウム塩、ブチルセロソルブを重
量比で4a5:2S、O:I S、9 : 9.1 :
4.5の割合で混合し友ものを使用。
ウム塩、酸化ワックスのカルシウム塩、酸化ワックス、
脂肪族カルボン酸カルシウム塩、ブチルセロソルブを重
量比で4a5:2S、O:I S、9 : 9.1 :
4.5の割合で混合し友ものを使用。
Z 防錆性能試験結果
脱脂洗浄、乾燥し九軟鋼板に■〜[相]の防錆油を浸漬
塗布し、−日室内にて前切シ後、塩水噴霧(8時間)←
60℃恒温槽(16時間)を1サイクルとしてこれを繰
シ返し、各サイクル毎の錆発生面積を記録した。
塗布し、−日室内にて前切シ後、塩水噴霧(8時間)←
60℃恒温槽(16時間)を1サイクルとしてこれを繰
シ返し、各サイクル毎の錆発生面積を記録した。
脱脂洗浄、乾燥した軟鋼板に■〜[相]の防錆油を浸漬
塗布、−日室内にて前切ル後60C恒温槽内に垂直に吊
し付着油分重量の経時変化を測定し、117m”にて記
録した。
塗布、−日室内にて前切ル後60C恒温槽内に垂直に吊
し付着油分重量の経時変化を測定し、117m”にて記
録した。
輸出用エンジン、変速機等は防#潤滑油を使用して防錆
運転を行う際、オイル充填後の運転開始初期にオイルの
循環の悪い部位には、二硫化モリブデンペースト、グリ
ース等を塗布しておき、初期焼付を防止していたが、本
発明の防錆油を使用することによシ、錆発生は無くなム
グリース、二硫化モリブデンペーストの塗布工程も不要
となった。
運転を行う際、オイル充填後の運転開始初期にオイルの
循環の悪い部位には、二硫化モリブデンペースト、グリ
ース等を塗布しておき、初期焼付を防止していたが、本
発明の防錆油を使用することによシ、錆発生は無くなム
グリース、二硫化モリブデンペーストの塗布工程も不要
となった。
Claims (1)
- 潤滑油基油10〜50重量%、石油系溶剤10〜30重
量%、焼付防止剤等の潤滑油添加剤0〜10重量%及び
防錆添加剤10〜50重量%よりなる機械装置内部の防
錆油組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60030474A JPS61190594A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 防錆油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60030474A JPS61190594A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 防錆油組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61190594A true JPS61190594A (ja) | 1986-08-25 |
Family
ID=12304854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60030474A Pending JPS61190594A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 防錆油組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61190594A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003176832A (ja) * | 2002-11-18 | 2003-06-27 | Nsk Ltd | 玉軸受の製造方法 |
JP2017155079A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 出光興産株式会社 | 潤滑油組成物、潤滑方法、及び変速機 |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP60030474A patent/JPS61190594A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003176832A (ja) * | 2002-11-18 | 2003-06-27 | Nsk Ltd | 玉軸受の製造方法 |
JP2017155079A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 出光興産株式会社 | 潤滑油組成物、潤滑方法、及び変速機 |
WO2017150507A1 (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-08 | 出光興産株式会社 | 潤滑油組成物、潤滑方法、及び変速機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4443348A (en) | Protective lubricant composition | |
CN102876432B (zh) | 一种耐腐蚀的防锈油 | |
US4555352A (en) | Lubricant additive | |
US3080330A (en) | Rust preventive compositions of paraffinic mineral oil thickened with polyethylene and microcrystalline wax | |
US5492642A (en) | Top of rail lubricating method and composition | |
US2382699A (en) | Slushing oil compositions | |
US2294525A (en) | Inhibitor | |
US2976179A (en) | Rust preventives | |
US5415896A (en) | Railroad wheel flange lubricating method | |
US2415353A (en) | Rust preventing turbine oil | |
US2485150A (en) | Mineral oil compositions | |
US2412633A (en) | Lubricants | |
JP5228213B2 (ja) | 液状潤滑剤組成物 | |
US2430846A (en) | Protective coatings for metals | |
US2065247A (en) | Pipe thread lubricant | |
JPS61190594A (ja) | 防錆油組成物 | |
US2722516A (en) | Grease compositions containing an antirust | |
US2359738A (en) | Rust-preventive compositions | |
US2471638A (en) | Rust preventive compositions | |
US2362332A (en) | Corrosion preventive compositions | |
US2485376A (en) | Corrosion-resisting lubricating compositions | |
US3857789A (en) | Slushing oil or rust inhibiting compositions | |
US3981810A (en) | Grease composition | |
US2355993A (en) | Low temperature lubricants | |
JPS6223037B2 (ja) |