JPS62109595A - ミシンの布送り制御装置 - Google Patents
ミシンの布送り制御装置Info
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- JPS62109595A JPS62109595A JP24957585A JP24957585A JPS62109595A JP S62109595 A JPS62109595 A JP S62109595A JP 24957585 A JP24957585 A JP 24957585A JP 24957585 A JP24957585 A JP 24957585A JP S62109595 A JPS62109595 A JP S62109595A
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- holding device
- sewing
- sewing machine
- cloth
- pulse
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はミシンに係り、特にその布送り制御装置に関
するものである。
するものである。
(従来の技術)
従来のミシンとしては、加工布支持面上において保持装
置により加工布を保持し、その保持装置を一対のパルス
モータにより針の上下動と同期して前後左右に移動させ
ることによって加工布に送りを付与するようにしたもの
がある。
置により加工布を保持し、その保持装置を一対のパルス
モータにより針の上下動と同期して前後左右に移動させ
ることによって加工布に送りを付与するようにしたもの
がある。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、この従来のミシンにおいては、8製される加
工布の種類に応じて重量の異なる他種類の保持装置が交
換使用されるのに対し、各パルスモータは一定のパルス
出力パターンに応じて駆動されるため、保持装置の重量
がパルスモータの特性に調和しない場合には、第6図に
破線で示すように、保持装置の移動後においてダンピン
グが生じ、その結果、針の落下位置が所定位置からずれ
て縫ずれが生じたり、パルスモータが脱調したり、針が
保持装置に衝突して両者が破損したりするおそれがあっ
た。
工布の種類に応じて重量の異なる他種類の保持装置が交
換使用されるのに対し、各パルスモータは一定のパルス
出力パターンに応じて駆動されるため、保持装置の重量
がパルスモータの特性に調和しない場合には、第6図に
破線で示すように、保持装置の移動後においてダンピン
グが生じ、その結果、針の落下位置が所定位置からずれ
て縫ずれが生じたり、パルスモータが脱調したり、針が
保持装置に衝突して両者が破損したりするおそれがあっ
た。
(発明の目的)
この発明は上記の事情に鑑みてなされたものであって、
その目的は保持装置の重量に応じた適切なパルス出力パ
ターンで加工布送り装置の一対のパルスモータを駆動す
ることができ、保持装置の重量とは無関係に常に適切な
送りを加工布に付与してミシン各部の破1月を防止する
とともに、縫製品質を均一に保持することができるミシ
ンの布送り制御装置を提供することにある。
その目的は保持装置の重量に応じた適切なパルス出力パ
ターンで加工布送り装置の一対のパルスモータを駆動す
ることができ、保持装置の重量とは無関係に常に適切な
送りを加工布に付与してミシン各部の破1月を防止する
とともに、縫製品質を均一に保持することができるミシ
ンの布送り制御装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するために、この発明においては加工
布支持面を貫通して上下動される針を含み、加工布に縫
目を形成する縫目形成装置と、前記加工布支持面上にお
いて加工布を保持する保持装置と、その保持装置を着衣
可能に支持するとともに、一対のパルスモータの回転に
基づいてその保持装置を前後左右に移動させ、加工布に
送りを付与する加工布送り装置と、その加工布送り装置
に所望の縫製パターンの縫製に必要な送りを付与させる
ための各種縫製データを予め記憶する主記憶手段とを備
えたミシンにおいて、 前記保持装置の重量に応じた識別信号を発生する保持装
置識別手段と、前記保持装置の重量に応じて、前記各種
縫製データ中の各種送りピッチに対応する複数のパルス
モータ駆動用パルス出力パターンを記憶する副記憶手段
と、前記保持装置が交換装着された時、前記保持装置識
別手段から発生する識別信号に基づいて対応するパルス
モータ駆動用パルス出力パターンを副記憶手段から読み
出し、そのパターンデータに基づいて前記各パルスモー
タの駆動を制御する制御°手段とを設けている。
布支持面を貫通して上下動される針を含み、加工布に縫
目を形成する縫目形成装置と、前記加工布支持面上にお
いて加工布を保持する保持装置と、その保持装置を着衣
可能に支持するとともに、一対のパルスモータの回転に
基づいてその保持装置を前後左右に移動させ、加工布に
送りを付与する加工布送り装置と、その加工布送り装置
に所望の縫製パターンの縫製に必要な送りを付与させる
ための各種縫製データを予め記憶する主記憶手段とを備
えたミシンにおいて、 前記保持装置の重量に応じた識別信号を発生する保持装
置識別手段と、前記保持装置の重量に応じて、前記各種
縫製データ中の各種送りピッチに対応する複数のパルス
モータ駆動用パルス出力パターンを記憶する副記憶手段
と、前記保持装置が交換装着された時、前記保持装置識
別手段から発生する識別信号に基づいて対応するパルス
モータ駆動用パルス出力パターンを副記憶手段から読み
出し、そのパターンデータに基づいて前記各パルスモー
タの駆動を制御する制御°手段とを設けている。
(作用)
従って、保持装置が交換装着された時、制御手段は前記
保持装置識別手段から発生する識別信号に基づいて対応
するパルスモータ駆動用パルス出力パターンを副記憶手
段から読み出し、そのパターンデータに基づいて前記各
パルスモータの駆動を制御する。
保持装置識別手段から発生する識別信号に基づいて対応
するパルスモータ駆動用パルス出力パターンを副記憶手
段から読み出し、そのパターンデータに基づいて前記各
パルスモータの駆動を制御する。
(実施例)
以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
明する。
さて、この実施例のミシンにおいては、第1図に示すよ
うに、機台1上にミシン本体2が装置され、その後部に
はミシンモータ3が装着されている。またミシン本体2
内には前記ミシンモータ3によって回転駆動されるミシ
ン主軸(図示しない)が支承されている。ミシン本体2
の前端には釜(図示しない)とともに縫目形成装置を構
成する針4が設けられ、その針4が前記ミシン主軸の回
転に伴って上下動されるようになっている。
うに、機台1上にミシン本体2が装置され、その後部に
はミシンモータ3が装着されている。またミシン本体2
内には前記ミシンモータ3によって回転駆動されるミシ
ン主軸(図示しない)が支承されている。ミシン本体2
の前端には釜(図示しない)とともに縫目形成装置を構
成する針4が設けられ、その針4が前記ミシン主軸の回
転に伴って上下動されるようになっている。
第1図に示すように、ミシン本体2の前方において機台
1上の左右両側には支持体5がそれぞれ配設され、それ
らの内側面には上下一対の案内レール6が前後方向(Y
方向)へ延びるように取付けられている。その左右両側
の案内レール6間には移動フレーム7が取付は板8によ
りポールスライド体9を介してY方向へ移動可能に支持
され、その左右両端には補助フレーム10が取着される
とともに、上面には案内体11が左右方l′ii](X
方向)へ延びるように載置固定されている。
1上の左右両側には支持体5がそれぞれ配設され、それ
らの内側面には上下一対の案内レール6が前後方向(Y
方向)へ延びるように取付けられている。その左右両側
の案内レール6間には移動フレーム7が取付は板8によ
りポールスライド体9を介してY方向へ移動可能に支持
され、その左右両端には補助フレーム10が取着される
とともに、上面には案内体11が左右方l′ii](X
方向)へ延びるように載置固定されている。
前記移動フレーム7上の案内体11にはキャリッジ12
がX方向へ移動可能に支持されている。
がX方向へ移動可能に支持されている。
そのキャリフジ12の上面前端縁には左右一対のクラン
プ部材13が設けられ、それらの後部には位置決め突部
14が突設されるとともに、クランプ用のエアシリンダ
15が設けられている。前記キャリッジ12の上面には
縫製パターンに合致した針m<図示しない)を有するパ
レット16が着脱可能に支持され、前記クランプ部材1
3の位置決め突部14との係合により所定位置に位置決
めされるとともに、エアシリンダ15により着脱可能に
固定されている。このパレット16の上面により加工布
支持面16aが構成されている。
プ部材13が設けられ、それらの後部には位置決め突部
14が突設されるとともに、クランプ用のエアシリンダ
15が設けられている。前記キャリッジ12の上面には
縫製パターンに合致した針m<図示しない)を有するパ
レット16が着脱可能に支持され、前記クランプ部材1
3の位置決め突部14との係合により所定位置に位置決
めされるとともに、エアシリンダ15により着脱可能に
固定されている。このパレット16の上面により加工布
支持面16aが構成されている。
前記バレン)16の加工布支持面16a上には加工布W
が保持枠17により着脱可能に挟着保持され、前記キャ
リッジ12のX方向移動及び移動フレーム7のY方向移
動に基づいて針4に対し所定位置に配置されるようにな
っている。なお、前記パレット16及び保持枠17によ
り保持装置Hが構成されている。
が保持枠17により着脱可能に挟着保持され、前記キャ
リッジ12のX方向移動及び移動フレーム7のY方向移
動に基づいて針4に対し所定位置に配置されるようにな
っている。なお、前記パレット16及び保持枠17によ
り保持装置Hが構成されている。
第1図に示すように、前記移動フレーム7の両端下方に
おいて両支持体5の内側下端には上面に歯を有する一対
の固定ランク18が固定されており、それらの固定ラッ
ク18はY方向に向かって長く延びている。固定ラック
18の上方においてX方向に延びるように移動フレーム
7には軸19が回転可能に支持され、その両端には前記
固定ランク18に噛み合う一対の歯車20がそれぞれ噛
み合い位相を合致させた状態で固定されている。
おいて両支持体5の内側下端には上面に歯を有する一対
の固定ランク18が固定されており、それらの固定ラッ
ク18はY方向に向かって長く延びている。固定ラック
18の上方においてX方向に延びるように移動フレーム
7には軸19が回転可能に支持され、その両端には前記
固定ランク18に噛み合う一対の歯車20がそれぞれ噛
み合い位相を合致させた状態で固定されている。
そして、前記移動フレーム7のY方向移動時において、
一対の歯車20が固定ラック18との噛合に基づき軸1
9を介して同期回転される。
一対の歯車20が固定ラック18との噛合に基づき軸1
9を介して同期回転される。
前記両支持体5のほぼ中間において機台l上には支持レ
ール21が配設固定されており、この支持レール21は
前記固定ラック18と平行にY方向へ延びている。この
支持レール21上には支持部材22がY方向へ移動可能
に支持され、後端において前記移動フレーム7の前面に
固定されるとともに、上面にはY方向へ延びる第1の駆
動ラック23が固定されている。前記支持レール21の
側方において機台1上にはY方向送り用パルスモータ2
4が支持体25を介して装着され、そのモータ軸には第
1の駆動ラック23に噛み合う歯車26が固定されてい
る。そして、Y方向送り用パルスモータ24が回転され
ることにより、歯車26及び第1の駆動ラック23を介
して移動フレーム7がY方向へ所定量移動される。
ール21が配設固定されており、この支持レール21は
前記固定ラック18と平行にY方向へ延びている。この
支持レール21上には支持部材22がY方向へ移動可能
に支持され、後端において前記移動フレーム7の前面に
固定されるとともに、上面にはY方向へ延びる第1の駆
動ラック23が固定されている。前記支持レール21の
側方において機台1上にはY方向送り用パルスモータ2
4が支持体25を介して装着され、そのモータ軸には第
1の駆動ラック23に噛み合う歯車26が固定されてい
る。そして、Y方向送り用パルスモータ24が回転され
ることにより、歯車26及び第1の駆動ラック23を介
して移動フレーム7がY方向へ所定量移動される。
前記キャリッジ12の前縁には下面に歯を有するととも
に、X方向へ延びる第2の駆動ラック27が取付けられ
ている。また、キャリッジ12には外周に前記第2の駆
動ラック27に噛み合う歯車(図示しない)を備えたス
プラインへアリング28が回転可能に支持されている。
に、X方向へ延びる第2の駆動ラック27が取付けられ
ている。また、キャリッジ12には外周に前記第2の駆
動ラック27に噛み合う歯車(図示しない)を備えたス
プラインへアリング28が回転可能に支持されている。
一方、前記第1の駆動ラック23の側方において機台l
上にはスプライン軸29が前後一対の支持体30.31
により回転可能に支持され、そのスプライン軸29が前
記スプラインへ7リング28の中心に対して軸線方向へ
相対摺動可能に挿通されている。
上にはスプライン軸29が前後一対の支持体30.31
により回転可能に支持され、そのスプライン軸29が前
記スプラインへ7リング28の中心に対して軸線方向へ
相対摺動可能に挿通されている。
前側の支持体30の外面にはX方向送り用パルスモータ
32が装着され、そのパルスモータ32の回転に伴い、
そのパルスモータ32のモータ軸に固定した歯車33及
び前記スプライン軸29の前端に固定した歯車34を介
して、スプライン軸29が回転駆動される。そして、前
記X方向送り用パルスモータ32が回転駆動されること
により、スプラインベアリング28上の歯車(図示しな
い)及び第2の駆動ラック27を介してキャリッジ12
がX方向へ所定量移動される。
32が装着され、そのパルスモータ32の回転に伴い、
そのパルスモータ32のモータ軸に固定した歯車33及
び前記スプライン軸29の前端に固定した歯車34を介
して、スプライン軸29が回転駆動される。そして、前
記X方向送り用パルスモータ32が回転駆動されること
により、スプラインベアリング28上の歯車(図示しな
い)及び第2の駆動ラック27を介してキャリッジ12
がX方向へ所定量移動される。
次に、上記のように構成されたミシンの電気的構成を説
明する。第1図に示すように前記ミシンモータ3には、
ミシンモータ3の回転に伴い前記針4が加工布支持面1
6aを貫通して上方へ抜は出た時に、第6図に示すrH
Jレベルの同期信号を出力する同期信号発生器35が装
着されている。
明する。第1図に示すように前記ミシンモータ3には、
ミシンモータ3の回転に伴い前記針4が加工布支持面1
6aを貫通して上方へ抜は出た時に、第6図に示すrH
Jレベルの同期信号を出力する同期信号発生器35が装
着されている。
また、前記機台1には交換装着される保持装置Hの重量
に応じて第1〜第3の3位置に切替え可能なセレクトダ
イアル36が設けられている。このセレクトダイアル3
6により保持装置識別手段が構成されている。
に応じて第1〜第3の3位置に切替え可能なセレクトダ
イアル36が設けられている。このセレクトダイアル3
6により保持装置識別手段が構成されている。
第2図に示すように、この実施例におけるミシンは主記
憶手段としてのランダムアクセスメモリ(RAM)38
及び副記憶手段としてのリードオンリーメモリ (RO
M)37を接続した制御手段としての中央処理装置(C
PtJ)39を備えている。前記ROM37にはミシン
全体の作動を制御するためのプログラムが内蔵されると
ともに、第3図に示す3個のメモリエリア40〜42が
設けられている。各メモリエリア40〜42にはX方向
及びY方向における各種送りピッチに応じたX方向送り
用及びY方向送り用パルスモータ32゜24に対するパ
ルス出方パターンデータが保持装置Hの重量毎に区分さ
れて記憶されている。なお前記パルス出方パターンデー
タは各種送りピッチに対応するパルス出力用時間間隔か
ら構成されている。
憶手段としてのランダムアクセスメモリ(RAM)38
及び副記憶手段としてのリードオンリーメモリ (RO
M)37を接続した制御手段としての中央処理装置(C
PtJ)39を備えている。前記ROM37にはミシン
全体の作動を制御するためのプログラムが内蔵されると
ともに、第3図に示す3個のメモリエリア40〜42が
設けられている。各メモリエリア40〜42にはX方向
及びY方向における各種送りピッチに応じたX方向送り
用及びY方向送り用パルスモータ32゜24に対するパ
ルス出方パターンデータが保持装置Hの重量毎に区分さ
れて記憶されている。なお前記パルス出方パターンデー
タは各種送りピッチに対応するパルス出力用時間間隔か
ら構成されている。
また、前記RAM38には所望の縫製パターンの縫製に
必要な計数データ及び送りデータ等が読み出し及び書き
込み可能に記憶されている。起動スイッチ43の操作に
よって出力される起動信号。
必要な計数データ及び送りデータ等が読み出し及び書き
込み可能に記憶されている。起動スイッチ43の操作に
よって出力される起動信号。
前記同期信号発生器35から出力される同期信号および
セレクトダイアル36の操作に基づいて出力される3種
のセレクト信号(保持装置H2N量に応じた識別信号)
はそれぞれ入出力インターフェース44を介してCPU
39に入力される。また、CPU39は前記RAM38
及びROM37の記憶データに基づき、入出力インター
フェース44及び各モータドライバ45,46.47を
介して加工布送り装置の各パルスモータ32,24及び
ミシンモータ3に駆動信号を出方する。すなわち、第6
図に示すように、同期信号の入力によって針4が加工布
支持面16a上の加工布Wより上方へ抜は出た後、再び
加工布Wに突き刺さるまでの間、前記各パルスモータ3
2,24に例えば第6図に示す出力パターンのパルス信
号が出力される。
セレクトダイアル36の操作に基づいて出力される3種
のセレクト信号(保持装置H2N量に応じた識別信号)
はそれぞれ入出力インターフェース44を介してCPU
39に入力される。また、CPU39は前記RAM38
及びROM37の記憶データに基づき、入出力インター
フェース44及び各モータドライバ45,46.47を
介して加工布送り装置の各パルスモータ32,24及び
ミシンモータ3に駆動信号を出方する。すなわち、第6
図に示すように、同期信号の入力によって針4が加工布
支持面16a上の加工布Wより上方へ抜は出た後、再び
加工布Wに突き刺さるまでの間、前記各パルスモータ3
2,24に例えば第6図に示す出力パターンのパルス信
号が出力される。
次に、上記のように構成されたミシンの作用を第4図及
び第5図のフローチャートに基づいて説明する。予め保
持装置Hの重量に応じてセレクトダイアル36を操作し
、かつその保持装置Hに加工布Wを保持して加工布送り
装置に装着した状態で、まず、ステップs1で起動スイ
ッチ43が操作され、起動信号が入力されると、CPU
39はステップS2でRA、M38に縫製パターンデー
タが記憶されているか否かを判別する。そして、その結
果がNoの場合にはステップs3で例えば警告ランプを
点滅させ、所定のエラー処理を実行する。判別結果がY
ESの場合にはステップs4で、加工布送り装置の各パ
ルスモータ32,24を駆動し、保持装置Hを所定の原
点まで移動させる。
び第5図のフローチャートに基づいて説明する。予め保
持装置Hの重量に応じてセレクトダイアル36を操作し
、かつその保持装置Hに加工布Wを保持して加工布送り
装置に装着した状態で、まず、ステップs1で起動スイ
ッチ43が操作され、起動信号が入力されると、CPU
39はステップS2でRA、M38に縫製パターンデー
タが記憶されているか否かを判別する。そして、その結
果がNoの場合にはステップs3で例えば警告ランプを
点滅させ、所定のエラー処理を実行する。判別結果がY
ESの場合にはステップs4で、加工布送り装置の各パ
ルスモータ32,24を駆動し、保持装置Hを所定の原
点まで移動させる。
そして、縫製を開始するために、ステップs5において
前記起動スイッチ43が再度操作されて、起動信号が入
力されると、CPU39は前記加工布送り装置の各パル
スモータ32.24を再度駆動し、前記RAM38に記
憶した縫製パターンデータにおける第1針目の針落ち位
置まで保持装置Hを移動させる。引き続き、ステップs
7でCPU39はミシンモータ3を駆動させ、ミシンの
運転を開始する。次にステップs8のサブルーチンに進
み、加工布送り装置の各パルスモータ32゜24を駆動
するための処理が実行される。
前記起動スイッチ43が再度操作されて、起動信号が入
力されると、CPU39は前記加工布送り装置の各パル
スモータ32.24を再度駆動し、前記RAM38に記
憶した縫製パターンデータにおける第1針目の針落ち位
置まで保持装置Hを移動させる。引き続き、ステップs
7でCPU39はミシンモータ3を駆動させ、ミシンの
運転を開始する。次にステップs8のサブルーチンに進
み、加工布送り装置の各パルスモータ32゜24を駆動
するための処理が実行される。
このサブルーチンにおいては、第5図に示すステップS
9において、同期信号発生器35がら同期信号が出力さ
れた時、CPU39はステップS10に進んでセレクト
ダイアル36がらのセレクト信号を読み込む。そして、
次のステップSll及びステップS12において前記セ
レクト信号がセレクトダイアル36のいずれのセレクト
位置に対応するものであるかが判別され、各セレクト位
置に応じてCPU39は各ステップSL3〜s15にお
いて第3図に示す前記ROM37の各メモリエリア40
〜42を選択的に指定する。すなわち、CPU39内の
エントリポインタを各メモリエリア40〜42のアドレ
スTBLI〜TBL3のいずれかに選択的にセントする
。
9において、同期信号発生器35がら同期信号が出力さ
れた時、CPU39はステップS10に進んでセレクト
ダイアル36がらのセレクト信号を読み込む。そして、
次のステップSll及びステップS12において前記セ
レクト信号がセレクトダイアル36のいずれのセレクト
位置に対応するものであるかが判別され、各セレクト位
置に応じてCPU39は各ステップSL3〜s15にお
いて第3図に示す前記ROM37の各メモリエリア40
〜42を選択的に指定する。すなわち、CPU39内の
エントリポインタを各メモリエリア40〜42のアドレ
スTBLI〜TBL3のいずれかに選択的にセントする
。
続いて、ステップS16及びステップ517において、
CPU39はRAM3Bの縫製パターンデータの内のX
、7両方向の送りピッチデータを読み出し、ステップ8
18で、その送りピッチデータに対応するパルス出方パ
ターンを先に指定されたROM37のメモリエリアから
読み出す。そのパルス出方パターンに応じてCPU39
はステップ319でパルス信号を加工布送り装置の各パ
ルスモータ32,24に出力する。それにより、各パル
スモータ32,24が回転駆動され、針4が加工布支持
面16aより上方に位置している間に、保持装置HがX
、Y両方向へ移動されて加工布Wに送りが付与される。
CPU39はRAM3Bの縫製パターンデータの内のX
、7両方向の送りピッチデータを読み出し、ステップ8
18で、その送りピッチデータに対応するパルス出方パ
ターンを先に指定されたROM37のメモリエリアから
読み出す。そのパルス出方パターンに応じてCPU39
はステップ319でパルス信号を加工布送り装置の各パ
ルスモータ32,24に出力する。それにより、各パル
スモータ32,24が回転駆動され、針4が加工布支持
面16aより上方に位置している間に、保持装置HがX
、Y両方向へ移動されて加工布Wに送りが付与される。
ここで、前記保持装置Hはその重量に応じたパルス出力
パターンに基づいて回転される各パルスモータ32,2
4によって駆動されるため、従来とは異なり、その保持
装置Hにダンピング現象が生じることはなく、保持装置
Hの重量とは無関係に円滑に移動される。よって、縫ず
れ、各パルスモータ32,24の脱調、針4及び保持装
置Hの破損等が未然に防止され、縫製品質の均一な縫製
品を製造することができる。
パターンに基づいて回転される各パルスモータ32,2
4によって駆動されるため、従来とは異なり、その保持
装置Hにダンピング現象が生じることはなく、保持装置
Hの重量とは無関係に円滑に移動される。よって、縫ず
れ、各パルスモータ32,24の脱調、針4及び保持装
置Hの破損等が未然に防止され、縫製品質の均一な縫製
品を製造することができる。
その後、第4図のメインルーチンに戻り、ステップS2
0において縫製パターンデータの読み出しが終了したか
否かが判別され、その結果がYESになって縫製が終了
するまで前記サブルーチンの処理が繰り返される。
0において縫製パターンデータの読み出しが終了したか
否かが判別され、その結果がYESになって縫製が終了
するまで前記サブルーチンの処理が繰り返される。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、例えば保持装置Hの交換装着に伴い、その重量を自動
的に検出して識別信号を出力する重量検出器を設ける等
、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で各部の構成を任
意に変更することも可能である。
、例えば保持装置Hの交換装着に伴い、その重量を自動
的に検出して識別信号を出力する重量検出器を設ける等
、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で各部の構成を任
意に変更することも可能である。
(発明の効果)
以上詳述したように、この発明は保持装置の重量に応じ
た適切なパルス出力パターンで加工布送り装置の一対の
パルスモータを駆動することができ、保持装置の重量と
は無関係に常に適切な送りを加工布に付与してミシン各
部の破損を防止するとともに、U製品質を均一に保持す
ることができるという優れた効果を奏する。
た適切なパルス出力パターンで加工布送り装置の一対の
パルスモータを駆動することができ、保持装置の重量と
は無関係に常に適切な送りを加工布に付与してミシン各
部の破損を防止するとともに、U製品質を均一に保持す
ることができるという優れた効果を奏する。
第1図はこの発明を具体化したミシンの斜視図、第2図
はミシンの電気的構成を示すブロック図、第3図はRO
Mの一部を示す図、第4図及び第5図はフローチャート
、第6図はタイムチャートである。 図において、4は針、16aは加工布支持面、24はX
方向送り用パルスモータ、32はY方向送り用パルスモ
ータ、36は保持装置識別手段としてのセレクトダイア
ル、37は副記憶手段としてのROM、38は主記憶手
段としてのRAM、39は制御手段としてのCPU、H
は保持装置、Wは加工布である。
はミシンの電気的構成を示すブロック図、第3図はRO
Mの一部を示す図、第4図及び第5図はフローチャート
、第6図はタイムチャートである。 図において、4は針、16aは加工布支持面、24はX
方向送り用パルスモータ、32はY方向送り用パルスモ
ータ、36は保持装置識別手段としてのセレクトダイア
ル、37は副記憶手段としてのROM、38は主記憶手
段としてのRAM、39は制御手段としてのCPU、H
は保持装置、Wは加工布である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 加工布支持面(16a)を貫通して上下動される針
(4)を含み、加工布(W)に縫目を形成する縫目形成
装置と、 前記加工布支持面(16a)上において加工布(W)を
保持する保持装置(H)と、 その保持装置(H)を着脱可能に支持するとともに、一
対のパルスモータ(24、32)の回転に基づいてその
保持装置(H)を前後左右に移動させ、加工布(W)に
送りを付与する加工布送り装置と、 その加工布送り装置に所望の縫製パターンの縫製に必要
な送りを付与させるための各種縫製データを予め記憶す
る主記憶手段(38)と を備えたミシンにおいて、 前記保持装置(H)の重量に応じた識別信号を発生する
保持装置識別手段(36)と、 前記保持装置(H)の重量に応じて、前記各種縫製デー
タ中の各種送りピッチに対応する複数のパルスモータ駆
動用パルス出力パターンを記憶する副記憶手段(37)
と、 前記保持装置(H)が交換装着された時、前記保持装置
識別手段(36)から発生する識別信号に基づいて対応
するパルスモータ駆動用パルス出力パターンを副記憶手
段(37)から読み出し、そのパターンデータに基づい
て前記各パルスモータ(24、32)の駆動を制御する
制御手段(39)と を備えたことを特徴とするミシンの布送り制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24957585A JPS62109595A (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | ミシンの布送り制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24957585A JPS62109595A (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | ミシンの布送り制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62109595A true JPS62109595A (ja) | 1987-05-20 |
Family
ID=17195045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24957585A Pending JPS62109595A (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | ミシンの布送り制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62109595A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5372078A (en) * | 1991-06-20 | 1994-12-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Automatic sewing machine having a driving mechanism for driving a cloth presser unit according to a sewing pattern |
JP2002035451A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-05 | Janome Sewing Mach Co Ltd | 刺繍縫いミシン |
JP2010226764A (ja) * | 2007-02-13 | 2010-10-07 | Cotron Corp | マイクロスピーカ及びマイクロスピーカの組立方法 |
-
1985
- 1985-11-07 JP JP24957585A patent/JPS62109595A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5372078A (en) * | 1991-06-20 | 1994-12-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Automatic sewing machine having a driving mechanism for driving a cloth presser unit according to a sewing pattern |
JP2002035451A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-05 | Janome Sewing Mach Co Ltd | 刺繍縫いミシン |
JP4732566B2 (ja) * | 2000-07-31 | 2011-07-27 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 刺繍縫いミシン |
JP2010226764A (ja) * | 2007-02-13 | 2010-10-07 | Cotron Corp | マイクロスピーカ及びマイクロスピーカの組立方法 |
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