JPS62105668A - ドツトマトリクスプリンタの印字処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、１行中のスペースが連続する際にそのスペー
スをスキップして印字するスキップ印字機能を有するド
ツトマトリクスプリンタの印字処理方式に関する。

［発明の技術的背景とその問題点コ 従来、文書作成装置等に使用されるドツトマトリクスプ
リンタには、スキップ印字機能を有するプリンタが開発
されている。スキップ印字機能を有するプリンタは、印
字すべき１行中の印字情報の中で、スペースが連続して
存在する場合にはそのスペースの間の印字動作を中断し
て、次に印字する文字までスキップする動作を行なう。

このようなプリンタでは、スペースの間では印字動作を
中断するため、印字ヘッドを高速に移動させることが可
能となる。また、熱転写方式ブリンタに適用すれば、ス
ペースの間では熱転写用インクリボンの巻き取りを中止
することにより、熱転写用インクリボンの節約を実現す
ることが可能となる。

しかしながら、一方で、印字動作を中断する際、用紙を
プラテン側へ圧接する印字ヘッドを解除する必要がある
。このとき、印字ヘッドの移動を停止する必要があるた
め、スキップ印字が間欠的に頻繁に発生すると、１行の
平均印字速度が低下するような事態となる。また、感熱
用紙を使用する感熱印−字方式のプリンタでは、熱転写
用インクリボンを使用しないため、連続するスペースが
比較的少ない場合にはスキップ印字動作は不要となる。

［発明の目的］ 本発明の目的は、スキップ印字動作においてスキップす
る最小のスペース幅を任意に設定できるようにして、プ
リンタの種類又は印字性能等に応じた適正なスキップ印
字動作を確実に行なうことができるドツ］マトリクスプ
リンタの印字処理方式を提供することにある。

［発明の厩要］ 本発明は、スキップする最小のスペース幅情報を格納す
るメモリ手段及びそのスペース幅情報に基づいて印字動
作に対応するスペースコードを含む文字コードからなる
印字ブロックデータを求める印字ブロック設定手段を備
えている。印字処理手段は、印字ブロック設定手段によ
り求められた印字ブロックデータに基づいて、最小のス
ペース幅情報に応じて決定されるスペース範囲以上のス
ペースをスキップするスキップ印字動作を実行するよう
に構成されている。

このような構成の方式により、最小のスペース幅情報を
可変することにより、選択的なスキップ印字動作が可能
となる。

［発明の実施例］ 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第１
図は一実施例に係わる文書作成装置の部分的構成を示す
ブロック図である。第１図において、ＣＰＵ１１は、文
書作成処理及び印字処理の各制御を行なうマイクロブロ
セ・ツサである。文選バッファ１２は、ＣＰ　Ｌｌ　１
１により作成された１頁分の文書（文字情報）を構成す
る文字コード〈スペースコードを含む）群を記憶するバ
ッフ７メモリである。行バッファ１３は、１行分の文書
を構成する文字コード群を記憶するバッファメモリであ
る。

シリアルドツトプリンタ（以下単にプリンタと称す）１
４は、ラインバッファ１５に格納されたドツトパターン
に応じて、スキップ印字動作を行なう。

ラインバッファ１５は、１行分の文字コードに対応する
ドツトパターンを格納するバッファメモリである。レジ
スタ１Ｇは、１行分の文字情報で印字動作の必要な文字
コードが連続してなる印字ブロックの個数データｊを記
憶する。レジスタ１７は、１行分の文字情報の中の各印
字ブロックの開始カラム８１〜Ｓｊ及び終了カラムＥ１
〜Ｅｊを記憶する。

さらに、レジスタ１８は１行分の文字情報の文字数ｎを
記憶する。レジスタ１９は１文字に対応するドツトパタ
ーンの横幅データ（ここでは２４ドツト）ａを記憶する
。レジスタ２０は１行分の文字情報をドツトパターンで
展開した際の各文字間の間隔データ（例えば３ドツト）
ｂを記憶する。スキップレジスタ２１は、スキップ印字
動作でスキップさせる際の最小のスキップ幅データαを
記憶するレジスタである。レジスタ２２．２３は、それ
ぞれ１行の中での所定の文字を示すデータｉとそのｉ文
字目の文字コードｄを記憶する。

次に、同実施例の動作を第２図乃至第４図を参照して説
明する。先ず、ＣＰ　ｔＪ　１１は、文書バッファ１２
から印字すべき行の文字コードを読出し、行バッファ１
３に記憶させる。さらに、ＣＰ　Ｕ　１１は、行バッフ
ァ１３に記憶された文字コードに応じて、１行分のドツ
トパターンをラインバッファ１５に展開する。

このような動作に続いて、ｃ　ｐ　ｕ　ｉｉは第２図の
フローチャートで示す動作を実行する。即ち、ステップ
Ｓ１に示すように、ＣＰ　Ｕ　１１は行バッファ１３の
記憶内容に応じて、１行の文字数ｎ、１文字の横幅ａ２
文字間の間隔す及び最小スキップ幅αの各データをそれ
ぞれレジスタ１８〜２１に格納する。

さらに、ＣＰ　Ｕ　１１は、データｉ、印字ブロックの
個数データｊ及び開始カラムＳ１の各初期値をそれぞれ
レジスタ２２．１６．１７にセットする。ＣＰＵ１１は
、行バツフア１３内のｉ文字目の文字コードｄがスペー
スコードであるか否か判定し、スペースコードであれば
最初の印字ブロックの開始カラムＳ１を１文字機幅ａと
文字間の間隔すを加算した値に設定する（ステップ８２
〜８４）。このような動作を文字数ｎ分だけ繰返し、文
字コードが全てスペースコードであれば処理を終了する
（ステップ８５．８６＞。

ステップＳ３の判定処理でｉ文字目の文字がスペースコ
ードでなければ、ＣＰＵ１１はステップＳ７の処理に移
行する。ステップＳ７では、ＣＰＵ１１は開始カラムＳ
ｊに１文字機幅ａを加算した値を印字ブロックの終了カ
ラムＥｊとする。ＣＰＵ１１は、さらに次の文字コード
がスペースコード以外であれば、ステップＳ７で求めた
終了カラムＥｊに文字間の間隔すと１文字機幅ａを加算
した値を終了カラムＥｊとする（ステップ５１０）。

ステップＳ９の判定処理でスペースコードであれば、Ｃ
ＰＵ１１はステップＳ１２の処理に移行する。このステ
ップＳ１２でのｔは、次の印字ブロックの開始カラムＳ
ｊを決定する値である。即ち、ステップ８１３〜Ｓ１５
に示すように、スペースコードが連続すれば、ｔの値は
１文字機幅ａと文字間の間隔すの分だけ増大する。ここ
で、ｔの値がステップＳ１で設定したスキップ幅データ
αの値以上になれば（ステップ５１７）、ステップ８１
８に示すように、次の印字ブロックの開始カラムＳｊが
決定することになる。

このような処理により、ＣＰＬＪｌｌは、行バッファ１
３に格納された１行分の文字コード列に対する各印字ブ
ロックの開始カラム８１〜Ｓ」及び終了カラムＥ１〜Ｅ
ｊを算出してレジスタ１７に記憶する。ＣＰ　ＬＪ　１
１は、このレジスタ１７の記憶内容に応じて、ラインバ
ッファ１５内のドツトパターンをプリンタ１４に印字さ
せる。ここで、プリンタ１４の印字動作を具体的に説明
する。いま例えば、スキップレジスタ２１にセットされ
るスキップ幅データαの値が「８０ドツト」であるとす
る。また、１文字機幅ａは２４ドツト、文字間の間隔す
は３ドツト、文字数ｎは１２とする。行バッファ１３に
は、例えば第３図に示すような１行分の文字コード列が
格納されたとする。ｃ　ｐ　ｕ　ｉｉは、第２図のフロ
ーチャートにより各印字ブロックの開始カラム８１〜Ｓ
ｊ及び終了カラムＥ１〜Ｅｊを算出する。

これにより、第３因に示すように、第１の印字ブロック
１と第２の印字ブロック２が構成される。

即ち、第１の印字ブロック１は「１」の文字コードから
スペースコードを含めて「３」の文字コードまでである
。このとき、印字ブロック１のスペースは５７ドツトで
あり、設定されたスキップ幅データαの８０ドツトより
少ない値である。プリンタ１４は、レジスタ１７の記憶
内容に応じて、第３図の印字ブロック１のドツトパター
ン（スペースパターンを含む）を印字し、印字ブロック
２までのスペースの８４ドツト間をスキップする。そし
て、印字ブロック２を印字することになる。

また、スキップ幅データαを「５０ドツト」にセットす
ると、ＣＰ　Ｕ　１１は第４図に示すように、印字ブロ
ック１〜印字ブロック３を構成することになる。即ち、
ＣＰ　Ｕ　１１は、各印字ブロック１〜３の開始カラム
８１〜Ｓｊ及び終了カラムＥ１〜Ｅｊを算出して、レジ
スタ１７に格納する。これにより、プリンタ１４は、レ
ジスタ１７の記憶内容に応じて、第４図の印字ブロック
１のドツトパターンを印字し、印字ブロック２までのス
ペースの５７ドツト間をスキップして印字ブロック２を
印字する。さらに、プリンタ１４は、印字ブロック３ま
でのスペースの８４ドツト間をスキップして印字ブロッ
ク３を印字する。

このようにして、スキップレジスタ２１のスキップ幅デ
ータαの値を変化させることにより、１行分の文字コー
ド列の印字ブロックの構成を変化させることができる。

これにより、プリンタ１４による印字動作が実行された
際、最小のスキップ幅α以上のスペースをスキップする
ことになり、最小のスキップ幅αに応じたスキップ印字
動作を行なうことができる。

このため、例えばスキップの回数を比較的少なくすれば
、１行の平均印字速度を高めることができる。また、ス
キップの回数を比較的多くすれば、１行の印字動作にお
いて熱転写インクリボンの消耗を比較的減少させること
が可能となる。さらに、スキップ幅データαの値をライ
ンバッファ１５の最大カラム（１行ドツト数）より大き
い値にすれば、プリンタ１４のスキップ動作は無くなる
ことになる。

このため、感熱用紙を使用する感熱プリンタに適用する
ことができる。

［発明の効果コ 以上詳述したように本発明によれば、文書作成装置等に
使用されるドツトマトリクスプリンタにおいて、スキッ
プ印字動作を実行させる際にスキップする最小のスペー
ス幅を任意に設定できるようにして、スキップ動作を可
変させることができる。したがって、プリンタの種類又
は印字性能等に応じた適正なスキップ印字動作を確実に
行なうことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わる文書作成装置の部分
的構成を示すブロック図、第２図は同実施例の動作を説
明するためのフローチャート、第３図及び第４図はそれ
ぞれ同実施例の動作を説明するための図である。 １１・・・ＣＰＵ、１３・・・行バッファ、１４・・・
プリンタ、１５・・・ラインバッファ、２１・・・スキ
ップレジスタ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １行分の文字情報に応じたドットパターンを格納する印
   字バッファメモリを備えたドットマトリクスプリンタに
   おいて、 スキップ印字動作においてスキップする最小のスペース
   幅情報を格納するメモリ手段と、 このメモリ手段に格納された前記スペース幅情報に基づ
   いて、前記１行分の文字情報で印字動作に対応するスペ
   ースコードを含む文字コードが連続してなる印字ブロッ
   クの数及びその各印字ブロックの各開始カラム、終了カ
   ラムからなる印字ブロックデータを求める印字ブロック
   設定手段と、この印字ブロック設定手段により求められ
   た印字ブロックデータに基づいて前記印字バッファメモ
   リに格納されたドットパターンを印字する際に前記メモ
   リ手段に格納されたスペース幅情報に応じて決定される
   スペース範囲以上のスペースをスキップして印字する印
   字処理手段とを具備したことを特徴とするドットマトリ
   クスプリンタの印字処理方式。