JPH02130167A - 印刷制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、日本語、中国語等のように処理する文字数が
多いプリンタに用いられる印刷制御装置に関する。

〔従来の技術〕

日本語や中国語のように処理する文字の数が多い言語の
印刷処理を行う場合には、これらの文字を表わした文字
パターンを常時メモリに格納しておくことは、余りにも
大容量のメモリを必要とすることになり、コスト的な面
から得策とはいえない。従って、従来から使用頻度の低
い文字の文字パターンは大容量の外部記憶装置に外字と
して記憶させる形態が採られている。このようなプリン
タでは、これら外字の文字パターンについては使用する
ときだけ外部記憶装置から読み出し、装置の内部メモリ
に一時記憶させて使用するようになっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

このように、従来では外字を外部記憶装置に格納するよ
うにしていたので、プリンタの−時記憶用の内部メモリ
にたまたま登録していた場合にはこれを直ちに使用する
ことができるが、登録していない場合にはその都度外部
記憶装置から該当する文字パターンを読み出す必要があ
った。読み出した文字パターンは、内部メモリに一時的
に登録し、印刷に使用された。この場合、このような外
字処理は印刷が終了した後や、印刷不能領域に相当する
時間を利用して行っていた。

第３図は、この−例を表わしたものである。

同図ａて区間１−１は第１ページ分のドツトイメージを
ビットマツプメモリに展開するための時間であり、この
処理が終了すると、同図すに示すように区間２−１でそ
の第１ページ分の印刷が行われる。この印刷が終了した
後等の時間を利用して同図ａに示すように、区間１−２
で第２ページ分のドツトイメージがビットマツプメモリ
上に展開され、この後、区間２−２でこの第２ページ分
についての印刷が行われる。

このように、従来のプリンタではこのような外字処理は
印刷が終了した後や、印刷不能領域に相当する時間を利
用して行っていたため、外字処理に手間取ると、ページ
ごとの印刷の間にかなりの休止期間が存在することにな
り、印刷性能が低下するという問題があった。

そこで本発明の目的は、印刷動作中に外字処理を行うこ
とによって印刷性能の低下を防止することのできる印刷
制御装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明では、（１）上位装置等から供給される印刷デー
タを格納するページメモリと、（ｉｉ　）このページメ
モリに格納された印刷データ中に外字が存在するときそ
の外字の文字パターンを記憶させる一時記憶用文字パタ
ーンメモリと、（ｉｉｉ＞　　１ページ分よりもその容
量が太き（印刷データのイメージをドツト展開させて格
納するビットマツプメモリと、（ｉｖ）このビットマツ
プメモリに１ページ分の印刷データのドツト展開が終了
したら次のページの印刷データのドツト展開処理を開始
させる一方、ドツト展開後のページの印刷を開始させ、
そのページの印刷終了前に前記した次のページの印刷デ
ータのドツト展開処理が終、了したらこれによって生じ
る空き時間に外字の処理を行う制御手段とを印刷制御装
置に具備させる。

すなわち、本発明では１ページ分の印刷時間よりもビッ
トマツプメモリへの文字パターンのドツト展開処理の方
が通常短時間で終了することに着目し、ビットマツプメ
モリを１ページ分よりも容量を大きくし、次のページの
処理を行わせることができるようにして、この後に生じ
た空き時間を外字処理に充てることにしている。従って
、この外字処理が時間内で終了すれば、印刷が連続して
行なえることになる。

〔実施例〕

以下実施例につき、本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例で印刷制御装置を使用した印
刷システムの概要を表わしたものである。

この印刷システムでは、印刷制御装置１１に上位装置１
２から印刷データが供給されるようになっている。上位
装置１２は、外字の文字パターン等を格納した外部記憶
メモリ１４を接続している。

印刷制御装置１１は、上位装置１２から送られてくる印
刷データの供給を受けるプリンタ制御部１６を備えてい
る。プリンタ制御部１６は、（イ）印刷データを格納す
るページデータメモリ１７と、（ロ）文字パターンを格
納する文字パターンメモリ１８と、（ハ）ドツトイメー
ジを格納するビットマツプメモリ１９の３種類のメモリ
と、印刷用のプリンタデバイス２０に接続されている。

文字パターンメモリ１８は、使用頻度の高い文字の文字
パターンを格納した常駐用文字パターンメモリ領域１８
Ａと、外字の文字パターンを一時的に格納するための一
時記憶用文字パターンメモリ領域１８Ｂと１ご分けられ
ている。また、ヒ゛ットマンブメモリ１９は、１ページ
分の記憶領域からなるビットマツプメモリ領域１９Ａと
、これを超過したドツトイメージを格納する超過分ビッ
トマツプメモリ領域１９Ｂに便宜的に分けることができ
る。

以上のような構成の印刷システムで印刷制御装置の動作
を次に説明する。

上位装置１２から送られてくる印刷データは、プリンタ
制御Ｂ１６が受信し、プリンタデバイス２０が印刷可能
な編集を行ってページデータメモリ１７に格納する。プ
リンタ制御部１６はこの受信した印刷データの中に文字
パターンメモリ１８に格納されていない文字（外字）を
検出すると、上位装置１２にこの旨を報告する。上位装
置は報告された文字の文字パターンを外部記憶メモリ１
４から読み出し、印刷制御装置１１に転送する。

プリンタ制御部１６では、この転送されてきた文字パタ
ーンを一時記憶用文字パターンメモリ領域１８Ｂに登録
すると共に、ページデータを再編集する。そして、この
結果をドツトイメージに展開し、ビットマツプメモリ１
９に書き込む。この一連の処理の結果、１ページ分の印
刷データがビットマツプメモリ１９上に展開を完了させ
ると、プリンタ制御部１６はプリンタデバイスに起動を
かけ、印刷を開始させる。ビットマツプメモリ１９は１
ページ分よりも大きな記憶領域を備えているので、この
１ページ分の印刷作業が行われている間、プリンタ制御
部１６は次のページデータのドツト展開処理を開始し、
その結果を超過分ビットマツプメモリ領域１９Ｂに書き
込んでいくことになる。

第２図は第３図に対応したもので、本実施例の印刷制御
装置による印刷の制御の様子を表わしたものである。第
３図で説明したと同様に、第２図ａの区間１−１でビッ
トマツプメモリ１９にドツトイメージに展開された第１
ページのイメージが書き込まれると、同図すに示すよう
にこの第１ページの印刷作業が行われる。本実施例では
、前記したようにこの第１ページについての印刷が行わ
れている間に区間１−２で第２ページのドツトイメージ
についての展開処理が行われる。この処理は、第１ペー
ジの印刷が終了するよりもずっと早く終了するため、区
間２−２で第２ページ分の印刷作業が行われる前に空き
時間２１が発生する。

そこで、第３ページ目に外字が出現するものとしても、
この空き時間２１を利用して外字の処理を行うことがで
きる。そして、この後、区間１−３で第３ページ目のド
ツトイメージをビットマツプメモリ１９に展開する。従
って、この第３ページ目の展開処理が第２ページ目の印
刷が行われている間に終了すれば、印刷は止まることな
く連続して行われるようになる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、ビットマツプメモ
リの容量を１ページ分よりも大きくしたので、前ページ
の印刷中に次のページのドツト展開を終え、余った時間
を外字処理にあてることができる。従って、外字処理が
発生する印刷システムであっても比較的安いコストで印
刷性能を向上させることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における印刷システムの構成
の概要を示すブロック図、第２図は本実施例で使用され
る印刷制御装置の制御の様子を示すタイミング図、第３
図は従来の印刷制御の様子を示すタイミング図である。 １４・・・・・・外部記憶メモリ、 １６・・・・・・プリンタ制御部、 １８・・・・・・文字ハターンメモリ、１９・・・・・
・ビットマツプメモリ。 出　　願　　人 日本電気株式会社 代　　理　　人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　印刷データを格納するページメモリと、 このページメモリに格納された印刷データ中に外字が存
   在するときその外字の文字パターンを記憶させる一時記
   憶用文字パターンメモリと、１ページ分よりもその容量
   が大きく印刷データのイメージをドット展開させて格納
   するビットマップメモリと、 このビットマップメモリに１ページ分の印刷データのド
   ット展開が終了したら次のページの印刷データのドット
   展開処理を開始させる一方、ドット展開後のページの印
   刷を開始させ、そのページの印刷終了前に前記次のペー
   ジの印刷データのドット展開処理が終了したらこれによ
   って生じる空き時間に前記外字の処理を行う制御手段と
   を具備することを特徴とする印刷制御装置。