JPH11188935A - ハードディスク搭載プリンタ装置 - Google Patents
ハードディスク搭載プリンタ装置Info
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- JPH11188935A JPH11188935A JP9367615A JP36761597A JPH11188935A JP H11188935 A JPH11188935 A JP H11188935A JP 9367615 A JP9367615 A JP 9367615A JP 36761597 A JP36761597 A JP 36761597A JP H11188935 A JPH11188935 A JP H11188935A
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- JP
- Japan
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- font
- cache memory
- data
- font data
- hard disk
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 頻繁に使用されるフォントデータを記憶する
ことで、印刷処理速度の向上を図る。 【解決手段】 データ入力部１に入力されたデータか
ら、フォント管理部２においてデータ内で使用されるフ
ォントデータが一次キャッシュメモリ５にあるか確認
し、有る場合は、ビットマップデータを取得し、描画部
４に渡す。無い場合は、二次キャッシュメモリ６にある
か確認する。二次キャッシュメモリ６に有る場合は、ビ
ットマップデータを取得し、一次キャッシュメモリ５へ
保存し、かつ描画部４へ渡す。二次キャッシュメモリ６
に無い場合は、フォント展開部３においてアウトライン
フォントデータ７をハードディスク８から取得し、ビッ
トマップデータに展開する。展開したビットマップデー
タを一次キャッシュメモリ５へ移し、かつ描画部４へ渡
すことで印刷処理速度の向上が可能となる。
ことで、印刷処理速度の向上を図る。 【解決手段】 データ入力部１に入力されたデータか
ら、フォント管理部２においてデータ内で使用されるフ
ォントデータが一次キャッシュメモリ５にあるか確認
し、有る場合は、ビットマップデータを取得し、描画部
４に渡す。無い場合は、二次キャッシュメモリ６にある
か確認する。二次キャッシュメモリ６に有る場合は、ビ
ットマップデータを取得し、一次キャッシュメモリ５へ
保存し、かつ描画部４へ渡す。二次キャッシュメモリ６
に無い場合は、フォント展開部３においてアウトライン
フォントデータ７をハードディスク８から取得し、ビッ
トマップデータに展開する。展開したビットマップデー
タを一次キャッシュメモリ５へ移し、かつ描画部４へ渡
すことで印刷処理速度の向上が可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定用途向けのプ
リンタ装置やプリンタ機能を搭載したコピー機等に用い
られるハードディスクを搭載したプリンタ装置に関す
る。
リンタ装置やプリンタ機能を搭載したコピー機等に用い
られるハードディスクを搭載したプリンタ装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のハードディスク搭載プリンタ装置
は、アウトラインフォントからビットマップフォントに
展開したデータを一次キャッシュメモリであるＲＡＭ上
のキャッシュメモリに格納し、一次キャッシュメモリの
容量が少ない場合には二次キャッシュメモリであるハー
ドディスク上のキャッシュメモリに格納しておき、さら
に一次キャッシュメモリ、二次キャッシュメモリにデー
タを格納した日時情報を基に、電源投入時やアイドリン
グ（印刷ジョブの待ち状態）時に一次キャッシュメモリ
のデータを二次キャッシュメモリに移送して、日時の新
しい順番に一次キャッシュメモリにデータを移送する方
法もとられていた。このような従来例としてのプリンタ
装置が、特許第２５００６６１号公報に開示されてい
る。
は、アウトラインフォントからビットマップフォントに
展開したデータを一次キャッシュメモリであるＲＡＭ上
のキャッシュメモリに格納し、一次キャッシュメモリの
容量が少ない場合には二次キャッシュメモリであるハー
ドディスク上のキャッシュメモリに格納しておき、さら
に一次キャッシュメモリ、二次キャッシュメモリにデー
タを格納した日時情報を基に、電源投入時やアイドリン
グ（印刷ジョブの待ち状態）時に一次キャッシュメモリ
のデータを二次キャッシュメモリに移送して、日時の新
しい順番に一次キャッシュメモリにデータを移送する方
法もとられていた。このような従来例としてのプリンタ
装置が、特許第２５００６６１号公報に開示されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタ装置に搭載されているハードディスクは、大容
量（数百メガバイト）のものが多いにもかかわらず、実
際にハードディスクにダウンロードされるアウトライン
フォントは、漢字書体では数メガバイト、欧文書体にお
いては１メガバイトにも満たないものである。また、オ
フィス文書においては、同一アプリケーションが使用さ
れているため、オフィス文書内で使用されるフォントは
同じ物が大多数を占めている。このような環境下では使
用されるフォントが同じものであるにもかかわらず、は
じめて使用される文字に対してはアウトラインフォント
からビットマップフォントへ展開する必要があり、処理
速度の向上が見込まれないという問題がある。
プリンタ装置に搭載されているハードディスクは、大容
量（数百メガバイト）のものが多いにもかかわらず、実
際にハードディスクにダウンロードされるアウトライン
フォントは、漢字書体では数メガバイト、欧文書体にお
いては１メガバイトにも満たないものである。また、オ
フィス文書においては、同一アプリケーションが使用さ
れているため、オフィス文書内で使用されるフォントは
同じ物が大多数を占めている。このような環境下では使
用されるフォントが同じものであるにもかかわらず、は
じめて使用される文字に対してはアウトラインフォント
からビットマップフォントへ展開する必要があり、処理
速度の向上が見込まれないという問題がある。
【０００４】従来、一度使用されたフォントは、一次キ
ャッシュメモリであるＲＡＭ上のフォントキャッシュメ
モリに展開された後のビットマップフォントデータが保
存され、一次キャッシュメモリの容量を超える場合に
は、使用頻度の低いものから順番に消去されてしまうの
で一次キャッシュメモリの容量が少ないプリンタでは、
有効なキャッシュヒットを得ることができないという問
題がある。
ャッシュメモリであるＲＡＭ上のフォントキャッシュメ
モリに展開された後のビットマップフォントデータが保
存され、一次キャッシュメモリの容量を超える場合に
は、使用頻度の低いものから順番に消去されてしまうの
で一次キャッシュメモリの容量が少ないプリンタでは、
有効なキャッシュヒットを得ることができないという問
題がある。
【０００５】従来の一次キャッシュメモリであるＲＡＭ
上だけのフォントキャッシュメモリでは、プリンタ装置
の電源ＯＦＦ時にそのフォントキャッシュメモリが消去
されてしまうため、次回の電源ＯＮ時には前回のフォン
トキャッシュメモリを使用することができないという問
題がある。
上だけのフォントキャッシュメモリでは、プリンタ装置
の電源ＯＦＦ時にそのフォントキャッシュメモリが消去
されてしまうため、次回の電源ＯＮ時には前回のフォン
トキャッシュメモリを使用することができないという問
題がある。
【０００６】また、二次キャッシュメモリである大容量
のハードディスク上のフォントキャッシュメモリでも、
多数のフォントやフォントサイズが展開した後のビット
マップフォントを保存するためには限りがあるので、フ
ォントキャッシュメモリの残り容量が少ない場合には保
存できないという問題がある。
のハードディスク上のフォントキャッシュメモリでも、
多数のフォントやフォントサイズが展開した後のビット
マップフォントを保存するためには限りがあるので、フ
ォントキャッシュメモリの残り容量が少ない場合には保
存できないという問題がある。
【０００７】本発明のハードディスク搭載プリンタ装置
は、ユーザによる指定または、過去によく使用されるフ
ォントを一次キャッシュメモリであるＲＡＭ上のフォン
トキャッシュメモリ、または二次キャッシュメモリであ
るハードディスク上のフォントキャッシュメモリに記憶
し、使用時に速やかに起動することで処理時間の短縮を
可能とするハードディスク搭載プリンタ装置を提供する
ことを目的とする。
は、ユーザによる指定または、過去によく使用されるフ
ォントを一次キャッシュメモリであるＲＡＭ上のフォン
トキャッシュメモリ、または二次キャッシュメモリであ
るハードディスク上のフォントキャッシュメモリに記憶
し、使用時に速やかに起動することで処理時間の短縮を
可能とするハードディスク搭載プリンタ装置を提供する
ことを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項１記載の発明は、印刷データが入力される印
刷データ入力手段と、印刷データに使用されるフォント
の解析を行うフォントデータ管理手段と、ユーザからの
指示、または、過去の使用フォントからの推測により頻
繁に使用されるフォントのアウトラインフォントをビッ
トマップフォントに展開するフォントデータ展開手段
と、フォントデータ展開手段によって展開されたフォン
トデータを記憶するフォントデータ記憶手段と、印刷デ
ータの印刷処理を行う描画手段とを有することを特徴と
する。
に、請求項１記載の発明は、印刷データが入力される印
刷データ入力手段と、印刷データに使用されるフォント
の解析を行うフォントデータ管理手段と、ユーザからの
指示、または、過去の使用フォントからの推測により頻
繁に使用されるフォントのアウトラインフォントをビッ
トマップフォントに展開するフォントデータ展開手段
と、フォントデータ展開手段によって展開されたフォン
トデータを記憶するフォントデータ記憶手段と、印刷デ
ータの印刷処理を行う描画手段とを有することを特徴と
する。
【０００９】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、フォントデータ記憶手段は、ＲＡＭ上の一
次フォントキャッシュメモリと、ハードディスク上の二
次フォントキャッシュメモリとを有することを特徴とす
る。
明において、フォントデータ記憶手段は、ＲＡＭ上の一
次フォントキャッシュメモリと、ハードディスク上の二
次フォントキャッシュメモリとを有することを特徴とす
る。
【００１０】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明において、フォント管理手段は、一次キャッシュメモ
リに印刷データで使用されるフォントデータが有る場合
には、フォントデータを取り出して前記描画手段におい
て印刷処理し、フォントデータが無い場合には、二次キ
ャッシュメモリにフォントデータの有無を確認し、フォ
ントデータが有る場合には、フォントデータを取り出し
て前記描画手段において印刷処理を行うことを特徴とす
る。
明において、フォント管理手段は、一次キャッシュメモ
リに印刷データで使用されるフォントデータが有る場合
には、フォントデータを取り出して前記描画手段におい
て印刷処理し、フォントデータが無い場合には、二次キ
ャッシュメモリにフォントデータの有無を確認し、フォ
ントデータが有る場合には、フォントデータを取り出し
て前記描画手段において印刷処理を行うことを特徴とす
る。
【００１１】請求項４記載の発明は、請求項２または３
記載の発明において、一次キャッシュメモリ及び二次キ
ャッシュメモリは、プリンタ装置の電源がＯＦＦの時、
一次キャッシュメモリに保存されているフォントデータ
を二次キャッシュメモリに移送する第１の移送手段と、
電源がＯＮの時に、フォントデータを二次キャッシュメ
モリから一次キャッシュメモリへ移送する第２の移送手
段とを有することを特徴とする。
記載の発明において、一次キャッシュメモリ及び二次キ
ャッシュメモリは、プリンタ装置の電源がＯＦＦの時、
一次キャッシュメモリに保存されているフォントデータ
を二次キャッシュメモリに移送する第１の移送手段と、
電源がＯＮの時に、フォントデータを二次キャッシュメ
モリから一次キャッシュメモリへ移送する第２の移送手
段とを有することを特徴とする。
【００１２】請求項５記載の発明は、請求項４記載の発
明において、二次キャッシュメモリにおいて、ハードデ
ィスクの残り容量が少ない場合にビットマップフォント
データを圧縮して二次キャッシュメモリに保存する圧縮
保存手段を有することを特徴とする。
明において、二次キャッシュメモリにおいて、ハードデ
ィスクの残り容量が少ない場合にビットマップフォント
データを圧縮して二次キャッシュメモリに保存する圧縮
保存手段を有することを特徴とする。
【００１３】請求項６記載の発明は、請求項５記載の発
明において、圧縮保存手段によって保存されたフォント
データを取り出す際に、フォントデータを伸張する伸張
手段を有することを特徴とする。
明において、圧縮保存手段によって保存されたフォント
データを取り出す際に、フォントデータを伸張する伸張
手段を有することを特徴とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明の
実施形態によるハードディスク搭載プリンタ装置につい
て詳細に説明する。
実施形態によるハードディスク搭載プリンタ装置につい
て詳細に説明する。
【００１５】図１は、本発明の実施形態であるハードデ
ィスク搭載プリンタにおけるブロック構成図を示すもの
である。本発明のハードディスク搭載プリンタ装置は、
ユーザから印刷データを入力されるデータ入力部１、使
用されているフォントを確認するフォント管理部２、ア
ウトラインフォントデータをビットマップフォントに展
開するフォント展開部３、印刷データの印刷処理を行う
描画部４、使用されているフォントを記憶する一次キャ
ッシュメモリ５（ＲＡＭ上のフォントキャッシュメモ
リ）、二次キャッシュメモリ６（ハードディスク上のフ
ォントキャッシュメモリ）、アウトラインフォントデー
タを保有するアウトラインフォントデータ格納部７、二
次キャッシュメモリ６やアウトラインフォントデータ部
７を搭載するハードディスク８とから構成される。
ィスク搭載プリンタにおけるブロック構成図を示すもの
である。本発明のハードディスク搭載プリンタ装置は、
ユーザから印刷データを入力されるデータ入力部１、使
用されているフォントを確認するフォント管理部２、ア
ウトラインフォントデータをビットマップフォントに展
開するフォント展開部３、印刷データの印刷処理を行う
描画部４、使用されているフォントを記憶する一次キャ
ッシュメモリ５（ＲＡＭ上のフォントキャッシュメモ
リ）、二次キャッシュメモリ６（ハードディスク上のフ
ォントキャッシュメモリ）、アウトラインフォントデー
タを保有するアウトラインフォントデータ格納部７、二
次キャッシュメモリ６やアウトラインフォントデータ部
７を搭載するハードディスク８とから構成される。
【００１６】データ入力部１にユーザから印刷データが
入力されると、フォント管理部２において入力された印
刷データ内で使用されているフォントデータが一次キャ
ッシュメモリ５にあるか否かを確認する（１０）。一次
キャッシュメモリ５に使用されているフォントデータが
あれば、一次キャッシュメモリ５からビットマップデー
タを取得し（１３）、描画部４に送り印刷処理を行う
（１５）。一次キャッシュメモリ５に使用されているフ
ォントデータが無い場合は、二次キャッシュメモリ６に
あるか否かを確認し、使用されているフォントデータが
あれば、二次キャッシュメモリ６からビットマップデー
タを取得し（１４）、一次キャッシュメモリ５へ保存し
（２０）、かつ描画部４に送り印刷処理を行う（１
５）。二次キャッシュメモリ６に使用されているフォン
トデータが無い場合は、フォント展開部３において（１
１）、ハードディスク８に搭載されるアウトラインフォ
ントデータ格納部７からアウトラインフォントデータを
取得し（１７）、ビットマップデータに展開する。展開
したビットマップデータを一次キャッシュメモリ５へ移
送して保存し（１６）、かつ描画部４へ送り印刷処理を
行う（１２）。
入力されると、フォント管理部２において入力された印
刷データ内で使用されているフォントデータが一次キャ
ッシュメモリ５にあるか否かを確認する（１０）。一次
キャッシュメモリ５に使用されているフォントデータが
あれば、一次キャッシュメモリ５からビットマップデー
タを取得し（１３）、描画部４に送り印刷処理を行う
（１５）。一次キャッシュメモリ５に使用されているフ
ォントデータが無い場合は、二次キャッシュメモリ６に
あるか否かを確認し、使用されているフォントデータが
あれば、二次キャッシュメモリ６からビットマップデー
タを取得し（１４）、一次キャッシュメモリ５へ保存し
（２０）、かつ描画部４に送り印刷処理を行う（１
５）。二次キャッシュメモリ６に使用されているフォン
トデータが無い場合は、フォント展開部３において（１
１）、ハードディスク８に搭載されるアウトラインフォ
ントデータ格納部７からアウトラインフォントデータを
取得し（１７）、ビットマップデータに展開する。展開
したビットマップデータを一次キャッシュメモリ５へ移
送して保存し（１６）、かつ描画部４へ送り印刷処理を
行う（１２）。
【００１７】アイドリング（印刷物の待ち状態）時にお
いては、フォント展開部３においてユーザにより指定、
または使用頻度の高いフォントデータのアウトラインフ
ォントデータをハードディスク８に搭載されたアウトラ
インフォントデータ格納部７から取得し（１７）、展開
されたビットマップデータを二次キャッシュメモリ６へ
移送して保存する（１８）。
いては、フォント展開部３においてユーザにより指定、
または使用頻度の高いフォントデータのアウトラインフ
ォントデータをハードディスク８に搭載されたアウトラ
インフォントデータ格納部７から取得し（１７）、展開
されたビットマップデータを二次キャッシュメモリ６へ
移送して保存する（１８）。
【００１８】電源ＯＦＦ時には、一次キャッシュメモリ
５に保存されるビットマップフォントデータを二次キャ
ッシュメモリ６へ移送して保存する（１９）。また、電
源オン時には、二次キャッシュメモリ６の電源オフ時に
保存されたビットマップフォントデータを一次キャッシ
ュメモリ５へ移送して保存する（２０）。
５に保存されるビットマップフォントデータを二次キャ
ッシュメモリ６へ移送して保存する（１９）。また、電
源オン時には、二次キャッシュメモリ６の電源オフ時に
保存されたビットマップフォントデータを一次キャッシ
ュメモリ５へ移送して保存する（２０）。
【００１９】一次キャッシュメモリ５の残り容量が少な
い場合には、ビットマップフォントデータを二次キャッ
シュメモリ６へ保存する際に（１８、１９）、データを
圧縮して保存することにより、残り容量の小さいハード
ディスクにおいても多数のフォントデータが保存できる
ものである。また、圧縮して保存されたデータについて
は、必要に応じて取り出す際に伸張することができるの
で（１４、２０）、ユーザにとっての利便性が向上する
ものである。
い場合には、ビットマップフォントデータを二次キャッ
シュメモリ６へ保存する際に（１８、１９）、データを
圧縮して保存することにより、残り容量の小さいハード
ディスクにおいても多数のフォントデータが保存できる
ものである。また、圧縮して保存されたデータについて
は、必要に応じて取り出す際に伸張することができるの
で（１４、２０）、ユーザにとっての利便性が向上する
ものである。
【００２０】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のハードディスク搭載プリンタ装置は、オフィス文書の
ように、プリンタを共有する複数の人々によって使用さ
れるアプリケーションが同一で、作成される文書内で使
用されるフォントは大多数が同じものであり、アイドリ
ング（印刷ジョブの待ち状態）中に同一フォントのアウ
トラインフォントのすべての文字をビットマップフォン
トに展開して一次キャッシュメモリに保存することで、
二次キャッシュメモリとしての印刷時の速度を向上で
き、また、ハードディスク上のビットマップフォントを
二次キャッシュメモリとして使用する場合において、一
次キャッシュメモリにビットマップフォントが無い場合
は、アウトラインフォントを展開することなく二次キャ
ッシュメモリからビットマップフォントデータを取得す
ることができるので印刷時の速度を向上できる。
のハードディスク搭載プリンタ装置は、オフィス文書の
ように、プリンタを共有する複数の人々によって使用さ
れるアプリケーションが同一で、作成される文書内で使
用されるフォントは大多数が同じものであり、アイドリ
ング（印刷ジョブの待ち状態）中に同一フォントのアウ
トラインフォントのすべての文字をビットマップフォン
トに展開して一次キャッシュメモリに保存することで、
二次キャッシュメモリとしての印刷時の速度を向上で
き、また、ハードディスク上のビットマップフォントを
二次キャッシュメモリとして使用する場合において、一
次キャッシュメモリにビットマップフォントが無い場合
は、アウトラインフォントを展開することなく二次キャ
ッシュメモリからビットマップフォントデータを取得す
ることができるので印刷時の速度を向上できる。
【００２１】また、電源のＯＮ／ＯＦＦ時の一次キャッ
シュメモリと二次キャッシュメモリのデータの移送は、
電源のＯＮ／ＯＦＦに関係なく連続的に高速で行われる
ため、ＲＡＭ上のフォントキャッシュメモリである一次
キャッシュメモリを利用することができるので、電源Ｏ
Ｎ時以降の初期の出力においての速度向上が期待でき
る。
シュメモリと二次キャッシュメモリのデータの移送は、
電源のＯＮ／ＯＦＦに関係なく連続的に高速で行われる
ため、ＲＡＭ上のフォントキャッシュメモリである一次
キャッシュメモリを利用することができるので、電源Ｏ
Ｎ時以降の初期の出力においての速度向上が期待でき
る。
【００２２】さらに、ハードディスク上のフォントキャ
ッシュメモリである二次キャッシュメモリへビットマッ
プフォントデータを圧縮して保存することを可能とする
ため、残り容量の小さいハードディスクにおいて、多数
のフォントデータを保存することができるので、キャッ
シュビット効率が上がり速度向上が期待できる。
ッシュメモリである二次キャッシュメモリへビットマッ
プフォントデータを圧縮して保存することを可能とする
ため、残り容量の小さいハードディスクにおいて、多数
のフォントデータを保存することができるので、キャッ
シュビット効率が上がり速度向上が期待できる。
【図１】本発明の一実施形態であるハードディスク搭載
プリンタ装置のブロック構成図である。
プリンタ装置のブロック構成図である。
１ データ入力部 ２ フォント管理部 ３ フォント展開部 ４ 描画部 ５ 一次キャッシュメモリ ６ 二次キャッシュメモリ ７ アウトラインフォントデータ ８ ハードディスク ９ プリンタ装置
Claims (6)
- 【請求項１】 印刷データが入力される印刷データ入力
手段と、 前記印刷データに使用されるフォントの解析を行うフォ
ントデータ管理手段と、 ユーザからの指示、または、過去の使用フォントからの
推測により頻繁に使用されるフォントのアウトラインフ
ォントをビットマップフォントに展開するフォントデー
タ展開手段と、 前記フォントデータ展開手段によって展開されたフォン
トデータを記憶するフォントデータ記憶手段と、 前記印刷データの印刷処理を行う描画手段とを有するこ
とを特徴とするハードディスク搭載プリンタ装置。 - 【請求項２】 前記フォントデータ記憶手段は、ＲＡＭ
上の一次フォントキャッシュメモリと、 ハードディスク上の二次フォントキャッシュメモリとを
有することを特徴とする請求項１記載のハードディスク
搭載プリンタ装置。 - 【請求項３】 前記フォント管理手段は、前記一次キャ
ッシュメモリに前記印刷データで使用されるフォントデ
ータが有る場合には、前記フォントデータを取り出して
前記描画手段において印刷処理し、前記フォントデータ
が無い場合には、前記二次キャッシュメモリに前記フォ
ントデータの有無を確認し、前記フォントデータが有る
場合には、前記フォントデータを取り出して前記描画手
段において印刷処理を行うことを特徴とする請求項２記
載のハードディスク搭載プリンタ装置。 - 【請求項４】 前記一次キャッシュメモリ及び前記二次
キャッシュメモリは、前記プリンタ装置の電源がＯＦＦ
の時、前記一次キャッシュメモリに保存されているフォ
ントデータを前記二次キャッシュメモリに移送する第１
の移送手段と、 電源がＯＮの時に、前記フォントデータを前記二次キャ
ッシュメモリから前記一次キャッシュメモリへ移送する
第２の移送手段とを有することを特徴とする請求項２ま
たは３に記載のハードディスク搭載プリンタ装置。 - 【請求項５】 前記二次キャッシュメモリにおいて、ハ
ードディスクの残り容量が少ない場合に前記ビットマッ
プフォントデータを圧縮して前記二次キャッシュメモリ
に保存する圧縮保存手段を有することを特徴とする請求
項４記載のハードディスク搭載プリンタ装置。 - 【請求項６】 前記圧縮保存手段によって保存されたフ
ォントデータを取り出す際に、前記フォントデータを伸
張する伸張手段を有することを特徴とする請求項５記載
のハードディスク搭載プリンタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9367615A JPH11188935A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ハードディスク搭載プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9367615A JPH11188935A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ハードディスク搭載プリンタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11188935A true JPH11188935A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18489761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9367615A Pending JPH11188935A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ハードディスク搭載プリンタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11188935A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007210222A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
| WO2009150077A1 (de) * | 2008-06-13 | 2009-12-17 | Endress+Hauser Flowtec Ag | Verfahren und eine vorrichtung zur reduktion der anzahl der zugriffe von einem mikroprozessor auf einen externen speicher in der automatisierungstechnik |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP9367615A patent/JPH11188935A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007210222A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
| WO2009150077A1 (de) * | 2008-06-13 | 2009-12-17 | Endress+Hauser Flowtec Ag | Verfahren und eine vorrichtung zur reduktion der anzahl der zugriffe von einem mikroprozessor auf einen externen speicher in der automatisierungstechnik |
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