JPS62105589A

JPS62105589A - 色差線順次方式で記録された信号の再生回路における線順次信号識別回路

Info

Publication number: JPS62105589A
Application number: JP60245504A
Authority: JP
Inventors: Shigeo Suzuki; 茂夫鈴木
Original assignee: Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Current assignee: Pentax Corp
Priority date: 1985-11-01
Filing date: 1985-11-01
Publication date: 1987-05-16
Anticipated expiration: 2009-05-11
Also published as: JPH0636611B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野１本発明は、電子メチル・カメラのよ・）な色差線順次方
式を用いた映像信号処理回路に関し、より具体的には、
この種映像信号処理回路での色差線順次信号識別回路に
関する。

１従来の技術］磁気記録方式により映像を記録・出生する装置としで、
ＶＴＲや電子メチル・カメラが知られ−Ｃいる。電子メ
チル・カメラでは、輝度信号はトー１変調し、カラー信
号についで（工、２種類の色差信号（Ｒ−Ｙ信号及びＢ
−Ｙ信号）を形成して、これらを−水平走査線毎にそれ
ぞれｍなる周波数でＦＭ変調して交互に連ねて一連の信
号（色差線順次信号）とし、輝度ＦＭ信号にこの色差線
順次信号を重畳して記録する色差線順次方式が提案され
ている（木原他、テレビ学技報Ｔ　Ｅ　Ｂ　Ｓ　８０−
５　　ＶＲ５０−５ｐ−３０参照）。

この色差線順次方式では、再生時に２つの色差信号を区
別できるように、ＦＭ信号の中心周波数が異なるように
されている。例えば、Ｒ−Ｙ信号の中心周波数が１．２
Ｍ　ＨＺであるのに対し、Ｂ−Ｙ信号の中心周波数が１
゜３Ｍ　）（ｚである。

従来技術においては、このように線順次に記録されたＲ
−Ｙ信号及びＢ−Ｙ信号を再生時に識別するために、ど
ちらか一方のＦＭ周波数に同調する回路を再生回路内に
設けていた。また、別の方法として、ＦＭ復調時に生じ
る僅かな出力レベル差をサンプルホールド回路により検
出して両信号を識別する回路構成が採られていた。

し発明が解決しようとする問題点］ところが、同調回路を用いる曲名の方式では、記録時に
Ｒ−Ｙ信号及び／又はＢ−Ｙ信号の中心周波数が所定周
波数からシフトしていると、再生時に両信号の識別が困
難であり、場合によっては識別できない事態が生じうる
。また、後者のサンプルボールド方式では、再生時に、
ＦＭ復調後の線順次信号の検出部分であるブランキング
期間にノイズが乗る場合には、両色差信号を正確に識別
することが不可能となる。更には、後者の方式では、識
別回路の構成が極めて複雑となる。

本発明は、これらの問題点を解決すべくなされたもので
あり、簡単な回路構成でありながら、Ｒ−Ｙ信号及びＢ
−Ｙ信号が交互に現われる線順次色差信号から両色差信
号を正確に識別できる色差信号識別回路を提供すること
を目的どする。

本発明の第２の目的は、Ｒ−Ｙ信号及び／又はＢ−Ｙ信
号のＦＭ変調波の中心周波数が記録時に多少ずれでも、
再生時に両信号を明確に識別できる回路を提供すること
である。

Ｆ問題点を解決するための手段１本発明に係る識別回路は、２種の色差信号含−水平走査
期間毎に交互に連ねて線順次信号とし、各色差信号を相
互に異なる中心周波数でＦＭ変調して映像信号を記録媒
体に記録する色差線順次方式において、当該映像信号を
再生する際に、読み出した線順次信号から両色差信号を
識別する回路である。そして、具体的には、輝度信号か
ら分雅した同期信号を所定時間遅延させる遅延回路と、
読み出した線順次信号からノイズを除去Ｊるロー・バス
・フィルタと、このフィルタの出力を増幅する増幅手段
と、当該遅延回路からの遅延同期パルス及び増幅手段の
出力を受け、その遅延同期パルスの時点で線順次信号が
両口差信号の異なるレベルの内の一方をとるとぎに第１
の判別信号を発生する第１の判別回路と、当該遅延回路
からの遅延同期パルス及び当該増幅手段の出力を受け、
その遅延同期パルスの時点で線順次信号が両口差信号の
異なるレベルの内の他方をとるときに第２の判別信号を
発生する第２の判別回路と、第１の判別信号及び第２の
判別信号に応答して、線順次信号から両口差信号を識別
する識別信号を形成する出力回路とからなる。

［作　用１本発明“Ｃは、読み出した線順次信号から両角差信号を
弁別するために、予めＪの線順次信−を増幅して両口差
信号のレベル差を拡大す！、；−〇結宋、百色停信号の
レベル壓ｆｐ　＋５両肉色ヘミりτギ易に識別できる。

また、この増幅前に１］−・パーζ・フィルタに通すこ
とによ）で、識別誤りを少４．りしでいる。

Ｌ実施例１以ド、本発明の一実施例を図示した図面をね照して本発
明を説明する。

第２図は、色差線順次１１式で映像記録された記録媒体
からビデ′Ａ信号を再生すう一般的回路構成を示づ。こ
の回路は１例ｔ　ｔｒ　、雷ｆスチｊし・リメラの再生
回路である。第；２図においＵ、ノイス′ノ状記録媒体
１０からビアＡ・ヘッド１２により読み出されたＦＭ信
号は、プリアンプ１４により、ｔυ１！？（・の信号処
理が容易になるしノベルまで増幅され１゛）４、このプ
リアンプ１４の出力は、輝度ＦＭ信号をｉｊ１！ｊつ出
すハイ・バス・フィルタＩＰＦ）１６に入ｔ１されろ。

このＨＰ　Ｆ　１６の出Ｊ−ｙ　ｒある輝度ＦＭ信ｒ［
３は直接又は０．５Ｈ（１Ｈ！；１：　１水゛Ｖ走査明
間にχ・↑［ｊ５−７ｊう、１）の遅延線１８を介（、
、ζ−２４にアナログ・４１゛ツ壬２０で取り出され、
Ｙ俳Ｙ：処理回路″）冗−人す１；ぎｔする。、Ｙ信号
は輝１１１仁号て、ｌ＋）０、そ、／ノア［」で、雀う
ろ、。

同期信号発生回路２４は、Ｙ信号処理回路２２の出力に
応答して同期信号を作り、これを七−９駆動回路２６に
送って、記録媒体１０のモータ２８の回転を制御する。

同期信号回路２４はまた、１フイ一ルド期間（１／’６
０秒）毎に切換信号をアナログ・スイッチ２０に送る。

この切換信号に応答して、切換スイッチ２０は交互に、
ＨＰＦ１６の出力を直接、Ｙ信号処理回路２２に入力さ
せるか又は、０．５）−１の遅延線１８を通った１−（
ＰＦ１６の出力をＹ信号処理回路２０に入力させる。

バンド・バス・フィルタ（ＢＰｆ−）３０は、プリアン
プ１４の出力からカラーＦ　Ｍ信号を扱ざ出す。

Ｂ　Ｐ　Ｆ　３０の出力は、直接又は０．５１−１の遅
延線３２を介して交互にアナログ・スイッチ３４により
取り出され、Ｃ信号処理回路３６に入力される。、Ｃ信
号は、［ヌーＹ信号、Ｂ−Ｙ信号等の色差信号を総称す
るカラー系の（８＠を意味する。アナログ・スイッチ３
４は、アナログ・スイッチ２０Ｉｌ！ｌ：同様に、１］
明信号発生回路２４からの切換信号によって制御される
。

このＣ信用処理回路３６で信号処理されで得られた色差
線順次信号は、この色差線順次信号からＦく−Ｙ信号及
びＢ−Ｙ信号を識別する線順次識別回路３８にライン３
７を介してへブ】される。ＩＥｉ１期（：、Ｑ分離回路
４０は、Ｙ信号処理回路２２の出力から同期イ３号を分
離抽出する回路であり、線順次識別回路３８は、同期信
号分離回路４０力い−）のライン４１上の同期信号に従
って、Ｒ−Ｙ信号及びＢ−Ｙ信号の識別信号をライン３
９上に発生で−る。この識別信号は、２値を持つ矩形波
であり、中種双投の型式’−１’ｅ　７″ル化される２
つのアナログ流路切換スイッチ　・ｉ２゜４４を２ｉｌ
制御する。

Ｃ信号処理回路３６の出力は、７ｊ−ログ・スイ・・ｆ
チ４２の第１の切換接点、１２８に直接接続すると状に
、ＩＨ（１水平型位明間）の遅６１線・１６を介して第
２の切換接点４２ｂに接続する。また、Ｃ信号処理回路
３６の出力は、遅延線４６を介しＣＰｆログ・スイッチ
４４の第１の切換接点１１４ｉ１１．’“接続すると祷
臥′ｏ、第２の切換接点４４ｂ（直接ｉ＆Ｑする４、ア
ｆ′Ｄグ・スイッチ４２の共通極４２ｃ　ｌまライン４
８を介しτＣ（Ｕ９変調器５２に接続し、７す［］グ・
スイ・ソチ、４４の扶油種４４ｃは、ライン５０を介し
てＣ信号変調器５２に接続する。

線順次識別回路３８からの識別信号が〜方の値又はレベ
ルをとるとき、アナログ・スイッチ４２の共通極４２ｃ
は切換端子４２ａに接続し、アナログ・スイッチ４４の
共通極４４ｃは切換端子４４ａに接続する。

他方、識別信号が他の値又はレベルをとるときは、アナ
ログ・スイッチ４２の共通極４２ｃは他の切換端子４２
ｂに接続し、アナログ・スイッチ４４の共通極４４ｃは
他の切換端子４４ｂに接続する。これらのスイッチ切換
関係により、Ｃ信号変調器５２の入力ライン４８及び同
５０には、それぞれいつも同じ色差信号が流れる。即ち
、例えば、ライン４８上にはＲ−Ｙ信号が流れ、同時に
、ライン５０上にはＢ−Ｙ信号が流れる。このように同
時化されたＲ−Ｙ信号及びＢ−Ｙ信号は、Ｃ信号変調器
５２で直角変調され、加口器５４に送られる。加算器５
４は、Ｙ信号処理回路２２の出力である輝度信号とＣ信
号変調器５２の出力とを加算する。この加算結果がビデ
オ信号となる。

なお、記録媒体１０は、同期信号発生回路２４により、
一定、例えば３．６０Ｏｒ＋ｕｎで回転するように９１
制御される。

第１図は、第２図における線順次識別回路３８をより詳
細に示す回路ブロック図である。第３図は、この回路の
各部の信号波形を示す。

第１図においてライン３７上の線順次信号は、［１−・
バス・フィルタ（＋−ＰＦ）６０でノイズを除去される
。ＬＰＦ６０の出力（ａ）は、ｉ］Ｅ　ｔ（Ｊ　１！’
Ｊ　ｍ　ｉｔ３６２゜で正相増幅され、反転増幅器６４
で反転増幅される。

正相増幅器６２は、線順次信号（ａ）を交流増幅した後
、増幅電圧が全体的に正となるようなバイアス電圧を付
加して出ノ〕する。反転増幅器６・１は、線順次信号（
ａ　）を反転交流増幅した後、増幅電圧が全体的に正と
なるようなバイアス電圧を付加して出力する。正相増幅
器６２の出力（ｂ）は、開閉スイッチ６８を介して比較
回路７０の→入力に接続しており、反転増幅器６４の出
力（ｈ　）は、開閉スイッチ７２を介して比較回路７４
の十入力に接続している。比較回路７０の一人力には基
準電圧７Ｇが接続し、比較回路７４の一人力には基準電
圧７８が接続する。

比較回路７０及び同７４は、−人力の電圧に比べ十入力
の電圧の方が大ぎい場合に、その差に相当する大きさの
電圧又は所定大きさの電圧を発生し、それ以外の場合に
はゼロ電圧を発生する回路である。

同期信号分離回路４０は、Ｙ信号処理回路２２からのＹ
信号（Ｃ）から同期信号パルス（ｄ　）を分離して出力
する。単安定マルチ６６は、この同期信号パルス（ｄ　
）の立ら上がり、即ちパルス後縁に同期して、短いパル
ス（Ｃ）を発生する。開閉スイッチ６８及び同７２は、
単安定マルチ６６のパルス出力（ｅ）が存在するときに
のみ閉成し、常時は開放状態にある。

比較回路７０の出力（ｇ）はＤフリップフロップ８０の
クロック入力に接続し、比較回路７４の出力＜ｊ　）は
Ｄフリップノロツブ８０のりセット入力に接続する。Ｄ
フリップフロップ８０のＤ入力は、電源８２に接続し、
常時、一定電圧が印加されている。

Ｄフリップフロップ８０のＱ出力（ｋ）が、ライン３９
上の識別信号となる。

第１図示の回路の動作を以下に説明する。しＰＦ６０に
よりノイズを除去された線順次信号（ａ）は、第３図に
示すように、相互にレベルの異なるＲ−Ｙ信号及びＢ−
Ｙ信号が交互に現われて、正相増幅器６２はこれを増幅
して信号（ｂ　）を出力し、反転増幅器６４は信号（ｈ
）を出力する。単安定マルチ６６は、輝度信号から分離
された同期信号（ｄ　）の立ち上がり（パルス後縁）に
応答して、叩ら、この同期信号に遅れて、短いパルス（
ｅ　）を発生する。スイッチ６８及び同７２は、このパ
ルス（ｅ）が存在するときだけ閉成するので、比較回路
７ｏの十入力には、Ｒ−Ｙ信号の始まりに時間的に対応
する正方向の大きなパルスと、Ｂ−Ｙ信号の始まりに対
応する正方向の小さなパルスとが印加され、比較回路７
４の十入力には、Ｂ−Ｙ信号の始まりに時間的に対応す
る正方向の大きなパルスと、Ｒ−Ｙ信号の始まりに対応
する正方向の小さなパルスとが印加される。

比較回路７０の比較基準電圧Ｖ　ｒｅＮと比較回路７４
の比較基準電圧Ｖ　ｒｅｒ２とは、このように交互に現
われる大小のパルスを区別できるように、即ち、大きな
パルスより小さく月つ小さいパルスよるも大きいように
レベル設定されている。従って、比較回路７０は、Ｒ−
Ｙ信号の始まりに時間的に対応するパルス（ａ　）を出
力し、比較回路７４は、Ｂ−Ｙ信号の始まりに時間的に
対応するパルス（、ｊ）を出力する。換言すると、パル
ス（ｇ）の立ち下がり（前縁）はＲ−Ｙ信号の開始タイ
ミングを示しており、パルス（ｊ　）の立ち下がり（前
縁）は、Ｂ−Ｙ信号の開始タイミングを示している。

ＤフリップフロップのＤ入力は、正電圧（電源８２）に
接続しているので、そのＣ端子にパルス（（］　）が印
加されると、Ｑ出力にはＤ入力の信号、叩ちＨ（高）信
号が現われ、この日信号は、Ｒ端子にパルス（ｊ　）が
印加されるまで、より正確には、パルス（ｊ）の立ち下
がりまで、続く。パルス（ｊ　）はＤフリップフロップ
８０をリセットし、Ｑ出力の電圧をＬ（低）とする。次
に、Ｃ端子にパルス（ｇ）が印加８れると、Ｑ出力はＨ
（高）となる。以下これが繰り返され、Ｑ出力に接続す
るライン３９上に、Ｒ−Ｙ（ス号及びＦ３−Ｙ信号の各
期間に応じで異なるレベルをとる線順次識別信号（ｋ　
）が形成される。この実施例では、線順次識別信号（ｋ
）は、Ｒ−Ｙ信号に対してＨ（高）となり、Ｂ−Ｙ信号
に対して１−２（低）となっている。

この実施例では、正相増幅器の流路によりＲ−Ｙ信号の
開始タイミングを発見し、反転増幅器の流路でＢ−Ｙ信
号の開始タイミングを見つけでいるので、線順次信号に
おいて、単にＲ−Ｙ　（８号及びＢ−Ｙ信号の切換わり
時点を検知覆るだけＣ″なく、Ｒ−Ｙ信号自体及びＢ−
Ｙ信号自体を識別することができる。

［発明の効果］上記説明から容易に理解できるように、本発明ではＲ−
Ｙ信号とＢ−Ｙ信号の識別のために輝度信号の同期信号
を利用するので、Ｒ−Ｙ信号及び／又はＢ−Ｙ信号のＦ
Ｍ変調波の中心周波数が多少ずれて記憶されていても、
両信号を確実に識別できる。また、増幅器及びノイズ除
去用フィルタを用いた簡単な回路で突環している。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る線順次色差信号の識別回路の回
路構成図であり、第２図は、色差線順次方式で記録され
た信号の再生回路であり、第３図は、第１図示回路の各
部波形のタイミング・チャートを示す。１０・・・記録媒体　　１２・・・ビデオ・ヘッド１４
・・・プリアンプ　　１６・・・ハイ・バス・フィルタ
１８・・・遅延Ｉｎ　（０，５Ｈ）　　２０・・・アナ
ログ・スイッチ２２・・・Ｙ信号処理回路　　２４・・
・同期信号発生回路２６・・・モータ駆動回路　　２８
・・・モータ３０・・・バンド・バス・フィルタ　　３
２・・・遅延線３４・・・アナログ・スイッチ　　３６
・・・Ｃ信号処理回路３８・・・線順次識別回路　　３
９・・・ライン４０・・・同期信号分離回路　　４１・
・・ライン４２．４４・・・流路切換スイッチ　　４６
・・・遅延線４８・・・ライン　　５０・・・ライン　
　５２・・・Ｃ信号変調器５４・・・加算器　　６０・
・・ロー・バス・フィルタ６２・・・正相増幅器　　６
４・・・反転増幅器６６・・・単安定マルチ　　６８．
７２・・・開閉スイッチ７０．７４−０．比較回路　　
７６．７８−Ｍ　準Ｍ　圧８０・・・Ｄフリップフロツ
ブ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）２種の色差信号を１水平走査期間毎に交互に連ね
て線順次信号とし、各色差信号を相互に異なるレベル及
び中心周波数でＦＭ変調して映像信号を記録媒体に記録
する色差線順次方式において、当該映像信号を再生する
際に、読み出した線順次信号から両色差信号を識別する
回路であって、輝度信号から分離した同期信号を所定時
間遅延させる遅延回路と、読み出した線順次信号からノイズを除去するフィルタと
、当該ノイズ除去フィルタの出力を増幅する増幅手段と、当該遅延回路からの遅延同期パルス及び当該増幅手段の
出力を受け、その遅延周期パルスの時点で線順次信号が
両色差信号の異なるレベルの内の一方をとるときに第１
の判別信号を発生する第１の判別回路と、当該遅延回路からの遅延同期パルス及び当該増幅手段の
出力を受け、その遅延周期パルスの時点で線順次信号が
両色差信号の異なるレベルの内の他方をとるときに第２
の判別信号を発生する第２の判別回路と、第１の判別信号及び第２の判別信号に応答して、線順次
信号から両色差信号を識別する識別信号を形成する出力
回路とからなることを特徴とする線順次信号識別回路。
（２）前記増幅手段が、前記ノイズ除去フィルタの出力
を正相増幅する正相増幅器と、当該ノイズ除去フィルタ
の出力を反転増幅する反転増幅器とからなる特許請求の
範囲第（１）項に記載の回路。
（３）第１の判別回路が、遅延回路からの遅延同期信号を受信した時のみ閉成して
前記正相増幅器の出力を通す開閉スイッチと、当該開閉スイッチを通過した電気信号の量を所定量と比
較し、所定条件下で第１の判別信号を出力する比較回路とからなる特許請求の範囲第（２）項に記載の回路。
（４）第２の判別回路が、遅延回路からの遅延同期信号を受信した時のみ閉成して
前記反転増幅器の出力を通す開閉スイッチと、当該開閉スイッチを通過した電気信号の量を所定量と比
較し、所定条件下で第１の判別信号を出力する比較回路とからなる特許請求の範囲第（２）項に記載の回路。
（５）第１の判別信号が、一方の色差信号の開始タイミ
ングを示す第１のパルスであり、第２の判別信号が他方
の色差信号の開始タイミングを示す第２のパルスである
特許請求の範囲第（１）項乃至第（４）項の何れか１項
に記載の回路。
（６）前記出力回路が、前記第１及び第２パルスの一方
でセットされ、他方でリセットされるフリップフロップ
であり、このフリップフロップの出力端子から識別信号
が出力される特許請求の範囲第（５）項に記載の回路。