JPS62105036A - 波長スキヤン式発光分光分析装置 - Google Patents

波長スキヤン式発光分光分析装置

Info

Publication number
JPS62105036A
JPS62105036A JP24535385A JP24535385A JPS62105036A JP S62105036 A JPS62105036 A JP S62105036A JP 24535385 A JP24535385 A JP 24535385A JP 24535385 A JP24535385 A JP 24535385A JP S62105036 A JPS62105036 A JP S62105036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wavelength
scanning
spectrometer
internal standard
spectroscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24535385A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadataka Koga
古賀 正太佳
Kazuo Moriya
森谷 一夫
Taeko Tobishima
鳶島 妙子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Instruments Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Priority to JP24535385A priority Critical patent/JPS62105036A/ja
Publication of JPS62105036A publication Critical patent/JPS62105036A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、発光分光分析装置に係り、特に2台以上のス
キャン式分光器を用いる波長スキャン式発光分光分析装
置に関する。
〔発明の背景〕
従来、発光分光分析法における内標準測定法は。
すべて波長固定した測光法に限られる。特に誘導結合プ
ラズマ(以下ICPと略す)については。
元素および波長毎の発光強度のふらつきの特性が調べら
れ、分析用および内標準用の波長の組拾わせによる。内
標準効用についての報告がなされているにすぎない。
参考文献 (1) R,M、Balchamber and G、
Horlick、Spectroehim。
Acta 37 B 、 1037 (1982)(2
) S、A、Myers and D、H,Tracy
、Spectrochim、Acta38 B 、 1
227 (1983)すなわち、ICPにおける発光強
度のふらつきの検討に始まる内標準効果の基礎的検討で
ある。
これらの従来例においては、2台の分光器を用い、各々
の分光器を希望する組合せの波長に合わせて固定し、両
者の発光強度のふらつきの相関が調べられている6従っ
て、これらの従来例においては、波長スキャン式の分光
器を用い、高速かつ高い内標準効果を得るスキャン法に
ついては考察されていない。
一方、他の従来例として、2台のスキャン式分光器を用
い、特別な配慮を払わず高速スキャン法にて内標準補正
を行う方法を、第2図を用いて説明する。第2図は、2
台のスキャン式分光器を。
高速スキャンして、各々の分光器でλ^とλBの波長の
発光強度をとらえようとした例である。第2図(b)は
、第1分光器の設定波長の時間変化を示す、第1分光器
はλ^における発光強度を求めるため、λ^の付近すな
わちtlからλ2までを低速でスキャンしている。同図
(b)において。
時刻11にて、低速スキャン開始のtlに到達しており
、t1以前は高速スキャンしている。第2分光器はλB
における発光強度を求めるため、λBの付近すなわちλ
Bからλ番までを低速でスキャンしている。同図(d)
において1時刻tzにて、第2分光器はλ3に到達して
いる。第1分光器は、第2分光器が低速スキャン開始に
なるのをtlからtzの間待って、同時にtzから低速
スキャンを始めている。低速スキャンは、各々の分光器
がλ^またはλBを通過し、t4にてλ2またはλ番に
到達することにより終了し、t4以後は再び高速スキャ
ンして、各々の分光器は次の目標波長に向かう。
ここで第1分光器がtzからtzの間待っていたのは、
第1分光器がλ^を捕らえるのと、第2分光器がλBを
捕らえるのが同時刻になるように配慮しているためであ
る。tlとλ2は、λ^を間にしかつλ2−λ^=λ^
−λ1となるように選定される。λ8.λ番とλBの関
係も同様である。すなわち、第2図(b)においてt、
g=t3’となるようにしているわけである。
しかし、実際には2分光器スキャンの機構系等の誤差に
より、λ^での発光強度が得られる時刻t8と、λBで
の発光強度が得られる時刻ta’とを完全に一致させる
ことは困廻となる。この場合、  (ta’−ts)の
時間差で、プラズマの発光強度がどの程度変化するかが
問題になる。その具体的な例として、0.0005 n
 m /ステップの精密波長駆動系を有するスキャン式
分光器において、λ^とλBを捕らえる波長に0.00
25 n mの誤差があった場合を考えてみる。機構的
な観点からはこの程度の誤差は避けられずλ^とλBの
誤差の極性が逆になっていると、0,0025 X 2
10.0O05=10ステツプの差が生ずることになる
。従って10ステップ1秒(=0.005 nm/秒)
でスキャンすれば、l ts’ −tal =1秒もの
差がついてしまう、ICPの発光強度をスペクトルラム
アナライザにて解析するとその周波数成分は10 Hz
までは無視できず、1秒の差でλ^とλBの発光強度比
を取ることは全く無意味となる。仮に、分光器を200
ステップ1秒(0,1nm/秒)でスキャンした場合に
は、l ta’ −tsl =0.05秒となり、内標
準により補正効果が期待できるように思えるが、逆にλ
^またはλBでの発光強度をとらえる時間が短くなり、
S/Nが低下する。
このようなことから、通常の高速スキャン法では、十分
な内標準補正の効果が得られなかった。
〔発明の目的〕
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであ
り、その目的は1分析元素の波長の発光強度と、内標準
元素の波長の発光強度との取り込み比をとるのに完全に
同時刻とすることのできる波長スキャン式発光分光分析
装置を提供するにある。
〔発明の概要〕
このような目的を達成するために1本発明は、波長スキ
ャン可能な分光器を少なくとも2つ備え。
一方の分光器を内標準元素の波長における発光強度の謂
定に用い、他方の分光器を測定元素の波長における発光
強度の測定に用いる波長スキャン式発光分光分析装置に
おいて、前記他方の分光器が測定元素の波長をスキャン
によりとらえられる前に、前記一方の分光器が内標準元
素の波長をスキャンによりとらえ、その波長に固定する
手段を具備させてなるようにしたものである。
〔発明の実施例〕
第1図は、本発明による波長スキャン式発光分光分析装
置の一実施例を示すブロック図である。
同図は発光源としてICPを用い、2台のスキャン式分
光器を用いたシステムの一例である。ICPのプラズマ
1からの光は、ハーフミラ−2で分割され、1つのビー
ムは第1分光器4に、他のビームはミラー3で反射し、
第2分光器5に入射する。
各々の分光器4,5は独立に制御および信号処理が可能
となっている。第1分光器4で単色化された光は、ホト
マルチプライヤ6で電気信号に変換され、プリアンプ1
0で増幅した後、マルチプレクサ12に入る。同様に第
2分光器5で単色化された光は、ホトマルチプライヤ7
で電気信号に変換され、プリアンプ11で増幅後、前記
マルチプレクサ12に入る。このマルチプレクサ12に
よって高速度で切換えられた信号は、高速A/Dコンバ
ータ13に入りディジタル信号に変換され。
CPUバス15を通り、初期データ処理を受持つCP0
16に入る。一方、両方の分光器4と5は。
パルスモータ駆動回路14とパルスモータ8と9により
波長駆動される。C:PUlGはGPIB17を通して
、データステーション18、グラフィックプリンタ19
およびxYプロッタ20と接続されている。データステ
ーション18には、CRT、キーボードおよび大容量メ
モリとしてプロッピディスクが装備されている。信号処
理法および分光器の波長駆動は、データステーション1
8からの指示で決定されるようになっている。
次に、このように構成した波長スキャン式発光分光分析
装置において、2台の分光器4と5のスキャン方法を示
す、第2分光器5の波長駆動シーケンスを第3図(d)
に示す、内標準元素の波長λ■の前後18〜1番を低速
スキャンしており、時刻t1にてλδに達し、tzにて
λIを捕らえ。
taにてλ番に到っている。t1以前はλδを目ざして
高速スキャンして来ており、これにより分析時間の短縮
を計っている。この際のスキャンにて、taからλ夏ま
での駆動に必要なパルスモータ9のステップ数を覚えて
おく、1δからむ4の間に、λ番からλ8に波長を戻し
ておき、taから再び低速スキャンを開始し、t6にて
、tlからtzの間で送ってステップだけ駆動後、波長
をλIに固定する0以上の波長駆動に伴ない、発光強度
は第3図(Q)に示すように変化する。すなわち、tz
にて最大になった発光強度は、再びt5以降は同じ発光
強度に戻っている。一方、第1分光器4は分析元素の波
長λ^を捕らえるべく、第3図(b)に示すように、λ
^の前後λl〜λ2を低速スキャンする。t6〜t8間
がこの低速スキャンに相当し、tlにてλ^の波長を捕
らえている。第3図(a)kニーてこの際の発光強度の
変化を示す。
以上のシーケンスにおいて、時刻t7にて、第1分光器
4はλ^を、第2分光器5はλIを捕らえていることに
なり、両者の発光強度の比を得ることにより、理想的な
内標準補正が可能となる。
第3図に示した実施例においては、λ^とλrの前後を
低速スキャンしているため、λ^における原子線又はイ
オン線の発生強度工^は、バックグラウンドの発光強度
IABを補正することができる。同様に、バックグラウ
ンドIIBを補正した工!を求めることが可能である。
従って本実施例では、分析元素の波長および内標準元素
の波長の両方において、バックグラウンド補正した発光
強度を用いて、完全に同時間に内標準補正が実行できる
ことになる。
なお第3図においては、第2分光器5が先にλ■を捕ら
え、第1分光器4がλ^を捕らえるのを待っていたが、
逆の場合であってもよいことは当然である。この場合は
、第1分光器4がλ1に達するのがto  (to S
tt )であり、第1分光器の低速スキャンは、第2分
光器の波長がλrに固定されるtaまで待つことになる
。したがってこの場合にあっても、第3図の場合と同じ
内標準補正効果が得られる。
さらに第3図において、t6以後、内標準元素の波長λ
Iを別の元素の波長に変更する場合は。
再びt1〜t8を繰り返すことになる1次の分析元素の
波長λ^′ においても、再びλ■にて内標準補正する
場合には、λ^′ の前後λ1′〜λ2′を低速スキャ
ンする前に、第3図(c)に示したtz”taのスキャ
ンを繰り返すことにより、正確なxr とIIsの値を
求めることができる。
第4図に、本発明の一実施例のフローチャートを示す、
測定波長、内標準波長等の条件は次のとおりである。
番号 測定波長 スロースキャン域 内標準波長1  
   λ1,1     λ1!五″λ五、ビ    
 λzsi2  λx、z   λ19!’ 〜λ1.
!’   λt、zn  λ1.fi   λ1.n’
〜λ1.n′   λz、nN  λ1tN   λ1
#N’ ”’λ1.N’   λZ、N第4図のフロー
チャートでは、第3図のスキャンシーケンスをより一般
化したものであり、各々の測定波長毎に内標準波長が独
立に選択できるようにしている。なお、Ml、M2は、
第1および第2分光器の波長の状態を示す、±V xg
m龜xと±Vsgmhxは最高速度、V 1 ? xは
あらかじめ入力しておいたスロースキャン速度を示す。
第5図に、第3図に示した方法で波長スキャンした時の
内標準補正の効果を示す。第5図(a)は、工^と工!
の比の変動Δ(工^/Iりを示す、Δ(I^/I*)=
Oは、工^/ I !の平均値を示す、測定は1o回繰
返して行っており、Cv値を求めである。第5図(b)
は工^の変動ΔI^、第5図(Q)はIIの変動ΔI!
を示す。
なお、分析元素とその波長として、Ca I[393,
366nm、内標準元素とその波長として、5e113
61.384 n m を選んでいる。
〔発明の効果〕
以上、説明したことから明らかなように、波長スキャン
式発光分光分析装置によれば、分析元素の波長の発光強
度と内標準元素の波長の発光強度との取り込み比をとる
のに完全に同時刻とすることができるようになる。この
ことからプラズマの速いノイズによる発光強度のふらつ
きも補正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明による波長スキャン式発光分光分析装
置の一実施例を示すブロック図、第2図(a)ないしく
d)は従来の波長スキャン式発光分光分析装置の各分光
器の波長駆動と発光強度を示すグラフ、第3図(a)な
いしくd)は本発明による波長スキャン式発光分光分析
装置における各分光器の波長駆動と発光強度を示すグラ
フ、第4図はフローチャート、第5図(a)ないしくc
)は本発明による波長スキャン式発光分光分析装置の波
動駆動により得られる内標準補正効果を示すグラフであ
る。 1・・・ICPプラズマ、2,3・・・ミラー、4・・
・第1分光器、5・・・第2分光器、6,7・・・ホト
マルチプラリア、8,9・・・パルスモータ、10.0
・・・プリアンプ、12・・・マルチプレクサ、13・
・・A/Dコンバータ、16・・・CPU。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、波長スキャン可能な分光器を少なくとも2つ備え、
    一方の分光器を内標準元素の波長における発光強度の測
    定に用い、他方の分光器を測定元素の波長における発光
    強度の測定に用いる波長スキャン式発光分光分析装置に
    おいて、前記他方の分光器が測定元素の波長をスキャン
    によりとらえる前に、前記一方の分光器が内標準元素の
    波長をスキャンによりとらえ、その波長に固定する手段
    を具備させてなることを特徴とする波長スキャン式発光
    分光分析装置。
JP24535385A 1985-11-01 1985-11-01 波長スキヤン式発光分光分析装置 Pending JPS62105036A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24535385A JPS62105036A (ja) 1985-11-01 1985-11-01 波長スキヤン式発光分光分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24535385A JPS62105036A (ja) 1985-11-01 1985-11-01 波長スキヤン式発光分光分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62105036A true JPS62105036A (ja) 1987-05-15

Family

ID=17132411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24535385A Pending JPS62105036A (ja) 1985-11-01 1985-11-01 波長スキヤン式発光分光分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62105036A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01165937A (ja) * 1987-12-23 1989-06-29 Hitachi Ltd 蛍光分析方法
JPH034148A (ja) * 1989-05-31 1991-01-10 Shimadzu Corp 発光分光分析装置
JPH0376154U (ja) * 1989-11-27 1991-07-30

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01165937A (ja) * 1987-12-23 1989-06-29 Hitachi Ltd 蛍光分析方法
JPH034148A (ja) * 1989-05-31 1991-01-10 Shimadzu Corp 発光分光分析装置
JPH0376154U (ja) * 1989-11-27 1991-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6281971B1 (en) Method for adjusting spectral measurements to produce a standard Raman spectrum
US4225233A (en) Rapid scan spectrophotometer
JPS6337224A (ja) 分光蛍光光度計
JPS62105036A (ja) 波長スキヤン式発光分光分析装置
US4299487A (en) Method of and device for analyzing one ingredient in a mixed solution with two light beams of different wavelengths
JPH0227226A (ja) フーリエ変換分光器のデータ処理方式
JPH01214723A (ja) 分光蛍光光度計
CN212007525U (zh) 一种双线阵光谱探测装置及泵浦探测系统
JPS5985918A (ja) 直接比率式の分光光度計
JP2002139380A (ja) 分光光度計
CN111486955A (zh) 一种双线阵光谱探测装置及泵浦探测系统
JP5394893B2 (ja) レーザ走査型顕微鏡
JP2006276840A (ja) 顕微鏡装置、その制御装置、及びプログラム
JPH03144347A (ja) 蛍光分光光度法及びその装置
JP2564009Y2 (ja) 分光分析装置
JPH0626930A (ja) 分光スペクトル測定器
JPH01295123A (ja) 分光測定装置のレスポンス機構
JPS63142238A (ja) 発光分光分析方法および装置
JP5125495B2 (ja) 発光分析装置
JPH1038806A (ja) レーザを用いた固体粒子成分解析装置
JPS6221952Y2 (ja)
JP4035765B2 (ja) フーリエ変換型赤外線分光計
JP2003121361A (ja) レーザ光を用いた微量成分測定方法及びその装置
JPS6381248A (ja) ガス分析装置
JPS61200446A (ja) プラズマ分布モニタ