JPS62103649A - 感光性平版印刷版 - Google Patents

感光性平版印刷版

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JPS62103649A
JPS62103649A JP24488085A JP24488085A JPS62103649A JP S62103649 A JPS62103649 A JP S62103649A JP 24488085 A JP24488085 A JP 24488085A JP 24488085 A JP24488085 A JP 24488085A JP S62103649 A JPS62103649 A JP S62103649A
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silver halide
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Akira Tanaka
章 田中
Eiji Kaneda
金田 英治
Yoshikazu Takaya
高矢 義和
Masahiko Saikawa
斉川 正彦
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/06Silver salts
    • G03F7/07Silver salts used for diffusion transfer

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A>産業上の利用分野 本発明は、レーザー光、特に半導体レーザー光を光源と
して用いるに適した感光性平版印刷版、特に銀錯塩拡散
転写法を利用する平版印刷版ならびにその製版方法に関
する。
(B)従来技術及びその問題点 銀錯塩拡散転写法によって得られる転写銀画像を直ちに
インキ受理性として利用することができる平版印刷版は
、既に特公昭48−30562、特開昭53−2160
2、同町54−103104、同町56−9750等々
に記載され、よく知られている。
係る平版印刷版の製版法に適した銀錯塩拡散転写法の代
表的な実施法によれば、支持体およびその上にハレーシ
ョン防止をかねた下引層、ハロゲン化銀乳剤層、物理現
像核層からなる感光材料を画像露光し、現像処理を行う
と潜像が形成されているハロゲン化銀は乳剤層中で黒化
銀となる。同時に潜像が形成されていないハロゲン化銀
は現像処理液中に含まれるハロゲン化銀錯化剤の作用で
溶解し、感光材料の表面に拡散してくる。溶解し拡散し
てきた銀錯塩が、表面層の物理現像核の上に現像主薬の
還元作用によって銀画像として析出する。得られた銀画
像のインキ受理性を強化させるだめに現像処理に続いて
必要ならば感脂化処理が施された後、オフセラ1〜印刷
機にセットされ、印刷物へとインキ画像が転写される。
これまでの方法では、ハロゲン化銀乳剤層は、メロシア
ニン色素、シアニン色素等によって55Qnm付近の緑
色域に感光極大を有するようにスペクトル増感され、タ
ングステン光源のような通常光源の製版カメラで数秒間
〜数十秒間の露光が与えられていた。しかし、上記従来
法では、本来、シャープネス、解像力が優れている前記
平版印刷版といえども限界があった。
その上にカラー原稿からカラー印刷物を得ようとすれば
、やはり解像力等が不十分なだけでなく、印刷版の製造
および製版作業の面で煩雑さがあるという難点を有して
いる。
今日、上述した問題を解決するための1つの方法として
、レーザー光を用いて製版することが提案されている。
例えば、米国特許第4,501,811号、特開昭59
−71055、同町60−75838、同町60−10
0148などには、ヘリウム−ネオンレーザ−競るいは
発光ダイオードに用いる平版印刷版が開示されている。
これら特許明細書にも記載されているように、銀錯塩拡
散転写法を利用した平版印刷版では、物理現像核層がス
ペクトル増感性に大きな影響を与える結果、目的とする
レーザー光に対する感度が低下したり、保存性を悪化し
たり、また銀錯塩拡散転写現像によって軟調な転写析出
銀像を形成する結果、シャープネス、解像力が低下し、
さらには地汚れが発生したり、銀画像が印刷中にとれた
りして十分な耐刷力が得られなかったりするために、目
的とする良品質の平版印刷版とすることが困難である。
従って、それらの要求を満たす増感色素は、レーザー光
の波長で十分に高い感度を有していることは勿論のこと
、保存安定性が良いこと、硬調な転写析出銀画像を形成
しうろこと、地汚れなどの悪影響がないこと、微小銀で
も印刷中にとれない強固な転写析出銀を形成しうろこと
等が全て満たされるものでなければならない。
レーザーには、種々のものが知られているが、ヘリウム
−ネオン、アルゴンなどのレーザー光源をスキャナ方式
の光源として用いる方法は、高出力が得られるが装置が
大型で高価であること、消費電力効率が低い等の欠点が
ある。これに対して半導体レーザーは、小型で安価、変
調が容易、長寿命である等の利点を有している。半導体
レーザーには、Ga/As/P:Ga/l /As :
Ga/As : I n/P; I n/Asなどの系
の半導体が用いられ、このレーザー光の波長は一般に7
00mμより長波で、とくに750mμより長波のもの
が多い。このような長波長の半導体レーデ−光を画像露
光の光源として使用する感光性平版印刷版は、例えば特
開昭60−61752に記載されている。この特許明細
書には、特に好ましい態様として支持体上に順に親油性
画像を形成しうる非銀感光層(例えばO−ナフトキノン
ジアジド化合物からなる感光層および感光性ハロゲン化
銀乳剤層を有する感光性平版印刷版が示されており、か
かる乳剤層に使用される700mμより長波長領域に極
大分光感度をもつ増感色素が一般式(I)〜(IV)と
して開示されている。また、この内でシアニン色素の特
定のものは、半導体レーザー用のハロゲン化銀写真感光
材料として、特開昭59−’191032、同町59−
192242に具体例が開示されている。
しかし、本発明者等は感光性平版印刷版、特に既述した
最外表面層として物理現像核層を有する平版印刷版のハ
ロゲン化銀乳剤層に上記特許明細書に示された増感色素
を使用した処、半導体レーザー光を光源とするような製
版法では、充分な高感度、高解像力、高耐刷力を有し、
地汚れのない印刷版は必ずしも得られなかった。
(C)発明の目的 本発明の目的は、半導体レーザー光で画像露光するのに
適した感光性平版印刷版を提供することである。
本発明の別の目的は、低い出力の半導体レーザー光を用
いることができる高感度を持ち、高解像力、高耐刷力で
地汚れのない銀錯塩拡散転写法を利用する平版印刷版な
らびに製版方法を提供することである。
(D>発明の構成 本発明の上記目的は、感光性平版印刷版のハロゲン化銀
乳剤層に後記する増感色素を含有させることにより達成
された。即ち、本発明は、支持体上にハロゲン化銀乳剤
層を少なくとも有する感光性平版印刷版に於て、該乳剤
層に下記一般式(I>で表わされる増感色素を少なくと
も1つ含有することを特徴とする感光性平版印刷版であ
る。
一般式(I> (Xe)q。
(式中、Zl及びZlは、各々同一でも異なっていても
よく、それぞれ5員または6員含窒素複素環を形成する
のに必要な原子群を表わす。R4、R2及びR7は、各
々同一でも異なっていてもよく、それぞれアルキル基、
アルケニル基を表わす。島は、フルキル基、アルケニル
基、アリール基を表わす。
心〜R6は、各々同一でも異なっていてもよく、それぞ
れ水素原子、アルキル基、アリール基を表わし、ρは、
O又は1を表わし、ρが1のときには比とR6とで互い
に連結して5員または6員環を形成することもできる。
Yは、硫黄原子、酸素原子、7N  Rs (Reはア
ルキル基を表わす)を表わす。
Xは酸アニオンを表わし、m、n及びqはそれぞれ1又
は2を表わす。) Zl及びZlの具体例としては、チアゾール、ベンゾチ
アゾール、ナフト(1,2−d)チアゾール、ナフト(
2,1−d)チアゾール、ナフト〔2゜3−d〕チアゾ
ール、セレナゾール、ベンゾセレナゾール、ナフト(2
,1−d)セレナゾール、ナフト(1,2−d)セレナ
ゾール、オキサゾール、ベンゾオキサゾール、ナツト(
1,2−d)オキサゾール、(2,1−d)オキサゾー
ル、ナフト〔2゜3−d〕オキサゾール、2−キノリン
、4−キノリン、3,3−ジアルキルインドレニン、イ
ミダゾール、ベンズイミダゾール、ナフト(1,2−d
)イミダゾール、ピリジン等の含窒素複素環を挙げるこ
とができる。これらの複素環は、アルキル基(例えば、
メチル、エチル、ブチル、トリフルオロメチル基等)、
アリール基(例えば、フェニル、トリル等)、ヒドロキ
シ基、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ、ブ
トキシ等)、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、
(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル等
)、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、沃素
)、アラルキル基、(例えば、ベンジル、フェネチル等
)、シアノ基、アルケニル基(例えばアリル等)等の置
換基を1または2以上有してもよい。
R1、R2及びR7に於て、アルキル基としてはメチル
、エチル、プロピル、ブチル等の低級アルキル基、β−
ヒドロキシエチル、γ−ヒドロキシプロピル等のヒドロ
キシアルキル基、β−メトキシエチル、γ−メトキシプ
ロピル等のアルコキシアルキル基、β−アセトキシエチ
ル、γ−アセトキシプロピル、β−ベンゾイルオキシエ
チル等のアシルオキシアルキル基、カルボキシメチル、
β−力ルボキシエチル等のカルボキシアルキル基、メト
キシカルボニルメチル ル、β−エトキシカルボニルエチル等のアルコキシカル
ボニルアルキル基、β−スルホエチル、γースルホプロ
ピル、δ−スルホブチル等のスルホアルキル基、ベンジ
ル、フェネチル、スルホベンジル等のアラルキル基等、
アルケニル基としてはアリル等が挙げられる。
心としては、上記R,、R2で述べたようなアルキル基
、アルケニル基ならびにフェニル、トリル、メトキシ、
フェニル、クロロフェニル、ナフチル等のアリール基が
挙げられる。
ゐ〜心に於て、アルキル基、アリール基としては上記R
,、R2で述べたような基が挙げられ、良とR6で形成
される5員または6員環は低級アルキル基等で置換され
ていてもよい。R8としては、R1、R2で述べたよう
なアルキル基が挙げられる。
Xの酸アニオンとしては、メチル硫酸、エチル硫酸等の
アルキル硫酸イオン、チオシアン酸イオン、トルエンス
ルホン酸イオン、塩素、臭素、沃素等のハロゲンイオン
、過塩素酸イオン等であり、色素がベタイン類似構造を
とる場合には存在しない。
1はO又は1を、またm,n及びqはそれぞれ1または
2を表わす。
以下に本発明に用いられる増感色素の代表例を示す。
(以下余白) [I−1] [I−2] C83%SOs− [I−5] [I−6] [I−7] [■−8コ c+−+3(■so3− [I−9] [l−10] [Ii 1] O3− [l−12] C2H5に2 H5 [115] ■− [l−16] [ニー17] [l−18] [I−’19] (以下余白) 本発明に用いられる増感色素は、当業者に公知の方法で
合成することができる。ハロゲン化銀乳剤に添加する時
期は、乳剤を塗布するまでの任意の時期であることがで
きる。添加量は、広範囲に変化することができるが、良
好な結果は、ハロゲン化銀1モル当りlX10−’〜l
X10−”モルの範囲である。最適添加量は、ハロゲン
化銀乳剤の条件、例えばハロゲン組成、ハロゲン化銀粒
子の平均粒系、晶癖などによって変化する。
本発明の平版印刷版のハロゲン化銀乳剤は塩化銀、臭化
銀、塩臭化銀、塩ヨウ化銀、塩臭ヨウ化銀等が使用でき
、好ましくは塩化銀が50モル%以上のハロゲン化銀で
ある。これらのハロゲン化銀粒子の平均粒径は、好まし
くは0.2〜0.8ミクロンの範囲であるが、これ以外
の範囲でも使用することができる。さらにハロゲン化銀
は全粒子数の90パ一セント以上が平均粒径の±30%
以内の粒径を有しているモノデイスパーズド乳剤である
ことが好ましい。また、ハロゲン化銀は実質的に立方体
ないし14面体の粒子が好ましいがそれ以外の晶癖のハ
ロゲン化銀も使用することができる。
本発明の平版印刷版のハロゲン化銀乳剤に用いられる結
合剤は、通常ゼラチンであるが、ゼラチンは、その一部
をデンプン、アルブミン、アルギン酸ナトリウム、ヒド
ロキシエチルセルロース、アラビアゴム、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリアクリルアミド、スチレン−無水マイレ
ン酸共重合体、ポリビニルメチルエーテル−無水マイレ
ン酸共重合体等の親水性高分子結合剤の一種または2種
以上で置換することもできる。ざらにビニル重合体水性
分散物(ラテックス)を用いることもできる。
ハロゲン化銀乳剤はそれが製造されるとき又は塗布され
るときに種々な方法で増感されることができる。例えば
チオ硫酸ナトリウム、アルキルチオ尿素によって、また
は金化合物例えばロダン金、塩化金によって、またはこ
れらの両者の併用など当該技術分野においてよく知られ
た方法で化学的に増感されることが好ましい。
また、ハロゲン化銀乳剤を製造する任意の時期に周期律
表の第■族に属する金属の化合物、例えばコバルト、ニ
ッケル、ロジウム、パラジウム、イリジウム、白金など
の塩を使用することによって、特に高感度で高シャープ
ネス、高解像力のダイレクト製版用印刷版にとって好ま
しい特性を得ることができる。添加量は、ハロゲン化銀
1モル当り10−8〜10−3モルの範囲である。ハロ
ゲン化銀乳剤層には、その他の添加剤、例えば塗布助剤
、硬膜剤、カブリ防止剤、マット剤(保水化剤)、現像
主薬など通常の添加剤を含むことができる。
ハロゲン化銀乳剤層の下側(支持体側)には接着性を良
くするための下引層あるいはカーボンブラックの如き着
色剤や700IIIt以上の光を吸収する化合物などを
含んでもよい下塗層を設けることもでき、この層には現
像主薬やマット剤などを含むことも出来る。
本発明の感光性平版印刷版は、銀錯塩拡散転写法(DT
R法)利用するのが特に好ましいが、米国特許第4.2
30.792号に記載のハロゲン化銀をインキ受理性と
して利用する平版印刷版、米国特許第4.268.60
9号に記載の非銀感光層と組合せた平版印刷版などであ
ってもよい。
DTR法を利用する感光性平版印刷版は、物理現像核を
含む受像層を有している。かかる受像層は、ハロゲン化
銀乳剤層の下側に有することもでき、半導体レーザー光
による画像露光後にDTP現像され、その後ハロゲン化
銀乳剤層を除去して平版印刷版とされる。受像層は、特
に好ましくはハロゲン化銀乳剤層の上側、即ら最外表面
層として設けられる。
物理現像核としては、アンチモン、ビスマス、カドミウ
ム、コバルト、パラジウム、ニッケル、銀、鉛、亜鉛な
どの金属およびそれらの硫化物など公知のものが使用し
つる。受像層には、ゼラチン、カルボキシメチルセルロ
ース、アラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、ヒドロキ
シエチル澱粉、ジアルデヒド澱粉、デキストリン、ヒド
ロキシエチルセルロース、ポリスチレンスルホン酸、ビ
ニルイミダゾールとアクリルアミドの共重合体、ポリビ
ニルアルコール等の親水性コロイドを1種もしくは2種
以上含んでいてもよい。受像層を表面層とする平版印刷
版の場合には、受像層に含まれる親水性コロイドは、0
.1グラム/Trt以下であることが好ましい。
受像層中には、吸湿性物質、例えばソルビトール、グリ
セロールなどの湿潤剤を存在させてもよい。ざらに受像
層中には、硫酸バリウム、二駿化チタン、チャイナクレ
ーおよび銀などのスカミング防止のための顔料、ハイド
ロキノンの如き現像主薬およびホルムアルデヒドやジク
ロロ−5−1〜リアジンの如き硬化剤も含有しうる。
支持体は、例えば紙、フィルム、例えば酢酸セルロース
フィルム、ポリごニルアセタールフィルム、ポリスチレ
ンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエヂレンテ
レフタレートフィルム、あるいはポリエステル、ポリプ
ロピレンまたはポリスチレンフィルム等をポリエチレン
フィルムで被覆したフィルム、金属、金属化紙または金
属/紙積層体の支持体でおることができる。片面または
両面をα−オレフィン重合体、例えばポリエチレンで被
覆した紙支持体も有効である。これら支持体には、ハレ
ーション防止能のある化合物を混入してもよい。
本発明で使用する現像処理液には、アルカリ性物質、例
えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウ
ム、第三燐酸ナトリウム等、保恒剤としての亜硫@塩、
ハロゲン化銀溶剤、例えばチオ硫酸塩、チオシアン酸塩
、環状イミド、チオ丈すチル酸、アミン等、粘稠剤、例
えばヒドロキシエヂルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロースかぶり防止剤、例えば臭化カリウム、1−フェ
ニル−5−メルカプトテトラゾール、特開昭47−26
201に記載の化合物、現像剤、例えばハイドロキノン
、1−フェニル−3−ピラゾリドン、現像変性剤例えば
ポリオキシアルキレン化合物、オニウム化合物等を含む
ことができる。
銀錯塩拡散転写法を実施するに当っては、例えば英国特
許第1,000,115号、第1,012,476号、
第1,017,273号、第1,0 4 2,4 7 
7号等の明細書に記載されている如く、ハロゲン化銀乳
剤層および/または受像層またはそれに隣接する他の水
透過性層中に現像剤を混入することが行われている。従
って、このような材料に於いては、現像段階で使用され
る処理液は、現像剤を含まぬ所謂「アルカリ性活性化液
」を使用しうる。
本発明により製造された平版印刷版は、例えば特公昭4
8−29723、米国特許第3,721,539号等明
細書に記載されている如き化合物でインキ受理性に変換
ないしは増強しうる。
印刷方法あるいは使用する不感脂化液、給湿液などは普
通によく知られた方法によることができる。
(E)実施例 以下に本発明を実施例により説明するが、勿論これだけ
に限定されるものではない。
実施例1 下引処理したポリエステルフィルム支持体の片面に平均
粒子サイズ5μのシリカ粒子を含有するマツI〜化層を
設け、反対側の面にカーボンブラックを含み、写真用ゼ
ラチンに対して20重量%の平均粒径7IJIItのシ
リカ扮末を含む下塗層( pH 4。
0に調整)と、金化合物で化学増感された後に平均粒径
7IIRのシリカ扮末を写真用ゼラチンに対して5車量
%の割合で含むスペクトル増感された高感度塩沃臭化銀
乳剤層( B r 3 ’Eル%、IO.4モル%、C
N96.6モル%でI) H 4. Oに調整)とを設
けた。
下塗層のピラチンは3. 0 ’J / rd、乳剤層
のピラチンは1.OtJ/m、硝酸銀に換峰したハロゲ
ン化銀1−OcJ/mの割合で塗布された。この下塗層
と乳剤層は硬化剤としてホルマリンをゼラチンに対して
5.0m3/’jゼラチンの量で含んでいる。乾燥後、
40’Cで14日間加温した後、この乳剤層の上に、特
開昭53−21602の実施例2.に記載の核塗液(ポ
リマーは、No. 3のアクリルアマイドとイミダゾー
ルとの共重合体、ハイドロキノンは、0.89/mの割
合で含む)を塗布、乾燥し、平版印刷版を製造する。ハ
ロゲン化銀乳剤は、物理熟成時にハロゲン化銀1モル当
り5X10−6モルの塩化ロジウムを添加したものであ
り、平均粒径0.3ミクロンで、平均粒径の±30%の
範囲に全粒子数の90%以上が分布している、実質的に
立方体の結晶であった。
ハロゲン化銀乳剤に用いる増感色素として下記第1表に
示した色素をハロゲン化銀1モル当り10−3モル添加
する以外は、上述の方法と全く同様にして11種類の平
版印刷版を製造した。
比較の色素として下記のものを用いた。
(以下余白) C,H6 ■− [B] ■− [C] [D] [E] CH3(XSOa− [F] ■− [Gコ O3− 光源に約700mμより長波長の光を透過する暗赤色フ
ィルター(富士写真フィルム製5C−70)をつけて、
細線画像を含むフィルム版下原稿と上記各平版印刷版を
密着した状態で露光した。
露光は、感度差に応じて、10″〜10−5秒の範囲で
内光露光を与え、はぼ同程度の焼き度になるようにし、
これを印刷試験用サンプルとした。
一方、光源に暗赤色フィルター(SC−70>をつけ、
光楔を通して上記平版印刷版に10−5秒の内光露光を
施してセンシトメトリー用サンプルとした。
露光後、下記の拡散転写現像液で現像した。
〈転写現像液〉 現像処理後、該原版を2本の絞りローラー間を通し、余
分の現像液を除去し、直ちに下記組成を有する中和液て
25℃、20秒間処理し、絞りローラーで余分の液を除
去し、室温で乾燥した。
〈中和液〉 各平版印刷版の感度および耐刷力を第1表に示している
。感度は、転写析出銀を形成しなくなるに要した露光量
で増感色素(I−5)を1.0とする相対値で表わして
いる。耐刷力は、各ナンプルを1枚のシートに貼り付け
、このシートをオフセット印刷機に装着し、下記の不感
脂化液を版面にくまなく与え、下記の給湿液を用いて印
刷を行った。印刷はは、ニー・ビー・ディック350C
D(△・B−Dick社製オフセット印刷機の商標)を
使用した。地汚れの発生あるいは銀の飛びによって印刷
か不可となった枚数による耐刷力を下記の基準で評価し
、第1表の右欄に示してる。
評価 1.4,000枚以下 2.4,000〜6. OO0枚 3.6.OOO〜8. OO0枚 4.8.000〜10,000枚 5.10,000枚以上 〈不感脂化液〉 〈給湿液〉 第  1  表 実施例2 沃化銀0.2モル%を含む塩沃化銀乳剤とする以外は実
施例1と同様な方法で平版印刷版を作製した。但し、増
感色素は下記第2表のものを使用した。以後、実施例1
に従って製版し、印刷して第2表の結果を得た。感度は
、増感色素(I−3>の値を1.0とした相対値である
第  2  表 実施例3 実施例1及び2の各ナンプルを50’C180%RHで
3日間保存した後、同様に試験した結果、比較り゛ンブ
ルはざらに著しい減感により約780mμの光に対して
実質的な感度を有しなくなったのに比へ、本発明1尤ン
プルは約10%までの減感率であり十分保存安定性のよ
いものであった。
([)発明の効果 本発明の感光性平版印刷版は、700mμより長波長の
光、とくに750mμ以上の半導体レーザー光に対して
極めて高い感度を有し、高耐刷力であり、保存安定性に
も優れたものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上にハロゲン化銀乳剤層を少なくとも有す
    る感光性平版印刷版に於て、該乳剤層に下記一般式(
    I )で表わされる増感色素を少なくとも1つ含有するこ
    とを特徴とする感光性平版印刷版。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Z_1及びZ_2は、各々同一でも異なってい
    てもよく、それぞれ5員または6員含窒素複素環を形成
    するのに必要な原子群を表わす。 R_1、R_2及びR_7は、各々同一でも異なってい
    てもよく、それぞれアルキル基、アルケニル基を表わす
    。 R_3は、アルキル基、アルケニル基、アリール基を表
    わす。R_4〜R_8は、各々同一でも異なっていても
    よく、それぞれ水素原子、アルキル基、アリール基を表
    わし、lは、0又は1を表わし、lが1のときにはR_
    4とR_6とで互に連結して5員または6員環を形成す
    ることもできる。Yは、硫黄原子、酸素原子、>N−R
    _8(R_8はアルキル基を表わす。)を表わす。 Xは酸アニオンを表わし、m、n及びqはそれぞれ1又
    は2を表わす。)
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