JPS62113148A - 平版印刷版の製版方法 - Google Patents

平版印刷版の製版方法

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JPS62113148A
JPS62113148A JP25420285A JP25420285A JPS62113148A JP S62113148 A JPS62113148 A JP S62113148A JP 25420285 A JP25420285 A JP 25420285A JP 25420285 A JP25420285 A JP 25420285A JP S62113148 A JPS62113148 A JP S62113148A
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layer
plate
thiocyanate
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金田 英治
Yasuo Tsubakii
靖雄 椿井
Akira Tanaka
章 田中
Toshiro Kondo
敏郎 近藤
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/06Silver salts

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 因 産業上の利用分野 本発明は、レーザー光、特に半導体レーザー光を光源と
して用いるに適した銀錯塩拡散転写法を利用する平版印
刷版の製版方法に関する。
但) 従来技術及びその問題点 を直ちにインキ受理性として利用することができる平版
印刷版は、既に特公昭48−30562、特開昭53−
21602、同昭54−103104、同昭56−97
50等々に記載され、よく知られている。
係る平版印刷版の製版法に適した銀錯塩拡散転写法の代
表的な実施法によれば、支持体およびその上にハレーシ
ョン防止をかねた下引層、ハロゲン化銀乳剤層、物理現
像核層からなる感光材料を画像露光し、現像処理を行う
と解像が形成されているハロゲン化銀は乳剤j曽中で黒
化銀となる。同時に潜像が形成されていないハロゲン化
銀は現像処理液中に含まれるハロゲン化銀錯化剤の作用
で浴解し、感光材料の表面に拡散してくる。溶解し拡散
してきた銀錯塩が、表面層の物理現像核の上に現像主薬
の還元作用によって銀画像として析出する。得られた銀
画像のインキ受理性を強化させるために現像処理に続い
て必要ならば感脂化処理が施された後、オフセット印刷
機にセットされ、これまでの方法では、ハロゲン化銀乳
剤層は、メロシアニン色素、シアニン色素等によって5
50nm付近の緑色域に感光極大を有するようにスペク
トル増感され、タングステン光源のような通常光源の製
版カメラで数秒間〜数十秒間の露光が与えられていた。
しかし、上記従来法では、本来、シャープネス、解像力
が優れている前記平版印刷版といえども限界があった。
その上にカラー原稿からカラー印刷物を得ようとすれば
、やはシ解像力等が不十分なだけでなく、印刷版の製造
および製版作業の面で煩雑さがあるという難点を有して
いる。
今日、上述した問題を解決するための1つの方法として
、レーザー光を用いて製版することが提案されている。
例えば、米国特許第4,501,811号、特開昭59
−71055、同昭60−75838、同昭60−10
0148などには、ヘリウム−ネオンレーザ−あるいは
発光ダイオードに用いる平版印刷版が開示されている。
これら特許明細書にも記載されているように、銀錯塩拡
散転写法を利用したこれら平版印刷版では、表面物理現
像核層がスペクトル増感性に大きな影響を与える結果、
目的とするレーザー光に対する感度が低下したシ、保存
性′fC急化したり、また銀錯塩拡散転写現像によって
軟N、11な転写析出鋏像を形成する結果、シャープネ
ス、解像力が低下し、さらには地汚れが発生したり、銀
画像が印刷中にとれたりして十分な耐刷力が得られなか
ったシするために、目的とする良品質の平版印刷版とす
ることが困癌である。従って、それらの要求を満たす増
感色素は、レーザー光の波長で十分に高い感度を有して
いることは勿論のこと、保存安定性が良いこと、硬調な
転写析出銀画像を形成しうろこと、地汚れなどの悪影響
がないこと、微小銀でも印刷中にとれない強固な転写析
出銀を形成しうろこと等が全て満たされるものでなけれ
ばならない。
レーザーには、種々のものが知られているが、ヘリウム
−ネオン、アルゴンなどのレーザー光源をスキャナ方式
の光源として用いる方法は、高出力が得られるが装置が
大型で高価であること、消費電力効率が低い等の欠点が
ある。これに対して半導体レーザーは、小型で安価、変
調が容易、長寿命である等の利点を有している。半導体
レーザーには、Ga/As/P :Ga/At/As 
;Ga/As; In/P ; In/Asなどの系の
半導体が用いられ、このレーザー光の波長は一般に70
0mμよシ長波で、とくに750mμより長波のものが
多い。
このような長波長の半導体レーザー光を画像露光の光源
として使用する感光性平版印刷版は、例えば特開昭60
−61752に記載されている。この%許明細曹には、
特に好ましい態様として支持体上に順に親油性画像を形
成しうる非銀感光層(例えばO−ナフトキノンジアジド
化合物からなる感光層および感光性ハロゲン化銀乳剤N
を有する感光性平版印刷版が示されてお夛、かかる乳剤
層に使用される700mμよシ長波長領域に極大分光感
度をもつ増感色素が一般式(1)〜(IV)として開示
されている。
しかしながら、本発明者等の検討によると、既述した最
外表面層として物理現像核層を有する平版印刷版のハロ
ゲン化銀乳剤層に700mμより長波長の赤外光憤域に
他人分光感度をもつ増感色素を含有させた場合、半導体
レーザー光での製版において比較的高い感度を有する増
感色素もあるが、従来の可視光(700mμ以下)に極
大分光感度をもつ増感色素を含有させた平版印刷版に比
べて、表面物理現像核層の析出銀が印刷中に欠落しやす
く、低い耐刷力しか得られないという欠点のあることが
判った。この原因は、定かではないが、赤外光用増感色
素は、ペンタメチン鎖めるいはへゲタメチン鎖のような
長いメチン鎖を有してお9、トリメチン鎖を有する可視
光用増感色素に比べて、不安定であシ、乳剤経時中、核
液塗布時あるいは平版印刷版の保存中に増感色素自身が
分解したり、ハロゲン化銀から脱着したシして、ハロゲ
ン化銀の錯塩の形成、拡散、物理現像に何らかの影響を
及ぼしているのではないかと思われる。
(Q 発明の目的 本発明の目的は、低い出力の半導体レーザー光を用いる
ことができる高感度を持ち、高解像力、高耐刷力で地汚
れのない銀錯塩拡散転写法を利用する平版印刷版の製版
方法を提供することである。
(ロ)2発明の構成 本発明の上記目的は、支持体上に少なくともハロゲン化
銀乳剤層および表面層としての物理現像核鳩を有する平
版印刷版を画像露光後、銀錯塩拡散転写用現像液で現像
する製版方法に於て、該乳剤層は臭化銀を少なくとも含
むハロゲン化銀粒子と700μmよシ長波長領域に極大
分光感度を有する増感色素の少なくとも1つを富み、該
現像液はチオシアン酸塩を少なくとも含むことf、特徴
とする製版方法によって達成された。
以下、本発明をさらに詳しく説明する。
本発明に用いられる700mμよシ長波長領域に極大分
光感度を有する増感色素は、例えば米国特許第2,09
5,854号、同第2,095,856号、同第2,9
55,939号、同第3,482,978号、同第3,
552,974号、同第3,573,921号、同第3
,582,344号、同第3,623.881号明細誉
等に記載されたものであることが出来る。
好ましくは、例えば次の一般式(1)〜(IV)で表わ
される色素が用いられる。
ミ        鍵 ec。
一般式(1)〜(IV)に於て、zl及びZ2は、各々
同一でも異なっていてもよく、それぞれ5員または6員
含窒素複素環を形成するのに必要な原子群を表わす。R
1及びR2は、各々同一でも異なっていてもよく、それ
ぞれアルキル基、アルケニル基を表わす。Rsは、アル
キル基、アルケニル基、アリール基を表わす。R4−R
10は、各々同一でも異なっていてもよく、それぞれ水
素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、アル
コキシ基を表わす。但し、R6とR7あるいはR,と凡
、とは互に連結して5員又は6員環を形成することもで
きる。R11及びR’12は、各々同一でも異なってい
てもよく、それぞれアルキル基、アリール基を表わし、
R11とR12とは互に連結して5員又は6員環を形成
することもできる。Yは、硫黄原子、酸素原子、/N−
R1s (Rlsはアルキル基)を表わす。
Xは酸アニオンを表わす。2%m、n、p及びqはそれ
ぞれ1又は2を表わす。
zl及びZ2の具体例としては、チアゾール、ベンゾチ
アゾール、ナフト[1,2−a〕チアゾール、ナフト〔
2,1−α〕チアゾール、ナツト〔2,3−α〕チアゾ
ール、セレナゾール、ベンゾセレナゾール、ナフ)[2
,1−α〕セレナゾール、ナフト[1,2−α〕セレナ
ゾール、オキサゾール、ベンゾオキサゾール、ナンド〔
1,2−α〕オキサゾール、ナフ)(2,1−α〕オキ
サゾール、ナンド〔2,3−α〕オキサゾール、2−キ
ノリン、4−キノリン、3,3−ジアルキルインドレニ
ン、イミダゾール、ベンズイミダゾール、ナフト〔1,
2−α〕イミダゾール、ピリジン等の含窒素複素環を挙
げることができる。これらの複素環は、アルキル基(例
えば、メチル、エチル、ブチル、トリフルオロメチル等
)、アリール基(例えば、フェニル、トリル等)、ヒド
ロキシ基、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ
、ブトキシ等)、カルボキシ基、アルコキシカルボニル
基(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル
等)、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、沃
素)、アラルキル基(例えば、ベンジル、フェネチル等
)、シアノ基、アルケニル基(例えば、アリル等)等の
置換基を1または2以上有してもよい。
”1 s R2に於て、アルキル基としてはメチル、エ
チル、プロピル、ブチル等の低級アルキル基、β−ヒド
ロキシエチル、γ−ヒドロキシグロビル等のヒドロキシ
アルキル基、β−メトキシエチル、γ−メトキシグロビ
ル等のアルコキシアルキル基、β−アセトキシエチル、
γ−アセトキシグロピル、β−ベンゾイルオキシエチル
等のアシルオキシアルキル基、カルボキシメチル、β−
カルボキシエチル等のカルボキシアルキル基、メトキシ
カルボニルメチル、エトキシカルボニルメチル、β−エ
トキシカルボニルエチル等のアルコキシカルボニルアル
キル基、β−スルホエチル、γ−スルホプロピル、δ−
スルホブチル等のスルホアルキル基、ベンジル、フェネ
チル、スルホベンジル等のアラルキル基等、アルケニル
基としてはアリル等が挙げられる。
R3としては、上記R1、R2で述べたようなアルキル
基、アルケニル基ならびにフェニル、トリル、メトキシ
フェニル、クロロフェニル、ナフチル等のアリール基が
挙げられる。
R4〜几1oは、水素原子、ハロゲン原子(例えば塩素
、臭素、沃素、フッ素)、R1%R2で述べたようなア
ルキル基、アリール基あるいはR1、R2で述べたよう
なアルキルをもつアルコキシ基(すなわちOR1基)で
あシ、R6と几7あるいはR8とR9とで形成される5
員または6員環は、低級アルキル基等で置換されていて
もよい。R11及ヒR12は、”1 s R2で述べた
ようなアルキル基、アリール基を表わし、R11とR1
2とは互に連結して5員又は6負環を形成することもで
きる。R13はR1、R2で述べたようなアルキル基が
挙げられる。
Xの酸アニオンとしては、メチル硫酸、エチル硫酸等の
アルキル硫酸イオン、チオシアン酸イオン、トルエンス
ルホン酸イオン、塩x、臭!、沃素等のハロゲンイオン
、過塩素酸イオン等であり、色素がベタイン類似構造を
とる場合には存在しない。
本発明に用いられる増感色素の具体例を以下に例示する
so、”− C2H5I− CH3 ニ一 本発明に用いられる増感色素は、当業者に公知の方法で
合成することができる。ハロゲン化銀乳剤に添加する時
期は、乳剤を塗布するまでの任意の時期であることがで
きる。添加量は、広範囲に変化することができるが、良
好な結果は、ハロゲン化銀1モル当シlX10−5〜l
Xl0−2モルの範囲である。
最適添加量は、ハロゲン化銀乳剤の条件、例えばハロゲ
ン組成、ハロゲン化銀粒子の平均粒径、晶癖などによっ
て変化する。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、少なくとも臭
化銀を含むハロゲン化銀から成るものである。好ましく
は、約3〜約60モルチの臭化銀を含む塩臭化銀、塩沃
臭化銀であシ、特に好1しくは約5〜約50モルチの美
化銀を含むものである。沃化銀は、約0.01〜約2モ
ルチの範囲が好ましい。これらのハロゲン化銀粒子の平
均粒径は、好ましくは0.2〜0.8ミクロンの範囲で
あるが、これ以外の範囲でも使用することができる。さ
らにハロゲン化銀は全粒子数の90パ一セント以上が平
均粒径の±30%以内の粒径を有しているモノデイスパ
ーズドの乳剤であることが好ましい。
また、ハロゲン化銀は実質的に立方体ないし14面体の
粒子が好ましいがそれ以外の晶癖のハロゲン化銀も使用
することができる。 。
本発明の平版印刷版のハロゲン化銀乳剤に用いられる結
合剤は、通常ゼラチンであるが、ゼラチンは、その−8
51−デンプン、アルブミン、アルギン酸ナトリウム、
ヒドロキシエチルセルロース、アラビアゴム、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチ
ルセルロース、ポリアクリルアミド、スチレン−無水マ
レイン鍍共重合体、ポリビニルメチルエーテル−無水マ
レイン酸共重合体等の親水性高分子結合剤の−aまたは
2種以上で置換することもできる。さらにビニル重合体
水性分散物(ラテックス)を用いることもできる。
ハロゲン化銀乳剤はそれが製造されるとき又は塗布され
るときに植々な方法で増感されることができる。例えば
チオ硫酸ナトリウム、アルキルチオ尿素によって、また
は金化合物、例えばロダン金、塩化金によって、または
これらの両者の併用など当該技術分野においてよく知ら
れた方法で化・  学的に増感されることが好ましい。
また、ハロゲン化銀乳剤を製造する任意の時期に周期律
表の第■族に属する金属の化合物、例えばコバルト、ニ
ッケル、ロジウム、パラジウム、イリジウム、白金など
の塩を使用することによって%特に高感度で高シャープ
ネス、高解像力のダイレクトM版用印桐版にとって好ま
しい特性を得ることができる。
添加量は、ハロゲン化銀1モル当シ1o−8〜1o−3
モルの範囲である。ハロゲン化銀乳剤層には、その他の
添加剤、例えば塗布助剤、硬膜剤、カブリ防止剤、マッ
ト剤(保水化剤)、現像主薬など通常の添加剤を含むこ
とができる。
ハロゲン化銀乳剤層の下側(支持体側)には接着性を良
くするための下引層あるいはカーボンブラックの如き層
色剤や700μm以上の光を吸収する化合物などを甘ん
でもよい下塗層を設けることもでき、この層には現像主
薬やマット剤などを含むことも出来る。
受像層は、ハロゲン化銀乳剤層の上側、即ち門外表面層
として設けられる。乳剤I―の下側に設けた場合は、本
※明の効果はないが、あっても小さい。
物理現像核としては、アンチモン、ビスーrス、カドミ
ウム、コバルト、パラジウム、ニッケル、銀、鉛、亜鉛
などの金属およびそれらの硫化物など公知のものが使用
しうる。受像層には、ゼラチン、カルボキシメチルセル
ロース、アラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、ヒドロ
キシエチル域粉、ジアルデヒド澱粉、デキストリン、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ポリスチレンスルホン酸、
ビニルイミダゾールとアクリルアミドの共重合体、ポリ
ビニルアルコール等の親水性コロイドtlll[もしく
は2種以上含んでいてもよい。受像層に含まれる親水性
コロイドは、0.1グラム/−以下であることが好まし
い。
受像層中には、吸湿性物質、例えばソルビトール、グリ
セロールなどの湿潤剤を存在させてもよい。さらに、受
像層中には、硫酸バリウム、二酸化チタン、チャイナク
レーおよび銀などのスカミング防止のための顔料、ハイ
ドロキノンの如き現像生薬およびホルムアルデヒドやジ
クロロ−S −トリアジンの如き硬化剤も含有しうる。
支持体は、例えば紙、フィルム、例えば酢酸セルロース
フィルム、ポリビニルアセタールフィルム、ポリスチレ
ンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテ
レフタレートフィルム、するいはポリエステル、ポリプ
ロピレンまたはポリスチレンフィルム等をポリエチレン
フィルムで被覆した複合フィルム、金属、金属化紙まf
cは金属/紙積)一体の支持体であることができる。片
面または両面をα−オレフィン重合体、例えばポリエチ
レンで被覆した紙支持体も有効である。これら支持体に
は、ハレーシーン防止能のある化合物を混入していても
よい。
本発明で使用するDTR処理液は、ハロゲン化銀浴剤と
して少なくともチオシアン酸塩を含むものである。チオ
シアン酸塩としては、チオシアン酸カリウム、チオシア
ン酸ナトリウム、チオシアン酸アンモニウム等が用いら
れる。チオシアン酸塩の使用量は、処理液1を当シ、約
0.5〜約3モル、好ましくは約1〜約2.5モルであ
る。
米国特許第4.297,429号、同第4,297.4
30号、同第4,355,090号明細書等には、2−
メルカプト安息香酸、環状イミド(例えばウラシル)な
どのハロゲン化銀溶剤は良好な耐刷力の平版印刷版を作
ることができる旨記載され、実用化もされてはいるが、
既述したような増感色素を含む塩臭(沃)化銀乳剤を使
用した平版印刷版の耐刷力ヲ実用レベルにするには不十
分なものであった。また、一般には塩化銀乳剤は耐刷力
の点では有利であるが、既述したような増感色素に超因
する耐刷力の低下が大きいために不適であることが判明
した。しかし、チオシアン酸塩に加えて、2−メルカプ
ト安息香ば、ウラシル、G?ILアミン、チオ硫酸塩な
どのハロゲン化銀溶剤を必要に応じて併用してもよい。
本発明に用いるDT几処理液には、上記ハロゲン化銀溶
剤の他に、アルカリ剤、例えば水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化リチウム、第三燐酸ナトリウム等、
保恒剤、例えば亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム等、
粘稠剤、例えばヒドロキシエチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、かぶシ防止剤、例えば臭化カリウ
ム、1−フェニル−5−メルヵフトテトラゾール、ベン
ゾトリアゾール、特開昭47−26201に記載の化合
物、現像剤、例えばハイドロキノン、1−フェニル−3
−ピラゾリドン、現像変性剤、例えばポリオキシアルキ
レン化合物、オニウム化合物等を含むことができる。
銀錯塩拡散転写法を実施するに当っては、例えば英国特
許第1,000,115号、第1,012,476号、
第1,017,273号、第1,042,477号等の
明細書に記載されている如く、ハロゲン化銀乳剤層およ
び/または受像層またはそれに隣接する他の水透過性層
中に現像剤を混入することが行われている。従って、こ
のような材料に於いては、現像段階で使用される処理液
は、現像剤を含まぬ所謂「アルカリ性活性化液」を使用
しうる。
本発明により製造された平版印刷版は、例えば特公昭4
8−29723、米国特許第3,721,539号等明
細曹に記載されている如き化合物でインキ受理性に変換
ないしは増強しう°る。
印刷方法あるいは使用する不感脂化液、給湿液などは普
通によく知られた方法によることができる。
の)実施例 以下に本発明を実施例により説明するが、勿論、これだ
けに限定されるものではない。
実施例1 下引処理したポリエステルフィルム支持体の片面に平均
粒子サイズ5μのシリカ粒子を官有するマット化層を設
け、反対側の面にカーボンブラックを會み、写真用ゼラ
チンに対して20重量%の平均粒径7μmのシリカ粉末
を含む下塗層(pH4,5に調整)と、金化合物および
ハイポで化学増感された後に平均粒径7μmのシリカ粉
末を写真用ゼラチンに対して5鼠量チの割合で含むハロ
ゲン化銀乳剤層(pH4,5に調整)とを設ける。
ハロゲン化銀乳剤は、増感色素(25)をハロゲン化銀
1モル当#)10−5モルを含んでおシ、また物理熟成
時にハロゲン化銀1モル当、95X10−6モルの塩化
ロジウムを添加したものであり、平均粒径0.4ミクロ
ンで、平均粒径の±30%の範囲に全粒子数の90%以
上が分布している、実質的に立方体の結晶であった。
下塗層のゼラチンは3.0f/rr?、乳剤層のゼラチ
ンは1.C1/m’、硝酸銀に換算したハロゲン化銀0
゜8 ?/m″の割合で塗布された。この下塗層と乳剤
層は硬化剤としてホルマリンをゼラチンに対して5゜0
 mv’?ゼラチンの量で含んでいる。乾燥後40℃で
14日間加温した後、この乳剤層の上に、特開昭54−
103104号明細曹の実施例1に於るプレート411
の被塗液を同様にして調製し、塗布する。
ハロゲン化銀の組成を下記表の通りとする以外は上述し
た通シに作製して平版印刷版A−Eとする。
(モル%) 光源に約700mμよシ長波長の光を透過する暗赤色フ
ィルター(富士写真フィルム製5C−70)をつけて、
細線画像を含むフィルム版下原稿と上記各平版印刷版を
fi着した状態で露光した。
露光は、感度性に応じて、10〜lO秒の範囲で閃光露
光を与え、はぼ同程度の焼き度になるようにし、これを
印刷試験用サンプルとした。
I7像嬉光し比容印刷版を下記のDTR現像液〔I〕〜
〔■〕でそれぞれ25℃、30秒間現像した。
現像処理後、該原版全2本の絞りローラー間を通し、余
分の現像液を除去し、直ちに下記組成を有する中和液で
25℃、20秒間処理し、絞シローラーで余分の液を除
去し、室温で乾燥した。
〈中和液〉 各平版印刷版の各現像液に於る耐刷力を第1表に示して
いる。耐刷力は、各サンプルを1枚のシートに貼シ付け
、このシートをオフセット印桐機に装着し、下記の不感
脂化液を版面にくまなく与え、下記の給湿液を用いて印
刷を行った。
印桐機は、ニー・ビー・ディック350CD(A・Ba
Dick社製オフセット印刷機の商標)′t−使用した
。銀の飛びによって印刷が不可となった枚数による耐刷
力を下記の基準で評価し、81表に示している。
評価 1.4,000枚以下 2、 4,000〜6,000枚 3、 6,000〜 s、ooo枚 4、 8,000〜10,000枚 5、 10,000枚以上 く不感脂化液〉 く給湿液〉 第1表 第1表の結果は、現像液(D〜(III、lは、臭化銀
のttが増すと耐刷力は低下する傾向にあるが、現像液
[IV)及び〔■〕は臭化銀上官むと耐刷力が者しく向
上することを示している。
実施例2 実施例1の平版印刷版A及びCの各々について増感色素
(2)、(6)、(10) 、(19)または(28)
を使用する以外は同様にして作製した平版印刷版を現像
液CI]〜[V]を用いて同様に試験したところ、実施
例1と同じ結果であった。
?) 発明の効果  ゛ 本発明の製版方法によれは、半導体レーザー光に適しf
< 700 mμ以上の長波艮域に高い分光極大感度を
もち、高い耐刷力の銀細塩拡散転写法用平版印桐版が得
られる。
手続ネ市正書 (自発) 昭和61年 5月12日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に少なくともハロゲン化銀乳剤層および
    表面層としての物理現像核層を有する平版印刷版を画像
    露光後、銀錯塩拡散転写用現像液で現像する製版方法に
    於て、該乳剤層は臭化銀を少なくとも含むハロゲン化銀
    粒子と700mμより長波長領域に極大分光感度を有す
    る増感色素の少なくとも1つを含み、該現像液はチオシ
    アン酸塩を少なくとも含むことを特徴とする製版方法。
JP25420285A 1985-11-12 1985-11-12 平版印刷版の製版方法 Expired - Lifetime JPH0654392B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0774693A1 (en) 1995-11-16 1997-05-21 Agfa-Gevaert N.V. A method for making by phototypesetting a lithographic printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
US7537211B2 (en) 2004-05-14 2009-05-26 Seiko Epson Corporation Media transportation mechanism and a data processing apparatus having a media transportation mechanism

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EP0774693A1 (en) 1995-11-16 1997-05-21 Agfa-Gevaert N.V. A method for making by phototypesetting a lithographic printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
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