JPS62102661A

JPS62102661A - レ−ザビ−ム同期方法

Info

Publication number: JPS62102661A
Application number: JP60241411A
Authority: JP
Inventors: Sadao Tsunoda; 角田　定雄
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1985-10-30
Filing date: 1985-10-30
Publication date: 1987-05-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、レーザビームの同期化に係り、特に走査され
るレーザビームを用いて情報の読取りを行う例えば、光
学文字読取器（０ＣＲ）、記録等を行うレーザビームプ
リンタ装置に好適なレーザビーム同期方法に関する。

〔発明の背景〕

本発明は、ＯＣＲ及びレーザビームプリンタ等に関する
ものであるが、ここでは、レーザビームプリンタを取り
上げて説明する。

通常、レーザビームプリンタは、光源であるレーザ発振
器と、光ビームを印字情報に従ってｆ、調する光ｆ調器
と、線光変調器により変調された光ビームをセレンドラ
ム等の移動する記録媒体上に記録媒体の移動方向に対し
て直角の方向に走査せしめる回転多面鏡等を含んだ溝底
となっている。走査毎に光変調器による変調タイミンク
にバラツキが生じると、その結果として印字トンドパタ
ーンに歪みが生じたりして、印字品質の低下を招くこと
がある。

そこで、従来は特開昭５８−１５１３３１号記載のよう
に、光ビームが記録媒体上を走査開始する以前に該光ビ
ームが所定のポイントを通過したことをパルスにて検知
する光検知器と該パルスを同期信号として伝達し、同期
を図る同期回路を設け、検知後一定時間経過後に光変調
器により該光ビームが゛電気信号にて変調されることで
変調タイミングのバラツキの発生を防止している。

しかし、この技術は光ビームが１本の場合を目的として
おり、装置の高速化のために光ビームを複数走査した場
合には、前記従来技術によると、元ビームの数に応じた
光検知器を必要とし、更に光検知器に応じた同期回路が
必要となり、回路の複雑化と装置の高価格化という点に
ついて配慮されていなかった。

〔発明の目的〕本発明の目的は、装置の高速化に際し、複数のレーザビ
ームを変調する場合、単一の光検知器と単一の同期回路
で、単純、安価なレーザビーム同期回路を提供すること
にある。

〔発明の概要〕

複数のレーザビームの走査により情報の読み取りまたは
記録を行う記録媒体であって、該記録媒体へのレーザ走
査開始時にレーザビームの同期パルスを検知する光検知
器と、同期パルスを同期信号として伝達し同期化を図３
同期回路にて、複数レーザビームにおける各々の同期パ
ルスを時間差で検知できることとして、単一の光検知器
と単一の同期回路で同期化を図るレーザビーム同期方法
を提供することにある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図。

第３図により説明する。

第１図には１本発明の方式によるレーザビームプリンタ
の印字部の概略が示されている。この装置は、２個のレ
ーザ光源１５，１６とがめり半導体レーザが使用されて
おり、電気信号による直接変調が可能なものである。レ
ーザ光源１ｃ３および１６から発せられたビームは、回
転多面鏡１７により水平方向の走査を受け、レンズ１８
を通過してラスタ１９および２ｏを形成する。

このとき、レーザ光源１５および１６には、印字制御回
路１２から印字データをドツト化した変・調信号２４お
よび２５が送られ、変調されてレーザビームをオン、オ
フして、感光ドラム１４上にドツトパターンによる文字
や図形等を形成する。

タイミング信号発生回路１１は、ラスタ１９および２０
の同一軸上で、感光ドラム１４に近い位置に設けられた
光検知器１３で同期パルスを検知した後、同期信号２１
としてタイミング信号発生回路１１に伝達され、感光ド
ラム１４上の定位置より印字を開始させるようにあらか
じめ、光検知器１３から印字する定位置までの時間をタ
イミング信号発生回路１１で記憶しておき、その時間と
なれば、印字制御回路１２にクロックパルス２２を供給
して、レーザビームが変調信号２４　、２５にて変調さ
れ、感光ドラム１４上の定位置より印字させる。また、
感光ドラム１４上で、レーザビームが印字範囲外に進む
時刻になると、あらかじめその時刻が記憶されていて印
字制御回路１２よりリセットパルス２３が発せられる。

そして、タイミング信号発生回路１１を次のラスタ走査
のために初期状態にセットする。

第２図は、２つのレーザビームが回転多面鏡１７の同一
面に、角度θ１の入射角の差をもって共照射されている
。更に、角度θ２の反射角の差となり、光検知器１６上
をビームが移動する。

入射角θ１を設けたのは、単一の光検知器１３で二本の
レーザビームの同期パルスを検知するために、時間差を
入射角θ１により作り出すためである。つまり、入射角
θ１と反射角θ２によって光検知器１６に到達する時間
を第１ラスタ１９が早く％第２２スタ２０を遅くするた
めである。

移動の際、第１ラスタ１９上のビームと第２ラスタ２０
上のビームは、反射角の差θ２によって光検知器１５を
通過するに時間差が生じ、位相差として検出される。光
検知器１３は、素子の特性上の中央部分にレーザビーム
が照射されるように設定されている。ところが、複数ビ
ームとした場合は、素子の同一場所には照射されないが
、ビームが通常２４０ドツト／インチの場合でも、ラス
タの間隔が、約０．１朋といった微小の値であるため、
単一の光検知器１６でも有効受光部が・大きいので、十
分検知可能である。

ビーム検出器１５　（ＢＤ　）の出力と印字開始の位相
関係を示すタイミングチャートが第６図であるっレーザ
光源１５より同期パルスＰ１が光検知器１３にて予め検
知されるように定められた時間ｔ１にて、レーザ光源１
６より同期ノくルスＰ２が上記時間ｔ１にて、それぞれ
発せられる。＃ｃ１ラスタ１９では、同期パルスＰ１′
として、第２ラスク２０では、同期パルスＰ２として現
われる。更に、光検知器１６にては、同期パルスＰ１　
　と同期パルスＰ２’がそれぞれ同期パルスＰ３と同期
パルスＰ４として受光されることとなる。なぜなら、光
検知器１６で受光されるときは、その受光有効範囲が限
られているため、受光時間も一定の時間ｔ２となるから
である。Ｔ１は、感光ドラムに対する印字開始時間であ
り、予め光検知器１３から印字可能な領域までの時間が
計算されて同期パルスＰ３を起点として設定されていて
、Ｔ１経過後、第１ラスタ１９上において印字信号Ａを
発して印字を開始する。また、同期パルスＰ４を検知し
たら、前記Ｔ１と同じ時間Ｔ１経過後、第２ラスク２０
上において印字信号Ｂを発して印字を開始する。第１ラ
スタ１９の同期パルスＰ１を同期パルスＰ３として、第
２ラスク２０の同期パルスＰ２を同期パルスＰ４として
光検知器１３によりて検出するには時間差があるため、
同期パルスＰ３検知後Ｔ１の間隔を設けて印字開始する
のと、同期パルスＰ４検知後Ｔ１の間隔を設けて印字開
始するのは、同一印字開始場所より印字されることとな
り、バッフ中がなくなる。

また、第２ラスク２０の同期パルスＰ２１ｉｔ出するこ
とにより、レーザ１５もしくはレーザ１６の異常により
ラスク抜けを検知することができる。すなわち、ラスク
抜けは印字品質を低下させるため、同期パルスＰ３およ
びＰ４が必ず一対であることをタイミング信号発生回路
１１で検出。

し、異常があれば印字制御回路１２と、図示していない
が、外部制御回路等へ報告し、印字情報の保存と再試行
等が行われるよう動作する。

本実施例によれば、二個のレーザ光［ｊ１５．１６から
発生するレーザビームを変調する場合、入射角の差θ１
と反射角の差θ２を設けて、レーザビームの走査に時間
差を与えることにより、１個の光検知器１３によりレー
ザビームの識別が可能となり、タイミング信号発生回路
１１も単一で足り、回路の単純化と装置全体の低価格化
を図れる効果がある。また、レーザビームの走査に時間
差を与えることを、レーザ発光時に遅延回路等を使わず
、入射角の差θ１と反射角の差θ２によりレーザビーム
の走査に時間差を与えている方法を使えば、装置全体が
簡略、低価格となる効果も有する。

また、情報の読み取りを行うＯＣＲにおいては特に、フ
ライングスポット走査方式のＯＣＲに有効である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、複数のレーザビームを変調する場合、
各レーザビームの走査に時間差を設けることてより、単
一の光検知器と単一の同期回路で、装置が構成されるた
め、簡略で低価格となる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の方式を適用したレーザビームプリンタ
の印字部を示す概略図、第２図は、第１図の印字部にお
けるビーム間に位相差を設ける手段の詳細図、第６図は
ビーム検出器１３（ＢＤ）の出力と印字開始の位相関係
を示すタイミングチャートである。１１・・・タイミング信号発生回路１２・・・印字制御回路１３・・・光検知器１４・・・感光ドラム１５．１６・・・レーザ光源１７・・・回転多面鏡１Ｂ・・・レンズ１９・・・第１ラスク２０・・・第２ラスク

Claims

【特許請求の範囲】１、複数のレーザビームの走査初期に発生せられる各々
の同期パルスを光検知器により検知し、各々の同期信号
に変換して、同期回路に送信して情報の読み取りまたは
記録が記録媒体の所定位置より開始されるよう同期化す
る装置において、前記各々の同期パルスが単一の光検知
器に到達する時間に差を設けることにより前記単一の光
検知器により前記同期パルスを検知し、前記同期パルス
を各々の同期信号に変換して、前記同期回路に送信する
ことを特徴とするレーザビーム同期方法。２、特許請求の範囲第１項記載のレーザビーム同期方法
において、前記複数のレーザビームは同一の反射鏡によ
って走査され、前記反射鏡の同一の反射面に対して前記
複数のレーザビームの各々を入射角に差を持たせて照射
することにより前記同期パルスの各々が前記光検知器に
到達する時間に差を設けることを特徴とするレーザビー
ム同期方法。