JPS6210250Y2 - - Google Patents

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JPS6210250Y2
JPS6210250Y2 JP1981102025U JP10202581U JPS6210250Y2 JP S6210250 Y2 JPS6210250 Y2 JP S6210250Y2 JP 1981102025 U JP1981102025 U JP 1981102025U JP 10202581 U JP10202581 U JP 10202581U JP S6210250 Y2 JPS6210250 Y2 JP S6210250Y2
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JP
Japan
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screw
shaft
lifting
transmission case
screw shaft
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JP1981102025U
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JPS587725U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、脱穀処理に伴つて回収された一番物
を機外に搬出する駆動搬出スクリユー装置と、こ
の駆動搬出スクリユー装置にて搬出された一番物
を揚送する揚送スクリユー装置と、これら搬出ス
クリユー装置と揚送スクリユー装置とを連動連結
する連動装置とを備えた脱穀機における一番物取
出装置に関する。
かかる脱穀機における一番物取出装置において
は、掃除等のために、揚送スクリユー軸とこれに
外嵌するスクリユー筒とから成る揚送装置を、駆
動搬出スクリユー軸とこれに外嵌するスクリユー
筒とから成る搬出装置に対して着脱自在に構成す
る必要があるが、従来装置においては、第6図に
示すように、駆動搬出スクリユー軸9と平行に姿
勢位置する状態で揚送スクリユー軸13の下端に
ベベルギヤ20′,20′対を介して連動する横向
き中間伝動軸19′を設けるとともに、この横向
き中間伝動軸19′と駆動搬出スクリユー9とを
ベルトやチエーン等の巻掛け伝動具18′を介し
て連動させ、もつて、揚送スクリユー軸13を駆
動搬出スクリユー軸9に連動させていたので、揚
送装置と連動装置の着脱作業に手数を要する欠点
があつた。
つまり、揚送スクリユー筒14及び伝動ケース
17′を駆動搬出スクリユー筒10から分離させ
る前に、伝動ケース17′の蓋部材17′aを開い
て巻掛け伝動具18′を取外す事前作業を要し、
また、逆に装着後は巻掛け伝動具18′を掛け渡
す事後作業を要し、全体として手数のかかる作業
が強いられるものであつた。
本考案は、かかる点に鑑み、両スクリユー軸間
の連動装置の構成を工夫することによつて、揚送
装置と連動装置の着脱を、非常に簡便、迅速に行
なえるようにしようとする点に目的を有する。
上記の目的を達成するために講じた本考案の技
術的手段の特徴は、先に述べた脱穀機における一
番物取出装置において、前記連動装置を、前記揚
送スクリユー装置を構成するスクリユー筒の下端
に連設した伝動ケースと、揚送スクリユー装置を
構成するスクリユー軸と平行またはほぼ平行な姿
勢で前記伝動ケースに支承された中間伝動軸と、
前記伝動ケース内で前記揚送スクリユー装置のス
クリユー軸下端部と前記中間伝動軸の下端部とを
連動連結する巻掛け伝動装置と、前記中間伝動軸
の上端部と前記搬出スクリユー装置を構成するス
クリユー軸の端部とを連動させるベベルギヤとで
構成するとともに、前記搬出スクリユー装置を構
成するスクリユー筒の端部に固設されていて搬出
スクリユー軸を支承している軸受ブラケツトの端
面と、この軸受ブラケツトの端面に対向する前記
伝動ケースの開口部分とに、前記搬出スクリユー
軸の軸芯方向で嵌合するとともに前記軸芯方向で
の嵌合量を規制して前記ベベルギヤの噛合い代を
確定する当り部を備えた嵌合構造を設けた点にあ
り、その作用効果は次のとおりである。
○イ 本考案の構成であると、前記揚送スクリユー
装置を前記伝動ケースごと前記ベベルギヤの部
分において駆動搬出スクリユー装置から取外す
ことができる。したがつて、巻掛け伝動具の取
外しや巻き掛けといつた面倒な操作が全く不要
で、揚送スクリユー装置及び連動装置を駆動搬
出スクリユー装置に対して極めて容易にしかも
迅速に着脱でき、通常は巻掛伝動具をケースで
覆つて安全を確保しておりながらも、その内部
点検も着脱によつて極めて容易におこなえる効
果がある。
○ロ しかも、前記嵌合構造の作用によつて、伝動
ケースと駆動搬出スクリユー装置の側の軸受ブ
ラケツトとの相対位置を容易に確定できる。し
たがつて、この部分に設けられている一対のベ
ベルギヤの相対位置も前記の嵌合によつて自然
に確定でき、ベベルギヤの噛合代の調節に煩わ
されることなく、先の着脱を一層容易に行える
効果がある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、扱胴1を軸架内装した扱室2の下側に、揺
動選別装置3を備えた選別室4を配設するととも
に、この選別室4内に選別気流を発生させる唐箕
5と排塵用横断流フアン6とを設け、かつ、前記
選別室4の底部に、樋状の選別一番物回収部7と
選別二番物回収部8とを設けてある脱穀機におい
て、回収一番物取出装置を構成するに、回収部7
内の一番物を機外に搬出する装置Aを設けるとと
もに、これによる搬出一番物をグレンタンク(図
示せず)に揚送する装置Bを設けて、構成する。
前記搬出装置Aは、回収部7の底部に、駆動搬
出スクリユー軸9を、その終端部分が機外に突出
する状態に設けるとともに、この駆動搬出スクリ
ユー軸9の突出終端部分にスクリユー筒10を外
嵌させ、前記スクリユー軸9及びスクリユー筒1
0の終端部夫々に、搬出一番物を側外方に掻出す
掻出羽根11及び開口12を設けて、構成されて
いる。
前記揚送装置Bは、前記駆動搬出スクリユー軸
9に連動する揚送スクリユー軸13を、その下端
部が駆動搬出スクリユー軸9の終端部一側脇、つ
まり、前記開口12に対向する箇所に位置する状
態に設けるとともに、この揚送スクリユー軸13
にスクリユー筒14を外嵌させ、かつ、このスク
リユー筒14の下端部に、前記開口12に連通す
る口15を形成して、構成されている。
前記駆動搬出スクリユー軸9から揚送スクリユ
ー軸13への連動機構Cは、前記搬出スクリユー
筒10の終端に固着の駆動搬出スクリユー軸9に
対する軸受ブラケツト16に対して駆動搬出方向
に分離可能な状態で連結し、かつ、前記揚送スク
リユー筒14の下端に固定連結する伝動ケース1
7を設けるとともに、この伝動ケース17内に、
前記揚送スクリユー軸13と平行に姿勢位置する
状態でその下端部において巻掛け伝動装置29を
介して前記揚送スクリユー軸13の下端部に連動
する中間伝動軸19を支承させ、かつ、この中間
伝動軸19の上端部と前記駆動搬出スクリユー軸
9の終端部とを連動させるベベルギヤ20,20
を、前記伝動ケース17の軸受ブラケツト16か
らの分離に伴なう中間伝動軸19の搬出方向への
移動によりその噛合連動が解除可能な状態に、つ
まり、中間伝動軸19側のものがスクリユー軸9
側のものに対して搬出方向側に位置する状態に設
けて、構成されている。また、前記軸受ブラケツ
ト16の端面と、この軸受ブラケツト16の端面
に対向する前記伝動ケース17の開口部分30と
には、前記搬出スクリユー軸9の軸芯方向で嵌合
するとともに前記軸芯方向での嵌合量を規制して
前記ベベルギヤ20,20の噛合い代を確定する
当り部を備えた凸部31aと凹部31bとから成
る嵌合構造31を設けてある。
前記掻出羽根11は、ボルト21,21を介し
て駆動搬出スクリユー軸9のブラケツト22に取
外し可能に装着され、掻出羽根11におけるボル
ト孔は、掻出羽根11をその一側辺部が突出する
姿勢でブラケツト22に取付けた状態での一側辺
部の突出量と、掻出羽根11をその他側辺部が突
出する反転姿勢でブラケツト22に取付けた状態
での突出量とを相等しくするように、突出方向巾
の中間位置に形成されている。
図中23は、揚送スクリユー筒14下端部を駆
動搬出スクリユー筒10に固定すべく駆動搬出ス
クリユー筒10に装着させたバンドであり、これ
は、第5図に示すように揺動により締付け固定を
解除可能に構成されている。24は、前記伝動ケ
ース17をブラケツト16に取付けるためのボル
ト、25は前記バンド23を固定するためのボル
ト、26は駆動搬出スクリユー軸9の機外に突出
する搬送始端に装着させた入力プーリ、18,2
7,28は、中間伝動軸19及び揚送スクリユー
軸13の下端部に装着したチエン巻掛けスプロケ
ツトとそれに巻掛けたチエーンであり、前記巻掛
け伝動装置29を構成するものである。
上記構成によれば、伝動ケース17の駆動搬出
スクリユー筒10に対する連結を解除し、かつ、
バンド23を固定解除して、伝動ケース17ごと
揚送装置全体を駆動搬送スクリユー軸9による搬
送方向に引出すことにより、両スクリユー軸9,
13の連動を解除して、伝動ケース17と揚送装
置とを、搬出装置から取出すことができる。
尚、実施例では、中間伝動軸19と揚送スクリ
ユー軸13とをチエーン18を介して連動させた
が、両軸19,13の連動手段としては、ベルト
を用いる手段であつても良い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る脱穀機における一番物取出
装置の実施例を示し、第1図は脱穀機全体の縦断
側面図、第2図は要部の拡大縦断正面図、第3図
は第2図における−線での断面図、第4図は
第3図における−線での断面図、第5図は揚
送装置取外し状態を示す要部の拡大横断平面図、
第6図は従来例を示す要部の概略縦断正面図であ
る。 A……駆動搬出スクリユー装置、B……揚送ス
クリユー装置、C……連動装置、29……巻掛け
伝動装置、30……開口部分、31……嵌合構
造、9……駆動搬出スクリユー軸、13……揚送
スクリユー軸、17……伝動ケース、19……中
間伝動軸、20,20……ベベルギヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱穀処理に伴つて回収された一番物を機外に搬
    出する駆動搬出スクリユー装置Aと、この駆動搬
    出スクリユー装置Aにて搬出された一番物を揚送
    する揚送スクリユー装置Bと、これら搬出スクリ
    ユー装置Aと揚送スクリユー装置Bとを連動連結
    する連動装置Cとを備えた脱穀機における一番物
    取出装置において、前記連動装置Cを、前記揚送
    スクリユー装置Bを構成するスクリユー筒14の
    下端に連設した伝動ケース17と、揚送スクリユ
    ー装置Bを構成するスクリユー軸13と平行また
    はほぼ平行な姿勢で前記伝動ケース17に支承さ
    れた中間伝動軸19と、前記伝動ケース17内で
    前記揚送スクリユー装置Bのスクリユー軸13下
    端部と前記中間伝動軸19の下端部とを連動連結
    する巻掛け伝動装置29と、前記中間伝動軸19
    の上端部と前記搬出スクリユー装置Aを構成する
    スクリユー軸9の端部とを連動させるベベルギヤ
    20,20とで構成するとともに、前記搬出スク
    リユー装置Aを構成するスクリユー筒10の端部
    に固設されていて搬出スクリユー軸9を支承して
    いる軸受ブラケツト16の端面と、この軸受ブラ
    ケツト16の端面に対向する前記伝動ケース17
    の開口部分30とに、前記搬出スクリユー軸9の
    軸芯方向で嵌合するとともに前記軸芯方向での嵌
    合量を規制して前記ベベルギヤ20,20の噛合
    い代を確定する当り部を備えた嵌合構造31を設
    けてあることを特徴とする脱穀機における一番物
    取出装置。
JP10202581U 1981-07-08 1981-07-08 脱穀機における一番物取出装置 Granted JPS587725U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10202581U JPS587725U (ja) 1981-07-08 1981-07-08 脱穀機における一番物取出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10202581U JPS587725U (ja) 1981-07-08 1981-07-08 脱穀機における一番物取出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS587725U JPS587725U (ja) 1983-01-19
JPS6210250Y2 true JPS6210250Y2 (ja) 1987-03-10

Family

ID=29896680

Family Applications (1)

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JP10202581U Granted JPS587725U (ja) 1981-07-08 1981-07-08 脱穀機における一番物取出装置

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JP (1) JPS587725U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640732Y2 (ja) * 1976-06-12 1981-09-24
JPS5640731Y2 (ja) * 1977-11-28 1981-09-24

Also Published As

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JPS587725U (ja) 1983-01-19

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