JPS6210203B2 - - Google Patents

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JPS6210203B2
JPS6210203B2 JP60075483A JP7548385A JPS6210203B2 JP S6210203 B2 JPS6210203 B2 JP S6210203B2 JP 60075483 A JP60075483 A JP 60075483A JP 7548385 A JP7548385 A JP 7548385A JP S6210203 B2 JPS6210203 B2 JP S6210203B2
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JP
Japan
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amino
nitro
group
composition according
hydroxyethyl
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JP60075483A
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JPS60243013A (ja
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Byugoo Andoree
Eeru June Aren
Je Dosuu Kuui
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LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
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Publication date
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
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Publication of JPS6210203B2 publication Critical patent/JPS6210203B2/ja
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/10Preparations for permanently dyeing the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
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    • A61K8/41Amines
    • A61K8/411Aromatic amines, i.e. where the amino group is directly linked to the aromatic nucleus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C275/00Derivatives of urea, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C275/04Derivatives of urea, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups having nitrogen atoms of urea groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C275/06Derivatives of urea, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups having nitrogen atoms of urea groups bound to acyclic carbon atoms of an acyclic and saturated carbon skeleton
    • C07C275/10Derivatives of urea, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups having nitrogen atoms of urea groups bound to acyclic carbon atoms of an acyclic and saturated carbon skeleton being further substituted by singly-bound oxygen atoms

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Description

【発明の詳細な説明】
酸化毛髪染色剤と呼ばれるものとして選択され
るためには、パラフエニレンジアミンは一方にお
いては良好な無毒性の利点を備え、他方において
は当業者により求められている品質の着色性をア
ルカリ性酸化媒質中で髪に付与できなければなら
ない。特に、パラフエニレンジアミンがそれ自体
でケラチン質繊維に“深い色調”と呼ばれる薄暗
い色、例えば栗色、褐色、灰色または黒色を付与
できるということは重要なことであり、これ無し
では天然の色調を与える染色組成物を処方するこ
とは困難であろう。 パラフエニレンジアミンは更に、考慮して選ん
だカツプラーと呼ばれる化合物と組合せると、充
分な着色性および日光や悪天候やシヤンプーに対
する良好な安定性のある輝いた着色を髪に付与す
ることができる。 本発明の目的は毛髪染色剤として選択されるの
に必要なすべての利点を持つた新規なパラフエニ
レンジアミンを使つた染色組成物を提供すること
である。更に本発明の目的は一般式 (この式においてZはヒドロキシ低級アルキル基
(C1−C4)、低級アルコキシ(C1−C4)低級アルキ
ル基、低級脂肪族アシル(C2−C5)アミノ低級ア
ルキル基、カルボ低級アルコキシアミノ低級アル
キル基、メシルアミノ低級アルキル基、ウレイド
低級アルキル基、アミノ低級アルキル基、ジ−低
級アルキルアミノ低級アルキル基から成る群から
選ばれるものとする) で表わされる新規化合物および相当する酸の塩か
ら成る工業製品を提供することである。この好ま
しい塩としては硫酸塩、塩酸塩、りん酸塩および
酒石酸塩が挙げられる。 一般式()で表わされる化合物は、当業者に
とつて公知の方法により、一般式 (この式においてR1は水素原子または置換基であ
り、R2は中間的変形を行いまたは行わずに一般
式()で表わされる化合物の式中に現われる基
Zを生成することのできる置換基である) で表わされる化合物を原料として使用することに
より容易に作ることができる。特に、基R1はア
セチル基たは水素原子である。一般式()で表
わされる原料を使う場合はニトロ基をNH2基に還
元する。 一般式()で表わされる化合物はケラチン質
繊維の染色組成物において特に有用である。従つ
て本発明の目的は、一般式()で表わされる化
合物少なくとも1種類を水溶液に含有しているこ
とを特徴とするケラチン質繊維、特に人間の毛髪
の染色組成物を提供することである。 本発明の組成物はその好ましい態様において、
組成物の全重量に対して一般式()で表わされ
る化合物少なくとも1種類を0.03〜6重量%含有
している。組成物のPHは8〜11.5の範囲内で選択
するのが有利であり、9〜10が好ましい。使用で
きるアルカリ化剤としてはアンモニア、アルキル
アミン例えばエチルアミンまたはトリエチルアミ
ン、アルカノールアミン例えばモノ−、ジ−また
はトリーエタノールアミン、ナトリウムまたはカ
リウムの水酸化物、ナトリウム、カリウムまたは
アンモニウムの炭酸塩が挙げられる。 本発明の染色組成物は一般式()で表わされ
るパラフエニレンジアミン1種またはそれ以上だ
けを着色剤として含有してもよい。一般式()
で表わされる化合物は、実際に、この化合物がア
ルカリ性酸化媒質中で特に過酸化水素の存在下で
ケラチン質繊維に付与することができる薄暗い色
を得るのに特に価値がある。使用する一般式
()で表わされる化合物の特定の化学構造によ
り、また染色組成物のPHまたはアルカリ化剤の性
質または染色組成物の他の成分の性質によつて、
過酸化水素の存在下で得られる着色は一般式
()で表わされる化合物の濃度が3〜6重量%
であるときに、薄暗い褐色、赤褐色または紫色な
いし黒色で菫色または青色を帯びることが多い。
一般式()で表わされる化合物の濃度が1〜3
%のときに、過酸化水素の存在下でケラチン質繊
維の着色は焼けたベージユ色ないし灰色である。 従つて、一般式()で表わされる化合物によ
りアルカリ性酸化媒質中でケラチン質繊維に付与
される薄暗い着色は、当業者が酸化染色において
天然の色を得るのに欠くことのできない深さと呼
ぶものを含んでいるのである。従つてこの染色品
質の色の深さ、すなわち色調および日光や悪天候
に対する安定性が毛髪染色剤の“酸化塩基”とし
てのパラフエニレンジアミンの価値の重要な部分
を占めることが明らかである。この重要な点につ
いて、一般式()で表わされる化合物は得られ
る色調の審美的性質についてもまたこれらの色調
の日光や悪天候に対する安定性についても著しく
優れたものがある。 更に、一般式()で表わされる或種の化合
物、例えば(2・5−ジアミノ−フエノキシ)−
エタノールはアルカリ性媒質中で、酸化剤を使用
することなく単に空気酸化することによつてケラ
チン質繊維を灰色に着色することができる。この
ことは、これらの化合物が染色組成物中で直接染
料、例えばベンゼン系のニトロ化染料と組合せた
ときに、酸化剤を供給しなくてもケラチン質繊維
を極めて明るい澄明な天然の色に着色するという
利点を有することを示している。 一般式()で表わされる化合物はメタジフエ
ノール、メタフエニレンジアミン、メタアミノフ
エノールおよび一般式 (この式においてR3およびR4は同一かまたは異つ
ていて水素原子、アルコキシ基またはアルキル基
であり、R5はアシル基、カルボアルコキシ基お
よびカルバモイル基より成る群から選んだ基であ
る) で表わされる化合物のようなカツプラーの存在下
で酸化塩基として使用できる。これらのカツプラ
ーと共に、一般式()で表わされる化合物はア
ルカリ性酸化媒質中で着色したインドアニリンま
たはインダミンを生成し、この生成反応は酸化染
色の間にケラチン質繊維の中でその場で行われ
る。 勿論、これらのインドアニリンまたはインダミ
ンによつてケラチン質繊維に付与される着色が充
分な着色性および良好な安定性を持つことが望ま
しい。しかしながら本発明者は、一般式()で
表わされるカツプラーと組合せてケラチン質繊維
に適用した一般式()で表わされる化合物が、
アルカリ性酸化媒質中でこれらの繊維に、優れた
着色性および日光や悪天候に対して極めて良好な
安定性のある非常に明るくて多少紫色の青色を付
与することを見出した。このことは安定な青色の
調毛における寄与の価値を考慮するときに、一般
式()で表わされる化合物の重要な利点であ
る。 更に、一般式()で表わされる或種の化合
物、例えば(2・5−ジアミノ−フエノキシ)−
エタノールをメタアミノフエノール例えば2−メ
チル−5−アミノフエノールと組合せると、良好
な安定性のある紫色の着色を髪に付与する。 本発明による染色組成物は一般式()で表わ
されるパラフエニレンジアミンの外に、次のよう
な他の添加剤を単独かまたは組合せて含有するこ
とができる: 1 その他の酸化塩基、そして特にパラフエニレ
ンジアミン例えばパラフエニレンジアミン、
2・6−ジメチル−3−メトキシパラフエニレ
ンジアミン、4−(β−メトキシエチル)−アミ
ノ−アニリン、4−ジ−(β−ヒドロキシエチ
ル)−アミノ−アニリン、またはパラアミノフ
エノール例えばパラアミノフエノール、2−メ
チル−4−アミノフエノール、3−クロル−4
−アミノフエノール。 2 インドアニリンおよびインドフエノールのロ
イコ誘導体、例えば4・4′−ジヒドロキシ−2
−アミノ−5−メチルジフエニルアミン、4・
4′−ジヒドロキシ−2−(β−ヒドロキシエチ
ル)−アミノ−5−メチル−2′−クロルジフエ
ニルアミン、2・4′−ジアミノ−4−ヒドロキ
シ−5−メチル−ジフエニルアミン。 3 ポリアミノフエノール、モノアミノジフエノ
ール、ジアミノジフエノール、ポリフエノール
例えば1・2・4−トリヒドロキシベンゼン。 4 直接染料特にベンゼン系の直接染料、例えば
1−ジ−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ−3
−ニトロ−4−メチルアミノ−ベンゼン、1−
(N−メチル−N−β−ヒドロキシエチル)−ア
ミノ−3−ニトロ−4−(β−ヒドロキシエチ
ル)−アミノ−ベンゼン、1−(N−メチル−N
−β−ヒドロキシエチル)−アミノ−3−ニト
ロ−4−メチルアミノ−ベンゼン、3−ニトロ
−4−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ−アニ
ソール、3−ニトロ−4−(β−ヒドロキシエ
チル)−アミノ−フエノール、(3−ニトロ−4
−アミノ−フエノキシ)−エタノール、(3−ニ
トロ−4−メチルアミノ−フエノキシ)−エタ
ノール、2−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ
−5−ニトロ−アニソール、2−メチル−4−
ニトロ−アニリンおよび2−ニトロ−5−アミ
ノ−フエノール。 5 通常の種々の添加剤、例えば浸透剤、発泡
剤、粘稠化剤、酸化防止剤、アルキル化剤、芳
香剤、金属イオン封鎖剤および皮膜形成剤。 本発明による組成物に更に水溶性のアニオン
性、カチオン性、ノニオン性または両性表面活性
剤を添加することもできる。表面活性剤として特
に有用なものとしてはアルキルベンゼンスルホネ
ート、アルキルナフタリンスルホネート、脂肪族
アルコールのサルフエート、エーテルサルフエー
トおよびスルホネート、第4アンモニウム塩例え
ばトリエチルセチルアンモニウムブロマイド、セ
チルピリジニウムブロマイド、脂肪酸のジエタノ
ールアミド、脂肪酸、ポリオキシエチレン化アル
コールおよびポリオキシエチレン化アルキルフエ
ノールが挙げられる。表面活性剤は本発明の組成
物中において0.5〜30重量%、特には4〜25重量
%存在するのが好ましい。充分水溶性でない化合
物を溶解するために本発明による組成物に有機溶
剤を添加することもできる。有利に使用すること
のできる溶剤としては、例えばエタノール、イソ
プロパノール、グリセリン、グリコール例えばブ
チルグリコール、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、モノエチルエーテル、モノメチル
エーテルおよびジエチレングリコール、および類
似化合物が挙げられる。溶剤は1〜40重量%、好
ましくは5〜30重量%存在するのが有利である。 本発明の組成物に添加することのできる粘稠化
剤は、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム、セ
ルロース誘導体例えばメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロースのナ
トリウム塩およびアクリル酸の重合体から成る群
から選ぶのが有利である。鉱物性粘稠化剤例えば
ベントナイトを使用することもできる。粘稠化剤
は全組成物に対して0.5〜5重量%、好ましくは
0.5〜3重量%存在させるのが有利である。 本発明による組成物に添加することのできる酸
化防止剤は亜硫酸ナトリウム、チオグリコール
酸、ナトリウムの酸性亜硫酸塩、アスコルビン酸
およびハイドロキノンから成る群から選ぶことが
できる。これらの酸化防止剤は組成物の全重量の
0.05〜1%の割合で組成物中に存在することがで
きる。 本発明による染色組成物は溶液、ペースト、ク
リームまたはゲルの形、またはケラチン質繊維を
染色するのに適しているその他の形をとることが
できる。 本発明の目的の理解を充分にするために以下に
実施例として一般式()で表わされる8種類の
化合物の製造例(例1〜例8)およびこれらの化
合物を本発明の染色組成物に使用する使用例(例
9〜例37)を挙げる。 例 1 (2・5−ジアミノ−フエノキシ)−エタノール
の2塩酸塩の製造 亜鉛末65gおよび塩化アンモニウム4gを添加
したアルコール水溶液(エタノール93%、水7
%)100gかきまぜながら還流する。次に(3−
ニトロ−6−アミノ−フエノキシ)−エタノール
(仏国特許第74−36651号明細書に記載の生成物)
0.126モル(25g)を少量宛添加する。 添加が終つたときに10分間還流を維持し、沸騰
反応混合物をろ過し、氷浴中で冷却した36%塩酸
32mlを含有している真空容器中にろ液を回収す
る。ろ液を冷却することにより(2・5−ジアミ
ノ−フエノキシ)−エタノールの2塩酸塩が結晶
する。生成物をろ別し、小量の無水アルコールで
洗浄し、真空乾燥する。この生成物の融点は230
−232℃(分解を伴う)である。 この生成物は次の特性を示す: 分子量(C8H14O2N2Cl2として計算) 241 分子量(電位差滴定分析により測定);N/10ソ
ーダ溶液使用 240 分析結果は次の通りである:
【表】 例 2 2・5−ジアミノ−フエニル、β−メトキシエ
チルエーテルの2塩酸塩の製造 亜鉛末82gおよび塩化アンモニウム5gを添加
した水性アルコール溶液(エタノール93%、水7
%)250mlをかきまぜながら還流する。次に3−
ニトロ−6−アミノ−フエニル、β−メトキシエ
チルエーテル(仏国特許第76−12985号明細書に
記載の生成物)0.165モル(35g)を少量宛添加
する。添加を終了したとき、30分間還流を続け、
沸騰反応混合物をろ過し、氷浴中で冷却した36%
塩酸80mlを入れた真空容器中にろ液を回収する。
ろ液を冷却することにより2・5−ジアミノ−フ
エニル、β−メトキシエチルエーテルの2塩酸塩
が結晶した形で沈殿する。これをろ別し、氷冷無
水アルコールで洗浄し、96゜のアルコール中で再
結晶させ、60℃で真空乾燥する。この生成物の融
点は218−220℃である(分解を伴う)。 得られた生成物は次の特性を示す: 分子量(C9H16N2O2Cl2として計算) 255 分子量(電位差滴定分析により測定;N/10ソー
ダ溶液使用) 250 得られた生成物の分析結果は次の通りである。
【表】 例 3 2・5−ジアミノ−フエニル、β−メシルアミ
ノエチルエーテルの2塩酸塩・1水和物の製造 第1工程:2−アセチルアミノ−5−アミノ−フ
エニル、β−メシルアミノエチルエーテルの製
造 塩化アンモニウム0.2gおよび亜鉛末4gを添
加した水性アルコール溶性(エタノール50%、水
50%)10mlにかきまぜながら3−ニトロ−6−ア
セチルアミノ−フエニル、β−メシルアミノエチ
ルエーテル(仏国特許第76−12985号明細書に記
載の生成物)0.006モル(2g)を少量宛添加
し、還流させる。添加を終了したとき、この反応
混合物を10分間還流状態に保ち、次に沸騰ろ過す
る。ろ液を冷却することにより2−アセチルアミ
ノ−5−アミノ−フエニル、β−メシルアミノエ
チルエーテルか結晶する。この生成物をろ別し、
氷冷した最小量の水性アルコール溶液で洗浄し、
真空乾燥する。この生成物は105℃で融解する。 第2工程:2・5−ジアミノ−フエニル、β−メ
シルアミノエチルエーテルの2塩酸塩・1水和
物の製造 沸騰水浴上で予め加熱した35%塩酸30ml中に2
−アセチルアミノ−5−アミノ−フエニル、β−
メシルアミノエチルエーテル0.04モル(11.5g)
を溶解する。沸騰水浴中で30分間加熱を続ける。 この塩酸溶液を冷却することにより2・5−ジ
アミノ−フエニル、β−メシルアミノエチルエー
テルの2塩酸塩が結晶する。この生成物をろ別
し、小量の氷冷塩酸で洗浄し、50℃で真空乾燥す
る。この生成物の融点は215〜218℃(分解を伴
う)である。 得られた生成物の分析結果は次の通りである:
【表】 例 4 2・5−ジアミノ−フエニル、β−ウレイドエ
チルエーテルの2塩酸塩の製造 第1工程:3−ニトロ−6−アミノ−フエニル、
β−アミノエチルエーテルの1塩酸塩の製造 35%塩酸15ml中の3−ニトロ−6−アセチルア
ミノ−フエニル、β−アミノエチルエーテル(仏
国特許第76−12985号明細書に記載の生成物)
0.02モル(4.78g)を沸騰水浴中で5時間加熱す
る。この塩酸溶液を冷却し、水で希釈し、アンモ
ニアで中和した後、結晶の形で沈殿する3−ニト
ロ−6−アミノ−フエニル、β−アミノエチルエ
ーテルの1塩酸塩をろ別する。この生成物を少量
の氷冷アルコールで洗浄し、真空乾燥する。 得られた生成物の分析結果は次の通りである:
【表】 第2工程:3−ニトロ−6−アミノ−フエニル、
β−ウレイドエチルエーテルの製造 水110mlに懸濁させた3−ニトロ−6−アミノ
−フエニル、β−アミノエチルエーテルの1塩酸
塩0.072モル(16.8g)に98%イソシアン酸カリ
ウム溶液0.086モル(7.1g)および水36mlをよく
かきまぜながら添加する。この反応混合物をかき
まぜながら50℃で1時間加熱し、そして次に雰囲
気温度で一晩放置する。生成した生成物をろ別
し、水中で洗浄し、真空乾燥する。アルコール/
アセトン溶液から再結晶し真空乾燥した後にこの
生成物は219℃で融解する。 得られた生成物の分析結果は次の通りである:
【表】 第3工程:2・5−ジアミノ−フエニル、β−ウ
レイドエチルエーテルの2塩酸塩の製造 水1ml、塩化アンモニウム0.2gおよび亜鉛末
5gを添加した96゜のエタノール10mlをかきまぜ
ながら還流する。次に3−ニトロ−6−アミノ−
フエニル、β−ウレイドエチルエーテル0.008モ
ル(2g)を少量宛添加する。添加終了後、10分
間加熱を保持し、氷浴中の36%冷却塩酸2.1mlを
入れた真空下の容器にろ液を回収しながら反応混
合物を沸騰ろ過する。ろ液を冷却することによつ
て2・5−ジアミノ−フエニル、β−ウレイドエ
チルエーテルの2塩酸塩が結晶する。これをろ別
し、80゜のアルコール中で再結晶し、60℃で真空
乾燥する。この2塩酸塩はエタノール1分子と結
晶する。このものは260℃より高い温度で分解す
る。 得られた生成物の分析結果は次の通りである:
【表】 例 5 2・5−ジアミノ−フエニル、β−アセチルア
ミノエチルエーテルの2塩酸塩の製造 第1工程:3−ニトロ−6−アミノ−フエニル、
β−アセチルアミノエチルエーテルの製造 例4で作つた3−ニトロ−6−アミノ−フエニ
ル、β−アミノエチルエーテルの塩酸塩から出発
して、ソーダ水溶液で処理することにより3−ニ
トロ−6−アミノ−フエニル、β−アミノエチル
エーテル(融点:129℃)が容易に脱離する。 得られた生成物の特性は次の通りである: 分子量(C8H11N3O3として計算) 197 分子量(電位差滴定分析により測定;酢酸中で過
塩素酸のN/10溶液使用) 199 3−ニトロ−6−アミノ−フエニル、β−アミ
ノエチルエーテル0.30モル(6g)のジオキサン
30ml中の40℃の部分溶液に無水酢酸0.31モル(3
ml)をかきまぜながら添加する。かきまぜを雰囲
気温度で1時間続ける。目的生成物が結晶する。
これをろ別し、少量のイソプロパノールで洗浄
し、80℃で真空乾燥する。生成物は139℃で融解
する。 得られた生成物の分析結果は次の通りである:
【表】 第2工程:2・5−ジアミノ−フエニル、β−ア
セチルアミノエチルエーテルの2塩酸塩の製造 水1ml、塩化アンモニウム0.2gおよび亜鉛末
5gを添加した96゜のエタノール10mlをかきまぜ
ながら還流する。3−ニトロ−6−アミノ−フエ
ニル、β−アセチルアミノエチルエーテル0.01モ
ル(2.4g)を添加する。還流を15分間保ち、次
に沸騰反応混合物をろ過し、36%塩酸2.1ml中に
ろ液を捕集する。ろ液を冷却すると目的生成物が
結晶する。これをろ別し、100℃で真空乾燥す
る。この生成物の融点は228〜230℃(分解を伴
う)である。 得られた生成物の特性は次の通りである: 分子量(C10H15N3O2、2HClとして計算) 282 分子量(電位差滴定分析により測定;水中でN/
10ソーダ溶液使用) 284 得られた生成物の分析結果は次の通りである:
【表】 例 6 2・5−ジアミノ−フエニル、β−アミノエチ
ルエーテルの3塩酸塩の製造 塩化アンモニウム0.2gおよび亜鉛末5gを添
加したエタノール10mlおよび水1mlをかきまぜな
がら還流する。3−ニトロ−6−アミノ−フエニ
ル、β−アミノエチルエーテル0.01モル(1.97
g)を添加する。還流を10分間保ち、次に沸騰反
応媒質をろ過して36%塩酸3.1モル中にろ液を捕
集する。ろ液を冷却することにより目的の3塩酸
塩が結晶する。これをろ別し、少量の氷冷アルコ
ールで洗浄し、80℃で真空乾燥する。この生成物
の融点は250〜252℃(分解を伴う)である。 得られた生成物の特性は次の通りである: 分子量(C8H13N3O、3HClとして計算) 276.5 分子量(電位差滴定分析により測定;水中でN/
10ソーダ溶液使用) 281 例 7 2・5−ジアミノ−フエニル、カルボエトキシ
アミノエチルエーテルの2塩酸塩・1水和物の
製造 塩化アンモニウム0.4g、亜鉛末10gおよび水
3mlで希釈したエタノール(エチルアルコール)
20mlをかきまぜながら還流する。これに3−ニト
ロ−6−アミノ−フエニル、カルボエトキシアミ
ノエチルエーテル(仏国特許第2379325号明細書
の例39に記載の生成物)5.38gを加える。20分間
還流を続け、次に沸騰反応混合物を36%塩酸5ml
中にろ液を集めることによりろ過する。 ろ液を冷却し、アセトン30mlを添加した後、晶
出した目的生成物をろ別する。50℃で真空乾燥し
た後、この生成物は約168℃で融解する(分解を
伴う)。 得られた生成物の分析結果は次のとおりであ
る:
【表】 例 8 2・5−ジアミノ−フエニル、ジエチルアミノ
エチルエーテルの3塩酸塩の製造 第1工程:2−アセチルアミノ−5−アミノ−フ
エニル、ジエチルアミノエチルエーテルの2塩
酸塩の製造 塩化アンモニウム0.6gおよび亜鉛末15gをか
きまぜながら水6mlで希釈したエタノール20ml中
に添加して還流させる。これに3−ニトロ−6−
アセチルアミノ−フエニル、ジエチルアミノエチ
ルエーテル(仏国特許第2290186号明細書の例15
に記載の生成物)0.02モル(5.9g)を加える。
15分間還流を続け、次に沸騰反応混合物をエタノ
ール4mlで希釈した36%塩酸4.1ml中にろ液を集
めることによりろ過する。ろ液を冷却し、アセト
ン20mlを添加した後、目的化合物の2塩酸塩が晶
出する。これをろ別し、アセトンで洗浄し、そし
て真空乾燥する。この生成物は約225℃で融解す
る(分解を伴う)。 第2工程:2・5−ジアミノ−フエニル、ジエチ
ルアミノエチルエーテルの3塩酸塩の製造 36%塩酸20ml中の2−アセチルアミノ−5−ア
ミノ−フエニル、ジエチルアミノエチルエーテル
の2塩酸塩0.03モル(10g)の溶液を沸騰水浴中
で2時間加熱する。残さを真空中で乾燥するまで
蒸発し、そしてエタノール中で再結晶する。生成
物をろ別し、55℃で真空乾燥する。 この生成物の融点は230〜235℃(分解を伴う)
である。 得られた生成物の分析結果は次のとおりであ
る:
〔マンセル基準による色相はこれらH、C、VのパラメータによりHV/Cの形で表示される〕
3 結 果
【表】 4 耐候試験方法 (a) 目的および範囲 耐候試験により毛髪束の堅牢性を評価する
ための条件を定める。 (b) 原 理 被験材料に対する露光および水噴霧を同時
にそして光束制御装置の下で間欠的に行う。 (c) 制御装置およびその調整 積分器TCO75またはフランス堅牢性規格
NF G−07−012により指定された測定領
域。 (d) 被験材料 被験材料をナイロン製薄片より成るプレー
ト上に置き、ポリビニル製のひもで固定す
る。 積分器TCO75を特別の支持装置(11.45)
にプロテクタとともに設置する。 (e) 操作方法 1 Xenotest装置は、該装置に関する1980
年堅牢性規格EDp115(4−2および4−
3)NFG−07−067の規定に基づいて調整
する。室内温度は(ブラインド開放状態
で)最低すなわち21±1℃に調整する。 有効湿度は20%以下にならないようにす
る。室内湿度は65%以下にならないように
する。明らかに反対の処理は別として使用
方法は堅牢性規格(前出、ED p126、NF
G−07−067)に合わせる。 2 露光装置は試験光発生装置であり、点燈
および消燈の2つの等期間を含む24秒/サ
イクルで仂く。 3 水噴霧装置は、噴霧5分、休止5分、噴
霧5分、休止15分の30分/サイクルに調整
する。第1回の噴霧は遅くとも試験開始後
5分以内に開始する。 4 Xenotest装置にかけた後、被験材料を
所要時間に無関係に洗浄する。 洗浄はXenotest装置にかけた直後、被
験材料が乾燥しないうちに行なうのが好ま
しい。 (f) 結果の表示 試験にかけなかつた対照毛髪と比較して得
た劣化具合をニツケルソンの退色指数
(JOSA34No.9、p550 1944)により計算し評
価する。 △E=0.4Co|dH|+6|dV|+3|dC| Coは初期彩度 △E値が高いほど、色彩は破壊されてい
る。 (g) 対照および試験 いわゆる強耐候試験は被験材料を年間累積
電気エネルギー量の1/166に等しい光エネル
ギー量(電気光学的方法により決定できる)
および水噴霧10サイクルにさらす試験である
と定義される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (この式においてZはヒドロキシ低級アルキル基
    (C1−C4)、低級アルコキシ(C1−C4)低級アルキ
    ル基、低級脂肪族アシル(C2−C5)アミノ低級ア
    ルキル基、カルボ低級アルコキシアミノ低級アル
    キル基、メシルアミノ低級アルキル基、ウレイド
    低級アルキル基、アミノ低級アルキル基、ジ−低
    級アルキルアミノ低級アルキル基から成る群から
    選ばれるものとする) で表わされる化合物または相当する酸塩少なくと
    も1種類を水溶液中に含有している、ケラチン繊
    維特に人間の毛髪の染色用組成物。 2 組成物の全重量に対して一般式()で表わ
    される化合物少なくとも1種類を0.03〜6重量%
    含有している前項1に記載の組成物。 3 PHが8〜11.5、好ましくは9〜10間にある前
    項1または2に記載の組成物。 4 アルカリ化剤として、アンモニア、アルキル
    アミン類例えばエチルアミンまたはトリエチルア
    ミン、アルカノールアミン類例えばモノ−、ジ−
    およびトリ−エタノールアミン、ナトリウムまた
    はカリウムの水酸化物およびナトリウム、カリウ
    ムまたはアンモニアの炭酸塩から成る群から選ん
    だものを使う前項3に記載の組成物。 5 過酸化水素、過酸化尿素および過酸塩から成
    る群から選んだ酸化剤少なくとも1種類を、適用
    時に含有している前項1〜4のいずれかに記載の
    組成物。 6 適用時にいかなる酸化剤をも含有していない
    前項1〜4のいずれかに記載の組成物。 7 直接染料、好ましくはベンゼン系直接染料少
    なくとも1種類を含有している前項5または6に
    記載の組成物。 8 直接染料として、1−ジ−(β−ヒドロキシ
    エチル)−アミノ−3−ニトロ−4−メチルアミ
    ノ−ベンゼン、1−(N−メチル−N−β−ヒド
    ロキシエチル)−アミノ−3−ニトロ−4−(β−
    ヒドロキシエチル)−アミノ−ベンゼン、1−(N
    −メチル−N−β−ヒドロキシエチル)−アミノ
    −3−ニトロ−4−メチルアミノ−ベンゼン、3
    −ニトロ−4−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ
    −アニソール、3−ニトロ−4−(β−ヒドロキ
    シエチル)−アミノ−フエノール、(3−ニトロ−
    4−アミノ−フエノキシ)−エタノール、(3−ニ
    トロ−4−メチルアミノ−フエノキシ)−エタノ
    ール、2−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ−5
    −ニトロ−アニソール、2−メチル−4−ニトロ
    −アニリンおよび2−ニトロ−5−アミノ−フエ
    ノールから成る群から選んだものを使用する前項
    7に記載の組成物。 9 メタジフエノール類、メタフエニレンジアミ
    ン類、メタアミノフエノール類および一般式 (この式においてR3およびR4は同一かまたは異つ
    ていて、水素原子、アルコキシ基またはアルキル
    基であり、R5はアシル基、カルボアルコキシ基
    およびカルバモイル基から成る群から選ばれるも
    のとする) で表わされるカツプラーから成る群から選んだカ
    ツプラー少なくとも1種類を含有している前項1
    〜8のいずれかに記載の組成物。 10 一般式()で表わされる化合物の外に少
    なくとも1種類の酸化塩基を含有している前項1
    〜9のいずれかに記載の組成物。 11 一般式()で表わされる化合物と異なる
    補助酸化塩基として、パラフエニレンジアミン類
    例えばパラフエニレンジアミン、2・6−ジメチ
    ル−3−メトキシパラフエニレンジアミン、4−
    (β−メトキシエチル)−アミノ−アニリンまたは
    4−ジ−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ−アニ
    リン少なくとも1種類を含有している前項10に
    記載の組成物。 12 一般式()で表わされる化合物と異なる
    補助酸化塩基として、パラアミノフエノール類例
    えばパラアミノフエノール、2−メチル−4−ア
    ミノフエノールまたは3−クロル−4−アミノフ
    エノール少なくとも1種類を含有している前項1
    0に記載の組成物。 13 (イ) インドアニリン類およびインドフエノ
    ール類のロイコ誘導体、例えば4・4′−ジヒド
    ロキシ−2−アミノ−5−メチルジフエニルア
    ミン、4・4′−ジヒドロキシ−2−(β−ヒド
    ロキシエチル)−アミノ−5−メチル−2′−ク
    ロルジフエニルアミン、2・4′−ジアミノ−4
    −ヒドロキシ−5−メチルジフエニルアミン、 (ロ) ポリアミノフエノール類、モノアミノジフエ
    ノール類、ジアミノジフエノール類、ポリフエ
    ノール類例えば1・2・4−トリヒドロキシベ
    ンゼン から成る群から選んだ生成物少なくとも1種類を
    含有している前項1〜12のいずれかに記載の組
    成物。 14 浸透剤、溶剤、発泡剤、粘稠化剤、酸化防
    止剤、芳香剤、金属イオン封鎖剤および皮膜形成
    生成物から成る群から選んだ通常の添加剤少なく
    とも1種類を含有している前項1〜13のいずれ
    かに記載の組成物。
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