JPS5910325B2 - 染毛剤 - Google Patents

染毛剤

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JPS5910325B2
JPS5910325B2 JP49135964A JP13596474A JPS5910325B2 JP S5910325 B2 JPS5910325 B2 JP S5910325B2 JP 49135964 A JP49135964 A JP 49135964A JP 13596474 A JP13596474 A JP 13596474A JP S5910325 B2 JPS5910325 B2 JP S5910325B2
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JP
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hydroxyethylamino
bis
diamino
group
pyrimidine
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JP49135964A
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ロ−ズ デイビツド
ザイギン フエルデイ
ウアインリツヒ エルウイン
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Henkel AG and Co KGaA
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明の対象は顕色成分としてテトラアミノピリミジン
な基体とする、毛髪の酸化染色のための剤である。
毛髪の染色には顕色成分とカップリング成分との酸化カ
ップリングによって生じた、いわゆる酸化色素がその強
い色及び極めて良好な堅牢特性を有するために優れた働
きをする。
顕色物質としては通常窒素塩基、例えばp−フエニレン
ジアミン誘導体、ジアミノピリジン、4−アミノーピラ
ゾロンー誘導体、複素環状ヒドラゾンを使用する。
いわゆるカップリング成分としてはm−フエニレンージ
アミン誘導体、フェノール類、ナフトール類、レゾルシ
ン誘導体及びピラゾロン類が挙げられる。
良好な酸化染毛剤成分は第1に下記の前提を満足せねば
ならない。
これらは夫々の顕色成分或はカップリング成分との酸化
カップリングに於て十分な強さで、所望の色調を形成し
なければならない。
また人間の毛髪上に十分ないし極めて良好な染着力を有
しなければならず、その上に毒物学及び皮フ科学的観点
から問題がないものでなければならない。
一般に顕色成分として使用される置換された又は置換さ
れて(ζないp−7エニレンジアミンの化合物群は一連
の人に過敏症を引き起し、その結果として厄介なアレル
ギーを生じるという欠点を有する。
この皮フ科学的欠点を避けるために近来提案された顕色
物質はその使用技術的性質の点で必ずしも完全に満足の
いくものではない。
それ故に有用な酸化染毛剤を探究する際、前述の前提を
最もよく満足する適した成分を見い出すことが課題であ
る。
本発明者は顕色成分として一般式 (式中R1−R6は相互に無関係に水素原子、炭素原子
1〜4個を有するアルキル基又は2−ヒドロキシエチル
基を示すか、あるいは残基R1及びR2、R3及びR4
又はR5及びR6は夫々窒素原子と一緒になってモルホ
リノー又はピペリジノー残基である。
)なるテトラアミノピリミジン並びにその無機又は有機
塩及び酸化染毛剤に於て通常のカップリング成分を含有
する、酸化染料を基体とする染毛剤が打ち出された要求
に特別高い割合で応ずることを見いだした。
顕色成分としてこれを使用する場合、本発明による化合
物は一般的に酸化染毛に使用されるカップリング物質と
共にこのカップリング物質と従来公知の顕色剤とでは得
られなかったような最も種種の非常に強い色彩ニュアン
スを提供し、それ故これは酸化染毛能力の著しい拡大を
意味する。
その上に本発明によるテトラアミノピリミジンはそれに
よって得られる染色の非常に良好な堅牢特性により、水
中における良好な溶解性により、良好な貯蔵安定性及び
毒物学並びに皮フ科学的に安全であることにより卓越し
ている。
本発明により顕色成分として使用されるテトラアミノピ
リミジンはそのものとして又は無機又は有機酸との塩の
形で、例えば塩化物、硫酸塩、リン酸塩、酢酸塩、プロ
ピオン酸塩、乳酸塩、クエン酸塩として使用される。
ほとんど本発明による顕色成分として使用されるテトラ
アミノピリミドの製造は既に文献上公知であり、Int
erscience Publishers ( 1
9 6 2 )発行のシリーズ「複素環式化合物」第I
i6よび第■巻中のD, J . Brownによるモ
ノグラフイー、″’The Pyrimidines”
より知ることができる。
使用した化合物の僅かだけが新規物質であり、その製造
は別に記載する。
本発明により使用すべき化合物を合成するためには一般
的に2・4・6−トリアミノーピリミジンから出発し、
その中に5−アミン基をニトロ化及び続いて還元するこ
とにより導入する。
更に対応する置換されたトリアミノーアルキルメルカブ
トピリミジンから出発することもでき、そのアルキルメ
ルカブト基をアミンで置換する。
後者の方法はアミノ基或は置換されたアミン基をピリミ
ジン項の2−、4一又は6一位に導入するために特に適
している。
本発明により使用すべき顕色成分としては例えば、2・
4・5・6−テトラアミノー、4・5一ジアミノ−2・
6−ビスメチルーアミノー、2・5−ジアミノ−4・6
−ビスメチルアミノー、4・5−ジアミノ−6−プチル
アミノ−2−ジメチルアミンー 2・5−ジアミノ−4
−ジエチルアミンー6−メチルアミノー、4・5−ジア
ミノー6−ジエチルアミノー2−ジメチルアミノー、4
・5−ジアミノ−2−ジエチルアミンー6−メチルアミ
ノー、4・5−ジアミノ−2−ジメチルアミンー6−エ
チルアミノー、4・5−ジアミノ−2−ジメチルアミン
ー6−イソプロビルアミノー、4・5−ジアミノ−2−
ジメチルアミンー6−メチルアミノー、4・5−ジアミ
ノー6−ジメチルアミノー2−メチルアミノー、4・5
−ジアミノ−2−ジメチルアミンー6−プロビルアミノ
ー、2・4・5−トリアミノー6−ジメチルアミノー、
4・5・6−トリアミノー2−ジメチルアミノー、2・
4・5−トリアミノー6−メチルアミノー、4・5・6
−トリアミノー2−メチルアミノー、4・5−ジアミノ
ー2−ピペリジンー、2・4・5−トリアミノー6−ピ
ペリジノー、2・4・5一トリアミノー6−アニリノー
、2・4・5−トリアミノー6−ペンジルアミノー、2
・4・5一トリアミノー6−ペンジリデンアミノー、4
・5・6−トリアミノー2−ピベリジノー、2・4・6
一トリスメチルアミノー5−アミノー、2・4・5−}
IJ 7ミノ−6−ジーn−プロビルアミノー、2・
4・5−トリアミノー6−モルホリノー、2・5・6−
トリアミノー4−ジメチルアミンー、4・5・6−}り
7ミノ−2一モルホリノー、2・5・6−トリアミノー
4−ジメチルアミノー、4・5・6−トリアミノー2−
モルホリノー、2・4・5−トリアミノー6−β−ヒド
ロキシエチルアミノー、4・5・6−トリアミノー2−
β−アミノーエチルアミノー、2・5・6−トリアミノ
ー4一β−メチルアミノーエチルアミノー、2・5−ジ
アミノ−4・6−ビスーγ−ジエチルーアミノープロビ
ルアミノー、4・5−ジアミノ−2−メチルアミノー6
−β−ヒドロキシーエチルアミノー、5−アミノー2・
4・6−トリエチルアミノー、2・4−ビス−β〜ヒド
ロキシエチルアミノー6−アニリノー5−アミノーピリ
ミジンが挙げられる。
本発明による染毛剤において使用すべきカップリング成
分のための例としては α−ナフトール、0−クレゾール、m−クレゾール、2
・6−ジメチルフェノール、2・5−ジメチルフェノー
ル、3・4−ジメチルフェノール、3・5−ジメチルフ
ェノール、プレンズカテキン、ピロガロール、1・5一
或は1・7−ジヒドロキシーナフタリン、5−アミノー
2−メチルフェノール、ヒドロキノン、2・4−ジアミ
ノーアニソール、m−}ルイレンジアミン、4−アミン
フェノール、レゾルシン、レゾルシンモノメチルエーテ
ル、m−フエニレンジアミン、1−7エニルー3−メチ
ルーピラゾロンー5、1−フエニル−3一アミノーピラ
ゾロンー5、1−フエニル−3・5−ジケトービラゾリ
ジン、1−メチル−7−ジメチルーアミノー4−ヒドロ
キシーキノロン−2、1−アミノ−3−アセトアセチル
アミノー4一二トローベンゾール又は1−アミノ−3−
シアンアセチルアミノー4−ニトローベンゾールカ挙ケ
られる。
できるだけ有効な且つ自然な毛髪の色合いに十分に対応
した色調を得るためには、色合い成分として価値ある青
色染料が特に重要である。
しかし青色カップリング成分の助成下に自然な色合いを
製造する場合、通常の青色カンプリング成分では顕色成
分として普通極めて申し分のないテトラアミノピリミジ
ンを使用しても不都合を生じる。
本発明は顕色物質として使用したテトラアミノピリミジ
ンと組合せてカップリング成分として一般式(式中X及
び/又はYは相互に無関係に水素原子、ハロゲン原子、
炭素原子数1〜4を有するアルキル基又はアルコキシ基
を示し、R4及びR2は相互に無関係に水素原子、c1
ctoアルキル基、フエニル基、2−ヒドロキシエチル
基、2−ジエチルアミノエチル基を示し、更にR1及び
R2は窒素原子と{になって複素環式5一又は6一員i
−これはその他の窒素原子又は酸素原子を含有すること
ができる一を形成する。
)なるm−アミンフェノールを使用した場合この欠点を
除くことができることを見いだした。
青色カップリング成分として使用すべきm−アミンフェ
ノール誘導体はそのままの形で又は無機又は有機酸の塩
の形で、例えば塩化物、硫酸塩、リン酸塩、酢酸塩、プ
ロピオン酸塩、乳酸塩、クエン酸塩として使用される。
本発明により使用すべき青色カップリング成分としては
例えば、3−ジメチルアミンフェノール、3−ジエチル
アミノフェノール、3−ジオクチルアミノフェノール、
3−メチルエチルアミノフェノール、3−エチルプロピ
ルアミノフェノール、3−フエニルエチルアミノフェノ
ール、3−7エニルオクチルアミノフェノール、3−ベ
ンジルアミノフェノール、3−エチルベンジルアミノフ
ェノール、3−アニリノフェノール、3−メチルアミノ
フエニル、3−エチルアミノフェノール、3ーオクチル
アミノフェノール、3−エチルウレイドアミノフェノー
ル、3−ウレイドフェノール、3−フエニルウレイドア
ミンフェノール、3一(β−ヒドロキシエチルアミノ)
一フェノール、3−(N−メチルーN一β−ヒドロキシ
ーエチルアミンフェノール)、3−チオウレイドアミノ
フェノール、N一エテルーN−(3−ヒドロキシフエニ
ル)−尿L3−メチレンシアンアミドフェノール、3−
( ( 2−(ジエチルアミノ)一エチルー)アミノー
)一フェノール、3−N−(2−ジエチルーアミノエチ
ル)−N−メチルアミノフェノール、3−ピロリシノフ
ェノール、3−モルホリノフェノール、3−ピペリジノ
フェノール、2−メチル−5−エチルアミノフェノール
、2一メチル−5−ジエチルアミノフェノール、4−メ
トキシ−3−エチルアミノフェノール、4−メトキシー
3−ジエチルアミノフェノール、2−クロルー5−ジメ
チルアミノフェノール、3・5−ジヒドロキシーN−N
−ジメチルアニリン、2−アミノー5−ジエチルアミノ
フェノール、3−ジエチルアミンー5−ヒドロキシ−6
−クロルトルオー/1/、3−7二17 / − 5−
ヒドロキシ−6−クロルートルオール、3−ピペリシノ
−5−メチルフェノール、3−ピロリジノ−4−クロル
フェノールが挙げられる。
本発明により青色カップリング成分として使用すべきm
−アミノフェノール誘導体の製造はChem,Ber.
1 0 3 ( 1 9 70 )、第1456〜62
頁におけるF. Effenberger . G .
Prossed ,E.Auer及びP.Fisch
erの刊行物甚びに英国特許明細書第974343号か
ら文献上すでに公知である。
その製造のための、従来まだ記載されていない2−3の
誘導体については別に記載する。
本発明による染毛剤における顕色成分は一般的に使用し
たカップリング物質に対してほぼ等モル量で使用される
しかし等モル量で使用するのが有利であることが判って
いはいるが、顕色成分をある過剰で又は不足量で使用し
ても不利ではない。
更に顕色成分及びカップリング物質が単一の生成物であ
る必要はなく、むしろ顕色成分が本発明により使用され
うるテトラアミノピリミジンの混合物であってもよく、
またカップリング物質は上述のカップリング成分の混合
物であってもよい。
その上本発明による染毛剤がある色調を得るのに必要で
ある場合にはその他公知の通常の顕色成分並びに場合に
より通常の直染性染料を混合含有することができる。
この酸化的カップリング、即ち染色の顕色は原則的に他
の酸化染毛剤の場合のように空中酸素により行なうこと
もできる。
しかし化学的酸化剤を使用するのが好ましい。
この様な酸化剤としては特に過酸化水素又はこれが尿素
、メラミン及びホウ酸ナトリウムに付加した生成物並び
にこのような過酸化水素付加化合物と過酸化カリウム一
二硫酸との混合物が考慮される。
その際顕色成分として本発明によるテトラアミノピリミ
ジンは、既に空中酸素による酸化的カップリングの際最
大限の満足的染色結果を提供し、従ってその他に酸化カ
ップリングのために使用した酸化剤による毛髪損傷を避
けることができる。
しかし同時に染色の他に毛髪の明色化効果を所望の場合
は、従って酸化剤の併用が必要である。
本発明による染毛剤は相応する化粧用組成物、例えばク
リーム、エマルジョン、ゲル又は単なる溶液に混入され
て使用され、直接毛髪に適用直前に上述の酸化剤の一つ
で処理される。
このような染料調製物中のカップリング成分一顕色物質
の組合せの濃度は0.2〜5重量%、特に1〜3重量%
である。
クリーム、エマルジョン又はゲルの製造には染料成分を
このような調製物に通常用いられる他の成分と混合する
そのような付加成分としては例えばアニオン又は非イオ
ン型の湿潤一又は乳化剤、例えばアルキルベンゾールス
ルホナト、脂肪アルコールスルファト、アルキルスルホ
ナト、脂肪酸アルカノールアミド、脂肪アルコールとエ
チレンオキシドの付加生成物、糊剤例えばメチルセルロ
ーズ、でんぷん、高級脂肪アルコール、パラフィン油、
脂肪酸、更に香油及び整髪剤、例えばパントテン酸及び
コレステリンが挙げられる。
その際上述の添加物はこの目的のために通常用いられる
量例えば全組成物に対して湿潤一又は乳化剤は0.5〜
30重量%及び糊剤は0.1〜25重量%が用いられる
本発明による染毛剤は溶液であるかエマルジョンである
かクリームであるか又はゲルであるかに関係なく、弱酸
性、中性又は特にアルカリ性の媒体中pH一値8〜lO
にて適用される。
その際適用温度は15〜40℃の範囲を変動する。
約30分の作用時間の後に染毛剤を染色するべき毛髪か
ら洗浄除去する。
その後髪を緩かなシャンプーで洗浄し、乾燥する。
本発明による染毛剤を用いて得られうる色調は種々の顕
色一及びカップリング成分の使用の下非常に変化に富ん
だ色合いを示す。
それは明るいブロンド色から暗褐色及び緑から紫に達す
る。
この得られた染色は良好な日光一、洗浄一及び摩擦堅牢
特性を有し、還元剤で容易に再び取り除くことができる
下記の例は本発明の対象を詳細に説明するものであるが
、これらに限定するものではない。
例 本発明による染毛剤において使用さるうるいくつかのテ
トラアミノピリミジンの製造を記載する。
尚これは従来文献上公知ではない。
2・4・6−トリメチルアミノー5−アミノーピリミジ
ンスルフエート、 c7H14 N6・H2So4・2H2Cの製造2・4
・6−トリメチルアミノピリミジン(Winkelma
nn , J . Prakt . Chem. 、1
1 5、292(1927)により製造された)55
?を水50rILl中に溶解し、酢酸チトリウムでpH
4となす。
この溶液を80℃に加熱し、H2osTLl中にNaN
O21.4f?を含む溶液を加える。
赤い溶液が生じる。
60℃で溶液が黄色になるだけ亜ニチオン酸ナトリウム
を加える。
この黄色溶液を濃H2S04で処理し、沈殿物を吸引沢
取する。
収率:55% 融点 215° 分析値: %C %H %N 計算値 26.6 6.4 26.6実測値
26.6 8.3 27.72・4・6−
トリアミノー6−ジーn−プロビルアミノーピリミジン
ージヒドロクロリドの製造C10H20N6 ・2 H
CI 2・4・5−トリアミノー6−ジーn−プロビルアミノ
ーピリミジンスルファトは段階的に下記の如《製造され
る: 1.2・4−ジアミノー6−ジーn−プロビルアミノー
ピリミジン 2・4−ジアミノー6−クロルピリミジン(Roth,
B.、Smith, J.M.、及びHultqui
st, E.M,、J . Am. Chem. So
c .、L又、1914(1950)により製造)15
1をジーn−プロビルアミン50rを有スるエタノール
130ml中に加え、オートクレープ中で3時間200
℃に保つ(初めの圧力10ゲージ圧N2)。
冷却及び放圧の後にジープロピルアミンヒドロクロリド
を析出させるために反応混合物を氷一塩浴中で冷却する
これを沢過し母液を著しく濃縮し(約30mJ残渣)、
その際18r=82.9%の粗生成物が得られ:これら
はかへる再処理に付せられる。
2.2・4−ジアミノー5−ニトロン−6−ジーn−プ
ロビルアミノーピリミジン 2・4−ジアミノー6−ジーn−プロビルアミノーピリ
ミジン(粗生成物)18vを水2577!l中に懸濁化
し、酢酸をpH4に達するまで加え、その後に50℃に
加温し、その際この物質は溶解し、水101nl中の亜
硝酸ナトリウム5.51を徐々に注加する。
短時間後にえぞいちご赤色の沈殿物が得られ、真空下に
室温で吸引沢取し乾燥させ9.4f=46%が残った。
融点:206〜208℃ 分析値: %C %H %N 計算値 50.40 7.61 35.27実測値
49.56 7.62 35.503.2・4・
5−トリアミノー6−ジーn−プロビルアミノーピリミ
ジンージヒドロクロリド2・4−ジアミノ−5−二トロ
ン−6−ジーn−プロビルアミノーピリミジン6。
51を触媒(石炭に対してPdlO%)0.5f?を含
むエタノール中にしんとうしながら室温で水素を添加す
る。
H2一吹込みが終了した後に触媒から分離し、塩酸で酸
性にし濃縮する。
残留物:5.6P=78.8%、茶色の結晶、分解点
105℃ マススペクトルは分子量224(計算値 224)を示した。
2・4・5−トリアミノー6−モルホリノーピリミジン
スルファトc8H14 N60 ’ H2 so4の製
造2・4・6−トリアミノー6−モルホリノーピリミジ
ンースルフエートは段階的に下記の化合物から製造する
: 1.2・4−ジアミノー6−クロルピリミジン(Rot
h, B.、Smith,J.M.及びHultqui
st, E.M,、J . Am . Chem. S
oc.、Lλ、1914( 1950 )により製造)
10r(0.07モル)にモルホリン30P(30ml
(0.34モル))を加え、攪拌下に1時間以内100
℃に加温する;この温度で混合物を2%時間保持する:
その後エタノール101nlを添加し、冷蔵庫中でモル
ホリンヒド口クロリドが析出するまで保持し、これを分
離する。
このF液を、半分油状、半分結晶残留物として得るため
に濃縮する(5.9=43.7%);これは粗生成物と
して再び処理する。
2.2・4−ジアミノー6−モルホリノー5一二トロソ
ーピリミジン 2・4−ジアミノー6−モルホリノーピリミジン5.9
f?(0.03モル)(粗生成物)を水251fLl中
に加温下に溶解させ、pH4に達するまで酢酸を混ぜる
;その後この溶液を80℃に加温し、水5属中に21含
む亜硝酸ナトリウム溶液を徐々に添加する。
短時間後二トロソ化合物はえぞいちご赤の沈殿物として
析出する;濃縮及び冷却により、全部で4.1?=60
.3%の収率が得られた。
融点:231〜233℃ 分析値: %C %H %N 計算値 42,85 5.39 37.48実測値
41.92 4.97 38.223.2・4・
5−トリアミノー6−モルホリノーピリミジンースルフ
エート 2・4−ジアミノー6−モルホリノー5−ニトロンーピ
リミジン2.5f?を水15ゴ中に懸濁化し、この物質
がまさに溶解するまで2 nHcl(5ml)を加え;
次にこの物質混合物を50℃に加温し、この紫色の溶液
が黄色を呈するまで徐々に亜ニチオン酸ナトリウム(N
a2 s2o4)を加え;その後に分離し、冷却し硫酸
( 1 : 1)でpH2にする。
短時間後ピリミジンが硫酸塩として析出する;これは2
.6S’=76.4%である。
分析値(再結晶された): %C %H %N 計算値 31.17 5.23 27.25実測値
29.81 4.98 27.86融点:230
℃で溶解し始める;徐々に分解255℃から 2・4・5−トリアミノー6−β−ヒドロキシエチルア
ミノーピリミジンの製造 段階A 2・4−ジアミノー6−β−ヒドロキシエチル
アミノーピリミジンージヒドロク ロリド ドイツ化学会社の会報34、第3362頁中のガプリエ
ルによる記載に従って製造された2・4−ジアミノー6
−クロルピリミジン2.51をモノエタノールアミン2
.51と共に30分間140℃に加熱する。
次いで混合物をエタノール1001rLl中に溶解し、
塩化水素を導入する。
沈殿物を吸引沢取し、エタノールで洗滌し、融点205
℃かつマススペクトルで分子量241の淡褐色粉末3.
21が得られる。
これは化合物:2・4−ジアミノー6−β−ヒドロキシ
エチルーアミノピリミジンージヒドロクロリドである。
段階B 2・4−ジアミノー6−β−ヒドロキシエチ
ルアミノー5−p−クロルフエニル アゾービリミジン 2・4−ジアミノー6−β−ヒドロキシエチルアミノピ
リミジン3.2f?を水65TrLl中に溶解し、この
溶液にジアゾ化されたクロルアニリン(出発量1.67
F−クロルアニリン)の塩酸溶液をO℃で加える。
黄色の2・4−ジアミノー6−β−ヒドロキシエチルア
ミノー5 − p − クロルフエニルアゾーピリミジ
ン(融点235℃)3.89が得られる。
段階C 2・4・5−トリアミノー6−β−ヒドロキシ
エチルアミノーピリミジンースル フエート 2・4−ジアミノー6−β−ヒドロキシエチルアミノー
5 − p−クロルフエニルアゾーピリミジン3.1’
をエタノール70ml中で50ケージ圧の圧力下90℃
でラネーニッケル触媒の存在下に接触水素化する。
水素導入の終了後、氷酢酸4mlを加え、触媒を沢去す
る。
この溶液を蒸発乾固し、残渣をエーテルと共に磨砕し、
沢過し、残渣を水201rLl中に溶解する。
濃硫酸21I′Llの添加後沈殿物を吸引沢取し、塩化
カリウムで乾燥する。
融点198−199℃の2・4・5−トリアミノー6一
β−ヒドロキシエチルアミノーピリミジンスルフエート
0.51が得られる。
4・5−ジアミノー2・6−ビスーメチルアミノーピリ
ミジン Journal of the Chemical S
ociety (19 5 7 )第2 1 4 6頁
中のベオン( Beon )の記載に従って製造を行う
生成物は182℃の融点を有する。2・6−ビスーヒド
ロキシエチルアミノー4−メチルアミノー5−アミノピ
リミジン 段階A 2・6−ビスーヒドロキシエチルアミノー4
−クロルピリミジン 33%エタノール性エタノールアミン溶液250mlを
水冷下エタノール中の2・4・6−トリクロルピリミジ
ン50?に滴下する。
次いで混合物を5時間環流加熱し、冷却し、吸引P取す
る。
水から再結晶した後、融点150−153℃の2・6−
ビスーヒドロキシエチルアミノー4−クロルピリミジン
51.2r(理論値の80.7%)が得られる。
段階B 2・6−ビスーヒドロキシエチルアミノー4−
クロルー5−〔p−クロルフエニ ルアゾ〕−ビリミジン p−クロルアニリン2 8. 1 Fをジアゾ化し、2
・6−ビスーヒドロキシエチルアミノー4−クロルーピ
リミジン51グとカップリングする。
酢酸ナトリウムの添加及び1日の放置によって化合物を
生じ、エタノールから再結晶する。
融点199−202℃の2・6−ビスーヒドロキシエチ
ルアミ/−4−クロルー5−Cp−クロルフエニルアソ
〕一ピリミジン54グ(理論値の67%)が得られる。
段階C 2・6−ビスーβ−ヒドロキシエチルアミノー
4−メチルアミノー5−〔p−ク ロルフエニルアソ〕−ヒリミジン 2・6−ビスーヒドロキシエチルアミノー4一クロルー
5−rp−クロルフエニルアソ〕−ヒリミジン24S’
、33%エタノール性メチルアミン溶液120ml及び
エタノール150Tnlをオートクレープ中で24時間
150−160℃に加熱する。
その後オートクレープ内容物を2倍量の水で攪拌し、吸
引沢取し、水から再結晶する。
融点159−161℃の2・6−ビスーヒドロキシエチ
ルアミノー4−メチルアミノー5−Cp−クロルフエニ
ルアゾ〕−ピリミジン20.7y′(理論値の87.7
%)が得られる。
段階D 2・6−ビスーβ−ヒドロキシエチルアミノー
4−メチルアミノー5−アミノピ リミジン 2・6−ビスーヒドロキシエチルアミノー4一メチルア
ミノー5−(p−クロルフエニルアゾ〕−ピリミジン2
0?をエタノール5 0 QmA’中ラネーニッケル3
vの存在下90−95℃で50ケージ圧の水素圧下に5
時間水素化する。
オートクレープ内容物に濃酢酸16mを加え、減圧で蒸
発し、残渣を数回エタノールで磨砕し、吸引沢取し、乾
燥する。
エタノールから再結晶した後、融点145−150℃の
2・6−ビスーヒドロキシエチルアミノー4−メチルア
ミノー5−アミノピリミジン5r(理論値の38.5%
)が得られる。
2・6−ビスーβ−ヒドロキシエチルアミノー4一ジメ
チルアミンー5−アミノービリミジン段IWA 2・
6−ビスーβ−ヒドロキシエチルアミノー4−クロルピ
リミジン 2・4・6−トリクロルピリミジン100vに冷却下3
3%アルコール性エタノールアミン溶液500dを滴下
する。
4時間の環流加熱後、冷却し、吸引沢取し、水から再結
晶する。
融点149=152℃の2・6−ビスーβ−ヒドロキシ
エチルアミノー4−クロルーピリミジン97.2S’U
l論値の76.6%)が得られる。
段階B 2・6−ビスーβ−ヒドロキシエチルアミノー
4−クロルー5〔p−クロルフエ ニルアゾ〕−ピリミジン 2・6−ビスーβ−ヒドロキシエチルアミノー4−クロ
ルピリミジン99グをジアゾ化されたp−クロルアニリ
ン54.1’でカップリングする。
エタノールから再結晶した後、2・6−ビスーβ一ヒド
ロキシエチルアミノークロル−5−(p=クロルフエニ
ルアゾ〕−ピリミジン(融点194一196℃)154
グが得られる。
段階C 2・6−ビスーβ−ヒドロキシエチルアミノー
4−ジメチルアミンー5−Cp− クロルフエニルアゾ〕−ピリミジン 2・6−ビスーβ−ヒドロキシエチルアミノー4−クロ
ルー5−〔p−クロルフエニルアソ〕ーピリミジン20
グ及び33%エタノール性ジメチルアミン溶液72.9
rを8時間室温で攪拌する。
一晩放置後、吸引沢取′し、エタノールから再結晶スル
2・6−ビスーβ−ヒドロキシエチルアミノー4−ジメ
チルアミンー5−Cp−クロルフエニルアゾ〕−ピリミ
ジン(融点157−158℃:14.3f?(理論値の
69.8%)が得られる。
段階D 2・6−ビスーβ−ヒドロキシエチルアミノー
4−ジメチルアミンー5−アミノ ピリミジン 2・6−ビスーβ−ヒドロキシエチルアミノー4−ジメ
チルアミンー5−〔p−クロルフエニルアゾ〕−ピリミ
ジン28f?をエタノール400d中ラネーニッケル4
1の存在下90−95℃で50ケージ圧の水素圧下に水
素化する。
ラネーニッケルの沢去後、残存する油状物をエーテルで
洗滌し塩酸中に溶解し、塩化水素を蒸発し、結晶化する
次いでエタノールと共に攪拌し、窒素下吸引沢取する。
2・6−ビスーβ−ヒドロキシエチルアミノー4−ジメ
チルアミンー5−アミノピリミジン81(理論値の26
.9%)が得られる。
融点172℃から分解 2・4・6 − } IJスーβ−ヒドロキシエチルア
ミノー5−アミノピリミジン段階A及びB、前例の段階
A及びBと同一。
段階C 2・4・6−トリスーβ−ヒドロキシエチル
アミノー5−[p−クロルフエニル アゾ〕−ピリミジン 2・6−ビスーβ−ヒドロキシエチルアミノー4−クロ
ルー5 − ( p−クロルフエニルアソ〕一ピリミジ
ン20f?及び33%エタノール性エタノールアミン溶
液1001の混合物を4時間煮沸する。
冷却後、2倍量の水を加え、3時間放置し、吸引沢取し
、沈殿物を水洗する。
融点152−155℃の2・4・6−トリスーβ−ヒド
ロキシエチルアミノー5−Cp−クロルフエニルアソ〕
−ピリミジン1 9f(理論値の93.8%)が得られ
る。
段階D 2・4・6−トリスーβ−ヒドロキシエチルア
ミノー5−アミノピリミジン 2・4・6 − } リスーβ−ヒドロキシエチルアミ
ノー5 − C p−クロルフエニルアゾ〕−ピリミジ
ン、9?をエタノール100ml中で触媒としてラネー
ニッケル2f?の存在下90−95℃で50ゲージ圧の
水素圧下に水素化する。
水素導入の終了後、濃酢酸20rILlを加え、ラネー
ニッケルを沢去し、蒸発し、エーテルで洗滌し、希塩酸
の添加及び再度の蒸発後、結晶を吸引沢取し、五酸化リ
ンで乾燥する。
融点149−154℃の2・4・6 − } IJスー
β−ヒドロキシエチルアミノー5一アミノピリミジン5
.2P(理論値の31.3%)が得られる。
2・6−ビスージメチルアミノー4−β−ヒドロキシエ
チルアミノー5−アミノビリミジン段階A 2・6−ビ
スージメチルアミンー4−クロルピリミジン 2・4・6−トリクロルピリミジンIOOyに水冷下3
3%エタノール性ジメチルアミン溶液500rIllを
加え、一晩室温で放置する。
吸引沢取後、水洗する。
融点53−54℃の2・6−ビスージメチルアミンー4
−クロルピリミジン98.62(理論値の90.2%)
が得られる。
段階B 2・6−ビスージメチルアミノー4−クロルー
5−〔p −クロルフエニルアソ〕一ピリミジン p−クロルアニリン65.3fをジアゾ化し、2・6−
ビスージメチルアミノー4−クロルピリミジン1021
と酸性でカップリングする。
融点87一89℃の2・6−ビスージメチルアミンー4
−クロルー5−(p−クロルフエニルアソ) −ヒl,
)ミジン103、31(理論値の59.9%)が得られ
る。
段階C 2・6−ビスージメチルアミノー4−β−ヒド
ロキシエチルアミノー5−(p− クロルフエニル〕−ヒリミジン 2・6−ビスージメチルアミノー4−クロルー5−rp
−クロルフエニルアゾ〕−ピリミジン25v1エタノー
ルアミン45.IS’及びエタノール90属の混合物を
4時間煮沸する。
冷却後、沢過し、沈殿物を乾燥する。
融点115−118℃の2・6−ビスージメチルアミノ
ー4−ヒドロキシエチルアミノー5−(p−クロルフエ
ニルアゾ〕−ピリミジン26.5P(理論値の95.3
%)が得られる。
段階D 2・6−ビスージメチルアミノー4−β一ヒド
ロキシエチルアミノー5−アミン ピリミジンーヒドロクロリドジヒドラー ト ビスージメチルアミノー4−ヒドロキシエチルアミノー
5−(p−クロルフエニルアゾ〕−ピリミジン2.6?
をエタノール376rfLl中触媒としてラネーニッケ
ル31?の存在下90〜95℃で50ケージ圧の水素圧
下に水素化する。
水素導入後、濃酢酸20mlを加え、ラネーニッケルを
r去し、蒸発し、残渣を希塩酸に溶解し、再び蒸発し、
残渣をエタノールで磨砕する。
エタノール及び希塩酸の混合物から再結晶後、融点23
3℃、2・6−ビスージメチルアミノー4−ヒドロキシ
エチルアミノー5−アミノピリミジンーヒドロクロリド
ジヒドラー}6y(理論値の30.3%)が得られる。
下記の例で使用した他のテトラアミノピリミジンは文献
上公知であり、その製造は例えばInterscien
ce Publishers ( 1 9 6 2 )
発行のシリーズ「複素環式化合物」第Iおよび第■巻中
のD, J . Brown によるモノグラフイー
″’ ThePyrimidines”に示されている
ように行う。
下記に従来文献上公知ではないm−アミノフエノール誘
導体のいくつかの製造を記載し、これは本発明による染
毛剤における青色発色成分として使用される。
1.4−メトキシー3−ジエチルアミノフエノーノレ エタノール50mA中に4−メトキシ−3−アミノフェ
ノール10.5fを含む溶液にエチルブロミド8.3?
を加える。
続いてこの反応混合物を24時間還流加熱する。
冷却した後に水8001nlで稀釈し、カルボン酸ナト
リウムを添加することにより溶液を容易にアルカリ性に
する。
この溶液を《りかえしエーテルで抽出.シ、一緒された
抽出液を水分不含の硫酸ナトリウムによって乾燥させる
続いて残留物を分離した後に濃縮し滞留した残留物をエ
タノール501rtl中に入れすでに上述の如《臭化エ
チル8.7f?を添加した後に新たにアルキル化し後処
理する。
今回、エーテル抽出物を乾燥させた後約300771l
の容量までに濃縮口、この溶液に今乾燥させたHCI−
ガスを氷冷却下に導入する。
沈殿物を吸引沢取し、残留物を乾燥させ、エタノールに
溶解させ活性炭で処理する。
エタノール性溶液へのエーテルの添加によりきれいな生
成物が析出する。
融点:197〜198℃ 分析値: H N Cl計算値
57.1 7.8 6.03 15、3実測値
56.3 7.8 5.4 14.6マスス
ペクトル:195(計算値195)2.2−メチル−5
−エチルアミンフェノールエタノール250ml中に5
−アミノー2−メチルフェノール50yを含む溶液に臭
化エチル88.6f?を添加した後に4時間攪拌下に4
時間加熱する。
冷却した後にこの溶液を水1.21で稀釈し、炭酸ナト
リウムで弱アルカリ性とし、続いて何回もエーテルで抽
出する。
このエーテル抽出物を乾燥させ濃縮する。
残留物をエタノールから再結晶する。
融点:128〜129℃ 分析値:CHN 計算値 71.5 8.6 9.3実測値
70.79 8.51 9.5マススペクト
ル:151(計算値151)3.2−メチル−5−ジエ
チルアミンフェノール2−メチル−5−エチルアミノフ
ェノール5?をエタノール50mlに溶解させ例(1)
に記載の如<臭化エチル5.2f?でアルキル化し、続
いて後処理する。
融点:192℃ 分析値: ? H N Cl 計算値 61.3 8.4 6.5 16.5実
測値 62.9 8.8 6.8 15.9マス
スペクトル: 179(計算値179)本発明による染
毛剤はクリームエマルジョン型で使用する。
その際10重量部の鎖長C1〜C18の脂肪アルコール
、10重量部の鎖長C1〜C18の脂肪アルコールスル
フエート(ナトリウム塩)、 75重量部の水からなるエマルジョンに下記表に挙げた
テトラアミノピリミジン及びカップリング物質各々0.
01モルを混入して使用する。
その〉後エマルジョンのpH一値をアンモニアを用いて
9.5に調整し、乳化物を水を用いて100重量部とな
す。
酸化的カップリングを酸化剤として空中酸素又は1%の
過酸化水素溶液を用いて行ない、その際エマルジョン1
00重量部に過酸化水素溶液10重量部を加える。
付加的に酸化剤を有する、又は有しない各々クリームで
90%まで灰色となった、特別の前処理していない人の
毛髪に付与し、そこで30分間放置する。
染色工程の終了後に毛髪を通常の洗髪剤で洗浄し続いて
乾燥させる。
その際得られる染色を次の表1に列挙した。
テトラアミノビリミジンの毒物学的及び皮膚学的特性の
試験のために下記に記載の検査を行なった。
その際試験物質として2−ジメチルアミノー4・5・6
−トリアミノピリミジンスルフエートを使用し、これを
p−7エニレンジアミン及びp−}ルイレンジアミンス
ルフエートと比較して使用した。
その際下記の結果が得られた。1.急性毒性 通常の調和性の試験をCF/W68種の雄の白ねずみに
行なう。
実験動物の平均重量は221である。
試験物質の投与は1回咽喉ゾンデを用いて増加する配量
で行なう。
薬の用量毎にネズミ10匹を使用した。
適用容量は一定に0.2CC7n/体重10Pである。
8日間の観察時間の後にリットフィールドーウイルコク
ソン ( Li tchf ield −Wi lcoxon
( J . Pharm. exptl .Ther
.、96 99−108(1949))の方法により
、下記のLD5o一値が得られた。
2−ジメチルアミノー4・5・ 6−トリアミノピリミジンスル 5 5 5 タ/ky
ファト p−7エニレンジアミン s7mp/ky号2
/′イv7−)亦77−.AI7 1,oダ/ゆ溶
剤として蒸留水を使用した。
2.毛のないねずみの皮フ相容性試験 調製剤に対して各々5匹の動物群に5%の水性付加物中
の試験物質を1日1回14日間少量を背中の皮膚に付与
する。
適用時間の間及び実験終了の際、すべての動物は反応し
なかった。
3.かいうさぎ眼球の粘膜相容性試験 局所的相容性のこの試験は5%水性試験物質の少量を白
子一家兎の群の目の結膜のうに1度滴らす。
眼粘膜の反応をDraizeO点図式(Apprais
al of the safety of chemi
calsin foods , druge and
domestics . Ass . ofFood
und Drug Officals of the
U. S .、pp−49〜52(1959))により
適用後2、6、24及び48時間判定した。
その際p−フエニレンジアミンはわずかな度合で赤斑化
及び結膜の滲出物をもたらし、滴下して後24時間もは
や確認できなかった。
2つの他の試験物質は無反応であった。
4.試験調製物の異なれる濃度の一度の皮フ内適用によ
る白ねずみの皮フ−(組織)相容性試験バライ/l/
(Barail )(J. Soc. Cosmet
,chemists↓」、241(1960))による
局所的相容性のこの試験は白ねずみの腹皮に増加する濃
度の試験物質を少量皮フ内に適用することに基づく。
24時間後実験動物を殺し、処理した皮フ箇所を切り取
り乾燥させる。
皮フ損傷の判断は点図式により行ない、その際処理した
皮フの血色の良さ及び他の損傷を考慮した。
調製物及び試験濃度毎日10匹のねずみの大量動物集団
を使用し、上述の試験法により局所的相容性に関する細
かい相違を確認することができた。
試験結果は下記の表2に挙げた。上述の試験結果から2
−ジメチルアミノー4・5・6−トリアミノピリミジン
スルフエートは試験した顕色成分の下に一般的及び局所
的相容性に関して最良の状態であることが推測される。
この良好な、毒物学的及び皮フ科学的性質と同時に本発
明による染毛剤において使用されうるテトラアミノピリ
ミジンは、染色の顕色化を空中酸素だけで行なうことが
でき、且つ極めて変化に富んだ色調を導《ことができ、
これは良好な日光一、洗浄一及び摩擦堅牢特性の点で卓
越しており、還元剤で再び容易に取り除き得るというそ
の他の利点をもたらす。
以上の説明から明らかな様に本発明の対象は特許請求の
範囲第1及び2項に記載の通りであるがその実施の態様
として下記を包含する。
(1)顕色成分としてテトラアミノピリミジンの混合物
を、及びカップリング物質を含むことよりなる特許請求
の範囲に記載の染毛剤。
(2)他の通常の顕色物質、並びに場合により通常の直
染性染料を含むことよりなる特許請求の範囲第1及び2
項並びに上記第(1)項に記載の染毛剤。
(3) 0.2〜5重量%、特に1〜3重量%の顕色
成分一カップリング成分組合せ物を含むことよりなる、
特許請求の範囲第1及び2項並びに上記第(1)及び(
2)項に記載の染毛剤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 顕色物質として一般式 (式中R1−R6は相互に無関係に水素原子、炭素原子
    1〜4個を有するアルキル基又は2−ヒドロキシエチル
    基を示すか、あるいは残基R1及びR2、R3及びR4
    又はR5及びR6は夫々窒素原子と一緒になってモルホ
    リノー又はピペリジノー残基である。 )なるテトラアミノビリミジン並びにその無機又は有機
    塩及びカップリング物質を含有することを特徴とする酸
    化染料を基体とする染毛剤。 2 顕色物質として一般式 (式中R1−R6は相互に無関係に水素原子、炭素原子
    1〜4個を有するアルキル基又は2−ヒドロキシエチル
    基を示すか、あるいは残基R1及びR2、R3及びR4
    又はR5及びR6は夫々窒素原子と一緒になってモルホ
    リノー又はピペリジノー残基である。 )なるテトラアミノピリミジン及びカップリング物質と
    して=般式 (式中X及び/又はYは相互に無関係に水素原子、ハロ
    ゲン原子、炭素原子数1〜4を有するアルキル基又はア
    ルコキシ基を示し Rl及びR2は相互に無関係に水素
    原子、c1CIO アルキル基、フエニル基、2−ヒド
    ロキシエチル基、2 −シエチルアミノエチル基を示し
    、更にR1及びR2は窒素原子と一緒になって複素環式
    5一又は6一員環一これはその他の窒素原子又は酸素原
    子を含有することができる一を形成する。 )なるm−アミンフェノール並びにその無機又は有機塩
    を含むことを特徴とする染毛剤。
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