JPS62101601A - 粉末ゴムの製造方法 - Google Patents
粉末ゴムの製造方法Info
- Publication number
- JPS62101601A JPS62101601A JP24064485A JP24064485A JPS62101601A JP S62101601 A JPS62101601 A JP S62101601A JP 24064485 A JP24064485 A JP 24064485A JP 24064485 A JP24064485 A JP 24064485A JP S62101601 A JPS62101601 A JP S62101601A
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- Japan
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- rubber
- latex
- weight
- parts
- alkaline earth
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔13発明の目的
1)産業上の利用分野
本発明は、粉末ゴムの製造法に関するものである。
さらに詳しくは、ゴムラテックスに陰イオン界面活性剤
を加え、安定化したのち、アルカリ土類金属の塩化物も
しくは硝酸塩を含む水溶液中に滴下することによって粉
末ゴムを製造する方法に関するものである。
を加え、安定化したのち、アルカリ土類金属の塩化物も
しくは硝酸塩を含む水溶液中に滴下することによって粉
末ゴムを製造する方法に関するものである。
2)従来の技術
ゴムは、ゴムラテックスから単離されることが多く、そ
の形状は比較的大きな塊状(ブロック状あるいはベール
状)又はチップ状の形で供給されてきた。近年、ゴムの
加工技術の進歩に伴い、自動計量や連続加工が可能な粉
末ゴムが省力化あるいは省エネルギーを目的として市場
における要望が高く、注目されてきている。
の形状は比較的大きな塊状(ブロック状あるいはベール
状)又はチップ状の形で供給されてきた。近年、ゴムの
加工技術の進歩に伴い、自動計量や連続加工が可能な粉
末ゴムが省力化あるいは省エネルギーを目的として市場
における要望が高く、注目されてきている。
一般に粉末ゴムの製造法としては、機械的粉砕法、直接
乾燥法、共沈法および凝固法がある。
乾燥法、共沈法および凝固法がある。
粉砕法は塊状のゴムを原料とし、粉砕を行う方法である
が、この場合、しばしば製造の為のエネルギー消費が大
きくなる問題がある。
が、この場合、しばしば製造の為のエネルギー消費が大
きくなる問題がある。
スプレー乾燥法、フラッシュ乾燥法等の直接乾燥法やラ
テックス中に硅酸塩やカーボンブラックを加えて、共沈
させて分離する共沈法では、しばしば多量の凝集防止剤
を費し、あるいは、ラテックス中の乳化剤等の非ゴム分
が乾燥品中に多量に残留する欠点がある。
テックス中に硅酸塩やカーボンブラックを加えて、共沈
させて分離する共沈法では、しばしば多量の凝集防止剤
を費し、あるいは、ラテックス中の乳化剤等の非ゴム分
が乾燥品中に多量に残留する欠点がある。
攪拌下の凝固剤にラテックスを滴下させろことによって
ラテックスの凝固を行う凝固法は、物理的には良好なも
のが得られるものの、クロロプレンゴム等のような粘着
性の強いゴムの場合、粒子同志が粘着してしまい、微粒
子状での凝固は難しく、望ましい粒径の粉末ゴムが得ら
れにくかった。
ラテックスの凝固を行う凝固法は、物理的には良好なも
のが得られるものの、クロロプレンゴム等のような粘着
性の強いゴムの場合、粒子同志が粘着してしまい、微粒
子状での凝固は難しく、望ましい粒径の粉末ゴムが得ら
れにくかった。
本発明者らは、かかる点を考慮して、先にマイクロカプ
セル化を用いる粉末ゴムの製造法(特開昭55−732
44)を発明した。かかる方法により製造した粉末ゴム
は、強固なマイクロカプセルのため、粒子同志が粘着し
たり、貯蔵中に凝集したりすることはない。
セル化を用いる粉末ゴムの製造法(特開昭55−732
44)を発明した。かかる方法により製造した粉末ゴム
は、強固なマイクロカプセルのため、粒子同志が粘着し
たり、貯蔵中に凝集したりすることはない。
しかしながら、かかる粉末ゴムは、ゴム系溶剤に不溶な
成分(以後ゲルと称す)を含有していることがわかり、
ゴム系溶剤型接着剤のゴム材料としては使用するには問
題があることがわかった。また、他の粉末ゴムの製造法
を用いても粒子同志の粘着や貯蔵中の凝集がなく、ゴム
系溶剤型接着剤のゴム材料を含めたすべてのゴム用途に
使用できる粉末ゴムは製造できていないのが現状である
。
成分(以後ゲルと称す)を含有していることがわかり、
ゴム系溶剤型接着剤のゴム材料としては使用するには問
題があることがわかった。また、他の粉末ゴムの製造法
を用いても粒子同志の粘着や貯蔵中の凝集がなく、ゴム
系溶剤型接着剤のゴム材料を含めたすべてのゴム用途に
使用できる粉末ゴムは製造できていないのが現状である
。
3)発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は、粒子同志の粘着や貯蔵中の凝集がなく
、ゴム系溶剤型接着剤のゴム材料を含めたすべてのゴム
用途に使用できる粉末ゴムの製造法を提供することにあ
る。
、ゴム系溶剤型接着剤のゴム材料を含めたすべてのゴム
用途に使用できる粉末ゴムの製造法を提供することにあ
る。
(n)発明の構成
1)問題を解決するための手段
本発明者らは、かかる欠点を克服した粉末ゴムおよびそ
の製造法を提供することを目的に鋭意研究を重ねた結果
、ゴムラテックスに陰イオン界面活性剤を加え、安定化
したのち、アルカリ土類金属の塩化物もしくは硝酸塩を
含む水溶液中に滴下混合して、ゴムを粉末状に分離させ
、脱水、乾燥させて得た粉末ゴムは、粒子同志の粘着や
貯蔵中の凝集がなく、シかもゲルを含有していないため
ゴム系溶剤型接着剤のゴム材料を含めたすべてのゴム用
途に使用できることを見い出し、本発明の粉末ゴムの製
法を完成したものである。
の製造法を提供することを目的に鋭意研究を重ねた結果
、ゴムラテックスに陰イオン界面活性剤を加え、安定化
したのち、アルカリ土類金属の塩化物もしくは硝酸塩を
含む水溶液中に滴下混合して、ゴムを粉末状に分離させ
、脱水、乾燥させて得た粉末ゴムは、粒子同志の粘着や
貯蔵中の凝集がなく、シかもゲルを含有していないため
ゴム系溶剤型接着剤のゴム材料を含めたすべてのゴム用
途に使用できることを見い出し、本発明の粉末ゴムの製
法を完成したものである。
以下その詳細について説明する。
2)作用
本発明の粒子同志の粘着や貯蔵中の凝集がなく、ゲル分
を含有しない粉末ゴムの製法は、アニオンもしくはノニ
オン性のゴムラテックスに、その乾燥重量で100重量
部当り、1〜30本量部の陰イオン界面活性剤を加えて
得られる混合物を、該ゴムラテックスの乾燥重量で10
0重量部当り1〜20重量部のアルカリ土類金属の塩化
物もしくは硝酸塩を含む水溶液中に滴下混合して、該ゴ
ムラテックスからゴムを粉末状に分離させ、脱水、乾燥
することを特徴とする方法である。
を含有しない粉末ゴムの製法は、アニオンもしくはノニ
オン性のゴムラテックスに、その乾燥重量で100重量
部当り、1〜30本量部の陰イオン界面活性剤を加えて
得られる混合物を、該ゴムラテックスの乾燥重量で10
0重量部当り1〜20重量部のアルカリ土類金属の塩化
物もしくは硝酸塩を含む水溶液中に滴下混合して、該ゴ
ムラテックスからゴムを粉末状に分離させ、脱水、乾燥
することを特徴とする方法である。
3)発明の詳細な説明
本発明において対象とするゴムは、アニオンあるいはノ
ニオン性のラテックスとして得られるものであればすべ
て使用可能である。例えば、天然ゴムあるいは従来の乳
化重合で製造される共役ジエン化合物の単独重合体であ
るポリイソプレンゴム、ポリブタジェンゴム、ポリクロ
ロプレンゴム。
ニオン性のラテックスとして得られるものであればすべ
て使用可能である。例えば、天然ゴムあるいは従来の乳
化重合で製造される共役ジエン化合物の単独重合体であ
るポリイソプレンゴム、ポリブタジェンゴム、ポリクロ
ロプレンゴム。
前記共役ジエン化合物とスチレン、アクリロニトリル、
ビニルピリジン、アクリル酸。
ビニルピリジン、アクリル酸。
メタクリル酸、アルキルアクリレート、アルキルメタク
リレート等のビニル化合物との共重合体であるスチレン
ブタジェンゴム。
リレート等のビニル化合物との共重合体であるスチレン
ブタジェンゴム。
アクリロニトリルブタジェンゴム、ビニルピリジンブタ
ジェンスチレンゴム、アクリル酸ブタジェンゴム、メタ
クリル酸ブタジェンゴム、メチルアクリレートブタジェ
ンゴム、メチルメタクリレートブタジェンゴム、あるい
はエチレン、プロピレン、イソブチレン等のオレフィン
類と共役ジエン化合物との共重合体であるイソブチレン
イソプレンゴム等がある。好ましいゴムは、粘着性が強
い、又はゴム系溶剤型接着剤としての用途の多いゴムで
、例えば、ポリクロロプレンゴム等が挙られる。
ジェンスチレンゴム、アクリル酸ブタジェンゴム、メタ
クリル酸ブタジェンゴム、メチルアクリレートブタジェ
ンゴム、メチルメタクリレートブタジェンゴム、あるい
はエチレン、プロピレン、イソブチレン等のオレフィン
類と共役ジエン化合物との共重合体であるイソブチレン
イソプレンゴム等がある。好ましいゴムは、粘着性が強
い、又はゴム系溶剤型接着剤としての用途の多いゴムで
、例えば、ポリクロロプレンゴム等が挙られる。
ポリクロロプレンゴムは、少なくとも50重量%が2−
クロル−1,6−ブタジェン(以下クロロプレンと略す
)からなるゴムを意味する。クロロプレンに対して使用
できる代表的な共重合し得る単量体には、スチレン、ア
クリロニトリル、酢酸ビニル。
クロル−1,6−ブタジェン(以下クロロプレンと略す
)からなるゴムを意味する。クロロプレンに対して使用
できる代表的な共重合し得る単量体には、スチレン、ア
クリロニトリル、酢酸ビニル。
アクリル酸およびメタクリル酸のアルキルエステル、ブ
タジェン、イソプレン、1−クロル−1,3−ブタジェ
ン、243−ジクロル−1,3−ブタジェン、2−シア
ノ−1,5−ブタジェン等がある。
タジェン、イソプレン、1−クロル−1,3−ブタジェ
ン、243−ジクロル−1,3−ブタジェン、2−シア
ノ−1,5−ブタジェン等がある。
本発明において用いられる陰イオン界面活性剤とは、ラ
ウリルアルコール硫酸エステルソーダ、アルキル硫酸エ
ステルソーダ。
ウリルアルコール硫酸エステルソーダ、アルキル硫酸エ
ステルソーダ。
高級アルコール硫酸エステルソーダ、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸エステルソーダ、アルキルスル
ホネート、アルキル了りルスルホネート、アルキルベン
ゼンスルホネート、アルキルアリルスルホ/酸ソーダ、
アルキルナフタレンスルホン酸ソーダ、ナフタレンスル
ホ/酸ソーダーホルマリン縮合s、 ドデシルペ/ゼ
ンスルホン酸ソーダ、アルキルベンゼンスルホン酸ソー
ダ、リグニンスルホン酸ソーダ、リグニンスルホン酸カ
ルシウム、ジアルキルスルホサクシネート、ジオクチル
スルホクサシネートンーダ塩、高級アルコールスルホン
酸ソーダ塩、アルキルアリルエーテルスルホ/酸ソーダ
、アルキルホスフェート。
ンアルキルエーテル硫酸エステルソーダ、アルキルスル
ホネート、アルキル了りルスルホネート、アルキルベン
ゼンスルホネート、アルキルアリルスルホ/酸ソーダ、
アルキルナフタレンスルホン酸ソーダ、ナフタレンスル
ホ/酸ソーダーホルマリン縮合s、 ドデシルペ/ゼ
ンスルホン酸ソーダ、アルキルベンゼンスルホン酸ソー
ダ、リグニンスルホン酸ソーダ、リグニンスルホン酸カ
ルシウム、ジアルキルスルホサクシネート、ジオクチル
スルホクサシネートンーダ塩、高級アルコールスルホン
酸ソーダ塩、アルキルアリルエーテルスルホ/酸ソーダ
、アルキルホスフェート。
脂肪酸ナトリウム石けん、脂肪酸カリ石けん等がある。
これらの陰イオン界面活性剤は、ゴムラテックスの乾燥
重量100重量部に対して1〜30重量部、好ましくは
1〜25虫量部の範囲で用いられる。陰イオン界面活性
剤が、1重量部未満では、アルカリ土類金属の塩化物も
しくは硝酸塩を含む水溶液中に滴下した際、目的とする
微粒子状粉末ゴムとならず、粗大粒子となったり、ある
いは粘着性の強い塊を形成し好ましくない。
重量100重量部に対して1〜30重量部、好ましくは
1〜25虫量部の範囲で用いられる。陰イオン界面活性
剤が、1重量部未満では、アルカリ土類金属の塩化物も
しくは硝酸塩を含む水溶液中に滴下した際、目的とする
微粒子状粉末ゴムとならず、粗大粒子となったり、ある
いは粘着性の強い塊を形成し好ましくない。
又、陰イオン界面活性剤が30重量部を越えて使用した
場合、得られた粉末ゴム粒子が凝集することはないが、
ゲルが増加するなどしてゴム物性が低下してしまう。
場合、得られた粉末ゴム粒子が凝集することはないが、
ゲルが増加するなどしてゴム物性が低下してしまう。
本発明で用いられるアルカリ土類金属の塩化物もしくは
硝酸塩とは、たとえばMg04 。
硝酸塩とは、たとえばMg04 。
0a04 、 Ba04 、 Ba(NC5) 、 M
g(NOs)y 、 0a(NO3)を等である。
g(NOs)y 、 0a(NO3)を等である。
これらのアルカリ土類金属の塩化物もしくは硝酸塩は水
溶液として使用され、その水溶液の濃度はα1〜20重
量%、好ましくはcL5〜10重1%の範囲で用いられ
る。
溶液として使用され、その水溶液の濃度はα1〜20重
量%、好ましくはcL5〜10重1%の範囲で用いられ
る。
これらのアルカリ土類金属の塩化物もしくは硝酸塩は、
ゴムラテックスの乾燥重量100重量部九対して1〜2
0重量部、好ましくは2〜15重量部の範囲で用いられ
る。
ゴムラテックスの乾燥重量100重量部九対して1〜2
0重量部、好ましくは2〜15重量部の範囲で用いられ
る。
アルカリ土類金属の塩化物もしくは硝酸塩が1本量部未
満では、ゴムラテックスを滴下した際、目的とする微粒
子状粉末ゴムとならず、粗大粒子となったり、あるいは
粘着性の強い塊を形成し、好ましくない。又アルカリ土
類金属の塩化物もしくは硝酸塩が20重量部を越えて使
用した場合、得られた粉末ゴム粒子が凝集することはな
いが、ゲルが増加するなどしてゴム物性が低下してしま
う。
満では、ゴムラテックスを滴下した際、目的とする微粒
子状粉末ゴムとならず、粗大粒子となったり、あるいは
粘着性の強い塊を形成し、好ましくない。又アルカリ土
類金属の塩化物もしくは硝酸塩が20重量部を越えて使
用した場合、得られた粉末ゴム粒子が凝集することはな
いが、ゲルが増加するなどしてゴム物性が低下してしま
う。
ゴムラテックスのpHは特に限定されないが、好ましく
は塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸、酢酸等の有機酸、ある
いは水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、アンモニア等
を用いてpH値を6〜12に合わせて用いる。
は塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸、酢酸等の有機酸、ある
いは水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、アンモニア等
を用いてpH値を6〜12に合わせて用いる。
粉末分離操作は、ゴムラテックスをアルカリ土類金属の
塩化物もしくは硝酸塩の水溶液に攪拌下で滴下すること
によって行う。
塩化物もしくは硝酸塩の水溶液に攪拌下で滴下すること
によって行う。
こうして、ゴムラテックスからゴムを速やかに、かつ容
易に粉末状に分離することができる。
易に粉末状に分離することができる。
以上の操作で得られる粉末ゴム分散液は、遠心分離機等
を用いて容易に脱水でき、流動性のある、あるいは軽度
の力で粉砕して湿潤粉末ゴム圧することができる。
を用いて容易に脱水でき、流動性のある、あるいは軽度
の力で粉砕して湿潤粉末ゴム圧することができる。
次いで乾燥されるが、乾燥の方法は特に限定されるもの
でなく、通風乾燥、熱風乾燥、真空乾燥、流動乾燥等の
方法を自由に選択して用いることができる。
でなく、通風乾燥、熱風乾燥、真空乾燥、流動乾燥等の
方法を自由に選択して用いることができる。
4)実施例
以下に実施例を示して説明するが、本発明はこれらに限
定されるものでない。実施例中特に記載のない限り、部
と%はすべて重量による。なお、実施例に使用したゴム
ラテックスは次のとおりである。
定されるものでない。実施例中特に記載のない限り、部
と%はすべて重量による。なお、実施例に使用したゴム
ラテックスは次のとおりである。
A) クロロプレンゴムラテックス(cRと略す)
窒素気流中でロジン力り石ケン4.0部。
苛性ソーダ[14部、ホルムアルデヒド・す7タレンス
ルホン酸ソーダの縮合物 14部を水100部に溶解し、次いでn−ドデシルメル
カプタンα2部、2.6−ジーt−ブチル−p−クレゾ
ール0.1部を溶解したクロロプレンを加えてR化し、
40℃で過硫酸カリウムの1%水溶液を滴下しながら重
合を行った。重合は、 70%転化率で停止させ、未反応クロロプレンを留去し
て乾燥重量が35%のクロロプレ/ゴムラテックスを得
た。
ルホン酸ソーダの縮合物 14部を水100部に溶解し、次いでn−ドデシルメル
カプタンα2部、2.6−ジーt−ブチル−p−クレゾ
ール0.1部を溶解したクロロプレンを加えてR化し、
40℃で過硫酸カリウムの1%水溶液を滴下しながら重
合を行った。重合は、 70%転化率で停止させ、未反応クロロプレンを留去し
て乾燥重量が35%のクロロプレ/ゴムラテックスを得
た。
B)アクリロニトリル・ブタジェンゴムラテックス(N
BRと略す) 日本ゼオン社製の高アクリロニトリル ・ブタジェンゴムラテックス(商品名 N1po1157 j )を乾燥重量が35%になるよ
うに調製した。
BRと略す) 日本ゼオン社製の高アクリロニトリル ・ブタジェンゴムラテックス(商品名 N1po1157 j )を乾燥重量が35%になるよ
うに調製した。
C)ブタジェンゴムラテックス(BRと略す)
日本合成ゴム社製のブタジェンゴムラ
テックス(商品名JSIRO700)を乾燥重量が35
%になるように調整した。
%になるように調整した。
D) スチレ/・ブタジェンゴムラテックスI SB
Rと略す) 日本合成ゴム社製のスチレン・ブタジ ェンゴムラテックス(商品名JSRO561)を乾燥重
量が35%になるように調整した。
Rと略す) 日本合成ゴム社製のスチレン・ブタジ ェンゴムラテックス(商品名JSRO561)を乾燥重
量が35%になるように調整した。
実施例
表−1に示した各試薬の組み合せで、粉末ゴムの製造を
行った。ゴムラテックス4ooo9に陰イオン界面活性
剤509を加え、さらに10%酢酸水溶液を加えてpH
60に調節した。次いでこのゴムラテックスを1509
のアルカリ土類金属の塩化物もしくは硝酸塩を含む5t
の水中に攪拌下で5分間にわたって滴下した。ゴムは直
ちに微粉末状に分離した。
行った。ゴムラテックス4ooo9に陰イオン界面活性
剤509を加え、さらに10%酢酸水溶液を加えてpH
60に調節した。次いでこのゴムラテックスを1509
のアルカリ土類金属の塩化物もしくは硝酸塩を含む5t
の水中に攪拌下で5分間にわたって滴下した。ゴムは直
ちに微粉末状に分離した。
次いで遠心分離機で脱水し、さらに流動乾燥機で乾燥し
て粉末ゴムを得た。
て粉末ゴムを得た。
得られた粉末ゴムは、上記操作中粒子同志が粘着したり
、又貯蔵中に凝集したりすることはなかった。また、こ
の粉末ゴムを200メツシユの金網で作ったカゴの中に
入れ、ベンゼン中に室温下で40時間浸漬してベンゼン
に不溶なゲル分を測定したところ、粉末ゴムは全て溶解
しており、ゲル分は0%であった。
、又貯蔵中に凝集したりすることはなかった。また、こ
の粉末ゴムを200メツシユの金網で作ったカゴの中に
入れ、ベンゼン中に室温下で40時間浸漬してベンゼン
に不溶なゲル分を測定したところ、粉末ゴムは全て溶解
しており、ゲル分は0%であった。
比較例
表−1に示した各試薬の組み合せで、実施例と同様の操
作で行った。しかしながら、ゴムラテックスをアルカリ
土類金属の塩化物もしくは硝酸塩水溶液に滴下した際、
微粉末状の粉末ゴムが得られず、粘着性のある塊状とな
ってしまった。
作で行った。しかしながら、ゴムラテックスをアルカリ
土類金属の塩化物もしくは硝酸塩水溶液に滴下した際、
微粉末状の粉末ゴムが得られず、粘着性のある塊状とな
ってしまった。
(III) 発明の効果
以上の説明で明らかなように、本発明の方法により粒子
同志の粘着や貯蔵中の凝集がなく、ゲル分のない粉末ゴ
ムを得ることが出来る0
同志の粘着や貯蔵中の凝集がなく、ゲル分のない粉末ゴ
ムを得ることが出来る0
Claims (1)
- 1)アニオンもしくはノニオン性のゴムラテックスに、
その乾燥重量で100重量部当り、1〜30重量部の陰
イオン界面活性剤を加えて得られる混合物を、該ゴムラ
テックスの乾燥重量で100重量部当り1〜20重量部
のアルカリ土類金属の塩化物もしくは硝酸塩を含む水溶
液中に混合して、該ゴムラテックスからゴムを粉末状に
分離させ、脱水、乾燥することを特徴とする粉末ゴムの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24064485A JPS62101601A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | 粉末ゴムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24064485A JPS62101601A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | 粉末ゴムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62101601A true JPS62101601A (ja) | 1987-05-12 |
Family
ID=17062561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24064485A Pending JPS62101601A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | 粉末ゴムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62101601A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1068603C (zh) * | 1993-05-13 | 2001-07-18 | 花王株式会社 | 脱蛋白质的天然橡胶乳液的稳定方法 |
JPWO2006092897A1 (ja) * | 2005-02-28 | 2008-08-07 | 株式会社カネカ | 凝固ラテックス粒子の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57164104A (en) * | 1981-04-03 | 1982-10-08 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Production of chloroprene rubber powder |
JPS59199701A (ja) * | 1983-04-27 | 1984-11-12 | Terumo Corp | ラテックスゴム用凝固剤およびその製造方法 |
-
1985
- 1985-10-29 JP JP24064485A patent/JPS62101601A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JPWO2006092897A1 (ja) * | 2005-02-28 | 2008-08-07 | 株式会社カネカ | 凝固ラテックス粒子の製造方法 |
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