JPH09328559A - 非凝集性エラストマー粒子およびその製造方法 - Google Patents
非凝集性エラストマー粒子およびその製造方法Info
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- JPH09328559A JPH09328559A JP9047149A JP4714997A JPH09328559A JP H09328559 A JPH09328559 A JP H09328559A JP 9047149 A JP9047149 A JP 9047149A JP 4714997 A JP4714997 A JP 4714997A JP H09328559 A JPH09328559 A JP H09328559A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 凝集する傾向があるエラストマー粒子を非凝
集性にする改良法を提供する。 【解決手段】 凝集性のエラストマー粒子を、ポリウレ
タンゴム、ムーニー粘度が高くてゲル含量が高いゴムお
よび/またはセッケンの水溶液または水性分散液ならび
に任意に極性結合剤に接触させ、そのようにコートされ
たエラストマー粒子を該溶液または分散液から分離し、
次いでコートされた粒子を運動させながらエラストマー
粒子を乾燥することからなる非凝集性エラストマー粒子
の製造方法。
集性にする改良法を提供する。 【解決手段】 凝集性のエラストマー粒子を、ポリウレ
タンゴム、ムーニー粘度が高くてゲル含量が高いゴムお
よび/またはセッケンの水溶液または水性分散液ならび
に任意に極性結合剤に接触させ、そのようにコートされ
たエラストマー粒子を該溶液または分散液から分離し、
次いでコートされた粒子を運動させながらエラストマー
粒子を乾燥することからなる非凝集性エラストマー粒子
の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非凝集性エラストマ
ー粒子およびその製造方法に関する。
ー粒子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特定のエラストマーをペレットもしくは
クラムに成形するか、シュレッダーで細断するかまたは
磨砕して粒子にするとき、生成したペレットもしくはク
ラム、細片または粒子は融着して容易には砕けない凝集
体を生成する傾向がある。この凝集体の生成は、エラス
トマー粒子を輸送し、貯蔵しまたは加工している間に通
常遭遇する温度条件下で促進される。凝集体は、単独ま
たは他の物質と組合せて使用する場合、粉体樹脂を加工
する通常の設備で加工することは困難である。
クラムに成形するか、シュレッダーで細断するかまたは
磨砕して粒子にするとき、生成したペレットもしくはク
ラム、細片または粒子は融着して容易には砕けない凝集
体を生成する傾向がある。この凝集体の生成は、エラス
トマー粒子を輸送し、貯蔵しまたは加工している間に通
常遭遇する温度条件下で促進される。凝集体は、単独ま
たは他の物質と組合せて使用する場合、粉体樹脂を加工
する通常の設備で加工することは困難である。
【0003】非凝集性エラストマー含有粒子は、結晶性
もしくは半結晶性の非エラストマーポリマー、例えば、
ポリエチレン、ポリプロピレンもしくはエチレンとプロ
ピレンのコポリマーをエラストマーに混合して製造され
ている。しかしながら、かような粒子は、高レベルの非
エラストマーポリマーを必要とするので、エラストマー
の多くの用途に用いるには不適である。
もしくは半結晶性の非エラストマーポリマー、例えば、
ポリエチレン、ポリプロピレンもしくはエチレンとプロ
ピレンのコポリマーをエラストマーに混合して製造され
ている。しかしながら、かような粒子は、高レベルの非
エラストマーポリマーを必要とするので、エラストマー
の多くの用途に用いるには不適である。
【0004】エラストマー粒子の凝集を防止するため、
粒状エラストマーに、シリカおよびタルクのような無機
質粉末を添加することが行われている。これらの粉末
は、エラストマー粒子を互いに分離させる働きをする流
れ調整剤として機能すると考えられる。しかしながら、
凝集を防止するには、粉砕された粒状エラストマーが加
工されるときにもはや非粉末エラストマーの特性を示さ
ないように、該粉末を大量に添加する必要があることが
多い。そして、エラストマー粒子を分離するのに用いる
上記添加剤は、それ自体微粉末の形態であるから、やが
て、比較的大きなエラストマー粒子から分離して望まし
くない不均質の粉塵状生成物を生成する。生成した粉塵
状物は、加工を妨げるのに加えて、エラストマー粒子が
加工されるとき、健康面もしくは安全面で危険なことが
ある。
粒状エラストマーに、シリカおよびタルクのような無機
質粉末を添加することが行われている。これらの粉末
は、エラストマー粒子を互いに分離させる働きをする流
れ調整剤として機能すると考えられる。しかしながら、
凝集を防止するには、粉砕された粒状エラストマーが加
工されるときにもはや非粉末エラストマーの特性を示さ
ないように、該粉末を大量に添加する必要があることが
多い。そして、エラストマー粒子を分離するのに用いる
上記添加剤は、それ自体微粉末の形態であるから、やが
て、比較的大きなエラストマー粒子から分離して望まし
くない不均質の粉塵状生成物を生成する。生成した粉塵
状物は、加工を妨げるのに加えて、エラストマー粒子が
加工されるとき、健康面もしくは安全面で危険なことが
ある。
【0005】エラストマー粒子は、各種の有機物質、例
えば炭化水素のワックス類および粉末ポリオレフィン樹
脂類を散布することによって処理されている。しかしな
がら、処理された粒子は、粒子を被覆したワックスもし
くは樹脂が粒子から分離する傾向があるので、結局集合
して凝集体を生成する。貯蔵中に、上記分離したワック
スもしくは樹脂は、エラストマー粒子が入っている容器
の底に集まるようになり望ましくない不均質な生成物を
生成する。
えば炭化水素のワックス類および粉末ポリオレフィン樹
脂類を散布することによって処理されている。しかしな
がら、処理された粒子は、粒子を被覆したワックスもし
くは樹脂が粒子から分離する傾向があるので、結局集合
して凝集体を生成する。貯蔵中に、上記分離したワック
スもしくは樹脂は、エラストマー粒子が入っている容器
の底に集まるようになり望ましくない不均質な生成物を
生成する。
【0006】エラストマー粒子は、その粒子を、コーテ
ィング物質の融点より高い温度まで加熱し、次いでその
加熱された粒子を微粉末の形態のコーティング物質と接
触させることによって、各種のコーティング物質でコー
トすることも行われている。エラストマー粒子は、加熱
されると特に粘着性になるので、このような方法を利用
して、エラストマー粒子を均一にコートして均一な生成
物を得ることは困難である。
ィング物質の融点より高い温度まで加熱し、次いでその
加熱された粒子を微粉末の形態のコーティング物質と接
触させることによって、各種のコーティング物質でコー
トすることも行われている。エラストマー粒子は、加熱
されると特に粘着性になるので、このような方法を利用
して、エラストマー粒子を均一にコートして均一な生成
物を得ることは困難である。
【0007】凝集を防止する問題に対する他の方法とし
て、エラストマー粒子の分散液をビニル樹脂のラテック
スでコートする方法がある。この方法を用いる場合、エ
ラストマー粒子をまず水性系中に分散させ、次いで非エ
ラストマーのビニル樹脂のラテックスと接触させる。し
かしながら、得られるエラストマー粒子は高レベルの非
エラストマーポリマーを含有し、すなわちその表面は剛
性となり、エラストマー粒子を必要とする多くの用途に
用いるには不適なときがある。従来の加工設備を用いて
成形加工して所望の製品を得ることができる、大部分が
エラストマーで構成されている非凝集性エラストマー粒
子、およびそのような粒子の経済的に引き合う製造方法
が要望されている。
て、エラストマー粒子の分散液をビニル樹脂のラテック
スでコートする方法がある。この方法を用いる場合、エ
ラストマー粒子をまず水性系中に分散させ、次いで非エ
ラストマーのビニル樹脂のラテックスと接触させる。し
かしながら、得られるエラストマー粒子は高レベルの非
エラストマーポリマーを含有し、すなわちその表面は剛
性となり、エラストマー粒子を必要とする多くの用途に
用いるには不適なときがある。従来の加工設備を用いて
成形加工して所望の製品を得ることができる、大部分が
エラストマーで構成されている非凝集性エラストマー粒
子、およびそのような粒子の経済的に引き合う製造方法
が要望されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
主要目的は、(a)貯蔵中および輸送中にエラストマー
粒子が凝集するの防止する改良された方法、(b)改良
された非凝集性エラストマー粒子、および(c)かよう
な改良された非凝集性エラストマー粒子の簡便な製造方
法を提供することにある。
主要目的は、(a)貯蔵中および輸送中にエラストマー
粒子が凝集するの防止する改良された方法、(b)改良
された非凝集性エラストマー粒子、および(c)かよう
な改良された非凝集性エラストマー粒子の簡便な製造方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】我々は、エラストマー物
質の粒子が、凝集する傾向をもっているけれども、これ
ら粒子を(a)ポリウレタンゴム、(b)ムーニー粘度
とゲル含量がともに高いゴムおよび/または(c)セッ
ケンを含有する溶液または分散液を用いて、これらポリ
ウレタン、ゴムおよび/またはセッケンでコートするこ
とによって凝集を防止できることを発見した。
質の粒子が、凝集する傾向をもっているけれども、これ
ら粒子を(a)ポリウレタンゴム、(b)ムーニー粘度
とゲル含量がともに高いゴムおよび/または(c)セッ
ケンを含有する溶液または分散液を用いて、これらポリ
ウレタン、ゴムおよび/またはセッケンでコートするこ
とによって凝集を防止できることを発見した。
【0010】本発明は、その一面において、凝集性エラ
ストマー粒子を、ポリウレタンゴム、ムーニー粘度(A
STM試験法D1646、大ローター、100℃)が5
0より大きくかつゲル含量(ASTM試験法D361
6、100mlのメチルエチルケトン中ゴム0.4gの
溶液で測定)が60%より大きいゴムおよびセッケンの
中から選ばれた少くとも一種の水溶液または水性分散液
に接触させて、凝集性エラストマー粒子を、ポリウレタ
ンゴム、ゴムおよび/またはセッケンでコートし;コー
トされた粒子を該溶液または分散液から分離し;次いで
コートされた粒子を乾燥中、運動させながら乾燥するこ
とを含んでなる、非凝集性エラストマー粒子の製造方法
を提供する。
ストマー粒子を、ポリウレタンゴム、ムーニー粘度(A
STM試験法D1646、大ローター、100℃)が5
0より大きくかつゲル含量(ASTM試験法D361
6、100mlのメチルエチルケトン中ゴム0.4gの
溶液で測定)が60%より大きいゴムおよびセッケンの
中から選ばれた少くとも一種の水溶液または水性分散液
に接触させて、凝集性エラストマー粒子を、ポリウレタ
ンゴム、ゴムおよび/またはセッケンでコートし;コー
トされた粒子を該溶液または分散液から分離し;次いで
コートされた粒子を乾燥中、運動させながら乾燥するこ
とを含んでなる、非凝集性エラストマー粒子の製造方法
を提供する。
【0011】本発明は、他の一面において、上記方法で
製造された非凝集性エラストマー粒子を提供する。本発
明は、さらに他の一面において、凝集性エラストマー粒
子を、ポリウレタンゴム、ムーニー粘度が50を超えか
つゲル含量が60%を超えるゴムおよびセッケンの中か
ら選ばれた少くとも一種の材料の水溶液または水性分散
液と接触させて、凝集性エラストマー粒子をポリウレタ
ンゴム、ゴムおよび/またはセッケンでコートし;コー
トされた粒子を該溶液または分散液から分離し;次いで
コートされた粒子を乾燥中、運動させながら乾燥するこ
とを含んでなる、凝集性エラストマーの粒子を非凝集性
にする方法を提供する。
製造された非凝集性エラストマー粒子を提供する。本発
明は、さらに他の一面において、凝集性エラストマー粒
子を、ポリウレタンゴム、ムーニー粘度が50を超えか
つゲル含量が60%を超えるゴムおよびセッケンの中か
ら選ばれた少くとも一種の材料の水溶液または水性分散
液と接触させて、凝集性エラストマー粒子をポリウレタ
ンゴム、ゴムおよび/またはセッケンでコートし;コー
トされた粒子を該溶液または分散液から分離し;次いで
コートされた粒子を乾燥中、運動させながら乾燥するこ
とを含んでなる、凝集性エラストマーの粒子を非凝集性
にする方法を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の方法は、格別処理されな
ければ、貯蔵中にまたは粒子製造時と粒子を加工して最
終製品を製造するときとの間の期間に凝集するかまたは
加工中の早期に凝集するであろうエラストマー粒子を被
処理対象出発物質とする。本発明の方法は、広範囲の種
類のエラストマー粒子を非凝集性にするのに適用するこ
とができ、特に、そのエラストマーが粘着性であるかま
たは低温塑性流れを示すエラストマー粒子に適用でき
る。本発明方法を摘用できるエラストマー粒子は限定さ
れるものではないが、その例を示すと、次のとおりであ
る。すなわち、ニトリルゴム類;水素化ニトリルゴム
類;エチレン−プロピレン共重合体ゴム類;酢酸ビニル
とエチレンとの共重合体、エチレンとプロピレンと非共
役ジエン類との三元共重合体ゴム類;天然ゴム類;ポリ
ブタジエン;ポリイソブチレン;ブチルゴム;ハロゲン
化ブチルゴム;ブタジエンと少なくとも一種の重合可能
なエチレン系不飽和単量体、例えばスチレン、アクリロ
ニトリルまたはメタクリル酸メチルとの共重合体類;ポ
リアクリレート類;ポリエーテル類;ならびにクロロブ
タジエンおよびイソプレンのような置換ブタジエンのポ
リマー類が挙げられる。
ければ、貯蔵中にまたは粒子製造時と粒子を加工して最
終製品を製造するときとの間の期間に凝集するかまたは
加工中の早期に凝集するであろうエラストマー粒子を被
処理対象出発物質とする。本発明の方法は、広範囲の種
類のエラストマー粒子を非凝集性にするのに適用するこ
とができ、特に、そのエラストマーが粘着性であるかま
たは低温塑性流れを示すエラストマー粒子に適用でき
る。本発明方法を摘用できるエラストマー粒子は限定さ
れるものではないが、その例を示すと、次のとおりであ
る。すなわち、ニトリルゴム類;水素化ニトリルゴム
類;エチレン−プロピレン共重合体ゴム類;酢酸ビニル
とエチレンとの共重合体、エチレンとプロピレンと非共
役ジエン類との三元共重合体ゴム類;天然ゴム類;ポリ
ブタジエン;ポリイソブチレン;ブチルゴム;ハロゲン
化ブチルゴム;ブタジエンと少なくとも一種の重合可能
なエチレン系不飽和単量体、例えばスチレン、アクリロ
ニトリルまたはメタクリル酸メチルとの共重合体類;ポ
リアクリレート類;ポリエーテル類;ならびにクロロブ
タジエンおよびイソプレンのような置換ブタジエンのポ
リマー類が挙げられる。
【0013】本発明の方法によって非凝集性にするエラ
ストマー粒子の粒径は、それらが設計されている最終用
途によって変わる。粒径は決定的に重要ではないが一般
に約1mm〜約15mmの範囲内である。かような粒子
は、通常の方法、例えばエラストマー物質のベールを切
断もしくは引き裂いて細片もしくは小片にすることによ
ってペレット化し、続いてその細片もしくは小片を切り
刻むかもしくは磨砕して所望の粒径の粒子にすることに
よって製造される。本発明の方法は、エラストマーおよ
びエラストマー粒子を製造するのに利用する特定の方法
に左右されず、上記のように、凝集する傾向があるエラ
ストマー粒子に利用できることを強調しておく。しかし
ながら、本発明を実施する際、表面がなめらかな粒子を
被処理対象として出発することが好ましい。というのは
粒子の凝集を防止するのに必要なコーティング物質の量
が少ないからである。
ストマー粒子の粒径は、それらが設計されている最終用
途によって変わる。粒径は決定的に重要ではないが一般
に約1mm〜約15mmの範囲内である。かような粒子
は、通常の方法、例えばエラストマー物質のベールを切
断もしくは引き裂いて細片もしくは小片にすることによ
ってペレット化し、続いてその細片もしくは小片を切り
刻むかもしくは磨砕して所望の粒径の粒子にすることに
よって製造される。本発明の方法は、エラストマーおよ
びエラストマー粒子を製造するのに利用する特定の方法
に左右されず、上記のように、凝集する傾向があるエラ
ストマー粒子に利用できることを強調しておく。しかし
ながら、本発明を実施する際、表面がなめらかな粒子を
被処理対象として出発することが好ましい。というのは
粒子の凝集を防止するのに必要なコーティング物質の量
が少ないからである。
【0014】エラストマー粒子をコートするのに使用さ
れる水性分散液は一般に10〜60重量%の固形分、例
えばポリウレタンゴムを含有している。ポリウレタンゴ
ム類は、例えば、アジピン酸、ジエチレングリコールお
よび少量のトリオールまたはポリエチレングリコールの
ようなポリエーテルポリオールを重縮合させることによ
って製造したわずかに架橋したポリエステルポリオール
を、当該技術分野の当業者にとって公知の方法を用い
て、トルエンジイソシアネートのようなジイソシアネー
トと反応させることによって製造される。ポリウレタン
ゴムの分散液は、ポリウレタンゴムを磨砕してコロイド
の大きさの粒子にし、次いでその粒子と、分散剤として
セッケンまたは他の界面活性剤を含有する水性系中に分
散させることによって非常に簡便に製造される。本発明
を実施するのに特に重要なことは、市販の自己キュア性
ポリウレタンゴムの分散液であり、その自己キュア性ポ
リウレタンゴムは、未反応の残留官能基を含有しかつそ
れを含有するラテックスまたは分散液を乾燥すると架橋
して、硬化することができる。
れる水性分散液は一般に10〜60重量%の固形分、例
えばポリウレタンゴムを含有している。ポリウレタンゴ
ム類は、例えば、アジピン酸、ジエチレングリコールお
よび少量のトリオールまたはポリエチレングリコールの
ようなポリエーテルポリオールを重縮合させることによ
って製造したわずかに架橋したポリエステルポリオール
を、当該技術分野の当業者にとって公知の方法を用い
て、トルエンジイソシアネートのようなジイソシアネー
トと反応させることによって製造される。ポリウレタン
ゴムの分散液は、ポリウレタンゴムを磨砕してコロイド
の大きさの粒子にし、次いでその粒子と、分散剤として
セッケンまたは他の界面活性剤を含有する水性系中に分
散させることによって非常に簡便に製造される。本発明
を実施するのに特に重要なことは、市販の自己キュア性
ポリウレタンゴムの分散液であり、その自己キュア性ポ
リウレタンゴムは、未反応の残留官能基を含有しかつそ
れを含有するラテックスまたは分散液を乾燥すると架橋
して、硬化することができる。
【0015】エラストマー粒子をコートするのに使用す
る水性分散液は、ムーニー粘度が50を超え、かつゲル
含量が60%より大きいゴムの水性分散液でもよく、こ
のゴムはエラストマー粒子に非脆性コーティングを生成
する。その水性分散液は、通常のラテックス、セッケン
で可溶化されたラテックス、乳化重合で製造された分散
液またはセッケン含有水性系中でゴムを磨砕し懸濁させ
て製造した分散液でもよい。磨砕されたゴムは炭化水素
または他の適切な溶媒に溶解した後、セッケン含有水性
系中に分散させることができる。
る水性分散液は、ムーニー粘度が50を超え、かつゲル
含量が60%より大きいゴムの水性分散液でもよく、こ
のゴムはエラストマー粒子に非脆性コーティングを生成
する。その水性分散液は、通常のラテックス、セッケン
で可溶化されたラテックス、乳化重合で製造された分散
液またはセッケン含有水性系中でゴムを磨砕し懸濁させ
て製造した分散液でもよい。磨砕されたゴムは炭化水素
または他の適切な溶媒に溶解した後、セッケン含有水性
系中に分散させることができる。
【0016】ニトリルゴム類の分散液またはラテックス
が好ましい。ニトリルゴム類は、アクリロニトリルを約
5〜60重量%および任意に第三のモノマーを少量含有
するブタジエンとアクリロニトリルとの市販共重合体で
ある。ニトリルゴムのラテックスは通常の方法を用いて
乳化重合させることによって極めて簡便に製造される。
すなわち、諸モノマーが、可溶性セッケンのごとき乳化
剤および遊離基を生成する開始剤または触媒の存在下、
水性媒体中で共重合される。
が好ましい。ニトリルゴム類は、アクリロニトリルを約
5〜60重量%および任意に第三のモノマーを少量含有
するブタジエンとアクリロニトリルとの市販共重合体で
ある。ニトリルゴムのラテックスは通常の方法を用いて
乳化重合させることによって極めて簡便に製造される。
すなわち、諸モノマーが、可溶性セッケンのごとき乳化
剤および遊離基を生成する開始剤または触媒の存在下、
水性媒体中で共重合される。
【0017】エラストマー粒子をコートするのに使用さ
れる水性分散液またはラテックスに、セッケンを添加す
るかまたは追加のセッケンを添加すると、エラストマー
粒子が凝集する傾向が一層低下する。その上に、分散液
中にセッケンだけを用い、すなわちゴムが存在していな
くてもエラストマー粒子が凝集する傾向が、程度は小さ
いが低下することが発見された。凝集を防止するセッケ
ンの効力は、セッケンを極性結合剤、例えばポリエチレ
ンオキシド、ポリエチレングリコール、ポリ(エチレン
−酢酸ビニル)またはポリ酢酸ビニルとともに使用する
と強化される。
れる水性分散液またはラテックスに、セッケンを添加す
るかまたは追加のセッケンを添加すると、エラストマー
粒子が凝集する傾向が一層低下する。その上に、分散液
中にセッケンだけを用い、すなわちゴムが存在していな
くてもエラストマー粒子が凝集する傾向が、程度は小さ
いが低下することが発見された。凝集を防止するセッケ
ンの効力は、セッケンを極性結合剤、例えばポリエチレ
ンオキシド、ポリエチレングリコール、ポリ(エチレン
−酢酸ビニル)またはポリ酢酸ビニルとともに使用する
と強化される。
【0018】本発明を実施するのに有用なセッケン類は
通常のセッケン類または洗剤類であり、例えば、ラウリ
ン酸、ステアリン酸、アビエチン酸などのような脂肪族
カルボン酸のアンモニウム塩またはナトリウム、カリウ
ム、カルシウムおよび亜鉛のような金属の塩がある。該
セッケンは、やし油もしくはパーム油の脂肪酸、牛肉獣
脂の脂肪酸およびロジン酸のような混酸の塩でもよい
が、その融点はエラストマー粒子の貯蔵中に遭遇する温
度より高い温度でなければならず、50℃を超えること
が好ましい。ラウリン酸およびステアリン酸のような酸
の塩の市販品が一般に好ましい。
通常のセッケン類または洗剤類であり、例えば、ラウリ
ン酸、ステアリン酸、アビエチン酸などのような脂肪族
カルボン酸のアンモニウム塩またはナトリウム、カリウ
ム、カルシウムおよび亜鉛のような金属の塩がある。該
セッケンは、やし油もしくはパーム油の脂肪酸、牛肉獣
脂の脂肪酸およびロジン酸のような混酸の塩でもよい
が、その融点はエラストマー粒子の貯蔵中に遭遇する温
度より高い温度でなければならず、50℃を超えること
が好ましい。ラウリン酸およびステアリン酸のような酸
の塩の市販品が一般に好ましい。
【0019】非凝集性にするエラストマー粒子は一般
に、上記ゴムおよび/またはセッケンならびに任意に極
性結合剤を含有する溶液または分散液と、一般に室温
(約25℃)で接触させる。しかしながら、比較的高温
であるがエラストマー粒子の軟化点または融点より低い
温度の溶液または分散液を使用する場合、ゴムとセッケ
ンとの併用が望ましい。上記接触は、エラストマー粒
子、またはエラストマー粒子を含有する水性分散液もし
くはラテックスを、ゴムおよび/またはセッケンを含有
する溶液または分散液中に攪拌しながら添加するか、ま
たは逆に前記溶液または分散液をエラストマー粒子にス
プレーすることによって実施することができる。上記ゴ
ムおよび/またはセッケンは、エラストマー粒子の表面
に堆積して薄いゴム状もしくは可撓性のコーティングを
生成する。コートされたエラストマー粒子は、該溶液ま
たは分散液から好ましくは瀘過によって分離し、次に熱
風乾燥器のような通常の手段によって、約100℃〜約
150℃の範囲内でエラストマー粒子および当該ゴムの
軟化点または融点より低い温度で乾燥する。コートされ
た粒子は、粘着を防止するため、乾燥中、運動させる
が、これは熱風流中に懸濁させることによって極めて簡
便に行われる。乾燥された粒子は次に冷却するかまたは
さました後、包装するかまたは袋に入れる。以下、実施
例によって本発明をさらに説明する。
に、上記ゴムおよび/またはセッケンならびに任意に極
性結合剤を含有する溶液または分散液と、一般に室温
(約25℃)で接触させる。しかしながら、比較的高温
であるがエラストマー粒子の軟化点または融点より低い
温度の溶液または分散液を使用する場合、ゴムとセッケ
ンとの併用が望ましい。上記接触は、エラストマー粒
子、またはエラストマー粒子を含有する水性分散液もし
くはラテックスを、ゴムおよび/またはセッケンを含有
する溶液または分散液中に攪拌しながら添加するか、ま
たは逆に前記溶液または分散液をエラストマー粒子にス
プレーすることによって実施することができる。上記ゴ
ムおよび/またはセッケンは、エラストマー粒子の表面
に堆積して薄いゴム状もしくは可撓性のコーティングを
生成する。コートされたエラストマー粒子は、該溶液ま
たは分散液から好ましくは瀘過によって分離し、次に熱
風乾燥器のような通常の手段によって、約100℃〜約
150℃の範囲内でエラストマー粒子および当該ゴムの
軟化点または融点より低い温度で乾燥する。コートされ
た粒子は、粘着を防止するため、乾燥中、運動させる
が、これは熱風流中に懸濁させることによって極めて簡
便に行われる。乾燥された粒子は次に冷却するかまたは
さました後、包装するかまたは袋に入れる。以下、実施
例によって本発明をさらに説明する。
【0020】
【実施例】実施例1 この実施例は、エラストマー物質をポリウレタンゴムの
水性分散液またはラテックスでコートすることに基づく
効果を示す。凝集性ニトリルゴムエラストマー、すなわ
ち、ムーニー粘度が約50の、ブタジエンとアクリロニ
トリルとの未ゲル化67/33共重合体のベールを破砕
して直径が約10mmの粒子にした。この粒子を、約3
0重量%の自己キュア性ポリウレタンゴムを含有する水
性分散液と接触させ、次いで該粒子を運動させながら温
風流中で乾燥した。上記乾燥サイクル中に上記ポリウレ
タンゴムの架橋、すなわちキュアが起こった。約180
〜225°Fで3分間加熱するかまたは室温で約2週間
放置することによって特に完全なキュアが達成された。
水性分散液またはラテックスでコートすることに基づく
効果を示す。凝集性ニトリルゴムエラストマー、すなわ
ち、ムーニー粘度が約50の、ブタジエンとアクリロニ
トリルとの未ゲル化67/33共重合体のベールを破砕
して直径が約10mmの粒子にした。この粒子を、約3
0重量%の自己キュア性ポリウレタンゴムを含有する水
性分散液と接触させ、次いで該粒子を運動させながら温
風流中で乾燥した。上記乾燥サイクル中に上記ポリウレ
タンゴムの架橋、すなわちキュアが起こった。約180
〜225°Fで3分間加熱するかまたは室温で約2週間
放置することによって特に完全なキュアが達成された。
【0021】乾燥された粒子は、さらさらした粒子であ
り、ポリウレタンゴムのコーティングを0.44重量
%、1.44重量%および3.54重量%含有してい
た。これらの粒子、とりわけポリウレタンゴムコーティ
ングを1.44重量%および3.54重量%含有する粒
子は、貯蔵中に凝集しなかった。
り、ポリウレタンゴムのコーティングを0.44重量
%、1.44重量%および3.54重量%含有してい
た。これらの粒子、とりわけポリウレタンゴムコーティ
ングを1.44重量%および3.54重量%含有する粒
子は、貯蔵中に凝集しなかった。
【0022】実施例2 この実施例は、ムーニー粘度が高く、かつゲル含量が高
いゴムの水性分散液またはラテックスで凝集性エラスト
マー物質をコートすることに基づく効果を示す。凝集性
エラストマー粒子、すなわち前記実施例の場合と同じム
ーニー粘度が50の、ブタジエンとアクリロニトリルと
の未ゲル化67/33共重合体を、ニトリルゴムの水性
分散液またはラテックスと接触させた。コートされた粒
子を分離し、次に粒子をやはり乾燥中運動させながら乾
燥した。
いゴムの水性分散液またはラテックスで凝集性エラスト
マー物質をコートすることに基づく効果を示す。凝集性
エラストマー粒子、すなわち前記実施例の場合と同じム
ーニー粘度が50の、ブタジエンとアクリロニトリルと
の未ゲル化67/33共重合体を、ニトリルゴムの水性
分散液またはラテックスと接触させた。コートされた粒
子を分離し、次に粒子をやはり乾燥中運動させながら乾
燥した。
【0023】実験B、D、E、F、G、H、IおよびL
で用いた高ムーニー粘度で高ゲル含量のニトリルゴム
は、ムーニー粘度が120でゲル含量が90%であるブ
タジエン−アクリロニトリル60/40共重合体であっ
た。実験CとMのニトリルゴムは、ムーニー粘度が80
でゲル含量が80%のブタジエン−アクリロニトリル6
7/33共重合体であった。実験D、E、HおよびIで
は、上記ニトリルゴムに、スチレン−アクリロニトリル
75/25共重合体を混合した。実験JとKではスチレ
ン−アクリロニトリル75/25共重合体だけを使用し
た。
で用いた高ムーニー粘度で高ゲル含量のニトリルゴム
は、ムーニー粘度が120でゲル含量が90%であるブ
タジエン−アクリロニトリル60/40共重合体であっ
た。実験CとMのニトリルゴムは、ムーニー粘度が80
でゲル含量が80%のブタジエン−アクリロニトリル6
7/33共重合体であった。実験D、E、HおよびIで
は、上記ニトリルゴムに、スチレン−アクリロニトリル
75/25共重合体を混合した。実験JとKではスチレ
ン−アクリロニトリル75/25共重合体だけを使用し
た。
【0024】標準の容器に入れて倉庫で保管するのをシ
ミュレートするため、中圧下、室温および高温でコート
された粒子の圧縮試験を行った。最初はさらさらしてい
たコートされた粒子を、圧縮試験を行った後、以下の基
準によって採点した。結果を表1に示す。 1.完全に融着した。 2.機械がばらばらに崩壊させることができる。 3.手でばらばらに崩壊させることができる。 4.ゆるやかに触れてばらばらに崩壊する。 5.容器から取り出したときさらさらしている。
ミュレートするため、中圧下、室温および高温でコート
された粒子の圧縮試験を行った。最初はさらさらしてい
たコートされた粒子を、圧縮試験を行った後、以下の基
準によって採点した。結果を表1に示す。 1.完全に融着した。 2.機械がばらばらに崩壊させることができる。 3.手でばらばらに崩壊させることができる。 4.ゆるやかに触れてばらばらに崩壊する。 5.容器から取り出したときさらさらしている。
【0025】
【表1】
【0026】実施例3 この実施例は、前記実施例で用いた種類の水性分散液に
セッケンを添加することによって得られたさらに改良さ
れた効果を示す。この実施例での実験ではすべて、エラ
ストマー粒子はムーニー粘度が50の未ゲル化ブタジエ
ン−アクリロニトリル67/33共重合体粒子であっ
た。実験Nを除くすべての実験におけるゴムのコーティ
ング物質は、ムーニー粘度が120でゲル含量が90%
のブタジエン−アクリロニトリル60/40共重合体で
あった。実験Nで用いたコーティング物質は、ムーニー
粘度が80でゲル含量が80%のブタジエン−アクリロ
ニトリルの67/33共重合体であった。混合塩は脂肪
酸のナトリウム塩類の混合物であった。結果を表2に示
す。
セッケンを添加することによって得られたさらに改良さ
れた効果を示す。この実施例での実験ではすべて、エラ
ストマー粒子はムーニー粘度が50の未ゲル化ブタジエ
ン−アクリロニトリル67/33共重合体粒子であっ
た。実験Nを除くすべての実験におけるゴムのコーティ
ング物質は、ムーニー粘度が120でゲル含量が90%
のブタジエン−アクリロニトリル60/40共重合体で
あった。実験Nで用いたコーティング物質は、ムーニー
粘度が80でゲル含量が80%のブタジエン−アクリロ
ニトリルの67/33共重合体であった。混合塩は脂肪
酸のナトリウム塩類の混合物であった。結果を表2に示
す。
【0027】
【表2】
【0028】実施例4 この実施例は、前記諸実施例に用いたのと同じエラスト
マー粒子を、ポリウレタンゴムまたは他のゴムを含有し
ないセッケンの分散液または溶液でコートしたときに得
られた試験結果を示す。エラストマー粒子をコートし乾
燥した後、セッケンの融点まで加熱することによってセ
ッケンを融解させるといっそう望ましい外観が得られ
た。このような加熱は悪影響を与えず、エラストマー粒
子の凝集に対する抵抗性が改良されることが多い。結果
を表3に示す。
マー粒子を、ポリウレタンゴムまたは他のゴムを含有し
ないセッケンの分散液または溶液でコートしたときに得
られた試験結果を示す。エラストマー粒子をコートし乾
燥した後、セッケンの融点まで加熱することによってセ
ッケンを融解させるといっそう望ましい外観が得られ
た。このような加熱は悪影響を与えず、エラストマー粒
子の凝集に対する抵抗性が改良されることが多い。結果
を表3に示す。
【0029】
【表3】
【0030】実施例5 この実施例は、前記諸実施例の方法を用いて、セッケ
ン、ニトリルゴム、およびセッケンとニトリルゴムの両
者を含有する溶液または分散液に、酸素含有結合剤を添
加したときに得られた改良効果を示す。結果を表4に示
す。
ン、ニトリルゴム、およびセッケンとニトリルゴムの両
者を含有する溶液または分散液に、酸素含有結合剤を添
加したときに得られた改良効果を示す。結果を表4に示
す。
【0031】
【表4】
【0032】上記表において、PEOはポリエチレンオ
キシドを示し、NBRはムーニー粘度が120でゲル含
量が90%の、ブタジエン−アクリロニトリル60/4
0共重合体を示し、EVAはポリ(エチレン−酢酸ビニ
ル)を示す。結合剤は、単独で使用した場合は特に有効
というわけではないが、コーティングの結合性を改善す
るのに役立っている。
キシドを示し、NBRはムーニー粘度が120でゲル含
量が90%の、ブタジエン−アクリロニトリル60/4
0共重合体を示し、EVAはポリ(エチレン−酢酸ビニ
ル)を示す。結合剤は、単独で使用した場合は特に有効
というわけではないが、コーティングの結合性を改善す
るのに役立っている。
【0033】
【発明の効果】0.5〜10重量%、好ましくは1〜5
重量%のポリウレタンゴムまたはニトリルゴムでコート
された本発明のエラストマー粒子は、ゴム系物質でコー
トされているにもかかわらず非凝集性であることは注目
に値する。
重量%のポリウレタンゴムまたはニトリルゴムでコート
された本発明のエラストマー粒子は、ゴム系物質でコー
トされているにもかかわらず非凝集性であることは注目
に値する。
【0034】天然ゴムおよび合成ゴムのエラストマー粒
子は、本発明に従って、ゴムおよび/またはセッケンの
溶液または分散液でならびに任意に極性結合剤を添加し
て用いて処理することによって、さらさらしていて貯蔵
時、積込みおよび取扱い時に凝集しないようにすること
ができる。本発明の非凝集性エラストマー粒子は、型成
形時および通常の加工設備を用いて成形物品を製造する
際に、単独または他の物質と混合して使用することがで
きる。本発明は、その特定の諸実施態様および諸実施例
で説明してきたが、これらの実施例で限定されることは
ない。本発明の方法の各種変形は当該技術分野の当業者
にとって明らかであり、本発明の範囲内に含まれる。
子は、本発明に従って、ゴムおよび/またはセッケンの
溶液または分散液でならびに任意に極性結合剤を添加し
て用いて処理することによって、さらさらしていて貯蔵
時、積込みおよび取扱い時に凝集しないようにすること
ができる。本発明の非凝集性エラストマー粒子は、型成
形時および通常の加工設備を用いて成形物品を製造する
際に、単独または他の物質と混合して使用することがで
きる。本発明は、その特定の諸実施態様および諸実施例
で説明してきたが、これらの実施例で限定されることは
ない。本発明の方法の各種変形は当該技術分野の当業者
にとって明らかであり、本発明の範囲内に含まれる。
フロントページの続き (72)発明者 オーガスト エッチ.ジョーゼンセン、ジ ュニア アメリカ合衆国 40223、ケンタッキー、 ルイスビル、タロン プレイス、708番地 (72)発明者 ジェイアント アール.アンガル アメリカ合衆国 40223、ケンタッキー、 ルイスビル、レッド バーチ コート、 10604番地 (72)発明者 レランド ビー.クリーバー アメリカ合衆国 40211、ケンタッキー、 ルイスビル、ベルズ レーン、4111番地、 ゼオン ケミカルズ インコーポレーテッ ド内
Claims (34)
- 【請求項1】 凝集性エラストマー粒子を、(a)ポリ
ウレタンゴム、(b)ムーニー粘度が50より大でゲル
含量が60%より大きいゴムおよび(c)セッケンの中
から選ばれた少くとも一種の材料の水溶液または水性分
散液に接触させて、該凝集性粒子を上記のポリウレタン
ゴム、ゴムおよび/またはセッケンでコートし;コート
された粒子を該溶液または分散液から分離し;次いで、 コートされた粒子を乾燥中、運動させながら乾燥する;
ことを含んでなる非凝集性エラストマー粒子の製造方
法。 - 【請求項2】 エラストマー粒子を、ムーニー粘度が5
0より大でかつゲル含量が60%より大きいゴムでコー
トする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 ゴムがニトリルゴムである請求項2記載
の方法。 - 【請求項4】 エラストマー粒子をポリウレタンゴムで
コートする請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 ポリウレタンゴムが自己キュア性ポリウ
レタンゴムである請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 エラストマー粒子をセッケンでコートす
る請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 セッケンが、脂肪酸またはアビエチン酸
のアルカリ金属塩、カルシウム塩または亜鉛塩である請
求項6記載の方法。 - 【請求項8】 エラストマー粒子を、ポリウレタンゴム
またはムーニー粘度が50より大でかつゲル含量が60
%より大きいゴムとセッケンとの混合物でコートする請
求項1記載の方法。 - 【請求項9】 乾燥されたエラストマー粒子を、セッケ
ンの融点まで加熱する請求項6または8に記載の方法。 - 【請求項10】 溶液または分散液が極性結合剤を含有
している請求項1記載の方法。 - 【請求項11】 極性結合剤が、ポリエチレングリコー
ル、ポリエチレンオキシド、ポリ(エチレン−酢酸ビニ
ル)またはポリ酢酸ビニルである請求項10記載の方
法。 - 【請求項12】 凝集性エラストマー物質製の粒子を、
(a)ポリウレタンゴム、(b)ムーニー粘度が50よ
り大でゲル含量が60%より大きいゴムおよび(c)セ
ッケンの中から選ばれた少くとも一種の材料の水溶液ま
たは水性分散液と接触させて、該凝集性粒子を上記のポ
リウレタンゴム、ゴムおよび/またはセッケンでコート
し;コートされた粒子を該溶液または分散液から分離
し;次いでコートされた粒子を乾燥中、運動させながら
乾燥させる;ことによって製造した、凝集性エラストマ
ー物質でできた非凝集性粒子。 - 【請求項13】 エラストマー粒子が、ムーニー粘度が
50より大でかつゲル含量が60%より大きいゴムでコ
ートされている請求項12記載の非凝集性粒子。 - 【請求項14】 ゴムがニトリルゴムである請求項13
記載の非凝集性粒子。 - 【請求項15】 エラストマー粒子がポリウレタンゴム
でコートされている請求の範囲12記載の非凝集性粒
子。 - 【請求項16】 ポリウレタンゴムが自己キュア性ポリ
ウレタンゴムである請求項15記載の非凝集性粒子。 - 【請求項17】 エラストマー粒子がセッケンによって
コートされている請求項12記載の非凝集性粒子。 - 【請求項18】 セッケンが、脂肪酸またはアビエチン
酸のアルカリ金属塩、カルシウム塩または亜鉛塩である
請求項17記載の非凝集性粒子。 - 【請求項19】 エラストマー粒子が、ムーニー粘度が
50より大でかつゲル含量が60%より大きいゴムとセ
ッケンとの混合物でコートされている請求項12記載の
非凝集性粒子。 - 【請求項20】 乾燥されたエラストマー粒子がセッケ
ンの融点まで加熱される請求項12または19に記載の
非凝集性粒子。 - 【請求項21】 溶液または分散液が極性結合剤を含有
している請求項12記載の非凝集性粒子。 - 【請求項22】 極性結合剤がポリエチレングリコー
ル、ポリエチレンオキシド、ポリ(エチレン−酢酸ビニ
ル)またはポリ酢酸ビニルである請求項21記載の非凝
集性粒子。 - 【請求項23】 凝集性粒子を、(a)ポリウレタンゴ
ム、(b)ムーニー粘度が50より大でゲル含量が60
%より大きいゴムおよび(c)セッケンの中から選ばれ
た少くとも一種の材料の水溶液または水性分散液に接触
させて、該凝集性粒子を上記のポリウレタンゴム、ゴム
および/またはセッケンでコートし;コートされた粒子
を該溶液または分散液から分離し;次いでコートされた
粒子を乾燥中、運動させながら乾燥する;ことを含んで
なる凝集性エラストマー製の粒子を非凝集性にする方
法。 - 【請求項24】 エラストマー粒子を、ムーニー粘度が
50より大でゲル含量が60%より大きいゴムでコート
する請求項23記載の方法。 - 【請求項25】 ゴムがニトリルゴムである請求項24
記載の方法。 - 【請求項26】 エラストマー粒子をポリウレタンゴム
でコートする請求項23記載の方法。 - 【請求項27】 ポリウレタンゴムが自己キュア性ポリ
ウレタンゴムである請求項26記載の方法。 - 【請求項28】 エラストマー粒子をセッケンでコート
する請求項23記載の方法。 - 【請求項29】 セッケンが、脂肪酸またはアビエチン
酸のアルカリ金属塩、カルシウム塩または亜鉛塩である
請求項28記載の方法。 - 【請求項30】 エラストマー粒子を、ムーニー粘度が
50より大でゲル含量が60%より大きいゴムとセッケ
ンとの混合物でコートする請求項23または28に記載
の方法。 - 【請求項31】 乾燥されたエラストマー粒子をセッケ
ンの融点まで加熱する請求項23または29に記載の方
法。 - 【請求項32】 溶液または分散液が極性結合剤を含有
している請求項23記載の方法。 - 【請求項33】 極性結合剤がポリエチレングリコー
ル、ポリエチレンオキシド、ポリ(エチレン−酢酸ビニ
ル)またはポリ酢酸ビニルである請求項32記載の方
法。 - 【請求項34】 請求項1記載の方法で製造した非凝集
性粒子。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US60195596A | 1996-02-15 | 1996-02-15 | |
US08/601,955 | 1996-02-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09328559A true JPH09328559A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=24409400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9047149A Pending JPH09328559A (ja) | 1996-02-15 | 1997-02-14 | 非凝集性エラストマー粒子およびその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6060553A (ja) |
EP (1) | EP0790272A3 (ja) |
JP (1) | JPH09328559A (ja) |
CA (1) | CA2196507A1 (ja) |
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