JPS621009B2 - - Google Patents
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- JPS621009B2 JPS621009B2 JP14228579A JP14228579A JPS621009B2 JP S621009 B2 JPS621009 B2 JP S621009B2 JP 14228579 A JP14228579 A JP 14228579A JP 14228579 A JP14228579 A JP 14228579A JP S621009 B2 JPS621009 B2 JP S621009B2
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
Description
本発明は炭素化繊維の連続製造方法に関するも
のである。 一般にポリアクリロニトリル繊維あるいはアク
リロニトリル共重体繊維(以下プレカーサーと称
す)から炭素化繊維を製造する場合、まず空気中
あるいは酸化性雰囲気下で、温度200〜300℃で熱
処理するか、或いはついで窒素ガス等の不活性雰
囲気下で、800℃以上の温度で熱処理することに
よつて実施される。炭素化繊維を連続的にしかも
多量に長時間にわたつて製造するに際しては、通
常数千m程度のプレカーサーあるいは熱酸化(耐
炎化)繊維をボビンに巻いたものの端部を結びな
がら実施されるため、頻繁な糸継ぎ作業が必要と
なり、したがつて糸継ぎ方法の良否が効率のよい
炭素化繊維連続製造を確立する上で非常に重要と
なる。 熱酸化(耐炎化)工程において、プレカーサー
は酸化され発熱するが、プレカーサーの結び目で
は繊維あるいは繊維束からの放熱が十分行なわれ
がたく、反応熱が内部蓄積されるため急激に高温
となり、そのため反応が暴走し、終局的には単繊
維相互の融着、さらには切断という現象に到る。
又炭素化工程を通すことによつて得られた繊維は
弾性率が高くなり、結び目等の屈曲点が存在する
と、いとも簡単に切断する。 従来から、これらの現象を避ける方法として繊
維端部の結び方を中心に種々検討されてきた。た
とえば特公昭53−23411号公報や特開昭49−
116329号公報に提示されているが、いずれも糸の
結び目がほどけないようにするため、糸結びが複
雑となり、それ故繊維にケバの発生等も生じやす
いため、多数本の繊維あるいは束を糸継ぎする場
合、ケバを発生しないようにするための作業量の
増加および高度の熟練度を必要とし、効率的な方
法は見出されていない。また、繊維もしくは束の
結び目が加熱炉内に滞留している間は、定常な製
造条件を確保することは非常に困難であり、結び
目が炉内を通過する間、張力の低減、あるいは炉
温の降下等の処置が必要となり、そのため結び目
前後の繊維もしくは束が通過する工程の熱処理時
間ぶんだけ不良となり、ロスが多くなり歩留り低
下の原因となつている。又炉温の制御、張力の制
御等を頻繁に実施する必要があり、エネルギー的
な損失も大きく、又作業性の悪化および稼動率の
低下等、炭素化繊維の連続製造方法としては大き
な障害となる。 そこで、本発明者らは上記の問題に対して連続
的に長時間、しかも多数本の繊維あるりいは束を
熱処理する際の糸継ぎを極めて容易にし、しかも
結び目によつて生じるトラブルを回避し、歩留り
および稼動率の大巾な向上をはかる方法について
検討した結果、本発明を完成した。 本発明の要旨とするところは、繊維もしくは繊
維束同志を、互いに薄板状金属片もしくは金網で
挾み込むことによつて糸継ぎし、これを連続的に
耐炎化又は炭素化することを特徴とする炭素化繊
維の製造法にある。 本発明に於て炭素化繊維とはプレカーサーを熱
酸化処理して作られる耐炎化糸及びこの耐炎化糸
を熱処理して作られる炭素繊維、黒鉛繊維を指称
する。 本発明に使用される繊維あるいは繊維束はプレ
カーサーであつてもよいし、熱酸化繊維(耐炎化
繊維)、炭素繊維のいずれであつてもよい。また
本発明で用いる糸継ぎ法は、1つのボビンから次
のボビンへの切り換時の糸継ぎや操業中、繊維も
しくは繊維束の破断が生じた場合の糸継ぎ、およ
び破断した繊維もしくは繊維束を破断していない
近くの繊維、あるいは繊維束へ接続し、歩留りの
向上をはかる場合等種々の糸継ぎに利用可能なも
のである。 本発明を実施するに際して用いる熱伝導性良好
な糸継ぎ用物品片は物品片であり、糸継ぎ部を締
結し得る物品は、鉄、銅、黄銅などの金属類から
なる薄板状金属片もしくは金網である。また、こ
の締結具は、熱処理炉内へ繊維を導入するに際し
炉のスリツト部や送り出しロール、引取ロール部
での糸条の通過性に支障をきたさない大きさ、形
状とすることが必要である。図1及び図2に本発
明に於て実施した糸継ぎ部の平面図及びその断面
図を示した。本発明の方法によると、糸継ぎ部の
熱処理に際して糸張力の低減や炉温の低下などを
行うことなく、十分に糸条の熱処理を行なうこと
ができ、糸継ぎ部での融着や過剰な蓄熱による糸
条の破断をきたすことなく極めて容易に糸条の熱
処理を行なうことができる。 また、本発明の方法によると、繊維もしくは繊
維束の締結部は、従来の糸継ぎ法と比べ最も相違
する点は糸継ぎ部での糸条の巾出しを行なうこと
ができる点にあり、かくすることによつて糸継ぎ
部での過剰な蓄熱、あるいは屈曲部等生成が回避
され、また金属片と繊維もしくは束との近密な接
触が可能となり、蓄積される熱量が容易に締結部
品片に伝わり、放熱が非常に有効に行なわれ、そ
の結果繊維もしくは繊維束の破断防止に極めて有
効に成し得ることができる。 したがつて、本発明の方法は非常に容易であ
り、多数本の糸継ぎに対して作業性が大巾に向上
し、かつ熱処理条件の変更なしに実施することが
でき、歩留りの向上および稼動率の向上等に大き
く寄与するものである。 以下実施例によつて具体的に説明する。 実施例 1 ボビンに巻上げた4500D/3000Fのポリアクリ
ロニトリル繊維の終部と次のボビンの繊維の引出
し部とを重ね合せ金網を用いて、図1に示したイ
及びハの構造となるように糸継ぎを実施し、最高
温度270℃の空気雰囲気下の加熱炉に伸張率0
%、走行速度10m/分で連続的に通し熱酸化処理
し耐炎化繊維を得た。この熱処理中繊維の継ぎ目
部分は破断することなく、該炉の通過性も良好で
あり、繊維の糸継ぎ部での融着もなく均一に熱酸
化処理された繊維が得られていた。 比較例 1 実施例1で用いたプレカーサーを巻上げたボビ
ンを用い、糸継ぎ部として図3に示した構造を用
いる以外、実施例1と同様の条件にて熱処理を施
したところ、数分後に糸継ぎ部分で破断した。 実施例 2 実施例1で用いたプレカーサーの糸継ぎ用締結
材として金網に代え亜鉛鉄板、黄銅板を用いて実
施例1と同様の方法で糸継ぎを行ない、最高温度
270℃の空気雰囲気下の加熱炉に第1表に示す伸
長率、走行速度10m/hrで連続的に処理した結果
を第1表に示した。
のである。 一般にポリアクリロニトリル繊維あるいはアク
リロニトリル共重体繊維(以下プレカーサーと称
す)から炭素化繊維を製造する場合、まず空気中
あるいは酸化性雰囲気下で、温度200〜300℃で熱
処理するか、或いはついで窒素ガス等の不活性雰
囲気下で、800℃以上の温度で熱処理することに
よつて実施される。炭素化繊維を連続的にしかも
多量に長時間にわたつて製造するに際しては、通
常数千m程度のプレカーサーあるいは熱酸化(耐
炎化)繊維をボビンに巻いたものの端部を結びな
がら実施されるため、頻繁な糸継ぎ作業が必要と
なり、したがつて糸継ぎ方法の良否が効率のよい
炭素化繊維連続製造を確立する上で非常に重要と
なる。 熱酸化(耐炎化)工程において、プレカーサー
は酸化され発熱するが、プレカーサーの結び目で
は繊維あるいは繊維束からの放熱が十分行なわれ
がたく、反応熱が内部蓄積されるため急激に高温
となり、そのため反応が暴走し、終局的には単繊
維相互の融着、さらには切断という現象に到る。
又炭素化工程を通すことによつて得られた繊維は
弾性率が高くなり、結び目等の屈曲点が存在する
と、いとも簡単に切断する。 従来から、これらの現象を避ける方法として繊
維端部の結び方を中心に種々検討されてきた。た
とえば特公昭53−23411号公報や特開昭49−
116329号公報に提示されているが、いずれも糸の
結び目がほどけないようにするため、糸結びが複
雑となり、それ故繊維にケバの発生等も生じやす
いため、多数本の繊維あるいは束を糸継ぎする場
合、ケバを発生しないようにするための作業量の
増加および高度の熟練度を必要とし、効率的な方
法は見出されていない。また、繊維もしくは束の
結び目が加熱炉内に滞留している間は、定常な製
造条件を確保することは非常に困難であり、結び
目が炉内を通過する間、張力の低減、あるいは炉
温の降下等の処置が必要となり、そのため結び目
前後の繊維もしくは束が通過する工程の熱処理時
間ぶんだけ不良となり、ロスが多くなり歩留り低
下の原因となつている。又炉温の制御、張力の制
御等を頻繁に実施する必要があり、エネルギー的
な損失も大きく、又作業性の悪化および稼動率の
低下等、炭素化繊維の連続製造方法としては大き
な障害となる。 そこで、本発明者らは上記の問題に対して連続
的に長時間、しかも多数本の繊維あるりいは束を
熱処理する際の糸継ぎを極めて容易にし、しかも
結び目によつて生じるトラブルを回避し、歩留り
および稼動率の大巾な向上をはかる方法について
検討した結果、本発明を完成した。 本発明の要旨とするところは、繊維もしくは繊
維束同志を、互いに薄板状金属片もしくは金網で
挾み込むことによつて糸継ぎし、これを連続的に
耐炎化又は炭素化することを特徴とする炭素化繊
維の製造法にある。 本発明に於て炭素化繊維とはプレカーサーを熱
酸化処理して作られる耐炎化糸及びこの耐炎化糸
を熱処理して作られる炭素繊維、黒鉛繊維を指称
する。 本発明に使用される繊維あるいは繊維束はプレ
カーサーであつてもよいし、熱酸化繊維(耐炎化
繊維)、炭素繊維のいずれであつてもよい。また
本発明で用いる糸継ぎ法は、1つのボビンから次
のボビンへの切り換時の糸継ぎや操業中、繊維も
しくは繊維束の破断が生じた場合の糸継ぎ、およ
び破断した繊維もしくは繊維束を破断していない
近くの繊維、あるいは繊維束へ接続し、歩留りの
向上をはかる場合等種々の糸継ぎに利用可能なも
のである。 本発明を実施するに際して用いる熱伝導性良好
な糸継ぎ用物品片は物品片であり、糸継ぎ部を締
結し得る物品は、鉄、銅、黄銅などの金属類から
なる薄板状金属片もしくは金網である。また、こ
の締結具は、熱処理炉内へ繊維を導入するに際し
炉のスリツト部や送り出しロール、引取ロール部
での糸条の通過性に支障をきたさない大きさ、形
状とすることが必要である。図1及び図2に本発
明に於て実施した糸継ぎ部の平面図及びその断面
図を示した。本発明の方法によると、糸継ぎ部の
熱処理に際して糸張力の低減や炉温の低下などを
行うことなく、十分に糸条の熱処理を行なうこと
ができ、糸継ぎ部での融着や過剰な蓄熱による糸
条の破断をきたすことなく極めて容易に糸条の熱
処理を行なうことができる。 また、本発明の方法によると、繊維もしくは繊
維束の締結部は、従来の糸継ぎ法と比べ最も相違
する点は糸継ぎ部での糸条の巾出しを行なうこと
ができる点にあり、かくすることによつて糸継ぎ
部での過剰な蓄熱、あるいは屈曲部等生成が回避
され、また金属片と繊維もしくは束との近密な接
触が可能となり、蓄積される熱量が容易に締結部
品片に伝わり、放熱が非常に有効に行なわれ、そ
の結果繊維もしくは繊維束の破断防止に極めて有
効に成し得ることができる。 したがつて、本発明の方法は非常に容易であ
り、多数本の糸継ぎに対して作業性が大巾に向上
し、かつ熱処理条件の変更なしに実施することが
でき、歩留りの向上および稼動率の向上等に大き
く寄与するものである。 以下実施例によつて具体的に説明する。 実施例 1 ボビンに巻上げた4500D/3000Fのポリアクリ
ロニトリル繊維の終部と次のボビンの繊維の引出
し部とを重ね合せ金網を用いて、図1に示したイ
及びハの構造となるように糸継ぎを実施し、最高
温度270℃の空気雰囲気下の加熱炉に伸張率0
%、走行速度10m/分で連続的に通し熱酸化処理
し耐炎化繊維を得た。この熱処理中繊維の継ぎ目
部分は破断することなく、該炉の通過性も良好で
あり、繊維の糸継ぎ部での融着もなく均一に熱酸
化処理された繊維が得られていた。 比較例 1 実施例1で用いたプレカーサーを巻上げたボビ
ンを用い、糸継ぎ部として図3に示した構造を用
いる以外、実施例1と同様の条件にて熱処理を施
したところ、数分後に糸継ぎ部分で破断した。 実施例 2 実施例1で用いたプレカーサーの糸継ぎ用締結
材として金網に代え亜鉛鉄板、黄銅板を用いて実
施例1と同様の方法で糸継ぎを行ない、最高温度
270℃の空気雰囲気下の加熱炉に第1表に示す伸
長率、走行速度10m/hrで連続的に処理した結果
を第1表に示した。
【表】
実施例 3
実施例1で用いたプレカーサーの熱処理途中
で、同じプレカーサーを図4イ及びロに示す如く
糸継ぎし、温度270℃、空気雰囲気下の加熱炉に
伸長率0%で通した。その結果糸継ぎ部で破断す
ることなく繊維は該炉を通過した。 比較例 2 4500D/3000Fのポリアクリロニトリル繊維A
の途中に4500D/3000Fのポリアクリロニトリル
繊維Bを結び、実施例3と同様な方法で熱処理し
たところ、数分後に結ばれた方の繊維Aの結び目
で破断し、該炉を通過さすことは不可能であつ
た。 実施例 4 15000D/10000Fの熱酸化繊維(耐炎化繊維)
をステンレス製の金網を用いて、実施例1と同様
の方法で糸継ぎを行ない、最高温度800℃の窒素
雰囲気下の加熱炉に0%の伸長率、12m/hrの走
行速度で連続的に通した。その結果破断すること
なく該炉を通過した。
で、同じプレカーサーを図4イ及びロに示す如く
糸継ぎし、温度270℃、空気雰囲気下の加熱炉に
伸長率0%で通した。その結果糸継ぎ部で破断す
ることなく繊維は該炉を通過した。 比較例 2 4500D/3000Fのポリアクリロニトリル繊維A
の途中に4500D/3000Fのポリアクリロニトリル
繊維Bを結び、実施例3と同様な方法で熱処理し
たところ、数分後に結ばれた方の繊維Aの結び目
で破断し、該炉を通過さすことは不可能であつ
た。 実施例 4 15000D/10000Fの熱酸化繊維(耐炎化繊維)
をステンレス製の金網を用いて、実施例1と同様
の方法で糸継ぎを行ない、最高温度800℃の窒素
雰囲気下の加熱炉に0%の伸長率、12m/hrの走
行速度で連続的に通した。その結果破断すること
なく該炉を通過した。
図1、図2、図4は本発明の方法による糸継ぎ
部の平面図及び断面図であり、図3は従来法によ
る糸継ぎ部の平面図を示したものである。 1……繊維束、2……締結具。
部の平面図及び断面図であり、図3は従来法によ
る糸継ぎ部の平面図を示したものである。 1……繊維束、2……締結具。
Claims (1)
- 1 繊維もしくは繊維束同志を、互いに薄板状金
属片もしくは金網で挾み込むことによつて糸継ぎ
し、これを連続的に耐炎化又は炭素化することを
特徴とする炭素化繊維の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14228579A JPS5668111A (en) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | Preparation of carbonized fiber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14228579A JPS5668111A (en) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | Preparation of carbonized fiber |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5668111A JPS5668111A (en) | 1981-06-08 |
JPS621009B2 true JPS621009B2 (ja) | 1987-01-10 |
Family
ID=15311807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14228579A Granted JPS5668111A (en) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | Preparation of carbonized fiber |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5668111A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0674465A (ja) * | 1992-08-28 | 1994-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0737686B2 (ja) * | 1985-06-07 | 1995-04-26 | 三菱化学株式会社 | 炭素繊維の製造法 |
-
1979
- 1979-11-02 JP JP14228579A patent/JPS5668111A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0674465A (ja) * | 1992-08-28 | 1994-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5668111A (en) | 1981-06-08 |
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