JPS62100678A - 船速測定装置 - Google Patents

船速測定装置

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Publication number
JPS62100678A
JPS62100678A JP24184985A JP24184985A JPS62100678A JP S62100678 A JPS62100678 A JP S62100678A JP 24184985 A JP24184985 A JP 24184985A JP 24184985 A JP24184985 A JP 24184985A JP S62100678 A JPS62100678 A JP S62100678A
Authority
JP
Japan
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ship
signal
circuit
section
processing means
Prior art date
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Application number
JP24184985A
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English (en)
Inventor
Takashi Nagao
隆司 長尾
Kiko Echigo
越後 規光
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Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokyo Keiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62100678A publication Critical patent/JPS62100678A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は、船舶の斜め前方および斜め後方の各方向に向
けて超音波ビームを発射し、船底から慢れた位置にある
水塊からの反射波を受信して、ドツプラーシフトを検出
し、船速を測定する、対木型の船速測定装置に関する。
[従来の技術] トンブラー効果を利用した船速測定装置は、−・般に、
船体のピッチングによる影響を避けるため、船の斜め前
方および斜め後方の各方向に向けて超音波ビームを同時
に発射する構成となっている。第9図に従来のこの種の
船速測定装置の一例を示す。
同図に示す従来の船速測定装置は、原発振部10と、前
方用および後方用の送信部12F 、 124 と、前
方用および後方用の送受切替部14F 、 14^と、
前方用および後方用の送受波器18r 、 IBMと、
前方用および後方用の受信部1.8F 、18A と、
前方用および後方用の周波数検出部20F、 20A 
と、前後共通に設けられた演算部22と、船速表示部2
4とを備えて構成される。
この従来の船速測定装置は、原発振部10においてパル
ス信号に整形した励振゛這流を、前方用および後方用と
して対応する送信部12r 、 12Aにて各々増幅し
、送受切替部14F 、 144を経て、送受波器lS
F、 16Aから狭い超音波ビームとして、船舶の斜め
前方および斜め後方の海中に一定の俯角で発射する。そ
して、船底から数メートル程度離れた位置にある水塊か
らの散乱反射信号を、送受波器18r 、 18Aにて
受けて電気信号に変換し、送受切替部14F 、14八
を経て、受信部113F 、 18Aに入力する。この
受信部+8+ 、18A で、受信信し−を必要なレベ
ルまで増幅し、周波数検出部20) 、 2OAで各方
向のドツプラーシフトを検出し、この信号を演算部22
で船速信号に変換すると共に、モ均化処理し、これを船
速表示部24で表示する。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、この従来の船速測定装置は、船舶の前方
と後方とに同時に超音波を発射する構成となっているの
で、反射波の受信時に、受信信号を前方と後方とについ
て各々独立に処理しなければならず、@算部22の前段
までの回路を前方用と後方用とに二重に設ける必要があ
る。特に、船速測定装置の中心部である周波数検出部を
一玉に設ける必要がある。
そのため、回路構成が複雑となると共に、構成部品の数
も多くなり、これらの部品を搭載するプリント基板等も
大きなものが必要となる欠点がある。
一方、受信信号の瞬時値は、安定した値ではなく、バラ
ツキが極めて大きい、そのため、従来の船速装置でも、
受信信号を一定時間積算してモ均化することにより表示
している。
ところで、停船時または微速時には、受信信号の瞬時値
は、前進信号となったり、後進信号となったりすること
が多い。しかし、従来の船速測定装置では、前進信号と
後進信号とが交互にまたはこれに近い状態で入り乱れて
入力した時、そのまま積算されてしまうため、速度指示
が実際より大きく表示されるという欠点がある。
本発明は、上記欠点を解決すべくなされたもので、送受
信を前方と後方で交互に行なうことができて、前方と後
方の受信信号の処理部を共通化して、回路構成を簡素化
すると共に、停船時または微速時においても正確な速度
表示を行ない得る船速測定装置を提供することを目的と
する。
[問題点を解決するためのf段] 本発明は、船舶の斜め前方および斜め後方の各方向に向
けてa音波ビームを発射し、船底から離れた位置にある
水塊からの反射波を受信して、ドツプラーシフトを検出
し、船速を測定する船速測定装置において、1−記問題
点解決手段として、(a)aff波を前方と後方に交1
r二に発射するように、発射タイミングを設定する送信
前後切替手段を設け、 (b)前方および後方から各々受信される反射波の受信
信号からドツプラーシフトを検出し、船速を測定する受
信信号処理f段を、前後共通に設け、 (C)前方および後方から各々受信される受信信号を、
に記発射タイミングと同期して上記受信信り処理ト段に
接続する受信前後力持f〜段を設け、 (d) h記受信信号処理手段に、■二足検出したドプ
ラーシフトデータを、一定時間毎に積算してモ均化する
乎均化処理手段を設けると共に1前後進の判別を行なっ
て、当該ドプラーシフトデータが逆方向に進む極性であ
る時、モ均化処理手段に減算指令を出力する前後進判別
ト段な設けて、 構成されることを特徴とする特 [作用] ところで、対水型の船速測定装置の場合、対象とする物
標を船底から数メートル離れた位置にある水塊とすると
、発射される超音波のエコーが数ミリ秒後に戻ってくる
ので、送信繰り返しは、2001S毎(50Hz)位で
よい。この20+11S程度の時間は、船体のピッチン
グ周期に比べて非常に短い時間であるから、前方と後方
に超音波を同時に発射せず、交互に送受信しても、ピン
チングに対して同時発射の場合と同様の効果がある。本
発明は、このような知見に基いてなされたものである。
即ち、送信前後切替手段により、超音波を前方と後方に
交互に発射し、前方および後方から各々受信される受信
信号を、受信前後切替手段により、上記発射タイミング
と同期して上記受信信号処理手段に接続する。そして、
前方および後方から各々受信される反射波の受信信号か
らドツプラーシフトを検出し、船速を測定する受信信号
処理手段を、前後共通に設けて、両者で共用している。
その結果、従来二重に、没けられていた回路が、−・つ
でよく、回路構成を簡素化することができる。
また、本発明は、ドプラーシフトデータを積算してモ均
化処理することにより、瞬時値のバラツキを吸収して、
安定した速度表示を可能としている。しかも、その際、
船舶の前後進を判別して、停船時または微速時のように
、前進・後進の信号が入り乱れて入力する場合に、積η
8すべき信号と逆方向の信号については、減算すること
により、正確な速度表示を行なうことができる。
[実施例] 本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
〈実施例の構成〉 第1図は未発明船速測定装置の第1実施例の構成を示す
同図に示す実施例の船速測定装置は、原発振部26と、
前方用および後方用の送信部12F、 12Aと、前方
用および後方用の送受切替部14r 、14Aと、前方
用および後方用の送受波器18F 、 leAと、前後
切替部28と、前後共通に設けられた受信部18、周波
数検出部56、@3g部58および船速表示部60とを
備えて構成される。
本実施例では、原発振部26と前後切替部28とが、送
信前後切替手段と受信前後切替手段を構成し、また、受
信部18、周波数検出部56、演算部58および船速表
示部60が、受信信号処理手段として、前後両方向に共
通に設けである点に特徴がある。また、演算部58にモ
均化処理手段と、前後進判別手段とが設けであることに
特徴がある。
一方、他の部分の構成は、基本的には上記第9図に示し
た従来の船速測定装置のものと同様である。従って、以
下では、本実施例の特徴部分を中心として説明する。
原発振部26は、例えば、第2A図に示すように構成さ
れる。即ち、原発振部26は、送信周波数発振器30と
、パルス繰返し周波数発振器32と、送信パルス幅設定
回路34と、深度位置決定回路36と、受信ゲート設定
回路38と、分周器40と、アンドゲート回路42.4
4および4Bとを備えて構成される。
送信周波数発振器30は、送波用の超I(波振動子を励
振するための周波数を設定する。一方、パルス繰返し周
波数発振器32は、超音波を送信する繰返し周波数を設
定するパルスを発生する。
送信パルス幅設定回路34は、例えば、半安定マルチバ
イブレータからなり、上記パルス繰返し周波数発振器3
2からのパルスをトリガとして、送信パルス幅に相当す
るパルスを出力する。深度位置決定回路36は1例えば
、半安定マルチバイブレータからなり、−1;記送信パ
ルスをトリがとして、深度位置、反射を受取るべき船底
からの水塊の位置を設定して、受信ゲートの開始タイミ
ングを決定するパルスを出力する。また、受信ゲート設
定回路38は、同様に、半安定マルチバイブレータから
なり、上記受信ゲート開始タイミング決定パルスをトリ
ガとして、受信波を受は入れるサンプリングゲートを設
定するパルスを形成し、これを周波数検出部56に送出
する。
一方、分周器40は、例えば、Tフリップフロンプ回路
からなり、上記パルス繰返し周波数発振器32からのパ
ルスをトリガとして、交互にQ、Qlこハイレベルの送
信ゲート信号を出力する。アンドゲート回路42は、上
記送信周波数発振器30と送信パルス幅設定回路34と
が入力に接続され、後者が出力するパルスがゲート信号
となって、そのパルス幅に相当する時間、前者から上記
送信用励振電流がアンドゲート回路44および46に送
られる。このアンドゲート回路44および46は、」−
記分周器40からの送信ゲート信号が交互に入力されて
、それぞれ交Wに上記送信用励振電流を対応する送信部
12F 、12Aに出力する。
前後切替部2日は、スイッチ駆動回路48と、スイッチ
50とからなる。スイッチ駆動回路48は、上記分周器
40からのQ、Q出力を受けて、スイッチ50の切替制
御信号を出力する。スイッチ50は、例えば、第2B図
に示すような半導体スイッチ回路から構成される。即ち
、スイッチ50は、 PINダイオードDI 、 コン
デンサC+ 、Ca およびインダクタンスL1からな
る前方系回路52と、PINダイオードD2 、  コ
ンデンサC2、C5およびインダクタンスL2からなる
後方系回路54と、両名に共通のコンデンサC3および
インダクタンスL3とから構成される。
ここで、入力端f′−FINには、船舶油力から反射波
信号が入力される。−・方、入力端7−Alnには、船
舶後方から反射波信号が入力される。また、制御端子C
tFには、分周器40からのQ出力に対応する制御信号
がスイッチ駆動回路48から人力される。
一方、制御端子CtAには1分周器40からのQ出力に
対応する信号がスイッチ駆動回路48から入力される。
そして、このスイッチ50は、2個のPINダイオード
の内、制御端子から制御信号が供給されているPINダ
イオードが、高周波信号を導通させることを利用して切
替スイッチとしたものであって、各PINダイオードD
I またはD2のカソードからコンデサC1を介して出
力端子Otから、共通の受信部18に受信信号が送られ
る。
周波数検出部56は、第3図に示すように、Dフリ、ブ
フロップ回路66.68、カウンタ70.72およびク
ロック発生器64からなるゲート信号形成部62と、排
他オアゲート回路7Gおよびナントゲート回路78から
なる速度パルス形成部74と、排他オアゲート回路82
.84およびナントゲート回路86からなる後進パルス
形成部80とを備えて構成される。この周波数検出部5
6は、上記原発振部26からの受信ゲー)GRと、クロ
ック発生器64からの基準クロフクC5と、」−記前後
切替部2日を介して入力される受信信号とから、速度パ
ルスPVと、後進パルスPAとを形成する。
演算部58および船速表示部60は、第4図に示すよう
に、モ均化処理f段を構成するブリアップダウンカウン
タ88およびアップダウンカウンタ90と、前後進判別
回路92と、数字表示器94と、後進表示器96とを基
本要素として備えて構成される。
また、本実施例では、附随的な回路として、速度データ
送出回路98と、速度比較回路102、速度設定スイッ
チ104およびブザー10Bからなる速度警報袋711
00と、分周器10日を介して200P/I’!リレー
110と、さらに分周器+12を介して航程カウンタ1
14とが接続されている。
ブリアップダウンカウンタ88は、後述する前後進判別
回路からのカウントアツプ信号Uまたはカウントダウン
信号りに従って、速度パルスPυを計数し、予め設定し
である分周比により速度信号Psを出力する。なお、分
周比は、図示しないデジタルスイッチ算により変更可能
である。
アップダウンカウンタ90は、上記速度信号PSを分周
して2進数から10進数に9摸するデコーダとして機能
する。
数字表示器94は、上記アップダウン力カンタ90にて
lO進数に変換された速度を、数字で表示する。この数
字表示器94には、前後進判別回路82からの後進表示
信号により点灯する後進表示器9Gが付設しである。
■後進判別回路82は、第5図に示すように、インバー
タ116 と、PAエツジ検出回路118 と、Dフリ
ンプ70ツブ回路120と、排他オアゲート回路122
と、ラッチ回路124 と、タイミング回路128とを
備えて構成され、上記ブリアップダウンカウンタ88お
よびアップダウンカウンタ90からなるアップダウンカ
ウンタ群88に対し、アップカウントとダウンカウント
との切替信すU/Dを、また、後進表示器9Gに後進表
示信号を出力する。
」−記pAニー、ジ検出回路118は、例えば、単安定
マルチバイブレータからなり、J二足後進パルスPAの
立下りでトリガされ、互端子から負パルスを出力し、D
フリッププロップ回路120のセット端子Sに送出する
また、ラッチ回路124は、例えば、Dフリップフロッ
プ回路にて構成され、Dフリッププロップ回路120の
Q端子の出力をラッチする。
タイミング回路126は、上記ラッチ回路124のラッ
チタイミング、即ち、サンプリングストローブ信号を一
定周期で供給すると共に、Dフリッププロップ回路12
0のリセット端子Rにリセット信号を一定周期で送る。
〈実施例の作用〉 本実施例の作用について、上記各図と、第6図および第
7図とを参照して現用する。
原発振部26では、送信周波数発振器30において1.
tflFT波振動fを励振する送信周波数信号を発生す
る。この信号は、本実施例でlf、2MHzの周波数と
しである。また1パルス繰返し周波数発振器32は、第
6図に示すように、送イハ繰返し周期の2倍の周波数で
発振し、この出力Rpを、送信パルス幅設定回路34と
分周器40とに送る。
送信パルス1lf2設定回路34は、この出力Rpをト
リガとして、予め設定しである詩間幅2msの送信パル
ス幅を設定する。この送信パルス幅信号Wpは、アンド
ゲート回路42および深度位置決定回路36に送られる
アンドゲート回路42において、送信周波数信号を上記
送信パルス幅に入れて送信パルスTPを形成し、これを
アンドゲート回路44および46に送る。
また、深度位置決定回路36は、反射波として検出すべ
き水深を設定するための回路であって、本実施例では、
水深的3mの反射波を検出するものとして、音速を考慮
し、4 tssのパルス幅を設定している。この深度位
置決定パルスOPにより、受信ゲート設定回路3日にお
いて、受信の基準ゲート信号GRが形成され、周波数検
出部58に送られる。
一方1分周器40は、上記繰返し周期を1/2分周して
1前後方向切替信号GF^およびGFA を形成し、こ
れらをアンドゲート回路44.46およびスイッチ駆動
回路48に送る。前後方向切替信号GFAは、本実施例
では、10m5程度に設定しである。
アンドゲート回路44および4Bでは、前後方向切替信
号Gtt+およびG)Aにより交互にゲートが開き、上
記送信パルスTp を前後方向に分離し。
2MHz 、 2msのバーストパルス(↑「、TA)
として、20m5毎に、対応する送信部12F 、 1
2Aに送る。
送信部12F、 12Aでは、これを電力増幅し、例え
ば、約20Wの出力パルスとして、対応する送受9]替
部14F 、 14Aを介して、前方用および後方用の
送受波器113F 、 +6Aに送出している。
前方用および後方用の送受波器IEi+ 、 18nは
この’il(カバルスを超音波に変換し、水中に放射す
る。
水中に放射されたah波ビームは、海水中に浮遊する無
数の微小なプランクトン3砂粒、気泡等に当ると、散乱
され、この内、受波器の方向に戻ってきた音波が受信信
号となる。ここで、これら水中懸濁物と船とに相対速度
があれば、ドツプラー効果により受信波の周波数はドツ
プラーシフトすることとなる。
受信波は、前方用および後方用の各送受波器IEir 
、 16^において各々電気信号に変換され、各々送受
すJ替部14Fおよび14Aを経て1前後回持部28に
送られる。
Etj後切替部28では、第2B図に示すように、入力
端子F’sに前方からの反射波の受信信号を、AIMに
後方からの反射波の受信信号を入力する。
ここで、制御端f Ctr、 CLAには、分周器40
からの前後方向!ill替信号Gr八、 へFAを各々
スイッチ駆動回路48にて増幅して、Q出力のG)Aが
制御端子CLfに、Q出力のG)Aが制御端子CIAに
対応して入力される。
ここで、Qがハイレベルの時は、コイルL1、PINダ
イオードDI およびコイルL3の経路で電流が流れ、
その結果、PINダイオードD1の高周波インピーダン
スが低下し、入力端子FINからの信号が、コンデンサ
C3を経て、受信部1日に出力される。
一方、Qがハイレベルの時は、コイルL?、PINダイ
オードD2およびコイルL3の経路で電流が流れ、その
結果、PINダイオードD2の高周波インピーダンスが
低下し、入力端子ASSからの信号が、コンデンサC3
を経て、受信部18に出力される。
受信部18では、スーパーへテロダイン方式をとり、1
.8MHzの局部発振信号により、ドツプラーシフトf
dを含む受信信号の周波数2MHz±fdを、中間周波
数(本実施例では、200KHzf fd)に変換し、
十分に増幅して、TTLレベルの矩形波を出力する。
次に、周波数検出部56において、各方向のド。
プラーシフトを検出する。
この検出方式は、カウント方式であって、受信信号であ
る1−記受信部18の出力200KHz+ fdと、基
準クロックOsとを一定個数(200個)計数し、その
所要時間差がドツプラーシフトに比例することを利用し
て、その時間差を求めてドツプラーシフトを検出する。
一上記矩形波状の受信信号は、第3図に示す周波数検出
部56のDフリップフロップ回路66.68、および、
カウンタ70のクロック端子Cにに入力される。
Dフリー、ブフロップ回路6B、68に、受信ゲート信
叶GRと受信信号とが入力されると、該クリップフロッ
プ回路86,68は、各々測定ゲート詩間信号GS、基
準ゲート時間信号Grを出力する。これらは、対応する
カウンタ70.72のイネーブル信号となり、カウンタ
70は受信信号をカウントし、カウンタ72は基準クロ
ックaSをカウントする。これらのカウンタ70.72
は、予め設定しである値(本実施例では、前者は200
、後者は5ooo)まで計数すると、カウント終了信号
を出力する。
この終了信号は、各々対応するDフリップフロップ回路
66.68をリセットする。各ゲート時間信号Gs、 
Grは、受信信号と基準クロックとが一致していなけれ
ば、そのゲート時間に差異を生ずる。
本実施例では、基準ゲート時間Grを、1 msに設定
しである。
北記ゲート時間信号Gs、 G、は、排他オアゲート回
路76に入力される。排他オアゲート回路76は、GS
≠Grの場合に、その出力が差ゲートG[となり、その
場合には、ナントゲート回路78において、Gs=Gr
の差に応じて、クロック発生器64からの基準クロック
Cs (例えば9MHz)を、その極性を反転させて通
過させる。この出力が速度パルスPυとなる。
一方、」二足゛側定ゲート時間信号GSと前後方向切替
信号G「^とが排他オアゲート回路82に、また、基準
時間ゲート信号Gr反転信号のと前後方向切替信号Gr
n とが排他オアゲート回路84に入力される。そして
、排他オアゲート回路82および排他オアゲート回路8
4の出力がナントゲート回路8Bに入力される。ここで
、前方からの受信信号の測定ゲート時間信号GSが基準
ゲート時間信号Grより長いとき、または、後方からの
受信信号の測定ゲート時間信号GSが基準ゲート時間信
号G「より短いとき、それらの時間差に対応して、排他
オアゲート回路82および排他オアゲート回路84の出
力が共にハイレベルとなり、ナントゲート回路86から
、船舶が後進していることを示す後進パルスPAが出力
される。
上記速度パルスPυのパルス数は、トンブラーシフトに
比例しており、前方のドツプラーシフトと後方のドツプ
ラーシフトとの和は、船舶の速度に比例する。本実施例
では、これをある一定時間(サンプルタイムTs)桔算
し、瞬時速度をF拘止することにより、モ均速度を求め
ている。本実施例では、このサンプルタイムTSを10
秒に設定し、10秒に1回サンプルストローブ信号をタ
イミング回路126から出力する。
ところで、受信信号の瞬時値は、安定1.た値ではなく
、極めてバラツキの多いものであるので、このまま積算
カウントすると、停船時または微速時には、逆方向の信
号(後進信号)をも積算し、速度指示が、実際と異なっ
て大きく出てしまう。
これをなくすため、逆方向の信号の場合、減算するよう
にして積算する必要がある。そこで、この積算は、演算
部58のブリアップダウンカウンタ88とアップダウン
カウンタ90とにより行なわれる。
ブリアップダウンカウンタ88は、表示速度が実際の速
度と一致するような分周比にセットされている。この分
周比は、船体のトリムによる誤差を除くため、ディジタ
ルスイッチ等により容易に可変設定できるように設けら
れている。
アップダウンカウンタ90は、プリアップダウンカウン
タ88の出力PSをさらに分周して、4桁lO進数に変
換する。アップダウンカウンタ90のデータは、サンプ
リタイムTS後に、ラッチされ、表示データとして数字
表示器94および速度データ送出回路98に送られる。
一方、前後進判別回路82は、後進パルスPAを利用し
て、船舶の前後進を判別する。
前後進判別回路92のう・ンナ回路124は、タイミン
グ回路126からのサンプルストローブ信号により、フ
リッププロップ回路120のQ端子の出力をサンプリン
グしてラッチする。フリップフロップ回路120は、こ
のサンプルストローブ信号−の直後にタイミング回路1
2Bから出力されるリセット信号によりリセットされる
。サンプルストローブ信号およびリセット信号は、周期
をサンプリングタイムTSとして設定してあり、未実施
例では10秒に設定しである。
フリップフロップ回路120がリセットされた後におい
て、船舶がttrj進中には、後進パルスPAか出力さ
れないため、フリップフロップ回路120はリセットさ
れたままとなり、上記アップダウンカウンタ群89は、
アンプカウントする。この場合、次のリセット信号が入
力しても、ブリップフロップ回路120は、その状態を
変えず、そのままデー2ブカウントの状態が続く、この
時、ラッチ回路124は、サンプルストローブ信号によ
り、フリッププロップ回路120のQ端子−の出力をラ
ッチするが、XS Q端子は、ロウレベルであるから、
後進表示はなされない。
−・方、船舶が後進中は、常に後進パルスPAが出力さ
れるので、フリップフロップ回路120は、PAエンジ
検出回路118の出力パルスにより、セット状態となり
、Q端子の出力がロウレベルとなる。
この状態で、排他オアゲート回路122では、インバー
タ116で極性を反転された後進パルスPAが入力する
ので、上記カウンタ群89は、そのままアップカウント
の状態が続く。
ここで、サンプルストローブ信号が入力すると、フリッ
プフロップ回路120がモー2トされているので、その
Q端子のハイレベル状態がラッチ回路124にラッチさ
れる。そして、ラッチ回路124から後進表示信号とし
て出力されて、後進表示器86を点灯させる。
ところで、前進、後進が混在するOメット付近では、最
終的にサンプルストローブ信号が入力するとき、フリッ
プフロップ回路120がセットされていれば後進となり
、セットされていなければ前進となる。そこで、7t1
進、後進の信号がランダムに来る場合を考える。
フリップフロップ回路120は、後進パルス6が入力す
ると、PAエツジ検出回路118の出力によりセット状
態となるため、以後リセット信号が入力するか、または
、クロック信号が入力するまで、その状態が変らない。
そのため、−j+、後進パルスPAが入力した後に、前
進信号が入力する(後進信号が入力しない)と、フリッ
プフロップ回路120の互端子がロウレベルであるため
、排他オアゲート回2!8122は、その入力が同相と
なって、出力がロウレベルのカウントダウン信号となる
この状態で、前進信号が後進信号より多く入力すると、
カウンタ群89は、減算が続き、その計数値がrQJと
なり、その旨の信号を出力する。一方、前進信号が後進
信号より少ない場合には、後進信号から+ii7進信号
が減算された差が、後進速度となる。
)Z記「0」出力信号は、フリップフロップ回路120
のクロック端f″CKに入力される。これによリ、プリ
ンプフロップ回路120は、その時の、D端子の入力信
号に応じて、セットまたはリセット状態となる。
ここで、前進信号が入力しているものとすると、フリッ
プフロップ回路+20は、リセット状態に変る。そして
、以後は、L述したと同様に動作する。一方、後進信号
が入力しているものとすると、フリップフロップ回路1
20は、セット状態を続け、ラッチ回路124は、Q端
子のハイレベル状態をラッチして、後進表示信号を出力
する。
ところで、本実施例は、速度警報装置、航程カウンタ等
を備えている。次に、これらの作用について説明する。
先ず、警報装置は、上記速度データ送出回路98力)ら
シリアルデータとしてサンプリングタイム丁S毎に1度
、速度データを受け、これを速度比較回路102にラッ
チする。速度比較回路102は、このデータを、速度警
報設定スイッチ104から入力されるデータと比較し、
予め設定したデータより高速の場合または低速の場合に
、警報信号を出力し、ブザー106を鳴動させる。
また、200P/Mリレー110は、]二上記リアップ
ダウンカウンタ88の出力を、分周器108により分周
して得られるパルスにより、1マイルに200個の割合
のパルスを出力する。
さらに、航程カウンタ114は、]二二足周=108の
出力をさらに分周して、m位距離信号に変換したものを
計数して、船舶の航行距離を表示する。
〈実施例の変形〉 1−記実施例は2前後切替部を受信部の前段に配置して
いるが、第8図に示すように、受信部18Fおよび18
Aの後段としてもよい。
また、上記実施例は、前後切替部28のスイッチをPI
Nダイオード回路にて構成しているが、これに限らず、
FET、バイポーラトランジスタ等により構成すること
もできる。そして、L述したように、前後!/]替部2
8を受信部18Fおよび18Aの後段に配置する場合に
は、受信部出力がロジックレベルになっているので、該
前後切替部28は、簡単なゲート、アナログスイッチ算
で構成することができる。
さらに、に記実施例では、演算部のカウンタをプリアッ
プダウンカウンタとアップダウンカウンタとで構成して
いるが、両者を直列に接続して。
一体のアップダウンカウンタとしてもよい。
[発明の効果] 以」二説明したように本発明は、送受信を前方と後方で
交互に行なうことができて、前方と後方の受信信号の処
理部を共通化して、回路構成を簡素化でき、かつ、停船
時または微速時においても正確な速度表示を行ない得る
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明船速測定装置の一実施例の構成を示すブ
ロック図、第2A図は上記実施例を構成する原発振部お
よび前後切科部の構成を示すブロック図、第2B図は上
記前後切替部の一例を示す回路図、第3図は上記実施例
を構成する周波数検出部の構成を示すブロック図、第4
図は上記実施例を構成する演算部の構成を示すブロック
図、第5図は上記演算部を構成する前後進判別回路の構
成を示すブロック図、第6図は上記第2A図に7Rす原
発振部の動作を示すタイムチャート、77 INは上記
第3図に示す周波数検出部の動作を示すタイムチャート
、第8図は本実施例の変形例である船速測定装置の構成
を示すブロック図、第9図は従来の船速測定装置の構成
を示すブロック図である。 12F 、 12A・・・送信部 14F 、 +4A
・・・送受切8′部18F 、 18A・・・送受波層 18、18F 、 18A・・・受信部26・・・原発
振部    28・・・前後切替部30・・・送信周波
数発振器 32・・・パルス繰返し周波数発振器 34・・・送信パルス幅設定回路 36・・・深度位1首決定回路 38・・・受信ゲート設定回路 40・・・分周器 48・・・スイッチ駆動回路 50・・・スイフチ    56・・・周波数検出部5
8・・・演算部     60・・・船速表示部62・
・・ゲート信号形成部 64・・・クロック発生器 66.68・・・Dフリー、プフロップ回路70.72
・・・カウンタ 74・・・速度パルス形成部 80・・・後進パルス形成部 88・・・ブリアップダウンカウンタ 90・・・アップダウンカウンタ 92・・・前後進判別回路 84・・・数字表示器96
・・・後進表示器   3日・・・速度データ送出回b
100・・・速度警報装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 船舶の斜め前方および斜め後方の各方向に向けて超音波
    ビームを発射し、船底から離れた位置にある水塊からの
    反射波を受信して、ドップラーシフトを検出し、船速を
    測定する船速測定装置において、 (a)超音波を前方と後方に交互に発射するように、発
    射タイミングを設定する送信前後切替手段を設け、 (b)前方および後方から各々受信される反射波の受信
    信号からドップラーシフトを検出し、船速を測定する受
    信信号処理手段を、前後共通に設け、 (c)前方および後方から各々受信される受信信号を、
    上記発射タイミングと同期して上記受信信号処理手段に
    接続する受信前後切替手段を設け、 (d)上記受信信号処理手段に、上記検出したドプラー
    シフトデータを、一定時間毎に積算して平均化する平均
    化処理手段を設けると共に、前後進の判別を行なって、
    当該ドプラーシフトデータが逆方向に進む極性である時
    、平均化処理手段に減算指令を出力する前後進判別手段
    を設けて、 構成されることを特徴とする船速測定装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4946700U (ja) * 1972-07-31 1974-04-24
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