JPS62100017A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPS62100017A JPS62100017A JP60240103A JP24010385A JPS62100017A JP S62100017 A JPS62100017 A JP S62100017A JP 60240103 A JP60240103 A JP 60240103A JP 24010385 A JP24010385 A JP 24010385A JP S62100017 A JPS62100017 A JP S62100017A
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- Japan
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- normally
- photoelectric conversion
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- transistor
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- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、スイッチング装置の受光部となる半導体装
置に関する。
置に関する。
入力端子に信号を入力して回路内のスイ・ノチング素子
(電界効果トランジスタ等)を動作させ、スイッチング
を行うスイッチング装置として、たとえば、第3図に示
したような回路構成のものがある。このものは、電界効
果トランジスタ(以下、「FET」と記す)Tlのゲー
ト・ソース間に第1の光電変換素子P、が挿入され、こ
の第1の光電変換素子P、と並列にノーマリィ・オンの
トランジスタT3が設けられるとともに、そのゲート・
ソース間に第2の光電変換素子P2と放電用抵抗R1が
並列に設けられてなる受光部11と、前記第1および第
2の光電変換素子Pt、Pzに光を送る入力側の発光素
子り、とを備えたものである。このようなスイッチング
装置では発光素子L+に信号が入力されてこの発光素子
り、が点灯すると、その光によって第1の光電変換素子
P1に光起電力が発生し、それによってF E T T
lのソース・ドレイン間がON状態となる。発光素子
L1の発光が停止すると、第1の光電変換素子P1の光
起電力は低下して、FETT、のソース・ドレイン間は
OFF状態となる。このように、このスイッチング装置
は、入力側である発光素子L1と、出力側であるF E
T T + との信号のやりとりが光によって行われ
るようになっているため、入出力両端子間が電気的に絶
縁されている(共通帰線を有しない)必要がある場合な
どに利用価値が高いものである。また、このスイッチン
グ装置では、ノーマリィ・オンのトランジスタT3が発
光素子り、の点灯時には開放状態、消灯時には短絡状態
となるので、消灯後も第1の光電変換素子P、に残る電
荷をすみやかに放電させることができ、このことによっ
て、消灯時にF E T T +をすみやかに遮断させ
ることが可能となる。しかも、発光素子L1の光照射が
充分でない場合に、FETT、がONでもOFFでもな
い4Jeflになるのを防ぐこともできるのである。
(電界効果トランジスタ等)を動作させ、スイッチング
を行うスイッチング装置として、たとえば、第3図に示
したような回路構成のものがある。このものは、電界効
果トランジスタ(以下、「FET」と記す)Tlのゲー
ト・ソース間に第1の光電変換素子P、が挿入され、こ
の第1の光電変換素子P、と並列にノーマリィ・オンの
トランジスタT3が設けられるとともに、そのゲート・
ソース間に第2の光電変換素子P2と放電用抵抗R1が
並列に設けられてなる受光部11と、前記第1および第
2の光電変換素子Pt、Pzに光を送る入力側の発光素
子り、とを備えたものである。このようなスイッチング
装置では発光素子L+に信号が入力されてこの発光素子
り、が点灯すると、その光によって第1の光電変換素子
P1に光起電力が発生し、それによってF E T T
lのソース・ドレイン間がON状態となる。発光素子
L1の発光が停止すると、第1の光電変換素子P1の光
起電力は低下して、FETT、のソース・ドレイン間は
OFF状態となる。このように、このスイッチング装置
は、入力側である発光素子L1と、出力側であるF E
T T + との信号のやりとりが光によって行われ
るようになっているため、入出力両端子間が電気的に絶
縁されている(共通帰線を有しない)必要がある場合な
どに利用価値が高いものである。また、このスイッチン
グ装置では、ノーマリィ・オンのトランジスタT3が発
光素子り、の点灯時には開放状態、消灯時には短絡状態
となるので、消灯後も第1の光電変換素子P、に残る電
荷をすみやかに放電させることができ、このことによっ
て、消灯時にF E T T +をすみやかに遮断させ
ることが可能となる。しかも、発光素子L1の光照射が
充分でない場合に、FETT、がONでもOFFでもな
い4Jeflになるのを防ぐこともできるのである。
以上のように、第3図のスイッチング装置は動作が迅速
、確実で信頼性の高いものであるので、このスイッチン
グ装置の特性を生かして、より便利なスイッチング装置
を構成できる半導体装置が望まれている。
、確実で信頼性の高いものであるので、このスイッチン
グ装置の特性を生かして、より便利なスイッチング装置
を構成できる半導体装置が望まれている。
この発明は、動作が迅速、確実で信頼性が高く、しかも
、より便利なスイッチング装置を構成できる半導体装置
を提供することを目的としている〔発明の開示〕 以上の目的を達成するため、第1の発明は、ノーマリィ
・オフ型の電界効果トランジスタとノーマリィ・オン型
の電界効果トランジスタとが、互いのゲート同士および
ソース同士をつなぐように接続されているとともに、こ
のゲート・ソース間には第1の光電変換素子とノーマリ
ィ・オンのトランジスタとが並列に挿入されており、こ
のノーマリィ・オンのトランジスタのゲート・ソース間
に第2の光電変換素子と放電用抵抗とが並列に設けられ
てなる回路を備え、スイッチング装置の受光部となる半
導体装置を、第2の発明は、ノーマリィ・オフ型の電界
効果トランジスタとノーマリィ・オン型の電界効果トラ
ンジスタとが、互いのゲート同士およびソース同士をつ
なぐように接続されているとともに、このゲート・ソー
ス間には第1の光電変換素子とノーマリィ・オンのトラ
ンジスタとが並列に挿入されており、このノーマリィ・
オンのトランジスタのゲート・ソース間に第2の光電変
換素子と放電用抵抗とが並列に設けられてなる回路を備
え、前記2つの電界効果トランジスタのうち、少なくと
も一方が半導体基板上に絶縁層分離によって作られた分
離島上に形成されていて、これによって、前記各素子の
うち、少なくともこの2つの電界効果トランジスタが同
一の半導体基板上に形成されており、スイッチング装置
の受光部となる半導体装置を、それぞれ要旨としている
。
、より便利なスイッチング装置を構成できる半導体装置
を提供することを目的としている〔発明の開示〕 以上の目的を達成するため、第1の発明は、ノーマリィ
・オフ型の電界効果トランジスタとノーマリィ・オン型
の電界効果トランジスタとが、互いのゲート同士および
ソース同士をつなぐように接続されているとともに、こ
のゲート・ソース間には第1の光電変換素子とノーマリ
ィ・オンのトランジスタとが並列に挿入されており、こ
のノーマリィ・オンのトランジスタのゲート・ソース間
に第2の光電変換素子と放電用抵抗とが並列に設けられ
てなる回路を備え、スイッチング装置の受光部となる半
導体装置を、第2の発明は、ノーマリィ・オフ型の電界
効果トランジスタとノーマリィ・オン型の電界効果トラ
ンジスタとが、互いのゲート同士およびソース同士をつ
なぐように接続されているとともに、このゲート・ソー
ス間には第1の光電変換素子とノーマリィ・オンのトラ
ンジスタとが並列に挿入されており、このノーマリィ・
オンのトランジスタのゲート・ソース間に第2の光電変
換素子と放電用抵抗とが並列に設けられてなる回路を備
え、前記2つの電界効果トランジスタのうち、少なくと
も一方が半導体基板上に絶縁層分離によって作られた分
離島上に形成されていて、これによって、前記各素子の
うち、少なくともこの2つの電界効果トランジスタが同
一の半導体基板上に形成されており、スイッチング装置
の受光部となる半導体装置を、それぞれ要旨としている
。
まず、第1の発明について、その一実施例をあられす第
1図にもとづいて、くわしく説明する。
1図にもとづいて、くわしく説明する。
図にみるように、ノーマリィ・オフ型のFETT、と、
ノーマリィ・オン型のF E T T zとが、互いの
ゲート同士およびソース同士をつなくようにして接続さ
れている。このようなノーマリィ・オフ型のF E T
T + とノーマリィ・オン型のFETT2との組み
合わせとしては、種々のもが考えられるが、例えば、M
OSFETの場合には、ノーマリィ・オフ型のFETT
l としてNチャネルのエンハンスメント型のものを使
用し、かつ、ノーマリィ・オン型のF E T T z
としてPチャネルのデプレション型のものを使用する組
み合わせ等があげられる。
ノーマリィ・オン型のF E T T zとが、互いの
ゲート同士およびソース同士をつなくようにして接続さ
れている。このようなノーマリィ・オフ型のF E T
T + とノーマリィ・オン型のFETT2との組み
合わせとしては、種々のもが考えられるが、例えば、M
OSFETの場合には、ノーマリィ・オフ型のFETT
l としてNチャネルのエンハンスメント型のものを使
用し、かつ、ノーマリィ・オン型のF E T T z
としてPチャネルのデプレション型のものを使用する組
み合わせ等があげられる。
以上のような2つのFET’r’+ 、Tzの共通のゲ
ート・ソース間には、第1の光電変換素子P。
ート・ソース間には、第1の光電変換素子P。
とノーマリィ・オンのトランジスタT、とが並列に接続
されている。そして、このノーマリィ・オンのトランジ
スタT3のゲート・ソース間に第2の光電変換素子P2
と放電用抵抗R1とが並列に接続されることで、この発
明は構成されている。
されている。そして、このノーマリィ・オンのトランジ
スタT3のゲート・ソース間に第2の光電変換素子P2
と放電用抵抗R1とが並列に接続されることで、この発
明は構成されている。
図の実施例では、第1および第2の光電変換素子p、、
pzが、共に複数の光電変換素子を直列に接続した光電
変換素子アレイとなっているが、これは、2つのFET
T+ 、Tzやノーマリィ・オンのトランジスタT3を
作動させるのに充分な光起電力を得るためのものである
。したがって、光電変換素子が1つでも充分な光起電力
が得られる場合には、図のように光電変換素子アレイと
する必要はない。しかしながら、薄膜形成や拡散等によ
って他の素子と同一の半導体基板上に形成されるような
光電変換素子では、充分な光起電力を得るために、光電
変換素子アレイを形成するのが一般的である。
pzが、共に複数の光電変換素子を直列に接続した光電
変換素子アレイとなっているが、これは、2つのFET
T+ 、Tzやノーマリィ・オンのトランジスタT3を
作動させるのに充分な光起電力を得るためのものである
。したがって、光電変換素子が1つでも充分な光起電力
が得られる場合には、図のように光電変換素子アレイと
する必要はない。しかしながら、薄膜形成や拡散等によ
って他の素子と同一の半導体基板上に形成されるような
光電変換素子では、充分な光起電力を得るために、光電
変換素子アレイを形成するのが一般的である。
以上のようなこの発明の半導体装置の動作は、つぎのよ
うである。
うである。
入力側に信号が入っていないときには、図中1点鎖線で
示した発光素子L 、は点灯せず、したがって、第1の
光電変換素子P、は光起電力を発生しない。この状態で
はノーマリィ・オフ型のFETT、は、そのソース・ド
レイン間(SD+間)がOFFになっており、逆に、ノ
ーマリィ・オン型のFETT2は、そのソース・ドレイ
ン間(S−D、間)がONになっている。
示した発光素子L 、は点灯せず、したがって、第1の
光電変換素子P、は光起電力を発生しない。この状態で
はノーマリィ・オフ型のFETT、は、そのソース・ド
レイン間(SD+間)がOFFになっており、逆に、ノ
ーマリィ・オン型のFETT2は、そのソース・ドレイ
ン間(S−D、間)がONになっている。
入力側に信号を入力すると、発光素子L+ は点灯し、
これによって第1の光電変換素子P、に光起電力が発生
し、これが2つのFETT、、T2の共通のゲートに人
力される。この状態になると、ノーマリィ・オフ型のF
E T T + は、そのソース・ドレイン間(S−
D、間)がONになり、ノーマリィ・オン型のF E
T T zはそのソース・ドレイン間(S−D2間)が
OFFになる。なお、このとき、発光素子L1からの光
は、第2の光電変換素子P2にも照射されており、これ
によって第2の光電変換素子P2に光起電力が発生して
ノーマリィ・オンのトランジスタT3はOFFとなって
いる。
これによって第1の光電変換素子P、に光起電力が発生
し、これが2つのFETT、、T2の共通のゲートに人
力される。この状態になると、ノーマリィ・オフ型のF
E T T + は、そのソース・ドレイン間(S−
D、間)がONになり、ノーマリィ・オン型のF E
T T zはそのソース・ドレイン間(S−D2間)が
OFFになる。なお、このとき、発光素子L1からの光
は、第2の光電変換素子P2にも照射されており、これ
によって第2の光電変換素子P2に光起電力が発生して
ノーマリィ・オンのトランジスタT3はOFFとなって
いる。
入力側への信号の入力をやめると、発光素子L1は再び
消灯し、第1および第2の光電変換素子P、、P、は光
起電力を発生しなくなる。
消灯し、第1および第2の光電変換素子P、、P、は光
起電力を発生しなくなる。
第1の光電変換素子P+が光起電力を発生しなくなると
、再び2つのFETT+ 、T2は状態が切換ねり、ノ
ーマリィ・オフ型のFETT、はそのソース・ドレイン
間(S−D、間)がOF Fに、ノーマリィ・オン型の
F E T T zはそのソース・ドレイン間(S−D
2間)がONになる。このとき、この発明では、第2の
光電変換素子P2も光起電力を発生しなくなるので、ノ
ーマリィ・オンのトランジスタT3は、そのソース・ド
レイン間がON(短絡状態)となり、並列に接続された
第1の光電変換素子P、にたまった電荷をすみやかに放
電させることができる。そして、このことによって、発
光素子L1の消灯後に、前記ノーマリィ・オフ型のFE
TT、をONからOFFに、ノーマリィ・オン型のFE
TT!をOFFからONに、それぞれ、すみやかに切り
換えることができるようになる。また、このようなノー
マリィ・オンのトランジスタT3や第2の光電変換素子
P2を設けることによって、第3図の回路と同様に、2
つのFETT+ 、TzがONでもOFFでもない状態
になるのを防ぐこともできるのである。
、再び2つのFETT+ 、T2は状態が切換ねり、ノ
ーマリィ・オフ型のFETT、はそのソース・ドレイン
間(S−D、間)がOF Fに、ノーマリィ・オン型の
F E T T zはそのソース・ドレイン間(S−D
2間)がONになる。このとき、この発明では、第2の
光電変換素子P2も光起電力を発生しなくなるので、ノ
ーマリィ・オンのトランジスタT3は、そのソース・ド
レイン間がON(短絡状態)となり、並列に接続された
第1の光電変換素子P、にたまった電荷をすみやかに放
電させることができる。そして、このことによって、発
光素子L1の消灯後に、前記ノーマリィ・オフ型のFE
TT、をONからOFFに、ノーマリィ・オン型のFE
TT!をOFFからONに、それぞれ、すみやかに切り
換えることができるようになる。また、このようなノー
マリィ・オンのトランジスタT3や第2の光電変換素子
P2を設けることによって、第3図の回路と同様に、2
つのFETT+ 、TzがONでもOFFでもない状態
になるのを防ぐこともできるのである。
また、放電用抵抗R8は、第2の光電変換素子P2にた
まった電荷を放電させるためのものである以上のように
、この発明の半導体装置は、動作が迅速2確実で信頬性
が高いものである。そして、それと同時に、ノーマリィ
・オフ型のF ETT、のソース・ドレイン間(S−D
、間)をいわばA接点、ノーマリィ・オン型のF E
T T zのソース・ドレイン間(S Dz間)をい
わばB接点として、通常の有接点リレーとほぼ同様の使
い方ができるため、1つの接点しかもたない第3図のも
のにくらべてより便利なスイッチング装置を構成するこ
とが可能となる。
まった電荷を放電させるためのものである以上のように
、この発明の半導体装置は、動作が迅速2確実で信頬性
が高いものである。そして、それと同時に、ノーマリィ
・オフ型のF ETT、のソース・ドレイン間(S−D
、間)をいわばA接点、ノーマリィ・オン型のF E
T T zのソース・ドレイン間(S Dz間)をい
わばB接点として、通常の有接点リレーとほぼ同様の使
い方ができるため、1つの接点しかもたない第3図のも
のにくらべてより便利なスイッチング装置を構成するこ
とが可能となる。
つぎに、第2の発明について、その一実施例の要部をあ
られず第2図にもとづいて、くわしく説明する。
られず第2図にもとづいて、くわしく説明する。
この発明の全体の回路構成は、先の第1の発明と同じで
ある。したがって、この発明の半導体装置でも、動作が
迅速、確実で信頼性が高く、かつ、A、B両接点として
利用できて便利であるという点は、先の発明と同様であ
る。
ある。したがって、この発明の半導体装置でも、動作が
迅速、確実で信頼性が高く、かつ、A、B両接点として
利用できて便利であるという点は、先の発明と同様であ
る。
そして、この発明では、さらに、少なくとも2つのFE
TT+ 、Tzを同一の半導体基板上に実装可能にした
という点で、より便利なものとなっている。
TT+ 、Tzを同一の半導体基板上に実装可能にした
という点で、より便利なものとなっている。
すなわち、図にみるように、N型(第1導電型)の半導
体基板l上に絶縁層2によって分離されたP型(第2導
電型)の分離島3が形成されている。半導体基板1表面
には、不純物を拡散して2層4が形成されており、この
2層4内には、さらに、その表面に、不純物を拡散して
N層5が形成されている。そして、このN層5と、半導
体基板1とをつなぐような位置に、絶縁層を介して電極
6が形成されていて、この電極6をゲート(G)、N層
5をソース(S)、半導体基板1をドレイン(D、)と
して、二重拡散型絶縁ゲートFETすなわちノーマリィ
・オフ型のF E T T Iが形成されている。
体基板l上に絶縁層2によって分離されたP型(第2導
電型)の分離島3が形成されている。半導体基板1表面
には、不純物を拡散して2層4が形成されており、この
2層4内には、さらに、その表面に、不純物を拡散して
N層5が形成されている。そして、このN層5と、半導
体基板1とをつなぐような位置に、絶縁層を介して電極
6が形成されていて、この電極6をゲート(G)、N層
5をソース(S)、半導体基板1をドレイン(D、)と
して、二重拡散型絶縁ゲートFETすなわちノーマリィ
・オフ型のF E T T Iが形成されている。
一方、分離島3表面には、不純物を拡散してN層7が形
成されており、このN層7内には、さらに、その表面に
、不純物を拡散して2層8が形成されている。分離島3
表面には、この分離島3と2層8とをつなぐような位置
に、絶縁層を介して電極9が形成されている。そして、
この電極9をゲート(G) 、2層8をソース(S)、
分離島3をドレイン(D2)として、先のものと同様に
、二重拡散型絶縁ゲートFETが形成されるのであるが
、ここでは、図にみるように、分離島3と2層8との間
にPチャネル10が形成されており、これによって、こ
の部分はPチャネル・デプレションFET、すなわち、
ノーマリィ・オン型のFE T T 2となるのである
。
成されており、このN層7内には、さらに、その表面に
、不純物を拡散して2層8が形成されている。分離島3
表面には、この分離島3と2層8とをつなぐような位置
に、絶縁層を介して電極9が形成されている。そして、
この電極9をゲート(G) 、2層8をソース(S)、
分離島3をドレイン(D2)として、先のものと同様に
、二重拡散型絶縁ゲートFETが形成されるのであるが
、ここでは、図にみるように、分離島3と2層8との間
にPチャネル10が形成されており、これによって、こ
の部分はPチャネル・デプレションFET、すなわち、
ノーマリィ・オン型のFE T T 2となるのである
。
以上のようなF E T T + 、 T zは、図に
みるように、それぞれのゲート(G)が接続されており
、また、ソース(S)も図には示していない位置で互い
に接続されるようになっている。そして、発光素子り、
が発光していないときには、ノーマリィ・オフ型のFE
TT 、のソース・ドレイン間(S−D、間)はOFF
であり、ノーマリィ・オン型のFETT2のソース・ド
レイン間(SD2間)は前記Pチャネル10によってつ
ながれてONになっている。
みるように、それぞれのゲート(G)が接続されており
、また、ソース(S)も図には示していない位置で互い
に接続されるようになっている。そして、発光素子り、
が発光していないときには、ノーマリィ・オフ型のFE
TT 、のソース・ドレイン間(S−D、間)はOFF
であり、ノーマリィ・オン型のFETT2のソース・ド
レイン間(SD2間)は前記Pチャネル10によってつ
ながれてONになっている。
また、人力信号によって発光素子り、が発光し、これに
よって、光電変換素子P、に光起電力が発生したときに
は、この光起電力による電圧が前記ゲート(G)に印加
される。ゲート(G)に電圧が印加されると、ノーマリ
ィ・オフ型のFETT、では、2層4の電極6に臨む部
分4aが反転してチャネルが形成され、これによって、
ソース・ドレイン間(s DI 間)がON状態とな
る。
よって、光電変換素子P、に光起電力が発生したときに
は、この光起電力による電圧が前記ゲート(G)に印加
される。ゲート(G)に電圧が印加されると、ノーマリ
ィ・オフ型のFETT、では、2層4の電極6に臨む部
分4aが反転してチャネルが形成され、これによって、
ソース・ドレイン間(s DI 間)がON状態とな
る。
ノーマリィ・オン型のFETT2ではPチャネル10が
反転して、これによってソース・ドレイン間(S D
z間)がOFF状態となるのである。
反転して、これによってソース・ドレイン間(S D
z間)がOFF状態となるのである。
以上のように、この発明では、2つのFETT1、T2
のうち、少なくとも一方を、半導体基板1上に形成され
た分離島3上に設けるようになっているため、この2つ
のF E T T I、 T zがそのゲートおよび
ソース以外で電気的な接触を持つことはなく、両者の間
は、電気的に完全に分離されている。このため、図の実
施例のように、FETが二重拡散型で半導体基板自体を
もその一部(ドレイン)として使い、しかも、2つのF
ETの電気特性が互いに逆であるような場合であっても
、FETT、、T、が互いに影響し合ったり、素子中に
寄生素子が発生する恐れもない。このことは、他の素子
についても同様であって、この2つのFETT、、T2
が形成された同じ半導体基板上に、第1や第2の光電変
換素子PI、P2あるいは、ノーマリィ・オンのトラン
ジスタT3等を搭載する場合には、その半導体基板上に
、搭載する素子の数だけの分離島を形成しておいて、そ
れぞれの分離島の上に各素子を形成するようにすればよ
い。
のうち、少なくとも一方を、半導体基板1上に形成され
た分離島3上に設けるようになっているため、この2つ
のF E T T I、 T zがそのゲートおよび
ソース以外で電気的な接触を持つことはなく、両者の間
は、電気的に完全に分離されている。このため、図の実
施例のように、FETが二重拡散型で半導体基板自体を
もその一部(ドレイン)として使い、しかも、2つのF
ETの電気特性が互いに逆であるような場合であっても
、FETT、、T、が互いに影響し合ったり、素子中に
寄生素子が発生する恐れもない。このことは、他の素子
についても同様であって、この2つのFETT、、T2
が形成された同じ半導体基板上に、第1や第2の光電変
換素子PI、P2あるいは、ノーマリィ・オンのトラン
ジスタT3等を搭載する場合には、その半導体基板上に
、搭載する素子の数だけの分離島を形成しておいて、そ
れぞれの分離島の上に各素子を形成するようにすればよ
い。
また、FETが二重拡散型でない通常のFETであって
、半導体基板を素子の一部として使用しないものであっ
ても、この発明のように、少なくとも、一方を分離島上
に形成すれば、同様の効果が得られることは、いうまで
もない。なお、図の実施例では、ノーマリィ・オン型の
FETT2のみを分離島上に形成していたが、これは、
逆であってもよい。また、両方がそれぞれ別の分離島上
に形成されるようであってもよいが、通常は、いずれか
一方が分離島上に形成されていれば充分にその目的を達
成できるのである。また、図の実施例ではN型の半導体
基板を使用しているため、第1導電型がN型で第2導電
型がP型であったが、P型の半導体基板を使用した場合
には、第1導電型がP型で第2導電型がN型になること
はいうまでもない。
、半導体基板を素子の一部として使用しないものであっ
ても、この発明のように、少なくとも、一方を分離島上
に形成すれば、同様の効果が得られることは、いうまで
もない。なお、図の実施例では、ノーマリィ・オン型の
FETT2のみを分離島上に形成していたが、これは、
逆であってもよい。また、両方がそれぞれ別の分離島上
に形成されるようであってもよいが、通常は、いずれか
一方が分離島上に形成されていれば充分にその目的を達
成できるのである。また、図の実施例ではN型の半導体
基板を使用しているため、第1導電型がN型で第2導電
型がP型であったが、P型の半導体基板を使用した場合
には、第1導電型がP型で第2導電型がN型になること
はいうまでもない。
以上のように、この発明の半導体装置では、電気特性が
逆である2つのFETを互いに影響を及ぼし合うことが
ないようにして、同一基板上に実装可能としているため
、第3図の回路に比べて素子がふえたにもかかわらず、
部品数をふやすことがなく、しかも、A、B両接点の使
用をも可能としており、より便利なものとなっている。
逆である2つのFETを互いに影響を及ぼし合うことが
ないようにして、同一基板上に実装可能としているため
、第3図の回路に比べて素子がふえたにもかかわらず、
部品数をふやすことがなく、しかも、A、B両接点の使
用をも可能としており、より便利なものとなっている。
第1および第2の発明の半導体装置は、以上のように構
成されており、動作が迅速、確実で信顛性が高い回路を
備え、かつ、ノーマリィ・オフ型のFBTと、ノーマリ
ィ・オン型のFETとを同時に動作させるようになって
いるため、これら2つのFETを、いわば、有接点リレ
ーのA接点とB接点のように使用でき、より便利なもの
となっている。しかも、第2の発明のように、前記2つ
のFETを同一基板上に形成するようにすれば、部品を
ふやさずに、この発明にかかる回路を実現できるため、
より、便利なものとなる。
成されており、動作が迅速、確実で信顛性が高い回路を
備え、かつ、ノーマリィ・オフ型のFBTと、ノーマリ
ィ・オン型のFETとを同時に動作させるようになって
いるため、これら2つのFETを、いわば、有接点リレ
ーのA接点とB接点のように使用でき、より便利なもの
となっている。しかも、第2の発明のように、前記2つ
のFETを同一基板上に形成するようにすれば、部品を
ふやさずに、この発明にかかる回路を実現できるため、
より、便利なものとなる。
第1図は第1の発明の一実施例をあられす回路図、第2
図は第2の発明の一実施例の要部の構造をあられす説明
図、第3図は従来例をあられす回路図である。 T1・・・ノーマリィ・オフ型のFET Tz・・・
ノーマリィ・オン型のFET P、、pz・・・光電
変換素子 R1・・・放電用抵抗 1・・・半導体基板
2・・・絶縁層 3・・・分離島 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第1図 Tフ 第2図
図は第2の発明の一実施例の要部の構造をあられす説明
図、第3図は従来例をあられす回路図である。 T1・・・ノーマリィ・オフ型のFET Tz・・・
ノーマリィ・オン型のFET P、、pz・・・光電
変換素子 R1・・・放電用抵抗 1・・・半導体基板
2・・・絶縁層 3・・・分離島 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第1図 Tフ 第2図
Claims (2)
- (1)ノーマリィ・オフ型の電界効果トランジスタとノ
ーマリィ・オン型の電界効果トランジスタとが、互いの
ゲート同士およびソース同士をつなぐように接続されて
いるとともに、このゲート・ソース間には第1の光電変
換素子とノーマリィ・オンのトランジスタとが並列に挿
入されており、このノーマリィ・オンのトランジスタの
ゲート・ソース間に第2の光電変換素子と放電用抵抗と
が並列に設けられてなる回路を備え、スイッチング装置
の受光部となる半導体装置。 - (2)ノーマリィ・オフ型の電界効果トランジスタとノ
ーマリィ・オン型の電界効果トランジスタとが、互いの
ゲート同士およびソース同士をつなぐように接続されて
いるとともに、このゲート・ソース間には第1の光電変
換素子とノーマリィ・オンのトランジスタとが並列に挿
入されており、このノーマリィ・オンのトランジスタの
ゲート・ソース間に第2の光電変換素子と放電用抵抗と
が並列に設けられてなる回路を備え、前記2つの電界効
果トランジスタのうち、少なくとも一方が半導体基板上
に絶縁層分離によって作られた分離島上に形成されてい
て、これによって、前記各素子のうち、少なくともこの
2つの電界効果トランジスタが同一の半導体基板上に形
成されており、スイッチング装置の受光部となる半導体
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60240103A JPS62100017A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60240103A JPS62100017A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62100017A true JPS62100017A (ja) | 1987-05-09 |
Family
ID=17054532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60240103A Pending JPS62100017A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62100017A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05114847A (ja) * | 1991-03-26 | 1993-05-07 | American Teleph & Telegr Co <Att> | 半導体リレー |
JP2013059189A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Sanken Electric Co Ltd | ゲート駆動回路 |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP60240103A patent/JPS62100017A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05114847A (ja) * | 1991-03-26 | 1993-05-07 | American Teleph & Telegr Co <Att> | 半導体リレー |
JP2013059189A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Sanken Electric Co Ltd | ゲート駆動回路 |
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