JPS6197440A - 分割糊付整経方法 - Google Patents

分割糊付整経方法

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JPS6197440A
JPS6197440A JP21695584A JP21695584A JPS6197440A JP S6197440 A JPS6197440 A JP S6197440A JP 21695584 A JP21695584 A JP 21695584A JP 21695584 A JP21695584 A JP 21695584A JP S6197440 A JPS6197440 A JP S6197440A
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JP
Japan
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warping
winding
yarn
small beam
width
Prior art date
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Pending
Application number
JP21695584A
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English (en)
Inventor
峰田 喜規
野坂 昌睦
辻本 君男
下川床 忍
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、経糸準備工程における分割糊付整経方法に関
するものである。
(ロ)従来の技術 従来から、織成の準備工程、特に糊付工程は高品質の織
物を得るうえで最も重要な位置を占める工程であり、該
工程での処理の良否がその後の製織工程における能率、
及び製織反の品位の良否を決定するといっても過言では
ない。織物製造の長い技術発展の過程を経て、品質的に
一応完成されて、現在使用されている方法は、織物の全
幅準備として、次の3方法がある。即ち、I)荒巻整経
−整経糊付・ビーミング、ii)荒巻整経−糊付(ビー
ム−ビーム)−ビーミング、iii ) 荒e 整経t
lJI付(クリール−ビーム)→ビーミングである。し
かしながらこれらの3方法は、いずれも大量生産向けの
方法として完成されたものであって、クリールの先立本
数も1000本以上を必要とし、大きな設置面積を要す
るものであり、又先染め等の柄物の生産には極めて不都
合なものである。さらに、これらの方法は、例えば生産
単位と販売単位との不均衡を招来するなど、最近の市場
ニーズの高度 、化や細分化とは相客れない方法であり
、新しい小′ロソ1〜の織物生産システムの開発が強く
望まれてきた。
一方、上記のごとき要望に対応するものとして、従来か
ら織物の分割幅($備方式があり、その一つは、分割糊
付整経−ビーミング(いわゆるテープサイジング)の方
法であり、他の一つば、クリールと部分整経機との間に
糊イλj装置を配置した、クリール−糊付一部分整経の
方法である。しかしながら、前者の方法は、ビームマー
ク経編の発生、あるいは織密度で糊付けするため糸密度
が太き(、糸と糸との密着現象や糊の付着斑などが生じ
て製織の際毛羽が発生ずるなどの、品質的な問題が多く
、長繊維糸条関係の準備方法としては現在全く用いられ
ていない。又、後者の方法は、部分整経ハンドごとに糊
付処理が停止され、その停止ごとに熱処理斑等による経
編などの斑が生じやすく、現在では殆ど用いられていな
い。
これに対し、本発明者は、」二部のごとき問題を一挙に
解決し得る糊付整経方法として、さきに、部分整経に適
合する所定本数の糸をヤーンクリールから引出し、1)
以」二の糸間隔で平行に配列して一斉糊付げし、乾燥し
て小型ビームに巻取り、次いで前記小型ヒームから部分
整経機により整経した後、織機ビームに巻取ることを特
徴とする分割糊イ」整経方法(以下従来の分割糊(=J
整経方法という、)を提案した(特願昭59−18+2
03号)。この方法は、少数本の糸で高品質の経糸準備
が可能で、小ロソ1〜多品種生産にも最適の糊(=J整
経方法である。しかし、前記の小型ヒームとして、従来
の全幅糊付整経方式で用いられている巻取ビームと同様
の、両側フランジの内側面が巻取軸に垂直(即ち平行)
な形状のものを用いており、巻取糸層が増すに従って、
フランジ内側面に接する(くJ近の両耳端部が、耳高ま
たは耳くずれ現象を起こして不揃いとなりやすい。そし
てその耳端部の不揃いが、次工程の部分整経ドラムへの
巻取の際、張力不均一の原因となって、小型ビームの耳
端部ごとのヒームマーク経編の発生を招きやずいという
問題点があり、前筬による巻を軸の調整、あるいはトラ
バースのコントロールだけでは、完全に防止することが
困難である。なお、従来の全幅糊付整経方法においても
、前記のごとく、フランジ内側面が巻取軸に垂直な形状
のものが使用されているが、この場合は何本の糊付ビー
ムから織機ビームが構成されようとも、全ての糊付ビー
ムの両耳端部の経糸は必ず織物の両耳部に相当する位置
を占めることになるため、ビームマーク経編が発生する
ようなことは無い。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明は、従来の分割糊付整経方法における、上記のご
とき、ビームマーク経線発生の問題を解決しようとする
ものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、部分整経に適合する所定本数の糸をヤーンク
リールから引出し、糸同士が重なり合うことのない間隔
を保って平行に配列して一斉に糊付けし、乾燥して小型
ビームに巻取り、次いで前記小型ビームから部分整経機
により整経した後、織機ビームに巻取る分割糊付整経方
法において、糊付糸を小型ビームへ巻取る際、両側フラ
ンジ内側面が、巻取軸部からフランジ外周端部に向かっ
て両フランジ間の距離が増大するテーパを有する小型ビ
ームを用い、かつ巻取糸層の厚さが増すに従って前筬幅
を拡大させて、巻取幅を漸次増大させつつ巻取ることを
特徴とする分割糊付整経方法である。
即ち本発明では、部分整経に適合する所定本数(通常1
00〜400本)をヤーンクリールから引出し、隣り合
う糸同士が重なり合うことの無い間隔(iffl常1〜
3mm)を保たせて平行に引揃え、ウエイトテンサ等の
張力負荷装置及び糸切感知装置を経て、糊付装置へ導き
一斉に糊付けし、乾燥した後、両側フランジの内側面が
巻取軸部からフランジ外周端部に向かって、両フランジ
間の距離が増大する、即ち外開きの、テーパを有する形
状の小型ビームに、巻取糸層の厚さが増すに連動して、
前筬の幅を漸次拡大させることによって、糸の巻取幅を
増大させつつ巻取り、次いで前記小型ビームから部分整
経機により、所定の経糸本数となるごとく、所定バンド
数を部分整経した後織機ビームに巻取るのである。
前記小型ビームのフランジ内借■面のテーパの角度は、
巻取軸に垂直な面に対し5〜10°の範囲で十分であり
、10°を超えると傾斜が大きくなり過ぎ、却って糸層
の乱れや、耳端部の不揃いが発生して好ましくなく、又
5°未満でば十分な効果が得られない。
次に巻取糸層が増すのに従って前流幅を拡大させる方法
としては、たとえば直線状の前流の場合、巻取りする小
型ビームの回転軸に対して該前流の方向を、最初は非平
行に配置し、その後巻取糸層の増大に連動して徐々に平
行に近づけて、前流幅を拡大させ、又、V字型あるいは
ジクザク型の前流の場合、巻取糸層の増大に連動してV
字型あるいはジクザク型を形成する角度を徐々に大きく
して前流幅を拡大させるなどの方法がある。
(ポ)作用 本発明においては、上記のごとく、分割糊付整経の際、
糊イ」乾燥後の糸を両側フランジの内側面が外開きのテ
ーパを有する小型ビームに、巻取糸層の厚さが増すに従
って前流幅を徐々に拡大させて、糸の巻取幅を漸次増大
させつつ巻取ることにより1巻取軸に糸が重ねられるに
従って、糸の巻取幅が小型ビームのフランジ内側面のテ
ーパに沿って拡げられながら巻取られていって、特に両
耳端部において糸屑の異音な重なりによる耳高や耳くず
れ等の現象が起こること無く整然と巻取られる。従って
次工程の部分整経機による整経も均一な張力で行われて
、ビームマーク経編などは全く発生しない。そして、少
数本の糸で高能率に、所望の高品質の織物を毛羽や経編
の発生などの問題を起こすことなく容易に製織できる、
ずくれた経糸準備を行うことができる。
(へ)実施例 ポリエステルマルチフィラメンl−75d/48fの異
収縮混繊糸を、220本クリール立てし、糸速60m/
minで引出し、1 、5 mmの糸間隔で平行に配列
して一斉に糊付けして乾燥し、前流でその巻取幅を徐々
に増大させながら、両フランジ内側面間の最小幅(巻取
軸部)が3561で、テーパ角度6゛の小型ビームに、
20.00(1mの長さ巻取った。その際の、第1.第
2チヤンバ温度は95℃、第1.第2シリンダ温度は9
0℃、糊液温度40℃、第1トラフ1−率0.6%及び
第2ドラフト率1.0%であった。
次に前記小型ビームの巻取糸条を、部分整経機により、
10g/本の糸張力で、整経長を1000mにして20
バンドを整経ドラムに巻取り、さらに織機ビームに巻取
って、総本数4400本のビームを得た。
これをウォータジェットルーム(日産IJ−41型)に
仕掛け、500回/分で同種の緯糸を打込み、織密度:
経86本/吋、緯85本/吋の羽二重を15疋製織した
。この場合の製織性は極めて良好で、開口状態は良く、
毛羽発生等の問題も無く、又小型ビームの耳端部に相当
する位置にもビームマーク経編等の欠点の全く無い、極
めて良好な生機を得ることができた。
(ト)発明の効果 本発明は、上記のごとく、分割糊付整経方法において、
糊付乾燥後の糊付糸の巻取りに際し、両側フランジ内側
面がテーパを有する小型ビームを用い、かつ巻取糸屑の
厚さが増すに従って前流幅を拡大させて、巻取幅を漸次
増大させつつ巻取ることにより、ビームの両耳端部がフ
ランジ内側面のテーパに沿って拡がりつつ整然と巻取ら
れるため、耳高、耳くずれ等の現象が発生ゼず、部分整
経機による整経も均一な張力下で行われ、ビームマーク
経編の発生が完全に防止されて高品位の織物が得られ、
分割糊付整経方法の持つ、従来の荒巻整経の際の整経本
数よりはるかに少ない本数の糸で、しかも簡単な工程で
高能率に、ずくれた経糸f$備を行うことができて、所
望の高品質の織物の製造を可能にし、非常に経済的で、
小ロツト多品種生産、少中量生産、新規素材の基礎評価
生産及び経柄織物生産等に極めて有用であるという、特
有の効果をより一層高めるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)部分整経に適合する所定本数の糸をヤーンクリー
    ルから引出し、糸同士が重なり合うことのない間隔を保
    って平行に配列して一斉に糊付けし、乾燥して小型ビー
    ムに巻取り、次いで前記小型ビームから部分整経機によ
    り整経した後、織機ビームに巻取る分割糊付整経方法に
    おいて、糊付糸を小型ビームへ巻取る際、両側フランジ
    内側面が、巻取軸部からフランジ外周端部に向かって両
    フランジ間の距離が増大するテーパを有する小型ビーム
    を用い、かつ巻取糸層の厚さが増すに従って前筬幅を拡
    大させて、巻取幅を漸次増大させつつ巻取ることを特徴
    とする分割糊付整経方法。
JP21695584A 1984-10-16 1984-10-16 分割糊付整経方法 Pending JPS6197440A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002212857A (ja) * 2001-01-16 2002-07-31 Toyobo Co Ltd 高密度織物の製織方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002212857A (ja) * 2001-01-16 2002-07-31 Toyobo Co Ltd 高密度織物の製織方法
JP4496451B2 (ja) * 2001-01-16 2010-07-07 東洋紡績株式会社 高密度織物の製織方法

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