JPS6197361A - 赤キヤベツ色素の製造方法 - Google Patents
赤キヤベツ色素の製造方法Info
- Publication number
- JPS6197361A JPS6197361A JP59220189A JP22018984A JPS6197361A JP S6197361 A JPS6197361 A JP S6197361A JP 59220189 A JP59220189 A JP 59220189A JP 22018984 A JP22018984 A JP 22018984A JP S6197361 A JPS6197361 A JP S6197361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extract
- pigment
- red cabbage
- polymerized phosphate
- acidic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、食品用の色素に係るものであって、赤キャ
ベツを原料とし、これから、工業的に有利に品質の優れ
た食用色素１ントシ１ニンを収得することを目的とする
。
ベツを原料とし、これから、工業的に有利に品質の優れ
た食用色素１ントシ１ニンを収得することを目的とする
。
（従来の技術）
盆品用色累に要求される条件は、色相がよく澄明である
こと、酸、アルカリに安定であること、＋＋ｌｊｔ熱性
６耐光性に優れていること、毒性がないこと、無味無臭
で風味に影・ｄしないことなどである。
こと、酸、アルカリに安定であること、＋＋ｌｊｔ熱性
６耐光性に優れていること、毒性がないこと、無味無臭
で風味に影・ｄしないことなどである。
赤キャベツ色素は従来の製法では、色素抽出液に含まれ
る夾雑物に起因する不快臭を有しない澄明な製品を得る
ことが髄めて困難であっり、シかも、他の天然色素に比
べて原料自体のもつにおい、異味が夾雑物として多く残
るという欠点がある。従来法においては、この欠点の除
去に成功していない。
る夾雑物に起因する不快臭を有しない澄明な製品を得る
ことが髄めて困難であっり、シかも、他の天然色素に比
べて原料自体のもつにおい、異味が夾雑物として多く残
るという欠点がある。従来法においては、この欠点の除
去に成功していない。
（発明が解決しようとする問題点）
赤キャベツ色素から工業的に有利に異味分、異臭分を除
去する・こと、明度、彩度に優れたものを得ることにあ
る。
去する・こと、明度、彩度に優れたものを得ることにあ
る。
（問題点を解決しようとするための手段）この発明は、
上記の欠点を解消することに成功した。
上記の欠点を解消することに成功した。
まず、赤キャベツの水又は、アルコール性水抽出液を出
発物とする。
発物とする。
この出発物に、重合リン酸塩を添加する。ここＫ、重合
リン酸塩としては、その部類のいかんを問わないが、例
えば、酸性ピロリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナ
トリウム、メタリン酸カリウムその他があげられる。こ
れらのものは、単種であるいは、２権以上併せ使用され
る。その使用量は、対象抽出液即ち色素含有の水系又は
アルコール水系にたいし、約１．０％（重量、以下同じ
）以下量でよく、この範囲において、殊に０．０５〜０
．８％の範囲の量が好適である。
リン酸塩としては、その部類のいかんを問わないが、例
えば、酸性ピロリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナ
トリウム、メタリン酸カリウムその他があげられる。こ
れらのものは、単種であるいは、２権以上併せ使用され
る。その使用量は、対象抽出液即ち色素含有の水系又は
アルコール水系にたいし、約１．０％（重量、以下同じ
）以下量でよく、この範囲において、殊に０．０５〜０
．８％の範囲の量が好適である。
この際、含有色素アントシアニンの分解による損失を最
少にするために、系のｐＨは中性以下即ち、酸性側にす
ることが有利である。
少にするために、系のｐＨは中性以下即ち、酸性側にす
ることが有利である。
重合リン酸塩を添加した系は、含有する夾雑物が凝集し
て沈殿する。
て沈殿する。
沈殿凝集物を除去（例えば、デカンテーション法、遠・
Ｕ分屋法、吸着樹脂による°吸着法その池）して、残り
の着色液が、目的の赤゛キャベツ色素である。
Ｕ分屋法、吸着樹脂による°吸着法その池）して、残り
の着色液が、目的の赤゛キャベツ色素である。
ここにこの発明はその目的を達しおえる。
収得した色素液を濃縮あるいは乾個して、色素濃厚液、
色素粉末とすることができることは、ここに明示するま
でもなく当業者に自明のことである。
色素粉末とすることができることは、ここに明示するま
でもなく当業者に自明のことである。
（発明の作用及び効果）
以下に、次ぎの実験結果によりその効果を示す。
濁度・ニストロベリー果汁３０％水溶液１０ｏｍＱに、
色価Ｅ１話８０のもの０．２ｇを添加、１時間静置後分
光光度計で７０００ｍの吸光度を測定し、ブランク値を
差引いたものを濁度値とした。
色価Ｅ１話８０のもの０．２ｇを添加、１時間静置後分
光光度計で７０００ｍの吸光度を測定し、ブランク値を
差引いたものを濁度値とした。
オリ二上記抽出液にグラニュ４Ｍ２５ ｇ 、クエン酸
０、６ ｇ 、水１７０ｇを加えたものを２００ｒｌｌ
入りのビンに詰め殺菌した。色素は、色価Ｅ １２ｎ
６０で０．１％相当を添加した。室温に１力月間静置後
、底部のオリを肉眼で観察した。
０、６ ｇ 、水１７０ｇを加えたものを２００ｒｌｌ
入りのビンに詰め殺菌した。色素は、色価Ｅ １２ｎ
６０で０．１％相当を添加した。室温に１力月間静置後
、底部のオリを肉眼で観察した。
−−認めない
以下に、この発明の実施例を記す。
実施例１゜
赤キャベツ３ｋｇに０．５％硫酸水６ｋｇを加え８時間
常温で攪拌抽出を行い、抽出粕と抽出液に分離し、色価
０．９８．ｐＨ２，６５の色素抽出液７．５ｋｇ（以下
、無処理物という）を得た。この抽出液に対し０．１％
の酸性ピロリン酸ナトリウムを加え、常温で１時間攪拌
後析出物を炉別し色価０．９３ｐＨ２，７の清澄液７．
４８ ｋ ｇを得た。これを吸着樹脂（ダイヤイ、ｔン
ＨＰ−２１） ８００ｍＡに流速（ＳＶ）２．５で通液
し色素を吸着した後、６００ｍＱの水で樹脂を洗浄して
、５０％アルコール水５００ｍ℃を流速２で色素を脱着
し、色価１２．７の色素液５３０ｍＲを得た。この色素
液をＥｉＯ％８０まで濃縮し、果汁入り飲料に着色して
１ケ月放置したが、色素によるオリの析出、風味の劣化
異臭を認めなかった。このものの濁度は０．００６であ
り、無処理品の濁度は０．１９６であった。
常温で攪拌抽出を行い、抽出粕と抽出液に分離し、色価
０．９８．ｐＨ２，６５の色素抽出液７．５ｋｇ（以下
、無処理物という）を得た。この抽出液に対し０．１％
の酸性ピロリン酸ナトリウムを加え、常温で１時間攪拌
後析出物を炉別し色価０．９３ｐＨ２，７の清澄液７．
４８ ｋ ｇを得た。これを吸着樹脂（ダイヤイ、ｔン
ＨＰ−２１） ８００ｍＡに流速（ＳＶ）２．５で通液
し色素を吸着した後、６００ｍＱの水で樹脂を洗浄して
、５０％アルコール水５００ｍ℃を流速２で色素を脱着
し、色価１２．７の色素液５３０ｍＲを得た。この色素
液をＥｉＯ％８０まで濃縮し、果汁入り飲料に着色して
１ケ月放置したが、色素によるオリの析出、風味の劣化
異臭を認めなかった。このものの濁度は０．００６であ
り、無処理品の濁度は０．１９６であった。
実施例２
実施例１．に準じて赤キャベツを抽出分離し、色価０．
９７．ｐＨ２，６５の抽出液７．５４ ｋ ｇを得た。
９７．ｐＨ２，６５の抽出液７．５４ ｋ ｇを得た。
この抽出液に対し０．１％のへキサメタリン酸ソーダを
加え、常温で１時間攪拌後析出物を炉別し、色価０．９
５．ｐＨ２，７の清澄液７．５２ ｋ ｇを得た。
加え、常温で１時間攪拌後析出物を炉別し、色価０．９
５．ｐＨ２，７の清澄液７．５２ ｋ ｇを得た。
この液を実施例１と同様に樹脂処理、濃縮を行い、果汁
入り飲料に着色して１ケ月対置したが、色素によるオリ
の析出、風味の劣化、異臭を認めなかった。このものの
濁度は０．００６であり、無処理物の濁度は０．２００
であった。
入り飲料に着色して１ケ月対置したが、色素によるオリ
の析出、風味の劣化、異臭を認めなかった。このものの
濁度は０．００６であり、無処理物の濁度は０．２００
であった。
色価１．０１．ｐＨ２，６５の抽出液７．５ ｋ ｇを
得た。
得た。
この抽出液に対し０．０７５％のメタリン酸カリウこの
液を実施例１と同様に、樹脂処理、濃縮を行い、果汁入
り飲料に着色して１ケ月放置したが、色素によるオリの
析出、風味の劣化、異臭を認めなかった。
液を実施例１と同様に、樹脂処理、濃縮を行い、果汁入
り飲料に着色して１ケ月放置したが、色素によるオリの
析出、風味の劣化、異臭を認めなかった。
このものの濁度は０．００２であり、無処理物の濁度は
０．２００であった。
０．２００であった。
Claims (1)
- 赤キャベツを酸性の水、又はアルコール水に浸漬して得
た色素抽出液に、重合リン酸塩を添加し、沈殿となる夾
雑物を除去することを特徴とする赤キャベツ色素の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59220189A JPS6197361A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 赤キヤベツ色素の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59220189A JPS6197361A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 赤キヤベツ色素の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6197361A true JPS6197361A (ja) | 1986-05-15 |
| JPS6330347B2 JPS6330347B2 (ja) | 1988-06-17 |
Family
ID=16747273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59220189A Granted JPS6197361A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 赤キヤベツ色素の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6197361A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6936292B2 (en) * | 2000-05-26 | 2005-08-30 | San-Ei Gen F.F.I., Inc. | Deodorized yellow colorant of safflower |
| US7144593B2 (en) * | 2000-05-26 | 2006-12-05 | San-Ei Gen F.F.I., Inc | Deodorized colorant of brassicaceae plant |
| US11352501B2 (en) | 2014-08-26 | 2022-06-07 | San-Ei Gen F.F.I., Inc. | Anthocyanin-based pigment composition |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50144725A (ja) * | 1974-05-14 | 1975-11-20 |
-
1984
- 1984-10-18 JP JP59220189A patent/JPS6197361A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50144725A (ja) * | 1974-05-14 | 1975-11-20 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6936292B2 (en) * | 2000-05-26 | 2005-08-30 | San-Ei Gen F.F.I., Inc. | Deodorized yellow colorant of safflower |
| US7144593B2 (en) * | 2000-05-26 | 2006-12-05 | San-Ei Gen F.F.I., Inc | Deodorized colorant of brassicaceae plant |
| US11352501B2 (en) | 2014-08-26 | 2022-06-07 | San-Ei Gen F.F.I., Inc. | Anthocyanin-based pigment composition |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6330347B2 (ja) | 1988-06-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |