JPS6196394A - 熱搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は給湯および暖房システムなどに適用される熱搬
送装置に関する。

りｅ　ｍ５１Ｍ　Ｗ　ｅ４’ｒ　　Ｌ　−＆　Ｍ　ＩＵ
Ｉ　ｆｆ　、１；従来、実開昭５７−１６０８７号公報
の様に、蒸発器の上部と凝縮器の下部を一本の配管によ
って接続し、蒸発器内部で発生した蒸気を凝縮器に送り
凝縮させることにより、蒸発器から凝縮器へ熱搬送しミ
さらに、蒸発器と凝縮器の温度関係を逆転させることに
より、凝縮器に溜った作動液を蒸発器に回収するシステ
ムが提案されていた。しかし、この構成においては下記
の問題点を有していた。

（１）凝縮器に溜った作動液を蒸発器に回収するために
は、蒸発器の加熱を停止しなければならず、加熱源に石
油やガスの燃焼器を用いた場合、オンオフの頻度が激し
くなると効率が低下すると同時に故障も多かった。

（２）蒸発器と凝縮器の温度関係を逆転しなければなら
ず、また蒸発器と凝縮器の熱容量も大きいため熱搬送を
行う時間に較べて、作動液を回収する時間が長くなるた
め効率が低かった。

発明の目的 太＆　ＦＩＢ斤八ムへ襟＊の朋萌占か鱗追手スえ小ず加
熱源となる燃焼器のオンオフの頻度を少なくし信頼性を
向上するとともに、凝縮器に溜った作動液を蒸発器に回
収する時間を短くし、効率の向上を図ることを目的とす
る。

発明の構成 この目的を達成するために本発明は、潜熱媒体の作動液
を蒸発させる蒸発器と、蒸発器の上方に設けた第１液溜
タンクと、液溜タンク底部と蒸発器とを逆止弁を介して
接続する戻管と、第１液溜タンク上部と蒸発器とをバル
ブを介して接続する連通管と、蒸発器と離れた場所に設
けられた凝縮器と、凝縮器の下方に設けられドレン管に
よって接続された第２液溜タンクと、バルブプと第１液
溜タンクとを接続する連通管の一部より分岐して凝縮器
に接続する往管とを設けたものである。

この構成によって、バルブを閉止した場合、蒸発器の加
熱を継続したままでも、第２液溜タンクに溜った作動液
は往管を通って第１液溜タンクに回収することができる
。さらに、バルブを開放し作動液の蒸気を第１液溜タン
クに導入すると、第１液溜タンクに溜った作動液はただ
ちに蒸発器に回収することができる。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

図において、１は作動液、２は蒸発器、３は第１液溜タ
ンク、４は逆止弁、５は戻管、６はバルブ、７は連通管
、８は凝縮器、９はドレン管、１０は第２液溜タンク、
１１は往管、１２はバーナーである。

上記構成において、バルブプ６を開放した状態でバーナ
１２で蒸発器２を加熱すると、内部の潜熱媒体の作動液
１は蒸発し、蒸気は連通管７および往管１１を通って凝
縮器８に流入し、凝縮することにより放熱し、液化した
作動液１はドレン管９を通って第２液溜タンクに溜る。

従って、蒸発器２で得た熱を凝縮器８に搬送する事がで
きる。一方、バルブ６を閉止すると、第１液溜タンク３
の内圧は第２液溜タンク１０の内圧よシ低くなるため、
第２液溜タンク１０に溜った作動液１は、ドレン管９、
凝縮器８、往管１１を通って第１液溜タンク３に吸い込
まれ回収される。この状態で、バルブ６を開放すると、
作動液１の蒸気が連通管７を通って、第１液溜タンク３
に導入され、第１液溜タンク３と蒸発器１の内圧はほぼ
等しくなる。

従って、第１液溜タンクａ内の作動液１は重力により戻
管５を通って蒸発器２に導入される。上記動作をく９返
す事により、蒸気による熱搬送および凝縮液の回収を行
う事ができる。この時、作動液として、フロン等の常温
以下の沸点を有するものを用いるとは密閉回路を構成し
なければならないが、水などのような常温以上の沸点を
有するものを用いる場合は第２液溜タンク１０を大気に
開放して用いる事も可能である。また、バルブ６の開閉
制御の自動化手段としては、第１液溜タンク３″またけ
蒸発器２内の作動液１の液面高さを検知する方法などが
有効である。

発明の効果 以上のように本発明の熱搬送装置によれば次の効果が得
られる。

（１）蒸発器の上方に逆止弁を介して第１液溜タンクを
設け、さらに蒸発器と第１液溜タンク上部とを接続する
連通管にバルブを設けた構成としているので、蒸発器内
の圧力または温度に関らず、第２液溜タンク内の作動液
を第１液溜タンクに回収することができる。従って、蒸
発器を加熱する熱源の運転を停止しなくてもよいので高
効率の運転ができる。

３）　上記構成によシ、従来のように蒸発器を冷却する
時間が不要になるため、作動液を回収する時間が短かく
なシ、高効率の熱搬送ができる。

（３）加熱源である燃焼器のオンオフ頻度が少なくなる
ため、信頼性の高いシステムが実現できる。

【図面の簡単な説明】 図は本発明の一実施例を示す熱搬送装置の構成図である
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 潜熱媒体の作動液を蒸発させる蒸発器と、前記蒸発器の
   上方に設けた第１液溜タンクと、前記液溜タンク底部と
   前記蒸発器とを逆止弁を介して接続する戻管と、前記第
   １液溜タンク上部と前記蒸発器とをバルブを介して接続
   する連通管と、前記蒸発器と離れた場所に設けられた凝
   縮器と、前記凝縮器の下方に設けられドレン管によって
   接続された第２液溜タンクと、前記バルブと前記第１液
   溜タンクとを接続する前記連通管の一部より分岐して前
   記凝縮器に接続する往管とからなる熱搬送装置。