JPS6194240A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6194240A JPS6194240A JP21692384A JP21692384A JPS6194240A JP S6194240 A JPS6194240 A JP S6194240A JP 21692384 A JP21692384 A JP 21692384A JP 21692384 A JP21692384 A JP 21692384A JP S6194240 A JPS6194240 A JP S6194240A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- recording medium
- electron beam
- magnetic recording
- substrate
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は移動する高分子成形物などのテープ状非磁性基
体に磁性薄膜を真空蒸着法によゆ形成せしめて磁気記録
媒体を製造する方法に関する。さらに磁気特性および電
磁変換特性の改良された磁気記録媒体の製造方法に関す
る。
体に磁性薄膜を真空蒸着法によゆ形成せしめて磁気記録
媒体を製造する方法に関する。さらに磁気特性および電
磁変換特性の改良された磁気記録媒体の製造方法に関す
る。
従来より磁気記録媒体としては、非磁性基体上にr−F
e203、C0をドープし九r−Fe20B、Fe3O
4、CoをドープしたFe3O4、r−Fe203とF
ea04のベルトライド化合物、COをドープしたベル
トライド化合物、CrO2等の酸化物磁性粉末あるいは
Fe、co、Ni等を主成分とする合金磁性粉末等の粉
末磁性材料を塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、スチレ
ン−ブタジェン共重合体、エポキシ樹脂、ポリウレタン
樹脂等の有機バインダー中に分散せしめ、塗布、乾燥さ
せる塗布型のものが広く使用されてきている。
e203、C0をドープし九r−Fe20B、Fe3O
4、CoをドープしたFe3O4、r−Fe203とF
ea04のベルトライド化合物、COをドープしたベル
トライド化合物、CrO2等の酸化物磁性粉末あるいは
Fe、co、Ni等を主成分とする合金磁性粉末等の粉
末磁性材料を塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、スチレ
ン−ブタジェン共重合体、エポキシ樹脂、ポリウレタン
樹脂等の有機バインダー中に分散せしめ、塗布、乾燥さ
せる塗布型のものが広く使用されてきている。
近年高密度磁気記、録への要求の高まシと共に、真空蒸
着、スパッタリング、イオンプレーテング等の方法によ
り形成される強磁性金属薄膜はバインダーを使用しない
、いわゆる金属薄膜型の磁気記録媒体として注目を浴び
ており実用化へのf!j、’。
着、スパッタリング、イオンプレーテング等の方法によ
り形成される強磁性金属薄膜はバインダーを使用しない
、いわゆる金属薄膜型の磁気記録媒体として注目を浴び
ており実用化へのf!j、’。
介゛今♂責Vひ1)。
従来の塗布型の磁気記録媒体では主として飽和磁化の小
さい金属酸化物を磁性材料として使用していると共に、
磁性層中の磁性材料の体積含有率が3θ〜!−01rに
すぎないため高出力高密度記録媒体としては限界になっ
てきている。さらにその製造工程も複雑で溶剤回収ある
いは公害防止のための大きな付帯設備を必要とするとい
う欠点を有している。金属薄膜型磁気記録媒体では酸化
物磁性材料より大きな飽和磁化を有する強磁性金属を有
機バインダーの如き非磁性物質を介在させぬ状態で極め
て薄い薄膜として形成できるという利点を有する。高密
度磁気記録化につれて記録再生磁気ヘッドのギャップ長
も/ 、Opmを切る時代になっているが、それに伴っ
て磁気記録層への記録深場も浅くなる傾向があシ、磁性
膜の厚み全部が磁気信号の記録に利用され得る金属薄膜
型磁気記録媒体は高出力高密度記録媒体として極めてす
ぐれている。金属薄膜型磁気記録媒体のうちでも膜の形
成を真空蒸着によシ行なう方法は膜の形成速度の速いこ
と、製造工程が簡単であることあるいは排液処理を必要
としないドライプロセスであること等の利点を有する。
さい金属酸化物を磁性材料として使用していると共に、
磁性層中の磁性材料の体積含有率が3θ〜!−01rに
すぎないため高出力高密度記録媒体としては限界になっ
てきている。さらにその製造工程も複雑で溶剤回収ある
いは公害防止のための大きな付帯設備を必要とするとい
う欠点を有している。金属薄膜型磁気記録媒体では酸化
物磁性材料より大きな飽和磁化を有する強磁性金属を有
機バインダーの如き非磁性物質を介在させぬ状態で極め
て薄い薄膜として形成できるという利点を有する。高密
度磁気記録化につれて記録再生磁気ヘッドのギャップ長
も/ 、Opmを切る時代になっているが、それに伴っ
て磁気記録層への記録深場も浅くなる傾向があシ、磁性
膜の厚み全部が磁気信号の記録に利用され得る金属薄膜
型磁気記録媒体は高出力高密度記録媒体として極めてす
ぐれている。金属薄膜型磁気記録媒体のうちでも膜の形
成を真空蒸着によシ行なう方法は膜の形成速度の速いこ
と、製造工程が簡単であることあるいは排液処理を必要
としないドライプロセスであること等の利点を有する。
中でも特に磁性金属の蒸発ビームを非磁性基体表面に斜
めに入射させて蒸着する斜方入射真空蒸着法は工程およ
び装置機構が比較的簡単でらると同時に良好な磁気特性
を有する膜が得られるため実用化上すぐれている。
めに入射させて蒸着する斜方入射真空蒸着法は工程およ
び装置機構が比較的簡単でらると同時に良好な磁気特性
を有する膜が得られるため実用化上すぐれている。
テープ状非磁性基体に蒸着によシ磁性薄膜を形成せしめ
て磁気テープを製造する際には、特開昭!グー/タコ0
0号、特開昭j3−♂7704号に示されているように
移動するテープ状非磁性基体に電子ビームの照射加熱に
より蒸発せしめられ ゛た磁性材料の蒸気流を差し向
け蒸着する方法が用いられる。このようにして製造され
る蒸着型の磁気記録媒体は従来の塗布盤磁気記録媒体に
比し高出力が得られることからrmmVTR用磁気テー
プあるいはディジタルオーデオ用磁気テープとして極め
て有望である。蒸着型の磁気記録媒体においてはノイズ
を低下させS/Nさらに改良するために磁性材料の蒸着
の際に酸素等の酸化性ガスを導入する方法が取られてい
るが、これKよると磁気特性、特に(伯 が低下
するためにとのax 改良が望まれていた。さらに従来の電子ビーム加熱法に
よる蒸着型磁気記録媒体ではビデオ信号等の特に高周波
信号の記録再生波の二ン°ベロープが充分でなくこの改
良も望まれていた。
て磁気テープを製造する際には、特開昭!グー/タコ0
0号、特開昭j3−♂7704号に示されているように
移動するテープ状非磁性基体に電子ビームの照射加熱に
より蒸発せしめられ ゛た磁性材料の蒸気流を差し向
け蒸着する方法が用いられる。このようにして製造され
る蒸着型の磁気記録媒体は従来の塗布盤磁気記録媒体に
比し高出力が得られることからrmmVTR用磁気テー
プあるいはディジタルオーデオ用磁気テープとして極め
て有望である。蒸着型の磁気記録媒体においてはノイズ
を低下させS/Nさらに改良するために磁性材料の蒸着
の際に酸素等の酸化性ガスを導入する方法が取られてい
るが、これKよると磁気特性、特に(伯 が低下
するためにとのax 改良が望まれていた。さらに従来の電子ビーム加熱法に
よる蒸着型磁気記録媒体ではビデオ信号等の特に高周波
信号の記録再生波の二ン°ベロープが充分でなくこの改
良も望まれていた。
本発明の目的は、上記の欠点を改良した蒸着法による金
属薄膜型磁気記録媒体、すなわち磁気特性、特に 0働
の改良された金属薄膜型磁ax 気記録媒体の製造方法を提供することにある。さらに本
発明の目的は電磁変換特性、特に再生信号のエンベロー
プのすぐれた蒸着法による金属薄膜型磁気記録媒体の製
造方法を提供することにある。
属薄膜型磁気記録媒体、すなわち磁気特性、特に 0働
の改良された金属薄膜型磁ax 気記録媒体の製造方法を提供することにある。さらに本
発明の目的は電磁変換特性、特に再生信号のエンベロー
プのすぐれた蒸着法による金属薄膜型磁気記録媒体の製
造方法を提供することにある。
本発明は真空雰囲気内にて連続して移動するテープ状非
磁性基体に、電子ビームの走査加熱によシ蒸発せしめら
れた磁性材料の蒸気を差し向け該非磁性基体上に蒸着磁
性薄膜を形成せしめて磁気記録媒体を製造°する方法に
おいて、該非磁性基体の移動速度をu(m7分)、該非
磁性支持体幅方向と略平行な磁性材料蒸発源上の電子ビ
ームの走査幅をω(m)とした時、電子ビームの走査周
波数をコωu(Hz) 以上とすることを特徴とする
磁気記録媒体の製法に関する。
磁性基体に、電子ビームの走査加熱によシ蒸発せしめら
れた磁性材料の蒸気を差し向け該非磁性基体上に蒸着磁
性薄膜を形成せしめて磁気記録媒体を製造°する方法に
おいて、該非磁性基体の移動速度をu(m7分)、該非
磁性支持体幅方向と略平行な磁性材料蒸発源上の電子ビ
ームの走査幅をω(m)とした時、電子ビームの走査周
波数をコωu(Hz) 以上とすることを特徴とする
磁気記録媒体の製法に関する。
第7図は、本発゛明による磁気記録媒体製造方法を実施
するための装置の一例を示している。適当な真空排気系
を備えてなる真空槽(図示せず)内に配設されたシリン
ダー状冷却キャン/lに沿ってテープ状非磁性基体l−
が搬送される。冷却キャン//の下方には磁性金属材料
13を加熱蒸発させるためのルツメ/ダが配置されてお
り、磁性金属材料13は電子銃/jからの電子ビーム/
4の照射によシ加熱される。加熱蒸発された磁性金属材
料の蒸気流は冷却キャン/lの表面に沿って移動するテ
ープ状非磁性基体/コの表面に達し蒸着磁性薄膜が形成
される。本発明においてテープ状非磁性基体の移動速度
とは、テープ状非磁性基体表面への磁性金属材料の蒸着
が行なわれる領域における上記テープ状基体の移動する
速度を指す。
するための装置の一例を示している。適当な真空排気系
を備えてなる真空槽(図示せず)内に配設されたシリン
ダー状冷却キャン/lに沿ってテープ状非磁性基体l−
が搬送される。冷却キャン//の下方には磁性金属材料
13を加熱蒸発させるためのルツメ/ダが配置されてお
り、磁性金属材料13は電子銃/jからの電子ビーム/
4の照射によシ加熱される。加熱蒸発された磁性金属材
料の蒸気流は冷却キャン/lの表面に沿って移動するテ
ープ状非磁性基体/コの表面に達し蒸着磁性薄膜が形成
される。本発明においてテープ状非磁性基体の移動速度
とは、テープ状非磁性基体表面への磁性金属材料の蒸着
が行なわれる領域における上記テープ状基体の移動する
速度を指す。
第1図においてテープ状非磁性基体7.2の表面が磁性
金属材料の蒸気流にさらされる領域におけるテープ状非
磁性基体/コの移動速度Ll(m/分〕が本発明におけ
るテープ状非磁性基体の移動速度である。電子ビーム/
ごはテープ状非磁性基体/コの幅方向と略平行にルツボ
/4tの磁性金属材料/3を走査照射されるが、その際
の電子ビーム走査のテープ状非磁性基体7.2幅方向に
沿っての走査長を本発明における走査幅ω(rn)と定
義する。
金属材料の蒸気流にさらされる領域におけるテープ状非
磁性基体/コの移動速度Ll(m/分〕が本発明におけ
るテープ状非磁性基体の移動速度である。電子ビーム/
ごはテープ状非磁性基体/コの幅方向と略平行にルツボ
/4tの磁性金属材料/3を走査照射されるが、その際
の電子ビーム走査のテープ状非磁性基体7.2幅方向に
沿っての走査長を本発明における走査幅ω(rn)と定
義する。
本発明者等はテープ状非磁性基体の移動速度と電子ビー
ム走査幅について種々検討の結果、テープ状非磁性基体
の移動速度をυ(m/分)、上記電子ビーム走査幅をω
(m)とした時、電子ビームの走査周波数をコωυ(H
z)以上、特に好ましくはグωu (Hz)以上として
製造された磁気記録媒体は磁気特性がすぐれると共に電
磁変換特性にすぐれた蒸着法による金属薄膜型磁気記録
媒体であることを見出したものである。
ム走査幅について種々検討の結果、テープ状非磁性基体
の移動速度をυ(m/分)、上記電子ビーム走査幅をω
(m)とした時、電子ビームの走査周波数をコωυ(H
z)以上、特に好ましくはグωu (Hz)以上として
製造された磁気記録媒体は磁気特性がすぐれると共に電
磁変換特性にすぐれた蒸着法による金属薄膜型磁気記録
媒体であることを見出したものである。
本発明の方法によって磁気記録媒体を製造する場合、磁
性薄膜を形成させるための強磁性金属としてはFe、C
o5Ni等の金属あるいはFe−Co。
性薄膜を形成させるための強磁性金属としてはFe、C
o5Ni等の金属あるいはFe−Co。
Fe−Ni、Co−Ni、Fe−Co−Ni5 Fe−
Rh、Fe−CuS Fe−8i、Co−Cu、Co
−Au、Co−Y、Co−La、Co−Pr、Co−G
d。
Rh、Fe−CuS Fe−8i、Co−Cu、Co
−Au、Co−Y、Co−La、Co−Pr、Co−G
d。
Co−8m、Co−PL、Co−8t、Co−Mn。
Co−P、Ni−Cu、Mn−B1.Mn−8b。
Mn−AJS Fe−Cr、Co−Cr、Ni −Cr
。
。
Fe−P、N1−P、Co−N1−P、Co−N1−B
、Co−Ni−Ag、co−Ni −Cr、 Fe−
Co−Cr、Fe−Co−Ni −CrS Co−Nt
−Zn、 Co −Ni −W、 Fe−Co −N
i−P等のような強磁性合金が用いられる。磁性膜の厚
さは、磁気記録媒体として充分な出力を与え得る厚さお
よび高密度記録の充分性なえる薄さを必要とすることか
ら一般にはO,Oaμmから3.02m。
、Co−Ni−Ag、co−Ni −Cr、 Fe−
Co−Cr、Fe−Co−Ni −CrS Co−Nt
−Zn、 Co −Ni −W、 Fe−Co −N
i−P等のような強磁性合金が用いられる。磁性膜の厚
さは、磁気記録媒体として充分な出力を与え得る厚さお
よび高密度記録の充分性なえる薄さを必要とすることか
ら一般にはO,Oaμmから3.02m。
好ましくはo 、orpmからλ、Opmである。
蒸着中に02 、C02、N2 、NHs 、スチレン
等のガスを導入して磁性薄膜中にO,NSC等の元素を
含有させるようにしてもよい。
等のガスを導入して磁性薄膜中にO,NSC等の元素を
含有させるようにしてもよい。
テープ状非磁性基体としてはポリエチレンテレフタレー
ト、ポリイミド、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、三酢酸
セルロース、ポリカーボネート、ポリエチレンナフタレ
ート、ポリフェニレンサルファイドのようなプラスチッ
クベース、あるいはhl、A1合金、Ti、Ti合金、
ステンレス鋼のような金属帯が用いられる。
ト、ポリイミド、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、三酢酸
セルロース、ポリカーボネート、ポリエチレンナフタレ
ート、ポリフェニレンサルファイドのようなプラスチッ
クベース、あるいはhl、A1合金、Ti、Ti合金、
ステンレス鋼のような金属帯が用いられる。
ルツボ/4tから蒸発された磁性材料/3を補給するた
めに線状、粒状、帯状、棒状の磁性材料をルツボ/4t
に上、下あるいは横から連続的あるいは断続的に供給す
るような機構を設けてもよい。
めに線状、粒状、帯状、棒状の磁性材料をルツボ/4t
に上、下あるいは横から連続的あるいは断続的に供給す
るような機構を設けてもよい。
さらに磁性材料の蒸気流をテープ状基板面に斜めに入射
させる斜方入射真空蒸着法による場合には入射角を30
0゛〜900の範囲にするのが好ましい。
させる斜方入射真空蒸着法による場合には入射角を30
0゛〜900の範囲にするのが好ましい。
さらに本発明においてテープ状非磁性基体上に有機ある
いは無機物よりなる下地層を設けても良いし、磁性薄膜
を多層化したシ、各磁性膜間に有機あるいは無機物よシ
なる中間層を設けてもよい。
いは無機物よりなる下地層を設けても良いし、磁性薄膜
を多層化したシ、各磁性膜間に有機あるいは無機物よシ
なる中間層を設けてもよい。
また磁性膜上に有機あるいは無機物よりなる保護層を設
けてもよい。
けてもよい。
次に実施例をもって本発明を具体的に説明するが本発明
はこれらに限定されるものではない。
はこれらに限定されるものではない。
実施例1
第1図に示す装置を用いて/2pm厚のポリエチレンテ
レフタレートフィルム上に強磁性薄膜を形成し磁気記録
媒体を作成した。蒸発源としてはルツボにCo N i
合金(Ni//重量%)をチャージし加速電圧JOkV
の電子ビームをポリエチレンテレフタレートフィルムの
幅方向と平行に走査させて蒸着を実施した。蒸着の際磁
性材料の蒸発流近傍に酸素ガスを導入し、真空度がλ、
O×IQ″′″4Torrとなるようにして厚み0.7
22mの磁性薄膜を蒸着形成した。電子ビームの走査幅
を0.7mとし、ポリエチレンテレフタレートフィルム
の移動速度および電子ビーム走査周波数を変化させた磁
気テープ原反を作製した。こうして得た磁気テープの磁
気特性B−H曲線でのGΦ。、値およびテープとヘッド
相対速度が3、yjm/秒なるVTRでjMHzの信号
を記録し再生した時のエンベロープ特性を測定したとこ
のように電子ビームの走査幅ω(m)でポリエチレンテ
レフタレートフィルムの移動速度υ(m/分)とした時
、電子ビームの走査周波数をλωu(Hz)以上〔走査
幅0.6mで移動速度!θm/分の時はj OHz以上
;走査幅0 、1mで移動速度700m/分の時は10
OHz以上〕にて製造された磁気テープは(dH)ma
X値が向上し、すぐれたエンベロープ特性を示すことが
確かめられた。
レフタレートフィルム上に強磁性薄膜を形成し磁気記録
媒体を作成した。蒸発源としてはルツボにCo N i
合金(Ni//重量%)をチャージし加速電圧JOkV
の電子ビームをポリエチレンテレフタレートフィルムの
幅方向と平行に走査させて蒸着を実施した。蒸着の際磁
性材料の蒸発流近傍に酸素ガスを導入し、真空度がλ、
O×IQ″′″4Torrとなるようにして厚み0.7
22mの磁性薄膜を蒸着形成した。電子ビームの走査幅
を0.7mとし、ポリエチレンテレフタレートフィルム
の移動速度および電子ビーム走査周波数を変化させた磁
気テープ原反を作製した。こうして得た磁気テープの磁
気特性B−H曲線でのGΦ。、値およびテープとヘッド
相対速度が3、yjm/秒なるVTRでjMHzの信号
を記録し再生した時のエンベロープ特性を測定したとこ
のように電子ビームの走査幅ω(m)でポリエチレンテ
レフタレートフィルムの移動速度υ(m/分)とした時
、電子ビームの走査周波数をλωu(Hz)以上〔走査
幅0.6mで移動速度!θm/分の時はj OHz以上
;走査幅0 、1mで移動速度700m/分の時は10
OHz以上〕にて製造された磁気テープは(dH)ma
X値が向上し、すぐれたエンベロープ特性を示すことが
確かめられた。
実施例2
実施例/と同様にして/2 、jpm厚のポリイミドフ
ィルム上にCo−Cr (Cr : twt%)よυ成
る強磁性薄膜を蒸着形成せしめ磁気記録媒体を作製した
。真空度/、j×10″−5TorrにてCo−Crを
蒸着せしめ膜厚0.2μmとなるよう磁性薄膜を形成し
た。電子ビームの走査幅、ポリイミドフィルムの移動速
度に対して電子ビーム走査周波数を変化させて磁気テー
プサンプルを作製このように電子ビームの走査幅ω(m
)でポリイミドフィルムの移動速度u(m/分)とした
時、電子ビームの走査周波数を2ωυ(Hz)以上〔走
査幅0 、4tmで移動速度r Om 7分の時は6’
I IHz以上;走査幅0./mで移動速度r Om
7分の時は/JL!rHz以上〕にて製造された磁気テ
di) −プはi−値が向上し、すぐれたエンベax ロープ特性を示すことが確かめられた。
ィルム上にCo−Cr (Cr : twt%)よυ成
る強磁性薄膜を蒸着形成せしめ磁気記録媒体を作製した
。真空度/、j×10″−5TorrにてCo−Crを
蒸着せしめ膜厚0.2μmとなるよう磁性薄膜を形成し
た。電子ビームの走査幅、ポリイミドフィルムの移動速
度に対して電子ビーム走査周波数を変化させて磁気テー
プサンプルを作製このように電子ビームの走査幅ω(m
)でポリイミドフィルムの移動速度u(m/分)とした
時、電子ビームの走査周波数を2ωυ(Hz)以上〔走
査幅0 、4tmで移動速度r Om 7分の時は6’
I IHz以上;走査幅0./mで移動速度r Om
7分の時は/JL!rHz以上〕にて製造された磁気テ
di) −プはi−値が向上し、すぐれたエンベax ロープ特性を示すことが確かめられた。
本発明の蒸着法による磁気記録媒体の製造方法によれば
磁気特性および電磁変換特性の改良された磁気記録媒体
を得ることができる。高密度記録に際しては記録波長が
小さくなると自己減磁損失が増すため’dH)maX値
の大なることが必要となるが、本発明の方法によるとこ
の目的に合った磁気記録媒体を製造することができる。
磁気特性および電磁変換特性の改良された磁気記録媒体
を得ることができる。高密度記録に際しては記録波長が
小さくなると自己減磁損失が増すため’dH)maX値
の大なることが必要となるが、本発明の方法によるとこ
の目的に合った磁気記録媒体を製造することができる。
さらKすぐれたVTR再生画像を得るにはエンベロープ
のすぐれることが必要であるが、本発明によればエンベ
ロープの改良された金属薄膜型磁気記録媒体を製造する
ことができるものである。
のすぐれることが必要であるが、本発明によればエンベ
ロープの改良された金属薄膜型磁気記録媒体を製造する
ことができるものである。
第1図は本発明による磁気記録媒体を製造する方法を実
施するための装置例を示している。 //ニジリンダー状耐冷却キャ ン、2=テ一プ状非磁性基体 /3:磁性金属材料 /4t=蒸発源ルツボ /j:電 子 銃 /に:電子ビーム
施するための装置例を示している。 //ニジリンダー状耐冷却キャ ン、2=テ一プ状非磁性基体 /3:磁性金属材料 /4t=蒸発源ルツボ /j:電 子 銃 /に:電子ビーム
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 真空雰囲気において連続して移動するテープ状非磁性基
体上に、電子ビームの走査加熱により蒸発せしめられた
磁性材料の蒸気流を差し向け該非磁性基体上に蒸着磁性
薄膜を形成せしめて磁気記録媒体を製造する方法におい
て、該非磁性基体の移動速度をυ〔m/分〕、該非磁性
支持体幅方向と略平行な磁性材料蒸発源上の電子ビーム
走査幅をω〔m〕としたとき、電子ビームの走査周波数
を2ωυ〔Hz〕以上とすることを特徴とする磁気記録
媒体の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21692384A JPS6194240A (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | 磁気記録媒体の製造方法 |
US06/788,177 US4604293A (en) | 1984-10-16 | 1985-10-16 | Process for producing magnetic recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21692384A JPS6194240A (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6194240A true JPS6194240A (ja) | 1986-05-13 |
JPH0341899B2 JPH0341899B2 (ja) | 1991-06-25 |
Family
ID=16696042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21692384A Granted JPS6194240A (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6194240A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6270576A (ja) * | 1985-09-21 | 1987-04-01 | Kawasaki Steel Corp | 大量蒸気流発生用蒸発源装置 |
US8695338B2 (en) | 2010-09-09 | 2014-04-15 | Denso Corporation | Exhaust gas control apparatus for engine |
-
1984
- 1984-10-16 JP JP21692384A patent/JPS6194240A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6270576A (ja) * | 1985-09-21 | 1987-04-01 | Kawasaki Steel Corp | 大量蒸気流発生用蒸発源装置 |
JPH0325508B2 (ja) * | 1985-09-21 | 1991-04-08 | Kawasaki Steel Co | |
US8695338B2 (en) | 2010-09-09 | 2014-04-15 | Denso Corporation | Exhaust gas control apparatus for engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0341899B2 (ja) | 1991-06-25 |
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