JPS6193512A - 遮蔽ケ−ブルの製造方法 - Google Patents
遮蔽ケ−ブルの製造方法Info
- Publication number
- JPS6193512A JPS6193512A JP21557584A JP21557584A JPS6193512A JP S6193512 A JPS6193512 A JP S6193512A JP 21557584 A JP21557584 A JP 21557584A JP 21557584 A JP21557584 A JP 21557584A JP S6193512 A JPS6193512 A JP S6193512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- grain
- strip
- silicon steel
- oriented silicon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Insulated Conductors (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、遮蔽ケーブルの製造方法に関する。
一般に、方向性けい素鋼は透磁率が非常に大きくかつ鉄
損が小さいため、トランスの鉄心などに使用されている
が、この方向性けい素鋼を遮蔽ケーブルの遮蔽層に用い
れば上記の長所が生かされて非常に好ましいといえる。
損が小さいため、トランスの鉄心などに使用されている
が、この方向性けい素鋼を遮蔽ケーブルの遮蔽層に用い
れば上記の長所が生かされて非常に好ましいといえる。
しかし、この方向性けい素鋼は材料の性質として、「I
a械的にもろい」という欠点を有する。そのためケーブ
ル製造時に、方向性けい素鋼からなる帯状体をケーブル
に巻付けて遮蔽層を形成する工程において、この帯状体
に「割れ」が発生するという問題があり、安定した品質
の高遮蔽ケーブルの実現が妨げられていた。
a械的にもろい」という欠点を有する。そのためケーブ
ル製造時に、方向性けい素鋼からなる帯状体をケーブル
に巻付けて遮蔽層を形成する工程において、この帯状体
に「割れ」が発生するという問題があり、安定した品質
の高遮蔽ケーブルの実現が妨げられていた。
本発明はこのような従来の問題点を解決するもので、方
向性けい素鋼板からなる帯状体のケーブルへの巻付けに
際して、該帯状体に割れが発生しないようにすることを
目的とする。そこで、本発明の特徴とするところは、方
向性けい素鋼からなる遮蔽用帯状体を、10°C〜10
℃〜100℃に加熱しながらケーブルに巻付ける点にあ
る。
向性けい素鋼板からなる帯状体のケーブルへの巻付けに
際して、該帯状体に割れが発生しないようにすることを
目的とする。そこで、本発明の特徴とするところは、方
向性けい素鋼からなる遮蔽用帯状体を、10°C〜10
℃〜100℃に加熱しながらケーブルに巻付ける点にあ
る。
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を詳゛脱する
。
。
図は本発明に係る遮蔽ケーブルの製造方法を装置と共に
示す説明図であり、図中、1はケーブル、2.2は該ケ
ーブルlに遮蔽層7を形成するだめの遮蔽用帯状体であ
って、方向性けい素鋼からなり、2本のこれら帯状体2
.2は夫々ボビン3゜3に巻装され、該ボビン3.3は
ケーブル1に対して互いに反対側の取付部4,5に回転
自在に装着される。6.6は各ボビン3.3とケーブル
lとの間に設けられたホソトジェ、7トであり、ケーブ
ル1に巻付けられる帯状体2.2に熱風を噴射して加熱
する。
示す説明図であり、図中、1はケーブル、2.2は該ケ
ーブルlに遮蔽層7を形成するだめの遮蔽用帯状体であ
って、方向性けい素鋼からなり、2本のこれら帯状体2
.2は夫々ボビン3゜3に巻装され、該ボビン3.3は
ケーブル1に対して互いに反対側の取付部4,5に回転
自在に装着される。6.6は各ボビン3.3とケーブル
lとの間に設けられたホソトジェ、7トであり、ケーブ
ル1に巻付けられる帯状体2.2に熱風を噴射して加熱
する。
しかして、ケーブルlは、矢印へ方向に回転しつつ矢印
B方向に進行することにより、外周に2本の帯状体2.
2が巻付けられて遮蔽層7が形成される。この帯状体2
,2の巻付は工程において、帯状体2を巻装済みのポビ
ン3,3は、夫々の取付部4,5に装着する前に予め1
0°C〜100 ’ Cに予熱しておく。さらに、ホッ
トジェット6.6により帯状体2,2を10°C〜10
0°Cに保温しながら該帯状体2,2をケーブルlに巻
付けていく。
B方向に進行することにより、外周に2本の帯状体2.
2が巻付けられて遮蔽層7が形成される。この帯状体2
,2の巻付は工程において、帯状体2を巻装済みのポビ
ン3,3は、夫々の取付部4,5に装着する前に予め1
0°C〜100 ’ Cに予熱しておく。さらに、ホッ
トジェット6.6により帯状体2,2を10°C〜10
0°Cに保温しながら該帯状体2,2をケーブルlに巻
付けていく。
このように、帯状体2を加熱しながら巻付けることによ
り、帯状体2の割れを有効に防止できる。
り、帯状体2の割れを有効に防止できる。
即ち、方向性けい素鋼はその特徴として、上述の如く透
磁率が非電に大きいこと、及び、鉄tBが小さいこと等
の長所を有する反面、10’ C未満の低温では機械的
にもろいという短所を有している。
磁率が非電に大きいこと、及び、鉄tBが小さいこと等
の長所を有する反面、10’ C未満の低温では機械的
にもろいという短所を有している。
このもろさのために巻付は工程において割れが発生する
のであるが、温度が10°C以上では伸び率が向上し、
例えば、50°Cでは25°Cのときの破断曲げ回数の
約2倍、75°Cでは約2.5倍になる。
のであるが、温度が10°C以上では伸び率が向上し、
例えば、50°Cでは25°Cのときの破断曲げ回数の
約2倍、75°Cでは約2.5倍になる。
但し、温度が高すぎると方向性けい素鋼の方向性が失わ
れて透磁率が低下し、特性が劣化する。このようなこと
から、特性が劣化せず、かつ伸び率も良い60“0〜1
00°Cの温度が好ましく、従って、帯状体2をこの温
度の範囲に加熱しながらケーブルlに巻付けることによ
り、割れの発生を防止でき、巻付けも容易となる。
れて透磁率が低下し、特性が劣化する。このようなこと
から、特性が劣化せず、かつ伸び率も良い60“0〜1
00°Cの温度が好ましく、従って、帯状体2をこの温
度の範囲に加熱しながらケーブルlに巻付けることによ
り、割れの発生を防止でき、巻付けも容易となる。
また、帯状体2の巻装済ポビン3を予め上述の温度範囲
に予熱しておくことにより、ホットジェット6による熱
風加熱が効率良く行われる利点がある。勿論、予熱を省
略する場合も本発明の技術的範囲に包含されることは言
うまでもない。
に予熱しておくことにより、ホットジェット6による熱
風加熱が効率良く行われる利点がある。勿論、予熱を省
略する場合も本発明の技術的範囲に包含されることは言
うまでもない。
本発明は以上詳述した構成にて所期の目的を有効に達成
した。即ち、方向性けい素鋼からなる遮蔽用帯状体2,
2を10°C〜100°Cに加熱しながらケーブル1に
巻付けるから、この巻付は工程において帯状体2,2に
割れを請じることがなく、従って、方向性けい素鋼を用
いた高遮蔽のケーブルを安定した品質で容易に製造する
ことが可能となった。
した。即ち、方向性けい素鋼からなる遮蔽用帯状体2,
2を10°C〜100°Cに加熱しながらケーブル1に
巻付けるから、この巻付は工程において帯状体2,2に
割れを請じることがなく、従って、方向性けい素鋼を用
いた高遮蔽のケーブルを安定した品質で容易に製造する
ことが可能となった。
図は本発明の一実施例を製造装置と共に示す説明図であ
る。 l・・・ケーブル、2・・・帯状体。
る。 l・・・ケーブル、2・・・帯状体。
Claims (1)
- 1、方向性けい素鋼からなる遮蔽用帯状体を、10℃〜
100℃に加熱しながらケーブルに巻付けることを特徴
とする遮蔽ケーブルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21557584A JPS6193512A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 遮蔽ケ−ブルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21557584A JPS6193512A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 遮蔽ケ−ブルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6193512A true JPS6193512A (ja) | 1986-05-12 |
JPH0444367B2 JPH0444367B2 (ja) | 1992-07-21 |
Family
ID=16674703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21557584A Granted JPS6193512A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 遮蔽ケ−ブルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6193512A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5681626A (en) * | 1979-12-05 | 1981-07-03 | Kawasaki Steel Corp | Production of directional silicon steel plate of superior repetitive bending characteristic |
JPS5842728A (ja) * | 1981-08-24 | 1983-03-12 | アレゲニ−・ラドラム・スチ−ル・コ−ポレ−シヨン | 優れた磁気特性を有する方向性ケイ素鋼の製造方法 |
-
1984
- 1984-10-15 JP JP21557584A patent/JPS6193512A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5681626A (en) * | 1979-12-05 | 1981-07-03 | Kawasaki Steel Corp | Production of directional silicon steel plate of superior repetitive bending characteristic |
JPS5842728A (ja) * | 1981-08-24 | 1983-03-12 | アレゲニ−・ラドラム・スチ−ル・コ−ポレ−シヨン | 優れた磁気特性を有する方向性ケイ素鋼の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0444367B2 (ja) | 1992-07-21 |
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