JPS619096A

JPS619096A - スピ−カ装置

Info

Publication number: JPS619096A
Application number: JP59129240A
Authority: JP
Inventors: Yoshiaki Kobayashi; 小林　儀昭; Hiroshi Yoshida; 博吉田
Original assignee: Clarion Co Ltd
Current assignee: Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Priority date: 1984-06-25
Filing date: 1984-06-25
Publication date: 1986-01-16
Also published as: US4611686A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明はスピーカ装置に関し、特に車載用等力゛エン
クロージャの容積に制約を受けるような場所に設置する
スピーカ装置の低域特性の改良に係るものである。

［従来の技術］従来のスピーカ装置を車載用据置形スピーカ装置を例に
とって第１図〜第４図を用いて説明する。

この種スピーカ装置のエンクロージャは大別して密閉形
とバスレフ形とが主流になっている。このうち図のもの
はバスレフ形を示すもので、図中符号１はエンクロージ
ャ、２はフロントバッフルで、このフロントバッフル２
にう−ハＳＰ１、トウイータＳＰ２およびダクト３が配
設されている。４はプロテクタでゴムまたはそれと同等
の材質製でリアガラス保護用として配設されている。し
かしながら、このような従来の車載用スピーカ装置にあ
っては、配設スペースが狭いのでエンクロージャ１の容
積に制約を受ける。このため、ダクト３の形状寸法にも
限定を受けるので、次のイ・−のような問題点があった
。（梢第４図に示すようにエンクロージャ１の容積が小
さいために、ウーハＳＰ＋で再生されそその背面側に放
射された中域音がエンクロージャ１内部からダクト３を
通って外部に放射されてしまう。このため、これがフロ
ント面に直接放射される中域音と重なり合って音質を悪
化させてしまう。ｑダクトの寸法形状に制約を受けるの
で、その共振周波数を低くすることができない。このた
め、十分な低域再生が困難である。

［問題点を解決するため°の手段］この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、エンクロージャに外部と連通する低域補償用
のダクトを内設し、このダクトの開口部に、その開口面
積よりも小なる面積のボードを配設し、このボードの周
縁部とダク］・の開口内縁部との間に全周にわたっては
、ぼ等間隙で且つダクトの横断面積と比較して狭間隙の
プレッシャダクト部を形成することにより上記問題点を
解決することを目的としている。− ダクトの本体部（ガイドダクト）としては、前記第１図
〜第３図に示した従来のものとほぼ同寸法形状のものを
用いることができるが、その配設位置はフロントバッフ
ルおよびエンクロージャの何れの部位にも配設すること
ができる。そしてこの発明においては、このガイドダク
トの開口部に段部等を形成することによりやや拡開し、
拡開した開口部の中央位置にその開口面積よりも小なる
面積のボードを取付足等を介して取付けている。

このボード配設により、ボード周縁部とガイドダクトの
開口内縁部との間に全周にわたってほぼ等間隙で且つ狭
幅のプレッシャダクト部を形成している。プレッシャダ
クト部の経路長は、ある程度の長さが採られている。

作用を説明すると、プレッシャダクト部はガイドダクト
の断面積と比較して狭間隙に形成されているので、エン
クロージャ内部からの放射音はこのプレッシャダクト部
を通過する過程で加圧される。この結果ガイドダクト本
来の低域音圧を高める作用と、このプレッシャダクト部
の加圧作用とが相乗的に作用して外部への放射周波数は
ガイドダクトのみ配設した場合と比較して、さらに規制
を受け、中域音の減衰作用が大となって外部への低域放
射特性が一層高められ歪感の少ない再生音“”６ｔＬ６
・＊　ｔ：　７　Ｌ／　ｙ　＞“１“−８０，グ全周に
ほぼ等間隙に形成されているので、この部分から外部へ
放射される低域音は全周にわたって位相差が生じること
はなく均一なものとなる。

［第１実施例］第５図〜第７図にはこの発明の第１実施例を示す。なお
、第５図以下の各図において前記第１図〜第４図におけ
る部材または部位と同一ないし均等のものは、前記と同
一の・符号を以て示し、重複した説明を省略する。

この実施例はガイドダクトＤ１およびプレッシャダクト
部Ｄ２をフロントバッフル２の部分に設けるとともに、
ボード６ａは正方形としたものである。ガイドダクトＤ
１の開口側には段部５ａを設けて拡開され、拡開さ゛れ
す開口内縁部５ｂとボード６ａの周縁部との間でプレッ
シャダクト部Ｄ２が形成されている。ボード６ａはプラ
スチック製で適宜の厚さからなり１、その背面側に突設
したプラスチック製の取付足７でフロントバッフル２と
面一になるように段部５ａの部分に取付けられている。

プレッシャダクト部Ｄ２はボード６ａの全周にわたって
ほぼ等間隙で狭幅に形成されており、上記のように段部
５ａの形成により、放射経路長は適宜の長さが採られて
いる。この適宜の長さを採ることにより、放射音の加圧
作用が効果的に生ずる。

作用については、前記の問題点を解決するための手段の
項で述べたものと同様である。な、おボード６ａが７０
ントバツフル２と面一となるように構成しであるので、
フロントバッフル２部分のデザインがシャープなものと
なり、さらにこのボード部分にもホットスタンプ、各種
印刷が可能となるので、バリエーションの面でもデザイ
ン性を向上させることができる。

［第２実施例］第８図〜第１０図にはこの発明の第２実施例を示す。こ
の実施例はガイドダクトＤ３およびプレッシャダクト部
Ｄ４をエンクロージｖ１のリア部に配設したものである
。このようにダクトＤ３．０４をエンクロージャ１側に
設けても音場空゛間が車室のように限られた空間で使用
する場合には、前記第１実施例とほぼ同様の作用、効果
が得られる。

［第３実施例］第１１〜第１３図にはこの発明の第３実施例を示すこの
実施例は前記第３図等におけるプロテクタの部分を利用
してガイドダクトＤ５およびプレッシャダクト部Ｄ６を
配設したものである。ボード６Ｃは横長の方形状とされ
、その周縁部にプレッシャダクト部Ｄ６が形成されてい
る。作用は前記第１、第２実施例のものとほぼ同様であ
る。

なお上述の各実施例ではボードを正四角形また長四角形
としたが、円形等のその他の形状とすることもできる。

［発明の効果］この発明ｒよれば、ウーハ等からその背面側に放射され
た中域音が、ダクトの部分から外部に放射されないので
、これがフロント面に直接放射された中、低域音と重な
り合うことがなくなり、非常に歪感の少ない音が再生さ
れる。プレッシャダＲクト部から放射される低、域音は
、そのＬ下左右の四方で位相差が生じないので、低域再
生が効率よくかつ十分に行なわれる′。ダクト開口部に
はボードが配設されて開口面積が小さくされているので
、この部分を通じて外部からエンクロージャ内への遺物
の入り込むのを防止できる。

また第１実施例によれば、ボード面をフロントバッフル
と面一に構成しであるので、上記共通の効果に加えて、
さらにフロントデザインが非常にシャープなものとなる
とともに、このボードの部分にもホットスタンプ、各種
印刷等を施すことが可能となり、デザインのバリエーシ
ョンが増加す。

るという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は従来のスピーカ装置を示すもので、第
１図は正面図、第２図、は一部破断側面図、第３図は一
部破断平面図、第４図は作用説明のだめの平面図、第５
〜第７図はこの発明の第１実施例を示すもので、第５図
は正面図、第６図は第５図のＹ−Ｙ線で一部破断した側
面図、第７図は一部破断平面図、第８図〜第１０図はこ
の発明の第２□□。’ｓｏ’ｒ、第、。□□、第。□、
　　　　ず一部値断側面図、第１０図は平面図、第１１
〜第１３図はこの発明の第３実施例を示すもので第１１
図は正面図、第１２図は一部破断側面図、第１３図は平
面図である。１・・・エンクロージャ、２・・・フロン１〜バツフル
、５ａ・・・段部、５ｂ・・・開口内縁部、５ａ、５ｂ
。６Ｃ・・・ボード、７・・・取付足、Ｄ＋　、Ｄ３　、
Ｄｓ・・・ガイドダク’ｈ、Ｄ２　、Ｄ４　、Ｄｅ　＝
ブレフシ１？ダク８部、ＳＰ＋・・・ウーハ、ＳＦ３・
・・トウイータ出　願　人　　クラリオン株式会社代　　理　　人　　　　　芦　　１）　直　　衛第１図
　　　　第２図第３図　　　　　　第４図第７図第１０図ｈ

Claims

【特許請求の範囲】

エンクロージャに外部と連通する低域補償用のダクトを
内設し、該ダクトの開口部に、その開口面積よりも小な
る面積のボードを配設し、該ボードの周縁部と前記ダク
トの開口内縁部との間に全周にわたつて略等間隙で且つ
ダクト断面積に対し狭間隙のプレッシャダクト部を形成
したことを特徴とするスピーカ装置。