JPS6190657A - 尿の吸収・保持剤 - Google Patents

尿の吸収・保持剤

Info

Publication number
JPS6190657A
JPS6190657A JP59211246A JP21124684A JPS6190657A JP S6190657 A JPS6190657 A JP S6190657A JP 59211246 A JP59211246 A JP 59211246A JP 21124684 A JP21124684 A JP 21124684A JP S6190657 A JPS6190657 A JP S6190657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
urine
water
specimen
acrylamide
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59211246A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0571265B2 (ja
Inventor
博 伊藤
新田 敦彦
田中 富夫
神尾 秀雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP59211246A priority Critical patent/JPS6190657A/ja
Priority to US06/782,452 priority patent/US4718899A/en
Priority to CA000492097A priority patent/CA1253322A/en
Priority to DE8585307259T priority patent/DE3584496D1/de
Priority to EP85307259A priority patent/EP0178175B1/en
Priority to KR1019850007489A priority patent/KR900000452B1/ko
Publication of JPS6190657A publication Critical patent/JPS6190657A/ja
Publication of JPH0571265B2 publication Critical patent/JPH0571265B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/16Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
    • A61L15/42Use of materials characterised by their function or physical properties
    • A61L15/60Liquid-swellable gel-forming materials, e.g. super-absorbents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L33/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L33/24Homopolymers or copolymers of amides or imides
    • C08L33/26Homopolymers or copolymers of acrylamide or methacrylamide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2205/00Polymer mixtures characterised by other features
    • C08L2205/02Polymer mixtures characterised by other features containing two or more polymers of the same C08L -group

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は尿の吸収・保持剤に関する。更に詳しくは特定
の(メタ)アクリルアミド誘導体の重合体を水に不溶化
してなる尿の吸収・保持剤に関する。
従来技術とその問題点: 従来、尿の吸収・保持剤としてはオムツが昔よりよく使
用されてきた。また、近年平均寿命の大幅な伸び及び医
療技術の急速な進歩により、寝たきりのままで或いは歩
行不自由等の身体にハンプキャップを背負った状態での
生活を強いられる人々も増えてきており、それらの人々
を含めた上での福祉社会の実現が叫ばれている。
具体的には、それらの人々にも通常の人の生活様式に準
じた形での生活が望まれており、各種の看護器材及び看
護システムが開発されている。それらの中でも小用の処
理が1つの大きな問題になっている。
すなわち、病院等に入院している寝たきりの人にとって
は夜間時の小用の処理が、また歩行が不自由な人にとっ
ては不意の尿意の処理が問題となっており、失禁後の不
快感及び特に冬期時の尿水の放置に伴うカゼ等の罹病を
引き起こす原因の1つに考えられている。そのようなこ
とに対して従来はヘットの上に尿を吸収するためにパッ
トを敷くとか、或いは大きなオムツを使用するとかの方
法が採用されているが、そのような器材では尿の吸収・
保持力が十分ではなく、身体の重み等の圧力により尿水
の遊離等が起こり十分満足できるものにはなっていない
。また、最近ではそれらのパット或いはオムツに吸水性
の樹脂を入れて尿の吸収・保持能力を高める試みがなさ
れている。しかし、この場合には尿の保持能力は高まる
のであるが、使用したパット或いはオムツを繰り返し使
用しようとした場合、吸水した樹脂より水を分離するこ
とが困難になり、実質的に繰り返し使用できなくなる。
従って、この場合には使い捨てとなり、費用がかさむ結
果となる。
問題点を解決するための手段: 本発明者らは上記した点に鑑み鋭意検討した結果、特定
の(メタ)アクリルアミド誘導体の重合体は特異的な水
の分離及び保持特性を有しており、その特性を利用する
ことにより繰り返し使用可能な尿の吸収・保持剤になる
ことを見い出し、本発明に到った。
即ち、本発明は一般式CI)または一般式lで表わされ
る 一般式 (上式でR,は水素原子またはメチル基、R2は水素原
子、メチル基またはエチル基、R3はメチル基、エチル
基またはプロピル基を表わす。)一般式 (上式でR8は水素原子またはメチル基、Aは−fcH
2+−nでnは4〜6または +CH2廿0士CH2−ガを表わす。)N−アルキルま
たはN−アルキレン置換(メタ)アクリルアミドの単独
または共重合体、もしくは他の共重合しつる単量体との
共重合体を水に不溶化してなる尿の吸収・保持剤に関す
る。
本発明の特定のN−アルキルまたはN−アルキレン置換
(メタ)アクリルアミドとは、上記一般式(I)及び一
般式但で表わされるものであり、具体的には、たとえば
N −n−プロピルアクリルアミド、l’J−n−プロ
ピルメタクリルアミド、N−イソプロピルメクリルアミ
ド、N−イソプロピルメタクリルアミド、N−エチルア
クリルアミド、N。
N−ジエチルアクリルアミド、N、N−ジエチルメタク
リルアミド、N−エチルメタクリルアミド、N、N−ジ
メチルアクリルアミド、N、N−ジメチルメタクリルア
ミド、N−メチル−N=エチルアクリルアミド、N−メ
チル−N−エチルメタクリルアミド、N−アクリロイル
ピロリジン、N−メタクリロイルピロリジン、N−アク
リロイルピペリジン、N−メタクリロイルピペリジン、
N−アクリロイルモルホリン、N−メタクリロイルモル
ホリン等をあげることができる。
また、上記した単量体と共重合可能な単量体としては、
親水性単量体、イオン性単量体、親油性単量体等があげ
られ、それらの一種以上の単量体が適用できる。具体的
には親水性単量体として、たとえばアクリルアミド、メ
タクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、ジアセト
ンアクリルアミド、ヒドロキシエチルメタクリレート、
ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルメ
タクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、各種
のメトキシポリエチレングリコールメタクリレート、各
種のメトキシポリエチレングリコールアクリレート、N
−ビニル−2−ピロリドン等をあげることができるし、
また、酢酸ビニル、グリシジルメタクリレート等を共重
合により導入して、それを加水分解して親水性を賦与す
ることもできる。イオン性単量体としては、たとえばア
クリル酸、メタクリル酸、ビニルスルホン酸、アリルス
ルホン酸、メタリルスルホン酸、スチレンスルホン酸、
2−アクリルアミド−2−フェニルプロパンスルホン酸
、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
等の酸及びそれらの塩、N。
N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、N。
N−ジエチルアミノエチルメタクリレート、N。
N−ジメチルアミノエチルアクリレート、N、N−ジメ
チルアミノプロピルメタクリルアミド、N。
N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド等のアミン
及びそれらの塩等をあげることができる。
また、各種アクリレート、メタクリレート、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、アクリロニトリル等を共重合
により導入して、それを加水分解してイオン性を賦与す
ることもできる。親油性単量体としては、たとえばN−
n−ブチルアクリルアミド tert.−ブチルアクリルアミド、N  tert,
−ブチルメタクリルアミド、N−n−ヘキシルアクリル
アミド、N−n−へキシルメタクリルアミド、Nn−オ
クチルアクリルアミド、N−n−オクチルメタクリルア
ミド、N  tert.−オクチルアクリルアミド、N
−n−ドデシルアクリルアミド、N−n−ドデシルメタ
クリルアミド等のN−アルキル(メタ)アクリルアミド
誘導体、N,N−ジクリシジルアクリルアミド、N,N
−ジクリシジルメタクリルアミド、N−(4−クリシト
キシブチル)アクリルアミド、N−(4−クリシトキシ
ブチル)メタクリルアミド、N−(5−グリシドキシペ
ンチル)アクリルアミド、N−(6−ゲリシドキシヘキ
シル)アクリルアミド等のN−(ω−グリシドキシアル
キル)(メタ)アクリルアミド誘導体、エチルアクリレ
ート、メチルメタクリレート、プチルメタクリレートミ
 ブチルアクリレート、ラウリルアクリレート、2−エ
チルへキシルメタクリレート、クリシジルメタクリレー
ト等の(メタ)アクリレート誘導体、アクリロニトリル
、メタクリレートリル、酢酸ビニル、塩化ビニル、エチ
レン、プロピレン、ブテン等のオレフィン類、スチレン
、α−メチルスチレン、ブタジェン、イソプレン等をあ
げることができる。
次に上記した単量体の重合体を水に不溶化する方法とし
ては、重合時に不溶化する方法と重合後の処理で不溶化
する方法があるが、具体的な不溶化方法として、分子中
に少くとも二個以上の二重結合を有する架橋性モノマー
と上記した(メタ)アクリルアミド誘導体とを共重合す
る方法、N−アルコキシメチル(メタ)アクリルアミド
誘導体を共重合する方法、上記した親油性上ツマ−の比
率を高めて(メタ)アクリルアミド誘導体と共重合する
方法、塊状で重合する方法、重合体を加熱処理する方法
、セルロース等の水に不溶の繊維状物質等と重合体を一
体化する方法、または重合体中に水酸基あるいはアミン
基等が存在する場合には、それらとエピクロルヒドリン
等の多官能性化合物を反応させて架橋し、不溶化する方
法、更にはカルボキシ基、スルホン酸基、水酸基等のよ
うに活性水素を有する置換基の置換された単量体との共
重合もしくはそれらの置換基の置換された重合体との間
で複合体を形成させ、不溶化する方法等を採用できる。
より具体的には第1の方法では架橋性モノマーとして、
たとえばN,N’−メチレンビスアクリルアミド、N,
N−ジアリルアクリルアミド、トリアクリルホルマール
、N,N−ジアクリロイルイミド、N,N−ジメタクリ
ロイルイミド、エチレングリコールジアクリレート、エ
チレングリコールジメタクリレート、各種ポリエチレン
グリコールジアクリレート、各種ポリエチレングリコー
ルジメタクリレート、プロピレングリコールジアクリレ
ート、プロピレングリコールジメタクリレート、各種ポ
リプロピレングリコールジアクリレート、各種ポリプロ
ピレングリコールジメタクリレート、1、3−ブチレン
グリコールジアクリレート、1.3−ブチレングリコー
ルジアクリレート脱可北ブチレングリコールジメタクリ
レート、グリセロールジメタクリレート、ネオペンチル
グリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパン
トリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタク
リレート、トリメチロールエタントリメタクリレート、
トリメチロールエタントリアクリレート、テトラメチロ
ールメタンテトラメタクリレート、テトラメチロールメ
タントリアクリレート、ジビニルベンゼン、ジアリルフ
タレート等を使用できる。第2の方法でのN−アルコキ
シメチル(メタ)アクリルアミド誘導体としてはN−ヒ
ドロキシメチル(メタ)アクリルアミドも含み、たとえ
ばN−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メトキ
シメチル(メタ)アクリルアミド、N−エトキシメチル
(メタ)アクリルアミド、N−n−ブトキシメチル(メ
タ)アクリルアミド、N −tert。
−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド等を使用でき
る。第3の方法での親油性モノマーのアンフィフィリソ
クな性質を有する(メタ)アクリルアミド誘導体に対す
る比率は(メタ)アクリルアミド誘導体と親油性モノマ
ーとの組合せにより変化し、−概に断定で、きないが、
一般的には、1%以上好ましくは3%以上である。その
時共重合法としてはランダム共重合、ブロック共重合、
グラフト共重合のいづれもが採用できる。第4の方法に
よる塊状で重合する方法としては、溶媒で稀釈せずにそ
のまま重合して重合体ブロックを得る方法或いは溶媒に
懸濁させながらモノマー筒中て重合を行い、粒子状重合
体を得る方法等を採用できる。第5の方法である重合体
を加熱処理する方法において加熱条件は重合体により異
なり一様ではないが、一般的には、60〜250℃、好
ましくは80〜200℃の温度で、塊状重合、懸濁重合
、溶液重合等で得た重合体を加熱処理する。その際、溶
液重合においては、乾燥或いは溶媒の留去と加熱処理を
兼ねて行ってもよい。第6の方法である繊維状物質等と
一体化する方法としては、セルロース、ナイロン、ポリ
エステル、アクリル等の繊維またはポリプロピレン、エ
チレン−プロピレン共重合体等でできた不織布等の水に
不溶の繊維状物質あるいはシリカ、アルミナ、ゼオライ
ト等の水不溶の多孔質物質に上記した(メタ)アクリル
アミド誘導体を含浸重合或いはグラフト重合する方法、
及び重合体を含浸させる方法等を採用できる。第7の方
法であるエピクロルヒドリン等の多官能性化合物を反応
させて架橋し、不溶化する方法では重合体中に水酸基、
アミン基あるいはカルボキシ基を予め導入しておく必要
がある。アミノ基及びカルボキシ基は共重合により容易
に導入できるが、水酸基の場合には、ヒドロキシエチル
メタクリレート、インプロペニルフェノール等との共重
合または酢酸ビニル、グリシジルメタクリレート等を共
重合法により導入して、その後塩基性物質でケン化して
水酸基を導入する方法もある。
ついで、前記した重合体とエピクロルヒドリン等の多官
能性化合物とを塩基性物質の存在下に反応させて架橋し
、不溶化する。その際水溶液そのままで不溶化すると寒
天状となり、それを粉砕することにより実用に供される
。また水溶液を油中に分散させて不溶化すると粒状ゲル
となる。第8の方法は活性水素を有する前記した単量体
との共重合、それらの単量体の共重合体との複合、共重
合体中の活性水素をアンモニウムイオン等で置換してお
き、まず混合しておきその後酸を添加して活性水素を賦
活させて複合体を形成させて不溶化する方法である。
上記した8つの方法を各々単独で採用してもよいし、併
せて採用してもよい。概ね併用したほうがより効果的な
結果を得ることができる。
上記した方法に従って、本発明の尿の吸収・保持剤を製
造するに当って採用できる重合のより具体的方法として
は、たとえば(1)モノマーを溶剤で稀釈せずにそのま
ま重合して重合体ブロックを製造する方法、(2)溶剤
中で重合して重合後乾燥或いは貧溶剤中に重合体を析出
させ、重合体を得る方法、(3)懸濁重合により粒子状
重合体として得る方法、(4)乳化重合により重合体ラ
テックスとして得る方法、(5)水に不溶な繊維状物質
または多孔質物質に重合体溶液の含浸あるいはグラフト
重合等の方法で重合体を一体化する方法等を採用できる
その際、重合を開始する方法としては、加熱のみによっ
ても行いつるが、通常重合開始剤を使用したほうが良好
な結果が得られる。重合開始剤としてはラジカル重合を
開始する能力を有するものであれば制限はなく、たとえ
ば無機過酸化物、有機過酸化物、それらの過酸化物と還
元剤との組合せおよびアブ化合物などがある。具体的に
は過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過酸化水素、
tert。
−ブチルパーオキシド、ベンゾイルバーオキシト、クメ
ンヒトロキシパーオキンド、tert、−ブチルパーオ
キシ−2−エチルヘキサノエート、過安息香酸ブチル等
があり、それらと組合せる還元剤としては亜硫酸塩、亜
硫酸水素塩、鉄、銅、コバルトなどの低次のイオン価の
塩、アニリン等の有機アミン更にはアルドース、ケトー
ス等の還元糖等をあげることができる。アブ化合物とし
ては、アゾビスイソブチロニトリル、2.2’−アゾビ
ス−2−アミジノプロパン塩酸塩、2.2’−アゾヒス
−2,4−ジメチルバレロニトリル、4.4’−アゾビ
ス−4−シアツバレイン酸などを使用することができる
。また、上記した重合開始剤の2種以上を併用すること
も可能である。この場合の重合開始剤の添加量は通常採
用される量的範囲で充分であり、たとえば単量体当り0
.01〜5重量%、好ましくは0.05〜2重量%の範
囲である。
このようにして得られる重合体のうち、ブロック状のも
の、または溶剤を留去して得られる重合体は、粉砕によ
り粉状に、または融解して粒状、フレーク状、繊維状ま
たはフィルム状に成型し、粒子状重合体はそのままの形
で、またラテックス状重合体は布および紙のような繊維
状あるいは多孔質物質に含浸コーティングしたり、また
はフィルム化して、尿の吸収・保持剤として提供するこ
とができる。
上記した方法により、種々の形態の樹脂を製造でき、そ
れらの樹脂は尿の吸収・保持剤の形態に応じて使用され
る。一般に尿の吸収・保持剤は尿の吸収及び保持を効率
的に行わせ、かつ繰り返し使用時の乾燥を速やかに行わ
せるため繊維状物質と一体化して使用される場合が多く
、そのような場合粉末状品及び粒状品がよく使用される
粉末状品は前記したように水溶液中でゲル重合を行い、
その後乾燥粉砕して得る等種々の方法をとりつる。一方
、粒状品は一般的には懸濁重合法により容易に製造され
るのであるが、本発明で使用されるN−アルキルまたは
N−アルキレン置換(メタ)アクリルアミドは一般に水
溶性が高いので、懸濁重合法としては、単量体またはそ
の水溶液等を油中に分散した逆相懸濁重合、水溶液中に
多量の電解質等を溶解して単量体の溶解度を抑制して行
う塩析懸濁重合、更には重合体の曇点以上の高温で重合
を行い、重合体を析出させる析出懸濁重合等の方法が採
用される。更には乳化重合法により微粒子を製造できる
。またシリカ、アルミナ、ゼオライトのような多孔質粒
子表面に重合体溶液の含浸あるいはグラフト重合等の方
法で重合体と一体化したものも採用できる。更にその際
に単量体とは相溶するが、重合体とは相溶しないような
第3成分を添加して製造することにより、多孔質の樹脂
を製造することも可能である。
以上のようにして製造した尿の吸収・保持剤は固体状で
あり、水溶液との接触により水を吸収保持し、大過剰の
水の存在下においても加温により収縮して放水するとい
う極めて特異的な性質を有する。更に都合のよいことに
は、上記の水の吸収・保持及び放出という過程を繰り返
すことができる。また、膣剤への水の吸水量は該樹脂の
組成、温度及び水溶液の組成等により変化する。樹脂組
成について言えば、前記した共重合しうる単量体のうち
親油性単量体との共重合体では、その比率が増してゆく
と吸水量は低下し、一方樹脂の機械的強度は大きくなる
。また、親水性もしくはイオン性単量体との共重合体で
は、その比率が増してゆくと、吸水量そのものは増加す
るが、温度による吸水量の変化は少なくなり、機械的強
度も低下する。上記したように樹脂組成により吸水量は
変化するが、概ね常温(25℃)においては自重の2倍
から100倍程鹿の水を吸収でき、温度を下げると水の
吸収量を増加させることができる。
一方、尿中には無機性塩、有機性塩、水溶性有機物質等
の低分子物質が溶解しており、本発明の尿の吸収・保持
剤ではそれらの物質を含んだ水溶液のまま該樹脂に取り
込むことができる。無機性塩の溶存する場合、従来の吸
水樹脂ではその吸水量は急激に減少し、たとえばメチレ
ンビスアクリルアミドで架橋したアクリルアミド−アク
リル酸ナトリウム共重合体(アクリル酸ナトリウム含量
:21重量%)では、蒸留水中と1規定塩化ナトリウム
水溶液中とでその吸水量は17分の1に低下した。一方
、本発明の尿の吸収・保持剤では、その低下率は10%
前後であり、吸水量に及はす尿中の共存物質の影響は小
いと結論でき、このことは繰り返し使用する時、尿水で
の膨潤量と洗a時の膨潤量との差か小さくなり、好都合
である。また、吸水した該樹脂の温度を上昇させると、
樹脂は収縮して水を放出する。更に温度を上昇させると
ある温度以上では加温しても樹脂の収縮が極めて緩慢に
なり、転移点の観察されることがある。
その転移温度は樹脂の組成により決まり、概ね10〜1
00°Cの範囲で制御できる。その転移温度付近の樹脂
の収縮量は樹脂の組成及び水溶液の組成等により変化す
るが、概ね自重の1倍より20倍程度である。上記した
如く、本発明の尿の吸収・保持剤は乾燥状態において尿
を吸収し、その後洗滌及び必要に応じて脱水を行い、該
樹脂を高温下の環境にさらして乾燥し、再生を行う。そ
の時の尿の吸収温度は外気の温度を考慮すると、0〜4
0℃であり、一方洗滌後の吸水した樹脂を加熱して収縮
させるには、高温下の雰囲気にさらせはよく、空気中て
も、熱水中でもまたはアイロン、プレス等の熱媒体を介
してもよく、その温度はその雰囲気にもよるがその熱容
量が大きい場合には比較的低温でもよく、その逆の場合
には高温のはうが好ましく、一般的には30〜200°
Cである。
尿の吸収・保持の具体的方法としては、該樹脂を尿と接
触させればよく、その時の吸収・保持剤の形状としては
粉末状、粒状、フレーク状、繊維状、フィルム状等のい
づれでもよく、そのままでも或いは繊維状物質と複合化
したものでも、更には袋状のものの中に該樹脂を保持し
たものでもよい。上記の形態はいづれでもとりつるが、
それらの中で・尿の吸収及び保持を効率的に行わせ、か
つ繰り返し使用時の乾燥を速やかに行わせるには繊維状
形態をとったものが好ましい。そのようなも     
、のとして、粉末状、粒状、フレーク状、繊維状、フィ
ルム状等の尿の吸収・保持剤と各種の繊維状物質とを複
合化したものでも或いは繊維状の膣剤を織物または不織
布としたもの、・更には各種の繊維状物質に予め膣剤を
含浸またはグラフト重合等の方法により一体化しておき
、それを織物または不織布としたものでもよく、逆に織
物または不織布全体に対して膣剤を含浸またはグラフト
重合等の方法により一体化したものでもよく、また上記
のものを組合せてもよい。上記した繊維状物質としては
天然繊維、半合成繊維、合成繊維のいづれもが使用でき
る。具体的には、たとえば綿、麻、絹、アセテート繊維
、銅アンモニア繊維、ビスコースレーヨン、パルプ、ア
クリル繊維、ナイロン、ヒニリテン繊維、ビニロン、フ
ッ素繊維、プロミックス繊維、ポリウレタン繊維、ポリ
エステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリ塩化ビニル繊維
、ポリプロピレン繊維、石綿、ガラス繊維、シリカ繊維
、炭素繊維等があげられる。それらはフィラメントでも
ステープルでもいづれでもよく、不織布でも織物の形の
いづれでも使用できる。それらの繊維と上記した形状の
膣剤とを複合化する具体的方法としては、簡単には膣剤
を不織布または織物の間にはさみ、それを縫製すること
、圧力または熱をかけて一体化すること等の方法があり
、更には膣剤の共存下で紡糸を行ったり、不織布とする
ことにより、より緊密に一体化された複合体を製造する
ことができる。
次に上記した複合体は使用する人に応じてその形態が変
化する。すなわち、たとえば全くの寝たきりの人の場合
には腰あてとしてヘットと腰との間にシート状のバット
として、ある程度身体の動く人の場合にはオムツとして
、更に外出の可能な歩行に障害のある人にはパンツ状の
もの(以後失禁パンツと略す)として提供できる。その
時、<、2用される状態に応じて尿の吸収・保持剤の形
状も変化し、速やかに尿を吸収したい時には比較的比表
面積の大きなものが、一方しっかりと尿を保持したい時
には粒径の比較的大きなものが使用される。そのように
して尿を吸収保持したものは、通常の洗濯機等で洗滌し
汚れを落すのであるが、その時読剤中の尿成分の残存量
は無視できる程度まで減少できる。このことは衛生管理
上極めて好都合なことである。またその後必要に応じて
遠心脱水等で付着水を除去してもよい。
次にそのようにして洗滌した尿の吸収・保持剤を含む該
複合体を乾燥するのであるが、高温にさらすことにより
容易に水を放出でき乾燥される。
その具体的方法としては通常の熱風乾燥機も使用できる
し、スチームの吹きつけ、熱水中への浸漬、アイロン、
熱ロール等による熱プレス等により加温して液体状の水
として放出させ結果として乾燥することもできる。
そのようにして再生したものは尿の吸収・保持剤として
何度でも繰り返して使用できる。
作用: 以上記したように本発明の尿の吸収・保持剤は(1)相
変化を行わずに単に加温するだけで液体状の水を放出で
きるので、洗滌後の乾燥を速やかに行え、再生操作を容
易に行える。(2)尿を吸収・保持した後、水中に分散
させると該剤中の尿成分は速やかに水中に拡散して、ゆ
くので、洗滌工程において核剤よりの尿成分の洗滌も行
え、衛生上極めて好都合となる。(3)尿を吸収・保持
した時と水を吸収・保持した時とで核剤の膨潤容積の差
が小さいので、尿の吸収工程と洗滌工程での核剤の容積
変化は少なく、繰り返し使用時において核剤を含有して
なる製品の容積変化に伴う破損を少なくできるという効
果を有する。
以下、本発明を実施例により更に説明する。
実施例I N−アクリロイルピロリジン507.5 &とN、N’
−メチレンビスアクリルアミド2.6gとを蒸留水1.
17Mに溶解し、0.5 wj%のN、N’−メチレン
ビスアクリルアミドを含むN−アクリロイルピロリジン
の水溶液を調製した。該水溶液を10℃に冷却した後、
内容積21のステンレス製ジュワー瓶に移液し、117
m1xの流量でボールフィルターを用いて窒素ガスを1
時間バブリングした。ついで該水溶液に過硫酸アンモニ
ウム2.54Mを蒸留水10.9に溶解した液と亜硫酸
水素ナトリウム1.16#を蒸留水10gに溶解した液
とを同時に添加し、該水溶液を断熱的に重合した。得ら
れたゲルを細断して乾燥した後、更に粉砕して20〜1
00メンシュ留分を採取し、サンプルとした。
市販のベットパット(レーヨン綿製)の使用時に人の腰
にあたる部分80crIL×120crrLの範囲を解
体し、該パットの上下の層の間に上記で得られたサンプ
ル粉末25Iを均一に散布した後、元のように縫製して
供試体とした。得られた供試体の肌ざわり等は何ら異和
感はなく、元の製品と同じであった。
得られた供試体のサンプル粉末をはさみ込んだ部分に0
.1規定の食塩水300罰を浸み込ませ、5分後にその
部分を手で全体重をかけて圧してみたが、供試体の表面
はざらつとしており水の遊離は感じられず、手が濡れる
ようなことはなかった。
また供試体の外観を観察したが、食塩水の吸収前後にお
いて大きな変化は認められなかった。次いでこの食塩水
を浸み込ませた供試体を通常の洗剤と電気洗濯機を用い
て通常の方法で通常の時間かけて洗滌脱水したが、洗滌
中に供試体の外観には大きな変化はみられなかった。脱
水後の供試体を蒸留水に浸漬し、その浸漬水の一部をと
り硝酸銀水溶液を滴下してみたが、白濁は全く生じず、
食塩は完全に除去されていることが確認された。次いで
該供試体を通常の熱風乾燥機を用いて90°C30分間
乾燥したが、乾燥後の供試体は試験前と肌ざわり等何ら
変化はなく、十分に乾燥していた。
上記に記した食塩水の吸収、洗滌、乾燥の工程を60回
繰り返えして行ったが、試験前後の供試体の食塩水の吸
収保持性、乾燥性に大きな差は認められなかった〇 比較例1 実施例1で用いた市販のベットパットの腰にあたる部分
80cIrL×120cIrLの範囲に0.1規定の食
塩水300m1を浸み込ませ、5分後に手で全体重をか
けて圧してみたところ、供試体の表面はジノトリと濡れ
た状態になっており、手がグノショリと濡れてしまった
。1時間後に再び手て黒してみたが、やはり手は濡れて
しまった。
比較例2 アクリルアミド400.1.アクリル酸ナトリウム10
6.6 gそしてN、N’−メチレンビスアクリルアミ
ド2.6gを蒸留水1.17(lに溶解した水溶液を用
いて実施例1と同様の方法によりサンプル粉末を得た。
該サンプル粉末25gと実施例1と同じ市販のヘットパ
ットとを用いて実施例1と同様の方法により供試体を得
た。該供試体を用いて実施例1と同様の試験を行った。
0.1規定の食塩水300m1を浸み込ませた後、実施
例1と同じ条件下で該供試体を洗滌したが、すすぎ洗い
の段階で該供試体のサンプル粉末をはさみ込んだ部分が
異常にふくらみ、その部分の厚みが他の部分よりもかな
り厚い状態となった。そのものの重量を測定したところ
洗滌前と比べて8′Kg増加していた。また実施例1と
同様の条件下で熱風乾燥したが、乾燥後の供試体のサン
プル粉末をはさみ込んだ部分は十分に乾燥してなく、厚
さが他の部分よりも厚い状態のままであり、実施例1の
10倍の時間をかけて乾燥してみたが、まだ乾燥は不十
分であり、厚さは他の部分と同じにまではもどっていな
かった。
実施例2 実施例1と同じ方法で得られた供試体のサンプル粉末を
はさみ込んだ部分に人間の尿水300m1を浸み込ませ
、5分後にその部分を手で全体重をかけて圧してみたが
、供試体の表面はさらつとしており、尿水の遊離は感じ
られず、手が濡れるようなこともなく、その外観も大き
な変化はなかった。ついで該供試体を用いて実施例1と
同じ条件下で洗滌、脱水、乾燥を行ったが、洗滌中にも
何ら異常は見られず、乾燥後の供試体も試験前と肌ざわ
り等何ら変化はなく十分に乾燥していた。
上記の尿水の吸収、洗滌、乾燥の工程を60回繰り返え
して行ったが、試験前後の供試体の尿水の吸収保持性、
乾燥性に大きな差は認められなかった0 実施例3 重合開始温度を20°Cにし、重合開始剤として   
 取2.2/−アゾビス−2−アミジノプロパン塩酸塩
4.41gを蒸留水209に溶解した水溶液を用いた他
は実施例1と同じ方法によりゲルを得た。得られたケル
を細断して乾燥した後、更に粉砕して100メツシユ以
下の留分を採取してサンプルとした。
ポリプロピレンとレーヨンの二成分からなる不織布30
cmX80αを11枚重ね合せ、各層の間に29づつ総
量で209の上記で得られたサンプル粉末を均一に散布
し片面に通気性ポリエチレンフィルムをあて縫製したも
のを供試体とした。得られた供試体はゴワゴワした感じ
はなく肌ざわりのよいものであった。
得られた供試体に0.1規定の食塩水300m1を浸み
込ませ、5分後に手で全体重をかけて圧してみたが、供
試体の表面はさらっとしており、手が濡れるようなこと
はなかった。ついでこの食塩水を浸み込ませた供試体を
実施例1と同じ条件下で洗滌脱水した後、蒸留水に浸漬
し、その浸漬水の一部をとり硝酸銀水溶液を滴下してみ
たが、白濁は全く生じず、食塩は完全に除去されている
ことが確認された。更にこの供試体を実施例1と同じ条
件下で乾燥したが、乾燥後の供試体は試験前と肌ざわり
等伺ら変化がなく、十分に乾燥していた。
比較例3 比較例2で得られたサンプル粉末を更に粉砕して100
メソシユ以下の留分を採取してサンプルとした。得られ
たサンプル粉末20.9を用いて実施例3と同じ方法に
より供試体を得た。該供試体を用いて実施例3と同様の
試験を行ったが、すすぎ洗いの段階で該供試体は異常に
ふくらみ、その厚さが増大し、縫製した部分がところど
ころで破壊されており一部のサンプル粉末が脱落分離さ
れてしまった。
実施例4 実施例3で得られた供試体に人間の尿水300m1を浸
み込ませ、5分後に手で全体重をかけて圧してみたが、
供試体の表面はざらつとしており、尿水の遊離は感じら
れず、手が濡れるようなこともなかった。ついで該供試
体を用いて実施例1と同じ条件下で洗滌、脱水、乾燥を
行ったが、洗滌中にも何ら異常はみられず乾燥後の供試
体も試験前と肌ざわり等何ら変化はなく十分に乾燥して
いた。
実施例5 ポリプロピレンとレーヨンの二成分よりなる不織布40
c+nX80cmを11枚重ね合せ、各層間に5Iづつ
総量で5f)gになるように実施例3で得たサンプル粉
末を均一に散布し片面に通気性ポリエチレンフィルムを
あて、縫製した。
上記の不織布重ね合せシートに一辺がそれぞれ30ar
L及び35cmの三角形を向い合せた形で、頂点のとこ
ろを幅10crILの帯で接続した形状を有する型紙を
あて、その型紙にそって切断し、その切断部を縫製した
ものを供試体とした。このものは一般的には失禁パンツ
と呼ばれる。実際に、得られた供試体を成人男子の腰部
にあて、それをゴム製のパンツで保持しておき、体の前
部より0.1規定の食塩水300m1を注ぎこんだ。食
塩水の漏出はなく、5分後に供試体と接触したところ、
その表面はさらっとしており、手が濡れるようなことは
なかった。またその装着中格別の不快感は感ぜられな力
じた。ついでどの供試体を実施例1と同じ条件で洗滌、
乾燥したが、乾燥後の供試体は試験前と肌ざわり等何ら
変わりなく、十分に乾燥していた。
また、供試体を上記した方法で装着し、実際にその中で
放尿したところ、尿水の漏出はなく、尿水は供試体に吸
収保持され、また装着中格別の不快感は感ぜられなかっ
た。ついでこの供試体を実施例1と同じ条件で洗濯、乾
燥したが、乾燥後の供試体は試験前と肌ざわり等何ら変
わりなく、十分に乾燥していた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I )または一般式(II)で表わされる
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (上式でR_1は水素原子またはメチル基、R_2は水
    素原子、メチル基またはエチル基、R_3はメチル基、
    エチル基またはプロピル基を表わす。)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (上式でR_1は水素原子またはメチル基、Aは−(C
    H_2)−_nでnは4〜6または−(CH_2)−_
    2O−(CH_2)−_2を表わす。)N−アルキルま
    たはN−アルキレン置換(メタ)アクリルアミドの単独
    または共重合体、もしくは他の共重合しうる単量体との
    共重合体を水に不溶化してなる尿の吸収・保持剤。
JP59211246A 1984-10-11 1984-10-11 尿の吸収・保持剤 Granted JPS6190657A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59211246A JPS6190657A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 尿の吸収・保持剤
US06/782,452 US4718899A (en) 1984-10-11 1985-10-01 Urine absorbing and holding material
CA000492097A CA1253322A (en) 1984-10-11 1985-10-02 Urine absorbing and holding material
DE8585307259T DE3584496D1 (de) 1984-10-11 1985-10-10 Verfahren zur aufsaugung und festhaltung von harn.
EP85307259A EP0178175B1 (en) 1984-10-11 1985-10-10 Method for repeatedly absorbingand holding urine
KR1019850007489A KR900000452B1 (ko) 1984-10-11 1985-10-11 오줌 흡수 및 유지제

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59211246A JPS6190657A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 尿の吸収・保持剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6190657A true JPS6190657A (ja) 1986-05-08
JPH0571265B2 JPH0571265B2 (ja) 1993-10-06

Family

ID=16602714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59211246A Granted JPS6190657A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 尿の吸収・保持剤

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4718899A (ja)
EP (1) EP0178175B1 (ja)
JP (1) JPS6190657A (ja)
KR (1) KR900000452B1 (ja)
CA (1) CA1253322A (ja)
DE (1) DE3584496D1 (ja)

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4933390A (en) * 1985-06-28 1990-06-12 Shmuel Dabi In situ crosslinking of polyelectrolytes
FR2592896B1 (fr) * 1986-01-15 1988-04-22 Boussac Saint Freres Bsf Matelas absorbant perfectionne, notamment pour des articles d'hygiene.
DE3875749T3 (de) * 1987-01-28 2000-02-10 Kao Corp Verfahren zur Herstellung einer absorbierenden Zusammensetzung
US4892527A (en) * 1987-09-10 1990-01-09 Zivny Zbig Z Sportman's reusable, anti-collapsing urine collection device
JPH0230319U (ja) * 1988-08-16 1990-02-27
US4945006A (en) * 1989-01-17 1990-07-31 Minnesota Mining And Manufacturing Company Low odor adhesive compositions and bonding method employing same
US5013309A (en) * 1989-04-24 1991-05-07 Kem-Wove Incorporated Incontinent pad with high absorbent packet
US5330817A (en) * 1989-05-15 1994-07-19 Milliken Research Corporation Incontinence pad
US5505718A (en) * 1990-04-02 1996-04-09 The Procter & Gamble Company Absorbent structures containing specific particle size distributions of superabsorbent hydrogel-forming materials
US5128082A (en) * 1990-04-20 1992-07-07 James River Corporation Method of making an absorbant structure
US5422169A (en) * 1991-04-12 1995-06-06 The Procter & Gamble Company Absorbent structures containing specific particle size distributions of superabsorbent hydrogel-forming materials in relatively high concentrations
US5419956A (en) * 1991-04-12 1995-05-30 The Procter & Gamble Company Absorbent structures containing specific particle size distributions of superabsorbent hydrogel-forming materials mixed with inorganic powders
EP0524786B1 (en) * 1991-07-18 2009-02-18 Mitsui Chemicals, Inc. Hardenable compositions, aqueous gels and processes of making them and applications of said gels
US5306267A (en) * 1992-01-06 1994-04-26 J & E Enterprise Reusable, all-in-one, multi-layered diaper with wicking action, moisture retention, and methods for making and using same
US5474545A (en) * 1992-12-07 1995-12-12 Chikazawa; Osamu Diaper and/or sanitary napkin
JP3169148B2 (ja) * 1992-09-30 2001-05-21 三井化学株式会社 防火ガラス
US5703188A (en) * 1993-06-02 1997-12-30 Geltex Pharmaceuticals, Inc. Process for removing bile salts from a patient and compositions therefor
AU703356B2 (en) * 1994-06-21 1999-03-25 Procter & Gamble Company, The Absorbent member with high density absorbent wicking strips
US5677028A (en) * 1996-04-09 1997-10-14 Wearever Health Care Products, Llc Absorbent material
SE507535C2 (sv) * 1996-10-28 1998-06-15 Moelnlycke Ab Absorberande struktur med förbättrade absorptionsegenskaper
WO2001016055A1 (de) 1999-08-27 2001-03-08 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verwendung von quellfähigen substanzen als bindemittel für flüssige tierische ausscheidungen und düngeverfahren
US6364149B1 (en) * 1999-10-05 2002-04-02 Gregory Scott Smith Fluid container with a thermally responsive insulating side wall
US6455114B1 (en) * 1999-10-13 2002-09-24 Isaac Goldhirsch Composite absorbent structure and method
US6698510B2 (en) * 2001-04-24 2004-03-02 Mide Technology Corporation Article and method for temperature regulation using a thermosensitive reactive hydrogel material
KR100464846B1 (ko) * 2001-12-14 2005-01-05 제일모직주식회사 새로운 흡유성 가교고분자 및 그의 제조 방법
US20040122397A1 (en) * 2002-12-19 2004-06-24 Morman Michael T. Absorbent garment having a trapezoidal shaped retention element
US20070149935A1 (en) * 2005-12-22 2007-06-28 Dirico Lisa A Penis cap for use during diaper change
JP5584962B2 (ja) * 2008-09-01 2014-09-10 三菱レイヨン株式会社 N−ビニルカルボン酸アミド系重合体の製造方法
MX2016005341A (es) * 2013-10-25 2016-08-11 Procter & Gamble Elementos fibrosos que comprenden un copolimero basado en acrilamida y estructuras fibrosas que implementan dichos copolimeros.
US11173472B2 (en) 2016-07-08 2021-11-16 Nippon Shokubai Co., Ltd. N-vinyl lactam-based crosslinked polymer, cosmetic, absorbent agent for ink, and absorbent composite
WO2018071462A1 (en) * 2016-10-11 2018-04-19 The Procter & Gamble Company Articles comprising an oil capture polymer
CN117017626A (zh) * 2023-08-12 2023-11-10 广东美登新材料科技有限公司 一种成人纸尿裤用ab组合芯体及其制备方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US25645A (en) * 1859-10-04 Lewis hover
US2790789A (en) * 1950-05-27 1957-04-30 Celanese Corp Polymers of nu-substituted unsaturated acid amides
USRE25645E (en) 1958-08-21 1964-09-22 Methacrylamide polymers
US3686024A (en) * 1970-02-24 1972-08-22 Dow Chemical Co Process of making a water-absorbent coated article and resultant product
US3714946A (en) * 1971-04-05 1973-02-06 H Rudes Garment with absorbent front and crotch pad pockets
US3900378A (en) * 1971-11-01 1975-08-19 Union Carbide Corp Hydrogels from radiation crosslinked blends of hydrophilic polymers and fillers
US4000028A (en) * 1973-04-24 1976-12-28 Rohm And Haas Company Method of making absorbent pads
DE2357079C2 (de) * 1973-11-15 1982-07-29 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zum Herstellen von Wasser aufnehmenden, aber darin zu mehr als 50% unlöslichen Celluloseethern
DE2358150C2 (de) * 1973-11-22 1982-03-18 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zum Herstellen von Wasser aufnehmenden, aber darin zu mehr als 50% unlöslichen Celluloseethern
US3903890A (en) * 1974-08-20 1975-09-09 Johnson & Johnson Disposable diaper of simple construction
US3916900A (en) * 1974-10-31 1975-11-04 Scott Paper Co Multilayer one-piece disposable diapers
DE2520337A1 (de) * 1975-05-07 1976-11-18 Hoechst Ag Verfahren zum herstellen von wasser aufnehmenden, aber darin unloeslichen celluloseaethern
DE2520336A1 (de) * 1975-05-07 1976-11-18 Hoechst Ag Verfahren zum herstellen von wasser aufnehmenden, aber darin unloeslichen celluloseaethern
US4079739A (en) * 1976-12-27 1978-03-21 Kimberly-Clark Corporation Die-cut contoured catamenial napkin of multi-layered construction
US4190562A (en) * 1977-04-04 1980-02-26 The B. F. Goodrich Company Improved water absorbent copolymers of copolymerizable carboxylic acids and acrylic or methacrylic esters
US4381783A (en) * 1978-10-24 1983-05-03 Johnson & Johnson Absorbent article
WO1981000714A1 (en) * 1979-09-11 1981-03-19 Goodrich Co B F Radiation polymerized hydrophilic interpolymers of unsaturated carboxylic acid and esters
JPS5832607A (ja) * 1981-08-20 1983-02-25 Kao Corp 吸水性に優れた吸水材料の製造法
CA1279307C (en) * 1984-05-07 1991-01-22 Hiroshi Itoh High molecular composite material

Also Published As

Publication number Publication date
KR860003283A (ko) 1986-05-23
DE3584496D1 (de) 1991-11-28
JPH0571265B2 (ja) 1993-10-06
EP0178175A3 (en) 1988-01-13
EP0178175A2 (en) 1986-04-16
EP0178175B1 (en) 1991-10-23
CA1253322A (en) 1989-05-02
US4718899A (en) 1988-01-12
KR900000452B1 (ko) 1990-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6190657A (ja) 尿の吸収・保持剤
KR100336706B1 (ko) 수성액체를흡수할수있는분말형중합체,그제조방법및흡수제로서의용도
JP5252683B2 (ja) 吸収性複合体及びその製造方法
JP5162634B2 (ja) 吸水性樹脂の製造方法
EP0763364B1 (en) Absorbent composite, absorbent article and methods for their production
JP3375973B2 (ja) 混合床イオン交換ヒドロゲル形成ポリマー組成物および比較的高濃度のそれらの組成物を含む吸収性部材
US7396584B2 (en) Crosslinked polyamine coating on superabsorbent hydrogels
MXPA00004925A (es) Particulas de gel de componentes multiples superabsorben
US20020007166A1 (en) Continuous manufacture of superabsorbent/ion exchange sheet material
JPS58131133A (ja) 吸収材料の製造方法
JP2003088552A (ja) 吸収体およびそれを用いた吸収性物品
JPH08508517A (ja) 荷重下で水性液体および血液を吸収し得る粉末状重合体、それらの製造方法、並びに身体衛生のための編織布構造におけるそれらの使用
EP1448242A1 (en) Crosslinked polyamine coating on superabsorbent hydrogels
JP2005509696A (ja) 超吸収性ポリマー粒子
WO2004105823A2 (en) High performance absorbent structure including superabsorbent added to a substrate via in situ polymerization
JP3632803B2 (ja) 吸水性樹脂並びに吸収性材料およびその製造方法
JP4808011B2 (ja) 拡散性に優れた体液吸収物品
JP5179044B2 (ja) ドライ感に優れる薄型高吸収性複合体およびその製法
JP4863830B2 (ja) 布ライクな高速吸収性複合体およびその製法
JPS60135432A (ja) 改質吸水性樹脂
JP2003088551A (ja) 吸収体およびそれを用いた吸収性物品
JPS62238802A (ja) 尿の吸収・保持体
US20050080389A1 (en) Absorbent articles having increased absorbency of complex fluids
JP4341143B2 (ja) 親水性重合体塊または粒子の製造方法
WO1990015825A1 (en) Relatively soft pliable water-swellable polymer

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees