JPS6190312A - 複合型磁気ヘツド - Google Patents

複合型磁気ヘツド

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JPS6190312A
JPS6190312A JP20952684A JP20952684A JPS6190312A JP S6190312 A JPS6190312 A JP S6190312A JP 20952684 A JP20952684 A JP 20952684A JP 20952684 A JP20952684 A JP 20952684A JP S6190312 A JPS6190312 A JP S6190312A
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JP
Japan
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head
recording
erasing
reproducing
track
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Application number
JP20952684A
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English (en)
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Yutaka Yunoki
裕 柚木
Manabu Inoue
学 井上
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE8585904881T priority patent/DE3586990T2/de
Publication of JPS6190312A publication Critical patent/JPS6190312A/ja
Priority to US07/270,386 priority patent/US4862304A/en
Priority to US07/343,062 priority patent/US4893200A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/265Structure or manufacture of a head with more than one gap for erasing, recording or reproducing on the same track
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3109Details
    • G11B5/3116Shaping of layers, poles or gaps for improving the form of the electrical signal transduced, e.g. for shielding, contour effect, equalizing, side flux fringing, cross talk reduction between heads or between heads and information tracks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、例えば静止画記録用の電子カメラあるいはデ
ィジタルデータ記録用のディスク装置等に用いられる磁
気記録再生装置の復命型磁気ヘッドに関し、特に磁気ヘ
ッド溝造の改良に関する。
〔従来技術〕
従来の磁気記録再生装置とりわけ小型電子カメラ用の磁
気記録再生装置においては、記録用デツキと再生用デツ
キとが別個に設けられているのが普通である。しかし、
記録用デツキと再生用デツキとが分離していると、記録
した画像等を即時に再生し不都合があればただちに再記
録したいとの欲求を満足させ得ない。同様のことがディ
ジタルデータ記録の場合にもいえる。この点をある程度
改善したものとして、記録ヘッドと再生ヘッドとを一体
化した記録再生兼用の録再ヘッドを用いると共に、記録
再生回路を組込んだ磁気記録再生装置が開発され実用に
供されている。この磁気記録再生装置によれば、ディジ
タルデータについては記録後における即時再生および再
記録が可能となるが、消去ヘッドが組込まれていないた
め、画像情報については再度の記録は行なえない。上記
装置に消去ヘッドが組込まれていない主たる理由は、デ
ィジタルデータ記録装置の場合には、いわゆるオーバラ
イドが可能なため消去ヘッドの必要性がないこと、また
小型電子カメラなどてはすべての部品の小型化、コンパ
クト化が要求され、部品設置空間が極めて制限されたも
のとなっているため、比較的大きな設置空間を要する消
去ヘッドはスペース的に組込み困難であること、等であ
る。なお記録媒体として直径2インチ程度の磁気ディス
クを用いる装置において、消去ヘッドを録再ヘッドと共
に設けた場合、両ヘッドとも良好なヘッドタッチが1q
られるようにヘッド位置を設定することは極めて困難で
ある。特に記録波長が0.5μmオーダあるいはそれ以
下の高記録密度の記録を行なうときには、各ヘッドのへ
ッドタッツチの良否に起因するスペーシングロスを最小
にする必要が。
あるが、前記したごとく各ヘッドのへラドタッチを良好
なものとなし難いことから高記録密度の記録はむつかし
い。さらに画像記録の場合には2トラツクを用いたフレ
ーム記録モードがあるが、この場合には再ヘッド2個の
ほかに消去ヘッド2個を必要とするので、合計4個のヘ
ッドを1台のデツキの限られたスペース内に設置しなけ
ればならない。したがってこの場合は前述した困難性が
一層顕著になる。このように消去ヘッドを組込むことに
は種々の困難があるため従来は画像情報の消去は別設の
消去装置により一括消去するようにしているのが実状で
ある。したがって前述した再生後ただちに再記録したい
との欲求は未だ満たされていない。
ところで消去ヘッドのギャップ幅およびトラック幅は、
録再ヘッドのギャップ幅およびトラック幅よりも大きく
する必要があるうえ、消去ヘッドを録再ヘッドに近付け
るとクロストークが増加することが懸念される。このた
め、これまでは消去ヘッドは録再ヘッドと一体化できな
いと考えられていた。
〔目的〕
本発明の目的は、ヘッドタッチが良好で、クロストーク
およびスペーシングロスを増大させずに画像情報等の各
種情報を良好に記録再生することが可能であり、しかも
即時に再度の記録を行なうことが可能で、そのうえ小型
で製作容易な複合型磁気ヘッドを提供することにある。
〔概要1 本発明は上記目的を達成するために次の如く構成したこ
とを特徴としている。すなわち本発明の複合型磁気ヘッ
ドは、複数の薄膜ヘッドを各ヘッドギャップがトラック
の幅方向に所定間隔をもって並ぶように接合して録再ヘ
ッド部を構成すると共に、前記各薄膜ヘッドにそれぞれ
対応する複数のバルクヘッドを各ヘッドギャップがトラ
ックの幅方向に所定間隔をもって並ぶように接合して消
去ヘッド部を構成し、上記両ヘッド部を、それぞれ対応
するヘッドギャップどうしが比較的接近した配置をとる
ようにトラックの長手方向に接合したことを特徴として
いる。
[実施例] 第1図および第2図は本発明の第1の実施例を示す概略
図およびヘッド構造図である。第1図中1は回転磁気デ
ィスクであり、モータ(図示せず)により0点を中心と
して矢印で示す如く反詩計方向に360ORPM (N
TSCの場合)の回転速度で回転する。この磁気ディス
ク1の記録面には複合型磁気ヘッド(以下複合ヘッドと
略称する)2により記録トラックT1.T2・・・が同
心円状に形成される。上記ディスク1の中心部位に位置
しているハブ3の外周上の1点には、上記ディスク1の
回転位置検出用指標としてのPGジョークが設けである
。一方、装置本体側の上記PGヨーク4の回転軌跡上の
一点にはパルス検出手段としてのPGコイル5が設けら
れている。このPGコイル5は磁気ディスク1の非記録
面側すなわち複合ヘッド2とは反対側に配置されており
、磁気ディスク1の回転時においてPGジョークが発す
る磁束と鎖交することによって誘起するパルス信号を取
出すものとなっている。
ところで磁気ディスク1に静止画情報を記録する場合に
おいて、フィールド記録を行なう場合はトラックT1と
T2には別個のフィールドの静止画情報が記録され、フ
レーム録を行なう場合にはトラックT1とT2には連続
する2フイールドの静仕画情報が記録される。いずれの
場合においても記録の始点および終点はPGヨーク4が
第1図の位置にきた時点、すなわち磁気ディスク1の中
心点OとPGコイル5の中心とを結ぶ線を Y−Y′と
したとき、PGヨーク4がO−Y線上に到来したときで
ある。つまりこのときPGコイル5に得られるPGパル
スによって複合ヘッド2のスイッチングが行なわれる。
画像記録の場合、NTSC信号で考えると、1トラツク
には262H(水平ライン)の信号が記録されるが、こ
のときのスイッチングポイントは垂直同期信号■Sの前
縁■S1からたとえば7Hだけ手前の時点である。
したがって垂直同期信号■Sの前縁VS1は磁気ディス
ク1上のスイッチングポイントである0−YI!上から
θ(360’ x (7,/262))だけずれた角度
0−o′に記録される。その結果、スイッチングポイン
トにおいて発生するノイズ成分は画面上の端部近傍に位
置し、実質的に無視しうる状態となる。
第2図は第1図に示した複合ヘッド2の構造を示す平面
図である。この複合ヘッド2はトラックTI、T2に対
し画像情報あるいはディジタルデータなどの各種情報を
ヘッドの移動なしに連続して記録または再生が可能であ
ると共に、記録情報を適時消去可能な如く設けられてい
る。すなわち、この複合ヘッド2は第1のトラックたと
えばT1に適合する第1の録再ギャップR/W−1およ
び消去ギャップE1をトラック長手方向に離間して設け
ると共に、第2のトラックたとえばT2に適合する第2
の録再ギャップR/W−2および消去ギャップE2を同
様にトラック長手方向に離間して設けたものである。な
お上記複合ヘッド2はY−Y’線より左側の2トラツク
用録再ヘツド2Aの部分と、Y−Y’線より右側の2ト
ラツク用消去ヘツド2Bの部分とをそれぞれ独立に設け
ておき、これらをクロストーク防止用磁気シールド部材
2Cをはさんで一体的に接合し、ヘッド取付はベース2
Dに固定することによって実現できる。
図中Pはトラックピッチ、Waは録再トラック幅wbは
消去トラック幅を示す。そしてこの複合へラド2を、ヘ
ッドセンターである接合部が第1図の0−Y線上にくる
ように装置本体に対して取付けることにより、録再ギャ
ップR/W−1,R/W−2および消去ギャップE1.
E2の4個のギャップがtn気ディスク1の記録面に対
しほぼ同程度のへラドタッチとなるようにすることかで
きる。
かくしてヘッドとしては単一のものでよく、電子カメラ
などに組込む場合においてスペース的には従前のものと
同等に取扱うことができるうえ、記録、再生、消去を随
時適確に行なうことができる。
なお上記第1同、第2図に示した第1の実施例において
は、複合ヘッド2の録再ギャップR/ W−1,R/W
−2がY−Y’綿線上ら若干横にずれたものとなってい
る。したがってそのずれ幅D1だけスイッチングポイン
トがずれることになるうえ、複合ヘッド2がディスク半
径方向へ移動すると、トラックに対するギャップの傾き
角が変化しアジマス角が変化してしまうことになる。こ
れを避けるためには録再ギャップR/W−1,R/W−
2をY−Y’線に対し若干傾けたものとなす必盟があり
製作が困何である。またヘッド接合面にクロストーク防
止用の磁気シールド2Cが介在しているので、その分だ
け録再ギツプR/W−IR/W−2と消去ヘッドE1.
E2との間の距離D2も大きくなる。従って最良のへラ
ドタッチを得ることが比較的困難である。
第3図および第4図は上述した第1の実施例における問
題点を改めた本発明の第2の実施例を示す概略図および
ヘッド構造図である。全体の構成は第1の実施例と同様
であるが、この実施例では複合ヘッド6の録再ギャップ
R/W−1,R/W−2がヘッドセンターに設けられて
おり、消去ギャップE1.E2が上記録再ギャップR/
W−1゜R/W−2よりも上流側に×(映像信号の約1
H分の時間差に相当する400μm程度)だけずれた位
置に設けられている。そしてヘッドタッチは録再ギャッ
プR/W−1,R/W−2の線上で最良となるように設
定されている。
したがってこの実施例によれば、第1の実施例に比べて
ヘッドタッチが良好なので録再時のスペ−シングロスが
減少し性能は向上する。一方、消去ギャップEl、E2
は録再ギャップR/W−1。
R/ W −2よりもヘッドタッチが悪くなるが、消去
ギャップ幅が録再ギャップ幅よりも大きいので、若干の
性能劣化は許容できる。また後述する如く、記録動作は
ディスク1回転につき1回限りであるが、消去動作はデ
ィスク1が複数回回転している期間、継続的に行なうよ
うにしてもよいので、消去ギャップEl、E2のへラド
タッチの悪さは十分カバーできる。
特にこの実施例においては、録再ギャップR/W−1,
R/W−2がV  Yl線上にあることから、複合ヘッ
ド6がディスク1の半径方向へ移動する場合においても
、トラックに対する上記ギャップR/W−1、R/W−
2の傾き角(アジマス角)に変化は生じない。したがっ
てアジマスロスが生じ・ない利点がある。なお消去ギャ
ップE1゜E2はアジマス角についても前述した理由か
らほとんど影響ないので、録再ギャップR/W−1゜R
/W−2とほぼ平行に設けることができる。したがって
本実施例は第1の実施例よりも製造が容易となる。
なおヘッドタッチなどを良好とするためには録再ヘッド
R/W−1、R/W−2と消去ヘッドE1、E2との距
離Xはできる限り小さい方がよく、接合面の磁気シール
ド6Cも可能な限り薄くすればよいが、このようにする
と、録再ギャップR/W−1,R/W−2と消去ギャッ
プE1.E2の間のクロストークが問題となる。しかる
に後述するように記録、消去のタイミングを適切に設定
することによりクロストークの問題は解決可能である。
ところで、一般にクロストークの少ないマルチチャンネ
ルヘッドとしては、薄膜ヘッドが望ましいとされている
。録再用薄膜ヘッドとしては、たとえば電子通信学界・
技研報告、VR63−8、P55〜60、(59,6,
21)r高密度磁気記録シート用薄膜ヘッド」に記載さ
れているようなヘッドが知られている。しかるに録再ヘ
ッドの薄膜化はできても、この録再ヘッドに複合される
べき消去ヘッドの薄膜化はきわめて困難である。
その理由は、抗磁力Hc=1400エルステッド程度の
メタルディスクに記録されている7 M )I2の輝度
信号を−40(IEI消去する場合、2アンペアタ一ン
以上の磁化力を必要とするが、薄膜ヘッドのコイルはタ
ーン数を増加させることがむずかしく、またコイルの断
面積も大きくし難いため本質的に大きなアンペアターン
を得難いためである。また大きな磁束をとおすためのコ
アを製作するには、コアの断面積を大きくする必要があ
るが、薄膜ヘッドではコアをスパッタなどで形成するた
め、大きな断面積のコアの製作には長時間を要し、コス
ト的に問題がある。
第5図および第6図ははこのような事情を考慮して構成
された複合ヘッドを示す図である。第5図に示すように
複合ヘッド6は取付はベース7の端部に固定され、ヘッ
ドのコイルを上記取付はベース7上のプリント配線8に
対しリードFA9によって接続されている。なお第5図
中、10は取付は孔である。一般にヘッド周辺はlji
 IM上スペース的な余裕が取れないため、取付はベー
ス7としては5×10Mmm2程度の小型なものを用い
ている。
第6図は上記複合ヘッド6の縦断面図である。
薄膜録再ヘッド部6Aは、端面を研磨されたフェライト
基板6−1上に、例えばセンダストなどの飽和磁束密度
の高い磁性材料を数μ雇程度スパッタなどにより形成し
て下部コア6−2となし、この下部コア6−2の上に8
102などで絶縁したのちスパッタあるいは蒸着とエツ
チング等の加工技術により銅などからなる薄膜コイル6
−3を5〜10ターン形成し、その上に8+02を0.
1μTrL〜0.2μm程度スパッタして録再ギャップ
部6−4を形成し、その上に前記下部コアと同じ材料に
て上部コア6−5をスパッタなどにて形成し、その上に
保護G6 6を形成し、その上に接合ガラス6−7を用
いて保護板6−8を融着したものとなっている。またバ
ルク消去ヘッド部6Bは、センダスト等からなる磁性コ
ア6−9と、コイル6−10を10〜20タ一ン巻回し
た同じ材料からなる磁性コア6−11とを接合し、消去
ギャップ部6−12を形成したものとなっている。
そして上記薄膜録再ヘッド部6Aとバルク消去ヘッド部
6Bとを一体化することによって複合ヘッド6は構成さ
れている。なお両ヘッド部6Aと6Bとの間には磁気シ
ールド板を挟み込むのが望ましい。
このような構成の複合ヘッド6によれば、薄膜録再ヘッ
ド部6Aにおける録再ギャップ6−4から保護板6−8
の手前までの厚みを30μm以下にすることができるた
め、両ギャップ間の距離を著しく小さくできる。したが
って録再ギャップ部6−4と消去ギャップ部6−12の
へラドタッチを同時に良好なものとなしうる。また録再
ヘッド部6Aをトラックの幅方向に2チヤンネル並べて
形成した場合でも録再ヘッド部6Aが111にて形成さ
れていることから再生時のクロストークを一40dB程
度に押えることができる。このためマルチヘッド化に適
しており、製作も容易である。また消去ヘッド部6Bは
、通常のバルクヘッドであるため、容易に大電流を流し
得、大きな磁1束を発生させ得る。したがって7 M 
82程度の輝度信号を一40dB以下まで消去すること
ができる。
第7図は前記複合ヘッド6を用いて記録および消去動作
を行なわせる制御系の構成を示すブロック図である。こ
の制御系は記録ヘッドのスイッチングに使用するPGパ
ルスを消去ヘッドのスイッチングにも利用するようにし
た点に一つの特徴を有している。図中左端に示す端子1
1には固体顕像素子等からなる撮@装置あるいは外部の
TV信号発生器かビデオ信号が与えられる。このビデオ
信号は垂直同期分離回路12およびFM変調回路13に
供給される。垂直同期分離回路12に供給されたビデオ
信号は垂直同期信号VSのみを分離抽出され、これがモ
ータサーボ回路14へ供給される。モータサーボ回路1
4はディスク駆動モータ15から回転速度信号であるF
Gパルスを受け、モータ15の速度サーボを行ない、3
600PPMの定速回転に保つ。上記モータ15のシャ
フトには磁気ディスク1が装填されており、このディス
ク1の中心近傍に設けであるPGヨークがPGコイル5
によって検出され、毎秒60パルスのPGパルスが送出
されるものとなっている。このパルスはPGパルス検出
器16で波形整形されたのち、モータサーボ回路14に
供給されると共に、後)ホする記録・消去制御回路17
に供給される。
モータサーボ回路14は垂直同期信号とPGパルスの肉
入力を受け、PGパルスと垂直同期信号の前縁■S1が
7H(63,5μs×7)の時間差を保つようにモータ
の位相サーボを行なう。
一方、FM変調回路13に供給されたビデオ信号はFM
変調されたのち記録アンプ18にて電流増幅され、スイ
ッチ19.20を介してヘッド6の録再ギャップR/W
−1,R/W−2に対応する励磁コイル21.22に供
給されるものとなっている。
他方、発振器からなる消去信号発生器23から出力され
た消去信号は消去アンプ24にて電流増幅されて消去電
流となり、スイッチ25’、26を介してヘッド6の消
去ギャップEt、E2に対応する励磁コイル27.28
に供給されるものどなっている。
スイッチ19.20および25.26は前記制御回路1
7によってON、OFFおよび切換M御される。上記制
御回路17は動作指令スイッチ29(電子カメラの場合
はレリーズスイッチ)により動作指令を受けると、前記
PGパルスに同期して作動し、前記スイッチ19.20
および25゜26の制御を行なう。
第8図は上記第7図の制御系の動作を示すタイミングチ
ャートである。第8図に示すように、垂直同期信号VS
が1/60秒毎に入力し、その前縁より7Hだけ先行し
てPGパルスが入力している状態において、動作指令ス
イッチ29が時点t1でONになると、そのff1ff
l初にPGパルスが入力する時点t2で制御回路17か
ら制御信号が出力され、その出力でスイッチ25がON
となり、スイッチ26が第7図示状態すなわちa側に切
換制御される。このため消去ギャップE1による消去が
可能となる。この例ではディスク1が2回転する期間、
消去キャップE1による消去が行なわれる。そして時点
t3に至るとスイッチ26のみがb側に切換ねる。この
ため消去ギャップE2による消去が同様に可能となる。
なお時点t4において動作指令スイッチ29がOFFと
なることにより、上記消去動作は1サイクル(ディスク
4回転)だけで終了し、記録動作に移る。すなわち、時
点t5においてPGパルスが入力すると、消去動作が終
了すると同時に、制御回路17からの出力でスイッチ1
9がONとなり、スイッチ20がa側に切換制御される
。このため、録再ギャップR/W−1による記録が、デ
ィスク1が1回転する期間可能となる。引き続き次のP
Gパルスが入力する時点t6において切換スイッチ20
がb側に切換わる。このため録再ギャップR/W−2に
よる記録か同様に可能となる。
かくして6フイールド(1/10秒)において2トラツ
クへの消去および記録が可能となる。モしてElとR/
W−1,E2とR/W−2は、それぞれ時間的に分離さ
れてアクティブ状態となるので、クロストークが生じ難
い。また録再ギャップR/W−1,R/W−2のみなら
ず消去ギャップE1.E2もPGパルスに同期して切換
制御されるので、いわゆる遊び時間が全く発生しない。
さらに消去は少なくともディスク1の1回転以上の期間
に亙り行なわれるので、消し残し部分が発生しないもの
となる。なお動作指令スイッチ2つをOFFにするタイ
ミングをずらすことにより消去サイクルを2回転以上の
期間に亙り行なうこともできる。
第9図(a)(b)(c>は本発明の第3の実施例を示
す図である。なお第5図と同一部分には同じ符号を付し
詳しい説明は省略する。この実施例が前記第2の実施例
と異なる点は再生用ステップアップトランス31.32
を取付はベース7上に設けた点である。ずなわち取付は
ベース7の上には2チヤンネル再生可能なように2個の
再生用ステップアップトランス31.32が絶縁層(不
図示)を介して装着されている。なお(a)には図示を
省略しているが、上記トランス31.32には(C)に
示すように磁気シールドケース33゜34が被せである
このように構成された本実施例の複合ヘッド装置によれ
ば、ヘッドから上記トランス31.32までの距離が最
短となり、ノイズをひろいにくくなり、S/Nが向上す
る。また配線抵抗が極小となるので周波数特性も向上す
る。なお上記トランス31.32の透磁率μは高周波に
おいて高いことが望ましい。この例では10MHzでμ
m500のものを用いている。μが低いと上記トランス
31.32の二次側の巻数を増加させねばならず、周波
数特性が低下する。
第10図は上記ステップアップトランス31゜32を取
付けた場合の回路図である。第1チヤンネル40と第2
チヤンネル50とは全く同一の構成であるので、第1チ
ヤンネル40についてのみ説明し、第2チヤンネル50
については50番台の対応する符号を付し説明は省略す
る。
まず記録時においては、端子41に与えられた記録情報
が記録アンプ42に供給されると共に、端子43に与え
られたゲート信号がHレベルになるため記録用トランジ
スタ44がONとなる。このとき再生用のトランジスタ
45はインバータ46によりゲート信号がLレベルにさ
れるため、OFFとなっている。したがって記録情報は
録再ヘッドのコイル21.トランジスタ44を経由して
流れ、記録がおこなわれる。このとき再生用ステップア
ップトランス31の一次側のコイルは記録動作に影響を
与えない。
一方、再生時においては、ゲート信号がLレベルとなる
。したがって記録用トランジスタ44はOFFとなり、
再生用トランジスタ45がONとなる。このため録再ヘ
ッドのコイル21に誘起した再生情報は再生用ステップ
アップトランス31にてステップアップされたのち、再
生アンプ47を介して端子48から出力される。なおこ
のとき記録アンプ42の出力端はトランジスタ45にて
短絡されるため、記録回路が上記再生動作に影響をえる
おそれはない。第10図中、49は消去信号供給端子で
ある。なお第10図の回路全体をハイブリッドIC化し
、これを取付はベース7上に実装するようにすれば、配
線本数が減少し、S/N9周波数特性が一層向上するこ
とになる。
本発明は上記各実施例に限定されるものではなく次の如
く種々変形して実施可能である。
例えば第11図(a)(b)(c)に示すように、複合
ヘッド60の少なくとも録再ギャップR、/W−1、R
/W−2および消去ギャップE1゜E2を含むディスク
接触面61を、矢印Mで示すトラック長手方向には平坦
面を呈し、矢印Nで示すトラック幅方向には所定曲率た
とえば50〜100Rの曲率をもつ曲面を呈する如く形
成してもよい。つまりヘッド全体がカマボッ形を呈する
ものとしてもよい。かかる形状の複合ヘッド60によれ
ばディスク1とのへラドタッチが他の形状のものに比べ
て良好なものとなることが実験的に確認されている。
また複合ヘッドを第12図(a)(’b)(c)に示す
ように構成してもよい。同図(a)はフィールド記録専
用の複合ヘッドの例であり、録再ギャップR/Wと消去
ギャップEとが各々1個づつ設けられている。同図(b
)および(C)はデータ記録専用の複合ヘッドの例であ
り、(b)は2トラツク用、(C)は単一トラック用で
ある。第6図(b)(c)に示す複合ヘッドはいわゆる
トンネルイレーズヘッド型式のものであり、録再ギャッ
プR/W−1,8/W−2およびR/Wは、オーバライ
ドヘッドギャップとして用いられる。
すなわち同図(b)について説明すると、録再ギャップ
R/W−1、R/W−2はトラック幅W1(60μm)
よりも広い幅を有しており、この録再ギャップR/W−
1,R/W−2によりオーバライド記録を行なう。モし
て1トラック当り二つの消去ギャップE1a、E1bお
よびE2a、E2bにより、トラック幅W1からはみ出
した記録信号を消去するものとなっている。かくして再
生時においてヘッド幅がトラック幅W1より広いので再
生トラッキングが容易となるが、上記ヘッドは、同図に
示す如くガートバンド幅W2(40μm)の幅の中に二
つの消去ギャップE1b;Elaを形成しなくてはなら
ないため、ヘッドの製作がむづかしいという問題はある
また第13図に示すように、第7図の一部すなわち消去
側切換スッチ26の代わりにON、OFFスッチ71を
設け、消去ギャップE1.E2に対し同時に消去動作を
行なわせるようにしてもよい。
第14図は第13図のタイミングを示す図である。この
第14図に示すようにEl、E2による消去可能なタイ
ミングが同時になっている。したがってこの例によれば
、消去・記録サイクルを第7図のものより短縮すること
ができ、毎秒15回転の消去、記録を行なうことができ
る。
また第15図および第16図に示すように、第7図に示
す録再側切換スイッチ20および消去側切換スイッチ2
6を同時に切換制御するようにしてもよい。ただし第1
6図の場合はインバータ72により20と26の切換方
向を逆にしている。
第17図は第15図、第16図の動作タイミングを示す
図である。第17図に示すように、R、/W−1による
記録と、ElまたはE2(破線)による消去とが同一期
間にアクティブ可能となっている。またR/W−2によ
る記録と、E2またはEl(破線)による消去とが同一
期間にアクティブ可能となっている。R/W−1とEl
およびR/W−2とE2が同時にアクティブとなる場合
、同一トラック上で消去と記録の期間が完全に重なり合
うが、前述したように消去ギャップE1.E2と録再ギ
ャップR/W−1、R/W−2とは所定距離Xだけ離間
して設けられており、しかも消去動作が先行するものと
なっているため問題はない。つまり消去後、ただちに記
録が行なわれることになる。かくしてフレーム記録では
30回/秒。
フィールド記録では60回/秒の消去および記録が可能
となり、第13図、第14図の場合よりもさらに消去・
記録サイクルが短くなる。なおこの例では消去ヘッド部
と録再ヘッド部との間のクロストークが若干発生しやす
くなるので、ノイズに強い変調方式の画像記録あるいは
ディジタルデータ記録用の回路として用いるのが望まし
い。なおデータ記録において、ヘッドアクセスのデッド
時問なしに二つのトラックにデータ記録書込みを行なえ
ることは大きな利点である。第16図のようにした場合
、つまり消去ギャップE1.E2のアクティブ期間が第
17図の破線で示すようなタイミングとなるようにした
場合には、同一タイミングで記録と消去が行なわれるの
は隣りのトラックにおいてである。したがって第15図
の場合に比べるとクロストークの発生は比較的少なくて
すむ。
以上のほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実
施可能であるのは勿論である。
(R明の効果〕 本発明の複合型磁気ヘッドは、複数の薄膜ヘッドを各ヘ
ッドギャップがトラックの幅方向に所定間隔をもって並
ぶように接合して録再ヘッド部を構成すると共に、前記
各薄膜ヘッドにそれぞれ対応する複数のバルクヘッドを
各ヘッドギャップがトラックの幅方向に所定間隔をもっ
て並ぶように接合して消去ヘッド部を構成し、上記両ヘ
ッド部を、それぞれ対応するヘッドギャップどうしが比
較的接近した配置をとるようにトラックの長手方向に接
合したことを特徴としている。
したがって本発明によれば、ヘッドタッチが良好で、ク
ロストークおよびスペーシングロスを増大させずに画像
情報等の各種情報を良好に記録再生することが可能であ
り、しかも即時に再度の記録を行なうことが可能で、そ
のうえ小型で製作容易な複合型磁気ヘッドを提供できる
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1の実施例の概略構成
図およびヘッド構造を示す図、第3図〜第8図は本発明
の第2の実施例を示す図で、第3図および第4図は第1
図および第2図に対応して示す概略構成図およびヘッド
構造を示す図、第5図および第6図は複合ヘッド装置の
平面図および複合ヘッドの縦断面図、第7図は複合ヘッ
ドに記録動作および消去動作を行なわせる制御系の構成
を示すブロック図、第8図は第7図に示す制御系の各部
の動作タイミングを示す図、第9図(a)(b)(C)
は本発明の第3の実施例における複合ヘッド装置の構成
を示す図、第10図は第9図に示した複合ヘッド装置を
用いた場合の回路図、第11図(a)(b)(c)は複
合ヘッドの表面形状の変形例を示す図、第12図(a>
(b)(C)は複合ヘッドの応用例を示す図、第13図
は第7図の一部を変形させた例を示す部分構成図、第1
4図は第13図の動作タイミングを示す図、第15図お
よび第16図はそれぞれ第7図の一部を変形させた例を
示す部分構成図、第17図は第15図および第16図の
動作タイミングを示す図である。 1・・・回転磁気ディスク、2・・・複合ヘッド、4・
・・PGヨーク(回転位置検出用指標)、5・・・PG
コイル(パルス検出手段)、6・・・複合ヘッド、6A
・・・薄膜録再ヘッド部、6B・・・バルク消去ヘッド
部、7・・・ヘッド取付はベース、8・・・プリント配
線、21.22および27.28・・・励磁コイル、2
9・・・レリーズスイッチ(動作指令スイッチ)、31
゜32・・・再生用ステップアップトランス、33.3
4・・・磁気シールドケース、40.50・・・第1.
第2チヤンネル、T1.T2・・・トラック、R/W−
1、R/W−2・・・録再ギャップ、El、E2・・・
消去ギャップ。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第1 図 Y′ 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の薄膜ヘッドを各ヘッドギャップがトラックの幅方
    向に所定間隔をもつて並ぶように接合してなる録再ヘッ
    ド部と、前記各薄膜ヘッドにそれぞれ対応する複数のバ
    ルクヘッドを各ヘッドギャップがトラックの幅方向に所
    定間隔をもつて並ぶように接合してなる消去ヘッド部と
    を具備し、前記録画ヘッド部と消去ヘッド部とは、両ヘ
    ッド部のそれぞれ対応するヘッドギャップどうしが比較
    的接近した配置をとるようにトラックの長手方向に接合
    されたものであることを特徴とする複合型磁気ヘッド。
JP20952684A 1984-10-05 1984-10-05 複合型磁気ヘツド Pending JPS6190312A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20952684A JPS6190312A (ja) 1984-10-05 1984-10-05 複合型磁気ヘツド
EP85904881A EP0197158B1 (en) 1984-10-05 1985-10-04 Compound magnetic head
PCT/JP1985/000553 WO1986002189A1 (en) 1984-10-05 1985-10-04 Compound magnetic head
DE8585904881T DE3586990T2 (de) 1984-10-05 1985-10-04 Kombinierter magnetkopf.
US07/270,386 US4862304A (en) 1984-10-05 1988-11-10 Composite magnetic head
US07/343,062 US4893200A (en) 1984-10-05 1989-04-25 Composite magnetic head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20952684A JPS6190312A (ja) 1984-10-05 1984-10-05 複合型磁気ヘツド

Publications (1)

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JPS6190312A true JPS6190312A (ja) 1986-05-08

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ID=16574247

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JP20952684A Pending JPS6190312A (ja) 1984-10-05 1984-10-05 複合型磁気ヘツド

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