JPS6189345A - ミシン糸 - Google Patents
ミシン糸Info
- Publication number
- JPS6189345A JPS6189345A JP20636884A JP20636884A JPS6189345A JP S6189345 A JPS6189345 A JP S6189345A JP 20636884 A JP20636884 A JP 20636884A JP 20636884 A JP20636884 A JP 20636884A JP S6189345 A JPS6189345 A JP S6189345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- denier
- bending
- polyester
- sewing
- polyester fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ミシン糸に関する。
(従来技術)
ポリエステルの紡績糸からなるミシン糸は、強力が大で
あること、染色堅牢度が優れていることの理由により広
く使用されるようになって来たが、木綿繊維からなるミ
シン糸に鮫ぺて可縫性が劣っている。特((、多本針ミ
シンにおいて、1目とび」が発生し易く、高速回転する
ミシンの可縫性を悪(している。
あること、染色堅牢度が優れていることの理由により広
く使用されるようになって来たが、木綿繊維からなるミ
シン糸に鮫ぺて可縫性が劣っている。特((、多本針ミ
シンにおいて、1目とび」が発生し易く、高速回転する
ミシンの可縫性を悪(している。
この「目とび」防止のため、紡績糸に用いる原綿のモジ
ュラスを向上させ、熱収縮率を低下させることが提案さ
れている(特開昭57−161136号公報)。
ュラスを向上させ、熱収縮率を低下させることが提案さ
れている(特開昭57−161136号公報)。
しかし、ミシンの回転数が4.000 rp−rn以上
の高速になると「目とび」防止が充分でない欠点を有し
ている。
の高速になると「目とび」防止が充分でない欠点を有し
ている。
(発明の目的)
本発明の目的は、従来のかかる欠点を改良し、低コスト
で「目とび」の少ないポリエステル紡績糸からなるミシ
ン糸を提案することにある。
で「目とび」の少ないポリエステル紡績糸からなるミシ
ン糸を提案することにある。
(発明の構成)
本発明は、単繊維繊度が1.0〜2.0デニールのポリ
エステル繊維囚と単繊維繊度Q、4〜1.0デニールの
ポリエステル繊維(Blを用(・、かつ、該ポリエステ
ル繊維(A)の単:セ維繊度が常に太デニールとなるよ
うにすると共に、該ポリエステル繊維(Blの混紡率が
糸全体の10〜40重量饅となるよう混紡された紡績糸
により構成されていることを特徴とするミシン糸にある
。
エステル繊維囚と単繊維繊度Q、4〜1.0デニールの
ポリエステル繊維(Blを用(・、かつ、該ポリエステ
ル繊維(A)の単:セ維繊度が常に太デニールとなるよ
うにすると共に、該ポリエステル繊維(Blの混紡率が
糸全体の10〜40重量饅となるよう混紡された紡績糸
により構成されていることを特徴とするミシン糸にある
。
本発明(使用するポリエステル繊維は、主たる繰返し単
位の90重t%以上がポリエチレンテンフタンートであ
るものが好適に例示される。
位の90重t%以上がポリエチレンテンフタンートであ
るものが好適に例示される。
かかるポリエステル繊維は、単繊維繊度が1.0〜2.
0デニールのもの囚と単繊維繊度が0.4〜1.0デニ
ールのもの(Blとが用いられる。
0デニールのもの囚と単繊維繊度が0.4〜1.0デニ
ールのもの(Blとが用いられる。
ポリエステル繊維囚の単繊維繊度が2.0デニールを超
えるものは、ミシン糸に用いる紡績糸の構成本数が低下
し、糸斑が劣化するため、ミシン糸の均一性が低下し好
ましくない。
えるものは、ミシン糸に用いる紡績糸の構成本数が低下
し、糸斑が劣化するため、ミシン糸の均一性が低下し好
ましくない。
又、該ポリエステル繊維囚と、ポリエステル繊維fBl
の熱収縮率としてポリエステル繊維+B+の熱収縮率が
犬なるものを用いることが好ましい、 (発明の作用) ミシンによる縫目は、ミシン上糸が作るループを下釜の
剣先が捕捉する(本縫の場合)か、該ループをルーバー
が捕捉する(環縫の場合)ことにより形成される。その
際、該ループの形状が歪むと捕捉が不完全となり縫目が
形成されず、即ち、「目とび」が発生するっこのため、
「目とび」を防止するには、歪まないループを作ること
が必要であり、歪まな(・ループ形成のためには2曲げ
弾性(富んだ糸を用いればよいう発明者らは、曲げ弾性
に富んだ糸は1曲げ硬さくB)と曲げヒステリシス(2
HB)の2特性を代用特性として用いることが出来る知
見を得て、該曲げ硬さくB)を大とし、曲げヒステリシ
ス(2HB)を小とすればよいことを見出した。
の熱収縮率としてポリエステル繊維+B+の熱収縮率が
犬なるものを用いることが好ましい、 (発明の作用) ミシンによる縫目は、ミシン上糸が作るループを下釜の
剣先が捕捉する(本縫の場合)か、該ループをルーバー
が捕捉する(環縫の場合)ことにより形成される。その
際、該ループの形状が歪むと捕捉が不完全となり縫目が
形成されず、即ち、「目とび」が発生するっこのため、
「目とび」を防止するには、歪まないループを作ること
が必要であり、歪まな(・ループ形成のためには2曲げ
弾性(富んだ糸を用いればよいう発明者らは、曲げ弾性
に富んだ糸は1曲げ硬さくB)と曲げヒステリシス(2
HB)の2特性を代用特性として用いることが出来る知
見を得て、該曲げ硬さくB)を大とし、曲げヒステリシ
ス(2HB)を小とすればよいことを見出した。
ここに、曲げる硬さくB)と曲げヒステリ lシ
ス(2HB)とは下記のごとく定義する。
ス(2HB)とは下記のごとく定義する。
試料として糸(ミシン糸)を20本用意し、該20本の
糸を平行に配列し、測長2儒となるよう準備する。
糸を平行に配列し、測長2儒となるよう準備する。
該試料を曲率K (1/ r )が−2,5〜+2.5
部−1の範囲内で、曲げ速度0.5α/secの速さで
曲げ試験機(加藤鉄工ei製)にて測定し、曲げヒステ
リシス曲線を描かせる。
部−1の範囲内で、曲げ速度0.5α/secの速さで
曲げ試験機(加藤鉄工ei製)にて測定し、曲げヒステ
リシス曲線を描かせる。
第1図は1曲げヒステリシス曲線を示す図であって、該
曲線上のK = 0.5の点P、Qを図のように求めた
とき、 曲げ硬さくB)=点PKおける接線の勾配(m/k )
で求める。(g−7) 曲げヒステリシス(2HB )−h(g−ax)従来、
紡蹟糸使用のミシン糸ICおいて、該紡績糸に使用する
単繊維デニールは、細いものを使用すると曲げ硬さくB
)は/J%となり糸はソフト化すると考えられていた。
曲線上のK = 0.5の点P、Qを図のように求めた
とき、 曲げ硬さくB)=点PKおける接線の勾配(m/k )
で求める。(g−7) 曲げヒステリシス(2HB )−h(g−ax)従来、
紡蹟糸使用のミシン糸ICおいて、該紡績糸に使用する
単繊維デニールは、細いものを使用すると曲げ硬さくB
)は/J%となり糸はソフト化すると考えられていた。
事実、紡績糸を全て、細デニール繊維により構成すると
、ミシン糸の曲げ硬さは低下する。
、ミシン糸の曲げ硬さは低下する。
しかしながら、ス゛ミくべきことに、太デニール繊維に
適当量の細デニール繊維を混紡することにより曲げる硬
さくB)が混紡しな(・ものより犬となる範囲が存在す
ることを見出した。
適当量の細デニール繊維を混紡することにより曲げる硬
さくB)が混紡しな(・ものより犬となる範囲が存在す
ることを見出した。
該曲げ硬さくB)は、ポリエステル繊維(Blの単繊維
繊度が0.4デニ一ル未満の場合は。
繊度が0.4デニ一ル未満の場合は。
曲げ硬さくB)が大とならず、好ましくない。
(実施例)
単Q維偵度1.2デニールのポリエステル繊維と、単繊
維繊度0.8デニールのポリエステル繊維とを、第1表
に示す種々の混紡率で用いて番手60/−3の紡績糸を
得た。次いで、該紡績糸を3本合糸し、撚糸後、温度9
0C。
維繊度0.8デニールのポリエステル繊維とを、第1表
に示す種々の混紡率で用いて番手60/−3の紡績糸を
得た。次いで、該紡績糸を3本合糸し、撚糸後、温度9
0C。
時間30分で熱セットし、染色した。該染色糸にシリコ
ン系ストレート油剤を付与してオイリングしてミシン糸
を得た。得られたミシン糸を用いて1目とび」試験を行
った。 ミシンとし゛〔3木釘フラットシーマー(ペガ
サスW−61)、回転数5.00 Or / m +を
用(゛試験布としてポリエステル/レーヨン混の彷績糸
からなる編物2枚重ねを用いて1分間縫製後、「目とび
」率な測定した。
ン系ストレート油剤を付与してオイリングしてミシン糸
を得た。得られたミシン糸を用いて1目とび」試験を行
った。 ミシンとし゛〔3木釘フラットシーマー(ペガ
サスW−61)、回転数5.00 Or / m +を
用(゛試験布としてポリエステル/レーヨン混の彷績糸
からなる編物2枚重ねを用いて1分間縫製後、「目とび
」率な測定した。
細デニール(a維の7昆紡率が、10〜40%のもので
は1曲げヒステリシス(2HB)を大とすることなく曲
げ硬さくB)を犬とすることができ、「目とび」率(@
も良好な結果を得た。
は1曲げヒステリシス(2HB)を大とすることなく曲
げ硬さくB)を犬とすることができ、「目とび」率(@
も良好な結果を得た。
第1図は、不発明のミシン糸の曲げヒステリシス曲線を
示す図であろう 第f図
示す図であろう 第f図
Claims (1)
- 単繊維繊度が1.0〜2.0デニールのポリエステル繊
維(A)と単繊維繊度が0.4〜1.0デニールのポリ
エステル繊維(B)を用い、かつ該ポリエステル繊維(
A)の単繊維繊度が常に太デニールとなるようにすると
共に該ポリエステル繊維(B)の混紡率が糸全体の10
〜40重量%となるよう混紡された紡績糸により構成さ
れていることを特徴とするミシン糸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20636884A JPS6189345A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | ミシン糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20636884A JPS6189345A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | ミシン糸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6189345A true JPS6189345A (ja) | 1986-05-07 |
JPH0317938B2 JPH0317938B2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=16522165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20636884A Granted JPS6189345A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | ミシン糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6189345A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008069471A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Toray Ind Inc | コアーヤーン縫糸およびその製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5673134A (en) * | 1979-11-16 | 1981-06-17 | Toyo Boseki | Production of polyester spun sewing yarn |
JPS57176227A (en) * | 1981-04-20 | 1982-10-29 | Toyo Boseki | Polyester spun sewing machine yarn |
JPS58144142A (ja) * | 1982-02-18 | 1983-08-27 | 帝人株式会社 | ポリエステルミシン糸 |
JPS591719A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | Teijin Ltd | ミシン糸用原糸 |
JPS5976941A (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-02 | 帝人株式会社 | 高速縫製用ミシン糸 |
-
1984
- 1984-10-03 JP JP20636884A patent/JPS6189345A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5673134A (en) * | 1979-11-16 | 1981-06-17 | Toyo Boseki | Production of polyester spun sewing yarn |
JPS57176227A (en) * | 1981-04-20 | 1982-10-29 | Toyo Boseki | Polyester spun sewing machine yarn |
JPS58144142A (ja) * | 1982-02-18 | 1983-08-27 | 帝人株式会社 | ポリエステルミシン糸 |
JPS591719A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | Teijin Ltd | ミシン糸用原糸 |
JPS5976941A (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-02 | 帝人株式会社 | 高速縫製用ミシン糸 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008069471A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Toray Ind Inc | コアーヤーン縫糸およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0317938B2 (ja) | 1991-03-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |