JPS618818A - メンブレンスイツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産１よ匁■朋公国 この発明は、一対のシートに設けた接点同士を対向させ
ると共に、この両接点をシート間に介装したスペーサで
離間させたメンブレンスイッチに関するものである。

丈米卑肢豊 従来から電子機器のキーボードには、例えば第７図に示
した様なメンブレンスイッチｌが用いられている。この
メンブレンスイッチ１は、下部電極シート２．スペーサ
３、上部電極シー１〜４、表面シート５を備えている。

しかも、スペーサ３は下部電極シート２上に粘着剤６で
接着され、上部電極シート４はスペーサ３上に粘着剤７
で接着され、表面シート５は上部電極シート４上に粘着
剤８で接着されている。また、スペーサ３には接点配設
用の孔９が形成されていて、下部電極シート２上には孔
９内に位置させた固定接点１０が固着され、上部電極シ
ート４の下面には固定接点１０に対向する可動接点１１
が固着されている。尚、下部電極シート２、スペーサ３
，１一部電極シート・４１表面シート５等はポリエステ
ルフィルムから形成さ肛ている。また、固定接点１，０
はＡＧ配線の接点部１０ａとこれを覆うカーボン１０ｂ
からなり、可動接点１１はＡＧ接点１１ａとこれを覆う
カーボンｌｌｂからなる。

この様な構成のメンブレンスイッチ１は、キーボードの
プリンＩ−基板等のベース板１２に粘着剤１３で接着さ
れている。

従来、上述したメンブレンスイッチ１は、第８図に示し
た様な工程で製造されている。すなわち。

配線印刷工程１４で下部電極シート２」二にＡＧ配線（
図示せず）を印刷した後、カーボン被覆印刷工程１５で
ＡＧ配線の接点部１０ａ上にカーボン印刷をすることに
より、接点部１０ａをカーボン１０ｂで被覆したものを
用意する。一方、ＡＧ接点印刷工程１６で上部電極シー
ト４にＡＧ接点１１ａを印刷した後、カーボン被覆工程
１７でＡＧ接点１１ａ上にカーボン印刷をすることによ
り、ＡＧ接点１１ａをカーボン１１ｂで被覆したものを
用意する。そして、両面に粘着剤６，７が塗布されたス
ペーサ３を接着工程１８で下部電極層２上に接着させる
と共に、スペーサ３上に上部電極シート４を接着させる
。この後、接着工程１９で上部電極シート４上に表面シ
ート５を接着させることにより、メンブレンスイッチ１
の製造が完了する。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この様な工程でメンブレンスイッチ１を
製造した場合、下部電極シート２、スペーサ３、上部電
極シート４、表面シート５等の各部材間に空気が入り易
い。しかも、これらの各部材間に空気が入ると、製品の
見栄えが悪くなると共に１局部的に厚さが増すため、各
部材間に空気が入るのは望ましくないものである。従っ
て、従来は、メンブレンスイッチ１を製造する際、上述
の各部材間に空気が入らない様な配慮を接着工程でする
必要があり１手間がかかるという問題かあった。この様
な接着工程はできるだけ少ない方が、メンブレンスイッ
チの製造を容易に行なうことができる。

産貝１す１在 そこで、この発明は、接着工程を従来より少なくして製
造をより容易にしたメンブレンスイッチを提供すること
を目的とするものである。

問題点を解決するための手段 この目的を達成するため、この発明は、下部電極シート
上に表面シートを配設し、前記下部電極、−ｈｌｆよ、
、□工や、８．□ツーＩ、。エ　　　□）面に設けた可
動接点を対向させると共に、前記下部電極シートと表面
シー１−との間にこれらのいずれか一方に印刷した絶縁
レジスト層を介装して、前記固定接点と可動接点とを離
間させたメンブレンスイッチとしたことを特徴とするも
のである。

作　　　用 この様な構成によれば、絶縁レジスト層は下部電極シー
ト又は上部電極シー１−に印刷により形成されている。

この印刷によれば、絶縁レジスト層を印刷する際に、絶
縁レジス１一層とこれの印刷される側の電極シートとの
間に空気が入ることはない。従って、この分製造が容易
となる。

失」Ｌ孤 以下、この発明を第１図〜第５図に基づいて説明する。

第１図はこの発明の第１実施例を示したもので、図中、
２０はプリント基板等のベース板、２１はベース板２０
上に配設されたメンブレンスイッチ、２２はメンブレン
スイッチ２１をベース板２０上に接着固定している接着
剤である。

この発明に係るメンブレンスイッチ２１は、下部電極シ
ート２３、スペーサとしての絶縁レジスト層２４、表面
シー１−２５、固定接点２６．２６’及び可動接点２７
等を備えている。

上述の下部電極シート２３はポリエステルフィルム等か
ら形成され、固定接点２６．２６’は下部電極シート」
二に固着されている。この固定接点２６．２６’は、下
部電極シー１−２３上に印刷されたＡＧ配線（図示せず
）の接点部２８．２８’　と、この接点部２８　、２８
　’を被覆しているカーボン２９．２９’　から構成さ
九ている。また、」二連の絶縁レジスト層２４は、下部
電極シー１−２３上に印刷によって形成されていて、固
定接点２６とその周囲とを除いた部分を覆っている。

そして、上述の表面シート２５は、ポリエステルフィル
ムから形成されていると共に、絶縁レジス１一層２４上
に接着剤３０で接着固定されている。この表面シート２
５の下面には可動接点２７が固着されている。この可動
接点２７は、表面シー１−２５に印刷されたＡＧ接点３
１と、これを覆っているカーボン３２から構成されてい
る。この可動接点２７は固定接点２６に対向させられて
いる。図中、３３は固定接点２６゜２６′及び可動接点
２７が配設されている空間である。

この様な構成のメンブレンスイッチにおいては、表面シ
ー１〜２５の可動接点２７に対応する部分を押圧すると
、この部分が空間３３側に撓んで、可動接点２７が固定
接点２６．２６’　に接触してＯＮ状態となる。

一方、この状態から押圧力を解除すると、表面シート２
５の撓められた部分が自己の弾力により原状に復帰して
、可動接点２７が固定接点２６．２６’　から離反し、
ＯＦＦ状態となる。

次に、この様な構成のメンブレンスイッチの製造工程を
第２図によって説明する。

まず、ＡＧ配線印刷工程３４で下部電極シート２３上に
ＡＧ配線（図示せず）を印刷した後、カーボン被覆印刷
工程３５で接点部２８．２８’上にカーボン印刷をする
ことにより、接点部２８．２８’　をカーボン２９、、
２９’で被覆する。次に、絶縁レジス１〜印刷工程３６
で下部電極シート２３上に絶縁レジスト層２４を４　　
　　　　　印刷する。この場合、絶縁レジス１一層２４
は、接点部２８とカーボン２９よりなる固定接点２６、
接点部２８とカーボン２９′　よりなる固定接点２６′
　とその周囲とを除いた部分に印刷する。

一方、ＡＧ接点印刷工程３７で表面シーｌ−２５の裏面
にＡＧ接点３１を印刷した後、カーボン被覆印刷工程３
８でＡＧ接点３】上にカーボン印刷をすることにより、
ＡＧ接点３１をカーボン３２で被覆する。次に、接着剤
塗布工程３９て表面シート２５の裏面に接着剤３０を塗
布する。この場合、接着剤３０はＡＧ接点３１とカーボ
ン３２よりなる可動接点２７とその周囲とを除いた部分
に印刷する。

最後に、上述の表面シート２５を貼合せ工程４０で絶縁
レジスト層２４上に接着することによって、メンブレン
スイッチ２１の製造が完了する。この場合、接着は接着
剤３０で行なう。

第３図〜第５図は、この発明の第２実施例を示したもの
である。第３図、第４図において、メンブレンスイッチ
４１はスイッチ部Ａ、Ｂを有する。

この各スイッチ部Ａ、Ｂは第１実施例と同一であるので
、同一符号を付して、その説明は省略する。　　　　　
　？この実施例において第１実施例と異なる点は、第５
図に示した様に、ＡＧ配線４２上に絶縁レジスト層４３
を設けて、この絶縁レジスト層４３上にＡＧ配線４４．
４５に接続したジャンパ４６を印刷し、これらの上部に
絶縁レジスト層２４を形成した点にある。

これによって、ジャンパ４６とＡＧ配線４２が交差して
も、これらが接触しないようにできる。図中、ＡＧ配線
４２．４４はスイッチ部Ａの固定接点２６．２６’にそ
れぞれ連設され、ＡＧ配線４５はスイッチ部Ｂの固定接
点２６′　に連設されている。

尚、この実施例ではスイッチ部をＡ、Ｂの２つにしたが
、必ずしもスイッチ部は２つに限定されるものではない
。

この様な構成のメンブレンスイッチ４１は次の手順で製
造される。すなわち、第１実施例のメンブレンスイッチ
２１の製造工程におけるカーボン被覆印刷工程３５ど絶
縁レジス１−印刷工程３６との間に、ジャンパ印刷用の
絶縁レジスト印刷工程４７、ジャンパ印刷工程４８を介
在させることにより、メンブレンスイッチ４１は製造さ
れる。この絶縁レジスト印刷工程４７ではＡＧ配線４２
上に絶縁レジスト４３を印刷によって形成し、ジャンパ
印刷工程４８では絶縁レジス１一層４３」二にジャンパ
４６を印刷すると共にジャンパ４６の両端部をＡＧ配線
４４．４５に接続する。

又里■羞米 この発明は、以上説明した様に、下部電極シート上に表
面シートを配設し、前記下部電極シー１−」二に設けた
固定接点と前記表面シートの下面に設けた可動接点とを
対向させると共に、前記下部電極シートと表面シートと
の間にこれらのいずれか一方に印刷した絶縁レジスト層
を介装して、前記固定接点と可動接点とを離間させたメ
ンブレンスイッチとしたので、スペーサとしての絶縁レ
ジスト層を形成する際、空気が絶縁レジスト層と電極シ
ートとの間に入るのを簡易に防止できる。この結果、絶
縁レジスト層を形成する分だけ従来の接着工程を少なく
できるので、メンブレンスイッチの製造を従来より容易
に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るメンブレンスイッチの一実施例
を示す断面図、第２図は第１図に示したメンブレンスイ
ッチの製造工程を示す製造工程図、第３図はこの発明に
係るメンブレンスイッチの他の実施例を示す断面図、第
４図は第３図のＩＶ−ＩＶ線に沿う断面図、第５図は第
４図の■−■線に沿う断面図、第６図は第３図に示した
メンブレンスイッチの製造工程を示す製造工程図、第７
図は従来のメンブレンスイッチの断面図、第８図は第７
図のメンブレンスイッチの製造工程を示す製造工程図で
ある。 ２１・・・メンブレンスイッチ、 ２３・・・下部電極シート、２４・・・絶縁レジスト層
、２５・・・表面シート、　　２６．２６’固定接点、
２７・・可動接点、　　　３０・・・接着剤、４１・・
・メンブレンスイッチ。 第１図 第２図 下部エレメント　　　　　　上部エレメント第５図 第６図 下部エレメント　　　　　　　上部エレメント第７図 Ｕ 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 下部電極シート上に表面シートを配設し、前記下部電極
   シート上に設けた固定接点と前記表面シートの下面に設
   けた可動接点とを対向させると共に、前記下部電極シー
   トと表面シートとの間にこれらのいずれか一方に印刷し
   た絶縁レジスト層を介装して、前記固定接点と可動接点
   とを離間させたことを特徴とするメンブレンスイッチ。