JPH0532910Y2 - - Google Patents

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JPH0532910Y2
JPH0532910Y2 JP5391586U JP5391586U JPH0532910Y2 JP H0532910 Y2 JPH0532910 Y2 JP H0532910Y2 JP 5391586 U JP5391586 U JP 5391586U JP 5391586 U JP5391586 U JP 5391586U JP H0532910 Y2 JPH0532910 Y2 JP H0532910Y2
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JP
Japan
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lead wires
adhesive
contact
circuit board
membrane switch
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は薄型の電子式計算機等のキー入力用メ
ンブレンスイツチに関する。
(ロ) 従来の技術 近年電子式卓上計算機(以下電卓と称す)の薄
型化が進みクレジツトカード並みの薄さで構成さ
れた電卓が数多く現われている。斯る電卓は、一
方の面にテンキー、フアンクシヨンキー等を印刷
し他方の面に導電性の可動接点を印刷した絶縁性
のシートと、該シートと対向する面にリード線を
印刷配線して前記可動接点と対向する位置に固定
接点を形成した回路基板をスペーサーを介装して
接着しメンブレンスイツチを構成にいた。(例え
ば実開昭59−63930号公報) さらに薄型化及び部品点数の削減を図るため前
記スペーサを介装することなく前記シートと前記
基板を接着剤などにより直接接着してメンブレン
スイツチを構成したものがある。第3図はこのメ
ンブレンスイツチの1つのスイツチ部分の拡大断
面図で図中1は基部3の上面にリード線17,1
7,18,19,20が印刷配線されリード線1
7,17,18により固定接点21を形成した回
路基板、2は絶縁性シート15の前記固定接点2
1と対向する位置に可動接点22が印刷されたシ
ート部材である。そして前記基板1と前記シート
部材2が接着剤16,16の接着力によつてはり
合わされてメンブレンスイツチを構成している。
キー入力はシート15を押圧して可動接点22が
固定接点21と接触するまでシート15を変曲さ
せて行われる。ここで可動接点22と固定接点2
1の間が接着剤16の厚みによつて所定の間隔に
保たれるように、接着剤16,16は所定の硬度
を有している。しかし、図示の如く固定接点21
を形成するリード線17,17とその近傍のリー
ド線19,20の間隔が広く、接着剤16がリー
ド線のない部分上にあるので、キー入力時の押圧
によつてシート15が押し下げられた時接着剤1
6が基部3の表面に接着してしまう。そして接着
剤16の接着力によつてシート15が押し下げら
れたままの状態となり、可動接点22と固定接点
21の間隔が狭くなる或は接触してしまい誤入力
の原因となつていた。このような誤入力がメンブ
レンスイツチのいずれかで発生すると計算結果に
誤りが生じる等の問題があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記問題点を解決し、安定したキー入
力を行うことができるメンブレンスイツチを提供
するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は一方の面に複数の可動接点を形成した
シート部材と、該シートと対向する面にリード線
が印刷配線され前記可動接点とそれぞれ対向する
複数の固定接点を形成した回路基板を接着剤によ
つて接着し、前記可動接点と前記固定接点の接触
によりキー入力を行うように構成したメンブレン
スイツチにおいて、前記固定接点を形成するリー
ド線とリード線のすべての〓間を前記接着剤の入
り込みを阻止する間隔としかつ前記接着剤が前記
リード線上で接着するように前記リード線を基板
全面にわたつて印刷配線して回路基板を構成して
いる。
(ホ) 作用 本考案のメンブレンスイツチは上述の如く構成
しているので、回路基板と接着剤の接着はリード
線の表面でのみ行われ、回路基板とシート部材の
間隔は常に接着剤の厚みに保たれる即ち固定接点
との可動接点の間隔が一定に保たれるため安定し
たキー入力を保障する。
(ヘ) 実施例 以下本考案の実施例を第1図、第2図に従つて
説明する。尚第3図と同一構成要素は同一図番を
付してある。
第1図は本考案のメンブレンスイツチの一部分
を接着部分で切り離した状態を示し、同図aは接
着面側からみた回路基板1の平面図、同図bは接
着面側からみたシート部材2の平面図である。
第1図aにおいて斜線を施した部分は基部3の
表面に約30μmの均一な厚みをもつて導電物質が
印刷配線された領域を示し、領域4,5は固定接
点6を形成するリード線、領域4,7は固定接点
8を形成するリード線、領域7,9は固定接点1
0を形成するリード線であり、それぞれの境界に
は約1mmの間隔を有している。又領域11は他の
リード線の一部である。さらに前記リード線4,
5,7,9,11は図示しない他の固定接点とも
接続されている。このようにして回路基板1の接
着面側は図示しない他の固定接点を形成するリー
ド線についても同様な印刷配線が行われており、
リード線の境界を除く略全面にわたつて導電物質
が印刷配線されている。
又第1図bにおいて12,13,14は前記固
定接点6,8,10とそれぞれ対向する可動接点
で、絶縁性シート15の表面に約10μmの均一な
厚みをもつて導電性物質が印刷されて形成されて
いる。さらに16は前記可動接点12,13,1
4を囲むように約40μmの均一な厚みをもつて前
記シート15の表面に塗られた接着剤で、適度の
硬度を有している。
第2図は第1図a,bに示された回路基板1と
シート部材2を接着したとき線A−A′より見た
拡大断面図である。前述のように回路基板1の表
面は略全面にわたつてリード線の印刷配線が行わ
れているので回路基板1と接着剤16の接着はリ
ード線4,5,7,9,11の表面のみで行われ
る。ここで接着剤16の下にリード線の境界が位
置する場合、前述のようにリード線の間隔は1mm
程度であり、又接着剤16は適度な硬度を有して
いるので、キー入力時シート15の押し下げによ
つて接着剤16が基部3の表面に接着することは
ない。従つて回路基板1とシート15の間隔は常
に接着剤16の厚み約40μmに保たれるため、固
定接点8と可動接点13の間隔は約30μmの一定
値に保たれる。
(ト) 考案の効果 以上述べた様に、本考案のメンブレンスイツチ
は複数の固定接点を形成するリード線とリード線
の間がすべて接着剤の入り込みを禁止する間隔と
なるようにリード線を印刷配線して回路基板を構
成したので、回路基板と接着剤の接着はリード線
表面でのみ行われ、回路基板に設けられた複数の
固定接点と、前記固定接点とそれぞれ対向して設
けられた可動接点の間隔はすべて一定に保たれる
ことにより、すべてのキー入力を安定して行うこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のメンブレンスイツチの一部分
を示す平面図、第2図は接着状態で線A−A′よ
り見た拡大断面図、第3図は従来のメンブレンス
イツチの一部を示す拡大断面図である。 1……回路基板、2……シート部材、3……基
部、4,5,7,9,11,17〜20……リー
ド線、6,8,10,21……固定接点、12,
13,14……可動接点、15……シート、16
……接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の面に複数の可動接点を形成したシート部
    材と、該シート部材と対向する面にリード線が印
    刷配線され前記可動接点とそれぞれ対向する固定
    接点が形成された回路基板を接着剤によつて接着
    し、対向する前記可動接点と前記固定接点の接触
    によりキー入力を行うメンブレンスイツチにおい
    て、前記固定接点を形成するリード線とリード線
    のすべての〓間を前記接着剤の入り込みを阻止す
    る間隔とし、かつ前記接着剤が前記リード線上で
    接着するように前記リード線を前記基板全面にわ
    たつて印刷配線して前記基板を構成した事を特徴
    とするメンブレンスイツチ。
JP5391586U 1986-04-10 1986-04-10 Expired - Lifetime JPH0532910Y2 (ja)

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JP5391586U JPH0532910Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10

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JP5391586U JPH0532910Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10

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JPS62165624U JPS62165624U (ja) 1987-10-21
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JP6450149B2 (ja) * 2014-11-05 2019-01-09 株式会社フジクラ メンブレンスイッチ

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