JPH0542583Y2 - - Google Patents

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JPH0542583Y2
JPH0542583Y2 JP1984171894U JP17189484U JPH0542583Y2 JP H0542583 Y2 JPH0542583 Y2 JP H0542583Y2 JP 1984171894 U JP1984171894 U JP 1984171894U JP 17189484 U JP17189484 U JP 17189484U JP H0542583 Y2 JPH0542583 Y2 JP H0542583Y2
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hole
switch
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、上下面に回路パターンが形成された
基板に、電極フイルム等を積層して構成されるメ
ンブレンスイツチに関する。
〈従来技術〉 前記メンブレンスイツチには、紙−フエノール
基板等の材質の回路基板上に電極フイルムを積層
して構成したものや、その全てを所要のフイルム
材の積層により構成したものがある。
第3図は、メンブレンスイツチの一般的構成を
示す。ここで1は上下面にメツキ又は導電塗料等
で回路パターンが形成された紙−フエノール等の
材質によつてなる回路基板であつて、前記回路パ
ターンに夫々設けられて、上下で対応するランド
部2a,2b間には、スルホール3が形成されて
いる。前記スルホール3内には銀ろう等の導電性
金属材料よりなるスルホール充填材4が注入さ
れ、前記ランド部2a,2b相互を電気的に短絡
している。また前記上面の回路パターンには一対
の隣接する入出力電極6a,6bからなる所要数
のスイツチ部7が設けられている。
前記回路基板1上には接着剤8によつて、スペ
ーサー用フイルム9と、電極フイルム10が順次
貼設される。このうちスイツチ部7上の前記スペ
ーサー用フイルム9及びその上下面に介在する接
着剤8,8は欠除されており、該スイツチ部7上
にスイツチ用透孔11を形成している。前記電極
フイルム10下面のスイツチ用透孔11に臨む位
置には、接続電極13が設けられ、前記スイツチ
部7の上部で、前記入出力電極6a,6bを跨ぐ
ようにして位置させている。さらに前記電極フイ
ルム10上には、接着剤14により下面に各スイ
ツチ部を区画表示するためのインク層15を形成
された透明な上面シート17が接合されている。
前記スイツチ用透孔11上のインク層15には
スイツチの機能を表示する表示部16が設けら
れ、その下部分は該スイツチ用透孔11と対応さ
せて接着剤14を除去している。かかる表示部1
6は、第2図に示すように前記上面シート17表
面から透過されて外部から視認され得る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところでかかる構成において、前記スルホール
3に充填されたスルホール充填材4は、その上端
で前記ランド部2aとの接続を確実にするため、
0.1mm〜0.2mmの隆部xが生じる。このため、スペ
ーサー用フイルム9、電極フイルム10等の積層
部が、該隆部xに追従して盛り上がり、メンブレ
ンスイツチ上面の平面性が損なわれる。このよう
にスルホール充填材のような回路基板表面より突
出する突出物は、メンブレンスイツチの平面性を
大きく損なうものである。
またこの突出物が上記スルホール充填材である
場合にあつては、前記回路基板1にスルホール充
填材4を適用しないでスルホールメツキにより上
下面のランド部2a,2bを接続する構成により
解決できるが、その場合においても、かかる構成
によると回路基板1が高価なものとなる欠点を生
じる。
さらには、このような技術的課題を達成するた
めの条件として、薄肉化の要請のもとに提供され
ているメンブレンスイツチスイツチにあつては、
その総厚を増加させてはならない。
本考案は、その総厚を変えることなく、メンブ
レンスイツチの上述の従来欠点を除去することを
目的とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、所定の回路パターンが形成される回
路基板と、前記回路基板の表面より突出した突出
物と、前記回路基板上部に配置され、スイツチ部
及び前記突出物の位置に対応して透孔が穿設され
たスペーサーと、上記スペーサー上部に配置さ
れ、前記透孔を覆うと共に前記スイツチ部に対応
して下面に電極が形成された上部被覆部材とを有
することを特徴とするものである。
〈作用〉 スペーサーのスルホールの位置に対応して穿設
された透孔により隆部が収納されて、表面に盛り
上がりを生ぜず、メンブレンスイツチ上面の平面
度を良好に維持し得る。
〈実施例〉 第1,2図は本考案の一実施例を示す。
前記回路基板1のスルホール3に上部で対応す
るスペーサー用フイルム9にスルホール用透孔2
0を形成する。スルホール用透孔20はスイツチ
用透孔11と同一工程で穿設される。そしてこの
スルホール用透孔20の形成と、その上下位置の
接着剤8,8の除去により前記スルホール3を囲
む空隙が生じる。このとき、前記接着剤8,8と
スペーサー用フイルム9の厚の和は、前記隆部x
の突出度よりも大となるように0.2mm以上とする。
このため、前記スルホール充填材4により回路
基板1上に隆部xが生じても、該隆部xは前記空
隙内に収納されることとなる。尚、第1図のよう
に回路基板1のスルホール3は所定数列設して設
けられる場合が多く、この場合には前記スルホー
ル用透孔20によつて生じる空隙を細長状にし、
数個の隆部xを纏めて収納できるようにする。
また前記回路基板1の下面には接着剤層21を
塗設し、さらに絶縁フイルム22を貼設し、その
下面に接着剤層23を設ける。
かかる構成からなるメンブレンスイツチは、取
付フレーム24に嵌装され、その周縁を該フレー
ム24により支持される。ところでメンブレンス
イツチの裏面においても、前記ランド部2bのス
ルホール充填材4による隆部yにより接着剤層2
1、絶縁フイルム22、接着剤層23に盛り上が
りを生じている。そこで取付フレーム24には、
該スルホール3位置の乗載面に該隆起yを収納し
得る溝25が形成されている。
前記実施例において、回路基板1下面には接着
剤層21を介して絶縁フイルム22が設けられて
いる。このため、取付フレーム24等の周部機器
に静電気が発生しても前記接着剤層21により下
面の回路パターンと絶縁され、該静電気によるス
イツチング機能の誤動作を生じることが防止され
る。
〈考案の効果〉 本考案は、上述のように、突出物の位置の盛り
上がりを防止でき、メンブレンスイツチ上面の平
面度を良好とし得る。さらには、スイツチ部に対
応してスイツチ用透孔が穿設されるスペーサーを
利用し、その突出部に対応する部分に、その突出
物用透孔を形成し、隆部を該スルホール用透孔内
に収納し得るようにしたものであるから、その厚
を増加することはなく、また透孔を同一工程で穿
設すれば新たな工程が生じることはなく、さらに
は部品点数も増加することはない等の優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し第1図は分離
斜視図、第2図は要部の縦断側面図、第3図は従
来構成の同縦断側面図である。 1……回路基板、2a,2b……ランド部、3
……スルホール、4……スルホール充填材(突出
物)、7……スイツチ部、9……スペーサー用フ
イルム、11……透孔、10……電極フイルム、
17……上面シート、20……透孔、22……絶
縁フイルム、x……隆部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定の回路パターンが形成される回路基板と、 前記回路基板の表面より突出した突出物と、 前記回路基板上部に配置され、スイツチ部及び
    前記突出物の位置に対応して透孔が穿設されたス
    ペーサーと、 上記スペーサー上部に配置され、前記透孔を覆
    うと共に前記スイツチ部に対応して下面に電極が
    形成された上部被覆部材と を有することを特徴とするメンブレンスイツチ。
JP1984171894U 1984-11-12 1984-11-12 Expired - Lifetime JPH0542583Y2 (ja)

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KR101168709B1 (ko) * 2010-10-13 2012-07-30 주식회사 마블덱스 하이브리드 터치 패드
KR101301277B1 (ko) * 2012-07-30 2013-08-27 주식회사 마블덱스 박막형 압력센서와 근접센서를 구비한 입력 장치.

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JPS50104958U (ja) * 1974-01-31 1975-08-29
JPS58193517U (ja) * 1982-06-19 1983-12-23 株式会社シチズン電子 発光式メンブレンスイツチ

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JPS6187427U (ja) 1986-06-07

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