JPS6186317A - 積出・陸揚機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、荷の積出し、陸揚げをするシップローダ、ア
ンローダ等の積出・陸揚機に関するものである。

（従来の技術） 前記積出・陸揚機の従来例は、旋回フレームにブームを
連設して、該ブームの先端部に旋回シュートを垂設した
型式と、前記ブームの先端部に伸縮操作されるシャトル
フレームを連設して、該シャトルフレームの先端部に垂
直コンベヤを固設した型式とに大別でき、いずれもブー
ム、シャトルフレームに併設されたコンベヤと前記旋回
シュートあるいは垂直コンベヤ等によってバラ荷の積出
し、陸揚げをする構造になっている。

（従来技術の問題点） 従来の前記積出・陸揚機において、旋回シュートが設け
られた前記型式では、シャトルフレームがなく旋回シュ
ートの高さに限界があって、積出、陸揚の多様性に追随
できない欠点があシ、また、垂直コンベヤが設けられた
前記型式では、シャトルフレームで伸縮でき垂直移送距
離が大きい点で有利であるが、シャトルフレームの先端
部に固設されている垂直コンベヤにリンク等の強力な補
強機構が必要となってその連結機構の強度に問題があシ
、また、支持ピンによって垂直コンベヤを揺動可能に吊
設すると、荷搬送時に揺れ、振動が生ずるなど荷搬送性
能の安定性などに問題がある。

（発明の目的、問題点の解決手段） 本発明は、前記のような問題点に対処するために開発さ
れたものであって、旋回フレームに起伏操作されるブー
ムを支持ピンで連結し、該ブームの先端側に伸縮操作さ
れるシャトルフレームを連設するとともに、該シャトル
フレームの先端部に垂直コンベヤを支持ピンで偏心させ
て吊設し、前記シャトルフレームに連結され前記垂直コ
ンベヤの上部フレームと前記旋回フレームおよび前記ブ
ーム間に架設されたワイヤロープの張力を前記垂直コン
ベヤのモーメントに対抗させてなる垂直保持装置を設け
た構成に特徴を有し、シャトルフレームの先端部に垂直
コンベヤを支持ピンで偏心させて吊設しモーメントが生
ずるようにし、シャトルフレームに連結され垂直コンベ
ヤの先端部と旋回フレームおよびブーム間に架設された
ロープの張力を前記モーメントに対抗させた構成にする
ことによシ、積出し、陸揚げの多様性に追随できる搬送
性能を有し、ブームおよびシャトルフレームを起伏、伸
縮操作しても垂直コンベヤが垂直に保持されかつ振れ、
振動が防止され搬送性能、作業能率を著しく向上させて
前記のような問題点を解消した積出・陸揚機を供する点
にある。

＝−（発明の実施例） 第１図ないし第５図に本発明の実施例を示しておシ、第
１図において、（１６）は走行台車上に旋回操作可能に
配設された旋回フレームであって、該旋回フレーム（１
６）の側部には水平配置の支持ピン（７）によってブー
ム（１）が起伏可能に連設され、旋回フレーム（１６）
側に配設された巻取ドラム（１７）と該ト９ラムから繰
出されたワイヤロープ（６）よシなる起伏駆動機構によ
って、前記ブーム（１）が起伏操作される構成になって
いるとともに、ブーム（１）の先端側にはシャトルフレ
ーム（２）が伸縮機構（２０）によって伸縮操作可能に
連設され、さらに、シャトルフレーム（２）の先端側下
部に垂直コンベヤ（３）の上部偏心位置を水平の支持ピ
ン（８）で図示のように偏心させて吊設し、該垂直コン
ベヤ（３）はその下端部が図示左側へ旋回される偏心モ
ーメント（財）が生ずるようになっておシ、さらに、シ
ャトルフレーム（２）の先端部に連結（１５）されたワ
イヤロープ（９）は、垂直コン−ベヤ（３）の上部フレ
ーム（ｉｏ）に配設されたシーブ（１１）と、旋回フレ
ーム（１６）に配設されたシープ（１２）と、ブーム（
１）の先端部に配設されたシーブ（１３の順序で架設さ
れシャトルフレーム（２）の基端部に他端を連結（１４
）　して配設され、該ワイヤロープ（９）の張力が垂直
コンベヤ（３）の偏心モーメン）（Ｍ）に対抗する構成
になっているとともに、ワイヤロープ（９）の前記のよ
うな架設配置によって、ブーム（１）とともにシャトル
フレーム（２）が起伏および伸縮操作されてもワイヤロ
ープ（９）の張力がほぼ一定となシまたシープ（１１）
と支持ピン（８）との上下方向配置が特定され、垂直コ
ンベヤ（３）が常時垂直に保持される垂直保持装置に構
成されている。

また、前記ブーム（１）およびシャトルフレーム（２）
の上側には、シャトルフレーム（２）の伸縮操作に伴っ
て適宜の機構によシ自動的に伸縮されるベルトコンベヤ
（４）が配設され前記垂直コンベヤ（３）の上部に達す
るように連設されている。

また、前記伸縮機構（２０）について詳述すると、第４
図に示すようにブーム（１）に設けた上、下レール（２
１りと（２１ｂ）　Ｋ、シャトルフレーム（２）の基端
部側上下に配設された案内ローラ（２２α）＜２２ｂ）
を配置するとともに、ブーム（１）の先端部の下側に配
設された支持車輪（２３）でシャトルフレーム（４）の
下側に沿設されたレール（２４）を支持して、ブーム（
１）に対しシャトルフレーム（２）の基端部が伸縮可能
に構成されているとともに、ブーム（１）側に装着され
た原動機（２５）によシチェンを介して回転駆動される
ギヤ（２６）がシャトルフレーム（２）の下側に沿設さ
れたラック（２７）に噛合され、シャトルフレーム（４
）が伸縮操作される構成になっている。

さらに、シャトルフレーム（２）の先端部と垂直コンベ
ヤ（３）の上部間の連結機構について詳述すると、第５
図に示すようにシャトルフレーム（２）の先端部に設け
た支持ピン（８）（８）によって垂直コンベヤ（３）の
頂部フレーム（１０）が吊設されているとともに、シャ
トルフレーム（２）の先端部にシュー）　（２７）が配
設され、かつ該シュート（２９）・内にベルトコンベヤ
（４）の先端部が配置されて、垂直コンベヤ１（３）ノ
の上部に設けられたシュート（２８）の上部開口に前記
シュー　ト（２９）・の下部が遊嵌された構成になって
おり、ベルトコンベヤ（４）で移送されて来たバラ荷が
シュー　ト（２９）から（２８）’を経て垂直コンベヤ
（３）に転送され、垂直コンベヤ（３）は第１図に示す
ように多数の荷支持板（３２）を有し、前記シュート（
２９）と（２８）の配置ニよってシャトルフレーム（２
）に対１１直：ｆｆ　ンベヤ（３）が揺動可能な構成に
なっている。

（作用） 本発明の実施例は、前記のような構成になっているので
、旋回フレーム（１６）によって機会体を旋回操作でき
るとともに、ベルトコンベヤ（４）で搬送されてきたバ
ラ物の搬送物は、シャトルフレーム（２）の先端部でシ
ュート（２９）・（２８）を経て垂直コンベヤ（３）に
乗シ継ぎされ一方の出口（３ｂ）からベルトコンベヤ（
５）へまたは他方の出口（３Ｃ）を通シ積付けされる。

また、ブーム（１）はシャトルフレーム（２）とともに
起伏駆動装置（６，１７）によって起伏操作されるとと
もに、伸縮機構（２０）によってブーム（１）に対しシ
ャトルフレーム（２）が伸縮操作されるが、例えば、第
２図に示すようにブーム（１）を起立させると、垂直コ
ンベヤ（３）の支持ピン（８）の位置が旋回フレームｕ
Ｑ−側のシーブ（１２）に対して変化し、また、シープ
αυ（１３）および連結（１５）の位置もシーズ（１３
）に対して変化するとともに、ワイヤロープ（９）は一
定の長さであるため、偏心位置で吊設された垂直コンベ
ヤ（３）の図示右廻りのモーメント（９）に釣合うとこ
ろでシーズ（１１）の位置が決まシ、シーズ（１１）と
支持ピン（８）との相対位置はブーム（１）およびシャ
トルフレーム（２）の起伏のいずれの場合でも同様にな
るように、シーブ（１１）（１３）および連結（１５）
の位置が作図によシ設定されているため、垂直コンベヤ
（３）はそのモーメント（９）に対抗したワイヤロープ
（９）の張力で常に垂直保持される。前記作用は平行四
辺形の機構を応用したものである。

また、シャトルフレーム（２）を伸縮操作する場合は、
連結（１４）とシープ（１３）間の伸縮によるワイヤロ
ープ（９）の長さと、連結（１５）とシーブ（１１）間
の伸縮によるワイヤロープ（９）の長さがほぼ同じにな
るため、シャトルフレーム（２）の伸縮による垂直コン
イヤ（３）の垂直保持性能には殆んど影響がない。

（発明の効果） 前述のように本発明においては、旋回フレームに起伏操
作されるブームを支持ピンで連結し、該ブームの先端側
に伸縮操作されるシャトルフレームを連設するとともに
、該シャトルフレームの先端部に垂直コンベヤを支持ピ
ンで偏心させて吊設し、前記シャトルフレームに連結さ
れ前記垂直コンベヤの上部フレームと前記旋回フレーム
および前記ブーム間に架設されたワイヤロープの張力を
前記垂直コンベヤのモーメントに対抗させてなる垂直保
持装置を設けているので、ブームの起伏操作とシャトル
フレームの伸縮操作および垂直コンベヤの使用による上
下移送距離の増大によって積出し、陸揚げの多様性に追
随できる優れた搬送性能を有するとともに、前記垂直保
持装置によって前記起伏、伸縮操作のいずれの場合にも
常に垂直コンはヤが所定の垂直位置に安定保持され揺れ
、振動が防止されて、搬送性能、作業能率が著しく向上
されている。

また、前記垂直保持装置およびシャトルフレームと垂直
コンベヤとの連結機構は、極めて簡単な構成となシ重量
軽減、コスト節減などの利点を有する。

（他の実施例） 第３図に本発明の他の実ハ例を示しておシ、前記実施例
に比べると、垂直保持装置のワイヤロープ（９）が架設
されている旋回フレーム（１）Ｉｌｌのシープ（１２）
をジヤツキ（１９）を介して前後操作できる配置にした
構成に特徴を有するものであって、ジヤツキ（１９）を
短縮させてシーズ（１２）を図示左側（旋回フレーム（
１６）側）へ移動させると、垂直コンベヤ（３）ｔ−図
示右側へ傾斜でき、垂直コンベヤ（３）の出ば。

（３ａＸ３ｂ）の配置をベルトコンベヤ（５）側へまた
は所望の積付位置へ変更調整できまた垂直の調整もでき
る特徴を有し、その他の構成は前記実施例と同様になっ
ておシ同様な作用効果が得られる。

以上本発明を実施例について説明したが、勿論１本発明
はこのような実施例にだけ局限されるものではなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施
しうるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す積出・陸揚機の機構図
、第２図は第１図の作用説明図、第３図は本発明の他実
施例を示す機構図、第４図（Ａ）（Ｂ）は第１図の伸縮
機構の拡大側面図と■部分の断面図、第５図は第１図の
矢示７部分の拡大図である。 １：ブーム、２：シャトルフレーム、３：垂直コンベヤ
、６．９＝ワイヤロープ、７．８＝支持ピン、１０：上
部フレーム、１１，１２，１３：シーブ復代理人　弁理
士開本重文 外３名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 旋回フレームに起伏操作されるブームを支持ピンで連結
   し、該ブームの先端側に伸縮操作されるシャトルフレー
   ムを連設するとともに、該シャトルフレームの先端部に
   垂直コンベヤを支持ピンで偏心させて吊設し、前記シャ
   トルフレームに連結され前記垂直コンベヤの上部フレー
   ムと前記旋回フレームおよび前記ブーム間に架設された
   ワイヤロープの張力を前記垂直コンベヤのモーメントに
   対抗させてなる垂直保持装置を設けたことを特徴とする
   積出・陸揚機。