JPS6185470A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6185470A JPS6185470A JP20639884A JP20639884A JPS6185470A JP S6185470 A JPS6185470 A JP S6185470A JP 20639884 A JP20639884 A JP 20639884A JP 20639884 A JP20639884 A JP 20639884A JP S6185470 A JPS6185470 A JP S6185470A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cyanoaryl
- polymer
- resin composition
- thermoplastic resin
- formula
- Prior art date
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- Granted
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyethers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は機械的強度が良好な樹脂組成物に関する。
熱可塑性樹脂は成形および加工が容易であると同時に、
耐熱性、耐水性、耐薬品性並びに電気的性質などにおい
ても優れているので、広汎な用途分野に利用されている
。しかしながら、一般に用いられている熱可塑性樹脂は
、機械的強度の面で必ずしも実用上充分であるとは言い
難い。
耐熱性、耐水性、耐薬品性並びに電気的性質などにおい
ても優れているので、広汎な用途分野に利用されている
。しかしながら、一般に用いられている熱可塑性樹脂は
、機械的強度の面で必ずしも実用上充分であるとは言い
難い。
そこで、従来は熱可塑性樹脂に無機質粒子や繊維強化材
などを添加配合して機械的強度を向上せしめ、上記の欠
点の改善が図られている。
などを添加配合して機械的強度を向上せしめ、上記の欠
点の改善が図られている。
ところが、かかる無機質充填剤の配合操作においては混
線エネルギーの消費量が大きくなり、また作業環境の悪
化をもたらし、更には、得られた組成物の重量がかなり
増加するという問題がある。
線エネルギーの消費量が大きくなり、また作業環境の悪
化をもたらし、更には、得られた組成物の重量がかなり
増加するという問題がある。
本発明は、かかる従来の問題を解消し、機械的強度が改
善された熱可塑性樹脂す組成物の提供を特徴とする特許 〔発明の概要〕 本発明の樹脂組成物は、熱可塑性樹脂に、で示される繰
り返し単位を主成分として含有するシアノアリール系重
合体を配合してなることを特徴とする。
善された熱可塑性樹脂す組成物の提供を特徴とする特許 〔発明の概要〕 本発明の樹脂組成物は、熱可塑性樹脂に、で示される繰
り返し単位を主成分として含有するシアノアリール系重
合体を配合してなることを特徴とする。
本発明において、使用する熱可塑性樹脂としては、ポリ
エステル、ポリカーボネート、ポリエーテル、ポリスル
ホン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリ塩
化ビニルなどがあげられ、中でも、ポリカーボネート、
ポリエーテル、ポリエステルは特に好ましいものである
。
エステル、ポリカーボネート、ポリエーテル、ポリスル
ホン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリ塩
化ビニルなどがあげられ、中でも、ポリカーボネート、
ポリエーテル、ポリエステルは特に好ましいものである
。
この熱可塑性樹脂に配合するシアノアリールエーテル系
重合体は、上記式（Ｉ）で示される繰り返し単位を主成
分とする重合体であり、式（Ｉ）の繰り返し単位を個数
にして５０％以上含んでいることが好ましい。式（Ｉ）
の繰り返し単位と共重合体を形成する繰り返し単位とじ
℃は、次式：又は、次式： ←ｏ−＠−５ｏｒ＠−０−Ａビ→−・（ＩＩＤで示され
るものがあげられる。式（ＩＩ）の繰シ返し単位におい
て、 Ａｒとしては、（冥ン−ｏ−ｓ−ｏ−などがあげ
られ、とくに（ン（辷、＋Ｓ＜−は好ましいもので ゛ ある。又、式＠）の繰り返し単位において、Ａｒ’
としては、（ン、（渕針、べ■−Ｃと、（ンｓｏ４必−
ｏ−ｃｏ−ｏ−−ΩヒＳ→ρヒなどがあげられ、とくに
、（ン、←鋸ヒ■ヒ、−＠−８Ｏ，−＋ρヒ は好まし
いものである。
重合体は、上記式（Ｉ）で示される繰り返し単位を主成
分とする重合体であり、式（Ｉ）の繰り返し単位を個数
にして５０％以上含んでいることが好ましい。式（Ｉ）
の繰り返し単位と共重合体を形成する繰り返し単位とじ
℃は、次式：又は、次式： ←ｏ−＠−５ｏｒ＠−０−Ａビ→−・（ＩＩＤで示され
るものがあげられる。式（ＩＩ）の繰シ返し単位におい
て、 Ａｒとしては、（冥ン−ｏ−ｓ−ｏ−などがあげ
られ、とくに（ン（辷、＋Ｓ＜−は好ましいもので ゛ ある。又、式＠）の繰り返し単位において、Ａｒ’
としては、（ン、（渕針、べ■−Ｃと、（ンｓｏ４必−
ｏ−ｃｏ−ｏ−−ΩヒＳ→ρヒなどがあげられ、とくに
、（ン、←鋸ヒ■ヒ、−＠−８Ｏ，−＋ρヒ は好まし
いものである。
これらの繰り返し単位はそれぞれ単独で、あるいは合計
で個数にして５０チ以下の範囲で使用される。かかるシ
アノアリールエーテル系重合体は、例えばｐ−クロロフ
ェノールを溶媒とする０、２９／ｄｉ濃度の溶液の６（
ｌにおける還元粘度〔ηｓｐ／ｃ）がＱ、３ｄＱ／９
以上であるような重合度を有することが望ましい。
で個数にして５０チ以下の範囲で使用される。かかるシ
アノアリールエーテル系重合体は、例えばｐ−クロロフ
ェノールを溶媒とする０、２９／ｄｉ濃度の溶液の６（
ｌにおける還元粘度〔ηｓｐ／ｃ）がＱ、３ｄＱ／９
以上であるような重合度を有することが望ましい。
本発明の樹脂組成物は、上記熱可塑性樹脂に上記シアノ
アリールエーテル系重合体を配合することによって得ら
れる。シアノアリールエーテル系重合体の配合量は樹脂
組成物全体の１０〜９０重量％であり、好ましくは２０
〜８０重量％である。
アリールエーテル系重合体を配合することによって得ら
れる。シアノアリールエーテル系重合体の配合量は樹脂
組成物全体の１０〜９０重量％であり、好ましくは２０
〜８０重量％である。
本発明の樹脂組成物を製造するにあたっては、熱可塑性
樹脂にシアノアリールエーテル系重合体を上記の配合量
で配合し、これらを溶融混練すればよい。この時の温度
は３００〜４００Ｃ，ｔｋｆ−ましくは３４０〜３８０
ｔｌ：’、混線時間は１〜１０分間、好ましくは２〜５
分間である。
樹脂にシアノアリールエーテル系重合体を上記の配合量
で配合し、これらを溶融混練すればよい。この時の温度
は３００〜４００Ｃ，ｔｋｆ−ましくは３４０〜３８０
ｔｌ：’、混線時間は１〜１０分間、好ましくは２〜５
分間である。
参考例（シアノアリールエーテル系重合体の製造）
攪拌装置、精留装置ならびにアルゴンガス吹込管を備え
た内容積５０Ｑの重合器に２．６−シクロロベンゾニト
リル２．０８８ｋｇ、 ヒドロキノン１６５ｋ）、炭
酸カリウム２．２８ｋＦ、 ）ルエン３Ｑおよびスル
ホラン３０Ｑを仕込み、１６０Ｃにおいて１５時間、つ
いで２００ｔ：’において２時間反応させた。反応の終
了後、生成物をメタノール中に投入して重合体を析出さ
せ、重合体を回収して粉砕後、熱水２００Ｑ、メタノー
ル２００Ｃでそれぞれ洗浄し、重合体２−６５ｋｊ（収
率１００％）を得た。ここで得られたシアノアリールエ
ーテル系重合体は、ｐ−クロルフェノールを溶媒とする
０、２９／ｄＱ濃度の溶液の６０Ｃにおける還元粘度〔
η！ＩＰ／Ｃ）がＬ５８ｄｆｆｉ／９であり、下記式Ｃ
Ｉ）の繰り返し単位１００チからなり、末端はＨ−およ
び−〇Ｈ基でブロックされたものであつ７’Ｃ。
た内容積５０Ｑの重合器に２．６−シクロロベンゾニト
リル２．０８８ｋｇ、 ヒドロキノン１６５ｋ）、炭
酸カリウム２．２８ｋＦ、 ）ルエン３Ｑおよびスル
ホラン３０Ｑを仕込み、１６０Ｃにおいて１５時間、つ
いで２００ｔ：’において２時間反応させた。反応の終
了後、生成物をメタノール中に投入して重合体を析出さ
せ、重合体を回収して粉砕後、熱水２００Ｑ、メタノー
ル２００Ｃでそれぞれ洗浄し、重合体２−６５ｋｊ（収
率１００％）を得た。ここで得られたシアノアリールエ
ーテル系重合体は、ｐ−クロルフェノールを溶媒とする
０、２９／ｄＱ濃度の溶液の６０Ｃにおける還元粘度〔
η！ＩＰ／Ｃ）がＬ５８ｄｆｆｉ／９であり、下記式Ｃ
Ｉ）の繰り返し単位１００チからなり、末端はＨ−およ
び−〇Ｈ基でブロックされたものであつ７’Ｃ。
この重合体の機械的性質、すなわち、降伏強度、破断強
度、伸びおよび弾性率は表に示したとおりである。
度、伸びおよび弾性率は表に示したとおりである。
実施例１〜３
熱可塑性樹脂としてポリカーボネート（出光石油化学■
製；出光ポリカーボネートＦＮ−２５００）のベレット
を使用し、該ベレットに、上記参考例で得られたシアノ
アリールエーテル系重合体の粉末を、その含有率がそれ
ぞれ組成物全体の２０ｗｔチ、５Ｑｗｔチ、８Ｑｗｔ嗟
となるよう配合し、それぞれの配合物を内径３０ｍの押
出機により溶融混練したのち押出してベレット化した。
製；出光ポリカーボネートＦＮ−２５００）のベレット
を使用し、該ベレットに、上記参考例で得られたシアノ
アリールエーテル系重合体の粉末を、その含有率がそれ
ぞれ組成物全体の２０ｗｔチ、５Ｑｗｔチ、８Ｑｗｔ嗟
となるよう配合し、それぞれの配合物を内径３０ｍの押
出機により溶融混練したのち押出してベレット化した。
ついで、得られたベレットを射出成形機を使用して試験
片に成形し、上記と同様その機械的性質を測定した。測
定結果を表に示した〇実施例４〜６ 熱可塑性樹脂としてポリエステル（ユニチカ味製；Ｕポ
リマーｕ−１００）を用いたほかは、実施例１〜３と同
様にして各試験片を作製した。
片に成形し、上記と同様その機械的性質を測定した。測
定結果を表に示した〇実施例４〜６ 熱可塑性樹脂としてポリエステル（ユニチカ味製；Ｕポ
リマーｕ−１００）を用いたほかは、実施例１〜３と同
様にして各試験片を作製した。
これらの機械的性質の測定結果を表に示した０実施例７
〜９ 熱可塑性樹脂として、ポリスルホン（ユニオン・カーバ
イド社製： ＵＤＥＬ＠Ｐ１７００ ） を用いたは
かは実施例１〜３と同様にして各試験片を作製した。こ
れらの機械的性質の測定結果を表に示した。
〜９ 熱可塑性樹脂として、ポリスルホン（ユニオン・カーバ
イド社製： ＵＤＥＬ＠Ｐ１７００ ） を用いたは
かは実施例１〜３と同様にして各試験片を作製した。こ
れらの機械的性質の測定結果を表に示した。
実施例１Ｏ〜１２
熱可塑性樹脂としてポリエーテルイミド（ゼネラルエレ
クトリック社製： ＵＬＴＥＭ■１０００）を用いたほ
かは、実施例１〜３と同様にして各試験片を作製した。
クトリック社製： ＵＬＴＥＭ■１０００）を用いたほ
かは、実施例１〜３と同様にして各試験片を作製した。
これらの機械的性質の測定結果を表に示した０
比較例１〜４
上記実施例で使用した熱可塑性樹脂、すなわちポリカー
ボネート、ポリエステル、ポリスルホンならびにポリエ
ーテルイミドそのものについての機械的性質の測定結果
を表に示した。
ボネート、ポリエステル、ポリスルホンならびにポリエ
ーテルイミドそのものについての機械的性質の測定結果
を表に示した。
以上の説明から明らかなように、本発明の樹脂組成物は
熱可塑性樹脂そのものに比べてその機械的強度が大幅に
改善されているので、電子・電気機器および機械部品の
系材として極めて有用である。
熱可塑性樹脂そのものに比べてその機械的強度が大幅に
改善されているので、電子・電気機器および機械部品の
系材として極めて有用である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、熱可塑性樹脂に、次式： ▲数式、化学式、表等があります▼・・・（ I ） で示される繰り返し単位を主成分として含有するシアノ
アリール系重合体を配合してなることを特徴とする樹脂
組成物。 ２、該シアノアリール系重合体が、該繰り返し単位を個
数にして５０％以上含有する特 許請求の範囲第１項記載の樹脂組成物。 ３、該シアノアリール系重合体の配合量が１０〜９０重
量％である特許請求の範囲第１項記載の樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20639884A JPS6185470A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20639884A JPS6185470A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6185470A true JPS6185470A (ja) | 1986-05-01 |
| JPH0212501B2 JPH0212501B2 (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=16522692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20639884A Granted JPS6185470A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6185470A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS633059A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-08 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
| CN115838527A (zh) * | 2022-12-16 | 2023-03-24 | 广东生益科技股份有限公司 | 一种树脂组合物以及包含其的胶膜和印制电路板 |
| CN116218139A (zh) * | 2022-12-16 | 2023-06-06 | 广东生益科技股份有限公司 | 一种树脂组合物以及包含其的胶膜和印制电路板 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522491A (en) * | 1978-08-03 | 1980-02-18 | Mannesmann Ag | Device that electromagnetically agitate molten metal in continuous casting facilities |
-
1984
- 1984-10-03 JP JP20639884A patent/JPS6185470A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522491A (en) * | 1978-08-03 | 1980-02-18 | Mannesmann Ag | Device that electromagnetically agitate molten metal in continuous casting facilities |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS633059A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-08 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
| JPH0557306B2 (ja) * | 1986-06-24 | 1993-08-23 | Idemitsu Kosan Co | |
| CN115838527A (zh) * | 2022-12-16 | 2023-03-24 | 广东生益科技股份有限公司 | 一种树脂组合物以及包含其的胶膜和印制电路板 |
| CN116218139A (zh) * | 2022-12-16 | 2023-06-06 | 广东生益科技股份有限公司 | 一种树脂组合物以及包含其的胶膜和印制电路板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0212501B2 (ja) | 1990-03-20 |
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