JPS618335A - 釣竿等の管状体の製造法 - Google Patents
釣竿等の管状体の製造法Info
- Publication number
- JPS618335A JPS618335A JP12887784A JP12887784A JPS618335A JP S618335 A JPS618335 A JP S618335A JP 12887784 A JP12887784 A JP 12887784A JP 12887784 A JP12887784 A JP 12887784A JP S618335 A JPS618335 A JP S618335A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prepreg
- tubular body
- strip
- fishing rod
- synthetic resin
- Prior art date
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- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
本発明は釣竿等の継合部を有する管状体の製造法に関す
るものである。
るものである。
従来の技術
釣竿等の管状体の嵌合継合部は、所定の継ぎ合せ巾を超
えて深く強固に嵌着してしまい抜き取り不能になってし
まったり無理に扱うと釣竿を折損したりする欠陥があり
、特にこの傾向は肉薄竿の場合や継合部に水分が耐着し
ているときは一層顕著である。
えて深く強固に嵌着してしまい抜き取り不能になってし
まったり無理に扱うと釣竿を折損したりする欠陥があり
、特にこの傾向は肉薄竿の場合や継合部に水分が耐着し
ているときは一層顕著である。
このような欠陥を防止する手段として継合部に螺旋状に
凹溝を形成することが実公昭58−4.1831号公報
等で知られているが管状体の強度が低下する欠陥がある
。
凹溝を形成することが実公昭58−4.1831号公報
等で知られているが管状体の強度が低下する欠陥がある
。
また管状体を形成するプリプレグを芯金に捲着した後そ
の継合部に帯状プリプレグの螺旋捲着方式では、帯状プ
リプレグを管状体の表面に気密に捲着できず、微細な凹
凸に空気を含んだまま捲着されこれが熱硬化処理によっ
て気泡となって管状体と螺旋突条部との間に眉間剥離を
起し、継合操作や衝撃によって継合部が破損する欠陥が
ある。
の継合部に帯状プリプレグの螺旋捲着方式では、帯状プ
リプレグを管状体の表面に気密に捲着できず、微細な凹
凸に空気を含んだまま捲着されこれが熱硬化処理によっ
て気泡となって管状体と螺旋突条部との間に眉間剥離を
起し、継合操作や衝撃によって継合部が破損する欠陥が
ある。
発明の構成
本発明は管状体の螺旋突条部におけるこのような層間剥
離を防止するようにした管状体の製造法に係るもので、
補強繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸したプリプレグの一
端の一側部に補強繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸した複
数の帯状プリプレグを一巻分傾斜して平行に重合貼着し
た後、前記プリプレグを帯状プリプレグが最外周になる
ように芯金に加圧捲着して前記平行な帯状プリプレグで
連続した螺旋突条帯を形成し、以下常法によりテーピン
グによる緊縛処理、熱硬化処理2芯金抜去処理をして管
状体を形成することを要旨とするものである。
離を防止するようにした管状体の製造法に係るもので、
補強繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸したプリプレグの一
端の一側部に補強繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸した複
数の帯状プリプレグを一巻分傾斜して平行に重合貼着し
た後、前記プリプレグを帯状プリプレグが最外周になる
ように芯金に加圧捲着して前記平行な帯状プリプレグで
連続した螺旋突条帯を形成し、以下常法によりテーピン
グによる緊縛処理、熱硬化処理2芯金抜去処理をして管
状体を形成することを要旨とするものである。
本発明の詳細な説明すると、炭素繊維、ガラス繊維等の
補強繊維の引揃シート又は織布にエポキシ樹脂、ポリエ
ステル樹脂等の熱硬化性合成樹脂を含浸せしめて形成し
たプリプレグ1の基部−側に、補強繊維の織布、引揃シ
ート又は繊維束に熱硬化性合成樹脂を含浸した帯状プリ
プレグ2.22’、2”’を一巻分傾斜して平行にアイ
ロン等により重合貼着する。
補強繊維の引揃シート又は織布にエポキシ樹脂、ポリエ
ステル樹脂等の熱硬化性合成樹脂を含浸せしめて形成し
たプリプレグ1の基部−側に、補強繊維の織布、引揃シ
ート又は繊維束に熱硬化性合成樹脂を含浸した帯状プリ
プレグ2.22’、2”’を一巻分傾斜して平行にアイ
ロン等により重合貼着する。
次いで前記プリプレグ1を芯金3に帯状プリプレグ2.
2′、2“ 2rriが最外周になるようにローリング
マシンで加圧捲着して帯状プリプレグ2の外端部a′が
帯状プリプレグ2′の内端部す番こ、帯状プリプレグ2
′の外端部b′が帯状プリプレグ2#の内端部Cに、ま
た帯状プリプレグ2′の外端部C′が帯状プリプレグ2
″′の内端部dに順次突き合ってプリプレグ1で形成さ
れた管状体4の基端周囲に連続した螺旋突条帯5を形成
する。
2′、2“ 2rriが最外周になるようにローリング
マシンで加圧捲着して帯状プリプレグ2の外端部a′が
帯状プリプレグ2′の内端部す番こ、帯状プリプレグ2
′の外端部b′が帯状プリプレグ2#の内端部Cに、ま
た帯状プリプレグ2′の外端部C′が帯状プリプレグ2
″′の内端部dに順次突き合ってプリプレグ1で形成さ
れた管状体4の基端周囲に連続した螺旋突条帯5を形成
する。
しかして前記帯状プリプレグ2.2’ 、2’、2″′
の一巻分の長さQ−Q、は芯金の径、テーパー及びプリ
プレグ1の捲着プライ数から計算により算出するもので
ある。
の一巻分の長さQ−Q、は芯金の径、テーパー及びプリ
プレグ1の捲着プライ数から計算により算出するもので
ある。
このように芯金3に捲着したプリプレグ1の管状体4は
従来と同様にセロファンテープの捲着による緊縛を行っ
た後、熱硬化処理し、次いで芯金3を抜去してセロファ
ンテープを剥離して基部に螺旋突条帯5を一体に形成し
た管状体4を製造するものである。
従来と同様にセロファンテープの捲着による緊縛を行っ
た後、熱硬化処理し、次いで芯金3を抜去してセロファ
ンテープを剥離して基部に螺旋突条帯5を一体に形成し
た管状体4を製造するものである。
発明の効果
本発明はプリプレグを捲回しない平面状の位置において
帯状プリプレグを一巻分平行に傾斜して重合貼着するの
で、プリプレグに対して帯状プリプレグを密着して貼着
できると共に更にプリプレグの芯金に捲着するときのロ
ーリングマシンによる加圧作用で帯状プリプレグとプリ
プレグ間の空気は強制的に確実に排除され、従って熱硬
化処理によって帯状プリプレグは管状体を形成するプリ
プレグに一体に接着され、従来の螺旋捲着方式のような
層間剥離を確実に防止でき、釣竿の管状体の継合部の着
脱を螺旋突条体により円滑ならしめると共に、帯状プリ
プレグの重合貼着も特別な装置や熟練を要することなく
素人でも迅速容易にできる優れた特徴を有するものであ
る。
帯状プリプレグを一巻分平行に傾斜して重合貼着するの
で、プリプレグに対して帯状プリプレグを密着して貼着
できると共に更にプリプレグの芯金に捲着するときのロ
ーリングマシンによる加圧作用で帯状プリプレグとプリ
プレグ間の空気は強制的に確実に排除され、従って熱硬
化処理によって帯状プリプレグは管状体を形成するプリ
プレグに一体に接着され、従来の螺旋捲着方式のような
層間剥離を確実に防止でき、釣竿の管状体の継合部の着
脱を螺旋突条体により円滑ならしめると共に、帯状プリ
プレグの重合貼着も特別な装置や熟練を要することなく
素人でも迅速容易にできる優れた特徴を有するものであ
る。
第1図は本発明のプリプレグを芯金に捲着する前の平面
図、第2図は本発明のプリプレグを芯金に捲着した正面
図である。 1・・・プリプレグ、2.2’ 、2’ 、2”’・・
・帯状プリプレグ、3・・・芯金、4・・・管状体、5
・・・螺旋突条帯・
図、第2図は本発明のプリプレグを芯金に捲着した正面
図である。 1・・・プリプレグ、2.2’ 、2’ 、2”’・・
・帯状プリプレグ、3・・・芯金、4・・・管状体、5
・・・螺旋突条帯・
Claims (1)
- 補強繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸したプリプレグの一
端の一側部に補強繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸した複
数の帯状プリプレグを一巻分傾斜して平行に重合貼着し
た後、前記プリプレグを帯状プリプレグが最外周になる
ように芯金に加圧捲着して前記平行な帯状プリプレグで
連続した螺旋突条帯を形成し、以下常法によりテーピン
グによる緊縛処理、熱硬化処理、芯金抜去処理をして管
状体を形成することを特徴とする釣竿等の管状体の製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12887784A JPS618335A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 釣竿等の管状体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12887784A JPS618335A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 釣竿等の管状体の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS618335A true JPS618335A (ja) | 1986-01-16 |
Family
ID=14995562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12887784A Pending JPS618335A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 釣竿等の管状体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS618335A (ja) |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP12887784A patent/JPS618335A/ja active Pending
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