JPH01113226A - 釣竿の製造法 - Google Patents
釣竿の製造法Info
- Publication number
- JPH01113226A JPH01113226A JP62270894A JP27089487A JPH01113226A JP H01113226 A JPH01113226 A JP H01113226A JP 62270894 A JP62270894 A JP 62270894A JP 27089487 A JP27089487 A JP 27089487A JP H01113226 A JPH01113226 A JP H01113226A
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Links
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Landscapes
- Fishing Rods (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は釣竿の製造法の改良に関するものである。
従来の技術
釣竿製造工程における芯金に捲着したプリプレグの外周
面に捲着する緊ル、リテープは、その側縁部を重合状態
に螺旋状に捲着しているのが現状であるが、熱処理硬化
によって第6図のように緊縛テープ;3の重合部の間隙
内に含浸樹脂が侵出し多数の断面三角状の螺旋状突条部
4が突出形成されて、表面研磨加工に非常な手間を要す
る欠陥がある。
面に捲着する緊ル、リテープは、その側縁部を重合状態
に螺旋状に捲着しているのが現状であるが、熱処理硬化
によって第6図のように緊縛テープ;3の重合部の間隙
内に含浸樹脂が侵出し多数の断面三角状の螺旋状突条部
4が突出形成されて、表面研磨加工に非常な手間を要す
る欠陥がある。
前記螺旋状突条部の形成を防止するため、プリプレグの
外周に熱収縮性チューブを被着せしめて加熱硬化するこ
とが特開昭50−1166号公報で知られているが、熱
収縮性チューブによる緊締力が少ないと共に熱硬化処理
時における素材内のガス抜きが不充分で気泡として残り
強度が低下する欠陥があり、更に前記熱収縮性チューブ
の外側に更にテープを螺旋状に捲着することも特開昭5
6−78937号公報で知られているが、熱収縮性チュ
ーブのため1前記と同様にガス抜きが充分に行われず、
気泡によって強度が低下する欠陥がある。
外周に熱収縮性チューブを被着せしめて加熱硬化するこ
とが特開昭50−1166号公報で知られているが、熱
収縮性チューブによる緊締力が少ないと共に熱硬化処理
時における素材内のガス抜きが不充分で気泡として残り
強度が低下する欠陥があり、更に前記熱収縮性チューブ
の外側に更にテープを螺旋状に捲着することも特開昭5
6−78937号公報で知られているが、熱収縮性チュ
ーブのため1前記と同様にガス抜きが充分に行われず、
気泡によって強度が低下する欠陥がある。
またプリプレグの周囲に緊縛テープで形成される螺旋状
突条より厚い樹脂層を形成した後緊縛テープを螺旋状に
重合捲着してテープ剥離後、樹脂層の表面を研磨するこ
とも特開昭48−85374号公報で知られているが、
この方式は予め樹脂層の形成工程を必要とするばかりか
、研磨量が多くなると共に偏心偏肉により研Fjg量が
不均等になり方向性の均質な釣竿を製造できないなどの
欠陥があり、これらの方法は何れも実用化されていない
。
突条より厚い樹脂層を形成した後緊縛テープを螺旋状に
重合捲着してテープ剥離後、樹脂層の表面を研磨するこ
とも特開昭48−85374号公報で知られているが、
この方式は予め樹脂層の形成工程を必要とするばかりか
、研磨量が多くなると共に偏心偏肉により研Fjg量が
不均等になり方向性の均質な釣竿を製造できないなどの
欠陥があり、これらの方法は何れも実用化されていない
。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、これらの現状に試み、プリプレグに捲着する
緊縛テープの捲着手段の変更だけで、従来の熱硬化処理
時に発生する螺旋状突条部を可及的に減少せしめて研磨
工程を簡易化すると共に強度も向上することを[1的と
するものである。
緊縛テープの捲着手段の変更だけで、従来の熱硬化処理
時に発生する螺旋状突条部を可及的に減少せしめて研磨
工程を簡易化すると共に強度も向上することを[1的と
するものである。
問題点を解決すべき手段
本発明は前記目的を達成するための手段として、芯金に
捲着したプリプレグの外周面に緊縛テープをその両側縁
部を重合させることなく密接させて捲着した後その外周
部に更に緊縛テープをその側縁部を重合状態に捲着し1
次いで常法に従い熱硬化、脱芯及び研1a処理をするこ
とを要旨とずろものである。
捲着したプリプレグの外周面に緊縛テープをその両側縁
部を重合させることなく密接させて捲着した後その外周
部に更に緊縛テープをその側縁部を重合状態に捲着し1
次いで常法に従い熱硬化、脱芯及び研1a処理をするこ
とを要旨とずろものである。
作用
本発明方法は!Ft!縛テープをその側縁部を重合する
ことなく密接させてプリプレグ外周に捲着した後、その
外周面に!?!縛テープを従来のように重合状態に螺旋
状に捲着するので、螺旋状に捲着する緊縛テープとプリ
プレグ間には従来のような空隙が′形成されず、緊縛テ
ープの収縮によるテープ巾の間隙からのわずかな含浸樹
脂の滲出だけが突出形成されるだけであるから研磨処理
加工も少量かつ簡易ですみ、またプリプレグ素材内の気
泡の発生も少なく組織も微密となる。
ことなく密接させてプリプレグ外周に捲着した後、その
外周面に!?!縛テープを従来のように重合状態に螺旋
状に捲着するので、螺旋状に捲着する緊縛テープとプリ
プレグ間には従来のような空隙が′形成されず、緊縛テ
ープの収縮によるテープ巾の間隙からのわずかな含浸樹
脂の滲出だけが突出形成されるだけであるから研磨処理
加工も少量かつ簡易ですみ、またプリプレグ素材内の気
泡の発生も少なく組織も微密となる。
実施例
本発明の詳細な説明すると、炭WJta維、ガラス繊維
等の補強繊維からなる織布、引揃繊維シートにエポキシ
樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸せしめ
て形成したプリプレグ1を公知のように芯金2に捲着す
る。
等の補強繊維からなる織布、引揃繊維シートにエポキシ
樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸せしめ
て形成したプリプレグ1を公知のように芯金2に捲着す
る。
次いで前記捲着したプリプレグ1の外周部に適宜中例え
ば12ma+巾のセロファンテープなどの緊縛テープ3
をその側縁が重合せず密接するように螺旋状に密着捲回
した後頁にその外周部に前記緊縛テープ3をピッチ2〜
4W1mで側縁が重合状態に螺旋状に捲着する。
ば12ma+巾のセロファンテープなどの緊縛テープ3
をその側縁が重合せず密接するように螺旋状に密着捲回
した後頁にその外周部に前記緊縛テープ3をピッチ2〜
4W1mで側縁が重合状態に螺旋状に捲着する。
このように5811テープ3を捲着したプリプレグ1を
):【法に従い熱硬化処理してから脱芯し更に緊縛テー
プ3を剥離すると、熱硬化された釣竿素材1′の表面に
は熱硬化処理時におりる!g縛テープ:3の収縮によっ
てその密接接合部には含浸樹脂が滲出し断面矩形状の巾
0.05〜O,:1aw+程度の微小な突条5が形成さ
れるので、これを研磨除去して釣竿を製造するものであ
る。
):【法に従い熱硬化処理してから脱芯し更に緊縛テー
プ3を剥離すると、熱硬化された釣竿素材1′の表面に
は熱硬化処理時におりる!g縛テープ:3の収縮によっ
てその密接接合部には含浸樹脂が滲出し断面矩形状の巾
0.05〜O,:1aw+程度の微小な突条5が形成さ
れるので、これを研磨除去して釣竿を製造するものであ
る。
発明の効果
本発明方法によるときには熱硬化処理時における含浸樹
脂の滲出は緊縛テープの密接捲回によって可及的に防止
されろと共に5I博テープの収縮によるその接合部から
の滲出も従来のものに比し遥かに大きな間隔でかつその
断面積も著しく微小であるので、その研磨除去コニ程が
迅速簡易で表面も綺間に仕」−げることができ、また含
浸樹脂の滲出量が少なくなるので、釣竿素材内の気泡の
発生も少なくなって組織が緻密となり強度も向」二でき
る優れた特徴を有する。
脂の滲出は緊縛テープの密接捲回によって可及的に防止
されろと共に5I博テープの収縮によるその接合部から
の滲出も従来のものに比し遥かに大きな間隔でかつその
断面積も著しく微小であるので、その研磨除去コニ程が
迅速簡易で表面も綺間に仕」−げることができ、また含
浸樹脂の滲出量が少なくなるので、釣竿素材内の気泡の
発生も少なくなって組織が緻密となり強度も向」二でき
る優れた特徴を有する。
第1図は本発明の製造工程の説明図、第2図は本発明方
法による熱硬化処理時の釣竿の断面図、第:3図は同テ
ープ剥離後の断面図、第4図は同正面図、第5図乃至第
8図は従来方法における夫々順次第1図乃至第4図に対
応する図面である。 1・・・プリプレグ、1′・・・釣竿素材、2・・・芯
金、3・・・緊縛テープ、5・・・突条。 特許出願人 ダイワ精工株式会社 第2図 第3図 第4図 第6図 1′ 第7@ 1′ 第8図
法による熱硬化処理時の釣竿の断面図、第:3図は同テ
ープ剥離後の断面図、第4図は同正面図、第5図乃至第
8図は従来方法における夫々順次第1図乃至第4図に対
応する図面である。 1・・・プリプレグ、1′・・・釣竿素材、2・・・芯
金、3・・・緊縛テープ、5・・・突条。 特許出願人 ダイワ精工株式会社 第2図 第3図 第4図 第6図 1′ 第7@ 1′ 第8図
Claims (1)
- 芯金に捲着したプリプレグの外周面に緊縛テープをその
両側縁部を重合させることなく密接させて捲着した後そ
の外周部に更に緊縛テープをその側縁部を重合状態に捲
着し、次いで常法に従い熱硬化、脱芯及び研磨処理をす
ることを特徴とする釣竿の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62270894A JPH01113226A (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | 釣竿の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62270894A JPH01113226A (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | 釣竿の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01113226A true JPH01113226A (ja) | 1989-05-01 |
Family
ID=17492453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62270894A Pending JPH01113226A (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | 釣竿の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01113226A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5231783A (en) * | 1990-12-11 | 1993-08-03 | Shimano, Inc. | Method of making fishing rod and fishing rod made by the method |
EP1072190A3 (en) * | 1999-07-28 | 2001-10-17 | REGLASS S.p.A. | Implement having a grip surface with improved sliding, particularly tubular segment of fishing rod |
KR100314452B1 (ko) * | 1993-06-08 | 2001-12-28 | 시마노 요조 | 장대소재및그제조방법 |
-
1987
- 1987-10-27 JP JP62270894A patent/JPH01113226A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5231783A (en) * | 1990-12-11 | 1993-08-03 | Shimano, Inc. | Method of making fishing rod and fishing rod made by the method |
KR100314452B1 (ko) * | 1993-06-08 | 2001-12-28 | 시마노 요조 | 장대소재및그제조방법 |
EP1072190A3 (en) * | 1999-07-28 | 2001-10-17 | REGLASS S.p.A. | Implement having a grip surface with improved sliding, particularly tubular segment of fishing rod |
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