JPS62770B2 - - Google Patents
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- JPS62770B2 JPS62770B2 JP54009880A JP988079A JPS62770B2 JP S62770 B2 JPS62770 B2 JP S62770B2 JP 54009880 A JP54009880 A JP 54009880A JP 988079 A JP988079 A JP 988079A JP S62770 B2 JPS62770 B2 JP S62770B2
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- Japan
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- rod
- sheet
- joint
- tip rod
- synthetic resin
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Fishing Rods (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
釣竿における従来の逆並継竿は、先竿とテーパ
ー状継筒とを別体に形成し先竿末端外周部に継筒
を接着剤で固定し継筒の他端に継合すべき継竿の
先端を着脱自在に嵌合しているのが現状であり、
製造工程が面倒であることは勿論、特に継筒と先
竿との接着時に接着剤がしごかれて充分に接着面
に塗布されないで使用中に継筒が脱離したり、し
ごかれてはみ出した接着剤が他の部に附着して作
業を阻害したり品質を低下したり或は継竿の嵌合
に支障を来たしたりする欠陥があると共に接着区
間を充分に長くしないと接着剥離の恐れがあるの
で継筒の長さを長くしなければならず、竿調子を
低下させる原因ともなつている。
ー状継筒とを別体に形成し先竿末端外周部に継筒
を接着剤で固定し継筒の他端に継合すべき継竿の
先端を着脱自在に嵌合しているのが現状であり、
製造工程が面倒であることは勿論、特に継筒と先
竿との接着時に接着剤がしごかれて充分に接着面
に塗布されないで使用中に継筒が脱離したり、し
ごかれてはみ出した接着剤が他の部に附着して作
業を阻害したり品質を低下したり或は継竿の嵌合
に支障を来たしたりする欠陥があると共に接着区
間を充分に長くしないと接着剥離の恐れがあるの
で継筒の長さを長くしなければならず、竿調子を
低下させる原因ともなつている。
また継筒の継合部をリーマ加工等で切削加工し
て形成することが、特開昭51−1285号公報で知ら
れているが、面倒な切削加工工程を必要とし能率
良く製造できないと共に切削加工では継合部の寸
法を精度良く出すことも困難である欠陥がある。
て形成することが、特開昭51−1285号公報で知ら
れているが、面倒な切削加工工程を必要とし能率
良く製造できないと共に切削加工では継合部の寸
法を精度良く出すことも困難である欠陥がある。
本発明はこれらの欠陥を改善するようにしたも
ので、基部に段差を設けたテーパー付芯金の前記
段差部から先の部分に先竿を構成する熱硬化性合
成樹脂含浸のシートを略段差の厚みに捲着した
後、前記段差部後部の芯金に継筒を構成すべき熱
硬化性合成樹脂含浸のシートをその前記一部が前
記先竿構成シートに重合するように捲着し、次い
で以下常法によりその外周部を縛着テープで緊縛
し熱硬化処理し芯金を引抜くことを要旨とするも
のである。
ので、基部に段差を設けたテーパー付芯金の前記
段差部から先の部分に先竿を構成する熱硬化性合
成樹脂含浸のシートを略段差の厚みに捲着した
後、前記段差部後部の芯金に継筒を構成すべき熱
硬化性合成樹脂含浸のシートをその前記一部が前
記先竿構成シートに重合するように捲着し、次い
で以下常法によりその外周部を縛着テープで緊縛
し熱硬化処理し芯金を引抜くことを要旨とするも
のである。
本発明の詳細を具体的に説明すると、基部に段
差1を設けたテーパー付芯金2を用意し、その段
差部1より先の部分に先竿Aを構成すべき熱硬化
性合成樹脂含浸シート3を略段差の厚みに捲着す
る。
差1を設けたテーパー付芯金2を用意し、その段
差部1より先の部分に先竿Aを構成すべき熱硬化
性合成樹脂含浸シート3を略段差の厚みに捲着す
る。
次いで芯金2の段差部1の後部に継筒Bを構成
すべき熱硬化性合成樹脂含浸シート4をその前部
一部がシート3に重合するように捲着する。
すべき熱硬化性合成樹脂含浸シート4をその前部
一部がシート3に重合するように捲着する。
しかして前記シート3,4としては、ガラス繊
維、炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維等の織布又
は引揃繊維にエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、
フエノール樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させた従
来のこの種釣竿構成材料に使用されているプリプ
レグシートを使用し、シート3の後端縁は段差1
と一致させ、シート4の前端縁は斜辺になるよう
に形成する。
維、炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維等の織布又
は引揃繊維にエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、
フエノール樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させた従
来のこの種釣竿構成材料に使用されているプリプ
レグシートを使用し、シート3の後端縁は段差1
と一致させ、シート4の前端縁は斜辺になるよう
に形成する。
またシート4の捲着は図面のように予めシート
3の外側縁に重合接着したものを芯金2に捲着し
ても、或いはシート3を捲着した後別個に捲着し
ても差支えない。
3の外側縁に重合接着したものを芯金2に捲着し
ても、或いはシート3を捲着した後別個に捲着し
ても差支えない。
このようにして芯金2にシート3,4を捲着し
た後は常法に従いその外周部に縛着テープを螺旋
状に捲着して緊縛し、これを含浸樹脂に適応した
温度で熱硬化処理を行つた後、縛着テープを剥離
しテーパー付芯金2を引抜いて逆並継竿を製造す
るものである。
た後は常法に従いその外周部に縛着テープを螺旋
状に捲着して緊縛し、これを含浸樹脂に適応した
温度で熱硬化処理を行つた後、縛着テープを剥離
しテーパー付芯金2を引抜いて逆並継竿を製造す
るものである。
また継筒Bに着脱自在に嵌着する継合竿Cの基
部にも継筒Bを一体に形成する場合はこの継合竿
Cを前記の先竿Aの製造要領で製造すれば良い。
部にも継筒Bを一体に形成する場合はこの継合竿
Cを前記の先竿Aの製造要領で製造すれば良い。
本発明方法は基部に段差を設けたテーパー付芯
金の段差を利用して先竿と継筒を構成する夫々の
樹脂含浸シートを捲着して一本の芯金で逆並継竿
の先竿と継筒とを一体的に一挙に形成するように
したので、従来のような接着剤接着方式による弊
害を確実に防止できると共に特に先竿と継筒との
接合部が一体的に形成されていることにより、こ
の部分の長さを従来より遥かに短く形成でき、従
つて継筒部分全体の長さを縮小でき、竿調子を良
好に保持でき、また継筒の継合部は芯金によつて
形成され、切削加工等を必要としないために製造
工程が容易であると共に寸法精度も正確に保持で
き、品質の良い逆並継竿を能率良く簡易に製造で
きる優れた特徴を有する。
金の段差を利用して先竿と継筒を構成する夫々の
樹脂含浸シートを捲着して一本の芯金で逆並継竿
の先竿と継筒とを一体的に一挙に形成するように
したので、従来のような接着剤接着方式による弊
害を確実に防止できると共に特に先竿と継筒との
接合部が一体的に形成されていることにより、こ
の部分の長さを従来より遥かに短く形成でき、従
つて継筒部分全体の長さを縮小でき、竿調子を良
好に保持でき、また継筒の継合部は芯金によつて
形成され、切削加工等を必要としないために製造
工程が容易であると共に寸法精度も正確に保持で
き、品質の良い逆並継竿を能率良く簡易に製造で
きる優れた特徴を有する。
第1図は本発明の製造工程を示す説明図、第2
図は同要部を示す断面図、第3図は本発明方法に
よる釣竿の断面図、第4図は従来の釣竿の断面図
である。 1……段差、2……テーパー付芯金、3,4…
…熱硬化性樹脂含浸シート、A……先竿、B……
継筒、C……継合竿。
図は同要部を示す断面図、第3図は本発明方法に
よる釣竿の断面図、第4図は従来の釣竿の断面図
である。 1……段差、2……テーパー付芯金、3,4…
…熱硬化性樹脂含浸シート、A……先竿、B……
継筒、C……継合竿。
Claims (1)
- 1 基部に段差を設けたテーパー付芯金の前記段
差部から先の部分に先竿を構成する熱硬化性合成
樹脂含浸のシートを略段差の厚みに捲着した後、
前記段差部後部の芯金に継筒を構成すべき熱硬化
性合成樹脂含浸のシートをその前部一部が前記先
竿構成シートに重合するように捲着し、次いで以
下常法によりその外周部を縛着テープで緊縛し熱
硬化処理し芯金を引抜くことを特徴とする逆並継
竿の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP988079A JPS55102340A (en) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | Production of inverted common spliced rod |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP988079A JPS55102340A (en) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | Production of inverted common spliced rod |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55102340A JPS55102340A (en) | 1980-08-05 |
JPS62770B2 true JPS62770B2 (ja) | 1987-01-09 |
Family
ID=11732463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP988079A Granted JPS55102340A (en) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | Production of inverted common spliced rod |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55102340A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018092746A1 (ja) | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 東レ株式会社 | 光沢繊維 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58220633A (ja) * | 1982-06-16 | 1983-12-22 | 桜井 博 | 釣竿 |
JPH0789811B2 (ja) * | 1987-08-06 | 1995-10-04 | ダイワ精工株式会社 | 釣竿の製造法 |
JP5982258B2 (ja) * | 2012-10-30 | 2016-08-31 | グローブライド株式会社 | 釣竿 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS511285A (ja) * | 1974-06-18 | 1976-01-07 | Konoron Corp Za | |
US4070127A (en) * | 1975-08-11 | 1978-01-24 | Lamiglas Corporation | Ferrule joint for sectional fishing rod |
-
1979
- 1979-01-31 JP JP988079A patent/JPS55102340A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS511285A (ja) * | 1974-06-18 | 1976-01-07 | Konoron Corp Za | |
US4070127A (en) * | 1975-08-11 | 1978-01-24 | Lamiglas Corporation | Ferrule joint for sectional fishing rod |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018092746A1 (ja) | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 東レ株式会社 | 光沢繊維 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55102340A (en) | 1980-08-05 |
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