JPS6182065A - トロイダル形無段変速機の変速制御装置 - Google Patents

トロイダル形無段変速機の変速制御装置

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JPS6182065A
JPS6182065A JP20348984A JP20348984A JPS6182065A JP S6182065 A JPS6182065 A JP S6182065A JP 20348984 A JP20348984 A JP 20348984A JP 20348984 A JP20348984 A JP 20348984A JP S6182065 A JPS6182065 A JP S6182065A
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shift
speed
phase
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Yasuhiko Miyaura
宮浦 靖彦
Takashi Machida
尚 町田
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Publication of JPH0535295B2 publication Critical patent/JPH0535295B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
    • F16H15/04Gearings providing a continuous range of gear ratios
    • F16H15/06Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B
    • F16H15/32Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line
    • F16H15/36Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface
    • F16H15/38Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/664Friction gearings
    • F16H61/6648Friction gearings controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スロットル開度、車速等の変速制御情報に
基づき無段変速機の変速動作を行う無段変速機の変速制
御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の無段変速機の変速制御装置としては、例えば特開
昭58−54262号公報に開示されているものかあも
このものは、主制御弁を加速ペダルの踏込み位置及びマ
ンボルトからの負圧に応じて操作することにより、ロー
ラ支持体を移動させ、その移動位置をプリセスカムによ
り主制御弁に機械的にフィードバックしてパワーローラ
を所望位置に傾転させることによって所望の変速比を得
るように構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の無段変速機の変速制御装置に
あっては、加速ペダルの踏込量及びマンボルトからの負
圧を主制御弁に機械的に伝達して変速比を制御する構成
となっているため、制御機構が、大型複雑化すると共に
、各種の変速制御情報に基づく複雑な制御を行うことが
できないため、走行状態に応じた最適な変速制御を行う
ことができず、しかも、油圧メカニカル制御を行ってい
るので、油温の変動に伴う油圧変化によって変速比が変
動し、高精度で変速動作を行うことができないと共に、
エンジン回転数を一定とする制御が基本となり、必ずし
も乗心地が良くないという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、この発明は、第1図の基
本構成図に示すように、スロットル開度指令信号等の変
速制御情報を検出する変速制御情報検出手段と、該変速
制御情報検出手段からの変速制御情報に基づき変速制御
情報−変速動作量変換記憶テーブルを参照して変速動作
量を選定する変速動作量選定手段と、該変速動作量選定
手段で選定された変速動作量に応じて駆動モータを作動
させて無段変速機の変速制御を行う変速制御手段とを備
えることを特徴とする。
〔作用〕
この発明は、スロットル開度指令信号等の変速制御情報
を検出する変速制御情報検出手段からの変速制御情報に
基づき記憶テーブルを参照して変速動作量を選定し、こ
の変速動作量に応じて駆動モータを作動させて所定の変
速動作を行うことにより、無段変速機を電子制御し、車
両の走行状態に応じたきめこまかい変速制御を行い、全
体の構成を小型化すると共に乗心地を向上させ、且つ高
精度の変速制御を行うようにしたものである。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図乃至第5図はこの発明の一実施例を示す図である
まず、構成について説明すると、第2.3図において、
Tは無段変速機としてのトロイダル形無段変速機、Cは
制御装置である。
トロイダル形無段変速機Tは、ハウジング1内・に人力
ディスク2及び出力ディスク3が同軸的に対向して枢着
されている。人力ディスク2及び出力ディスク3は、互
いに同一形状を有し線対称的に配置され、それらの対向
面が協働して軸方向断面でみて半円形となるようにトロ
イダル面に形成されている。そして、入力ディスク2及
び出力ディスク3のトロイダル面で形成されるトロイダ
ルキャビティ内に一対のはパワーローラ4.5が傾転自
在に配設され、これらが両ディスク2.3に転接されて
いる。この場合パワーローラ4.5は、トラニオン6.
7に回転可能に枢着され且つ入力ディスク2及び出力デ
ィスク3のトロイダル面の中心となるピボット軸Oを中
心として傾転自在に支承されている。
而して、人力ディスク2及び出力ディスク3とパワーロ
ーラ4.5との接触面には、摩擦抵抗の大きい粘性材が
塗布され、入力ディスク2に入力される回転力をパワー
ローラ4.5を介して出力ディスク3に伝達し、その伝
達比即ち変速比の変更がトラニオン6.7をピボット軸
0−0方向に微小距離移動させてパワーローラ4,5の
傾転角θを変更することによって行われる。この場合の
トラニオン6.7の移動は、トラニオン6.7の両端に
夫々設けた油圧シリンダ9a〜9dと、これら油圧シリ
ンダ9a〜9dへの油圧供給を制御するスプール制御弁
10と、トラニオン6に一体に形成されたプリセスカム
11とによって構成される移動機構12によって制御さ
れる。
スプール制御弁10は、流体供給管10aが接続された
入側ボート、分配管10b及び10cが接続された出側
ボート及び流体排出管10dが接続された排出ボートと
を有する弁本体10eと、この弁本体10e内に上下方
向に摺動自在のスプール10fとを有し、弁本体10e
が無段変速機Tのハウジングエに外側面に植設された支
柱10gに復帰スプリング10hで上方に付勢されて支
柱と並行なネジ13を回転駆動させることにより上下方
向に摺動可能に配設されている。
また、スプール10fは、プリセスカム11のカム面に
保合ローラ10iを介して係合され、トラニオン6の回
動に応じて上下動される。そして、トラニオン6、プリ
セスカム11及びスプール10fで機械的フィードパ・
ツク手段を構成している。
さらに、分配管tabは、流体圧シリンダ9a及び9d
に、分配管10cは流体圧シリンダ9b及び9cに夫々
接続されている。
そして、スプール制御弁10が、その弁本体I0eをパ
ルスモータ12に回転力を直線方向駆動力に変換するネ
ジ等の伝達手段13を介して連結し、パルスモータ12
の回転に応じて弁本体10eを復帰スプリング10hに
抗して上下動させることにより制御される。
なお、14は出力ディスク3の回転数を検出して車速に
対応した検出信号を出力する車速検出器である。
また、15はスロットル開度に応じた検出信号Uを出力
するスロットル開度検出器、16はパワフル・エコノミ
ーモード選択スイッチ、17はシフト位置に応じた検出
信号Sを出力するシフト位置検出器、I8及び■9は前
記プリセスカムllに近接配置されたパワーローラ4の
増速側限界位置及び減速側限界位置を検出する限界位置
検出器である。
制御装置Cは、変速比選定の基準となる変速制御1n報
としての各種検出信号が供給される入力増幅器20、サ
ンプリング周期選定手段21、変速動作量選定手段22
、変速動作量判定手段23、動作量修正手段24、駆動
速度選択手段25及び制御手段26とから構成されてい
る。
この制御装置Cの具体的構成は、第3図に示すように、
前記入力増幅器20と、サンプリング周期選定手段21
、前記変速動作量選定手段22、変速動作量判定手段2
3、動作量修正手段24、駆動速度選択手段25及び制
御手段26を構成するマイクロコンピュータ27と、パ
ルスモータ12を駆動するパルス分配回路28とから構
成されている。
入力増幅器20は、変速比選定の基準となるスロットル
開度検出器15からのスロ7)ル開度検出信号U及び前
記トロイダル形無段変速機Tの車速検出器14の検出信
号Vが変速制御情報として供給され、これらを所定値に
増幅して出力する。
マイクロコンピュータ27は、例えばインタフェース回
路29、演算処理装置30及び記憶装置31を少なくと
も有して構成され、インタフェース回路29に供給され
る入力信号に基づき所定の演算処理を実行して、目標動
作量Lnを算出し、その目標動作量に応じて駆動モータ
の回転速度を最適速度に選定し、これに応じた駆動パル
ス数を算出し、これをパルス分配してパルスモータ12
を駆動する駆動制御信号C8をインタフェース回路29
から出力する。
インタフェース回路29は、A/D変換及びD/A変換
機能を有し、その入力側にシフト位置検出器17からの
シフト位置検出信号S、パワフル・エコノミーモード選
択スイッチ16からの選択信号M、前記入力増幅器20
の出力信号OA及びパワーローラ4,5の増速側限界位
置及び減速側限界位置を夫々検出する増速側及び減速側
限界検出器18.19の検出信号AL及びBLが供給さ
れ、且つ出力側にパルスモータ12を駆動するパルス分
配回路28が接続されている。
演算処理装置30は、インタフェース回路29−に供給
される入力信号に基づき予め記憶装置31に記憶された
所定の処理プログラムに従って演算処理を実行し、最終
的にトロイダル形無段変速機Tのトラニオン6.7を駆
動するパルスモータ12の駆動制御信号CSを出力する
記憶装置31は、前記演算処理装置30の演算処理に必
要な処理プログラムを記憶していると共に、演算処理装
置30の処理過程で必要とする各種定数を記憶しており
、また、演算処理装置30の処理過程での処理結果を逐
次記憶する。
次に、演算処理装置30の処理手順を第4図について説
明する。
すなわち、ステップ■で予め設定されたサンプリング周
期を決定する標準設定値τを読込み、これを記憶装置3
1のサンプリング周期記憶領域に一時記憶する。
次いで、ステ・ノブ■に移行して、車速検出器14の車
速検出信号V及びスロットル開度検出器15の検出信号
Uを夫々読込み、これらを車速検出値V及びスロットル
開度検出値Uとして記憶装置31の所定記憶領域に記憶
してからステップ■に移行して、車速検出値Vが比較的
低速の車速設定値V31を越えているか否かを判定し、
V>V、、であるときには、ステップ■に移行する。
どのステップめでは、車速検出値Vが前記車速設定値V
SIより高い車速設定値V3Z以上であるか否かを判定
し、■≧VS2であるときには、ステップ■に移行する
このステップ■では、スロットル開度検出値Uが所定設
定値Us−i以上であるか否かを判定する。
この場合の判定は、車両が高車速状態における巡行走行
状態であるか否かを判定するものであり、U≧US+で
あるときには、巡行走行状態であるものと判定してステ
ップ■に移行する。
このステップ■では、前記標準設定値τを2倍した設定
値2τをサンプリング周期設定値τ、として記憶装置3
1のサンプリング周期設定値記憶領域に一時記憶してか
らステップ■に移行する。
このステップ■では、サンプリング周期設定値記憶領域
に記憶したサンプリング周期設定値τ。
に所定時間(1m5ec)を乗算してサンプリングを行
うタイマ割込周期Tmを算出し、これを記憶装置31の
タイマ割込周期記憶領域に記憶してからステップ■に移
行する。このステップ■では、制御を終了するか否かを
判定し、制御をm続するときには、ステップ■に戻り、
例えばイグニッションスイッチをオフ状態としたときに
は処理を終了する。
また、ステップ■の判定結果が、■≦V31であるとき
には、ステップ■に移行して、スロットル開度検出値U
が前記所定設定値011以上であるか否かを判定する。
この場合の判定は、車両が低車速状態における急加速状
態或いはキックダウン状態であるか否かを判定するもの
であり、U≧US+であるときには、ステップ[相]に
移行して前記標準設定値τを%倍した設定値外・τをサ
ンプリング周期設定値τ、として記憶装置31のサンプ
リング周期設定値記憶領域に一時記憶してからステップ
■に移行する。
また、ステップ■の判定結果が、v<vstであるとき
、及びステップ■の判定結果がU < U 32である
ときには、夫々通常の加減速状態と判定してステップ■
に移行して、前記標準設定値τをそのままサンプリング
周期設定値τ、として記憶装置31のサンプリング周期
設定値記憶領域に記憶したからステップ■に移行する。
その結果、第6図に示すように、車速Vとスロットル開
度Uとに基づき急加速又はキックダウン時には領域AM
を、高速巡行時には領域ALを、通常加減速時には領域
AMを夫々選択して走行状態に応じてタイマ割込周3t
、l T mを変化させる。
ここで、ステップ■〜ステップ■の処理がサンプリング
周期選定手段21に対応している。
そして、以上のサンプリング周期設定処理によって選定
されたタイマ割込周期毎に第5図の変速制御処理プログ
ラムが実行される。
すなわち、ステップ@で入力増幅器20からの各種検出
信号及びシフト位置検出信号S等を変速制御情報として
読込み、これらを変速制御情報記憶領域に記憶する。
次いで、ステップ0に移行して、変速制御情報に基づい
て所定の変速比に制御する変速動作量を算出するために
記憶装置31に予め記憶された所定の変速制御情報−変
速動作量変換記憶テーブルを選択する。
次いで、ステップ■に移行して、前記選択された記憶テ
ーブルを参照して変速目標値Erを算出する。
次いで、ステップ■に移行して、目標値Erとパルスモ
ータ12の現在位置とからパルスモータ12の動作量L
8を算出し、これを記憶装置31の動作量記憶領域に更
新記憶してからステップ[相]に移行する。
このステップ[相]では、上記目標値Erが最大減速位
置Bであるか否かを判定し、Er=Bであるときには、
ステップOに移行する。
このステ・ノブOでは、最大減速位置検出器19の検出
信号BLを読込み、これが論理値“1”であるか否かを
判定し、論理値“1”であるときにはステップ[相]に
移行する。
このステップ[相]では、前記パルスモータ12の動作
量LHを零とし、これを記憶装置31の動作量記憶領域
に更新記憶する。
次いでステップ[相]に移行して、パルスモータ12の
最大減速位置Bを現在位置Pとして記憶装置31の現在
値記憶領域に更新記憶してから後述するステップ■aに
移行する。
一方、前記ステップ@の判定結果が、検出信号BLが論
理値“O”であるときには、ステップ[相]aに移行し
て、パルスモータ12を駆動して最大減速位置Bとする
減速方向最大値Bmaにを動作量り、とじて記憶装置3
1の動作量記憶領域に更新記憶してからステップ[相]
に移行する。
ステップ[相]では、前記動作量LHの絶対値IL、1
が予め設定された動作量設定値LK以上か否かを判定す
る。この場合の判定は、例えばキックダウン時のように
一変速動作当たりにおけるトラニオン6.7の動作量即
ちパワーローラ4,5の傾転角変化量が大きいか否かを
判定するものであり、lL、Nl<LKであるときには
、ステップ■に移行する。
ステップ■では、動作量LHの絶対値ILNIが予め設
定された前記動作量設定値しKより小さい値の動作量設
定値LL以上か否かを判定する。
この場合の判定は、例えば一般的な加減速時における動
作量より大きいか否かを判定するものであり、ILHI
<LLであるときには、ステップ■に移行する。
このステップ0では、パルスモータ12を低速度で駆動
するように大きな駆動パルス間隔PWSを選定し、これ
を記憶装置31の駆動パルス間隔記憶領域に記憶してか
らステップ0以降の変速処理に移行する。
また、ステップ[相]の判定結果が、1Lnl≧LKで
あるときには、ステップOaに移行して、パルスモータ
12を畜速度で駆動するように小さな駆動パルス間隔P
W、Iを選定し、これを記憶装置31の駆動パルス間隔
記憶領域に記憶し、次いで、動作量分割処理をスキップ
して直接ステップ[相]以降の変速処理に移行する。
さらに、ステップ■の判定結果が、ILnl≧LLであ
るときには、ステップ0bに移行して、パルスモータ1
2を中間速度で駆動するように中間の駆動パルス間隔P
WMを選定、これを記憶装置31の駆動パルス間隔記憶
領域に記憶してからステップ@以降の変速処理に移行す
る。
ステップ0では、記憶装置31の動作量記憶領域に記憶
されている動作量LHの絶対値ILN+が予め設定した
動作量設定値し5以上であるか否かを判定する。この場
合の動作量設定値Lsは、−変速動作量たりにおけるト
ラニオン6.7の動作量即ちパワーローラ4.5の傾転
角変化量が大きくなると、変速ショフクを生じると共に
、応答性が低下するので、これら変速ショックがなく、
且つ応答性も向上し得る最大限の値に予め選定されてい
る。このとき、LH>LSであるときには、ステップ■
に移行して、動作量設定値し、を変速動作量りとして記
i!装置31の動作量記憶領域に更新記憶してからステ
ップ[相]以降の変速処理に移行する。また、LH≦L
、であるときには、ステップ[相]に移行して目標動作
量LHをそのまま変速動作量として記憶装置31の動作
量記憶領域に更新記憶してからステップ[相]以降の変
速処理に移行する。
ステップ[相]では、パルスモータ12の現在位置P、
を記憶装置31から読み出し、これに前記動作量Lnを
加算して目標位置P0を算出し、これを記憶装置31の
現在位置記憶領域に記憶してからステップOに移行する
このステップOでは、前記動作量記憶領域に記憶された
動作量りに基づき記憶テーブルを参照してパルスモータ
12の動作パルス数を算出し、これを記憶装置31の所
定記憶領域に一時記憶してからステップ[相]に移行し
て、記憶装置310所定記憶領域に形成した動作パルス
カウンタ31aに動作パルス数をロードする。
次いで、ステップ[相]に移行して、パルス分配回路2
8内の分配カウンタをリセットしてからステップ[相]
に移行して、動作パルスをパルス分配回路28に出力す
る。
次いで、ステップ[相]に移行して、トラニオン6゜7
の動作方向を判定し、これが増速方向であるときにはス
テップ[相]に移行する。
このステップ[相]では、増速側限界検出器18からの
検出信号ALを読み込み、これが論理値“1”であるか
否かを判定することにより、パワーローラ4,5が増速
側の限界位置に達したか否かを判定し、限界位置に達す
る以前であるときには、ステップ@に移行する。
このステップ@では、前記動作パルス数カウンタ31a
を“1”だけカウントダウンしてからステップ[相]に
移行して、動作パルス数カウンタ31aのカウント値が
零であるか否かを判定する。この場合の判定は、トラニ
オン6.7が前記ステップ[相]で算出した目標位置P
0に達したか否かを判定するものであり、目標位置P。
に達する手前であるときには、ステップ[相]に戻り、
前記ステップ@、@a 、obで選定されたパルス間隔
PWM。
PWs 、PWMとなるように次の駆動パルスC8を出
力し、目標位置P。に達したときには、処理を終了して
メインプログラムに復帰する。
また、ステップ■の判定結果がトラニオン6゜7を減速
方向に動作させるものであるときには、ステップ[相]
に移行して、減速側限界検出器19の検出信号BLを読
み込み、トラニオン6.7が減速側の限界位置に達した
か否かを判定し、限界位置に達する以前であるときには
、前記ステップ@に移行し、限界位置に達したときには
、ステップ[相]に移行してパルスモータ12を非常停
止させてから割込処理を終了し、メインプログラムに復
帰する。
さらに、ステップ[相]の判定結果が限界位置に達した
ときには、前記ステップ[相]に移行する。
ここで、ステ・ノブ@〜ステップ@の処理が変速動作量
選定手段22に対応し、ステップ[相]〜ステップ[相
]の処理が制御手段26における制御原点修正手段に対
応し、ステップ[相]、■及び@の処理が変速動作量判
定手段23に対応し、ステップ0゜[相]a及び[相]
bの処理が駆動速度選定手段24に対応し、ステップ[
相]及び@の処理が動作量修正手段25に対応し、ステ
ップ[相]〜ステップ[相]の処理が変速制御手段26
に対応している。
次に作用について説明する。今、車両が停止状態にあり
、イグニションスイッチがオフ状態にあるものとすると
、この状態では制御装置Cの演算処理装置28で第4図
の処理が実行されず、トロイダル形無段変速機Tは変速
動作を行わない。
この停車状態で、イグニションスイッチをオン状態に切
り換えると、演算処理装置30で、まず、第4図の処理
を実行し、変速制御情報としての各検出信号に基づき変
速制御を行うサンプリング周期を決定する。
すなわち、ステップ■でサンプリング周期を決定する予
め設定された標準設定値τを読込み、これを記憶装置3
1の所定記憶領域に記憶する−次いで、ステップ■に移
行して車速検出信号■及びスロットル開度検出信号Uを
読込み、これらを夫々車速検出値及びスロットル開度検
出値として記憶装置31の所定記憶領域に記憶する。
次いで、ステップ■に移行して、V>v!lであるか否
かを判定し、この停止状態では、■≦■、Iであるので
、ステップ■に移行する。
このステップ■では、スロットル開度検出値Uが所定設
定値U32以上であるか否かを判定する。
このとき、車両が停止状態であるので、アクセルペダル
は踏み込まれておらず、U<U3gであるので、ステッ
プ■に移行して標準設定値τをそのままサンプリング周
期設定値記憶領域に記憶する。
そして、ステップ■に移行してサンプリング周期設定記
憶領域に記憶された標準設定値τに所定時間を乗算し、
変速制御情報に基づき変速制御を行うタイマ割込周期T
mを算出し、次いでステップ■に移行して、制御を継続
する場合には、ステップ■に戻り、制御を継続する間上
記処理を繰り返し実行する。
その後、前記サンプリング周期選定処理で選定されたタ
イマ割込周期Tmが到来する毎に、第5図のタイマ割込
処理が実行される。
このとき、車両が停止状態であるので、エンジンがアイ
ドリング状態にあり、且つクラッチがオフ状態で無段変
速機Tの入力ディスク2にエンジン回転力が伝達されて
いないので、制御装置Cの演算処理装置30では、第5
図の割込処理において車速が零なので、目標値を零とし
て処理されている。
そして、車両の停止状態から例えばドライブレンジを選
択すると共に、アクセルペダルを踏込み、且つクラッチ
を半クラツチ状態として、車両を発進させると、そのと
きの車速検出信号V及びスロットル開度検出信号Uとに
基づき第4図のサンプリング周期選定処理が実行されて
、車両の走行状態に対応した検出信号の読込周期が選定
される。
すなわち、緩発進状態では、サンプリング周期が標準設
定値τに設定されるが、急発進状態ではサンプリング周
期が標準設定値τのA倍の設定値2・τに設定されるの
で、第5図のタイマ割込処理の処理周期が標準状態の半
分となり、応答性を向上させるために、頻繁な処理を実
行する。
したがって、この選定された読込周期毎に第5図のタイ
マ割込処理が実行されると、まず、ステップ@で、シフ
ト位置検出信号Sと、パワフル・エコノミーモード選択
信号Mと、アクセルペダルの踏込みによるスロットル開
度の検出信号Uと、無段変速機Tの出力ディスク3の回
転数検出信号■とを読込み、これらを変速制御情報TC
として記憶装置31の変速制御情報記憶領域に記憶する
次いで、ステップ0に移行して、記憶装置31に記憶さ
れた変速制御情報TCに基づき所定の変速制御情報−変
速動作量変換記憶テーブルを選択する。
次いで、選択した記憶テーブルを参照して、トラニオン
6.7を移動させてパワーローラ4.5の傾転角θを制
御する変速目標値Erを算出する(ステップ[相])。
次いで、ステップ[相]に移行して、目標値Erと現在
位置記憶領域に記憶された現在値Ppとの差値に基づき
所定のパルスモータ動作量L8を算出し、これを記憶装
置31の動作量記憶領域に更新記憶する。
次いで、ステップ[相]に移行して、目標値−Erが最
大減速位置Bであるか否かを判定する。このとき、車両
が緩発進状態である場合には、オーバドライブへの早い
変速が必要となるので、変速目標値Erが最大減速位置
以外の値となり、直接ステップ[相]に移行し、動作量
記憶領域に記憶された変速動作量L0が所定設定値LK
を越えているか否かを判定する。このとき、車両が発進
状態であるので、変速動作量LHが予め設定した動作量
設定値LKより大即ちLH≧Lxと判定され、ステップ
0aに移行して、パルスモータ12を高速度で駆動する
駆動パルス間隔PW、lを選定し、これをパルス間隔記
憶領域に記憶する。
次いで、ステップ0〜ステツプ[相]の分割動作処理を
スキップして直接ステップ[相]に移行して、前記動作
量LHと現在位置Ppとの和から目標位置P0を算出し
、これを記憶装置31の現在位置記憶領域に現在位置情
報PPとして記憶する。
次いで、ステップ0に移行して、前記動作ilL、4に
基づきパルスモータ12に出力するパルス数を算出し、
次いでこれを記憶装置31に形成したカウンタ31aに
プリセットする(ステップ[相])と共に、パルス分配
回路28内のカウンタをリセットして(ステップ[相]
)からステップ[相]に移行してパルスモータ12を動
作させるようにパルス駆動信号CSをパルス分配回路2
8に出力する。
次いで、ステップ■でパワーローラ4,5の傾転方向即
ち無段変速機Tが増速側であるか減速側であるかを判定
し、発進状態であるので、増速側となり、ステップ[相
]に移行して、増速側限界位置。
に達したか否かを判定し、増速側限界作動位置以前であ
るときには、ステップ@に移行してカウンタ31aを1
”だけカウントダウンしてからステップ[相]に移行し
、パルスモータ12の動作が終了か否かをカウンタ31
aのカウント内容が零であるか否かを判定することによ
り判定し、このときカウンタ31aがセットされたばか
りであるので、前記ステップ[相]に戻り、パルス間隔
が駆動パルス間隔PWHとなるように上記の動作を繰り
返す。その結果、短いパルス間隔PWHでパルスモータ
12が駆動されるので、パルスモータ12の回転速度が
高くなり、−回の変速動作を高速で行う。
そして、カウンタ31aのカウント値が零となると、ス
テップ[相]でパルスモータ12の動作が終了したもの
と判定して、タイマ割込処理を、終了してメインプログ
ラムに復帰する。
このように、パルスモータ12が駆動パルス信号C5に
よって所定量回動されると、その回動に応じてスプール
制御弁lOが復帰スプリング10hに抗して下降され、
その移動に応じて流体供給管10aと分配管10bとが
連通され、これにより油圧シリンダ9b及び9cに作動
油が供給されてトラニオン6.7が所定量夫々上下に移
動する。
このトラニオン6.7の移動により、パワーローラ4,
5が増速側に傾転を開始する。このパワーローラ4.5
の傾転に伴いトラニオン6.7も回動するので、プリセ
スカム11が回動して制御弁ローラ10iが下降し、こ
れに応じてスプール10fが下降する。そして、パワー
ローラ4,5が所定傾転角θ位置に回動すると、スプー
ルlOfによって分配管10b及び10cと流体供給管
10aとが遮断状態となり、トラニオン6.7の移動が
停止される。しかしながら、トラニオン6゜1の移動位
置は、中立位置よりずれた位置となるので、パワーロー
ラ4,5は、さらに増速方向に傾転することになり、こ
の状態となると、スプール10fがさらに下降するので
、流体供給管10aと分配管10cとが連通して油圧シ
リンダ9a及び9dに作動流体が供給されることになり
、トラニオン6.7が夫々前とは逆方向に上下する。
そして、トラニオン6.7が所定中立位置に復帰すると
、パワーローラ4.5の傾転が停止され、このときのス
プール10fの位置が流体供給管10aと分配管10b
とを連通ずる位置にあるので、トラニオン6.7は中立
位置を越えて減速側に移動し、これに応じてパワーロー
ラ4.5が減速側に傾転し、プリセスカム11を介して
スプール10fが下降し、結局、トラニオン6、プリセ
スカム11及びスプール10fで機械的フィードバック
手段が形成されているので、パワーローラ4゜5の傾転
角θが弁本体10eで選択された動作位置に応じて制御
される。
また、急発進を行う場合には、ローギヤードな制御を行
って、エンジンを高回転までまわす必要があるため、ス
テップ[相]で選定される動作量りが予め設定した動作
量設定値Lx以下となり、したがって、ステップ[相]
からステップ■に移行し、そのときのスロットル開度に
応じて動作量りが選定されているので、そのスロットル
開度に応じてステップ[相](又はステップ0b)に移
行してパルスモータ12を低速度(又は中間速度)で駆
動する駆動パルス間隔PWs  (又はPW、)を選定
し、これをパルス間隔記憶領域に記憶し、ステップ0以
降の変速制御処理において、パルスモータ12を駆動す
る駆動制御信号CSのパルス間隔が前記緩発進状態に比
較して長くなり、比較的遅い変速動作を行う。
さらに、上記緩又は急発進状態から比較的高速の巡行走
行状態に移行すると、そのときの車速変化及びスロット
ル開度変化が少なくなるので、第5図のタイマ割込処理
が実行されると、ステップ■からステップ■を経てステ
ップ[相]で変速動作量り、を算出する。ごのとき変速
動作量LHの値は、比較的小さいので、ステップ[相]
、ステップ■を経てステップ@に移行し、パルスモータ
12を低速度で駆動する駆動パルス間隔PWSを選定し
、これをパルス間隔記憶領域に前記駆動パルス間隔PW
o(又はP Ws 、 P WM )に代えて更新記憶
する。
次いで、ステップ0に移行して変速動作量の絶対値IL
N+が所定設定値し8以上であるが否かを判定する。こ
のとき、前記したように高速巡行状態では変速動作量L
Hの値が比較的小さいので、ステップ■に移行して変速
動作量LHを変速動作量記憶領域に記憶してからステッ
プ[相]移行の変速制御処理に移行する。
このため、ステップ[相]以降の変速制御処理において
、パルスモータ12を駆動する駆動制御信号CSのパル
ス間隔が長(なり、比較的緩慢な変速動作を行って、パ
ワーローラ4,5を所定量傾転させる。したがって、こ
の場合は、応答性を多少犠牲にしてエンジン回転数変動
及びトルク変動を抑制して乗心地を確保する。
さらに、巡行走行状態から急加速又は急減速ではない通
常の加速又は減速を行う加減速状態に移行すると、その
ときの目標動作量LHの値は、比較的大きくなるので、
ステップ[相]及びステップ■を経てステップ[相]b
に移行し、パルスモータ12を中間速度で駆動する駆動
パルス間隔PWHを選定し、これをパルス間隔記憶領域
に前記駆動パルス間隔PWsに代えて更新記憶する。次
いで、ステップ@に移行して、変速動作量LHが所定設
定値し8以上であるか否かを判定する。このとき、加減
速状態であるので、変速動作量LHの値が大きくなり、
L9≧L、となるので、ステップ0からステップ[相]
に移行し、動作量設定値し、を変速動作量りとして動作
量記憶領域に更新記憶してからステップ[相]以降の変
速制御処理に移行する。
このため、ステップ[相]以降の変速制御処理において
、パルスモータ12を駆動する駆動制御信号C3のパル
ス間隔がやや短くなり、比較的速いな変速動作を行って
、パワーローラ4,5を所定量傾転させると共に、その
ときの変速動作量りが変速ショックを防止し、且つ応答
性を高める動作量り、に選定される。したがって、この
場合は、応答性を向上させると共に、エンジン回転数変
動及びトルク変動を抑制して、加減速走行に最適な変速
動作を行うことができる。
すなわち、第7図Ta)に示すように、記憶テーブルを
参照して算出した変速動作量LHが点線図示の曲線E1
で示す如く、動作量設定値し、より大きいときには、ス
テップ0からステップ[株]に移行して、動作量設定値
Lsを変速動作量りとして記憶装置31の動作量記憶領
域に記憶してからステップ[相]に移行して動作量設定
値し、に基づき目標位置を算出し、以下上記と同様の動
作を行ってパワーローラ4,5を所定変速位置に制御す
る。したがって、第7図(alに示すように、記憶テー
ブルを参照して算出した変速動作量LMが点線図示の曲
線らで示す如く、動作量設定値Lsを選択し、これを変
速動作量記憶領域に更新記憶する。このため、ステップ
[相]以降のステップで動作量設定値し、に基づきパル
スモータ12の駆動パルス数ヲ設定し、これによりパル
スモータ12を所定位置に駆動してトラニオン6.7を
移動させることにより、パワーローラ4.5を動作量設
定値M、に応じた傾転角θ位置に傾転させる。そして、
−回の傾転動作が終了した時点1.割込処理を終了し、
その後サンプリング周期選定処理によるタイマ割込周期
Tm毎に上記動作を繰り返す。上記動作を3回繰り返し
て時点t3となると、第7図(a)から明らかなように
、ステップ[相]で算出した目標変速動作量LHが所定
動作量設定値Ls以下となるので、ステップ[相]から
ステップ[相]に移行して目標動作量L11を変速動作
量りとして記憶装置3工の動作量記憶領域に更新記憶し
、この目標変速動作量LHに基づきパルスモータ12を
動作させてパワーローラ4,5を最終目標変速位置とな
る傾転角θに傾転させる。
このように、目標変速動作量LHが動作量設定値Ls以
上であるときには、動作量設定値し、に基づき変速動作
させるようにすると、エンジン回転数の変動は、第7図
(blで実線図示のように、極めて小さいものとなり、
変速動作による走行感覚の悪化を伴うことがないと共に
、動作量設定値り、に応じた変速動作を行う毎に各種検
出信号を読込み、これらに基づき目標変速動作量LHを
算出するようにしていのるで、変速制御情報の変更に伴
う応答特性を向上させることができる。
因に、第5図(alで点線図示のように、所定変速動作
量設定値し、を越える変速動作を行う場合は、第5図(
b)で点線図示の如く、その変速動作に応じてエンジン
回転数が大きく低下することになり、車両の走行感覚が
悪化すると共に、その変速動作を行っている間に変速動
作を決定する各種検出器の検出信号を読み込むことがで
きず、その間の変速動作量の変更に対処することができ
ないので、応答性が低下するという問題点があった。
またさらに、巡行走行状態から追い越しを行うときのよ
うに、変速比を落として加速するキンクダウン状態とす
ると、前記緩発進状態と同様に目標動作量L8の値が動
作量設定値しに以上となるので、ステップ[相]からス
テップ[相]aに移行し、パルスモータ12を高速度で
駆動する駆動パルス間隔PWnを選定し、これに応じて
パルスモータ12を高速駆動する。その結果、乗心地は
多少悪化するが、応答性を極めて向上させることができ
、急加速状態での操縦性を確保することができる。
また、車両の走行状態から停止状態に移行させると、そ
のときの変速目標値Erが最大減速位置Bとなるので、
ステップ[相]からステップ■に移行し、最大減速位置
検出器19から論理値“l”の検出信号BLが出力され
ているか否かを判定する。
このとき、最大減速位置検出器19から論理値“O”の
検出信号BLが出力されているときには、ステップ@l
aに移行して、最大減速動作量B waxを動作量記憶
領域に記憶し、次いでステップ[相]に移行して現在値
記憶領域に最大減速位置B(−0)を記憶する。次いで
、ステップ[相]aに移行して、パルスモータ12を高
速度で駆動する駆動パルス間隔PWHを選定し、次いで
、ステップO以降の変速制御処理に移行し、パルスモー
タ12を高速駆動し、ステップ[相]からステップ@を
経てステップ[相]に移行した時点でパルスモータ12
を非常停止させて、オーブンループ制御における制御原
点調整を行う。このようにして、車両が停止状態となる
と、ステップOからステップ[相]を経てステップ[相
]に移行し、動作量記憶領域の動作量を零としてからス
テップ[相]に移行し、制御原点調整状態に維持される
なお、上記実施例においては、トロイダル形無段変速機
Tのパワーローラ4,5の傾転をスプール弁及びパルス
モータを利用して行う場合について説明したが、パルス
モータに代えて直流モータを適用することもでき、この
場合は、直流モータの回転速度をタコジェネレータ等の
速度検出器で検出し、これと回転速度指令値とを比較し
て回転速度を動作量に応じて制御するようにすればよく
、さらに、スプール弁に代えてネジを適用し、これをパ
ルスモータ又は直流モータで回転駆動してトラニオン6
.7を移動させるようにしてもよい。
また、上記実施例においては、この発明をトロイダル形
無段変速機に適用した場合について説明したが、これに
限定されるものではなく、一対のプーリ間に張設したベ
ルトの転接位置を変更することにより、変速比を無段階
に制御可能な無段変速機等の他の無段変速機の変速比制
御にもこの発明を適用し得、要は記憶装置に記憶した変
換テーブルを参照して変速動作量を算出して変速比を制
御する形式のものであれば、この発明を適用し得るもの
である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、変速制御情報
に基づき動作量選定手段で一回当たりの変速動作量を選
定し、これに応じて変速制御手段で変速動作を行う駆動
モータを電子制御するように構成したので、全体の構成
を簡易小型化し得ると共に、そのときの走行状態に応じ
て無段変速機をきめこまかに制御することができ、乗心
地、走行感覚を良好に維持することができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の概要を示す基本構成図、第2図はこ
の発明の第1の実施例を示す概略構成図、第3図はこの
発明に適用し得る制御装置の一例を示すブロック図、第
4図及び第5図は夫々制御装置の処理手順を示す流れ図
、第6図及び第7図は夫々この発明の詳細な説明に供す
るグラフである。 1・・・・・・ハウジング、2・・・・・・入力ディス
ク、3・・・・・・出力ディスク、4.5・・・・・・
パワーローラ、6゜7・・・・・・トラニオン、T・・
・・・・トロイダル形無段変速機、C・・・・・・制御
装置、10・・・・・・スプール制御弁、11・・・・
・・プリセスカム、12・・・・・・パルスモータ、1
4・・・・・・車速検出器、15・・・・・・スロット
ル開度検出器、16・・・・・・シフト位置検出器、2
0・・・・・・入力増幅器、21・・・・・・サンプリ
ング周期選定手段、22・・・・・・変速動作量選定手
段、23・・・・・・変速動作量判定手段、24・・・
・・・動作量修正手段、25・・・・・・駆動速度選択
手段、26・・・・・・制御手段、27・・・・・・マ
イクロコンピュータ、28・・・・・・パルス分配回路
、29・・・・・・インタフェース回路、30・・・・
・・演算処理装置、31・・・・・・記憶装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スロットル開度指令信号等の変速制御情報を検出する変
    速制御情報検出手段と、該変速制御情報検出手段からの
    変速制御情報に基づき変速制御情報−変速動作量変換記
    憶テーブルを参照して変速動作量を選定する変速動作量
    選定手段と、該変速動作量選定手段で選定された変速動
    作量に基づき駆動モータを作動させて無段変速機の変速
    制御を行う変速制御手段とを備えることを特徴とする無
    段変速機の変速制御装置。
JP20348984A 1984-09-14 1984-09-28 トロイダル形無段変速機の変速制御装置 Granted JPS6182065A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20348984A JPS6182065A (ja) 1984-09-28 1984-09-28 トロイダル形無段変速機の変速制御装置
US06/775,487 US4669334A (en) 1984-09-14 1985-09-12 Transmission control apparatus for infinitely variable transmission
FR858513624A FR2570459B1 (fr) 1984-09-14 1985-09-13 Appareil de reglage de transmission pour une transmission infiniment variable
GB8522824A GB2164398B (en) 1984-09-14 1985-09-16 Transmission-control apparatus for an infinitely variable transmission

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JP20348984A JPS6182065A (ja) 1984-09-28 1984-09-28 トロイダル形無段変速機の変速制御装置

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JPS6182065A true JPS6182065A (ja) 1986-04-25
JPH0535295B2 JPH0535295B2 (ja) 1993-05-26

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ID=16475002

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JP20348984A Granted JPS6182065A (ja) 1984-09-14 1984-09-28 トロイダル形無段変速機の変速制御装置

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JP (1) JPS6182065A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62289440A (ja) * 1986-06-10 1987-12-16 Nippon Seiko Kk 車両用トロイダル形無段変速機の変速制御方法
US5575732A (en) * 1995-03-08 1996-11-19 Isuzu Motors Limited Toroidal continous variable transmission
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58200842A (ja) * 1982-05-14 1983-11-22 Nissan Motor Co Ltd Vベルト式無段変速機の制御装置

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