JPS6182064A - 無段変速機の変速制御装置 - Google Patents

無段変速機の変速制御装置

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JPS6182064A
JPS6182064A JP20348884A JP20348884A JPS6182064A JP S6182064 A JPS6182064 A JP S6182064A JP 20348884 A JP20348884 A JP 20348884A JP 20348884 A JP20348884 A JP 20348884A JP S6182064 A JPS6182064 A JP S6182064A
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JP
Japan
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speed change
operation amount
drive
shift
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JP20348884A
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English (en)
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Yasuhiko Miyaura
宮浦 靖彦
Takashi Machida
尚 町田
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Publication date
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Priority to GB8522824A priority patent/GB2164398B/en
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/664Friction gearings
    • F16H61/6648Friction gearings controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
    • F16H15/04Gearings providing a continuous range of gear ratios
    • F16H15/06Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B
    • F16H15/32Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line
    • F16H15/36Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface
    • F16H15/38Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スロットル開度、車速等の変速制御情報に
基づき駆動モータを動作させて変速動作を行う無段変速
機の変速制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の無段変速機の変速制御装置としては、例えば特開
昭58−54262号公報に開示されているものがある
このものは、主制御弁を加速ペダルの踏込み位置及びマ
ンボルトからの負圧に応じて操作することにより、ロー
ラ支持体を移動させ、その移動位置をプリセスカムによ
り主制御弁に機械的にフィードバックしてパワーローラ
を所望位置に傾転させることによって所望の変速比を得
るように構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の無段変速機の変速制御装置に
あっては、加速ペダルの踏込量及びマンボルトからの負
圧を主制御弁に機械的に伝達して変速比を制御する構成
となっているため、制御機構が大型複雑化すると共に、
各種の変速制御情報に基づく複雑な制御を行うことがで
きないため、走行状態に応した最適な変速制御を行うこ
とができず、高精度で変速動作を行うことができない問
題点があった。
これを解決するために、主制御弁を例えばステッピング
モータを使用して駆動し、この駆動モータを電子制御装
置で制御することが考えられるが、この場合には、駆動
モータを動作させる動作速度を一定値とすると、駆動モ
ータを比較的低速度で動作させるときには、その入力側
に連結されるエンジンの回転数及びトルク変動が少ない
が、変速動作の応答性が低下し、逆に駆動モータを比較
的高速度で動作させるときには、エンジンの回転数及び
トルク変動が大きくなるが、変速動作の応答性は良好と
なり、何れの場合も好適な走行感覚を得るための条件と
なるエンジン回転数・トルク変動を小さくし、且つ変速
動作の応答性を高めるという要求を満足することができ
ない問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するために、この発明は、第1図の基
本構成図に示すように、スロットル開度指令信号等の変
速制御情報を検出する変速制御情報検出手段からの変速
制御情報に基づき駆動モータを動作させて変速動作を行
う無段変速機において、前記変速制御情報に基づき変速
動作量を選定する変速動作量選定手段と、該変速動作量
選定手段で選定された動作量の大きさを判定する変速動
作量判定手段と、該変速動作量判定手段の判定結果に基
づき前記駆動モータの駆動速度を選択する駆動速度選択
手段と、該駆動速度選択手段の選択駆動速度と前記変速
動作量選定手段の変速動作量とに基づき前記駆動モータ
を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
〔作用〕
この発明は、変速動作量選定手段で選定された変速動作
量を変速動作量判定手段で所定設定値と比較して所定設
定値以上か否かを判定し、その判定結果に基づいて駆動
速度選択手段で例えば動作量の少ない通常変速時には低
速度で、動作量の大きい急加速、キックダウン時には高
速度で夫々駆動モータを回転駆動するように、動作量に
応じて駆動モータの駆動速度を選択し、その駆動速度に
従って制御手段で駆動モータを駆動することにより、駆
動モータを変速動作量の大きさに応じて可変速制御する
ことにより、入力側での回転数及びトルク変動を低下さ
せると共に、変速動作の応答性を高めて良好な走行感覚
を得るようにしたものである。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図乃至第5図はこの発明の一実施例を示す図である
まず、構成について説明すると、第2図において、Tは
無段変速機としてのトロイダル形無段変速機、Cは制御
装置である。
トロイダル形無段変速機Tは、ハウジング1内に入力デ
ィスク2及び出力ディスク3が同軸的に対向して枢着さ
れている。入力ディスク2及び出力ディスク3は、互い
に同一形状を有し線対称的に配置され、それらの対向面
が協働して軸方向断面でみて半円形となるようにトロイ
ダル面に形成されている。そして、人力ディスク2及び
出力ディスク3のトロイダル面で形成されるトロイダル
キャビティ内に一対のはパワーローラ4,5が傾転自在
に配設され、これらが両ディスク2,3に転接されてい
る。この場合パワーローラ4,5は、トラニオン6.7
に回転可能に枢着され且つ入力ディスク2及び出力ディ
スク3のトロイダル面の中心となるピボット軸Oを中心
として傾転自在に支承されてGする。
而して、入力ディスク2及び出力ディスク3とパワーロ
ーラ4,5との接触面には、摩擦抵抗の大きい粘性材が
塗布され、入力ディスク2に入力される回転力をパワー
ローラ4,5を介して出力ディスク3に伝達し、その伝
達比即ち変速比の変更がトラニオン6.7をピボット軸
〇−〇方向に微小距離移動させてパワーローラ4,5の
傾転角θを変更することによって行われる。この場合の
トラニオン6.7の移動は、トラニオン6.7の両端に
夫々設けた油圧シリンダ9a〜9dと、これら油圧シリ
ンダ98〜9dへの油圧供給を制御するスプール制御弁
10と、トラニオン6に一体に形成されたプリセスカム
11とによって構成される移動機構12によって制御さ
れる。
スプール制御弁10は、流体供給管10aが接続された
入側ポート、分配管10b及び10cが接続された出側
ポート及び流体排出管10dが接続された排出ポートと
を有する弁本体IQeと、この弁本体10e内に上下方
向に摺動自在のスプールt Ofとを有し、弁本体10
eが無段変速機Tのハウジング1に外側面に植設された
支柱10gに復帰スプリング10hで上方に付勢されて
支柱と並行なネジ13を回転させることにより上下方向
に摺動可能に配設されている。
また、スプール10fは、プリセスカム11のカム面に
保合ローラ10iを介して係合され、トラニオン6の回
動に応じて上下動される。そして、トラニオン6、プリ
セスカム11及びスプール10fで機械的フィードバッ
ク手段を構成している。
さらに、分配管fobは、流体圧シリンダ9a及び9d
に、分配管10cは流体圧シリンダ9b及び9cに夫々
接続されている。
そして、スプール制御弁lOが、その弁本体10eをパ
ルスモータ12に回転力を直線方向駆動力に変換するネ
ジ等の伝達手段13を介して連結し、パルスモータ12
の回転に応じて弁本体10eを復帰スプリング10hに
抗して上下動させることにより制御される。
なお、14は出力ディスク3の回転数を検出して車速に
対応した検出信号を出力する車速検出器である。
また、15はスロットル開度に応じた検出信号Uを出力
するスロットル開度検出器、16はパワフル・エコノミ
ーモード選択スイッチ、17はシフト位置に応じた検出
信号Sを出力するシフト位置検出器、18及び19は前
記プリセスカム11に近接配置されたパワーローラ4の
増速側限界位置及び減速側限界位置を検出する限界位置
検出器である。
制御装置Cは、変速比選定の基準となる変速制御情報と
しての各種検出信号が供給される人力増幅器20、変速
動作量選定手段21、変速動作量判定手段22、駆動速
度選択手段23及び制御手段24とから構成されている
この制御装置Cの具体的構成は、第3図に示すように、
前記入力増幅器20と、前記変速動作量選定手段21、
変速動作量判定手段22、駆動速度選択手段23及び制
御手段24を構成するマイクロコンピュータ25と、パ
ルスモータ12を%動するパルス分配回路26とから構
成されている。
入力増幅器20は、変速比選定の基準となるスロットル
開度検出器I5からのスロットル開度検出信号U及び前
記トロイダル形無段変速機Tの車速検出器14の検出信
号■が変速制御情報として供給され、これらを所定値に
増幅して出力する。
マイクロコンピュータ25は、例えばインタフェース回
路27、演算処理装置28及び記憶装置29を少なくと
も有して構成され、インタフェース回路27に供給され
る入力信号に基づき所定の演算処理を実行して、目標動
作量Lnを算出し、その目標動作量に応じて駆動モータ
の回転速度を最適速度に選定し、これに応じた駆動パル
ス数を算出し、これをパルス分配してパルスモータ12
を駆動する駆動制御信号C3をインタフェース回路27
から出力する。
インタフェース回路27は、A/D変換及びD/A変換
機能を有し、その入力側にシフト位置検出器17からの
シフト位置検出信号S、パワフル・エコノミーモード選
択スイッチ16からの選択信号M、前記人力増幅器20
の出力信号OA及びパワーローラ4,5の増速側限界位
置及び減速側限界位置を夫々検出する増速側及び減速側
限界検出器18.19の検出信号AL及びBLが供給さ
れ、且つ出力側にパルスモータ12を駆動するパルス分
配回路26が接続されている。
演算処理装置28は、インタフェース回路27に供給さ
れる入力信号に基づき予め記憶装置29に記憶された所
定の処理プログラムに従って演算処理を実行し、最終的
にトロイダル形無段変速機Tのトラニオン6.7を駆動
するパルスモータ12の駆動制御信号CSを出力する。
記憶装置29は、前記演算処理装置28の演算処理に必
要な処理プログラムを記憶していると共に、演算処理装
置28の処理過程で必要とする各種定数を記憶しており
、また、演算処理装置28の処理過程での処理結果を逐
次記憶する。
次に、演算処理装置28の処理手順を第4図について説
明する。
すなわち、電源を投入すると、まず、ステップ■で初期
化を行い、次いでステップ■で入力増幅器20からの各
種検出信号及びシフト位置検出信号S等を変速制御情報
として読み込み、次いでステップ■に移行して変速制御
情報に基づき所定の変速比に制御する変速動作量を算出
するために記憶装置29に予め記憶された所定の変速制
御情報−変速動作量変換記憶テーブルを選択する。
次いで、ステップ■に移行して、前記選択された記憶テ
ーブルを参照して目標動作量Lnを算出し、これを記憶
装置29の動作量記憶領域に記憶する。
次いで、ステップ■に移行して、動作量Lnの絶対値I
Lnlが予め設定された動作量設定値り、1以上か否か
を判定する。この場合の判定は、例えばキックダウン時
のように一変速動作当たりにおけるトラニオン6.7の
動作量即ちパワーローラ4.5の傾転角変化量が大きい
か否かを判定するものであり、1Lnl<L、1である
ときには、ステップ■に移行する。
ステップ■では、動作量Lnの絶対値1Lnlが予め設
定された前記動作量設定値LKより小さい値の動作量設
定値Ls以上か否かを判定する。
この場合の判定は、例えば一般的な加減速時における動
作量より大きいか否かを判定するものであり、1Lnl
<Lsであるときには、ステップ■に移行する。
このステップ■では、パルスモータ12を低速度で駆動
するように大きな駆動パルス間隔PW。
を選定し、これを記憶装置29の駆動パルス間隔記憶領
域に記憶してからステップ■以降の変速処理に移行する
また、ステップ■の判定結果が、ILn 1≧LKであ
るときには、ステップ■aに移行して、パルスモータ1
2を高速度で駆動するように小さな駆動パルス間隔PW
Mを選定し、これを記憶装置29の駆動パルス間隔記憶
領域に記憶してからステップ■以降の変速処理に移行す
る。
さらに、ステップ■の判定結果が、1Lnl≧L、であ
るときには、ステップ■bに移行して、パルスモータ1
2を中間速度で駆動するように中間の駆動パルス間隔p
w、を選定、これを記憶装置29の駆動パルス間隔記憶
領域に記憶してからステップ■以降の変速処理に移行す
る。
ステップ■では、パルスモータ12の現在位置P、を記
憶装置24から読み出し、これに前記動作量Lnを加算
して目標位置P。を算出し、これを記憶装置29の現在
位置記憶領域に記憶してからステップ■に移行する。
このステップ■では、前記動作量記憶領域に記憶された
動作量りに基づき記憶テーブルを参照してパルスモータ
12の動作パルス数を算出し、これを記憶装置29の所
定記憶領域に一時記憶してからステップ[相]に移行し
て、記憶装置29の所定記憶領域に形成した動作パルス
カウンタ29aに動作パルス数をロードする。
次いで、ステップ■に移行して、パルス分配回路26内
の分配カウンタをリセットしてからステップ@に移行し
て、動作パルスをパルス分配回路26に出力する。
次いで、ステップ0に移行して、トラニオン6゜7の動
作方向を判定し、これが増速方向であるときにはステッ
プ■に移行する。
このステップ[相]では、増速側限界検出器18からの
検出信号ALを読み込み、これが論理値“1”であるか
否かを判定することにより、パワーローラ4.5が増速
側の限界位置に達したか否かを判定し、限界位置に達す
る以前であるときには、ステップ■に移行する。
このステップ[相]では、前記動作パルス数カウンタ2
9aを1”だけカウントダウンしてからステップ[相]
に移行して、動作パルス数カウンタ29aのカウント値
が零であるか否かを判定する。この場合の判定は、トラ
ニオン6.7が前記ステップ■で算出した目標位置P0
に達したか否かを判定するものであり、目標位置P。に
達する手前であるときには、ステップ■に戻り、前記ス
テップ■、■a、■bで選定されたパルス間隔PWH。
P Ws 、  P WHとなるように次の駆動パルス
C3を出力し、目標位置P0に達したときには、ステッ
プ■に移行して上記一連の処理に要する動作時間の17
5程度の遅延時間だけ待機してからステップ■に戻る。
また、ステップ0の判定結果がトラニオン6゜7を減速
方向に動作させるものであるときには、ステップ[相]
に移行して、減速側限界検出器19の検出信号BLを読
み込み、トラニオン6.7が減速側の限界位置に達した
か否かを判定し、限界位置に達する以前であるときには
、前記ステップ[相]に移行し、限界位置に達したとき
には、ステップ[相]に移行してパルスモータ12を非
常停止させてからステップOに移行する。
さらに、ステ・ノブ■の判定結果が限界位置に達したと
きには、前記ステップ[相]に移行する。
ここで1、ステップ■及びステップ■の処理が変速動作
量選定手段21に対応し、ステップ■及びステップ■の
処理が変速動作量判定手段22に対応し、ステップ■、
■a、■bの処理が駆動速度選択手段23に対応し、ス
テップ■〜ステップ[相]の処理が制御手段24に対応
する。
次に作用について説明する。今、車両が停止状態にあり
、イグニションスイッチがオフ状態にあるものとすると
、この状態では制御装置Cの演算処理装置28で第4図
の処理が実行されず、トロイダル形無段変速機Tは変速
動作を行わない。
この停車状態で、イグニションスイッチをオン状態に切
り換えると、演算処理装置28で第4図の処理が実行さ
れ、まずステップ■で初期化が行われるが、このときニ
ュートラルレンジを表すシフト位置検出信号Sが出力さ
れているものとすると、この状態では、エンジンがアイ
ドリング状態にあり、且つクラッチがオフ状態で無段変
速機Tの入力ディスク2にエンジン回転力が伝達されて
いないので、制御装置Cの演算処理装置28では、第4
図の処理において車速が零なので、目標値を零として処
理されている。
この状態から、例えばドライブレンジを選択すると共に
、アクセルペダルを踏み込み、且つクラッチを半クラツ
チ状態として、車両を通常の緩発進させると、第4図の
処理の実行が開始され、まずステップ■でシフト位置検
出信号Sと、パワフル・エコノミーモード選択信号Pと
、アクセルペダルの踏み込みによるスロットル開度の検
出信号Uと、無段変速機Tの出力ディスク3の回転数検
出信号■とを読み込み、これらを変速制御情報として記
憶装置29の所定記憶領域に一時記憶する。
次いで、ステップ■に移行して、記憶装置29に記憶さ
れた変速制御情報に基づき所定の変速制御情報−変速動
作量変換記憶テーブルを選択する。
次いで、選択した記憶テーブルを参照してトラニオン6
.7を移動移動させてパワーローラ4゜5の傾転角θを
制御する目標変速動作量Lnを算出する(ステップ■)
このとき、車両が緩発進状態であるので、ハイギヤード
な制御を必要とし、はやくオーバドライブに変速する必
要があり、このため目標動作量Lnが予め設定した動作
量設定値LKより大きくなる。このため、ステップ■で
lLn、l≧LKと判定され、ステップ■aに移行して
、パルスモータ12を高速度で駆動する駆動パルス間隔
PW、lを選定し、これをパルス間隔記憶領域に記憶す
る。
次いで、ステップ■に移行して、前記動作量Lnと現在
位置P、との和から目標位置P0を算出し、これを記憶
装置29の現在位置記憶領域に現在位置情報として記憶
する。
次いで、ステップ■に移行して、前記動作i1 L n
に基づきパルスモータ12に出力するパルス数を算出し
、次いでこれを記憶装置29に形成したカウンタ29a
にプリセットすると共に、パルス分配回路26内のカウ
ンタをリセットしてからステップ@に移行してパルスモ
ータ12を動作させるようにパルス駆動信号C8をパル
ス分配回路26に出力す−る。
次いで、ステップ0でパワーローラ4.5の傾転方向即
ち無段変速機Tが増速側であるか減速側であるかを判定
し、増速側であるときには、増速側限界位置に達したか
否かを判定し、増速側限界作動位置以前であるときには
、ステップ■に移行してカウンタ29aを11”だけカ
ウントダウンしてからステップ[相]に移行し、パルス
モーク12の動作が終了か否かをカウンタ29aのカウ
ント内容が零であるか否かを判定することにより判定し
、このときカウンタ29aがセットされたばかりである
ので、前記ステップ@に戻り、パルス間隔が駆動パルス
間隔PWMとなるように上記の動作を繰り返す。その結
果、短いパルス間隔pw。
でパルスモータ12が駆動されるので、パルスモータ1
2の回転速度が高くなる。
そして、カウンタ29aのカウント値が零となると、ス
テップ[相]でパルスモータ12の動作が終了したもの
と判定して、ステップOに移行し、所定時間待機してか
らステップ■に戻る。
このように、パルスモータ12が駆動パルス信号C8に
よって所定量回動されると、その回動に応じてスプール
制御弁10が復帰スプリング10hに抗して下降され、
その移動に応じて流体供給管10aと分配管10bとが
連通され、これにより油圧シリンダ9b及び9cに作動
油が供給されてトラニオン6.7が所定量夫々上下に移
動する。
このトラニオン6.7の下降により、パワーローラ4,
5が増速側に傾転を開始する。このパワーローラ4,5
の傾転に伴いトラニオン6.7も回動するので、プリセ
スカム11が回動して制御弁ローラ10iが下降し、こ
れに応じてスプール1ofが下降する。そして、パワー
ローラ4,5が所定傾転角θ位置に回動すると、スプー
ル10fによって分配管10b及び10cと流体供給管
10aとが遮断状態となり、トラニオン6.7の移動が
停止される。しかしながら、トラニオン6゜7の移動位
置は、中立位置よりずれた位置となるので、パワーロー
ラ4.5は、さらに増速方向に傾転することになり、こ
の状態となると、スプール10fがさらに下降するので
、流体供給管10aと分配管10cとが連通して油圧シ
リンダ9a及び9dに作動流体が供給されることになり
、トラニオン6.7が夫々前と逆方向に上下する。そし
て、トラニオン6.7が所定中立位置に復帰すると、パ
ワーローラ4,5の傾転が停止され、このときのスプー
ル10fの位置が流体供給管工Oaと分配管10bとを
連通ずる位置にあるので、トラニオン6.7は中立位置
を越えて減速側に移動し、これに応じてパワーローラ4
,5が減速側に傾転し、プリセスカム11を介してスプ
ールlOfが下降し、結局トラニオン6、プリセスカム
11及びスプール10fで機械的フィードバック手段が
形成されているので、パワーローラ4.5の傾転角θが
弁本体10eで選択された動作位置に応じて制御される
また、車両を急発進させる場合には、ローギャードな制
御でエンジンを高回転まで回す必要があるので、ステッ
プ■で選定される目標動作量Lnが予め設定した動作量
設定値LK以下となり、このためステップ■からステッ
プ■に移行し、そのときのスロットル開度に応じて目標
動作量Lnが選定されているので、スロットル開度に応
じてステップ■(又はステップ■b)に移行してパルス
モータ12を低速度(又は中間速度)で駆動する駆動パ
ルス間隔pw、(又はPWM)を選定し、これをパルス
間隔記憶領域に記憶し、ステップ■以降の変速制御処理
において、パルスモータ12を駆動する駆動制御信号C
Sのパルス間隔が前記緩発進状態に比較して長くなり、
比較的遅い変速動作を行う。
さらに、前記発進状態から比較的高速の巡行走行状態に
移行すると、そのときの目標動作量Lnの値は、比較的
小さくなるので、ステップ■、ステップ■を経てステッ
プ■に移行し、パルスモータ12を低速度で駆動する駆
動パルス間隔pw。
を選定し、これをパルス間隔記憶領域に前記駆動パルス
間隔pwH(又はPWS 、PWM )に代えて更新記
憶する。
このため、ステップ■以降の変速制御処理において、パ
ルスモータ12を駆動する駆動制御信号CSのパルス間
隔が長くなり、比較的緩慢な変速動作を行って、パワー
ローラ4.5を所定量傾転させる。したが、て、この場
合は、応答性を多少犠牲にしてエンジン回転数変動及び
トルク変動を抑制して乗心地を確保する。
また、巡行走行状態から通常の加速又は減速を行う加減
速状態に移行すると、そのときの目標動作量LnO値は
、比較的大きくなるので、ステップ■及びステップ■を
経てステップ■bに移行し、パルスモータ12を中間速
度で駆動する駆動パルス間隔PWMを選定し、これをパ
ルス間隔記憶領域に前記駆動パルス間隔PW、に代えて
更新記憶する。
このため、ステップ■以降の変速制御処理において、パ
ルスモータ12を駆動する駆動制御信号C3のパルス間
隔がやや短くなり、比較的速い変速動作を行って、パワ
ーローラ4.5を所定量傾転させる。したがって、この
場合は、応答性を向上させると共に、エンジン回転数変
動及びトルク変動を抑制して、加減速走行に最適な変速
動作を行うことができる。
さらに、゛巡行走行状態から追い越しを行うときのよう
に、変速比を落として加速するキックダウン状態とする
と、前記緩発進状態と同様に目標動作量Lnの値が動作
量設定値LK以上となるので、ステップ■からステップ
■aに移行し、パルスモータ12を高速度で駆動する駆
動パルス間隔pwHを選定し、これに応じてパルスモー
タ12を高速駆動する。その結果、乗心地は多少悪化す
るが、応答性を極めて向上させることができ、急加速状
態での操縦性を確保することができる。
なお、上記実施例においては、トロイダル形無段変速機
Tのパワーローラ4,5の傾転をスプール弁及びパルス
モータを利用して行う場合について説明したが、パルス
モータに代えて直流モータを適用することもでき、この
場合は、直流モータの回転速度をタコジェネレータ等の
速度検出器で検出し、これと回転速度指令値とを比較し
て回転速度を動作量に応じて制御するようにすればよく
、さらに、スプール弁に代えてネジを適用し、これをパ
ルスモータ又は直流モータで回転駆動してトラニオン6
.7を移動させるようにしてもよい。
また、上記実施例においては、この発明をトロ゛  イ
ダル形無段変速機に適用した場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、一対のプーリ間に張設
したベルトの転接位置を変更することにより、変速比を
無段階に制御可能な無段変速機等の他の無段変速機の変
−速比制御にもこの発明を適用し得、要は記憶装置に記
憶した変換テーブルを参照して変速動作量を算出して変
速比を制御する形式のものであれば、この発明を適用し
得るものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、変速制御情報
に基づく一回当たりの変速動作量に応じて変速を行う駆
動モータの駆動速度を可変制御するように構成したので
、そのときの走行状態に応じてエンジン回転数変動及び
トルク変動と応答性との相反する特性を有効に利用して
最適な走行感覚を確保することができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の概要を示す基本構成図、第2図はこ
の発明の第1の実施例を示す概略構成図、第3図はこの
発明に適用し得る制御装置の一例を示すブロック図、第
4図は制御装置の処理手順を示す流れ図である。 1・・・・・・ハウジング、2・・・・・・入力ディス
ク、3・・・・・・出力ディスク、4.5・・・・・・
パワーローラ、6゜7・・・・・・トラニオン、T・・
・・・・トロイダル形無段変速機、C・・・・・・制御
装置、10・・・・・・スプール制御弁、11・・・・
・・プリセスカム、12・・・・・・パルスモータ、1
4・・・・・・車速検出器、15・・・・・・スロット
ル開度検出器、16・・・・・・シフト位置検出器、2
0・・・・・・入力増幅器、21・・・・・・変速動作
量選定手段、22・・・・・・変速動作量判定手段、2
3・・・・・・駆動速度選択手段、24・・・・・・制
御手段、25・・・・・・マイクロコンピュータ、26
・・・・・・パルス分配回路、27・・・・・・インタ
フェース回路、28・・・・・・演算処理装置、29・
・・・・・記・億装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スロットル開度指令信号等の変速制御情報を検出する変
    速制御情報検出手段からの変速制御情報に基づき駆動モ
    ータを動作させて変速動作を行う無段変速機において、
    前記変速制御情報に基づき変速動作量を選定する変速動
    作量選定手段と、該変速動作量選定手段で選定された動
    作量の大きさを判定する変速動作量判定手段と、該変速
    動作量判定手段の判定結果に基づき前記駆動モータの駆
    動速度を選択する駆動速度選択手段と、該駆動速度選択
    手段の選択駆動速度と前記変速動作量選定手段の変速動
    作量とに基づき前記駆動モータを制御する制御手段とを
    備えることを特徴とする無段変速機の変速制御装置。
JP20348884A 1984-09-14 1984-09-28 無段変速機の変速制御装置 Pending JPS6182064A (ja)

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US06/775,487 US4669334A (en) 1984-09-14 1985-09-12 Transmission control apparatus for infinitely variable transmission
FR858513624A FR2570459B1 (fr) 1984-09-14 1985-09-13 Appareil de reglage de transmission pour une transmission infiniment variable
GB8522824A GB2164398B (en) 1984-09-14 1985-09-16 Transmission-control apparatus for an infinitely variable transmission

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