JPS6180959A - 画信号処理方法 - Google Patents

画信号処理方法

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JPS6180959A
JPS6180959A JP59201862A JP20186284A JPS6180959A JP S6180959 A JPS6180959 A JP S6180959A JP 59201862 A JP59201862 A JP 59201862A JP 20186284 A JP20186284 A JP 20186284A JP S6180959 A JPS6180959 A JP S6180959A
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Taiji Nagaoka
永岡 大治
Masami Kurata
倉田 正實
Takashi Omori
大森 高志
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、文字画像と中間調画像の混在する画情報源に
ついてこれらの部分でそれぞれ適正な画像処理を行わせ
るために、画像処理に際してこれら画像部分を識別させ
るための画信号処理方法に関する。
「従来の技術」 イメージセンサを用いて原稿を読み取り、量子化された
画信号を用いて記録または表示を行う画像処理装置では
、原稿に文字や写真の混在している場合それぞれの部分
を区別して画像処理することが行われている。これは画
素ごとの多値化処理では文字画像の部分のみが良好に再
現され、写真等の中間調の部分の再現性に限界がある一
方、ディザ処理等の擬似中間調処理を行うと写真等の中
間調が良好に再現される反面、文字等の線画部分の再現
性が劣化することにな゛るためである。
文字画像の部分と中間調画像の部分を区別する従来技術
としては、特開昭58−3374号によって開示された
方法が代表的なものである。この方法(方式)では、原
稿面(画面)を複数の画素から成るブロックに分割し、
各ブロック内で濃度レベルの最大の画素と最小の画素の
間で濃度レベルの差を求める。そしてこの差が予め定め
られた値よりも大きい場合には2値画像領域あるいは文
字画1象部分と判別し、これ以外の場合には濃淡画像領
域あるいは中間調画像部分と判別する。
「発明が解決しようとする問題点」 ところでこのような画信号処理方法では、ブロックの隅
に注目画素が存在する場合にはこの注目画素の画像状態
を正確に判別するためのデータがなく、誤った判断を行
う危険性があった。
本発明はこのような事情に鑑み、文字画像と中間調画像
の混在した画情報源から両者を正確に判別することので
きる画信号処理方法を提供することをその目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明では注目画素とこの周囲を取り巻いた周辺画素と
を考え、注目画素を挟む位置に存在する2点の周辺画素
の濃度差の大小から注目画素が文字画像に属するか中間
調画像に属するかを判別する。この場合1度差を求める
ための2つの周辺画素は注目画素に対して異なった角度
に存在する複数組の周辺画素を用いてもよい。このとき
濃度差の最大値を闇値と比較することも有効である。ま
たこれら2つの周辺画素は注目画素に対して対称の位置
に存在してもよく、また注目画素を挟んだもっとし離れ
た位置に存在するものであってもよい。
「実施例ヨ 以下実施例につき本発明の詳細な説明する。
第1図は画情報源としての原稿11と、画像の判断に用
いるための3×3の画素群Po=Pa から成るウィン
ドウ12を表わしたものである。この実施例で原稿11
は、画像処理の対象となる注目画素P。によって隙間な
くスキャンされ、これと共にウィンドウ12も原稿上を
移動するかたち憾1となる。注目画素P。を取り巻いた
形の8つの画素P、 −Pθを周辺画素と呼ぶ。周辺画
素P1 〜P8 の各濃度d1〜d8 は、読取素子の
光電変換出力をA/D変換した後の信号レベルとして表
わされたものである。この実施例で濃度dl−d8は6
ビツト(64段階)のディジタルデータとして表わされ
る。
さて本実施例では注目画sPoを挟む周辺画素として4
組の周辺画素を使用する。これらは以下の組合せとなる
(P、  、 P8)、(P2  、 P7)、(P3
  、 Ps  )、(P、  、 P、)これらの各
組の周辺画素の濃度差の絶対値はそれぞれ次のようにな
る。
lcl、、−d[、l、1d2−d、l、ld3  d
s  l、1d4−d、1本実施例ではこれら4組の濃
度差のうち最大のものをピックアップし、これを所定の
閾値β□□と比較する。そして闇値β、Hよりも大きい
場合には注目画SP。が文字画像部分に属するものと判
別し、これ以外の場合には中間調画像部分に属するもの
心判別する。、これを式で表わすと次のようになる。
(i)MAX(ldl  −d8  l、ld2   
d□ l、1d3−d61、 lan   ctsi)
>*T。
・・・・・・文字画像 (i+ )MAX (i dl  d81、ld2  
atl、jd3  dsl、 1a4  as:)≦j
2.H ・・・・・・中間調画像 以上の判別原理を第2図を用いて説明する。同図は原稿
のある部分について1ライン分の信号レベル(濃度)を
表わしたものである。この図で信号レベルが′1″′と
は原稿のその部分が理想的な白色である場合であり、信
号レベル“54”とはその部分が理想的な黒色である場
合をいう。信号レベルは走査の前半部分において全体と
してなだらかに変(ヒして′7)る。これらの部分では
信号レベルが多段階に変化しており、中間調画像領域で
あることがわかる。中間調画像′煩域では近接した2点
をとるとそれらの濃度に大差がない。従って注目画素P
。を挟んだ2つの画素の濃度差が小さけれ;ぼ、注目画
素P。は中間調画像の部分に属する可能性が高い。注目
画素Pa を中心としてすべての方向(本実施例では4
方向)について濃度差を求め、それらの最大値を所定の
閾値と比較すれば、中間調画像か否かの判断が更に確実
となる。
一方、第2図で走査の後半部分にはンヤープに切り込ん
だ波形が存在する。この部分は文字等の線画1象のエツ
ジ部分であり、典型的な文字画像領域である。このよう
な文字画像領域では近接した2点て大きな濃度差を生じ
る可能性が高い。従って注目画素を挟んだ2つの画素の
濃度差が大きければ、注目画素は文字画像の部分に属す
る可能性が高い。注目画素を中心としてその周辺の濃度
差を全組にわたって調べれば、文字画像か否かの判断が
更に確実となる。
第3ヌ1は以上のような原理を用いて画信号の処理を行
う両信号処理装置を表わしたものである。
この装置のイメージセンサ21は原稿をラスクスキャン
し、A/D変換器2゛2は人力されたアナログ画(言号
23を1画素ずつ量子化する。6ビツトのパラレルデー
タとしてA/D変換器22から出力されるディジタル画
信号24は、ラインメモリ25に供給される他、第1〜
第3のう・Zチ26゜〜263の直列回路に供給され、
3画素分ラッチされる。ここでラインメモリ25は6ビ
ツトのパラレルデータを1ライン分蓄えて順に出力する
遅延メモリであり、第1〜第3のラッチ261〜263
 は後に説明する第Oおよび第4〜第8のラッチ26o
、264〜268 と同様に6ビツトのパラレルデータ
を1画素分ずつラッチする回路である。
第1のラッチ26.のラッチ出力は、濃度d1を表わす
信号として第1の減算器281 に供給される。同様に
第2または第3のラッチ262、   □263のラッ
チ出力は、濃度d2 またはd、を表わす信号として第
2または第4の減算器28□、28、に供給される。
一方、ラインメモリ25から出力される1う・イン遅延
されたディジタル画信号29は、同一構成の池のライン
メモリ31に供給される池、第4、第0および第5のラ
ッチ261.26. 、2 Lの直列回路に供給される
。第4または第5のラッチ26..265のラッチ出力
は、濃度d4 またはd、を表わす信号として第3の減
算器283に供給される。
これに対してラインメモリ31から出力される更に1ラ
イン遅延されたテ゛イ/タル画信号32は、第6〜第8
のラッチ266〜268の直列回路に供給される。第6
〜第8のラッチ266〜261Iのラッチ出力は、それ
ぞれ第4、第2あるいは第1の減算器284.282.
28.に供給される。
このようにして第1〜第4の減算器281〜284 に
:ま、第1図に示した注目画素P。と対象の位置にある
4組の周辺画素(Pl、 Pe )、(P2. P、 
 )、(P=  、 Ps  )、(P3  、 Pe
)のディジモル画は号が入力されることになる。このと
き第0のラッチ26oの出力は注目画素P。
のディジタル画信号33であり、これは文字画像につい
て最適な処理を行う文字処理部34と、中間調画像につ
いて最適な処理を行う中間調処理部35の双方に供給さ
れ、それぞれ独自の画像処理を受)することになる。
さて第1〜第4の減算器28.〜28.は入力されたそ
れぞれ2腫類のディジタル画信号の信号レベルの差を演
算し、それらの絶対値を最大値検出回路36に供給する
。最大値検出回路36ではこれらの差の最大値を検出し
、その値を最大値信号V)TAX  としてコンパレー
タ38に供給する。コンパレータ38はこれを所定の閾
1直電圧■1.4と比較し、比較結果信号39を出力す
る。比較結果信号39は最大値信号■MAX が閾値電
圧VT)lよりも大きいときH(ハイ)レベルの信号状
態となり、これ以外の場合にL(ロー)レベルの信号状
襟となる。この比較結果信号39はマルチプレクサ41
の制御信号として用いられる。
マルチプレクサ41には、それぞれ文字処理部34と中
間調処理部35から注目画素P。の処理画信号42.4
3が並列人力されるようになっており、比較結果信号3
9の信号状態に応じていずれか一方の処理画信号42あ
るいは43が選択され、両信号44として出力されるよ
うになっている。ここで文字処理部34は例えば3値化
処理を行う部分であり、この実施例の場合では64段階
の信号レベルを注目画素ごとに3段階(白、灰、黒)の
信号レベルに量子化する。また中間調処理部35は例え
ばディザ法により閾値を個々に設定し、擬似中間調処理
を行う。この中間調処理部35てはディザマトリックス
を構成する各ドツトを2値化処理してもよいし、3値化
あるいはこれ以上の多値化処理を行ってもよい。
このようにして得られた画信号44は注目画素P、が属
する画像状態に応じた適正な処理が行われており、後段
の図示しない記録部あるいは表示部で画像の良好な再現
が行われることになる。
な$以上説明した実施例では3×3のマトリックス溝底
の画引−領域を用いて文字画イ象と中間3周画像の判別
を行。だが、他のマl−IJ・ノクス構成の画素領域を
用し)ることは自由である。第4図(ま4×4の画素領
域を一例として表わしたもので、この場合注目画S P
 o は中心位置からややずれjこ(立置に設定される
。第4図に示した位置Iこ注目画素P。
が存在する場合、濃度差を測定する2点(ま−義白4]
に定まらない。例えば周辺画素P、  と濃度差を演算
する他の周辺画素P I Qであってもよ(、>l、、
P Isであってもよい。周辺画素(Pl、PIo)の
組を選択した場合には、主走査方向あるいは冨1]走査
方向に濃度測定を行う他の組、例えば周辺画素(P2.
 P13)と画素間の距離がほぼ等しくなるという特長
がある。また周辺画素(P、、Pls)の組を選択した
場合には、画素間の距離を土曽大することにより濃度差
をより把握しやす(、Nとり)う特長がある。
また実施例では1画素ずつすべての画素(ごつ5)、。
て順に文字画像か中間調画像力・の判・]を行うこと 
1としたが、特定の注目画素の判別結果をこの注目画素
を含んだ所定範囲の画素群の判別結果として拡張適用す
ることも、信号処理の簡略化力1ら有効である。更に実
施例では中間調処理部でディザ゛処理を行ったが、階調
に対応させた印字比率のノ(ターンを割り当てる面積階
調法で中間調の表現を行うことも可能である。
「発明の効果」 このように本発明によれば注目画素を挟む21点の濃度
差から注目画素の画像状態を調べるので、高精度の判別
が可能であり、それだけ高品位の画像を再現することが
できる。またプロ・ツクまた(ま画素群内の全画素間で
濃度差を調べる必要力(tよlvlので、画信号処理の
ための装置を単純化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は画像の判断に用いる画素群と原稿との関係を表
わした説明図、第2図は画信号のレベル変化を1ライン
について例示した波形図、第3図は本発明の一実施例に
おける画信号処理方法を実現するA Wのブロック図、
第4図は注目画素および周辺画素から成る画素群の構成
について池の例を表わした構成図である。 25.31・・・・・ラインメモリ、 26・・・・・・ラッチ、 28・・・・・・減算器、 36・・・・・・最大値検出回路、 P、・・・・・・注目画素、 Pl 〜P+s・・・・・・周辺画素。 出 願 人    富士ゼロックス株式会社代  理 
 人      弁理士  山  内  梅  雄1、
    第1図 に貴方面 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、文字画像の部分とこれ以外の中間調画像の部分で異
    なった画像処理を行う画像処理装置において、画像処理
    の対象となる画素としての注目画素を取り巻いた所定範
    囲の周辺部分に位置する周辺画素のうち注目画素を挟む
    位置に存在する2つの周辺画素の濃度差を求め、この濃
    度差を所定の閾値と比較して、この比較結果から注目画
    素が文字画像の部分に属するか中間調画像の部分に属す
    るかを判別することを特徴とする画信号処理方法。 2、注目画素を挟む位置に存在する2つの周辺画素の濃
    度差を異なった周辺画素について複数組求め、これらの
    最大値を所定の閾値と比較することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の画信号処理方法。 3、濃度差を求めるための2つの周辺画素が注目画素に
    対して対称の位置にあることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の画信号処理方法。
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